星狩りの国-暁の街-


22 【完全RP村】機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか


情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


隣村から聞こえてきた噂。
人狼と言う名の人の姿をした獣が、夜な夜な村人の血肉を啜ると言う。
村人達は顔を合わせ、それぞれの身を案じ始めた。


1人目、 崩壊都市 □□□□ がやってきました。


崩壊都市 □□□□は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


崩壊都市 □□□□

街は瓦礫の海に沈んでいる。
大きな動きを見せるものは、軒並み機械のみ ──

(0) 2024/06/17(Mon) 21:36:43

機械音声(村建て)


…西暦3XXX年。
人類は科学と工学、そしてその叡智を駆使し、
大いなる発展を遂げていた。

しかしそれとは引き換えに、
彼らが棲まう地球の自然の神秘は暴かれ、
無限にも見えた資源は有限へと変わっていった。

文明の終わりが目に入りそうな今、
それでもなお、人類は生き続けることを望んだ
枯れ果てる前の地球を救うことを選んだ

そのために、地球の頂点に立つために、
今日も馬鹿げた戦が繰り返される。
 

(#0) 2024/06/17(Mon) 21:37:59

機械音声(村建て)


…ここに一つの国がある。
いや、あったというべきが正しいか。

かつてそこには人がいた。人が栄えた。人が謳った。
たくさんの人が群れるうち、人は自分に足らぬを知る。
人が持つもの、持たぬもの。
食べ物、衣類、技術に知識。
様々なものを人は持つ。

人々は、それを時に取り合い、時に譲り合う。
紙と鉄くずで作ったゴミをありがたがるものもある。
生命を繋げるために必要なものを、自ら捨てるものもある。

人と人との間にある欲望が
寄り集まって、混ぜられて、出来上がった闇鍋は
渾沌と商いの国このトループにはちょうどいい味わい、えぐみ加減

(#1) 2024/06/17(Mon) 21:47:37

機械音声(村建て)


寄せ集まった者共は、自らの財と引き換えに
今日も何かを狙い待つ。

はてさて、今日のお客は、カモかネギか
まともにテーブルにつけるといいな。


取引をしよう。 お前の命で。

賭けるのは、金か、物か、はたまた魂か。

醜い肉すら売りに出し、
バチリバチリと火花が散った。

ようこそようこそおいでませ。
ここでは皆々、同じもの。
機械も人も、変わらぬ願い。

この国の玉座を奪うこと。

(#2) 2024/06/17(Mon) 21:54:04

機械音声(村建て)







              このままじゃ、死んでも死にきれない
         機械人類は、蒼穹の空の夢を見るか?**
 

(#3) 2024/06/17(Mon) 21:55:54

2人目、 案内人見習い ページボーイ がやってきました。


案内人見習い ページボーイは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。


案内人見習い ページボーイ


[ここは、混沌の国の中で唯一、
人々が生命の危険を感じず息をつくことができる場所
中央表通りセンター・ロード

この世のありとあらゆる欲を集めたこの国は、
今日も明日も明後日も、
人々が生命を賭けて、己の欲しいものを奪い合う。
ときに敵と手を取り合い、時に味方の眉間を打ち抜き、
そうしてこの国優勝賞品に手を伸ばす。

そんな殺伐とした空気をこの道が感じさせないのは、
何より安全と信頼を担保に生命を賭けているから。

ここなら必ず生きて帰れる。
それだけの事実がなんと素晴らしいか。]

(1) 2024/06/17(Mon) 22:13:29

案内人見習い ページボーイ



…おーい!待ってくれよ!公爵デューク
そんなに急がなくたっていいだろ!
アタシが開ける扉がなくなるじゃん!
先にさっさと行かないでくれよ!!!

[平和を約束された場所。
だからこそ若者は、年長者に舐めた口すらきけてしまう。
泥だらけのシャツを着た若者は、
優雅で格式のあるスーツに身を包んだ壮年の男を
無邪気に追いかけていた。

彼が店に入る前に、
なんとか追いつきガチャリと開ける。
息を切らす様子の若人に、男はハハと笑いかけた。]

『別に急がなくても。
おつかいのひとつやふたつ、
この老いぼれにだってできると思うがね』

(2) 2024/06/17(Mon) 22:17:50

案内人見習い ページボーイは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。


案内人見習い ページボーイ


『…やあ店主。いつものを頼むよ。
そうそう、シーズニア産の茶葉が欲しいんだ…
あそこは、季節ごとの茶の味が異なるのが
とても面白くてねえ…』

えー、なんだよ。アタシ珈琲がいいなあ。

『はいはい。ついてにコーヒー豆と砂糖も付けとくれ。』

[和やかに笑い合う店主と男の様子に
ぶーたれる見習い人。

穏やかに男は笑いながら、遠く窓の外を眺めていた]

(3) 2024/06/17(Mon) 22:22:43

案内人見習い ページボーイ




『…もうすぐ、嵐が来るからねえ。』


[壮年の男は、ゆるく笑う。
その意味を知るものは即ち、

      嵐を起こす準備をするもの**]

(4) 2024/06/17(Mon) 22:24:40

天の声(村建て)、メモを貼った。

(#4) 2024/06/17(Mon) 22:27:47

案内人見習い ページボーイ、メモを貼った。

(A0) 2024/06/17(Mon) 22:32:56

村の設定が変更されました。
キャラセット: Troopers
開始方法: 日時指定
開始時間: 2024/06/21(Fri) 22:00:00開始
滑り込み防止: あり


村の設定が変更されました。
村の説明


【独】 案内人見習い ページボーイ

/*よし!全員にパス送れたはず!

(-0) 2024/06/18(Tue) 12:08:15

天の声(村建て)、メモを貼った。

(#5) 2024/06/18(Tue) 12:10:12

3人目、 石火硝煙 ヒート・H・フットマン がやってきました。


石火硝煙 ヒート・H・フットマンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

[我々は、責任と共にいつでも自由であるべきだ。]

 

(5) 2024/06/18(Tue) 12:27:21

4人目、      オクリビ がやってきました。


     オクリビは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


     オクリビ


 こんなこと、私は望んでいなかった。
 私は“私”のままで死ぬべきだったのに――。
 

(6) 2024/06/18(Tue) 12:33:58

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

トループ国内・どこかの路地裏


[乱雑に積まれた鉄箱のひとつに腰掛け、背後の別の箱にだらしなく寄りかかりながら、葉巻を咥えて本を読んでいたフットマンは、「ボス〜」と自身を呼ぶ情けない声に振り返って、肩を竦めた。

声の通りの表情を浮かべた部下は、何があったのかぺそぺそと泣きながら、手に何かを抱えてこちらへと歩いてくる。──否、抱えたものを目視できる距離まで迫れば、べその理由が嫌でも分かった。目の前までやってきた人間の手に握られていた──いや、抱えていたというべきか──それは腕だった。

見れば、部下の片腕がすこん、と肩から綺麗に無くなっている。]
 

(7) 2024/06/18(Tue) 12:35:20

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
何をしたらこうなるんだ。
そうはならねぇだろ。


[泣きながら差し出された腕を見て、フットマンは思わず呻いた。呻かずにはいられなかった。外れた腕は機械の腕。そいつは腹が開かれていて、そこから見える中身の配電がめちゃくちゃだ。
わざと開いて中を触らなければ、こうはならない。にしたって、酷い有様ではあるが。]


「なってるじゃないですか!
 ほんと〜になにもしてないんですよ!」


[何もしていないなどと、それほど信用ならない言葉が他にあるだろうか。
フットマンは胡乱げな目で眼前の男を見ると、一拍置いて深いため息を吐いた。]
 

(8) 2024/06/18(Tue) 12:35:23

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
なにもしてないのに勝手にめちゃくちゃになる機械なんかこの世にねぇぞ。

「なんですか!疑って!
ほんと〜に整備しようとしただけなんですよ!」

してんじゃねぇか。


[ああ、と頭が痛むような素振りを見せたかと思えば、フットマンは目の前の部下の額を軽く小突いて、その手から取れちゃった腕を取り上げる。

話をよくよく聞けば、自分で整備しようとしたのだという。
「自分で自分の体を綺麗にする自由!」なんて元気よく言ったが、すぐにへなへなと萎んでいった。フットマンは起伏が激しくて疲れる、と言わんばかりの表情を浮かべる。

ボス〜とまたべそをかき始めた部下を、「わぁったわぁった」と聞くからに面倒くさそうな声で宥める。]
 

(9) 2024/06/18(Tue) 12:35:25

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


だいたい、整備班はどうした?

「なんでも、面白そうな設計図を見つけたとかなんとかで。」


[ガション、とやや乱暴に傍らの工具入れを開いたフットマンは、ふと部下の方を見て首を傾げる。自身のボスに促されて近くの鉄箱に腰掛けた部下は、フットマンの問いかけに、ああ、と何でもないことのようにそう答えた。]


それじゃあ仕方ねぇ。


[フットマンは肩を竦めて、適当な工具を手に取った。]
 

(10) 2024/06/18(Tue) 12:35:27

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

[いついかなる時も、誰もが自由たれ。]
 [ ようこそ、此処は自由の組織くに
          誰も彼もが好き勝手に生きていい場所。 ]


[だけど、ただ一つ。自由の責任は取ってゆけ。]


[もちろん、責任を取らない自由もあるけれど、
その捨てた責任を誰かに代わりに取らせる責任はあるんだぜ。*]
 

(11) 2024/06/18(Tue) 12:35:29

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
ハッ ごめんねオクリビ

(-1) 2024/06/18(Tue) 12:37:45

【独】      オクリビ

/*
年齢制限設定付きの村だと入村時に注意が入るんですね!
(月狼さん・星狩りさんでは今まで全年齢村しか入っていなかったので今初めて知った)
メモメモしつつ、システム的にもちゃんと警告が入ることに安心したのでした。

(-2) 2024/06/18(Tue) 12:37:49

     オクリビは、 火葬技師 オクリビ に肩書きを変更しました。


5人目、 少年型アンドロイド ソル がやってきました。


少年型アンドロイド ソルは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。


少年型アンドロイド ソル


[中央表通りの隅っこを、
大きな荷物を持ったアンドロイドが歩く。

人間に見まごうようなビスクドールの肌。
さらさらと流れる金色の髪を結ぶリボンは血の赤色。
執事服をイメージしたのだろう衣装は、
よく見ると裾や袖に汚れが見えて、
きれいな顔立ちの反面、彼の持ち主が劣悪な環境を根城としているのがわかる]

(12) 2024/06/18(Tue) 12:41:09

火葬技師 オクリビ

Lirio Casa Blanca in Troop

[
  「白い家の百合リリオ・カサ・ブランカ」。
  中央表通りセンター・ロードに、その葬儀社は存在する。

 聊か古風な石造り風の建物の看板には、
 その名の通り白百合の意匠が刻されている。
 館内を占めるのは外観の雰囲気に違わない古風な調度品。
 表通りの喧騒も、裏通りの抗騒も、嘘であるかのような静寂。

 この施設内において日々、トループ国内の死者の――時には国外で死した者の――葬儀が執り行われている。
 葬儀の他の「兼業」故に裏社会との縁も深いこの施設だが、言うまでも無く、故人や依頼主の所属組織は不問。国籍やルーツ、信教も基本的には問わない。]

(13) 2024/06/18(Tue) 12:44:56

火葬技師 オクリビ

回想:とある火葬技師の女

[顔に傷跡のあるその女は、リリオ・カサ・ブランカの応接室で、とある組織に与する依頼主と相対していた。]


 ご遺体に電子機器等は埋め込まれていますか?
 これはどの葬法の際にもお伺いすることですが、
 特に火葬の際は、担当技師の安全確保のため、
 事前の申告にご協力いただけますと幸いです。


[表側の通りから一見しただけでは判り辛いが、敷地内には火葬場も併設されている。
 焼却の際の排煙は幾重ものフィルターを経由し、無臭・無害化された状態で(煙突ではなく)排気口から放出される。これにより、街の中心部にあっても火葬が可能となっている。]

(14) 2024/06/18(Tue) 12:46:03

少年型アンドロイド ソル


『あ?なんだてめえ!
 どこ見てほっつき歩いてんだ!!
 目ん玉抉ってやろうか!!?』

あっ…!
た、た、たいへんもうしわけありません!
ニンゲン様!

[どんっと大柄な男にぶつかる。
ガラが悪く機嫌も悪い男は
その細いアンドロイドの胸ぐらをつかみ、
その顔面を殴りつける。

頑丈に作られている肌はそうそうは割れないが
それが余計に男の気を苛立たせ、
安全な中央表通りから、
無法地帯な裏路地へとか弱い少年を引きずり込む]

(15) 2024/06/18(Tue) 12:46:43

火葬技師 オクリビ

[リリオ・カサ・ブランカに所属・従事する者は、社の長も含めて全員が女性である。
(ここでの「女性」は、性自認が女性かつ、男性器及び男性としての生殖能力を有さない者を指す)
 その所以は、この葬儀社の兼業のひとつ。
 即ち、行き場のない少女たちの保護施設としての役割から。]


「貴女達なら皆、爆発物の回避くらい余裕だろう」?
 私の、この顔の傷の所以をご存じになっても
 同じことを仰れますか?


[彼女がここで告げた「所以」の真偽は兎も角――。
 リリオに保護された少女は生活と身の安全が保障される代わりに、リリオの業務への従事及び、独身であることが義務付けられる。
 また万が一の際の施設防衛及び、少女自身に自衛能力を身につけさせるために、少女たち全員が戦闘訓練を受けさせられる。]


 ご理解いただければそれで結構ですよ。
 

(16) 2024/06/18(Tue) 12:47:27

火葬技師 オクリビ

[それとは別に、兼業はもうひとつあって]


 ――埋め込み有り、機器の処分は当社に委任、
 とのことで承知いたしました。
 それでは、葬儀費用から
 機器の買取料を差し引きいたします。


[遺体の「パーツ」の闇取引。
 火葬後の遺灰・遺骨に残存した金属資源は勿論のこと、体内埋め込み式の電子機器・義肢等、状態によっては「生身のパーツ」すらも取引の対象となる。
 依頼主側から提供を受けた「パーツ」は、状態・動作確認を経て(場合によっては修復も経た上で)中古の商品か再資源化用のスクラップか等に分別され、流通に回される。]


 機器提供にご協力くださり、感謝いたします。
 では、次の確認事項に移りますね――…
 

(17) 2024/06/18(Tue) 12:48:07

少年型アンドロイド ソル


いたた…やめてくださいよ…

『はぁ?!ニンゲン様に逆らったらどうなるか
体でわからせてやるっつってんだよ!!!
俺に命令すんな!アンドロイドの癖に!!』


[少年アンドロイドは助けを乞う。
しかし、頭に血が上った男は、
獲物を逃すまいと更に闇の方へ引きずり込む。
乱暴で荒々しい男に、アンドロイドは]

……そうですか…

(18) 2024/06/18(Tue) 12:49:12

火葬技師 オクリビ


[他の中央表通りの店の例に漏れず、リリオ・カサ・ブランカもまた、国内のあらゆる組織に対し中立を保っている。
 即ち、遺体からの採取品が故人や依頼主の敵対組織の手に渡ることも往々にしてある。
 依頼主側もそれを理解した上で、必要と故人の遺志に応じて、葬儀代の値引きやその他の便宜の代償としてパーツや体内資源の提供を行うのだ。]
 

(19) 2024/06/18(Tue) 12:49:15

少年型アンドロイド ソルは、 マフィア『BloodSun』ボス ソル に肩書きを変更しました。


火葬技師 オクリビ

[さて、この火葬技師もまた、リリオ・カサ・ブランカの職員のひとりだった訳だが――]


 ……、今、ノイズが入りましたね。
 失礼しました。それでは改めて説明――…
 ああ、聞き取れましたか? それなら良かった。


[この火葬技師が発するのは、低めの女声を模した合成音声。
 生身の人間としては違和感のあるこの声音も、この国の裏側を知らない者相手であれば「人工声帯を埋め込んでいる」の一言でごまかせる。
 そんなごまかしが効く程度には、顔以外の部位を露出しなければ生身の人間として通せる容姿だった、けれど]


 「人間」の喉飴でノイズがどうにかなるものでは
 ありませんよ、まったく。
 そう軽口を仰る貴方こそ、お茶の一杯くらい
 口にしなくて大丈夫ですか?
 今日お出ししているのはシーズニアの冬物ですよ。
 残念ながら私にはもう、香り以外は味わえませんが。
 

(20) 2024/06/18(Tue) 12:50:45

マフィア『BloodSun』ボス ソル






         私は確かに警告したぞ

 

(21) 2024/06/18(Tue) 12:50:54

火葬技師 オクリビ



( 私は何時まで、表通りの「人間」のままで居られるだろう。
  ……社長おばあさまには申し訳ないけれど )


[火葬炉の廃熱で沸かした茶のカップを依頼主に差し出しながら、彼女はこれからの身の処し方を思案計算してもいた。
 幸か不幸か、彼女の脳裏記憶領域には、リリオ・カサ・ブランカによる戦闘術が仕込まれて保存されている。**]

(22) 2024/06/18(Tue) 12:51:12

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A1) 2024/06/18(Tue) 12:51:31

マフィア『BloodSun』ボス ソル






[……男は目指す。太陽の降り注ぐ世界を。
男は目指す。それを作るための土壌を。

男は目指す。たとえ永遠の命となったとしても**]

(23) 2024/06/18(Tue) 12:52:20

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
あの……組織のボスの方多くて恐縮しております……
(組織入るならわりと下っ端からスタートしようとしていた者)

と というわけで、ちょっとポジション様子見中のわたしです。よろしく おねがい いたします!
様子見と言いつつわりと組織入りの方に気持ち傾いてはいるのですが、コアズレあっても がんばる……!

(-3) 2024/06/18(Tue) 12:53:03

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A2) 2024/06/18(Tue) 12:53:34

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
あ あと今のうちにこれだけ叫ばせてください



ページボーイさん あなた 将来のカウンテス様だったりするのかしら!!!!?

(-4) 2024/06/18(Tue) 12:53:59

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A3) 2024/06/18(Tue) 12:57:16

火葬技師 オクリビ、メモを貼った。

(A4) 2024/06/18(Tue) 13:01:46

火葬技師 オクリビ、メモを貼った。

(A5) 2024/06/18(Tue) 13:06:39

6人目、 葬儀屋 ヌル がやってきました。


葬儀屋 ヌルは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。


葬儀屋 ヌル

♪〜♪〜

(24) 2024/06/18(Tue) 13:06:46

葬儀屋 ヌル

[ゆらゆら、ゆらゆら
 明かりがひとつ

 暗闇に、何かを引き摺る音が聞こえる。]

 ♪〜♪〜

[静かな歌が聞こえる。

 星も内夜、カンテラを揺らして一人、何かを運んでいる。荷物の大きさは、およそ人間ひとりぶん。]

 なにか用かな。

[音が止む。]

 ?……あっ!もしかして、お客さんかしら。
 ごめんなさいね、いま、お仕事の途中なんだ。
 これが終わったら、おもてなしするから、待っててね。
 お茶とコーヒー、どちらがーー

(25) 2024/06/18(Tue) 13:36:14

葬儀屋 ヌル

[楽しげな言葉は、無機質な音に遮られる。カンテラが大きく揺れて、くぐもった声がひとつ落ちる。]

 きみとは、お友達にはなれないね。

(26) 2024/06/18(Tue) 13:37:19

葬儀屋 ヌル

[ゆらり、ゆらり、灯りがひとつ。
 大きな、重い荷物を引き摺る音がする。



 グリムー聞いておくれよ。
 さっきお客さんがきたのに、お客さんじゃなかったんだよー。

 んふふ、くすぐったい。
 大丈夫、怪我はしてないよ。

[真っ黒で少しごわごわする毛を撫でる。
 グリムと呼ばれた大きな犬は、ひとつ鼻を鳴らす。]

 その人もね、今日見つけた子と一緒にしてあげたんだ。一人はさみしいからね。

[屋敷の窓から、赤い熱と煙が見える。
 ……炉の火が消えるまで、あと数時間。]**

(27) 2024/06/18(Tue) 13:38:02

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
もしかして、オクリビさんとかぶっちゃったかな?
ごめん。

(-5) 2024/06/18(Tue) 13:40:06

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

暮れぬ朝の王

[やあやあ、ごきげんうるわしく!
ぼくらのしんあいなるあなたたち。
今日はぼくらの王様のはなしをしよう!]

[そう、ここは小さな国。
国の中にある国。組織って言えばわかるかな。
でも、ぼくらの王様は国って言うよね。
ま、鉄屑で作った冷たくて硬いオンボロ玉座に座って、ふんぞり返った王様しかいないけどね。]

[そう。ぼくらの王様、フットマン。
つよくてかしこくてかっこいい!でも、ひとつ欠点があるとすれば。

かれは自由がだいすきってこと!]
 

(28) 2024/06/18(Tue) 13:41:01

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[ちょっとちょっと、こっちに寄って。もっと声をひそめるよ。
もっともっと耳をすませて、よぉくきいてね。

ここだけの話、ぼくらの王様はむかしは別のばしょにいたのさ。
そう、『夜の女王のアリア』!それも、幹部席にすわってだらだらしてた、まあひとよりほんのちょっぴりえらいひとさ!]


[でも、あるとき王様はいったんだ。]
 

(29) 2024/06/18(Tue) 13:41:16

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
「ダルい。」「飽きた。」
「そもそも、デュークのジジイに従うのがなんか嫌」


[…ってね!困ったさんでしょう、ぼくらの王様フットマン!
でもでも、ほんとうにたいくつでしかたなかったんだ。
だって王様、椅子にすわってぐーたらしてるだけなんだもの。]
 

(30) 2024/06/18(Tue) 13:41:21

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[だから、僕らの王様は公爵にゆるしてもらったのさ。
そう、『いつか』を終わりに定めて、その時が来たら元通りになるって条件でね。
でもでも、ただそうするだけじゃやっぱりつまらない。

だから、僕らの王様は言ったんだ。
「『その時』がきたとき、トロフィーを持っていた方が組織の主体になる」ってね。
無論、公爵は肯と言ったさ。だって、結局二つの組織が大きくなれば、実質的に『夜の女王のアリア』のテリトリーが増えるわけだし。

そういうわけで、『暮れぬ朝の王』は『夜の女王のアリア』でもある。
だけど、『夜の女王のアリア』は『暮れぬ朝の王』にはなり得ない。
──うん、そう。今は、まだ。]
 

(31) 2024/06/18(Tue) 13:41:29

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[まあ、じっさい!
これをまじめにうけとめて、まじめにうごいているのかどうかは──そのひとしだいじゃないかな!

だってほら、ここは自由の組織くにだしね!
ぼくらの王様がいちばん、やる気があるかあやしいものさ!

だって、ぜったいぜったい、そのときたまたま、
じぶんのボスが気に入らない期だったとか、そんなのにちがいないんだから!

これで、ぼくらのそしきのはなしはおしまい!
え?まだあるんじゃないかって?うーん、まあ、それは気がむいたらね!だって、ここは自由の国だからさ!ぜーんぶ、ぼくらのきぶんしだいさ!**]
 

(32) 2024/06/18(Tue) 13:41:36

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A6) 2024/06/18(Tue) 13:43:04

7人目、 “正直者” オーネスト がやってきました。


“正直者” オーネストは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


“正直者” オーネスト

機械化してるヤツだけが偉いだとか強いだとか思うなよ

[生身の男は独り言ちる]*

(33) 2024/06/18(Tue) 14:17:14

“正直者” オーネスト

[白い花を持って裏通りを歩く。トループで生まれてトループで生まれた、顔見知りだっているだろう。俺は毎年この季節になると花を持って歩いている、……凡そ、10年程になる。
組織が同じであれ別であれ、それを見知った奴がいるならば、また今年もかと思うかもしれないし、風貌に似つかわしくない花を持った男のことを、茶化す奴だって居たかもしれない。

どうして花を持っているのか聞かれても、俺は何も答えない。笑って飄々とやり過ごすだけ。俺の後をつけてみたところでそこには瓦礫の山しかないし、白い花は毎年そこで最終的には朽ちていくか、スラムの子供に奪われるかどちらかだ。

‥生花は、パンを買う程度の金にはなるからな。]

(34) 2024/06/18(Tue) 14:19:34

“正直者” オーネスト

[戦時下でなければ俺は工場<こうば>で働いている。質素な飯が毎日食えて、裏通りにボロい家を持てるくらいの賃金だ。風呂は三日に一回。安酒は週に一度。花は一年に一度きり。
そんな生活をしているにもかかわらず俺はたまに酔うとホラを吹く。]

 本当は、金庫一杯の金があるんだぜ
 嘘は付かねえ、俺は“正直”者のオーネストだからな

[まァたオーネストのお得意のホラが出たぞと、酒場の男たちが汚い笑い声を出した]

(35) 2024/06/18(Tue) 14:20:09

“正直者” オーネスト

 チッ。すげェ機械化してんな

[通り過ぎる“明らかに電脳化された人間”を見て、俺は舌打ちをする。
電脳化、機械化は人道的じゃない、とボスはいつも言う。俺も、そう思う。俺が組織に身を置くのはそれだけじゃないが。

非電脳化組織“リベリオンマウス”。敢えて「電脳化されていない」奴らで構成された組織だ。工場のやつらは基本的にリベリオンマウスの同志で、戦時下に移行すれば裏通りの工場は一気に軍事基地・作戦のアジトへと姿を変える。

戦時下でなければ、電脳化されたやつを見かけたところで、交戦はしない。中には酒場などで交友関係を持つような相手もいただろう。]

(36) 2024/06/18(Tue) 14:21:16

“正直者” オーネスト

[……それでも。

俺が電脳化された人間に抱く感情は、決して良いものではない。……否、正確に言えば「電脳化の技術を持つ人間」に抱く感情は、だ。それを推進しようとする者、広めようとする者。そんな奴らに覇権を取らせるわけにはいかない故に。俺は、戦う。

10年より前の俺のことを知るやつがいたならば、同じボロい家の中に、もう一人女性が住んでいたことを知る人だって居ただろう。絶世の美女ではないが、慎ましくも気立てのよい女性で、どこかいつも青白い顔をしていたこと。そのころの俺は、今よりもう少しだけ、幸せそうだったこと。

10年前を境に、女性が、街から消えたこと。 **]

(37) 2024/06/18(Tue) 14:22:26

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A7) 2024/06/18(Tue) 14:31:14

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A8) 2024/06/18(Tue) 14:50:34

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
あ〜〜〜〜正直者ってそういう〜〜〜〜〜

(-6) 2024/06/18(Tue) 14:51:10

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
フットマンの顔が良すぎる…と思いつつ。
改めまして、村建て&お誘いありがとうございます!
キャラチップ予約で中身透け、聖羅です。フットマンの顔がいい。
ちなみにバトラーで悩んだほか、デイジーでそれはもう、かわいらしい戦闘兵器になるかも悩みました。

でも、前村で使えなかったフットマンを…やはり…使いたくて……顔がいいなこの男。マジで差分全部大好きなんだけど、お兄さんは墓下と独り言差分が好きかな。

見て、墓下差分。とてもとてもかわいい。

(-7) 2024/06/18(Tue) 14:57:04

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
>>36>>37非電脳化組織アツいですね……!
実はこのオクリビ、元々は生身設定で所属組織も同様の感じだったので(結局やっぱり機械化人間やりたくなってこうなったのですが)うきうきしちゃいますね!

そして>>37下段に非常にそわっとしてしまってもいるのですが オーネストの人がまだ入村のみのようでもあるので(まだこれから詳細あるかもしれないので)いきなり縁故打診するのはステイしましょうね……

(-8) 2024/06/18(Tue) 15:01:49

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
ちなみにこのメカ設定でなぜ第一希望のイサリビを取り下げたかというと、単に直近の村で勢いで使ってしまったからでした。
同じチップで全く違う人物像のRP……というのも面白いんですが、ここでそれをやるにはちょっと参加村が直近すぎて、前のイサリビがまだ抜けていないので……。
あとストレートにイサリビちゃん(チップ)好きなので、叶うならば他の方のイサリビを拝みたい、というのもあります。

こちらがオクリビを使ってしまった(ついでにいえば最初に第一希望で挙げてしまっていた)ことで使いづらくなってしまった方がいらっしゃったらごめんなさい……!

(-9) 2024/06/18(Tue) 15:06:05

【秘】 火葬技師 オクリビ > 案内人見習い ページボーイ

/*
村建て様、村建てお疲れ様です!
システム上の設定で確認したいことがありましたので、秘話のほうで失礼いたします。

情報欄を確認したところ、
・発言制限:物語(800pt)
・促しの回数:1
となっていましたが、これらはいずれも意図的なものでしょうか?

wikiには特にpt制限についての記載はありませんが、
前村のpt制限が「RP村(10000pt)・促しなし」となっていましたので、念の為にお伺いいたします。
*/

(-10) 2024/06/18(Tue) 15:18:14

火葬技師 オクリビ

回想:ある日の葬儀

[当たり前のように、誰かが死ぬ。
 そして当たり前のように、誰かが弔いに来る。

 ――否、こうした「弔い」すら叶わない者たちも、
   この渾沌の国トループの裏の情勢と劣悪な環境の下には
   それこそ、当たり前にいただろう。
   遺体の在処が判らなくなってしまった死者も、きっと。

 この日も弔いのために、ある依頼主がリリオ・カサ・ブランカを訪ねることになっていたのだが――]

(38) 2024/06/18(Tue) 17:00:04

火葬技師 オクリビ


 ……改めてになるけれど。
 私は今日は終日、バラし場に引っ込むわ。
 何かあればこの子に言って頂戴。


[彼女の後輩にあたる火葬技師――生身の人間であるその職員に、黒いネコ型の小型ロボットを差し出した。
 機械仕掛けのネコには文字通り毛の一本も生えておらず、一目で機械と判るもの。
 そして搭載されたAIも、文字通り「作り物」のそれであり、決して生物の意識を移植したものではない。]

(39) 2024/06/18(Tue) 17:00:51

火葬技師 オクリビ



 『わかりました。お任せください、センパイ!
  あーでもセンパイ、ちょっと気になったんですけど、
  別にあの組織ひとたち、うちでなら
  センパイみたいな機械ひとに対して別に何もしないし、
  そもそも戦争抜きなら仲良しってひとも――』

 雑談は終業後に。いいから早く行きなさい。

 『あっハイ! あたし、行きまーす』


[未だ新人の、それでもこの国の裏側をよく知ってしまっている少女技師が、機械ネコを抱えてとたとたと階段を下りていった。
 その背を見送ってから、電脳化された女の技師は、別の階段からひとり地下階へと降りていった。]

(40) 2024/06/18(Tue) 17:03:24

火葬技師 オクリビ

[リリオ・カサ・ブランカは、施設の立ち位置上も地理上も、あくまで戦なき中央表通りの存在。
 今日の依頼主がいくら「機械の人間」「電脳の人間」を拒む者であれ、あるいはそうした存在の加入を拒む組織の者であれ(そんな組織は「リベリオンマウス」>>36だけではなかったかもしれない)、機械化人類の職員が対応したところで白百合の看板が爆破されることはない。

 それでもこの機械の技師は、「非機械化」「非電脳化」の類の組織や個人がリリオを来訪する際には、決して表に姿を見せず裏方の作業員に徹していた。
 表向きの一応の理由は「お客様の心証を悪くしないため」ではあったのだが――]

(41) 2024/06/18(Tue) 17:05:33

【削除】 火葬技師 オクリビ


[この葬儀の件が一通り終わってから、あの後輩技師と密かに交わした「雑談」。
 機械の技師がここで告げた答えを、生身の少女技師は、口固く秘密のままにしている。**]
 

2024/06/18(Tue) 17:05:51

火葬技師 オクリビ


[この葬儀の件が一通り終わってから、あの後輩技師と密かに交わした「雑談」。
 機械の技師がここで告げた答えを、生身の少女技師は、現在も口外せず秘密のままにしている。**]
 

(42) 2024/06/18(Tue) 17:06:30

火葬技師 オクリビ、メモを貼った。

(A9) 2024/06/18(Tue) 17:16:35

村の設定が変更されました。
発言制限: RP村(10000pt)
飴の個数: 0


【秘】 案内人見習い ページボーイ > 火葬技師 オクリビ

/*

うおおおおごめんなさい!!!
設定ミスです!!!只今修正いたしました!!!
ご指摘ありがとうございます!!!とてもたすかりました

その他何か設定面などで気づいたことなどございましたら、
いつでも何なりと…!

(-11) 2024/06/18(Tue) 17:32:46

葬儀屋 ヌル

「アイツの噂知ってる?死体集めてるって」
「リリオ・カサ・ブランカにあんな子いないよ」
「人体実験してるんだって!死体をバラバラにしてるのみたもん」

[ 葬儀屋より墓守の方が合ってるんじゃないか

そう言われて、首をひねる。]

どちらも違うよ。葬儀社はカサブランカだし、ここにお墓はないもの。

(43) 2024/06/18(Tue) 18:03:09

葬儀屋 ヌル

庭だよ。
ここには、みんなが眠っているんだ。

弔う人がいない、見つけてくれる人もいない、そういうコたちを一緒にしているの。

だって、一人はかなしいでしょう。さみしいでしょう。
みんな一緒なら、さみしくないもの。

[マグカップの最後の一口を飲み干す。]

(44) 2024/06/18(Tue) 18:03:59

葬儀屋 ヌル

おかわりはいかがかしら。
そう?それじゃあ、今日はさようならだね。

またいつでも来てね。お友だちは大歓迎だよ。

(45) 2024/06/18(Tue) 18:04:11

葬儀屋 ヌル

[カンテラ片手に、薄暗い通りを歩く。
今日は月がでているので、よく見える。

グリムが脇道へ入ってき、そのまま後をついて行く。]

やあ、こんばんは。いい夜だね。

[それは何もこたえない。
背負ったいたスコップで、それを掬って袋に詰める。

どろどろの服と動かなくなった機械パーツ、その他もろもろ。まとめてだいたいひとりぶん。]

だいじょうぶ、もうさみしくないよ。
みんなが一緒にいるからね。

[重くなった袋を背負い、次の場所へと歩き出す。

形が残っているもの、身元がわかるものを持っている者は、引き取り手がいるかもしれないので後回し。

迎えの来なかったコたちを、迎えにゆく。]

(46) 2024/06/18(Tue) 18:05:10

葬儀屋 ヌル

♪〜♬〜♩〜

[静かな歌が、静かな裏路地に漂う。
ここではない何処かでは、誰かが誰かと鬼ごっこ。

目が合うコたちに手を振って、着いてくるならそのままに。
ふらり、ふらりと夜を行く。]**

(47) 2024/06/18(Tue) 18:06:01

【秘】 火葬技師 オクリビ > 案内人見習い ページボーイ

/*
発言制限の修正、確認いたしました。
お役に立てたなら何よりです! また何かあればお知らせいたしますね。
*/

(-12) 2024/06/18(Tue) 18:18:47

8人目、 辰砂魔交 mzsn がやってきました。


辰砂魔交 mzsnは、ランダム を希望しました(他の人には見えません)。


辰砂魔交 mzsn

 ― 路地裏 ―

[そこそこ酔って居るのだろう。ふらりと酒場から出てきた男の足元は少しおぼつかない。

相手は周囲をやや警戒して居るようだが、トループでは甘すぎる。
身長体重共に平均。背を刺され即死んでしまうような温い相手では無さそうだが、自身にとってはこれぐらいの不注意で事足りる。

そこに居る存在が、リストの一番上に居る人物である事を目視すれば、眼鏡型デバイスのレンズに映った文字列を一旦オフにし、暗闇に身を顰める。
一歩後ずさり、街に溶けるように。
こちらに向かって歩いて来る足音を静かに聞き、目の前を通り過ぎた事を確認すれば相手の背後にするりと忍び寄り、腰の辺りにスタンガンを押し当てた。]

(48) 2024/06/18(Tue) 19:23:09

【削除】 辰砂魔交 mzsn

[小さな悲鳴を発した相手を、そのまま別の路地へ引っ張り込む。
自身が居た建物と建物の隙間、凡そ路地とは言えないような場所へ。

体勢を崩した男を羽交い絞めにしながら、手元のケーブルを手繰り寄せる。
細い体躯にも拘らず大の大人を拘束出来るのは、自身の四肢を義体化しているからだ。
ミシミシと肉が骨が軋む音、僅かなモーター音、後は男のうめき声。]

 Shhシー……
 静かに、人が来てしまう

[それは自分の望む所では無い。
故に、手早く後頭部にある穴へとケーブルを差し込み、相手の『電脳』をシャットダウン。
崩れ落ちた身体を背後から抱き支えると、そのまま座り込む。
ぐったりと意識の無いソレを自身の身体にもたれかからせ、背後から抱くように。
もし相手の意識が浮上したとしても、何時でも羽交い絞めに出来るように。片足を胴に絡ませる。]

2024/06/18(Tue) 19:24:20

辰砂魔交 mzsnが村を出て行きました。


8人目、 辰砂魔交 フィジシャン がやってきました。


辰砂魔交 フィジシャンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


辰砂魔交 フィジシャン

[小さな悲鳴を発した相手を、そのまま別の路地へ引っ張り込む。
自身が居た建物と建物の隙間、凡そ路地とは言えないような場所へ。

体勢を崩した男を羽交い絞めにしながら、手元のケーブルを手繰り寄せる。
細い体躯にも拘らず大の大人を拘束出来るのは、四肢などのパーツを義体化しているからだ。
ミシミシと肉が骨が軋む音、僅かなモーター音、後は男のうめき声。]

 Shhシー……
 静かに、人が来てしまう

[それは自分の望む所では無い。
故に、手早く後頭部にある穴へとケーブルを差し込み、相手の『電脳』をシャットダウン。
崩れ落ちた身体を背後から抱き支えると、そのまま座り込む。
ぐったりと意識の無いソレを自身の身体にもたれかからせ、背後から抱くように。
もし相手の意識が浮上したとしても、何時でも羽交い絞めに出来るように。片足を胴に絡ませる。]

(49) 2024/06/18(Tue) 19:25:31

辰砂魔交 フィジシャン

 good boyいい子だ

[目を開けたまま完全沈黙した相手の耳元で囁きながら、自身の後頭部にもケーブルを繋ぐと作業を開始した。
無防備な電脳へのクラッキングと、記憶情報の閲覧。
無論電脳内に『壁』はありはしたが、直接のアクセスとなるとソレは脆くも崩れ去る。

カチカチと音を立てながら、眼鏡のレンズに表示され消えて行く小さな数字群を目で追い、流れ込んでくる情報の一部を端末側で処理し、意識はもっと、もっと深い場所へ。

脳深部を乱暴に探れば、目当ての情報ヒットまで、そう大した時間はかからなかった。
ほんの数分。男が酒場から退出した直ぐ後の事。

仕事が終わったことを確認し、端末のモードを切り替え――、]

(50) 2024/06/18(Tue) 19:26:15

辰砂魔交 フィジシャン



[小さく笑う。]

(51) 2024/06/18(Tue) 19:26:36

辰砂魔交 フィジシャン

[途端、ビクリと相手の身体が跳ねあがる。
痙攣したそれを抑え込むよう、絡ませた足の拘束を強くする。
ここから先、彼の意識浮上は無いだろう。だが、音を聞いた誰かが来ては困るのだ。
なんせ此処からは、自分のお楽しみの時間なのだから。

その行為に似合う擬音があるとすれば、ぐちゃりと嫌な音であっただろう。
今しがた閲覧していた多数の情報を、相手の記憶を一気に『かき混ぜる』

自分はウィルス等、異物を入れるような無粋な真似はしない。
だが、割られた挙句混ぜられてしまった卵は元には戻らない。そういう物だ。
……運が良ければ違ったかもしれないが、大抵は戻らない。

殺しはしないが、生かしもしない。
現在と過去の区別が曖昧となり、現在の自分や存在すら認識できなくなるだろう。

依頼主には、『頭』を覗いて来いとは言われたが、壊せとは言われていない。
だが自分の手にかかれば『そう』なる。
仕事兼趣味のようなものだ、人が壊れる様が楽しくて仕方がない。]

(52) 2024/06/18(Tue) 19:27:19

辰砂魔交 フィジシャン

[ヒトがヒトの形を保ったまま、あっけなく崩れる様を見てみたい。
無防備な電脳に踏み込まれ、中をぐちゃぐちゃにされ、破綻していく様が愛おしい。

繊細に積み上げられたトランプタワーから、一枚カードを引き抜き、ゲームを終わらせる様に。
大切と組み上げられたモノと言うのは、最後に他者の手で壊すべきだ。そういう物だろう?]

(53) 2024/06/18(Tue) 19:27:33

辰砂魔交 フィジシャン

 ――おっと、
 もうゲームオーバーか

[これ以上混ぜたらこの男は死ぬ。
端末が警告を発するとほぼ同時、相手の後頭部に伸びているケーブルを強制的に引き抜く。
相手の身体が一際大きく跳ねたが気にしない。

自身の肩にもたれ掛からせていた男の頭をややズラし、そのまま頭部を抱えると瞼に指を添え、ポーチから取り出した小型ライト片手、眼球を覗き込む。

瞳孔は半開き、眼振アリ。
瞼は不随意運動を起こしているが、呼吸に問題はない。

表立った症状は、強めのドラッグをやった物と大して変わらない。
残るであろう意識障害もまた然り。
専門医の所に担ぎ込まれるまで、『中』が『どうなっているか』は完全不明。
泡状の唾液排出までを視認しながら、意識の無い身体をその場へ雑に転がす。]

(54) 2024/06/18(Tue) 19:27:54

辰砂魔交 フィジシャン

 本番はこれからなんだがね
 残念だよ

[もう少し耐えてくれた方が、もっと楽しめたのに。
こんなものは唯の愛撫だ。

平均よりは持った方ではあったが、たっぷり楽しめた訳では無い。
肩をすくめながら独り言ち、転がった相手を置き去りのまま暗闇の奥へと消えて行く。
目覚めた時には、彼の意識は彼で無くなっているだろう。
後は自力でシャットダウンから立ち直るか、パーツ類を欲するハイエナに見つかるのが先か。
其処は、この男の運次第と言った所か。
自身の拠点かつ所属組織である『夜の女王のアリア』の一角に、今しがた引き抜いた新鮮なデータを送れば、今回の仕事はそれで終わった。]

(55) 2024/06/18(Tue) 19:28:04

辰砂魔交 フィジシャン

 ― 中央表通り ―

[鼻歌交じりに、赤い男が行く。
戦闘行為の無い場所は好きだ。好戦的ではない自分にとって、この通りは居心地が良い。
アイスクリームの屋台を見つければ、*チョコミント*味のアイスを注文して、食べ歩きと洒落込んだ。

自身の名がこのトループ内でどれほど通っているかは知らぬ事だが、電脳化済みの者からすれば、頭を混ぜられるなどたまったものでは無い。
好意的に接してくれる相手はどれほど居たか、さてさて。**]

(56) 2024/06/18(Tue) 19:29:07

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
はあああああああやってしまった、クソミスです、なんかしらんけどキャラ名の所にIDが入ってたキャラ名IDで参加しちゃったもう取り消せない、めちゃくちゃ死にたい。
いっそ殺して!!!!!!!!!

(-13) 2024/06/18(Tue) 19:30:24

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
こんなミス1回もやったことないのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんでどうして!!!殺して!!!!!

(-14) 2024/06/18(Tue) 19:32:19

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

BloodSunについて


[ 混沌と欲望の国、トループ。
  何もかもが枯渇していくこの地球上では、
   技術力の高い国に囲まれていることや
    媚を売りたい小国雑魚共が多かったことは
     この国にとって、非常に幸運なことだった。

 様々な国がトループを通して強国に己を売り込む
 資源や技術、人材や特産品。
 そういったものがかき集められ、
 自然とこの国は、ごった返しに豊かな国になった

 それと引き換えに、掃き溜めに貯まるゴミも
 より一層醜く穢く悍ましくなった

 トループ国の北側、日の当たらぬスラム街が
 マフィア『BloodSun』の根城だった]

(-15) 2024/06/18(Tue) 19:35:34

辰砂魔交 フィジシャン、メモを貼った。

(A10) 2024/06/18(Tue) 19:36:34

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
もうだめ暫く立ち直れない、一旦オフして落ち着いてきます……

(-16) 2024/06/18(Tue) 19:37:13

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル


[男の話をしよう。
男は汚物にまみれながらこの世に生を受けた。
娼婦の腹から生まれた男は、
そのままゴミ捨て場に遺棄されたところを
そこに住む醜女が我が子と思い育てたのだ]

(-17) 2024/06/18(Tue) 19:39:49

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
もうおわり
冷や汗びちゃびちゃ
あああああ

辞世の句

(-18) 2024/06/18(Tue) 19:40:02

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

入村であーー!となり、メモでもうだめだった

これは…!最強すぎる…!かてねえ…!

(-19) 2024/06/18(Tue) 19:41:04

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
みずさん……ドンマイ……
わたしはなにもみなかったわ……

(-20) 2024/06/18(Tue) 19:41:51

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
フットマンはもしかしたらseiraさんなんじゃないかなって(チップ見ながら)

(-21) 2024/06/18(Tue) 19:42:09

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
どうしてこうなった、どうしてこうなった
aa略

(-22) 2024/06/18(Tue) 19:43:17

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
>>43そしてちらっとリリオに触れてくれてるのがうれしい!
葬儀屋と葬儀社、ど ど どういう関係性でいこうかな!と考えていたところにこれが見えてひらめいたので落とします

(-23) 2024/06/18(Tue) 19:43:57

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
この最悪ミスを無かったことに出来るのだったら魂を差し出してもいいよ

(-24) 2024/06/18(Tue) 19:52:55

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
ところで所属先組織についてはわりと本気で迷っていて(現軸浮上できないのはこれのせいもあった)
と と とりあえずアリシアさん来るまで待とうかな! と思ったけれどアリシアさん来られる前に此方が落ちるかもなのでわりとさくっと決めないといけないかもしれない どどどどうしよう中
とりあえずリベリオンには加入不可だけれども(わたし電脳民です)

(-25) 2024/06/18(Tue) 19:53:46

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル


[男の話をしよう。
男は汚物にまみれながらこの世に生を受けた。
娼婦の腹から生まれた男は、
そのままゴミ捨て場に遺棄されたところを
そこに住む醜女が、我が子と思い彼を育てた。

回される物資は全てゴミばかり。
日が照ることもほとんどない。

表社会では生きていけない
やくざものや鼻つまみものが集まる世界。
成長すれば、男は自然と生きるために、
そういったマフィアの世界に足を踏みいれるようになる

(-26) 2024/06/18(Tue) 20:07:18

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

[ 生きるには金がいる。生きるには物がいる。
 生きるには土地がいる。生きるには光がいる。

 しかしそのどれもが、
 男の生きる世界には売ってはもらえない。
 買ったり売ったりできるのは、
 相応の地位と価値を持つものだけだ。
 取引相手にすらなれない男は、
 いつしか心の底から願う。

 たった一度でも、陽の光を独り占めしたい
 たった一度でも、太陽に匹敵する輝きがほしいと]

(-27) 2024/06/18(Tue) 20:14:06

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル


[…そのために。まずかき集めたのは人員だった。
欲に駆られた雑魚の扱いは簡単だった。

酒、ヤク、女。盗んで、奪って、ばらまいて。
富めるものから生命の粕まで根こそぎ奪うことを教えた。

捨て去られた技術や、使えないと言われたものを
必死にかき集め、歪んだ新たな技術を生み出そうとした

幸いにして、男は地頭はよく、
欲に駆られたものは頭が悪かった。
彼の持つカリスマ性は、
次第に社会のゴミ達を惹き付けて…
…一つの社会を作り出す。

トループという一個の生命体を犯す
社会の癌と呼ぶべき、血の太陽。 
それが今の マフィア『BloodSun』の始まりだ]

(-28) 2024/06/18(Tue) 20:19:50

マフィア『BloodSun』ボス ソル

BloodSunについて


[ 混沌と欲望の国、トループ。
  何もかもが枯渇していくこの地球上では、
   技術力の高い国に囲まれていることや
    媚を売りたい小国雑魚共が多かったことは
     この国にとって、非常に幸運なことだった。

 様々な国がトループを通して強国に己を売り込む
 資源や技術、人材や特産品。
 そういったものがかき集められ、
 自然とこの国は、ごった返しに豊かな国になった

 それと引き換えに、掃き溜めに貯まるゴミも
 より一層醜く穢く悍ましくなった

 トループ国の北側、日の当たらぬスラム街が
 マフィア『BloodSun』の根城だった]

(57) 2024/06/18(Tue) 20:23:15

マフィア『BloodSun』ボス ソル

[男の話をしよう。
男は汚物にまみれながらこの世に生を受けた。
娼婦の腹から生まれた男は、
そのままゴミ捨て場に遺棄されたところを
そこに住む醜女が、我が子と思い彼を育てた。

回される物資は全てゴミばかり。
日が照ることもほとんどない。

表社会では生きていけない
やくざものや鼻つまみものが集まる世界。
成長すれば、男は自然と生きるために、
そういったマフィアの世界に足を踏みいれるようになる]

(58) 2024/06/18(Tue) 20:23:37

マフィア『BloodSun』ボス ソル


[ 生きるには金がいる。生きるには物がいる。
 生きるには土地がいる。生きるには光がいる。

 しかしそのどれもが、
 男の生きる世界には売ってはもらえない。
 買ったり売ったりできるのは、
 相応の地位と価値を持つものだけだ。
 取引相手にすらなれない男は、
 いつしか心の底から願う。

 たった一度でも、陽の光を独り占めしたい
 たった一度でも、太陽に匹敵する輝きがほしいと]

(59) 2024/06/18(Tue) 20:24:02

マフィア『BloodSun』ボス ソル

[…そのために。まずかき集めたのは人員だった。
欲に駆られた雑魚の扱いは簡単だった。

酒、ヤク、女。盗んで、奪って、ばらまいて。
富めるものから生命の粕まで根こそぎ奪うことを教えた。

捨て去られた技術や、使えないと言われたものを
必死にかき集め、歪んだ新たな技術を生み出そうとした
齢33にして、生命をちらしかけた男が、今こうしてうら若き姿で生きているのは、この技術のおかげだった。

幸いにして、男は地頭はよく、
欲に駆られたものは頭が悪かった。
彼の持つカリスマ性は、死の生還を景気づけに
社会のゴミ達を惹き付けて…一つの社会を作り出す。

トループという一個の生命体を犯す
社会の癌と呼ぶべき、血の太陽。 
それが今の マフィア『BloodSun』の始まりだ]

(60) 2024/06/18(Tue) 20:25:54

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 裏路地 ー

はあ。余計な時間がかかった。
こいつ、どうしようか。
見せしめにしたところで、
私のことを知らん奴らには効果がないんだよな

[絡んできた暴漢『だった』ものの返り血を拭いつつ、
男は乱れてしまった服装を整える。

男の肉体となっているこの身体は、
外見は人間の少年そっくりだが、中身は兵器の集まりだ。
腕の中に仕込まれた銃や刀は護身用にしては
殺傷性が高すぎる。

ズタボロになったそれを適当に近くに落ちていた
ゴミ袋に一緒に詰め込み、少し思案。

そんなさなか、ふと、
鼻歌のような歌声が聞こえた>>47]

(61) 2024/06/18(Tue) 20:31:53

マフィア『BloodSun』ボス ソル


…あいつでいいか。

[男は、古くからあの男を知っていた。
長く裏社会の掃き溜めを生きてきたから当然だ。
葬儀屋。アンダーテイカー。
ただし処理の仕方は不明。

少なくとも、どこかに死体を消してくれることだけは確かなやつは、男が仕切るファミリーの中では有名なやつだった。なんてったって、都合の良すぎる死体隠し役なのだから。意図的な神隠しにはぴったりだった]

おい、葬儀屋アンダーテイカー
随分とご機嫌じゃないか。いい死体でも見つかったか?
ちょうどうちも手に余っててね、良ければこれも引き取らないか?

[と、見た目に似合わぬ荒々しい口調で、
そのように死体の一部が入った袋を放る。
何度か過去にこのようなやり取りはあったと思うが
はてさて、彼は覚えているだろうか?*]

(62) 2024/06/18(Tue) 20:39:37

火葬技師 オクリビ

回想:中央表通り

[フードを目深に被った女――として扱われていたもの――は、その日ひとりで通りを歩いていた。
 この当時、彼女はまだリリオ・カサ・ブランカに籍を置いており、フードに結わえ付けられたタグは白百合の意匠を描いたもの。
 では現在の彼女に結わえられたタグは? その話は後程。

 その顔かたちこそフードに隠されていたものの、目立つ場所につけられた白百合のマークから、彼女があのリリオの職員であることは(葬儀社のことを知ってさえいれば)一目瞭然。
 それ故にか、あるひとりの子供から(生命の安全が保障された表通り故に、子供の一人歩きもある程度社会的に許容され叶っているのだろう)通りすがりに声をかけられたことがあった。]


 『おばさん、カサブランカのお姉さん?
  ……おばさん? お姉さん? どっち?』

 ふふ。どちらでも構わないわよ。
 それでどうしたの、坊や?
 

(63) 2024/06/18(Tue) 20:39:56

火葬技師 オクリビ


 『あ! そうそう! あのね、
  カサブランカの「ぬーちゃん」って人に
  これ、あげてほしいんだ』

 あら。そんな名前の人は、うちには居ないわよ?

 『えー?
  だって「ぬーちゃん」って、葬儀屋さんなんだって。
  葬儀屋さんならカサブランカの人でしょ?』

  ……ああ、そういうことね。


[――この子供はおそらく、「葬儀社funeral home」と「葬儀屋Undertaker」を混同している。
 そう結論付けた電脳の女は、努めて柔らかな抑揚で、人工の声音を発した。]

(64) 2024/06/18(Tue) 20:41:27

火葬技師 オクリビ


 ぬーちゃんはね、私たちとは別の
 お葬式屋さんの人なのよ。
 だから本当に、カサブランカにはいないの。
 ごめんなさいね、坊や。

『そうなの? そうなんだ……
 ぬーちゃんは、どこにいるの?』

 うーん、私たちにもはっきりとは分からないわ。
 ただ一つ言えるのは……あの子はね、
 裏路地で仕事をしているみたいなの。
 キミみたいな小さな子が、(「表側だけの」人間が、)
 来ちゃいけないところにいるのよ。


[「表側だけの」人間、という言葉まではここでは発さなかった。]

(65) 2024/06/18(Tue) 20:42:34

火葬技師 オクリビ


 だから……そうね、
 そのお守りは、私が預かっておくわ。
 もしぬーちゃんに会えたら、
 キミの代わりにこれ、あげておくわね。

『本当? おばさん、ネコババとかしない?』

 ふふ。そんなことしないわ。安心して。

『じゃあ。じゃあ、お願い。
 あとぬーちゃんに、「ありがと」って伝えてね。
 みんなぬーちゃんのこと、気持ち悪いって言うけど、
 ボクはぬーちゃん、すごく優しい人だって思うから』
 

(66) 2024/06/18(Tue) 20:42:59

火葬技師 オクリビ



   うん、私も、そう思うわ。


[遺体をまるごと葬儀社に「商品」として差し出してもなお葬儀代を賄えない故に、リリオから弔いを断られる死者。
 依頼主もいない程に、誰からも見捨てられた死者。
 ……そもそも誰の目にも触れられず、
      ただ朽ちるを待つところだった死体。
 葬儀社では扱わない死体を迎えに行くという「葬儀屋」>>44の噂を思考回路に過らせながら、女は少しだけフードを挙げ、笑顔の形に作った顔を子供に向けていた。

 もしも仮に、その噂の中の「気持ち悪い」行い>>43が本当だったとしても――。
 事実として死体を集め、人体実験用の「パーツ」をも売り捌くリリオ・カサ・ブランカの女に、それを咎めることはできない。*]

(67) 2024/06/18(Tue) 20:44:38

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A11) 2024/06/18(Tue) 20:45:15

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

オクリビの、ヌルさんに対する見方がとても優しくて好き〜〜〜

(-29) 2024/06/18(Tue) 20:53:18

【独】 “正直者” オーネスト

/*
>フィジシャンさん 撫でまくります…あたらしい…そこに名前を書く人…

(-30) 2024/06/18(Tue) 20:57:19

火葬技師 オクリビ、メモを貼った。

(A12) 2024/06/18(Tue) 21:12:15

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*フィジシャン、機械化人類特攻なのいいな〜〜〜
機械相手にあんなことやこんなことできるのすげーかっけーしえっち…!

(-31) 2024/06/18(Tue) 21:18:39

“正直者” オーネスト

裏通り

[白い花を瓦礫の上に添え、しゃがみこんで手を合わせる。こんなところにアイツがいねえのは分かってる。アイツと最後に分かれたのがここだった、それだけのこと。

この町には葬儀屋だのなんだのが沢山蔓延ってやがるが、そんな奴らの手さえ借りられなかった。そこに肉体は、無かったのだから。そしてそこらに埋められてないことだって、分かってる。“不都合なものは処分された”。この目で見てなくとも想定の範疇である。]

儘ならねェよなァ

[それは独り言だったか、誰かへの語りかけだったか。男は暫くそこを動けないでいる **]

(68) 2024/06/18(Tue) 21:35:29

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A13) 2024/06/18(Tue) 21:38:02

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A14) 2024/06/18(Tue) 21:38:37

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A15) 2024/06/18(Tue) 21:39:24

9人目、 夜雀亭の看板娘 アリシア がやってきました。


夜雀亭の看板娘 アリシアは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


【削除】 夜雀亭の看板娘 アリシア

[7年前のとある日、ある少女が殺害された。
 ■■が切り落とされ、■されたままの状態で打ち捨てられた。
 男は脅しを受けていた。娘と自身を秤にかけられ……しかし人質を取られている確証すらない段階で捨てられるほど自身の命は軽くなかったのだ。

───アリシアが目覚めたのは白い寝台の上だった。
 父が命がけで自身を救ったと説明されるが、父に対する何らかの報復に巻き込まれたのだ、とすぐにわかる程度には彼女は聡かった。]

 うん、わかったわ。それで……パパは?

[死んだ、とその場にいた壮年の男性が告げた。
 悲しくて今にも泣きだそうと思うと、涙が出ないことに気付く。]

 ……あれ?

 『呆然としていったい……ああ、そういうことか。
  不思議だろうけど聞いてくれ。アリス、君はね』

2024/06/18(Tue) 21:48:39

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/* 
初RP村なのでご無礼とかあったらごめんなさーい!!!!

ど、どきどきする……
普段は初COって予防線みたいで言うべきか悩むんだけど、でもこういう吐露を摂取して生きてる人もいると思うので言っていくことにします
設定何日考えてても迷子迷子する〜〜〜〜!!!!!

(-32) 2024/06/18(Tue) 21:52:43

案内人見習い ページボーイ

暮れぬ朝の王について


[自由を尊ぶ自堕落の王が、
夜の女王のアリアを統べる公爵父親
とんでもないことを言い放ったとき、>>30>>31
まだ幼さの残るページボーイは、口をあんぐりと開け
コイツ何言ってんの???と呆れ果てていた

だってそうだろう。
部外者がいくらでもやってくるこの国を守るために、
我らが公爵デュークがどれだけ苦労したか!

まだまだ対立と紛争が多いこの国を
とりあえずは鎮め、自滅を避けさせたのに、
あろうことか、この王様は、
自由を愛するが上にすべてを捨てて、
また渾沌を呼ぼうとしているなんて!
戦争ばっかしている隣国たちをまるで笑えないではないか]

(69) 2024/06/18(Tue) 22:02:56

10人目、 自称穴掘り屋 ズィー がやってきました。


自称穴掘り屋 ズィーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。


自称穴掘り屋 ズィー

-採掘所になる予定の場所-

 ん。ここいらでえっか。

[よいしょっと、肩に抱えたツルハシを地面にカツーンと下ろす。大通りから離れたちょっとした小道の行き止り]

 おれは自分の国さ造る!

[少し訛りを無理やり抑えたような話し方で、
地面を指差し、宣言する。]

 でへへ、なーんて。
 お宝当てて、金持ちんなって、
 大豪邸もええけども。

[といいながらカツーンと最初の一堀りを始めた*]

(70) 2024/06/18(Tue) 22:03:06

辰砂魔交 フィジシャン

 ― かつて、朝の王と ―

[それは何年前の話であったか。
彼が所属組織たる『夜の女王のアリア』を抜けると聞いた時の、赤い男の感想は、]

 ふぅん

[たった一言、それだけ。
知った相手であれど、彼が抜けると言う事自体にそこまで関心は無かったし、興味も沸かなかった。
彼は『椅子』に座って居たものの、トップである公爵デュークの事も好かないようだったし、彼の性格からして抜けるのは当たり前の事とも思えた。
けれど提示してきた条件は、自分にとってはとても愉快なもので。

いつか元に戻る事を条件にした陣取り合戦。
しかし食うか食われるかの真っ向勝負。それは大層愉快で、興味深い。
幹部役職同士、公爵デュークの下に居た頃、彼と話した事は何度あったか。
互いの関係性を親しい物と思ってくれているかどうかも分からないが、とにかく自分は、彼に対して深い興味が湧いた。]

(71) 2024/06/18(Tue) 22:05:27

辰砂魔交 フィジシャン

[果たしてトループ内で顔を合わせる機会はあったか。
此方は『椅子』持ちにも拘らず、現役ハッカーとしてフラリ立ち回る立ち位置。『暮れぬ朝の王』の配下の者と出くわす機会も多い。
そんな時は、王もしくは王の臣下に向かってこう言うのだ。]

 王様は板についてきたかい?

[そう、笑って。*]

(72) 2024/06/18(Tue) 22:05:47

【秘】 夜雀亭の看板娘 アリシア > 案内人見習い ページボーイ

/*
一応確認なのですが、侯爵と血縁でも大丈夫ですか?
具体的には孫で想定してるのですが……

(-33) 2024/06/18(Tue) 22:05:50

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
IDショックからなんとか立ち直りました。
でも時間は巻き戻って欲しいと思って居る、うおお。

(-34) 2024/06/18(Tue) 22:07:50

辰砂魔交 フィジシャン、メモを貼った。

(A16) 2024/06/18(Tue) 22:09:51

案内人見習い ページボーイ


あんたさあ!ろくに働きもしないくせに
好きなことばっか言うもんじゃねーっての!
椅子に座ってグータラばっかじゃねーか!

フィジシャンを見習えよ!あいつなんてどっから取ってきたか分かんねーくらいいろんな情報をたくさん仕入れてくれてるってのに

[と、他の幹部と比較して怒るが、一方古めかしい椅子に深く腰掛ける公爵デュークは笑ってその提案を受け入れただろう。

去るもの追わず、来るもの拒まず、
そして、この国のためなら手段は選ばず]

『いいとも。その時を楽しみにしているよ。
 お前が、やる気を出してくれて私も嬉しいさ…』

[ひどく気分屋な朝の王様。
彼がやる気になる方が組織としてもありがたい。彼を笑って見送ることに後悔はない。
たとえ最終的に一つの玉座を奪い合うとしても。それも一つの弱肉強食。
別派閥の存在を許すのは、そんな経緯もあるだろう**]

(73) 2024/06/18(Tue) 22:12:09

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
これ透けだよね!!
タッチの差で息子一人目が生えたけどむしろ助かっちゃうやつだー!

ところで全体メモが生えたんだけど……何この子……となってる

(-35) 2024/06/18(Tue) 22:13:21

【秘】 案内人見習い ページボーイ > 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*

いいですよ!!!ぜひぜひ!!!
公爵はフリー素材なので、好きに設定付与してダイジョブですよ!!!

(ちなみにですが、1dに入ると、公爵本人はしばらく姿を消すので、その点だけ注意をば…!こそこそないしょないしょ)

(-36) 2024/06/18(Tue) 22:14:07

辰砂魔交 フィジシャン、メモを貼った。

(A17) 2024/06/18(Tue) 22:14:54

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*

可愛いが!!!!増えて!!!かわいいが!!!かわいい!!!!!!!(可愛いツインズかわいい)

(-37) 2024/06/18(Tue) 22:15:24

【独】 辰砂魔交 フィジシャン

/*
ページボーイくんちゃんがね、女の子なの、良いなって思います

(-38) 2024/06/18(Tue) 22:15:59

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*ぜんいんにゅうそん!よし!

(-39) 2024/06/18(Tue) 22:17:16

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A18) 2024/06/18(Tue) 22:17:34

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*

穴掘り帝国かわいすぎか????

(-40) 2024/06/18(Tue) 22:18:45

辰砂魔交 フィジシャンは、 赤い男 フィジシャン に肩書きを変更しました。


【独】 赤い男 フィジシャン

/*
ID周りで頭パンパンで、肩書をいい感じのに調整するのを忘れていたなど、と

(-41) 2024/06/18(Tue) 22:19:43

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
何も聞かず生やしても全然よかったんじゃないかと思うんだけどね
一応ね こうやって確認する意識を持つのが大事な界隈なんじゃないかと予想してる

渋おじが多くてなんだか嬉しくなるね。
女の子はアリシアとオクリビだけ?
なんかあと一人いると思ってたんだけどアハトアハトが改名してるだけで全員そろってるや 出遅れ!!!!

(-42) 2024/06/18(Tue) 22:20:23

【秘】 夜雀亭の看板娘 アリシア > 案内人見習い ページボーイ

/*
承知です!ありがとうございます!

(-43) 2024/06/18(Tue) 22:21:04

案内人見習い ページボーイ、メモを貼った。

(A19) 2024/06/18(Tue) 22:24:03

夜雀亭の看板娘 アリシア

[7年前のとある日、少女が殺害された。
 ■■が切り落とされ、■されたままの状態で打ち捨てられていた。
 男は脅しを受けていた。娘と自身を秤にかけられ……しかし人質を取られている確証すらない段階で捨てられるほど、自身の命も軽くなかった。

───アリシアが目覚めたのは白い寝台の上だった。
 父が命がけで自身を救ったと説明されたが、場の雰囲気から、父に対する何らかの報復に巻き込まれたのだとわかる程度には彼女は聡かった。]

 うん、わかったわ。それで……パパは?

[死んだ、とその場にいた壮年の男性が告げた。
 悲しくて今にも泣きだそうと思うと、しかし涙が出ないことに気付く。]

 ……あれ?

 『呆然として、いったい……ああ、そういうことか。
  不思議だろうけど聞いてくれ。アリス、君はね』

(74) 2024/06/18(Tue) 22:26:52

夜雀亭の看板娘 アリシア


     ────生きた機械おにんぎょうになったんだ

(75) 2024/06/18(Tue) 22:28:31

夜雀亭の看板娘 アリシア

中央通り ある店の前


[陽が沈み、通りの賑わいも穏やかになる頃。
 少女の動きに合わせて編み込んだ髪が柔らかく弾み、夕日を反射して目を集める。]

 お通りのみなさん、こんばんは!
 長旅でお疲れの方も、これから夕日に向かって歩みだす方もどうぞお立ち寄りください!

[表と裏、人と物、昼と夜、虚と実。
 様々なモノが入り混じる通りに、爛漫な少女の声が鳴った。]

 夜の暗がりには命を脅かす魔が潜んでいます。
 ふらりと出逢うその前に、食事と寝床はいかがですか?

[ぞろぞろと集まってくる人に微笑みかけ、先ほど出てきた扉を今度は大きく開け放って一言、告げる。]

夕刻の夜雀亭、開店でーす!

(76) 2024/06/18(Tue) 22:30:45

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
おっさんをやろうと思ったけど既に素敵な殿方たちが揃ってたので、女の子率も考えて女の子に。

何気に服とかマスクとかの共通点もあって、タエナシくんのおばあちゃん予定

(-44) 2024/06/18(Tue) 22:31:13

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
それとチップ絵に単純に一目惚れしました

(-45) 2024/06/18(Tue) 22:31:48

夜雀亭の看板娘 アリシア

──忙しいね。

[小休憩を挟みながら、最近妙にお客が多いからねえ、と笑う女将。
 確かに利益が出るのは良い事なのだろう。しかしアリシアには気になることがあった。]

 最近のお客様、なんかピリピリしてる気がするの。 
 きっと何か起こると思う。

 『アタシは感じなかったけど、いつものカンってやつかい?
  アリスのカンは当たるんだよねえ』

 そうなの、通りを離れる時は気を付けなきゃだめよ!

[鉄の匂い、資金の余裕、目的地と滞在期間。
 明らかにこの街に何かを集めていて、さらに近年の情勢を鑑みると、アリシアはそれが武器に類する物だと簡単に想像できた。

 何かが起こる……たとえそれがわかっても、伝えようとしても、子どもの姿ではまるで説得力がない。
 こんな時は幼いままの姿が恨めしい、と歯噛みする。]

(77) 2024/06/18(Tue) 22:33:18

【独】 “正直者” オーネスト

/*
>>70 訛りのある鉱石掘り…(前の村を思い出しますね…中身同じ人…?それともリスペクト…?

(-46) 2024/06/18(Tue) 22:33:19

赤い男 フィジシャン

 ― いつかの、公爵デュークと ―

[それは、とある男が朝の王となってからの話。]

 公爵デューク、聞いてくれ公爵デューク
 今日『暮れぬ朝の王』の臣下と会ったよ

[他者の電脳から引きずり出した情報、もとい土産を片手、満面の笑みで組織のボスに謁見する。
自身の年齢は不詳ではあったが、異端な性格かつそれなりの年長者ゆえ、公爵デュークへの態度も上下関係を気にしたような物では無い。

他者の頭を混ぜたがるような変人は、トループに混沌をもたらす前、最初から囲って置いた方が良い。
それが組織としての、プロフィールの無いフィジシャンと言う男に対しての接し方である。
ハッカーとしての腕が良い事もあってか、異端は異端なりに組織内で平凡に過ごして居た。]

 朝の王は良い組織に育っているよ
 喰らい喰らわれる時が楽しみだ

[子供が今夜の献立に思いを馳せるよう、微笑んで。*]

(78) 2024/06/18(Tue) 22:39:35

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A20) 2024/06/18(Tue) 22:40:15

夜雀亭の看板娘 アリシア

[ため息を一つこぼし、今日得られた情報を頭の中でまとめる。
 万が一この通りが危なくなるなら恩義のある宿の人たちを守る手段も考えなくてはならない。
 考えるべきことは山積みだった。]

 ──まずは情報収集ね。

[幼い容姿と家柄、そして強い体。
 今でこそ何の変哲もない町娘であり、組織との縁も表立っては切れているものの、どれをとっても最低限動ける立場にある。
 ならばすぐに動くべきだろう、とアリシアは決意する。

 それも、膨大な客と料理を捌ききってからの話だが。]


……ちょっとだけ休んでもいい?

 『さっき休んだばかりだろう、キリキリ働きな』

 おかみさんが厳しいよう、死んじゃうよー!

[もしもの時のため、できる手は打っておきたい。だってこの場所が大好きだから。*]

(79) 2024/06/18(Tue) 22:40:28

葬儀屋 ヌル

―裏路地:ソルと―

こんばんは、ソル。良い夜だね。
それと、死体には良いも悪いもないよ。

[声の主に挨拶をする。彼はおともだちの一人だ。>>62
放られた袋に近づき、顔をしかめる。]

ぼくは掃除屋さんじゃないって、言っているのに。

[中身を確認して、よいしょと肩にかける。]

どうせきみのところは、このコをほったらかしにしちゃうんでしょ。
まったく、もう。
カサブランカに持っていけば、ちゃんと弔ってくれるのに。

(80) 2024/06/18(Tue) 23:02:25

葬儀屋 ヌル

[何を言ったところで、彼が聞き入れるとは思っていない。仕方のない子だなあ、なんて思う。]

あんまり、夜更かししちゃ駄目だよ。

[ばいばいと手を振って、彼と別れる。
明日は買い出しに行く日なので、自分もあまり遅くまでいられない。
もう少しこの辺りを見てから今日は帰ろうか。いつものお店に、新しい茶葉が入っていればいいな。]*

(81) 2024/06/18(Tue) 23:02:52

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
一人称はわたし、
二人称は君、あなた、もしくは呼び捨て

アセクシュアルと見せかけてアブロセクシュアル

っていう感じ

(-47) 2024/06/18(Tue) 23:02:57

葬儀屋 ヌル

―ヘルハウンド―

[少し前、ひとつの組織がなくなった。
それ自体はよくあること。増えるも減るも、大差ない。

 『ヘルハウンド』

ほぼ血縁者で構成されていたその組織は、ひとりの裏切り者によって崩壊した。
ほとんどが殺された。生き残ったものは、別の組織にはいったり、よその国へ行ったり、中央通りに移ったりと様々らしい。
「らしい」というのは、ぼくがうんとちいさい赤ん坊の頃の話だから。いまでも生き残りがいるのかはわからない。

住宅街から離れた場所にある唯一の屋敷で、祖母に育てられた。両親の顔は知らない。写真もないから。

はじめて遺体を連れて帰ったとき、彼女をひどく驚かせてしまった。

(82) 2024/06/18(Tue) 23:05:33

葬儀屋 ヌル

「ひとりぼっちで、さみしそうだったから」

そう言うと彼女は少し苦しそうな顔をして、それから屋敷の裏にある焼却炉の使い方を教えてくれた。
白い骨と灰になったそのコを、庭に埋めた。

数年前に祖母が亡くなったときは、薔薇の花壇に彼女を撒いた。それを望んでいたから。
亡くなったその日も、手入れをしていた真っ赤な薔薇たち。]

どうしたの、お腹すいた?
ごはんはもう少し待ってね。

[グリムが鼻を押し付けてくる。少し湿っている。]

わかった、わかったよ。
もう、しょうがないなあ。

さみしくはない。みんなここにいるから。
グリムがいるから。

ひとりでなければ、悲しくはないのだ]**

(83) 2024/06/18(Tue) 23:07:06

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A21) 2024/06/18(Tue) 23:10:51

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A22) 2024/06/18(Tue) 23:10:57

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*メモが投稿できたよ!

推理村でも使う機能だろって?
あーあー聞こえません


そのうち中の人発言を忘れる気がするよ。
きをつけよう。

次は、全体メモだね!

──次は全体メモだね!


とか言ってたけどこっちは簡単だった。

(-48) 2024/06/18(Tue) 23:19:18

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
え、呟きたい事いっぱいある。
でも普通村みたいにポイポイ投げ入れていいものなのかしら。

裏でしか動かない民、絡みがとても難しそうな予感がするよ。
普通に話しかけるだけだが?何のためのかわいいお顔だ!!!!

(-49) 2024/06/18(Tue) 23:28:20

赤い男 フィジシャン

[ハッキングの相手は何も、個人の電脳に限った話では無い。

コンピュータ相手ネット経由で潜り込み、中をこじ開ける事も珍しい事では無く、そこに在るのは裏帳簿であったり、ばら撒かれては困る画像データ等々エトセトラ。
ファイアウォールを突き破り情報の渦を掘り進めれば、自身の欲しいものは大抵手に入っただろう。

けれども破れない壁も当たり前のように存在するし、攻性防壁に返り討ちにされ、自身の脳が焼かれそうになったケースも存在する。
無論無防備に焼かれない為、自分の電脳にはそれなりと金のかかったプロテクタが備えられていた。]

(84) 2024/06/19(Wed) 00:01:49

赤い男 フィジシャン

[ハッカーとしての腕はそれなり。
けれど、生身の脳にはお手上げだ。
そこにどれだけ情報が入っていようが、ケーブルと自身の電脳でこじ開けられるものでは無い。
故に取るのは尋問などと言うガサツな手段なのだが――、そこは自分の領分ではないだろう。
生身の脳相手にはめっぽう弱いのが自分と言う存在。
故に非電脳組織と言うのもあり、『リベリオンマウス』関連の情報はまるで手に入らない。

特に特別な指令を受けた訳でも無く、興味本位単独で潜った事もあったが、ピンと来る情報は得られなかった。
――他組織に対する勝手なハックはご法度。
争いの種は避けるべき。それぐらいは分かっているが、好奇心は抑えきれない。

けれども今回も、面白い成果はナシ。
何かある筈なのにつかめない、そんなもどかしさを感じる。
ハズレを引き当てたことを確認すれば、踏み込んだ足跡を丁寧に消した後、己の後頭部から延びるケーブルを引き抜くと、眼鏡型端末の電源を落とす。
誰かがアクセスした痕跡ぐらいは残っていたかもしれないが、その主は分からない。そんな所か。

そういう日もあっただろう。**]

(85) 2024/06/19(Wed) 00:02:33

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
アリシアちゃんのを拾いたいですね(布団に入りながら)

(-50) 2024/06/19(Wed) 00:03:13

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A23) 2024/06/19(Wed) 00:08:36

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A24) 2024/06/19(Wed) 00:15:17

自称穴掘り屋 ズィー

 うおう

[ツルハシを振り上げて一発目を突き立てたとき、
全身にビビビっと振動が走る。
まさに機械のバイブレーションのように]

(86) 2024/06/19(Wed) 05:42:00

自称穴掘り屋 ズィー

 うんぐ、かったぁー

[そして、またツルハシを持ち上げ振りかぶり、よいしょーいっと2発目。ビビビッとまたバイブレーション。壊れた機械のように。]

(87) 2024/06/19(Wed) 05:42:32

自称穴掘り屋 ズィー


 いかん、いかん。
 このままでは、穴掘り屋の名が廃っちゃうよ。

[3発目を振り下ろして、またビビビっと全身に地面の硬さをバイブレーションのようにうけつつ、
しばらくバイブレーションを続けていた*]

(88) 2024/06/19(Wed) 05:42:45

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*顔ゲーしたかっただけ

(-51) 2024/06/19(Wed) 05:43:02

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
機械と勘違いしてくれたら面白いね

(-52) 2024/06/19(Wed) 05:43:40

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*早起きなので、結構朝のがいる説
でも、それはそれとして眠い

(-53) 2024/06/19(Wed) 06:06:22

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A25) 2024/06/19(Wed) 06:16:08

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A26) 2024/06/19(Wed) 06:30:08

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー裏路地:ヌルとー

そうか?売るのもバラすのも、
新鮮なほうが『良い』だろうに。

[こちらを見て顰めた顔をする葬儀屋。>>79
彼には彼の矜持を持って死体を集めているらしいのだが、
こちらからすれば利用できるものは利用しなくては、とてもではないがマフィアのボスなど務まらない。]

掃除の仕方は教えてないからな
放っておいて、問題になったこともない。
ここじゃみんな勝手にくたばる

[消してしまいたい死体以外は放っておくというのは図星というか、
そもそも死体の処理の仕方すら知らないやつすら傘下にいるのだから、彼の反応は至極まっとうというか。]

(89) 2024/06/19(Wed) 06:43:10

マフィア『BloodSun』ボス ソル


[しかし一つの名前を聞くと、
男はうげっという顔になる>>79]

…う、カサブランカ…
あそこは頼りたくないんだよ…

だってあそこ、女ばっかじゃねーか…
それも身寄りがねーやつばっかだから、
この見た目で行くとすげーやりづれえんだよ…

[男は葬儀社に苦手意識を持っていた。>>13>>16
行き場のない女性ばかりが務めているということ自体、スラムの奈落で苦労をし続けた育ての親を思い出させるし、
そうでなくても身寄りのない人間の集合体と言うのには、日陰者の自分と被るところがあって、後ろめたいことで利用しがたいのだ。

あとついでに、体が少年型アンドロイドになったせいで、死体を持っていくと想定しているより可哀想がられるところがあるというか…だからそもそもあそこは近づくとむず痒くなって、行くこともはばかられてしまうのだ]

(90) 2024/06/19(Wed) 06:49:38

マフィア『BloodSun』ボス ソル


〜〜〜!
お、お前までガキ扱いすんじゃねーっての!
これでも38だっての俺は!!!知ってんだろ!!!

あーはいはい!いけいけ!
よく寝ろよ!

[バイバイと手を振り去っていく彼に、
こちらはぶんぶん!と拳を振り上げて怒った顔をする。
怒りの表情の反応は、頬を膨らませて、腕を振り回す。
少年型アンドロイドに精神が入ってからは、そういったものの表現が、機体に備えられている機能に寄るようになってきてしまったような気がする…

そうやって、去っていく彼を見送る男の姿は、
自分は大人だと主張する…
むしろ駄々っ子みたいな感じになっていたとか、いなかったとか**]

(91) 2024/06/19(Wed) 06:55:04

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A27) 2024/06/19(Wed) 07:24:59

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 裏通り・灰色の男と ー

[昔馴染みと別れたあと、男はすたすたと裏通りを歩く。

ふと目に入ったのは瓦礫に花を添えて蹲る男。>>68
こいつも男はよく知っていた。
このあたりは10年前までは抗争も絶えなかった。
そんな中、二人仲睦まじく生きる男女がいて…
男だけ、取り残されていたことも。

5年前に死にかけて、
見た目を変えることになったため、
マフィアのボスの蘇りの噂を知ってなければ
相手は自分のこともわからないだろう。

慰めるつもりはないが、そんなところで蹲られても
ということで声をかけることにする]

(-54) 2024/06/19(Wed) 07:33:37

【独】 火葬技師 オクリビ

/*
>>90>>91が見えて盛大に噴いたのだわ……。
背景は過酷な話なのだと分かっていてもうっかり可愛いと思ってしまったわるい社員です

(-55) 2024/06/19(Wed) 07:36:09

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A28) 2024/06/19(Wed) 08:02:52

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A29) 2024/06/19(Wed) 08:03:38

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル


ニ、ニンゲン様…
ど、どうかなさいましたか…?
ここは、危ないですよぅ…

乱暴な人がたくさんいるんです…
ニンゲン様がよく喧嘩されてるんです…
は、はやく、ここを離れたほうがいいですよぉ…

[男は普段話しかけない相手にはまずこのように話しかける。
相手に危険がないか確認するのためなのもあるし、
もしこの見た目に油断して襲いかかるような馬鹿ならこの場で斬り捨ててしまえるように**]

(-56) 2024/06/19(Wed) 08:11:52

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 裏通り・灰色の男と ー

[昔馴染みと別れたあと、男はすたすたと裏通りを歩く。

ふと目に入ったのは瓦礫に花を添えて蹲る男。>>68
こいつも男はよく知っていた。
このあたりは10年前までは抗争も絶えなかった。
そんな中、二人仲睦まじく生きる男女がいて…
男だけ、取り残されていたことも。

5年前に死にかけて、
見た目を変えることになったため、
マフィアのボスの蘇りの噂を知ってなければ
相手は自分のこともわからないだろう。
抗争の原因の一人がこんな姿になっているなんて

慰めるつもりはないが、そんなところで蹲られても
ということで声をかけることにする]

(92) 2024/06/19(Wed) 08:12:43

マフィア『BloodSun』ボス ソル


ニ、ニンゲン様…
ど、どうかなさいましたか…?
ここは、危ないですよぅ…

乱暴な人がたくさんいるんです…
ニンゲン様がよく喧嘩されてるんです…
は、はやく、ここを離れたほうがいいですよぉ…

[男は普段話しかけない相手にはまずこのように話しかける。
純正の自律型アンドロイドに見せかけるため、というのと…
相手に危険がないか確認するのためなのもあるし、
もしこの見た目に油断して襲いかかるような馬鹿ならこの場で斬り捨ててしまえるように**]

(93) 2024/06/19(Wed) 08:13:19

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A30) 2024/06/19(Wed) 08:14:06

火葬技師 オクリビ

回想:別れ


 『――…貴女が何処に行くか、までは聞きません。
  ただ、この国の覇権を求め争う組織に
  貴女が籍を置く、ということは。
  今後、わたくしから、わたくしたちからは、
  貴女の身の安全を保障しないことを意味します。
  それは解っていますね、フワニータ?』

 当然です。何年この世界に生きてると思ってるんですか。
 ……ええ、私だってもう「おばさん」の歳ほどは
 “生きて”いるっていうのに。
 社長の中では、私はいつまでも少女のままなのですね。


[機械の身体に電脳の意思を宿す火葬技師――「フワニータ」と呼ばれた女は、リリオ・カサ・ブランカの長と相対しながら苦笑を零した。]

(94) 2024/06/19(Wed) 08:30:53

火葬技師 オクリビ



 引き継ぎが完了次第、お暇を頂きます。
 幸いあの子たちは覚えが早いから、
 私がいない分の穴が開く心配もなさそうですよ。

『わたくしの心の穴は、暫くは塞がらないでしょうね』

 ご冗談を。社長は昔から、
 切り替えは早い方でしたでしょう?


[実際、リリオの庇護下に入ることを一度選択しながらも、葬儀社、そして「バラし屋」としての過酷な作業に耐えられずに、リリオを脱退したり脱走したりする少女たちは存在する。
 そうした少女たちをリリオが追うことは、余程のことさえなければ、ない。
 「去る者は追わず」といえば聞こえはいいが、これは同時に「脱退後の生活については保証しない」ということでもある。
 脱退後の行き先が裏社会の組織であるなら、猶更のことだ。]

(95) 2024/06/19(Wed) 08:31:15

火葬技師 オクリビ

[それでも――。
 すっかり背が縮んでしまった長は、この何十年もの間変わらぬ見目の「フワニータ」――正しくはフアナを、一度抱きしめた。

 変わらぬ容姿故に――やろうと思えば外装の取り換えはできたが、フアナはそれを選ばなかった――「表側の」生身の人間として立ち振る舞う限界を悟った「少女」への、経済的利益を伴わない形なき餞別だったのだろう。*]


 ……ありがとう、おばあさま。

 

(96) 2024/06/19(Wed) 08:46:40

火葬技師 オクリビは、 元・火葬技師 オクリビ に肩書きを変更しました。


元・火葬技師 オクリビ

こうして、幾らか前

[火葬技師フアナがリリオ・カサ・ブランカを脱退したのは、今年に入ってからのこと。
 だからこの話もおそらく、今から然程遠くない日のことだろう。

 渾沌の国そのものの国益に携わる中央表通りの一員として、あらゆる組織の出入りを受け入れる白百合の看板。
(その白百合に出入りする気配のない首領>>90の件? その話は今は置いておこう)

 中立を保つ立ち位置からの情報網で、件の「国」の存在についても、リリオの女たちは把握していた。
 ……否、「これから国になるもの」と呼んだ方が適切だったかもしれないが。]

(97) 2024/06/19(Wed) 09:26:00

元・火葬技師 オクリビ

[ともあれ、元リリオ・カサ・ブランカ所属、今や何のタグも付けられていない機械の女は、情報を頼りに探り当てた場所で、そのひとと思しき背の低い背中を視界に捉えた。
 膝丈までの黒いポンチョ姿の女は、ポンチョのフードを外して、落ち着いた声調の合成音で声をかけた。]


 ご機嫌麗しゅう、「女王陛下」。
 事前の連絡も無しに、陛下の元を
 お訪ねする無礼をお許しください。


[この言葉通り、本来なら電信の一本でも送るべきだったかもしれないが、その電信の宛先についてまでは探れなかったため、こうしていきなり直接会うことを試みていた。]


 私はフアナと申します。
 昨日までは、リリオ・カサ・ブランカで
 火葬技師などの職に就いておりました。


[もしかしたらその「女王」とは初対面ではなかったかもしれないが、それでもフアナはこう名乗っていた。]

(98) 2024/06/19(Wed) 09:26:36

元・火葬技師 オクリビ


 さて、陛下の元をお訪ねした訳ですが――。

 単刀直入に申し上げます。
 私を、陛下の国に加えていただけませんか。
 

(99) 2024/06/19(Wed) 09:28:52

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

記録・フットマンについて

[彼が人間か、アンドロイドかについては、両論真っ二つ、といったところだ。

 ある人は言う。あの人、見た目全然変わらないよな、と。
 ある人は言う。数年前の写真と比べたら全然老けてる、と。
 ある人は言う。隣国で不老手術でも受けたんじゃね?と。
 ある人は言う。そもそも──アンドロイドじゃね?と。]


[でも、人は言う。アンドロイドにしては生身の感触だと。
 でも、人は言う。アンドロイドじゃないと説明がつかないと。]


[本人は言う。]
  [別にどっちでも良かねぇか?と。]


[まあ、どっちでも良くない人>>36も、世の中にはいるでしょうね。*]
 

(100) 2024/06/19(Wed) 10:34:36

元・火葬技師 オクリビ

[もし「帝国」への加入を願う理由を特に問われなかったとしても、フアナはこう続けていた。]


 理由を結論から申し上げれば――
 「貴女の築く国に興味を抱いた」からです。

 このトループにおいて、莫大な財産や
 国の玉座を欲する組織は数多あります。
 とはいえ、大して欲の無い私からすれば、
 そこが私の居場所になりさえすれば、
 どんな組織であろうと変わりはない、と
 そう考えてはおりましたが……
 

(101) 2024/06/19(Wed) 10:35:13

元・火葬技師 オクリビ


 陽の当たらぬスラムの片隅から、
 生身のお身体とツルハシひとつだけで
 己の国を建て、富を築こうとする
 「穴掘り屋」がいるらしい、と。
 そんな噂を耳にした時に、ふと思ったのです。

 まだ15歳の貴女が抱いた夢を、
 私も共に見てみたい、と。


[「15歳の貴女」――相手が少女らしいということに触れるべきではなかったかもしれないと、「少女」の保護施設の役割を担ってきたリリオの元職員の電子の頭脳は思考計算していた。
 それでも下手に黙ることで「何か裏がある」と誤解されても問題があると判断し、フアナは正直に話すことにしたのだ。]

(102) 2024/06/19(Wed) 10:35:54

元・火葬技師 オクリビ


 ……私のこの声でお察しかもしれませんが、
 私はもはや、「生身の人間」ではありません。
 この意識すら、電脳化されたものです。
 それでも宜しければ、この私を、
 陛下が築く坑道を照らす光にして頂けませんか。


[こうわざわざ付け加える辺り、フアナは「人間」か「機械」かの違いによる対応の差を気にしている。
(なお電脳化については、相手をスラム出身の「裏社会」の人間だと認識していたが故に、特に伏せなかった)
 ここで「穴掘り帝国」への己の加入を断られることも予測に入れた上で、フアナは「見た目は」人間によく似せた両目を、まっすぐに「女王」へと向けていた。]

(103) 2024/06/19(Wed) 10:42:45

元・火葬技師 オクリビ


[ところで件の15歳の少女は「小柄にして結構な怪力女王らしい」「ムキムキらしい」という噂も立てられてはいたのだが――。
 フアナが自分からはこの件について触れなかったのは、特に配慮だの忖度だのといった意識からではなく、単に言う必要がなかったからだった。*]
 

(104) 2024/06/19(Wed) 10:43:09

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

回顧・夜の王のアリアの、

[自由とは、規律を伴わないもの?──いいえ
責任が規律となって、足並みを整えることもあるでしょう。まあ、それを渾沌と呼ぶ者も、この世には大勢いるだろうけれど。

フットマンは、姿勢悪く沈む椅子の上で、今しがた自分が言い放ったことにあんぐりと口を開けている少女>>69を見た。その心中ははかり知らねど、顔に「コイツ何言ってんの?」と書いてあるようで、フットマンは少し笑う。]


おいおい、フィジーの旦那と比べるなよ。
ガキにゃわからねぇ仕事が山のようにあるんだ。


[嘘なんだか、本当なんだか。
そんなことを言いながら、フットマンは自身の後頭部をさする。
分かる人にはわかるし、知らない人にはわからない仕草。自分の急所を守るような動作にも、或いは揶揄うような動作にも見える。──他の人間ならともかく、その仕草を見せたのがフットマンじゃわからない。

フットマンのすぐ後ろに立つ部下が、「やっぱりこの人アンドロイドなのかな」なんて明後日のことを考えた。]
 

(105) 2024/06/19(Wed) 11:06:12

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[ぷんすこ怒る、まだ二十に満たない娘に反して、公爵ボスは笑って肯を示す>>73。だから、フットマンは笑って『夜の女王のアリア』に手を振った。]


[フットマンは不変が嫌い。それは、人間関係もそう。
一言も会話をしたことがないままなんて、もったいない!

──と、男は言う。人の好き嫌いは話してから決める。
でも、好き嫌いも不変なのは嫌い。

だから、今日好きなものは明日嫌いかもしれないし、明日嫌いなものは明後日には好きになっているかもしれない。だから、男は言う。
「今は好き」だとか、「今は嫌い」とか。

フットマンがあの“駄々”をこねたときはまさしく、「今はボスが嫌い」だったのだ。「ずっと従ってばっかりでつまらない」とか。変わらないから、ちょっと飽きたとか。
彼にとっては、たったそれだけ。

だから、「しばらく暇をください」というノリで、「一旦組織から抜けます」だなんて言う。]
 

(106) 2024/06/19(Wed) 11:06:15

石火硝煙 ヒート・H・フットマン



[だけど、人間は矛盾するもの。
フットマンは自由を愛するが故に、不変を嫌う。
なのに、自由を愛することだけは“変わらない”。

たったそれだけが変わらない。
世の中に、絶対的に変わらないものなんてない。
だけど、絶対的に変わり続けるものもない。

ちょっと考えれば、他にもフットマンの中には矛盾があるだろう。
たとえば、不変を嫌うという態度も、彼自身が不変でないから「好きになったり嫌いになったり」している。閑話休題。]


(107) 2024/06/19(Wed) 11:06:17

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[そうだとも。大事なのは、“しばらく”というところ。
結局、彼は離反する気もなければ、しれっと戻ってくる気でいる。
だから、「自分が出した提案にやる気があるのはわからない」。

ただ、今のままでいるのは面白くないってだけ。そりゃもう、不誠実だとも。
だけど、公爵自身の性格やらはともかく、これに手を焼くほど公爵とフットマンの付き合いは短くないだろう。…たぶんね。*]
 

(108) 2024/06/19(Wed) 11:06:20

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
なんか脳みそが全然推敲できてない気がする
まじで変なことしゃべってたらごめん
いつもノリと勢いで書いてる よくはない

(-57) 2024/06/19(Wed) 11:07:21

元・火葬技師 オクリビ

[さて、フアナの新たな所属先が何処になったとしても。
 彼女はリリオ・カサ・ブランカの長から与えられた「フアナ」の名を捨て、新たな名を名乗りだす。
 これは、リリオとの完全な決別を示す意志から。

 ――「まだ何か繋がりがある」とでも勘繰られれば、
   それは彼女を拾い上げ“生き”させたリリオが
   中立の掟を破った……と勘違いされかねない、と。

 幾らか記憶ストレージ手繰り寄せ検索し思案計算した結果。
 渾沌と商いの国に流れ着いた、とある外来の思想や宗教を由来とする「オクリビ」の名を思いついた出力した

 その序に、裏側の者にありがちな称号も、自分の中で一つ決めてしまった。
 これもまた外来の思想・宗教を由来とするものだったが――。
 ここはトループだ。
 あくまで渾沌の国トループだ。
 譬え本来の教えの民にとって冒涜的に聞こえようとも、トループの民としては何も気にするところではない。]

(109) 2024/06/19(Wed) 11:17:21

元・火葬技師 オクリビは、 荼毘葬送 オクリビ に肩書きを変更しました。


荼毘葬送 オクリビ



 “荼毘葬送”のオクリビ。
 ちょっとした虚仮威し程度にはなるかしら?


[とはいえ「荼毘に付す」――焼却するのも、「送り火」――火をもってあの世に還すのも、己の主の敵となる他の組織や外国勢力のことではない。
 リリオ・カサ・ブランカで灰に還した故人たちのことでもない。
 これは、かつて生きていた15歳の子供に対して。
 ――知らぬ間に機械化され、結果として親にも捨てられた、生身があった頃の自分自身だ。


 ……とはいえ、「オクリビ」の名前は兎も角。
 この称号について組織の主からクレームが来た場合は、別の二つ名に変える心算ではいたのだが。*]

(110) 2024/06/19(Wed) 11:21:40

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

回顧・赤い男

[フットマンは誰とでも、良くも悪くも話をする。
だから、当然フィジシャンとも話をした。関係はそう──悪くなかったと思う。
フットマンの性格上──あるいは、嗜好上「あんまり好きじゃない」の時期もあっただろうけれど。


でも、“フィジーの旦那”と呼ぶぐらいにはフットマンは好意的だった。
御覧よ。我らがボス、公爵デュークを。ジジイと呼ばれたことしかないらしい。]

 

(111) 2024/06/19(Wed) 11:25:14

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[──さて。どういう流れだったか、フットマンはもう忘れてしまったけれど、フットマンがフィジシャンの趣味>>52を知った。

そのとき、フットマンの口を突いて出た感想は「趣味悪ぃな」だった。
だけど、言葉の並びとは裏腹に、フットマンには嫌悪というより、揶揄ったりだとか、面白がるような色が浮かんでいた。

おかしくってしょうがない。
趣味が悪いと言った直後のくせに、フットマンはケラケラ笑う。]

 
なるほど、電脳だとそういう遊び方もあるか。


[フットマンが自分の後頭部を触る。
アンドロイドなら、接続用の穴がある場所。でも、生身の人間ならば、何もない場所。

別に、生身の人間だって想像して触ってもおかしくはないけれど、大抵は電脳化した人間が触れることが多いだろう。]
  [じゃあ、やっぱりアンドロイドか。それは──さあ?]
 

(112) 2024/06/19(Wed) 11:25:18

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[フットマンが『夜の女王のアリア』幹部から、『暮れぬ朝の王』ボスへと肩書きを変えたあとも、度々顔を合わせる機会はあった。あるいは、部下から「こわかったぁ」と泣きながら話されることも、あったかもしれない。

泣きながら話してくる部下は、総じて電脳化していたから、まあ無理もなかったかもしれないけれど。…いや、泣くなよ。何もされてねぇだろ。

ともかく。顔を合わせたとき、彼はこう言うのだ。
王様は板についてきたかい?と>>72
フットマンの返事は多種多様。なにせ、変動的なのがこの男だ。]

[ 「私は最初から王様だったよ」とか。]
      [ 「王様になった覚えがない」とか。 ]

[とにかく、言うことがしっちゃかめっちゃか。数回に何度かは同じことを言っただろうけれど。]

[だけど、部下たちの言葉はだいたい一緒。]
 

(113) 2024/06/19(Wed) 11:25:21

石火硝煙 ヒート・H・フットマン



「ええ、もちろん。」
「だって、僕らの王様ですから。」*


 

(114) 2024/06/19(Wed) 11:25:29

荼毘葬送 オクリビ

現在:中央表通り

[フード付きの、膝丈までの黒いポンチョに身を包む女がひとり。
 ポンチョの下のボトムスは、くるぶし丈のブーツに裾を収めたカーゴパンツ。
 リリオ・カサ・ブランカ所属時に提げていた白百合のタグは既にない。
 そしてこの時は、現在の所属先を示すタグをも付けてはいなかった。]


( そういえばアレ(>>66)、まだ、
  あの子には渡せていなかったわね。
  こんなところには……来るのかしら。 )


[“嵐”>>4が近づく気配すれど――たとえ“嵐”の上陸日が来ても、裏側に満ちる死の気配がセンター・ロードに立ち込めることはない。
 不戦地帯への信頼を示すように、オクリビは程々に気楽げな足取りで、表通りの堅い地面を踏みしめて歩く。]

(115) 2024/06/19(Wed) 11:45:19

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
実は、戦闘方法を全く考えていなくて。
弱点も何も考えてなくて…………

(-58) 2024/06/19(Wed) 11:46:26

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A31) 2024/06/19(Wed) 11:59:58

荼毘葬送 オクリビ


  あら?


[ふっと聞こえてきた鼻歌>>56に、なんとなくその歌の方を見やり――思わず小さく声を上げた。
 とはいえオクリビの声や顔色には、驚きも嫌悪も、恐怖ですらも、滲まない。
 傍から見れば単に「知り合いに偶然出くわした」程度の反応だ。]


 お久しぶりです、おじさま。
 美味しいものに出会えてご機嫌ですか?


[赤い服の男が手にするチョコミントアイスを一瞥しながら、電脳の女は他愛なく問う。
 「夜の女王のアリア」に属する電脳化壊しクラッカーの風評を記憶していながら――それでも、今目の前にいる相手を避ける素振りもなく、笑う。
 避けないのは無論、この中央表通りの不戦地帯としての性質故でもあった訳だが]

(116) 2024/06/19(Wed) 12:00:42

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
まさか加入者くると思わなくてワーイしてたら、ミニゴリラネタ拾ってくれてて笑った

(-59) 2024/06/19(Wed) 12:20:37

荼毘葬送 オクリビ

[ひとつ。
 かつてフアナの名を与えられ、今オクリビを名乗るこの女には、「感情」らしい感情の発露が起こらない。

 これは彼女の元々の人格ではなく、機体性能の問題によるもの。
 機体の損傷情報をCPUに送る「痛覚」や反射的な回避反応程度は実装されているが、いわゆる生身の人間じみた苦痛や恐怖の再現という訳ではない。
 譬えその機械の眼球や口腔の外装が潤って見えようとも、実際に涙や唾などに相当する液体を零すこともないのだ。

 それから、もうひとつ――]

(117) 2024/06/19(Wed) 12:25:46

荼毘葬送 オクリビ


“ 私ね、つい、想ってしまうのよ。
  機械化人類、電脳化された人間を
  拒む人と顔を合わせた時に――
 「“私”じゃない私を殺してくれるかしら」って。

  けれど今の私には、この場所がある。
  私の生を望んだおばあさまも、
  こうして共にいてくれる貴女たちも。
  だから今の私は、死ぬわけにはいかない。

  それで、できるだけ死を想わないように、
  ああいった人たちとは極力会わないようにしているの。 ”


[これは、いつかリリオの後輩技師に打ち明けた内緒話>>42の一端。電脳化された意識がこのような思考を生成する程度には、彼女は己の死に対しての忌避感が薄い。
 そしてこれは生き死にに関わらずとも、本来の“私”を失った>>6と認識する者としての、現在の自己への執着の薄さを示す言葉でもあった。

 それでもなお、自死や自壊を積極的に選ばないのは。
 端的に言えばこの告白の通り「自分と共にいる誰か」の存在故だ。]

(118) 2024/06/19(Wed) 12:31:13

案内人見習い ページボーイ

ー いつかの赤い男と ー

[革の椅子に深々と腰掛ける公爵デュークのもとに、幹部の一人が満面の笑みで手土産を持って報告へとやってくる。>>78
彼の趣味は、常人からすればひどく奇妙で趣味の悪いものに見える
(ページボーイはたまたまその時古い幼馴染に会いに行っていたため不在だったが、その情報元を聞いたとしたらきっと、『オェー!』と舌をだして嫌がっただろう。粗暴なやつだが一応女の子だから)

しかし公爵デュークはむしろクスクスと笑って、彼を報告をうなずきながら聞き入っていた。

上下関係を意識しない振る舞いに対しても、
特に気にする様子はなく、むしろ古い友達のように、
それは良いことを聞いたと彼の戦利品を褒める]

『そうだなぁ、フィジシャン。
 私も楽しみだよ…歯ごたえがある者との邂逅が』

[無邪気に今夜の献立を想像するかのような彼に
公爵デュークもゆるりと笑う。

加虐的にもみえる嗜好も、猫が獲物を自慢してくるようなふうに見えてしまえば、手元に置いておいて、実に良かったと思う要因になるのだ**]

(119) 2024/06/19(Wed) 12:41:20

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
戦闘が発生する以上、フットマンが機械なのか人間なのかをワタシは定義しなくてはならないわけですが…

縁故の具合で考えようと思っているよ。
とはいえ、40は軽く超えているとは思うので、この年齢層ならどっちでも問題なさそうというかみんな若いな

(-60) 2024/06/19(Wed) 12:43:59

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
>>119
にゃーん

(-61) 2024/06/19(Wed) 12:47:07

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

現在・中央表通り

[部下と別れたフットマンは、裏路地を抜けて表の中央通りに顔を出した。
不穏な空気が充満する裏と違って活気のある表に、裏とは空気が違う、とフットマンは深呼吸をした。まあ、実際のところ。裏も表も汚い空気であることには変わりがないのだが。


表の通りは好きだ。
道を通り過ぎていく人々が思い思いの表情をしている。
今日俯いて歩いていた人間が、翌日には前を向いて歩いていることも少なくない。逆もまた、然り。

…だが、裏はそうもいかない。
喰う者と喰われる者。上下関係はそう簡単にはひっくり返らない。
俯いて歩く者は明日も俯いているし、前を見て歩く者は明日も前を向いている。
中には、昨日は前を向いていたのに、今日は俯いている者もいなくはないが。]
 

(120) 2024/06/19(Wed) 12:52:20

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[とにかく、裏には変化がない。
まあ、だからといって嫌い、ってわけじゃあないけれど。

フットマンはぐるっと周囲を見渡して──近くに落ちていた誰かのペンを拾い上げると、縦に持って、そのまま離した。硬い地面にペン先から着地したそれが、軽く跳ねて、地面に転がる。]


……よし、こっち。


[跳ねたペンの先が指し示した方向に進路を定めた。*]
 

(121) 2024/06/19(Wed) 12:52:23

荼毘葬送 オクリビ

[こうした事情>>117>>118を、赤い男が察しているか否かは兎も角として。
 オクリビは「カサブランカのフアナ」だった頃と大して変わらない素振りで、笑って言葉を続ける。]


 うち……いえ、私はもう辞めてしまいましたが。
 市場に出回らないパーツをお求めなら、
 またカサブランカに脚を運んでも宜しいかと。


[今や他の組織に与する身として、あくまでリリオとは縁を断つ心算ではいたのだが――。
 「顧客」の顔を久しぶりに見るや否やこうなるのは、闇市場の商売人としての気質の名残。
 客の勧誘にしては妙に歯切れの悪い言葉を発話しながら、きまり悪そうな苦笑を顔に作る。

 なお、オクリビは自分がリリオを辞め、他の組織についたことを特に隠すつもりはない。
 寧ろリリオ脱退の話が広まった方が古巣に迷惑が掛からない、と指向している節すらある。
 もっとも、肝心の新たな所属先については、この時は曖昧に濁すだけだったが。*]

(122) 2024/06/19(Wed) 12:56:45

荼毘葬送 オクリビ

[余談だが、リリオ・カサ・ブランカの電子データベースにはきちんとセキュリティがかけられており、フアナ自身もその保守整備を担当していた時期があった。
 これはトループ国外の組織や国家、国内であっても個人の「ならず者」相手からの攻撃を想定してのものであり、国内の組織からの攻撃は想定していない。
(仮にもしそんな暴挙に出る「非常識な」組織が存在すれば、他の組織及び中央表通りの者たちによる集団制裁は免れられないだろう)

 ……が、組織に属する者が、組織の意向と一切関わりなく、あくまで個人でハッキングやクラッキングを試みることがなかった訳ではない。
 とはいえその動機はただの遊び半分か腕試しか――あるいは「白百合」の内情への好奇心からか、ではあっただろうだが。

 尤も、目の前の赤い男が、果たしてこうした個人的侵入者のひとりだったか否かは、また別の話。**]

(123) 2024/06/19(Wed) 13:04:56

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
ざっと性別まとめてたんだけど、意外と女性の方が多め。
村建て狼除くとどっこい

〇女
ページボーイ
ズィー
アリシア
ヌル
オクリビ

〇男
フィジシャン
フットマン
ソル
オーネスト

といったところ。
ちなみに男性陣は38歳か年齢不明かの二択。
女性陣は現状10代のみって感じかな。

(-62) 2024/06/19(Wed) 13:12:50

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
機械なんだか人間なんだかわからないやつから血が流れたら興奮するので人間でいこうとおもうんだけど、年齢のゆがみとか出たらメトロポリスの技術に頼ります。
助けて、ウロボロス家(はぁと)

(-63) 2024/06/19(Wed) 13:15:12

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A32) 2024/06/19(Wed) 13:16:26

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
発言するときに差分選ぶために確認するたびにだいしゅき…になってしまう

独り言差分のこれ、目そらすから打ち合いの最中にため息と一緒に独り言こぼしてるみたいでだいぶ好き

(-64) 2024/06/19(Wed) 13:18:25

葬儀屋 ヌル

─いつか:フィジシャンと─

″女王様″のところの、頭の中を覗ける人というのは、きみのことかしら。

[目の前の男を見上げる。

「人の頭を覗き見る奴がいる」

そんな噂話を聞いた。本当ならば、頼んでみたいことがあった。]

ぼくの頭の中を、見て貰うことは出来る?

[もしも彼の趣味について知っていたなら、絶対にそんなことは言わない。知らないとは恐ろしいことだ。]

両親の顔を見てみたいんだ。写真も残っていないから。

[彼は話しを聞いてくれただろうか。どちらにしても電脳化はしていないのだから、結局は叶わぬこと。*]

(124) 2024/06/19(Wed) 13:35:45

葬儀屋 ヌル

─中央通り─

[数日続いた雨が止み、良く晴れた日だった。日差しが眩しい。
フードを目深にかぶり、表の道を散歩する。いつものスコップは持っていない。
今日は食材とグリム用の石鹸、新しい茶葉を買いに来ていた。ついでに昼食も済ませるつもりだ。]

*豚角煮丼**中華おこげ**鴨肉のローストオレンジソース*、うーん、どうしよう。

[悩みに悩んで、結局サンドイッチのお店にした。通りに面したテラス席で、グリムと一緒に少し遅いお昼ごはん。
胡椒が効きすぎていて、すこし辛かった。]**

(125) 2024/06/19(Wed) 13:36:41

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A33) 2024/06/19(Wed) 13:39:03

赤い男 フィジシャン

[好きなもの、たくさん。
嫌いなもの、とくになし。

好むひと、たくさん。
苦手なひと、ほとんどなし。

嫌いな事など殆ど思いつかない。
例え自分を嫌ったり嫌がる人物とて、その反応が好ましく感じる。
むしろ、嫌えば嫌うほど追いかけてくるのがこの男と言う物。
ページボーイなる娘の事も、大層可愛がっていただろう。>>119
嗜虐趣味もあるし、被虐趣味もある厄介な物。だが普通に接する分には、一般人の皮を被っている。

獲物を横取りされたとしても、憎らしい腹が立つ等はあり得ない。その瞬間男の興味は横取りをした人物へ移り、そのまま執着へと移行するからだ。

しいて嫌いな物を上げるとすれば――、
此方が何かする前に腹をくくり、銃口を口に咥え、バン!
……そんな相手は好きではない。
興をそがれた上、気分が宙ぶらりんになる。度胸は認めるがつまらないヤツ。
そんな風に生きていた。]

(126) 2024/06/19(Wed) 14:45:30

赤い男 フィジシャン

 ― 中央表通り:オクリビと ―

 こんにちは、『フアナ』
 見てくれ、
 丁度美味しそうな屋台があってね

[かけられた声に気付けば、>>116
手にしたチョコミントフレーバーのアイスを小さく掲げる。]

 それに今、
 仕事が終わったばかりだ

[上機嫌なのはアイスのせいか、仕事で遊んだ後だからか。
恐らくその両方が該当するだろうが、この男の場合、機嫌が悪い時の方が珍しい。
まるでこの世の全てを楽しむように、彼女の古い名を呼び無邪気に笑む。

相手が自分を好んでいるか、そうでないか。
電脳非電脳に関わらず、全員に対してにこやかに対応するのがこの男だった。]

(127) 2024/06/19(Wed) 14:46:24

赤い男 フィジシャン

 へえ、それは良い
 実は義手の出力をもう少しあげて置きたくてね
 良いパーツが出回ってないかと探していたんだ

[続けられた営業トークと提案に、幾つかの相槌を。>>122
彼女の提案は自分にとってはとても有難い内容で、二つ返事でそれを受け入れる。

銃の発砲反動でイカレてしまう……、そんなやわな義手を付けて居る訳では無いのだが、パワーがあるに越したことはない。
性能はよければよいほど良い。改造を繰り返した四肢は元の型番の名残すらなかったが、皮膚に似せた火傷まみれのシリコンだけは変わらなかった。

では後で、リリオ・カサ・ブランカに顔を出す事にしよう。
通い慣れた場所ではあったが、此処の所訪れる機会が中々取れなかった。
良い部品が揃って居るといい。
かつて白百合のタグが在った筈の場所を一瞥すると、目を細め鬱蒼と笑む。]

(128) 2024/06/19(Wed) 14:47:00

赤い男 フィジシャン

[『人間関係』と言う物は丁重に扱い、綺麗に積み重ねるべきだ。
その方が、最後に壊した時に美しく無様に散るのだから。>>53

無論、台無しにする機会が必ず巡ってくる保証はない。
それでもいい。壊す壊さないにしろ、これは自分にとって大切なモノだからだ。

自分にとっての『大切』なモノは、決して表面上の薄っぺらなものでは無く、本当に心の奥底から『大切』と思える重要な感情。
それら全てを承知した上で、崩したいと言う願望を抱く破綻者。
自分と言う人物は、そういう風に出来ている。]

(129) 2024/06/19(Wed) 14:47:53

赤い男 フィジシャン

[交わす他愛ない会話さえも愛おしい。
生ある現在とは尊い物で、何物にも代えがたい。
全てのモノはかくあるべきだ。]

 どうだい?『フアナ』
 白い家の百合リリオ・カサ・ブランカの外は

[組織を抜ける。それはどんな気分なのだろうね。
自分は現所属組織から動くつもりは無い故、既に『フアナ』ではなくなった相手に興味本位でそう尋ねる。

彼女が何を思って白百合を抜けたのか。それは自分の知る所では無いが、ほんの世間話のつもりで。
造り物では無い笑みを向ける。*]

(130) 2024/06/19(Wed) 14:49:18

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
IDミスのウンチャラ、国主さんに何とかなりませんか…!?とお伺いしてきたのですが、
危ない操作だから無理ですねって言うお返事をいただきまして、
まあ、まあね、
やってしまった現実を受け止めます…。
時間は巻き戻らないし割れた卵は元に戻らない。
ウァーッ

よく考えたら、すでに全員に見られているのだから、今修正していただいても「何?」って感じなんですよねよく考えたら。
昨日の私は動揺しまくっていた。

エピローグ入ったら腹を切ります、はい。

(-65) 2024/06/19(Wed) 14:50:16

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A34) 2024/06/19(Wed) 15:13:08

赤い男 フィジシャン

[その場所にアクセスしたのは、夜の女王のアリアと言う組織の代表としてでは無く、あくまでも自分個人として。>>123
シーズニア産のチョコレート菓子を口に放り込みながら、薄暗い室内、ネット経由で白い家の百合リリオ・カサ・ブランカのデータベースにダイブする。

拠点として選んだ場所は、白百合からそう離れていない廃墟の一角。
ウッカリ足跡を残したとしても、そこに居たのは一体誰なのか。それはきっと誰にも分からない。
動機は「いつも買い物をしている組織の内情ぐらい知っておきたい」というシンプルな物。その時はおそらく、遊び半分でもあったと思う。
だが相手はトループ内に席を置く組織、冗談では済まない事も、無事帰れる保証も無い事も全て承知済みで。
混沌を是とする男は躊躇なくケーブルを繋ぎ、キーボードを叩くとアクセスを図った。

結果、惨敗。
めぼしい情報に手を伸ばしたと思った瞬間保守システムに噛みつかれれ、些か乱暴に痕跡を消すと、バックドア設置もナシに早々と切り上げた。

その後は荷物をまとめてすぐその場を去っただろう。
逆探知されれば厄介だ。
廃墟の一室に残ったのは、カラフルなチョコレート箱が1つ。
洋酒交じりの其れは食べかけで、ほとんど溶けていなかっただろう。*]

(131) 2024/06/19(Wed) 15:23:52

赤い男 フィジシャン

 ― いつかの日:ヌルと ―

[自身の頭をわたしに任せたい、と。>>124
そんな事を頼むなんて面白い子だなと思いながら、小さな依頼人をにこやかに見下ろす。]

 もちろん良いとも
 望むなら、何でも好きな物を見せてあげよう
 幾らでもね

[彼女の記憶ストレージに残って居る物なら、何でも。
無意識化の保存であろうとも、何処かに痕跡ぐらいは残って居る筈だから。
丁寧に脳深部を探せば、親の顔ぐらい幾らでも出て来る筈だ。

了承の言葉と共に手を伸ばすと、彼女の短い髪に指を通す。
サラサラとした感触が、自身の義手に張り巡らせた神経から伝わり、とても心地よかった。]

(132) 2024/06/19(Wed) 16:03:45

赤い男 フィジシャン

[暴れ出さぬよう、慎重に。
子供の細く小さな体躯を抱きしめながら、彼女の頭が記憶が人格が、脆く崩れ去って行く様を味わっても良かったのだが、折角の申し出を台無しにしてしまうのも憚られる。

大切と思う物ならば、きちんと見せてやってもいいのでは。]

(133) 2024/06/19(Wed) 16:04:27

赤い男 フィジシャン

[故に取ろうとした行動は、頭の中を除くだけ。
覗いて、希望した画像データを渡す。依頼通りの仕事内容だ。]

 それで君、型番は?

[その時は彼女にそんな物は存在しないとも知りもせず、そう尋ねる。
新世代型か、旧世代型か。覗いて欲しいと言うからには電脳化済みなのだろうと思って居たが、まさか生身のままとは。
望む返事が返ってこなかった事、想定外の事に面食らった物の、腰のポーチからイチゴ味のキャンディを一つ取り出して。]

 すまないが、
 君の頭を覗く事は出来ないんだよ
 今の状態ではね

[暖かな手に、赤い包みの其れを握らせる。]

 脳を入れ替えたら、
 またわたしの所においで

[少し困ったような笑みと共、少女の頭を優しく撫ぜると、その場を去っただろう。**]

(134) 2024/06/19(Wed) 16:05:21

赤い男 フィジシャン

[――アリシア、アリシア。

哀れな子、かわいそうな子。
一度死んだ子、かわいい子。]

(135) 2024/06/19(Wed) 16:32:47

赤い男 フィジシャン

[公爵デュークの子供が、孫がどんな人物なのか。
あの事件が起こるまで自分は気にした事は無かったし、既に死んだ命に対しても同じ事。
けれど蘇った愛らしい人形は別であった。>>74>>75

抗争が落ち着くまでの素性は孤児とされた物の、ヒトとの関係性と言う物は簡単に、完全に切れるような物では無い。
一度見た顔、知った顔であれば猶更。

諸々の内情を口外することは禁じられていたが、彼女が働く店が中央表通りにある以上、どうしても何処かで顔を合わせる機会がある。
表面上は店員と客。
内情は上司の孫と、上司の部下。

宿を取る事は無かったが、食事の頻度はそれなりと。>>76>>77>>79
味も良いし、すっかり気に入りの店となった夜雀亭に通い、そこで働くアリシアの様子は後で公爵デュークに報告する。
とはいえ、余程普段と変わった事が無ければ報告内容はいつも同じ物であるし、彼女との距離を常連客以上と詰める気もまるで無い。
無論、彼女の方から要件があるなら、話は別であるのだが。

一先ずの関係はそんな所か。
裏と表の境界線、赤い男は静かに佇む。**]

(136) 2024/06/19(Wed) 16:33:26

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A35) 2024/06/19(Wed) 16:38:59

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
多方面へ一気にボール投げる、ヒュンヒュンヒュン

(-66) 2024/06/19(Wed) 16:42:10

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
基本的にはね、
この人なんか、エロイかもしれん…!!!
っていう感じで行きたいよね

(-67) 2024/06/19(Wed) 16:42:53

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
フットマンにお返事返せてないのおおお

(-68) 2024/06/19(Wed) 16:51:38

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*フィジシャンかわいすぎ

フィジシャンネコ科説を推そう(※なに#

(-69) 2024/06/19(Wed) 17:31:01

荼毘葬送 オクリビ

中央表通り:フィジシャンと

[オクリビは「フアナ」の名を呼び返されたことを反射的に指摘することもなく、小さく掲げられたアイス>>127を再び見遣りながら、一度だけ軽く眉を下げてみせた。]


 私には、美味しそうと思えないのが残念です。
 爽やかな香りのそのお菓子も、
 私は口にすることができませんから。


[この部分の遣り取りだけを切り取れば「チョコミントフレーバーを巡る戦争」を懸念する者もいたかもしれないが、オクリビにそのような意図は特になかった。そもそもここは不戦地帯だ。
 これは単に「自分の機体では、人間の食べ物自体を摂取できない」という意味。
 尤も「表側」において電脳化以前にアンドロイド差別が存在するという事情から、やはり大声で直接的に話せる内容ではなかった訳だが。]

(137) 2024/06/19(Wed) 17:34:33

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

ヌルさんのこと男と勘違いして男と絡むときのノリでいっちゃったよ!!!!ごめんなさい!!!!!

フィジシャン、他の人の設定も丁寧に読み込んでロルに反映させていて、すごくいいねボタン連打しちゃう

(-70) 2024/06/19(Wed) 17:34:41

荼毘葬送 オクリビ



 ふふ、お仕事の方も順調だったのですね。
 そちらでも、美味しいものを頂けたのかしら。


[変わらず他愛ない調子で笑って続けたこの「美味しいもの」は、明確に「仕事の中での遊び」を指しての言葉。
 他の電脳知生体で(或いは、非電脳の知生体でも)こうした話題を顔色一つ変えずにさらっと話せる者は「それなりに珍しい」らしいと、オクリビはかつてのリリオの同僚たちの反応から認識している。
 「夜の女王」の公爵デュークやいまは「朝の王」たる男>>112とその部下たち>>113の反応、公爵の傍に仕える見習い>>119や「葬儀屋」>>124の感性まで知る訳ではなかったが。]

(138) 2024/06/19(Wed) 17:40:40

荼毘葬送 オクリビ


 ええ、思えば、おじさまってば、
 いつお会いした時もご機嫌でしたね。


  …―――――――、


[笑顔のまま、思わず発しかけた言葉テキストは、一度抑えて]

(139) 2024/06/19(Wed) 17:41:58

荼毘葬送 オクリビ


 既に退職した私は、現在の在庫状況までは
 正確には把握してはおりませんが――…
 大口の「入荷」の噂は耳にしておりますので、
 出力周りのパーツも良品に期待できると思いますよ。


[その「入荷」>>128の仕方が仕方故に(つまり、何処かの「有能な義肢持ち」が死んだということだ)表通りでは一応言葉をぼかす。
 ぼかしたことで却って不謹慎になっていないか等は特に気にしなかった。]


 ……なんてセールストーク、
 もう「フアナ」の名を捨てた私からは
 口にすべきではないのですけれどね。


[己がリリオを抜けたことをきちんと理解しているフィジシャン>>130に対し、要らないだろう念押しを口にし、また苦笑いひとつ。]

(140) 2024/06/19(Wed) 17:42:33

荼毘葬送 オクリビ

[かつて白百合のタグを提げていたフードの片側に視線が来ていたのを意識しながら、彼の興味に答えを紡ぐ。]


 「白い家」の外の裏庭は、確かに誰と出会っても、
 私を――私のこの(電脳化した)意識と身体の事実を
 隠さずに居られる、自由な広い庭園。
 ただその自由は、誰かに「守られる」保証もないもの。
 それに、昨日まで傍にいてくれた長とも同僚とも、
 もう顔を合わせられない、そんな寂しい庭ですね。


[「寂しい」と口にしながらも、オクリビの表情に陰は落ちない。
 声音だけは孤独感を表現するように幾らか落ちるも、女の電子の脳は「寂しそうな演技」を自覚する。
 目の前の「電脳化した男」の笑みからは、造り物の色がまるで感じられないのに――。
 そう思考した時に、オクリビは一歩分フィジシャンへと歩み寄り、先程は抑えていた言葉テキストを、ふと囁く。]

(141) 2024/06/19(Wed) 17:50:18

【秘】 荼毘葬送 オクリビ > 赤い男 フィジシャン



 こんな寂しい私を、貴方は喜んで壊してくださる?

 

(-71) 2024/06/19(Wed) 17:50:59

荼毘葬送 オクリビ



 ……いけない、いけない。


[小さく呟いてから、オクリビはフィジシャンから一歩分だけ離れる。]


 ですが、そんな寂しい道の中にも、
 私は私の、「オクリビ」の照らすべき道を――…
 共に夢を見たいと思える人を得られました。
 それが誰なのかまでは、今は内緒にしちゃおうかしら。


[もしかしたら既に情報が洩れていたかもしれないが、それならそれで別に構わない、と。
 “嵐”は近い――その“嵐”の中では何れ、「夜の女王のアリア」にも、他の組織にも知れることだろうから。**]

(142) 2024/06/19(Wed) 17:51:41

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
うおお、
秘話しゅき…

(-72) 2024/06/19(Wed) 18:01:14

赤い男 フィジシャン

 ― いつかの:朝の王と ―

[趣味が悪い?誉め言葉だな。>>111>>>112
異端を自覚する男はそう笑う。

わたしを知ってなお面白がる彼の頭を一度覗いてみたい気もしたが、接続できるか出来ないかさえ分からない情報量の少なさから、そういった欲は早々に諦めた。

幹部役職の頭を混ぜるような危険な行為はしないが、他者の人生情報を覗き込むのはとても楽しい。
それが流動的で掴みどころのない相手であれば、猶更の事。

やはり一度、夜の女王のアリアを抜ける前に酒もしくは薬で無理やり潰して、接続用の穴を確かめるべきだったかなんて、遅すぎる計画を練ったりして。]

(143) 2024/06/19(Wed) 18:02:13

赤い男 フィジシャン

[彼の言葉はいつもしっちゃかめっちゃか。>>113
王であるとかそうで無いとか、玉座に座って居るというのに、彼は変わらず彼のまま。]

 まあ、どちらでもいいのだけれどね

[他愛無い世間話の内の1つ。顔を合わせるたびにそう尋ね、くるりくるりと変わる王の返答に静かに頷く。
けれど臣下の言葉はいつも1つ。>>114
だから、自分にとっては、それで十分。]

 それは素晴らしい

[良い返事が聞けて満足だ。
どうやら彼の王国は堅牢に育ち、民にも恵まれているらしい。
いつか来る日を、
そちらが/こちらがトロフィーを掻っ攫う時を楽しみに。
今は王の臣下を揶揄うだけにしておこう。**]

(144) 2024/06/19(Wed) 18:02:40

荼毘葬送 オクリビ

かつて「フアナ」だったオクリビは回想する

[リリオ・カサ・ブランカの中立性への配慮から、今はもう顔を合わすこと叶わないリリオの仲間たち。
 尤も高齢にして責任ある立場の長は兎も角、若い面々とは表通りの街中でうっかり顔を合わせる機会もあったので、完全な別れ、とは言い切れないのが実情でもあったのだが――。]


( 皆、今頃どうしてるかしら。 )
 

(145) 2024/06/19(Wed) 18:34:41

荼毘葬送 オクリビ


( BloodSunのケチ、なんて
  アイツらまだ愚痴ってたりするかしら。
  ……まあ事実としてケチでいいわよね? )


[リリオ・カサ・ブランカは葬儀社としても闇市場としても、国内の全ての組織に開かれている。
 とはいえ、必ずしも全ての組織が頼りにくるわけではない。
 その中でも特に、頼りに来ない理由が「まるで不明」としてバックヤードの雑談のネタにされがちだった組織の首領>>90>>91の件を回想する。]


( 彼に纏わる噂が本当なら――…
  まあ、解らなくもないか。
  それにうちらもうちら、って気もするし。 )
 

(146) 2024/06/19(Wed) 18:38:08

荼毘葬送 オクリビ


“ ねーセンパイ、あのもうちのこと、
  頼ってくれてもいいって思いません?
  社長は「彼はそういうスタンス」って言いますけど、
  実は弔いをしたいのにできない、とかだったら
  あのすっごく不憫で可哀想じゃないですかー。 ”


[これは、今もリリオに所属する後輩の火葬技師のある日の発言。
 彼女は「あの子」が「子」と呼べる実年齢でないらしいことを理解してはいるようなのだが、その上でバックヤードでこう零していた。
 その時のフアナは「人を勝手に不憫だの可哀想だの決めつけない」の一言で、若い技師にふくれっ面を作らせただけだったのだが。]

(147) 2024/06/19(Wed) 18:41:28

荼毘葬送 オクリビ

[電子の脳裏に、ストレージ内の別の記憶もまた過る。]


( 未だにあのチョコハッカーのことネタにして
  シーズニアティーパーティやってるかしら。
  撃退の功労者不在でも楽しんでるといいけれど。
  ……まあ本当の功労者は、システム構築の
    先輩方なんだけれどもね。ええ。 )


[未だに容疑者の特定にまで至っていない侵入者>>131の一件から生まれた、ささやかな行事。
 なお容疑者の特定に至っていないのは、事件後特にバックドアの設置が確認されず、同一犯と思しき足跡がその後も出てこなかったことで「一度きりの弱い脅威」と判断されたから、というのもあった。

 ……その件の「チョコハッカー」当人と、今まさに面と向かって話しているとまでは、オクリビも流石に思考していない。**]

(148) 2024/06/19(Wed) 18:46:03

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A36) 2024/06/19(Wed) 18:58:13

“正直者” オーネスト

回想:嘗てのある日

[それはそこまで争いも激化していない日、工場にボスの声が響く。「クソったれ!」と。生真面目に労働してた俺らは手を止めて、何事か何事かと囁き合い、真面目なやつは作業に戻る。
俺?そうだな。不真面目にボスの様子を見に行ってみた]

 何かあったんスか

[不機嫌なボスは不真面目な部下に片眉を上げ、何かあったんスかじゃねェよ、と唾を飛ばした。ボスがアクセスしていた端末には何者かの痕跡があり、>>85 恐らく何らかの情報を取られたのではないか、ということだ。端末にはアクセスせず踏み込まれただけか? それはそれで、まあアレっていうことで。

その相手は誰だかわからない。そのあとボスのところに機械に強い同志が来たが、結果、変わらなかっただろう。しいて言えば「盗られたものは情報のみ」といったところ。]

(149) 2024/06/19(Wed) 19:10:53

“正直者” オーネスト

[非電脳化、非機械化、裏技術が進む一方で、確かにそれによる弊害はあって。アイツらにとっちゃァ古の戦闘方法にしがみついている俺らなんざ、化石みたいなもんなのかもしれない。

それでも端末や情報はこの世の中必要不可欠で、電脳化してなくともある程度電子機器の世話になっているというのは、ある意味既に、俺らも冒されているのかもしれない]

 武器だけでドンパチしてた時代が懐かしいスよ

[シュッと右手を前に突き出す。お前そんな前から戦闘員だったわけじゃねェだろ、と、野暮かつ正論のツッコミには左フックを躱す真似をしてみせた、あらよっと。]

(150) 2024/06/19(Wed) 19:11:36

“正直者” オーネスト

[結局その犯人は分からずじまいだが、その夜もしもいつもの「夕告の夜雀亭」に立ち寄っていたなら、「情報情報うるせぇんだよ」とかクダを巻く俺の姿があったかもしれない。*]

(151) 2024/06/19(Wed) 19:11:45

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*ログ読むの面白いけど!
これ、RP村の参加者として読むのにそれ相応の技術がいるやつだ。

あと多分なんだけど、リアルタイムと世界内時間がほんのり程度に連動してる。

多分今のアリシア、私から動くよ!って受け取られてる気がするし、
そろそろ頃合いか〜ってお店の名前出してくれてるのも多分そういう時間軸把握してる前提があるやつだ。

お客様いっぱいなのはシンプルに嬉しい。
う、嬉しい〜〜!!
でもわたし遅筆なの!!!!許してー!!!!

(-73) 2024/06/19(Wed) 19:17:39

“正直者” オーネスト

裏通り

[マフィアの存在は、知っていた。>>92 5年前と言えば、既に戦場に出ていた頃だ。けれど俺らの中じゃあ、ボスはそのあと消息不明。蘇った、なんて噂、もしかしたら風の噂くらいは入ってきたかもしれねェが、少なくとも目の前のそいつがマフィアのボスだのと思う筈もなく。>>93]

 あ゛?

[目の前にいるのはところどころ汚れた少年型のアンドロイドだ。]

 …あんたはどっちだ?

[いや、これは独り言。別に真実が知りたいわけじゃねェ。純正のアンドロイドなのか、電脳化した元人間なのか。俺には見分けなんぞつかないから。だから「どっち?」と首を傾げられたとて、別に説明する気はなかった。
……人間様、の言葉から、ただのアンドロイドだろうと8割踏んで。]

 可哀想になァ

[憐れみを込めた声は、多重の意味を含んでいる。
もしもアンドロイドなら、持ち主の管理が相当悪いのか、そのところどころ汚れた体を見て憐れんだ。育ちがよさそうな服を着せられているというのに、こんなところまで使い?だろうか。

万が一それが生身の人間だったとしたならば、“そんな年で電脳化されちまって”、と思った。

そう。俺は気づいていない。中身がオッサンの可能性が十二分にあるということを(まさか同い年とは思いもよらない。)]

(152) 2024/06/19(Wed) 19:27:57

“正直者” オーネスト

 いいんだよ、俺は
 このへんに住んでんだし。
 十分強ェんだぞ

[生身vs生身なら、割と負けない自信があるくらいには、そこそこちゃんと鍛えてもいるし、そこそこちゃんと戦える。]

 それに。
 …今日はやることがあってな。

[親指を背後に向けて指したなら、そこには白い花……が今まさに目を離したすきに、スラムの子どもたちに盗られていくところだった *]

(153) 2024/06/19(Wed) 19:28:07

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A37) 2024/06/19(Wed) 19:29:49

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
隙あらば父親属性を盛ろうとしない 解散!(自戒)

(-74) 2024/06/19(Wed) 19:35:55

葬儀屋 ヌル

─いつか:フィジシャンと─

「型番は?」>>134

[そう聞かれて、キョトンとする。]

かたばん?

[どうやら、頭を覗くには電脳化していなければならないらしい。
どうやって頭の中をみるんだろうと思っていたが、そういうことなのか。

いまの状態では、彼に見てもらうことはできない。]

(154) 2024/06/19(Wed) 20:07:59

葬儀屋 ヌル

そっか……

[もしかしたら、と思っていたぶん気持ちも落ち込んでしまう。

ふと、手を取られ、何かを握らされる。
赤い包みのキャンディ。]

(155) 2024/06/19(Wed) 20:08:41

葬儀屋 ヌル

ありがとう。

[頭を撫でられるなんで、祖母がいなくなって以来だった。生身でない手の感触が、すこしむず痒い。]

またね、おじさま。


[裏通りを歩いていく。いつもより少し、軽やかに。
カラコロ、カラコロ、口の中に甘酸っぱい優しさが広がる。

「入れ替えたら」

彼はそう言っていたけれど、入れ替えてなかったら来てはいけないとは言われなかった。]

(156) 2024/06/19(Wed) 20:09:42

葬儀屋 ヌル

甘いものが好きなのかな。
甘いお茶がいいかなあ。

[次に会えたら、お茶会に誘ってみよう。
祖母直伝の紅茶クッキーも添えて。
新しいおともだちに、なってくれるだろうか。なれたらいいな。]


ねえ、おじさま、フィジーおじさま。
甘いお茶とお菓子は好きかな?

[お茶会のお誘いに彼の元へ突撃しに行くのは、また別の話。]*

(157) 2024/06/19(Wed) 20:11:48

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A38) 2024/06/19(Wed) 20:14:41

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
かわい〜〜〜〜〜〜、
甘いものはね、この人好きですね。子供っぽいからそこらへん

(-75) 2024/06/19(Wed) 20:17:27

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 回想:白百合の葬儀社について ー

[『BloodSunのケチ』と
どこかで陰口を叩かれている今日この頃。>>146
皆様いかがお過ごしだろうか。

こちらはむしろ『昔は払ってやってただろうがお客様は神様だろ???』とカスハラみたいなことを言い放ちそうな日加減である。
金払いの悪さを揶揄されたところで、こちらは全く気にも止めていなかった。

金を払うよりも、金を払って手に入れた第三者から巻き上げたほうが早いという、ハイエナのような集団からすれば、むしろ死体を焼くことや使い古しのパーツにわざわざ金を払うほうが非効率的だしコスパが悪い。

必要なパーツは、てきとーに襲撃して奪えばいい。
余った死体は使える臓器だけ抜いてバラせばいい。

頼る理由なんざないね、と、男は強情にも言い張っていたりする。

それは、ただの言い訳とも、負け惜しみとも言えるのだが]

(158) 2024/06/19(Wed) 20:26:39

マフィア『BloodSun』ボス ソル

[…昔は金を払っていた。という話が出たので
一つ回想を言葉にしよう。

男がまだ生身の肉体を持っていた頃だ。
BloodSunがまだ小さな組織だったそのときには
男は無骨で粗野な内面そのままの姿で葬儀社に赴いていたことも何度かあったのだ。

そして、顔立ちのいい女が相手のときは機嫌よく、
顔立ちの悪い…顔が美しくなかったり、大きな傷が目に見えてはっきりある女が相手のときは、露骨に嫌そうな顔をして取引に望んでいた。

依頼は死体の処理…がメインではなく。
死体の中に埋め込まれた様々な強化パーツの取り出しと買い取り。
他にも、いい『在庫』があれば、ある程度金に渋りながらもきちんと購入していただろう。

金を出すことに不満というか不快感はあるが、
葬儀社があるのは中央表通り。戦いはご法度。

必要なものを手に入れるために仕方なく使ってやるしかなかった。粗野な態度の手下共を連れて、相手する女の顔にあわせて金払いの良し悪しが決まるという特性は実に厄介だったことだろう。それでも、きちんと『取引』はしていた。そのことに抵抗もなかった』

(159) 2024/06/19(Wed) 20:32:13

マフィア『BloodSun』ボス ソル


[…そんな粗野な男が、
5年前を境にパタリとくるのをやめた。
BloodSunの傘下のものは、むしろどんどん増えていたのに。
スラムや裏社会のあちこちで法外な稼ぎ方をしているという噂も当然流れていただろう。けれど、それ以来『男』自身は来なくなり。

しばらくしたあとに、愛らしい少年型アンドロイドが
ぼろぼろな姿で葬儀社を訪れたのだ。
その時相手にしてもらったのは…
確か、顔に傷のある女だった気がする。

男にとってその来訪は、
その外見がどれだけ使えるかのテストだった。
中央表通りでも、十分通用するものであれば、
演技力を上げれば、油断する敵も更に増えるだろうという腹積もりだった。
ほんとうにただテストのつもりだったのだ

それなのに……
      ]

(160) 2024/06/19(Wed) 20:37:39

マフィア『BloodSun』ボス ソル


…あ、あのう、ニンゲン様…
ぼ、僕…ご主人様に…ご主人様に、
死体焼いてこいと言われて…
けど、ご主人様の中に、大事なパーツが入ってるんです…
どうか、取り出してもらえませんか?

おかね…お金、は、あんまりなくて、困ってて…


[汚れきった服装のまま、
細い手で死体袋を引きずってきた(ように見せかけているが店の外では普通に担いでいたのは秘密だ)少年型アンドロイドは、上目遣いに傷のある女性に頼み込む。

こうすりゃいいんだろ?ちょろいもんだ。と
内心では思っていた…のだが。

なぜだろう、傷のある顔を見上げると。
ポンチョのフードの下にある長いまつげの瞳を見ていると
なぜか、胸のあたりがきゅっとしてしまった気がするのだ*]

(161) 2024/06/19(Wed) 20:43:34

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A39) 2024/06/19(Wed) 20:47:50

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
!!!!!!
>>161最下段 これは これは しばしおまちを……

あと5年前以前について勘違いしていたような書き方になっていたので(というか生身時代から来てなかったような勘違いしていた気がする)
>>158>>159>>160これ頂けて助かりました。あああありがとう……

(-76) 2024/06/19(Wed) 20:50:30

葬儀屋 ヌル

─ヌルの仕事─

[焼却炉を使う前に、やっておかなければいけないことがある。
燃えるものと、燃やしてはいけないものを分けること。

機械パーツは燃やしてはいけない、それ以外はだいたい燃えるもの。
体内に埋め込まれていた部品が弾けて、焼却炉の中で爆発したことがある。それからは入念に確認している。

仕分けたものを焼却炉に入れて、燃え尽きるまで数時間待つ。
その間に片付けと次の準備をしておく。

炉の火が消えたら、骨と灰を掻き出す。殆どの骨は燃えてしまうが、残ったものはさらに細かく砕く。
砕いた骨と灰を、土で作った壺に入れて蓋をする。壺といっても焼成したものではなく、型を取って乾かしただけの簡単な物だ。それを庭の一角に埋める。
そうやって、ここは作られている。]

(162) 2024/06/19(Wed) 20:51:48

葬儀屋 ヌル

[取り出したパーツは、汚れを拭き取る。以前水洗いをしてしまったせいで、引き取って貰えなかったものがあるので要注意。
綺麗にしたパーツは、表のジャンクショップへ、そこで引き取ってもらえなかったものは裏のお店へ。自分が持っていても使い道がないので、有効活用して貰えるところに売る。

生きていくには金がかかる。そういうものだ。]*

(163) 2024/06/19(Wed) 20:52:55

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A40) 2024/06/19(Wed) 20:53:51

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
あの暗いやつのやり方をフォントカラー灰とか?
これっぽい?

(-77) 2024/06/19(Wed) 21:00:26

夜雀亭の看板娘 アリシア

[絶対的な物は無い。
 実質的な力のない小娘に手をかける、など夢にも思わなかったアリシアは、その言葉を実感と共に反芻する。
 当の派閥は今や跡形もないと聞かされていたものの、失ってからでは遅いのだ。]


 [現在の居場所は裏路地の陰、少女と見て襲ってきた暴漢を一撃殴ったところ、地面に頭を打って死なせてしまったらしい。]

 ……これ、どうしよ。
 ちゃんと加減したのよ?本当なの。でも……

[面倒ごとになったら大変だ。焦った頭で導き出した答えは、見て見ぬフリをするというものだった。
周囲の様子を窺うと、そそくさとその場を離れる。どうかこれが原因で大きないざこざが起こりませんように。]

(164) 2024/06/19(Wed) 21:01:23

夜雀亭の看板娘 アリシア

 [機械腕を長丈のマントで隠し、軽度の変装をしたうえで裏路地を歩く。
今はちょっとした買い出しで、八百屋に向かうという話になっていた。都合よくも今向かっているのも八百屋だ……売っている物は少し違うけど。]

 ――そう、良い買い物をしたわ。
 ええ、またの機会があればどうぞよろしく。


 [お酒というのは便利なもので、いとも簡単に人は秘密を吐き出してしまう。
 ここは情報屋の潜伏場所。完全紹介制の請負をしているこの男は、如何なる組織にも属していないために情報深度は物足りないが、それ故に私のような立場では関与しやすい。
 もっとも、紹介を受けたわけではなく例のお客様に確認をすればすぐにバレるので、次の機会は無いのだが。]

(165) 2024/06/19(Wed) 21:03:09

夜雀亭の看板娘 アリシア

[いったいこの街の水面下で、何が起ころうとしているのか。
 交易の中継地たるこの街に不相応な程度には資源が集まっている、という嫌な予想の裏付けが取れ、気が沈む。

 組織に直接関与するのは悪手だと理解していた。父という後ろ盾のなくなった今の私は組織の決定に抗うことができない。
 宿の保全という目的を思うと、少なくとも今の段階では、起こりうる障害よりも単独行動の自由度が勝ると考えた。]


 ……それに、お爺様の思惑もわからないのよね。

 [私を表社会に送り出そうとした時の眼。
 何か面白いものを見るような目が、脳裏を過る。私を年相応の少女として扱う組員達とは違う、不気味な目。]

 もっと深入りしなきゃいけないのかな――

[そういえばアテが無いこともない。
それなら明日はちょっとしたスパイ気分ね、と生前に見たドラマの内容を思い出しくすりと笑う。
こういうの、けっこう性に合ってるのかも、なんて独り言ちながら。]

(166) 2024/06/19(Wed) 21:04:53

夜雀亭の看板娘 アリシア

ある日の夜雀亭・フィジシャンという名の常連さん


[私を見る瞳は二種に大別された。ひとつは健気に働く童女に対する穏やかな瞳。
 そしてもう一つは――"アリシア"の正体を知っている瞳。

 組織に所属していないとはいえ、家族は家族。
 触れてもいい事は無いアンタッチャブルな存在であるはずの私を気に掛ける人、というのは、何らかの思惑を持っているはずだ。

 その中で一人、雰囲気の違う男性にお酒を注ぐと、声をかける。]

 ねえ常連さん、わたしたちお喋りしたことないよねえ。わたし何か面白いお話を聞いてみたいな?
 たとえば、常連さんのお仕事のお話とか!


 [フィジシャンと名乗るこの男は、私に対する害意は無く、むしろ私の様子を窺っているように感じられた。>>136
彼はきっと夜の女王のメンバーで、私の監察でも宛がわれたのだろう、と当たりを付ける。
当たりを付ける、というのは、この時は適当な嘘ではぐらかされてしまったため、確定ではないということを心に留めておくという意味の表現であるのだが。

その後も幾度と店を訪れるフィジシャンをアリシアは笑顔で迎え入れるだろう。
どうにか彼を通して組織の持つ情報を得られないだろうか、と聞き出す作戦を練りながら。]

(167) 2024/06/19(Wed) 21:10:22

マフィア『BloodSun』ボス ソル

夜・裏通りにて、灰色の男と


[男への声かけに対し、
まず返ってきたのは威圧の声。
そして、この「少年」がどちらかを見定める言葉。>>152

ほーん、この見た目を見た瞬間に警戒を解かないたぁ、
人型のアンドロイドと殺りあったことでもあるのか?

少年は、ブルブルと震える演技をしつつも、
じいっと男の立ち振る舞いを観察する。

どうやらすぐすぐ事を起こすつもりがないため、
バカではないらしい。

なら殺さなくてもいいか、楽でいいし。
男は脳天気にそう考えていた]

(168) 2024/06/19(Wed) 21:16:50

マフィア『BloodSun』ボス ソル

う……ぼ、僕は……ニンゲン様ではありませんよぅ……
だから、お使いに行かされるんです……早く帰らなきゃまた叩かれる…

[可哀想に、そう言われたあと、一瞬少年は固まる。
そして、今度は悲しむようにわざと顔を隠す。

悲しそうなフリをして、敵を味方につけるのは常套手段だ。…ただまあ、顔を隠した理由は他にもあるのだが。
(自分で憐れみを誘ったくせに、
実際に気を遣われるとピキる沸点の低さは
スラムの馬鹿どもと同じだった。
格下に見せかけてるのに
実際に格下に見られると勝手にぴきる、
実に良くない性格である。)


少し深呼吸をして、震えを落ち着かせる。
彼は優しい人なのだろう。
こんなクズ鉄の身体をも憐れんでくれた。
ならどこかで利用価値というのもありそうだ。
ここは生かしておいて、目障りになってから相手をすればいい。男はとりあえずそう思った]

(169) 2024/06/19(Wed) 21:23:11

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A41) 2024/06/19(Wed) 21:24:29

マフィア『BloodSun』ボス ソル


…え?そうなんですか?
……なら、よかった。
ニンゲン様は強い人なのですね、安心です

[そしてついでにいいことも聞いた。
どうやらこの男、抗争が多いこの地でも、
普通にいなせる程度には強いらしい。
少年視点ではどの程度のものかはわからないが、
下っ端達がここらで悪さするときには、
そういうやつもいるって話ができれば、
攻めやすさは段違いだ。]

…え?やること?です、か?

[さて、そんな捕らぬ狸の皮算用をしていたところ、
もう一つ彼の事情を耳にする。
やること、と指さされた先には……>>153]

(170) 2024/06/19(Wed) 21:27:46

【削除】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

あっっっ…!!!ガ……!!!

[ガキども…!!?と、叫び出しそうになってしまったのを必死に食いしばる。

というのも、つい先程花を盗んでいった少年たちに、男は見覚えがあったのだ。ありすぎた。

何を隠そう彼らは、男の根城とするスラムにもよくやって来て、遊んだりくず鉄をちょろまかしていったりするガキどもである。
ガキなので、いつかバラして売るかマニアな変態に売り飛ばしてやろうかと思っていたが、その割には発育も悪いので今は見逃し状態。

あ、あ、あ…!!!と花が盗まれたことを指摘したいがいま指摘すると男の正体がバラされるかもしれない…!!!あっクソガキどもアッカンベーして行きやがったコノヤロウ]

あ、え、え、ええっと、ニンゲン様?
な、なんか、えーと、さ、殺風景ですね?

[なんとか必死にそう言って、花盗られてんぞ!と伝える。
逃げ回る子どもたちはまだ視野の範囲内だが…さて、男はどんな反応をするだろう?*]

2024/06/19(Wed) 21:34:41

自称穴掘り屋 ズィー

 よっこらせっ、とおおおい!!
 おわっちゃぁあ!

[ツルハシを振り上げたところで、後ろからかかる合成音声>>98
ここから先に勢いをつけた振り下ろしの動作が崩れて、ツルハシが後ろにがくんと、そのまま重さが言ってしまい、おっとっとと、片足を軸にぐるんと身体が回って。ちょうど後ろへとスタッと向いた]

へ?

[そして、そのまま後ろの人物を見上げる形になり。
きょとんとその顔を見つめ]

(171) 2024/06/19(Wed) 21:35:20

自称穴掘り屋 ズィー

[
 
 女王陛下、
  へいか、
  へいか……

    へいかへいか・・・いか・・・か

頭の中で呼ばれた言葉にエコーがかかる]

(172) 2024/06/19(Wed) 21:35:39

マフィア『BloodSun』ボス ソル

あっっっ…!!!ガ……!!!

[ガキども…!!?と、叫び出しそうになってしまったのを必死に食いしばる。

というのも、つい先程花を盗んでいった少年たちに、男は見覚えがあったのだ。ありすぎた。

何を隠そう彼らは、男の根城とするスラムにもよくやって来て、遊んだりくず鉄をちょろまかしていったりするガキどもである。
ガキなので、いつかバラして売るかマニアな変態に
売り飛ばしてやろうかと思っていたが、
その割には発育も悪いので今は見逃し状態。

あ、あ、あ…!!!と花が盗まれたことを指摘したいが
いま指摘すると男の正体がバラされるかもしれない…
あっクソガキどもアッカンベーして行きやがったコノヤロウ]

あ、え、え、ええっと、ニンゲン様?
な、なんか、えーと、さ、殺風景ですね?

[なんとか必死にそう言って、花盗られてんぞ!と伝える。
逃げ回る子どもたちはまだ視野の範囲内だが…さて、男はどんな反応をするだろう?*]

(173) 2024/06/19(Wed) 21:36:13

自称穴掘り屋 ズィー

[そのエコーの最中にその人物が自己紹介を始める。
そのとき、自分はカチンと固まってるようにみえたかもしれないけど、
決して緊張とかではまく、「女王陛下」という響きに思いの外衝撃を受けていただけである。
そう、自分は女王様…]

(174) 2024/06/19(Wed) 21:36:33

自称穴掘り屋 ズィー

[そして、>>99国へ加入したいという言葉に、ようやくはっ!と瞬きをパチパチパチとした。]

 は!えぇえええ!!
 国民第一号!?
 ほだら、いぎなり!

[ツルハシを離し、両頬に手をあて、]

 これが、かりすま!いうもんだべか!

[おそらくそうではないが、本人は女王陛下という言葉で、
ニヤける顔を抑えきれていないのを頬を抑えて。]

(175) 2024/06/19(Wed) 21:36:59

自称穴掘り屋 ズィー

 いやぁ、そげな…

[加入したい理由>>101>>102を告げられれば、照れて頭を掻きつつ。]

 国、造りたいんは、ほんとうだけんど
 宝物掘り当てたらお金持ちーもいいなと思ってるんよ?

[15歳の貴方の抱いた夢に砂場を掘ったら宝石がでてきて大金持ちーのような"まだ大人になりきらない少し邪で純粋な夢"もあることもあることを、彼女がどう思うかはわからないが、]

(176) 2024/06/19(Wed) 21:37:27

自称穴掘り屋 ズィー

 んーと?
 でんのうー?って、コードがついてたりする人のこと?
 そういう人かそうじゃないかって、わけなきゃだめかなぁ?
  
[少女にとっては、電脳化された人も彼女がいう"生身"かどうかも。
「よくいる人」といったもので。

でも、大きく頷いて]

 うん!こぢらこそ、よろしぐ…
 よろしく!

[訛りを少し訂正しつつ、]

 ズィー女王さまの国(予定地)にようこそ!

[そういって、つかめるなら彼女の手を両手でぎゅっと握った。]

(177) 2024/06/19(Wed) 21:37:56

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A42) 2024/06/19(Wed) 21:38:25

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

ズィーちゃん可愛すぎんだろ〜〜〜!!!!

>>175あっちょんぶりけ可愛い!!!

(-78) 2024/06/19(Wed) 21:40:15

自称穴掘り屋 ズィー

 あ、それで。
 ふ。ファナ?ちゃん?くん?
 
[女の子かな?男の子かな?と首を傾げて。
後に>>110オクリビへと名前が変わるのだけど、
しばらくは、それも含め呼び方に悩んでいる女王様がいることだろう。]

(178) 2024/06/19(Wed) 21:40:31

自称穴掘り屋 ズィー

[怪力女王だとかムキムキだとか。
そんな噂があるとはつゆ知らず。

そんな噂は多分きっと別の女王だと思ってる。

もし、彼女が手をぎゅっとされるのを受け入れているのだったら、少しだけその片鱗を感じれたのかもしれないけど、電脳化されている者にどう感じるかはまだ不明*]

(179) 2024/06/19(Wed) 21:41:01

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A43) 2024/06/19(Wed) 21:47:10

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

にやけるズィーちゃん可愛すぎ問題

アリシアちゃんといい、フィジシャンといいかわいいやつおおすぎる〜〜〜!!!

(-79) 2024/06/19(Wed) 22:01:41

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
>>170のあとに、ズィーのよっこいしょぉおがある流れが笑ってしまう。
ごめんよ

(-80) 2024/06/19(Wed) 22:04:55

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*この独自に動くアリシアちゃんがいいんだよな〜>>165>>166

可愛いだけじゃない強かさのあるおんな!ってかんじ!

(-81) 2024/06/19(Wed) 22:13:41

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/* ソルのギャップとても好き。
近くを通りがかろうかと思ったけど思案
もう少し何か決定的に一触即発の誰おましてみたさはちょっとある。

(-82) 2024/06/19(Wed) 22:25:32

“正直者” オーネスト

裏通り

[それにしたって何だか調子が狂う。…と思うのは普段裏通りには居ないようなアンドロイドとの対話故。>>169 まさか中身オッサンとも思わないし、こっちに利用価値を見出しているとも知らないし、ましてやマフィアのボスだとは。

>>170そして正直者は、正直に語る。安心とにこにこされてまた調子は狂うけれど、嫌な気はせずきっとドヤ顔。そう。後ろの気配にも気づかぬくらいには。]

 『ガ』?

[いや、その。>>173 ガ、とか言うから。一瞬人変わったように見えたけど気のせいか?気のせいだよな?アンドロイドだもんな。]

 あ゛?なんだ?
 どうした?

[なんとなく調子がおかしいのを察して問いかけるが、なにかあわあわしているだけで要領を得ず、ようやく出てきた言葉は「殺風景」。
まあ瓦礫の山だしな。殺風景なのは当たりま … …. … …. .]

(180) 2024/06/19(Wed) 22:26:09

“正直者” オーネスト

 あー

[振りむいた俺から出たのは呑気な声だった]

(181) 2024/06/19(Wed) 22:26:24

“正直者” オーネスト

 金にすんだろ、どうせ

[そんな興味のなさそうな俺のことを、相手はどう思っただろうか。勝ち誇った顔で逃げていく子どもを目で追ったあと、少年アンドロイドに視線を戻した。]

 金目のものを放置すりゃ盗られる。
 そんなのここじゃ日常茶飯事だ。…だろ?
 
[自身も劣悪でなくともまあ似たような環境で育った身だ、落ちてる財布があれば拾う。金目のものがあれば売りつける。そんなの当たり前の世界で。
そんな当たり前の“人間”の世界を望んでいるだけだ。ドブネズミのように足掻きながら。]

(182) 2024/06/19(Wed) 22:26:53

“正直者” オーネスト

 いいんだよ、別に
 花がそこにあったとして
 誰か還ってくるわけでもねェしな

[花を供える、祈る。…誓う。年単位の習慣は、一通り終わった。そのあとのことは、割とどうでもよかった…なんていうと、花に全く興味がねェのがバレちまいそうな気がするが。

投げやりにも聞こえる、表に出た言葉に。アンドロイドは何を思うだろう。]

 んなことより
 いいのかよ、こんなオッサンに構ってる暇ねェぞ
 怒られちまうんじゃねェのか?

[別にガキが好きなわけでもねェし、アンドロイドの将来がどうなろうと知ったこっちゃないが、俺のせいでコイツがぶん殴られるのも胸糞悪い。だからもし、一通りの会話に終止符が打たれるのなら、そんなことを聞いたかもしれないが。 *]

(183) 2024/06/19(Wed) 22:27:00

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A44) 2024/06/19(Wed) 22:28:16

赤い男 フィジシャン

 ― 中央表通り:オクリビと ―

[ヒトの食物を摂取できない相手にソレを見せ、あまつさえ美味しそうだろうと言う行為はあまり褒められたものでは無い。>>137
相手によっては気分を害すかもしれない行為であったが、そんな事すら気にしないのが自分と言う人物であった。
デリカシーが無い。そういう枠に入るのかもしれないが、正確に言えばそういう物でも無いだろう。
人の心が欠けている、頭のネジが飛んでいる。その辺りが適切か。

一瞬でも会話が仕事の話と移れば、ご機嫌所か、満面の笑みを返す。>>138>>139
自分と言う人間にとっての最上級の欲。それが破壊、破滅、混沌。
偏ったアライメント属性ではあったが、軸その物は通っていて、ブレる事など滅多に無い。]

 嗚呼、嗚呼、本当に美味しかったよ
 個人的には、もう少しやりがいがあっても
 良いのだけれどね

[誰かにとっての大切なモノを、粉々と砕いて台無しにしたい。
そう言った自身の本質を、そのままの言葉で話せることは珍しい。
故に彼女は「大変好ましい」に枠に入る。
……好ましいの枠が広すぎる事は、今は横に置いておこう。]

(184) 2024/06/19(Wed) 22:28:49

【独】 “正直者” オーネスト

/*
今回から会話の文字を一段下げるようにして見てます、ちょっと見やすいかもしれない

(-83) 2024/06/19(Wed) 22:28:58

赤い男 フィジシャン

 まあ、
 今の立場としてば十分な食事かな

[組織に属する以上、ある程度の秩序は保つべきだ。
殺しはしない。しても良かったかもしれないが「夜の女王のアリア」の意思が混ざって居ると思われるのは不本意すぎる。
けれど本当は、取り返しのつかない事になってしまってもいい。むしろそれが望みなのだと。
わたしは、そういう物を愛す。]

(185) 2024/06/19(Wed) 22:29:16

赤い男 フィジシャン

[入荷の話を聞けば、「それは良い事を聞いた」と返す。>>140
裏通りの話を表でするなんて、なんて背徳的なんだろうね。
誰かの破滅の名残を拾いに行く事を楽しみにしながら、彼女のセールストークを聞いていたが、かつての彼女の名残を残す会話を続けて居る事に気付けば、肩をすくめる。
相手がまだフリーの身であったなら、ウチの組織に入る事を勧めたのに。
きっと楽しいよ。なんて思うのは自分だけだったかもしれないけれど、兎に角残念に感じた。]

(186) 2024/06/19(Wed) 22:29:30

赤い男 フィジシャン

[自由で、だからこそ保証が無くて、当たり前だった存在の居ない、寂しい所。>>141
もし自分が「夜の女王のアリア」を抜けても、彼女と同じように「寂しい」と感じるのだろうか?
…いや、そうはならないだろう、彼女と自分とでは本質的な物が恐らく違う。]

 それを感じるのが、
 ――今の『オクリビ』と言う存在?

[自分の拾えない「寂しい」を纏うような、逆に纏って居ないと感じるような、不思議な相手。
『フアナ』の時には無かった『オクリビ』の感情をなぞりながら、トーンの下がった合成音声を耳にする。

変わらない顔色に、彼女と言う存在の在り方に幾つか瞬きを返して。
けれど一歩離れた相手を、追うように一歩踏み出し、背を屈めフードの中を覗き込む。
そうして静か囁くだろう。]

(187) 2024/06/19(Wed) 22:29:47

【秘】 赤い男 フィジシャン > 荼毘葬送 オクリビ

 ――それが愛すべきモノならば

[わたしが壊すモノは、全てだれかにとって大切なモノ。
尊いから、愛おしいからこそ壊すもの。

あなたにとっての、あなたはなあに?]

(-84) 2024/06/19(Wed) 22:30:18

赤い男 フィジシャン

[気が済めば一歩戻り、元居た場所へ。
彼女との距離は一歩分開いたまま、此方の笑みは変わらない。]

 共に歩める者を見つけられたなら幸いだ

[それは、あなたの新たな拠り所?
これから『オクリビ』を構成して行くであろうパーツの一部?
内緒と言う言葉に笑みを深めて。
秘密は好きだ、大好きだ。]

 あなたの、これからの旅が良い物でありますよう
 そう、祈って居るよ『オクリビ』

[内緒の中身は、これから誰かの頭の中を覗いた際に出て来る物の一部かも知れないけれど、ネタ晴らしの時を楽しみにしておこう。

世間話が終われば、行先は裏路地、白い家の百合リリオ・カサ・ブランカの方角へ。
表通りにはもう少し居る予定だが、彼女と別れた後の予定はそう。
後は、甘い物を買っておこうか。
ポーチの中の自分用キャンディを、丁度切らしてしまった所だし。*]

(188) 2024/06/19(Wed) 22:30:53

自称穴掘り屋 ズィー

‐フアナからオクリビへ‐
[フアナがオクリビと名を変えるときは、変えちゃうの?と聞いたけれど、
変えることを反対はしなかった。ちょっと、もったいないなとは思ったけど。]

 知ってんよ!オクリは贈りもので、
 ビは火!
 火の贈り物!我が国を照らす光!

[彼女の意味合いとはずれていたが、少女はそう思って、よく似合うと伝えた。]

 名前が変わることも、よくあるもんねぇ。
 おれん名前も拾い物なんだ。
 石にな。書いてあったんだ。
 Zって。ズィーって読むって教えてもらってな。

[名前がないことも、自分でつけることも貰うことも。
自分がスラム民だからそう思うのかもしれないけど。
自分の名前についても、そう伝えて。]

(189) 2024/06/19(Wed) 22:31:29

自称穴掘り屋 ズィー

[彼女の二つ名については、]

 ちゃ、?ちゃび?
 
[彼女には難しかったようで、「茶毘に付す」とかの意味合いはわからなかったけれど。]

 二つ名って、かっこいいね!

[そういって、二つ名に対しても反対はしなかったし。むしろ、自分の二つ名に憧れを持った*]

(190) 2024/06/19(Wed) 22:31:41

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 過去回想:暮れぬ朝の王の話 ー


[スラム街の弱者共を束ね、
日の照る世界を目指し進軍を続ける血の太陽。

誰よりも何よりも強くなりてえ。
誰かの日陰に怯えて暮らすなんざ、まっぴらゴメンだ。
だから、一番上の玉座以外の地位には興味ない。
今一番玉座に近いやつを引き倒して、嫌がらせして、足引っ張ってでも、自分たちが近くになりたい。

どこまでも自らの欲望に忠実な男は、自分の欲望の障害となりえる組織については、配下のものに情報を集めてくるように支持していた。

例えばそう。最近、このあたりの治安を勝手に良くしてくれやがった、【夜の女王のアリア】なんかは特に、耳をそばだてて、どんな小さな噂も聞き逃さないようにしていた。

…そんな中]

(191) 2024/06/19(Wed) 22:34:11

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A45) 2024/06/19(Wed) 22:34:16

マフィア『BloodSun』ボス ソル


…夜の女王のアリアから、独立ぅ?
それも、気まぐれアンドロのフットマンが王様???
おいおいなんの冗談だよ、潰されてーのかあいつ

[聞きつけたのはそんな噂だった。
なんでも、自由をこよなく愛する王様が、
自由を愛しすぎるあまり、
『夜の女王のアリア』の領土を増やすとかいう名目で
反旗を翻したらしい。
いや、正確には、独立宣言と共に未来の陣取り合戦の約束をしたというのが真実ではあるが>>31
情報屋から得られる情報には限りがある。だから、敵対組織の中でどんなやり取りと密約があったのか知るわけもなく。
『フットマン』が『デューク』に逆らって、自らのテリトリーを広げ始めた…ということだけが伝わった。

男からすればこれは厄介だった。
ただでさえ目の上のたんこぶだった夜の女王のアリアが、2つに分裂した上にそれぞれでテリトリーを広げてる?
仲間同士やりあって共倒れしてくれりゃ楽だがどうせそんなことにゃなりはしない。

フットマンの気まぐれ具合は、様々なところで目撃されているからよくわかっている。気が変わって、やっぱ帰るわ〜になったとしてもおかしくはないだろう]

(192) 2024/06/19(Wed) 22:42:19

マフィア『BloodSun』ボス ソル




…野郎共、先にフットマン潰すぞ。
デュークのクソジジイの領土削るのに、
あいつらの土地根こそぎ取ろうぜ???

[…気まぐれのせいで、自分たちのテリトリーが奪われる前に。
マフィアのボスはフットマンの方から先に片付けることを決意する。

…まあ、結果としては、
彼らの王国の想定外の堅牢さと、
臣下の忠誠心の高さに難航。
BloodSunのテリトリーを侵されぬよう牽制し、
互いのラインを明確にするところで、戦いは一旦膠着し…今日も明日も、仲良く睨み合いの喧嘩をしている状態なのだとか]

(193) 2024/06/19(Wed) 22:47:09

“正直者” オーネスト

ある日の夜雀亭

[ところで夜雀亭は酒も食べ物も出してくれる店だっただろうか? 上流相手の店だったなら寄り付かないだろうが、もしそこが"安酒”も出してくれるような店であれば、きっと俺の週1の行きつけは、夜雀亭だった>>35 酒場じゃなかったらスマンかった

相手があの組織の一員であることは知ってただろうか。それなりに有名な話であれば「偵察がてらだよ」なんて適当なことを言っただろうし、知らなかったなら「悪い組織に勧誘されんなよ」みたいな適当なことを言っていただろう。つまりは適当だ。

俺は決していい上客なんかじゃなかった。週に1度しか金は落としていかねえし、酒を飲んだらすぐに酔ってホラなど吹く始末。

だけどきっと、人生に悲観的だとか絶望してるだとかそんなふうには映らずに、それなりに毎日楽しそうに暮らしてるように映るんじゃなかろうか。

誰かを喪ってなおこんな糞みてェな世界に立っていられるのは。どう考えたって俺を拾ってくれたボスであり同じ考えの同志が居るからだ。

週に1度の安酒を飲みながら、今日も正直者は正直に生きている。**]

(194) 2024/06/19(Wed) 22:48:40

マフィア『BloodSun』ボス ソル




……はっ、ハリボテの王たぁ笑わせる。
その玉座をいただくのは…俺達だ。


[『夜の女王のアリア』そして『暮れぬ朝の王』
彼らのような高貴なものたちは、
足元を見ないのかもしれないが。

だが気をつけ給え。その席を狙うのは
君たちだけではないのだから……**]

(195) 2024/06/19(Wed) 22:49:14

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A46) 2024/06/19(Wed) 22:49:39

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
>>193
かわいいね

>>184
こいつのアライメント属性は、混沌・悪
です。
分かりやすい

(-85) 2024/06/19(Wed) 22:49:53

赤い男 フィジシャン

 ― いつか:ヌルと ―

[またねの時は相手が電脳化した後であろうと踏んでいた為、再びの来訪と誘いに暫し無言。>>157
そして、フと噴き出す。]

 愛称付きと来たか
 困ったな

 けれど甘い物は大好きだよ

[困ったと言いつつ全く困った顔をしていない男は、素直に味の好みを口にする。
嗜好は殆ど子供舌。甘いお茶もお菓子も歓迎だと笑っただろう。

自分が他者に付きまとう事はあれど、付きまとわれるような事は滅多に無かったものだから。だからおかしくてしょうがない。
ともだちと数えてくれる事が素直に嬉しくて、自身が育む『大切なもの/いつか壊すもの』の一部に、新たに一人名を加える。
誘われれば素直に付いて行っただろう。特に裏があるようにも思えなかったし。*]

(196) 2024/06/19(Wed) 22:51:01

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A47) 2024/06/19(Wed) 22:51:30

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
フィジオジに嫌われてみたい

(-86) 2024/06/19(Wed) 22:56:30

葬儀屋 ヌル

―いつかの夜:オーネスト―

こんばんは、オーネスト。

[目当ての人物を見つけて、声をかける。
今日は、白い花を持っていないようだ。それとも、もう用事を済ませた後だろうか。]

一昨日、きみのお友達をみつけたんだ。誰か迎えに来るかと思っていたけど、まだひとりきりだったから、教えておこうと思って。

[怪訝そうな顔をされたら、「工場の人だよ」と付け加える。]

身元が分かるコは、迎えが来るかもしれないから置いておくんだ。それでも来なければ、ぼくが迎えに行くことにしているの。
あのコはどうする?

[長い前髪で見え隠れする青い目を、じっとみる。
彼が引き取るのならその場所まで連れていくし、断るのなら自分で迎えに行くだけだ。]*

(197) 2024/06/19(Wed) 22:57:46

葬儀屋 ヌル

[その日も、いつものように裏路地を散歩していた。
グリムは今日はお留守番。そんな日もある。]

♪〜♪〜

[いつもの歌をうたいながら角を曲がり、振り向きざまにスコップを地面に突き立てる。
女が短い悲鳴をあげて蹲る。]

何か用かしら。ずっと、着いてきてるよね。

[女は怯えたような、怒っているような顔で睨みつけてくる。
彼女の持っているものを確認して、納得する。
小柄な相手なら簡単に攫えると考えたのだろう。生憎と、捕まってあげるわけにはいかない。

スコップを外して、彼女に目線を合わせるようにしゃがむ。]

(198) 2024/06/19(Wed) 22:59:19

葬儀屋 ヌル

きみ、向いてないよ。
仕事が欲しいなら、あそこの葬儀社に――

[言い終わる前に彼女がこぶしを振り上げようとして、
その前にナイフを喉元に滑らせる。

バチバチと、沢山の管から火花が散る。
意識はないようだが、これは、生きていると言って良いのだろうか。
いろいろ彼女の体を見て、どうやらまだ稼働できているらしいと結論付ける。ならば、自分が連れていく必要はないだろう。]

(199) 2024/06/19(Wed) 23:00:10

葬儀屋 ヌル

ばいばい。お友達にみつけてもらえるといいね。
もし壊れちゃっても、ぼくがちゃんと、迎えに来てあげるからね。

[そう言い残して、その場を後にする。]

♪〜♪〜

[ゆらゆら、ゆらゆら、灯がひとつ。
ひとりぶんの影が、揺れている。]**

(200) 2024/06/19(Wed) 23:00:27

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A48) 2024/06/19(Wed) 23:02:48

赤い男 フィジシャン

 ― ある日の夜雀亭:アリシアと ―

 ……そうだったかな?

[お喋りした事が無い。と言われれば、数秒そうしらばっくれる。>>167
自分は唯の、この店の常連客。
そうでは無い事はバレているだろうと思って居たが、急に相手から詰められた距離に、注がれた酒を片手、余所行きの笑みのまま瞬きを数度。
この状態でのしらばっくれは通じないと判断すれば、後ははぐらかしに入るだけ。]

 わたしの仕事は医者――
 内科医フィジシャンだよ

[己の本名は既にない。
空白のプロフィールを埋めるかのよう、上書きされたのは唯のコードネームで。普段名乗る肩書をそのままに、そううそぶく。
軽い応急処置位は心得ていたが、実際は医者でも何でもない。
まあ『頭の中の検査』ならば得意分野であったが。]

(201) 2024/06/19(Wed) 23:15:42

赤い男 フィジシャン

 面白い話なんて無いと思うけれど?

[嘘、実は凄くある。
たとえば、今日裏路地に転がしてきた男の、長くも短い一生の話とか。
ちびりちびりと注がれた酒を舐めるよう、悪意ある飲み物かなど警戒交じりに口にしながら。

アルコールは甘い方が好みだ。デザートワインや果実酒の類であれば尚良い。
あとは、酒はそれなりに強い。夜雀亭に訪れる際は仕事混じり故、泥酔するまで飲む事は滅多に無いだろう。>>165

何はともあれ、自分はアリシアと言う対象に、笑顔で迎え入れられる常連となった。
さて、さて、彼女の作戦は何処まで通用するか。
それは彼女次第と言った所か。
なお公爵デュークから「此処までは話して良い」と言われればさっさと口を割るのだが、それは自分が決める事では無い訳で。*]

(202) 2024/06/19(Wed) 23:17:09

赤い男 フィジシャン

 ― 過去:とある筋からの情報 ―

[どうやら「BloodSun」が大層腹を立てているらしい。>>191>>192>>193>>195
今まさに2人して地面に座り込み、向かい合うよう胸に抱いている意識の無い女。……の頭から引っ張り出してきた新鮮な情報。

――無論この女は「BloodSun」傘下の者でも何でもない。
唯の、マフィア同士の話をたまたま耳にした運の悪い女。フィジシャンと言う男に目を付けられた運の悪い女。

考え込みながらも、手は子供をあやすように。女の背をポンポンと何度か叩く。
相手の電脳は既にシャッフル済み、ケーブルを引き抜いた身体は時折ビクビクと痙攣していたが、何時もの事なので気にしない。

さて、どうした物かな。
「BloodSun」は元々、「夜の女王のアリア」の対立組織。
だったのだが?夜の女王から朝の王が独立、増えた悩みの種に大層ご立腹。そんな所だ。]

(203) 2024/06/19(Wed) 23:47:39

赤い男 フィジシャン

 どうしようかなあ

[どうするも何も、このまま上に報告するが?
一個人の意見としては、育った「暮れぬ朝の王」とやり合いたい。
けれど「BloodSun」との抗争も惜しい。]

 どうするかなあ

[現在「BloodSun」の怒りの矛先は「暮れぬ朝の王」の方へと向いている。と言う所までは今掴んだ情報。そこから先は別の相手を経由しよう。
だが狙った情報を持って居るのは誰なのか。たまたま掴んだ情報の先を得るには入念な下調べが必要となる。]

 まずは報告して――、

[した後は他者の判断を仰ぐとするか。
深入りするなと言われたらそれ以上追わないし、探って来いと言われたら喜んで探ってくるのが自分である。]

 ……面白いね?

[抱いた女に優しく語りかけるが、返事が返ってくるわけでも無し。
死体未満の相手を地面に転がして、後始末は裏路地の誰かがするだろう。そのまま上機嫌で路地の闇に消え、今日の仕事はそれでおしまい。**]

(204) 2024/06/19(Wed) 23:48:29

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A49) 2024/06/19(Wed) 23:53:40

夜雀亭の看板娘 アリシア

―回想・おぼろげな記憶―

 『この子は幼い。心に傷を負ったまま安全な部屋に閉じ込めるよりは、穏やかな表の社会で暮らした方が遥かにいいと私は思う――少なくとも、ウチが絶対的な覇権を手にするか、例の通りに危険が訪れるまでは』

[誰がどのように言っていたか、そもそも男の声か女の声かも覚えていない。しかし父を失い、茫然自失となっていた私の記憶に残っているのは、そのような事を言われ、そして深く考えず頷いたことだけだった。

少しして。漠然と父の背を追っていた最中のことと思い出し、生きる意味を見失っていた私は自身の受け入れ先に興味を持つ。
組織とは縁もゆかりも……少しだけあるらしいのだが、詳しくは聞いていない。

聞いたのは「シルウァ」という名の若女将のことと、なかなかに繁盛しており賑やかな日々を送れる場所だということ。
さしあたり機械の体の制御と仕組みを覚え(といっても何年もかかったのだが)、ようやく人の世界に戻れるという。

――完治と出発の報告をすべく、祖父たる公爵デュークに挨拶をした時の言葉は、私の胸に今も残っている。]

 『ああ、気楽に行ってくるといいさ。お前の眼も……そうだね。期待しているよ』

[何かを抱えているわけでもない胸中の、私も知らない何かを見透かされているかのような。
そんな不気味さを感じたことを覚えている。]

(205) 2024/06/20(Thu) 00:01:08

夜雀亭の看板娘 アリシア

[この新しい人生で、当然ながら私は肉体的に成長できない。
 仕草で誤魔化し背は病とでも偽るとして、それでもいつかはバレる。そうしてこの生き方は終わるのだ。
 しかし、かといってわずかな間の仮宿とするには……当時12年しか生きていなかった少女にとって、夜雀亭はあまりに居心地が良すぎた。

 優しい従業員仲間と女将さん、そして裏表のない快活なお客さん達。
 そんな人たちと過ごす時間は幸せそのもので。
 言葉の裏を読むようなことも、環境の裏を読むようなことも、しなくていい環境というものがアリシアには新鮮でしかたなかった。

 もっとも、つい考えてしまうことはあるのだが。
 例えばそう、自分の今の立場だ。組織には所属していないため広場で自由に活動しているが、手を出せば有力組織の報復を受ける。
 組織の中ではどのような扱いを受けているのか?公爵デュークの息がかかっている以上、何らかの形で保護を続けられていると見ていい。

 いずれ私も自分の身の振り方を考えなくてはならない時が来る。さらに言うならば、かなりの確率で、夜の女王を支える立場になることだろう。
 しかし今は……叶う事なら出来る限り長く、今の幸せが続けばいい。

 瞼を閉じる。夢はいつか覚めるものだ、という心の声に耳をふさぎながら。]

(206) 2024/06/20(Thu) 00:02:46

夜雀亭の看板娘 アリシア

―裏通りにて―

[宴も酣。宿の明りが消え始める頃、カモフラージュのために買ってきた野菜袋を片手に自室へと向かう。
 警戒は絶やさず、しかし遅い帰宅をどう言い訳しようかと思いを巡らせていると――

 なにやら慌ただしい声が小さく響いた>>173。物音に耳を澄ませると、どうやら男性が物盗りに遭ったようだった。しかし当の本人は執着が無い様子>>183
 よく見る光景……という訳では特になかったが、気にするほどの事でもないか……と意識を外す直前。]


 あれ……どこかで見覚えが……あ、お客さんだ。

[時折来てはお酒を調子よく呑んでいく、いつも愚痴でいっぱいだけどいつでも楽しそうにお話をしているお客さん。そんな彼の寂しそうな顔を見て、その視線の先を追い、白い花を見せびらかすスラムの子供たちを見て。]

 ……ああ、そういうこと。


[今は見るからに機械な腕が付いてるし、仮に腕が人仕様でも普段は人間の少女であるアリシアが花を取り返すことなど出来るはずもない。
 見てしまったことをお客さんに心の中でそっと謝ると、踵を返し、回り道をしてこっそりと自室に戻る。

 そういえば、あの一緒にいた人は……若そうに見えたけど、こんな時間に外にいるなんて一体何をしているのかしら。彼が今度お店に来たら聞いてみよう、と心に留める。**]

(207) 2024/06/20(Thu) 00:04:16

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A50) 2024/06/20(Thu) 00:11:38

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
これたぶん創作畑でミリ生きてたせいなんだけど、イマイチRP村で生きてるって感じの文体してなくて、
なんかキャラってよりお話になってるよね。

ちょっとずつアジャストしていきたいきもち。
とか言ってたらあと一日で始まるんだなこれが。

まずね、文章が長い。
もう少し細かくしようよー!

(-87) 2024/06/20(Thu) 00:23:42

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
早く寝て ハイ。

明日やりたいこと
ソルと気持ちバチる。
朝の王となんか面識があったことにする。
ヌルかズィー&オクリビを認知する。

遅れた分いろいろ取り戻したいよね。

(-88) 2024/06/20(Thu) 00:27:58

自称穴掘り屋 ズィー

[さて、国民第一号加入とともに気づいたことがある。
国というものは国民あってこそじゃないかと。
それに]

 どりゃっほーー!

[カツーンカツーン。ツルハシ振り上げては振り下ろす。少し小さな穴が出来上がる。そこを広げる。けれど]

 あっ!!

[パラパラパラと周りが崩れてすぐ埋まってしまう。]

 うーん。
 掘んのは得意なんだけんどもなぁ。
 よーぐ、やっとったし

[穴掘りといっても、お墓をつくったりとかそういうのではなくて、本当にただの堀り屋さん。穴を掘るといろんんなものが出てきておもしろい。

もし、近くにオクリビちゃんがいたら、どう掘ろうかとかとか相談もしていたかもしれないけど。
穴じゃなくて国を作るのって難しい]

(208) 2024/06/20(Thu) 04:51:40

自称穴掘り屋 ズィー


 そうだ!穴掘り仲間さ、さがそう!
 国民を増やすべ!
 さすが、女王頭いい!

[そう思って、さっそく少し人通りがあるところへと出て。すううーーっと息を吸い込み]

(209) 2024/06/20(Thu) 04:52:09

自称穴掘り屋 ズィー

誰かーーー穴掘りさ得意な人ーーーー!
 いないべかーーー!

 一緒国造りしねぇべかーー!!


[客キャッチならぬ、国民キャッチ*]

(210) 2024/06/20(Thu) 04:54:44

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
なにやっとんじゃ。
オクリビちゃん、こんな女王のとこ来てくれてありがとうね。

(-89) 2024/06/20(Thu) 04:56:26

マフィア『BloodSun』ボス ソル

裏通りにて、正直者と


[こちらがにこにこっとその強さを褒め称えると、
男はドヤァっといい気分になったらしい。>>180
男は強さを褒められると大抵喜ぶ。

ニコニコ。しめしめこいつは使えるぞ。
おだてたり、たすけてー!と頼ればデコイになるかもしれん。
いい感じに馬鹿どもの相手を押し付けるのに良さそうだ]

ニンゲン様カッコイー…!

[目をキラキラさせてみせれば、ヒーローに憧れる少年のようだ。
こういう表情を作る機能は機体性能だ。感情豊かに出るタイプのロボに入れて実に良かった…!……まあそのせいで表情の方に気持ちが引っ張られることもなくはないが]

(211) 2024/06/20(Thu) 06:37:11

マフィア『BloodSun』ボス ソル

[しかし男の背後を逃げ去るクソガキどもに対し、
マフィアは一瞬ボロを出しかけた!>>180]

が、が、お、おっきなガがニンゲン様の背中に…!!!
いけません!僕が退治します!!!

[と、わざとらしく走り寄って、
えーい!と背中辺りをぺちぺち。
(腕力出力1/500くらいで。
フルパワーで殴ったら流石に誤魔化すどころではない)

よしこれでごまかせたな。(慢心)
全くこの身体はちょろいもんだぜ(驕り)

あとはクソガキどもをどう処してやろうか…
と思っていたところで、男もまた後ろを振り返り
そして状況を把握する。
彼は思っていたよりあっけらかんとしていた>>181>>182]

(212) 2024/06/20(Thu) 06:42:48

マフィア『BloodSun』ボス ソル


……いいんですか?
だってあれ、ニンゲン様の花、でしょう?
日常茶飯事…なのは、そうですが…なんで…

[男の様子に、少年アンドロイドは困惑した。
この場所では盗った盗られたは日常茶飯事。
金品だけでなく命すらその例外ではない。

つまり、奪われる前に奪わなければ、
何一つ残らない。

だからこの男は奪う側になったのだ。
どんな小さなものでも、
ほしいと思ったものは譲らなかった。

奪いつくさねば、死ぬのは自分なのに。
奪われることに抵抗しない男のことは、
うまく理解できなかった。]

(213) 2024/06/20(Thu) 06:49:04

【秘】 マフィア『BloodSun』ボス ソル > “正直者” オーネスト

[少年の口から、かすかに機械の駆動音が流れる。
何かを思考するときに発生する0と1のバイナリー言語
高速で展開されるその言葉を人間が捕らえられるわけもないが、あえて翻訳するのであらば…彼はこんなことを告げていただろう]


"奪う前に奪わなきゃ、なんも残らねえぞ"

 "てめえのカミさんのことだって
  奪ったやつに復讐でも何でもしちまえよ"

"わかんねえよ、奪われたら悲しいもんだろ?"

"悲しいなら奪い返せばいいだろう"

[それは決定的な、男と機械人類の価値観の違い…
なのかもしれない]

(-90) 2024/06/20(Thu) 06:53:29

マフィア『BloodSun』ボス ソル

[半開きになった口から
かすかに思考のバイナリー言語が漏れる。
ウー、ウーとよくわからなさそうな顔をしている少年に、男は帰り道を促した]

あ、え…あ…そ、そうでした…
叩かれちゃうんでした…

すみません!僕、もういかなきゃ!
ニンゲン様、強くても、お気をつけて!
泥棒さんはたくさんいるから!!!

[と、そう言って、暗い夜道を駆け出した。
今日は考えることばかりだった、
さっさと布団に潜り込んで寝ちまおう。
バッテリーの充電もせにゃならん。

少しばかり逃げるように、
いずれ何かを奪うかもしれない相手に対し、
ちょっとばかりの思考を振り払いながら**]

(214) 2024/06/20(Thu) 06:57:43

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A51) 2024/06/20(Thu) 06:59:19

案内人見習い ページボーイ

渾沌の国のアリスと


[中央表通りにある夜雀亭。
ページボーイはその日、看板娘アリシアを訪ねていた。

ページボーイは、かつて『夜の女王のアリア』に拾われ育てられた孤児だった。
最初の頃は、助けてくれた組織の構成員にも毛を逆立てて警戒していた。

こんな何もできない
アタシに何を求めてるんだ、
カラダか?ってさ

けど、ある日のことだった。
公爵デュークのもとにやってきた男と愛らしい少女を見て、彼女は目を奪われた。

キラキラと輝いて見える彼女は、
公爵デュークのお孫さんだという。
彼は、息子(つまり、愛らしい彼女の父親)と話す間、
彼女と遊んでやってほしいとページボーイに頼んだ。
…まだ幼かった彼女は覚えているだろうか?あのとき彼女はどんな反応をしてたっけか]

(215) 2024/06/20(Thu) 07:27:28

案内人見習い ページボーイ


『…や、やあ、お姫様!
アタシは、ページボーイっていうんだ!
えーと、ページボーイってのは
ドア開ける役の人!』

[辿々しくまだ幼い少女に、
これまた幼い少女がお姉さんぶって話しかける。

このこを守りたい。ページボーイはそう思っていた]

(216) 2024/06/20(Thu) 07:29:39

案内人見習い ページボーイ



[…だからこそ、あの子を、あの子の父親を
あんな目に合わせた奴らは絶対許さない…]

(217) 2024/06/20(Thu) 07:30:14

案内人見習い ページボーイ


[…話を現代に戻して。
ページボーイは、彼女が夜雀亭で働き始めてからも、
それはそれは気にかけていた。

夜雀亭に彼女の祖父は顔を出すことはできない。
だからアタシが代わりに様子を見に行ってあげなきゃね!!!
とむしろ正義感めいたものもあった。
まさか他に彼女の様子を見に行っているものがいるとは思ってない]

やっほー、アリシア!
元気そうでよかった…!
そうだ!今日はビールちょうだいよ!
あと焼き鳥!アリシアのぶんのケーキもほしいな〜!

[などと気安く注文をして、彼女の近況を聞く。
…そして酒に酷く酔ったときには…デュークが呟いていたことを、ぽろりぽろりとお漏らししたり、そんなうっかりも。

彼女と渾沌の国のアリスの関係性は、
そんなかんじのものだったかもしれない**]

(218) 2024/06/20(Thu) 07:34:11

【独】 “正直者” オーネスト

/*
実際、奥さんだけど、村では奥さんとは言ってないんですよね(?

(-91) 2024/06/20(Thu) 07:37:29

案内人見習い ページボーイ、メモを貼った。

(A52) 2024/06/20(Thu) 08:01:18

天の声(村建て)、メモを貼った。

(#6) 2024/06/20(Thu) 08:04:25

マフィア『BloodSun』ボス ソルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。


【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*村建て人が村人にセットできてねえたぁ、なんたることだ!(むらびとぽちー

(-92) 2024/06/20(Thu) 08:08:07

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A53) 2024/06/20(Thu) 08:10:33

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*朝バタバタメモ書いてたから言葉足らずだったとこも追記

(-93) 2024/06/20(Thu) 08:12:50

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A54) 2024/06/20(Thu) 08:20:53

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
順にお返しと言ったけれどこれだと現軸で拘束してるフィジシャンが一番最後になっちゃうな!?(ログ投下順だとソル→ズィー→フィジシャン)
どうしよう って悩んでないでとにかく書こう。

(-94) 2024/06/20(Thu) 08:25:52

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A55) 2024/06/20(Thu) 08:28:06

荼毘葬送 オクリビ

中央表通り:フィジシャンと

[「目の前の相手が食せないモノを美味しそうに食べる」行為はしばしば相手の不興を買う……という認識自体はオクリビも有している。有しているが、それでも彼女のほうから特段フィジシャンを責めることはなかった。
 これは生身の同僚たちのティーパーティに同席しながら、同僚らに対し遠慮を求めない――そんな姿勢とも通じるもので。
 そして、商売上の付き合いと伝聞から、目の前の赤い男の人となりを彼女なりに理解するが故の反応だった(理解の正確さは兎も角として)

 赤い男への一定の理解は、向けられた満面の笑みと「やりがい」の語>>148、「今の立場として」はと前置いて語られた感想>>185に動じない様からも伝わるか。
 とはいえ彼の本質を受け入れる姿勢故に、今のオクリビの立場としては言ってはいけない語が口をつきかけもした訳で、この時の彼女は何の言葉もなくただ笑みを返しただけだった。]

(219) 2024/06/20(Thu) 09:58:10

荼毘葬送 オクリビ



 ……ええ、そうね。


[問いかけ>>187への肯定が素の口調に変じたのは、ぶり返す発作のような言葉テキストが思考回路に過ったせい。
 それを囁きという形で吐き出した出力した後(30cmの身長差からいえば、上目遣いの囁きになっていただろう)
 今度は赤い男のほうから踏み出し、視線の高さを合わせて囁かれた答えに――]


( それは、困りますね。 )


[声に出して告げはしなかったが、眉を寄せて曖昧に笑う様で困惑を示す。
 男の答えは、「誰にとって」をはっきり示すものではなかったが――。
 彼の双眸と重なった機械の眼を瞬かせなかったのは、女がある程度答えを想像していたことを示すもの。]

(220) 2024/06/20(Thu) 09:58:36

荼毘葬送 オクリビ



 ( ――それでいい。
   それなら、私は「壊れる」を願わずに居られる。 )


[そんな安堵めいた言葉は、顔色にすらも滲ませなかったけれども。]

(221) 2024/06/20(Thu) 09:58:49

荼毘葬送 オクリビ

[再び一歩分に戻った距離>>188のもと、オクリビは再び陰りのない笑みの形を作る。
 「秘密」の語に対し深まった笑みに、「お楽しみに」とばかりにくすりと笑い声をあげながら]


 ありがとうございます、おじさま――フィジシャン。
 どうか貴方の旅路にも、幸ありますように。
 ええ、その旅の次の到着地が、
 私と刃を交える戦場であったとしても。


[「夜の女王のアリア」に与することを選ばなかった女は、次の邂逅の可能性を思う。
 これは今のオクリビが仕える「女王」――ズィーの意向や、その他の組織の動きにも依る話なので、確かな予測はできない。
 それでもこの国の裏側に“嵐”来る時、己の組織以外の全ての者と殺し合うくらいの覚悟は必要だった。
 本気で殺し合う心算が、結局誰も死にはしなかった……という顛末もままあることではあったが。]

(222) 2024/06/20(Thu) 10:05:07

荼毘葬送 オクリビ



 ……ええ、私もいろいろ支度を整えなくちゃ。
 それではおじさま、御機嫌よう。


[こうして世間話を終え、爽やかな面持ちでフィジシャンに手を振り、通りを再び歩き出す。
 この場で爽やかに別れられたのは、相手の笑みもまた、変わらぬ色合いに見えたから*]

(223) 2024/06/20(Thu) 10:05:31

荼毘葬送 オクリビ

[ところでオクリビは「フアナ」の頃からフィジシャンを「おじさま」呼ばわりしているが、彼の正確な実年齢までは知らない。
 さすがに「おにいさま」や「坊や」とまでは認識していないが、本当は「おじいさま」か、「おじいさま」どころでない伝説的な呼称の方が相応しかったのかもしれない。
 あるいはそもそも「男性」扱いしない方が――という可能性については、これまで彼と接して受けた印象から、あまり思考せずにいる。

 何れにせよ、特に相手から何も指摘されない限りは、相変わらずの「おじさま」呼びである。*]

(224) 2024/06/20(Thu) 10:15:29

【削除】 荼毘葬送 オクリビ

[オクリビが一度向かう先は、リリオ・カサ・ブランカではない別のパーツ屋。
 自身のメンテナンスはリリオ内部で行うことが多かったが(何せ商売柄、フアナだった頃の自分も含め、機械の扱いに詳しい女たちが多い)、パーツの知識や鑑識眼を養う目的もあり外部の店に出入りすることもあった。
 その頃から面識のある表通りの店へと、ブーツとカーゴパンツに覆われた脚を動かしていく。

 ……なお、リリオは【基本的に全ての組織に対しても中立的な立場で取引する】施設の為、実のところオクリビはリリオ出禁でも何でもない。当たり前だが、現在の主であるズィーもだ。
 ただ、オクリビ自身の思考の問題で敢えて避けている、というだけである。]

2024/06/20(Thu) 10:25:23

荼毘葬送 オクリビ

[オクリビが一度向かう先は、リリオ・カサ・ブランカではない別のパーツ屋。
 自身のメンテナンスはリリオ内部で行うことが多かったが(何せ商売柄、フアナだった頃の自分も含め、機械の扱いに詳しい女たちが多い)、パーツの知識や鑑識眼を養う目的もあり外部の店に出入りすることもあった。
 その頃から面識のある表通りの店へと、ブーツとカーゴパンツに覆われた脚を動かしていく。

 ……なお、リリオは【基本的にどの組織に対しても中立的な立場で取引する】施設の為、実のところオクリビはリリオ出禁でも何でもない。当たり前だが、現在の主であるズィーもだ。
 ただ、オクリビ自身の思考の問題で敢えて避けている、というだけである。]

(225) 2024/06/20(Thu) 10:26:00

荼毘葬送 オクリビ

[その道すがら――大々的なキャッチの声が響き渡る!>>210]


 ……ふふ。

 ( 手や腕だけじゃなくって、
   声も力強いのね。 )


[現在のオクリビは“嵐”の準備のための単独行動中。
 それ故に、穴掘りの方針についての相談>>208の相手になれずにいたのだが、女王陛下はひとりで良案に辿り着いたらしく>>209、こうして実行に移している。
 ……キャッチの掛け声が本当に良案なのかは兎も角として、「少女」と「かつての少女」ふたりだけではこのトループ全土を支配できないだろうとは確かに考えていた。鉱脈を掘り当てて一攫千金であればまだしも。]

(226) 2024/06/20(Thu) 10:48:59

荼毘葬送 オクリビ

[少しの間立ち止まり、思案計算してから――]


  頼もしいですね、女王陛下!


[キャッチが響いてきた方角に向け、己の声の出力を少しだけ上げて、満面の笑みを作って叫ぶ。
 声量の所為で合成音のノイズがやや目立ってしまったが、使用人的なアンドロイドによる宣伝支援だと思われる分には特に問題はなかった。
 そして所属組織を示すタグ無き者からのこの掛け声はステルスマーケティングに該当していたかもしれないが、この渾沌の国の法で規制されている行為ではない。筈だ。

 そんなこの女が、「女王」の「国民第一号」となった経緯は――*]

(227) 2024/06/20(Thu) 10:52:41

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*あ〜〜〜!かわいすぎるんじゃ〜〜〜!!!
オクリビ&ズィーちゃんの地下帝国コンビ〜〜〜!

(-95) 2024/06/20(Thu) 12:07:10

案内人見習い ページボーイ


[…ちなみにだが。
ページボーイは注文するとき
いつも『アリシアのぶんの○○』を注文する。>>218

これは、『アリシアの食べてる○○よこせ〜!』ではなく
『アリシアと一緒にご飯食べたいから、
アリシアのぶんの○も持ってきて〜!』
という意味である。

ケーキ横取りなんてまさかまさかそんなそんな。
おねえちゃんがそんなことするわけありません!(胸張り

機械化してしまった以上、
もしかしたら食べ物は食べられないかもしれないが、
そうなら代わりに彼女のボディに使えるパーツや手入れ品を買うためのお金を支援するつもりで、ケーキやデザートを多めに注文していることだろう。

お姉ちゃんだからね!
頑張ってる妹分のお仕事ぶりを応援したい気持ちはたくさんあるのであった**]

(228) 2024/06/20(Thu) 12:28:22

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
かわいいね

(-96) 2024/06/20(Thu) 12:30:20

夜雀亭の看板娘 アリシア

─ある日の夜雀亭:フィジシャンと─

[嘘を見抜く術というのは無数にある。
しかしその裏にある真実を暴くのは、えてして簡単なことではない。]


 へえ、お医者さんなんだ。
 常連さんって素敵なお仕事をされてるのね!

[当たり前のように吐かれる嘘を受け流しつつ、男の仕草に意識を凝らす。突然話しかけられて困惑した様子だが、すぐに穏やかな調子で会話を返してくるフィジシャン。
しかし困ったことに、それ以降はまるで本当に知らないみたいに自然な反応で、少し前の自分を疑ってしまうほどだ。慣れ親しんだ店の飲み物を警戒する姿を見て、不自然さを感じさせてしまったとかと省みる。
それでもめげず、断片的にでも推測できないかと──]

 そんなことないよ。
 自分ではそういう風に思っていても、聞いてみたらすごく楽しい!……なんて、よくあることだもの!

[と続きを促すのだが、収穫は無いに等しかった。
お酒に酔っても少しも胡乱になる様子がなく、話していてもぼろを出さない。身内なら愛嬌も通じにくいだろうし(私の実年齢は知っているはずだ)、これはかなりの強敵だ。
これでは埒が明かない、とその日は他愛ない会話をするに留まった。でもお酒の好みについてだけは収穫と言えるかな?>>202と、銘柄のリストを思い起こしながら。]

(229) 2024/06/20(Thu) 12:36:57

夜雀亭の看板娘 アリシア

─ページボーイと─

 ──あ、来てくれたのね!

[朗らかに笑う女性をハグし、席に迎え入れる。

ページボーイという少女のことを、アリシアは心の底から信頼していた。
たしか初対面は事の少し前。歳の近い女の子と話すのは初めての事だった。]

 
 『一緒に遊ぼう、お姫様!』

[なんて笑う少女は、きっと今思えばあの手この手で私を楽しませようとしてくれていたのだろう。>>216
笑うことの少なかった私だが、その時は彼女のヘンテコな様子がなんだかおかしくて、自然と笑っていたと思う。]

(230) 2024/06/20(Thu) 12:42:16

夜雀亭の看板娘 アリシア

[打算というものは人の社会に付き物だとアリシアは理解している。
ページボーイと出会った日以来、妙に女の子と知り合う機会が増えた。しかし今でも交流が続いており、また心から交流を望むのは彼女だけだ。

孤児ではなかったかと聞かれれば、その孤児の私をページボーイが女将と交渉して引き取られたことになっているので、頻繁に会いに来る口実は整っていた 。]

 わたしの分もいただいちゃっていいの?
 それは断ったら悪いね!

[手早く配膳を済ませると向かいの椅子に座る。
情報源だなんて発想すら持たない程度には、アリシアは純粋にページボーイとの時間を楽しみにしていた。
友人兼妹分、 兼お姫様──として、そう接したいという願いもあっただろうか。
時折仕事を置いて談笑に移る少女を、誰も見咎めることはなかった。*]

(231) 2024/06/20(Thu) 12:45:06

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
好き…………>>49>>51

(-97) 2024/06/20(Thu) 13:36:56

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
アリシアちゃんかわいいな〜

(-98) 2024/06/20(Thu) 13:37:38

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
オクリビにも会いに行きたいのだがタイミングが……

(-99) 2024/06/20(Thu) 13:38:14

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A56) 2024/06/20(Thu) 13:52:33

夜雀亭の看板娘 アリシア

裏路地・スラムへ続く道



[噂では、スラムの方で動きを見せるマフィア団体があるらしい。
「BloodSun」という名前のその組織は、掃き溜めにあるものであれば玉も石もかき集め、覇権を狙う有力組織のひとつだということは知っていた。

それがどうも血気盛んだとか、暮れぬ朝の王フットマンおじ様の組織を叩くと意気込んでいるとか、そんな事を話しているのを仕事の傍らに盗み聞きした。
こういう時は五感の優れた機械の体は便利だと思う。

さて、とはいえそんな場所に殴り込むなんて命がいくつあっても足りない。
昼の片付けを済ませ、夕の支度が非番なこの日、目立つ機械腕は部屋に置いたまま扉を開く。

厚底の靴を履き、髪をまとめて服に仕舞う。
安物の服を破って汚し、きれいな肌に砂を塗る。そんな気の乗らない変装のため尚更人目につかないよう気を払い、中央通りから逸れてゆく。]

(232) 2024/06/20(Thu) 14:01:57

夜雀亭の看板娘 アリシア

 ……ああ、そういえば。

[スラムの方で人を集めていると聞いたような。
ここ数日、妙に通りのいい声で勧誘をする声が聞こえてくるという。
BloodSunは数ある組織の中でも最も中央通りを脅かす可能性の高い組織だ。武器の行先がここなら辻褄が合うが、最悪な可能性のひとつでもあるわけで──]


  『国造りしねぇべかーー!!』


[不意に響く大きな声に思わず肩を震わせた。]

(233) 2024/06/20(Thu) 14:03:36

荼毘葬送 オクリビ

回想:女王の国の夢を見る

[噂の「女王」のもとを訪ねた時、彼女はツルハシを振るっていた>>171
 この時は幾らか距離を置いていたため、ツルハシが後ろにがくんと下がったのが見えても、フアナが巻き添え事故を警戒することはなかったが。
 ひとまず「女王」は後方転倒することなく、ぐるんとターンして、無事にこちらに向き直った。
 その姿を目視してから、フアナは自己紹介を始め――。
 自分よりも背の低い少女の見上げるまなざしを、その面持ち>>172>>174を、じっと見つめていた。]

(234) 2024/06/20(Thu) 14:06:15

夜雀亭の看板娘 アリシア

[ん、んんん?これが件の人集め……にしては、規模が小さすぎる。というか言葉の訛りがすごい……のはスラムでは珍しくもないんだっけ。
色々とツッコミたい気持ちを抑えながら声の主を探すと、別の方向からも声が聞こえてきた。>>227

最初の感想は、子供の遊びだった。
女王礼賛の自動音声は、録音機でも拾ったのだろうか。

しかしその音のする方を見れば、フードを目深に被った女性。
白百合のタグが付いていれば中央通りで道すがら見かけた姿を想起することもあったかもしれないが、今のアリシアに心当たりは無い人物だ。
サクラなら傍に置けばいいので機械人類だろうか。ではその機械人類と思しき人物は一体、何をもってツルハシを持った少女を「女王」と呼んだのか。

一瞬悩んだ末、話しかけてみることを決意する。
どちらにと言えば、何よりも目を引く声の大きい「女王様」に。]


 ねえ、国造りって何?


[つとめて女の子らしく、女王様に問いかけた。*]

(235) 2024/06/20(Thu) 14:06:42

荼毘葬送 オクリビ

[はっとしたような瞬き>>175
 落とされたツルハシが鈍く地面を叩く音。
 「かりすま」の語を口にしながら、頬を抑えながらにやけた顔。
 何れにもフアナは笑みの形を変えないまま、加入の理由を続けていた。
 それから「女王」が頭を掻きながら返したことに、微笑ましげに、くすりと音を立てて笑った。]


 宝物を掘り当てて一攫千金――、
 それもまた、国の覇権を求める夢に劣らない
 大きな夢、野望だと思いますよ。
 誰もが「資源は枯渇した」と諦めてしまう時代に
 未知の鉱脈を求める純粋さを、私は眩しく思います。


[少女の語る夢から受けた、少しの邪さも、純粋さも。
 どこか幼さ残る印象をも受け入れた上で、フアナは頷いてみせた。
 ――どのみち、国の運営には金が要る。
 その点から言えば、建国と一攫千金の夢は相反しないとも考えながら。]

(236) 2024/06/20(Thu) 14:07:03

荼毘葬送 オクリビ

[ここまでの堂々とした話しぶりも、己が「機械」であることに触れた際は聊か頼りないものになったが――。
 「人と機械の区別」に対する疑問符を向けられた時>>177、フアナの動きはぴたりと止まり、ぱちりと瞬く仕草をした。
 少しの間の後、その疑問を受け入れたこと示すように、苦笑の形ながらも表情を綻ばせた。]


 そうですね。分ける必要なんて
 実は無いのかもしれません。
 思えば、私のような者のことだって、
 機械化「人類」って呼ぶくらいですもの。


[さる「朝の王」の正体について他者が議論すること>>100にも、大して意味はないのかもしれない――そう思わせるような答え。
 現実には裏社会の中ですら「区別」を意識する組織があるとはいえ、少なくとも目の前の「女王」の前では、その必要は全くないのだと認識する。]

(237) 2024/06/20(Thu) 14:07:21

荼毘葬送 オクリビ

[「女王」が訛りを少し正す様には、「別にいいのよ」の一言が脳裏に浮かんだものの。
 ――国を統べようとする女王なれば、相応しい言葉遣いがある。
 そう思考し直し、彼女の行動を重んじる形で、特に何も言わないことにした。]


 貴女のこれから築かれる国に、
 私を受け入れてくださり、ありがとうございます。
 それでは、これから、よろしくお願い――…


[「女王」の両手が此方に伸びたのを視界に捉え、黒手袋を嵌めたままの右手で、相手の両手を軽く押し止めて]


 お待ちください。


[それから己の両手の手袋を外し、ポンチョの脇のポケットに軽く押し込める。]

(238) 2024/06/20(Thu) 14:07:50

荼毘葬送 オクリビ

[露わになった手の皮膚――外装は、黒色の強化プラスチック。人肌に似せた柔らかさのある顔面の人工皮膚とは異なり、金属のような硬質さを持つ。
 そして手の形状もまた、球状の関節が露わになった人形のそれ。]


 もう、握ってくださって、大丈夫ですよ。
 それでは、改めて――…
 よろしくお願いいたします、女王陛下。


[人形めいた漆黒の両手を、「女王」に差し出した。
 これはフアナの手袋に触れることに何か危険性があった訳ではなく、単に、「素肌」の手を取って貰いたかっただけだ。]

(239) 2024/06/20(Thu) 14:08:41

荼毘葬送 オクリビ

[堅牢なプラスチックの外装越しに、ぎゅっとする「女王」の手の圧力を感知して――数々の噂はでたらめではなかったらしい>>179、とひとり納得する。
(ツルハシを振り上げる姿を目の当たりにした時から、既にある程度納得してはいたが)

 リリオで戦闘訓練を受けた女たち、依頼主として訪れる市井の女たち――組織に属する強者の女たち。
 職務上の付き合いで様々な女に手を握られた経験が、この納得の背景にある。]

(240) 2024/06/20(Thu) 14:09:07

荼毘葬送 オクリビ

[さて、呼び名のことを問われた時>>179
 「カサブランカのお姉さん」の肩書きも外れた今、特に気を害した素振りもなくさらりと答える。
 服を着ていない時のほうがより「性別不明」と扱われる、そんな機体の女だったから]


 フアナちゃん、のほうですね。
 ああ、呼びにくければ「ファナ」でも構いません。
 私にこの名をくださった社長も、発音しにくければ
 変えてしまっても構わない、と仰いましたので。


[と、「フアナ」の出どころについてもさりげなく伝えながら]


 ただ私、実はもう40歳前後なので、
 「ちゃん」付けは、少し、恥ずかしいですね。


[真に居た堪れなくなるような羞恥はこの機体では起きないが、「実年齢にふさわしくない」という意識から、こうした言葉がこぼれ出たものだった。
 ちなみにこの意識は、リリオの長から「フワニータ」の愛称系を呼ばれた時にも自覚するものだった。]

(241) 2024/06/20(Thu) 14:09:34

荼毘葬送 オクリビ

そして改名の時

[「女王」から疑問符>>189が返ってきた時、ほんの一瞬、フアナは答えを迷うように口を止めたものの。
 それでもリリオとの決別を優先し、フアナは改名の意思を改めて告げた。
 こうして思いついた「オクリビ」の名への「女王」の感想は、確かにズレた意味合いを示してはいたけれど]


 火は、文明の原初を築くものです。
 貴女の国に火を贈り、道を照らすもの――。
 その名に恥じないように奮起いたします。


[「オクリビ」の名に「女王」が新たに与えた意味に、オクリビは納得と満足を示すように笑顔を作る。
 名前が変わることもよくある、という言葉に――「フアナ」以前にも別の名があった女は――うんと頷きを返し。
 そしてここで、噂の中でだけ聞いていた「女王」の名を、当人の口から初めて耳にする。]

(242) 2024/06/20(Thu) 14:11:44

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A57) 2024/06/20(Thu) 14:11:55

荼毘葬送 オクリビ

[石に転がった文字から採った名前。
 人によって、名を拾う先は石だけではなかったかもしれない。
 あるいは名を与えられることも(フアナ自身がそうだったように)。割り当てられた役職がそのまま個人名になることだってある。
 そして、そんな名すらない人間だって、いる。
 スラムにおけるこうした事実自体は、実際にスラムから少女を保護してきたことのある施設の者として、既に知識の中にはあったのだが]


 ズィー。
 ……、拾い物の名前、だったのですね。


[それでも言葉に幾らか間が空いたのは、リリオが「保護しきれなかった」少女の存在を改めて自覚したから。
 同時に、「保護」を求める少女ばかりではない、とも。
 オクリビの歯切れの悪さには、こうした思考の複雑さが滲んでいた。]

(243) 2024/06/20(Thu) 14:12:29

荼毘葬送 オクリビ



 女王陛下の御名を呼ぶなど畏れ多い――
 などと言わず、貴女のことは、
 「ズィー」とお呼びした方がよろしいでしょうか。


[まず先に、そう伺いを立てて]


 女王たる重みがありながら、どこか穏やかな響き。
 そんな名前に、陛下は巡り合えたのですね。
 良いお名前だと、私は思いますよ。


[「良い」と口にしたのは世辞ではなく、率直にそう感じたから。
 「女王陛下」と呼んだ際の最初の反応>>174も忘れてはいなかったが、それでもズィーが望むなら「陛下」呼びにしよう、とは考えていた。]

(244) 2024/06/20(Thu) 14:13:19

荼毘葬送 オクリビ

[そして二つ名に対しても、意味が伝わったかは兎も角として、反対はなかった。>>190
 主からの反対がないなら、とりあえずは問題ない。
 後で問題が発生したならその時はその時でまた変えればいい、というだけの話だ。
 ……「ちゃび」と言い間違えられることは問題といえば問題だったかもしれないが、まあこれは些細なことだ。]


「だびそうそう」、です。
 ……ふふ。自分で言ってみて、
 格好いいと思ってしまいました。
 他の組織の方が何かと二つ名を名乗りたがる、
 その気持ちも少し理解できた気がします。


[ズィーの二つ名は「女王」という役職名だけでも十分やもとオクリビは考えたが、「夜の女王」の組織の存在も考えると、もっと違う二つ名を考えても良いやも、とも。
 この辺りの相談は特に急がなくていいと考え、この時オクリビからズィーの二つ名について何か案を出すことはしなかった。
 「女王」自らかっこいい二つ名を思いつくことも、あるかもしれないのだから。]

(245) 2024/06/20(Thu) 14:13:45

荼毘葬送 オクリビ


[こうして「穴掘りの女王」の帝国予定地に、
 “荼毘葬送オクリビちゃん”という、
 「ちゃん」付けの偶像アイドルめいた呼称が
 実際に誕生したか否かは、さて。**]
 

(246) 2024/06/20(Thu) 14:14:11

夜雀亭の看板娘 アリシア

[ときに、フードの女性──オクリビは、アリシアを「どこまで」知っているだろうか。

変装すれども変わらぬ体型と髪の色。夜雀亭という店で食事を提供する幼い少女。その実は夜の女王の中心部の血縁であり機械化人類。メトロポリスの先鋭技術を用いた高性能の機体。このような場所を訪れた理由。

同じ街に暮らしているとて、用もなければ言葉を交わすことは無い。
それが片や飲食店、片や葬儀社となれば尚更のこと。
しかし葬儀社は、機械化後のアリシアの引き取り先候補に上がる程度には夜の女王との繋がりを持っている。もっとも立場の公平性故に棄却されたのだが。

一方的に何かを知られている。
仮にそうだとしたら、そしてオクリビに打ち明ける気がないのなら、アリシアがその事に気付くかどうかはオクリビの語り口の上手さとアリシアの観察眼に委ねられるだろう。*]

(247) 2024/06/20(Thu) 14:51:34

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
あと2日あるじゃん!となり、ソルとバチるのは後にします。
昨日ちまちま書き溜めてたスパイ風味をなんかスマホと共有できてなかったのでちまちま書き直しつつ

気付き
これ物語を作るゲームじゃなくて概念バトルのロル遊びだ。

(-100) 2024/06/20(Thu) 14:57:14

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
私ネタフリめっちゃくちゃ下手じゃない??

(-101) 2024/06/20(Thu) 14:57:49

夜雀亭の看板娘 アリシア

[もっとも、アリシアが彼女の挙動を注視するのは女王様との会話に彼女が割り込んでくる場合の話だが。*]

(248) 2024/06/20(Thu) 15:03:12

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A58) 2024/06/20(Thu) 15:21:58

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
たくさん眠れてえらい!

(-102) 2024/06/20(Thu) 15:22:58

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
本当に気持ちよく寝てた
用があって寝室に行ったあたりから記憶がない

(-103) 2024/06/20(Thu) 15:23:10

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

記録・????のはなし

[スラムのガキどもを見たことがあるか。スラムに住んだことは?
瓦礫の砂利を食って空腹を誤魔化したことは?
パンをくすねて折檻されたことは。そうやって守ったパンも、汚れまみれ。
それを、半ば取り合うようにして分け合ったことは?
ゴミ箱に捨てられた廃棄の硬いパンを、酸性雨の水たまりに浸して食ったことは?


どれもこれも、経験しないで生きてこられたなら万々歳。
だけど、少年は違った。砂利を食った。酸性雨を飲んだ。汚れたパンも、それに比べりゃ御馳走だ。]
 

(249) 2024/06/20(Thu) 15:35:32

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

  「わたし、メトロポリスにいくことにした。」
                   [へえ、そう。]

      「おれ、ヴァルハラにいくよ」
                   [ふうん、そう。]


[そう言ってスラムから出て行ったみすぼらしい少年少女が、行った先でどんな風に扱われたのか。それはスラムから出なかった少年の知るところではなかったけれど。
身寄りのない孤児がどんな扱われ方をするのかは、正直、想像には難くない。]

 

(250) 2024/06/20(Thu) 15:35:43

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[少年はスラムから出なかった。
──正確には、トループから出なかった。
出た先には、特に何もないことを知っていたから。
何も持たずに生まれてきて、いっそ銀の匙をくわえて生まれた人間にすら何も思わない。

少年はスラムからは出た。
身寄りのない子供を適当に拾って、召使にしてこき使う、そういう人と目が合ったから。
風呂に入れられて、綺麗にされて。綺麗な衣装を着せられた。

だけど、生傷は絶えない。汚れを落とせば、意外と見れたもんな顔もこの通り。
いつも痣と切り傷。ときどき、擦り傷。
食事は硬いパンが一塊。それも手でちぎれるだけ、まだマシか。]
 

(251) 2024/06/20(Thu) 15:35:45

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[あんまり変わらないな、と思って過ごしていた。
淡々と過ごしていく日々を、ぼんやりと見送った。

さして面白みのない時間。特に変化のない日々。
朝はやくに起きて、乱暴に扱われて、夜遅くに寝る。

毎日、毎日、毎日その繰り返し。
まだスラムにいた時の方が、明日は何があるかわからなくて、まあ多少の面白みはあったな、と思う。そう思って、少年は、──中略。]
 

(252) 2024/06/20(Thu) 15:35:48

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[少年は自由になった。
そして、この頃に組織というものに足を踏み入れた。]


(……自由だ。)


[自由になった。明日、何があるかわからない。
明日、何をするか自分で考えていい。今日の空腹のやり過ごし方を、考えなくてもいい。


──少年は自由になった。
だけど、自由は思ったよりつまらなかった。]
 

(253) 2024/06/20(Thu) 15:35:50

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[変わらないのはつまらない。微細な変化もあってほしい。
明日の天気は雨だとか、人員が少し増減したとか。
少年は自由になったら、自由が面白くないものに思えた。

でも少年は自由だったから、面白そうなことは好きにできた。
だから、彼はなんでもやった。読み書きを覚えて、本を読んだ。
機械いじりを覚えて、それなりの機械整備の腕を得た。
『バラし』方も覚えて、好き勝手にいじり回した。人も、機械も。

いろんなことをして、いろんなものを口にした。
──ところで。人間って人間を食べちゃいけないらしいな?]
 

(254) 2024/06/20(Thu) 15:35:53

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[少年はいつの間にか、青年になった。
青年になると、途端に自分の天井というものが見えてくる。
青年は困った。天井に行き当たると、どうしようもない。これ以上の変化は望めない。
──つまり、面白くないということ。
これ以降は不変だと定義されたら、青年はもうソレに興味がなくなった。

そうやって、コロコロくるくる回りながら、変わりながら。
青年は大人になった。青臭い年頃からは脱して、あとは年老いていくだけ。

年老いてからは、皆様ご存知の通り。*]
 

(255) 2024/06/20(Thu) 15:35:57

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
まだ組んだロールがあるんだけど、これはちょっと設定かぶせすぎた気がするので様子見。

(-104) 2024/06/20(Thu) 15:36:52

赤い男 フィジシャン

[そんな事もあってか「BloodSun」が大層ご立腹との噂は、早々に「夜の女王のアリアへ」と流れ着く。>>203>>204
公爵デュークの意見はどうだったかは忘れたが、自分個人としては誰かが怒り狂って居る様は大変愉悦。
その後の睨み合い状態も望ましい物であると。

何処から情報が漏れたのかと探るであれば、赤い男が持ち込んだという話は簡単に出て来るのだが、情報をすっぱ抜いてきた本人は、それがどーしたと言わんばかりに笑うだけ。**]

(256) 2024/06/20(Thu) 15:38:41

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
ごめんね!書き忘れがあったって言うね

(-105) 2024/06/20(Thu) 15:39:14

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A59) 2024/06/20(Thu) 15:40:05

赤い男 フィジシャン

 ― 中央表通り:オクリビと ―

[>>219>>220>>221
曖昧に笑う困惑を見下ろしながら、男の表情は変わらない。
手を伸ばせば触れられる一歩分の距離のまま。
引き寄せて無理に壊してしまわなかったのは、此処が中立地帯だから?若しくはまだ早いと感じたから?
それとも――……、]

 お互いに、よい旅をしようじゃないか
 そうして次に
 互いの道が深く交わる事、期待しているよ

[戦場での出会いも、それはそれで楽しみだ。
その時が来れば、きっと『わたしの好んだあなた』を壊してあげられる機会があるだろうから。
そう、陰りの無い笑みへ。>>222

自分はそこまで好戦的では無いが、それは他の「夜の女王のアリア」のメンバーと比べての話。>>56
フツウと比べた場合の話は分からない。アリアを奏でながら生きるのが、自分にとっての日常だから。
我らの、殺し合いの歌を。]

(257) 2024/06/20(Thu) 16:53:03

赤い男 フィジシャン

 ではね、オクリビ

[手を振り返し、その背を見送る。>>223
今日はとても良い日だ。色々あったが、一番の収穫は『フアナ』では無い『オクリビ』と出会えた事であったかもしれない。

そういえば、彼女から名前で呼ばれたのは何時ぶりであったか。
普段より「おじさま」呼びが定着している故、珍しい言葉に小さく笑みが漏れる。
年齢なんて、今更数える方が馬鹿馬鹿しい。正式な数字は覚えているものの、外部向けは年齢不詳。それでも「おじさま」呼びが似合う事だけは確かであろう。>>224
おじいさまなどと言うのはね、我らが上司公爵デューク相手に使う物だよ。
私にはまだ少し早い称号かな。

上機嫌のまま通りを行く。
歩き出した表通りは一見普段と変わらぬ色をしていたが、普段よりざわめきが大きく感じた。*]

(258) 2024/06/20(Thu) 16:53:31

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
フットマン普通に葉巻吸ってるけどどうなってんの?
というはなしに関しては、フットマンは高い金を払ってメトロポリスから葉巻を買っています

(-106) 2024/06/20(Thu) 16:53:42

赤い男 フィジシャン

 ― 中央表通り:スイートショップ→パティスリー ―

[白い家の百合リリオ・カサ・ブランカへ行く前、中央通りにある行きつけの菓子屋スイートショップの扉をくぐる。
其処にはケーキ類などのスイーツは無く、並んでいるのは子供向けのキャンディーやキャラメル、チョコレートばかり。
常備品であるそれ等を複数購入し、小ぶりな紙袋片手に店を出ると、次は近くにある洋菓子店パティスリーへ。
其処ではマドレーヌやクッキー、フロランタン、ガレット類の焼き菓子を購入。やはり紙袋に詰めてもらい、大ぶりな袋を抱いて店を出る。
丁度出来立てとカウンターに並んでいたパウンドケーキ片手、店外のベンチに座りこみ、大きくカットしたフルーツ交じりのそれを頬張る。
先ほどチョコミントアイスを食べたばかりであったが、甘い物と言うのは別腹であろう。

買い貯めたこれらの甘味は、別にスラムの子らに配る用の物では無い。
当たり前のように、ぜんぶじぶんでたべる。

酒はやるが煙草はやらない。
その代わり信じられない量の菓子を食べる。それがこの男の常であった。**]

(259) 2024/06/20(Thu) 16:56:22

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
何で太ったり病気になったりしないんですか?
ってぐらい食べる人間が好きなんですよね…

(-107) 2024/06/20(Thu) 16:57:12

赤い男 フィジシャン


[裏の住人と言うのはね、
大抵嘘をつくのが得意なのだよ。]

 

(260) 2024/06/20(Thu) 17:30:19

赤い男 フィジシャン

 ― ある日の夜雀亭:アリシアと ―

[別に全てゲロったって良いのだが、叱られるのは自分であるし?>>229
全部が取り返しのつかない事になっちゃったらいいなぁ〜なんて常日頃から思って居ても、組織に属する以上、やってしまった「おいた」の責任はどこかで取らなければなるまい。
ようは、それがめんどくさいのだ。
恐れている、等ではなく。

引き下がられれば仕方ないと幾つか話をしただろうが、どれも当たり障りのない内容。表通りに相応しい話題ばかりで、裏通りの話題は出てこない。
こんな患者が居た――、と言う話は出て来るが、それっきり。

ただその話は架空の人物等ではなく、他者から抜き取った人生情報の一部。
今頃は廃人一歩手前で転がっているだろう。

彼女の外見が8歳であろうとも、中身が15歳であろうとも、自分にとって少女は少女。
無垢か否かと言った議題はあれど、あしらう方法は同じである。
強敵であるという評価は喜ばしい物であっただろうが、それは自分の知るところでは無い。

けれど、しばらく通い詰めた際、]

(261) 2024/06/20(Thu) 17:31:00

赤い男 フィジシャン

 そういえばアリス、
 もうすぐ雨が降るよ

 窓を閉めておいた方が良いかもね

[ふとそんな事を口にした事が何度かあったかもしれないが、不思議な事に天気予報は晴れ続き。
雨の気配は無かったが、裏通りで抗争があったとか、建物の一角から死体が複数上がったとか、そう言う事が続いたか。

来店の際に好む酒の銘柄が増えて居れば、喜んでそれを注文しただろう。
ケーキ類を注文する事も多かっただろうし、味の好みは簡単に割れる。**]

(262) 2024/06/20(Thu) 17:31:42

荼毘葬送 オクリビ

回想:太陽の名を冠する男の話

[ところでフアナの「ある種の」顧客に対する対応>>41には、同僚らから疑問を呈されることがあった(件の若き技師には真相>>118を既に話しているし、社の長もこの真相を解ってはいたが)
 曰く、「お客様の心証を重んじるなら、何故貴女が『あんな連中』>>158>>159の応対にも出るのか」と。]


 ああいう荒くれのマッチョ共が来る時は
 多少のことで動じない古株の一人として、
 私が出なきゃいけない時もあるのよ。
 いくらこの傷が理由でケチつけられようが、
 苦虫嚙み潰したみたいな顔されようがね。


[かなり目立つ顔面の縫合痕を理由に、かの「荒くれ共」――手下を引き連れた「BloodSun」の首領が金払いを悪くしていたのは確かだ。
 フアナと職歴の近い職員の中には、凡そ誰の目にも「見目麗しく」映る者もいるのだが――。
 住み込み勤務式のこの葬儀社にも、職員ごとに定休日は存在するし、月経休暇だってある。時には予期せぬ負傷や急病も。
 故に、対応要員として最適な職員を出せないことも、往々にしてあることだった。]

(263) 2024/06/20(Thu) 17:43:25

荼毘葬送 オクリビ



 まあ、「あのマッチョ」はもう来ないけれど。


[リリオ職員の陰口の格好の対象にされていた男――無骨さと粗野さが外見にも表れていた頃のソルは、5年前を境にリリオの闇市場を訪れなくなった。
 だがそれ以降も、彼の組織の傘下の者の中には、裏で流れるパーツを求めて白百合の地下に脚を運ぶ者がいる。ソルの生還後の「BloodSun」の影響力の拡大>>60を鑑みれば、寧ろ5年前より増えたといってもいい。

 故に「BloodSunのケチ」という愚痴は事実とは言い難かったのだが、ボスの顔を組織全体の代表と見做してしまうなら、こうした愚痴も筋は通るか。
 では「ソルのケチ」という陰口は? それは5年以上前を知るフアナや、同じく顔に傷のある女、「ブス」扱いされた女たちに聞くといい。おそらく全員が「ケチだな」と頷くだろう。金は確かに払ってくれたが。]

(264) 2024/06/20(Thu) 17:44:22

荼毘葬送 オクリビ

[さて場面は変わり、「マッチョ」呼ばわりされていた頃のソルが姿を消してしばらく後のこと。
 その依頼主>>160>>161は「白百合」を訪れた。
 闇市場ではなく、葬儀社のほうに。

 人形の如く整った顔立ちの「少年」が纏う衣装は、ひどく汚れて擦り切れてみえた。
 「人形」の印象に違わず、此方を「ニンゲン様」と仰ぐ言葉は、人間に従属を命じられたアンドロイドのそれ。
 そして、小さく華奢な機体でここまで必死に引きずってきたかのような死体袋。
 偽りに塗れたその様相に対し、葬儀社の女がその嘘を指摘することはなかった。

 というのもこの当時、「BloodSunのボスが電脳化技術で九死に一生を得たらしい」という噂はリリオでも囁かれていたが、「蘇って得た器は少年型の機体だった」という情報までは届いていなかったのだ。
 それ故にフアナは、目の前の「少年」の正体を察知も予測もせずに、彼に応対していた。
 ……尤もフアナ自身も、「表側」の依頼主も来るこの場では「生身の人間」という偽りを演じていた訳だったが。]

(265) 2024/06/20(Thu) 17:48:10

荼毘葬送 オクリビ



 お悔やみ申し上げます。


[「少年」の言から遺体袋の中に彼の「ご主人様」がいると判断し、まずそう声をかけた。
 仮にそうでなくとも――依頼主が「死を悔やむ」ような相手でなかったとしても、この挨拶は変わらなかったのだが。
 その後も、フアナは淡々と、他の依頼主に対してとあまり変わらない穏やかさで「少年」に応対していた。]


 ご主人様のご遺体の火葬及び、
 内蔵パーツのお客様への引き渡しですね。
 かしこまりました。


[相手が可憐な少年でも、哀れを誘うみすぼらしい出で立ちでも、あるいは、「人間」が見下すモノとしてのアンドロイドでも、変わらず穏やかに、淡々と。
 上目遣いのまなざしを真っすぐに受けてもなお、顔色一つ変えずに。]

(266) 2024/06/20(Thu) 17:50:36

荼毘葬送 オクリビ



 葬儀費用については、お客様のご事情に合わせて
 抑えることもできますから、ご安心ください。
 詳しい話は、応接室でお話いたします。


[ここで「少年」の作り物の双眸を見下ろすフアナの目の色に、警戒は全くない。
 かといって憐れむ色も、哀れむ色も、愛おしむ色も特に滲ませない――つまるところ、実に平然としている。
「敵の油断を誘う可憐さ」のテストの結果としては、如何なものだったか。]

(267) 2024/06/20(Thu) 17:53:12

荼毘葬送 オクリビ

[ただ、長いまつげ越しのまなざしには、労りの意思だけは確かにあった。]


 大変でしたね。


[その労りを言葉にして付け加えた時は、顔の形を暖かな色合いの笑みに変えていた。
 「少年」の機体の胸部の内側にどんな変化が生じていたか、機械の女には感知できずとも。
 少年少女とも熟年とも――誰かの母親くらいの歳ともつかぬ顔の女は、スラムの奈落で拾われ育てられた>>58「少年」にどう映っただろう。**]

(268) 2024/06/20(Thu) 17:53:43

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
>>259きいてください おじさまがかわいらしくおやつテロをしています

(-108) 2024/06/20(Thu) 17:56:57

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A60) 2024/06/20(Thu) 18:04:49

赤い男 フィジシャン

 ― 回想:かつての夜雀亭で ―

[それは、何時だったか。
時期は忘れたが、自分が興味本位で「リベリオンマウス」に侵入した後の話であることは間違いない。
夜雀亭で食事と支払い終えた後、店内でクダを撒く男の声を耳にする。>>149>>150>>151
反射的にそちらを向けば、黒髪の男が目に入った。]

 (……あれは多分、リベリオンマウス所属の、)

[その顔に見覚えがあったのは、組織の端末からかすめ取ったのが所属者リストの一部であったから。
情報がどう、とか愚痴をこぼしているのは、自分の一時的な好奇心が原因なのかもしれない。
踏み込んだ際の足跡は残して居ない。
だから、あのアクセスを自分と証明することは誰にも出来ないだろう。

故に、]

(269) 2024/06/20(Thu) 18:07:30

赤い男 フィジシャン

 ――端末のロックはね、
 もっと複雑な物にしておいた方が良いと思うよ

[セキュリティは、ファイヤウォールは硬いほどいい。
ハッカーもしくはクラッカーからの助言である。]

 ボスによろしくね

[通り過ぎざま男の背後でそう囁き、そのまま店を後にする。
自分の後を追って来ても構わないが、とくに開示可能な情報は無いし、あの言葉だけで全てが繋がるほどヒントが多い訳でもない。
所詮不審者の戱言だ。

また来るよなんて女将に挨拶をして、そのあとはどうであったかな。**]

(270) 2024/06/20(Thu) 18:08:17

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A61) 2024/06/20(Thu) 18:11:20

“正直者” オーネスト

裏通りにて、正直者は

[慣れぬ感じの少年にはドヤ顔って見せる。警戒心なんてこの時点じゃァゼロだ。>>211

だけどスラムで生きてきた人間を舐めてはいけない。『わざとらしく走り寄って、えーい!と背中辺りをぺちぺち』>>212しようものなら、流石にちょっと警戒して鋭い視線で叩く手に目をやって離れる。『ぺちぺち』ではなく『ぺ』くらいで正直者はその少年と距離を取るだろう。
まあ別にそれを「演技」だと見破ることはなく、つい本能的に距離を取ってしまっただけだ。他意がなさ過ぎて、逆に少年には申し訳なさそうな顔をしてみせたか。]

 ああ、すまん、つい

[そんなことを、言いながら。

………そんなわけで。俺は元の調子で、花が盗られても気にしない素振りをし、ここじゃ日常茶飯事だなんて言ってみたり。そう。そんな感じで平穏にコトは過ぎるはずだった。

筈だったのだが・・・・・・]

(271) 2024/06/20(Thu) 18:15:20

【秘】 “正直者” オーネスト > マフィア『BloodSun』ボス ソル

 …………あ゛???????

[聞こえてきた機械音に露骨に顔を顰める。…いや、実際はそれが何を言っているのかは聞き取れなかった。そもそも俺、かみさんだなんて何処かで言ったっけ、言ってないな、よし。その辺のエスパーにも目を瞑っておくことにする。だって聞こえなかったんだもん。

……きっと、聞こえなくて良かった。
聞こえていたのなら、お前に何が分かるのだと恐らくすぐに攻撃をしていた。
奪われた?奪い返す?復讐? 何もわからないのにそんなことを抜かすんじゃねェと。

だってあれは"俺が殺したようなものなのに”。]

(-109) 2024/06/20(Thu) 18:15:57

“正直者” オーネスト

[聞こえてきた機械音に顔を顰めながらも、それが意図するものは何一つわからなかった>>214。だから俺はきっと、"こいつを殴らなくて済んだ”し、"反撃されてここに俺の血が流れることもなかった”。

なんだか困惑したようなアンドロイドと、同じような顔をした俺は、その場で別れることになる。相手が何を考えていたのか、決して伝わることなく。

………そうだな。こんな日だ。飲みにでも行くか。*]

(272) 2024/06/20(Thu) 18:16:27

“正直者” オーネスト

その後 夜雀亭

[そうして門扉を叩いた夜雀亭。まさか今までの光景を目撃されているとも思わず。>>207]

 アリシアちゃん、ちょっとだけいい酒を頼む
 あ、ちょっとだけな。

[だからいつもよりもきっと良い酒で、そんなに高くないものを。ほらこんな日だからな、飲みたくなることもあるんだよ。*]

(273) 2024/06/20(Thu) 18:16:47

“正直者” オーネスト

これはまた別の日

[こんばんわ、と声を掛けられた>>197 "葬儀屋”と呼んでいる若い女だ。かつてとある組織に所属していたらしい、という話を聞いたこともあるが、少なくとも戦場で会った記憶はない。だから知らぬ組織の人間は、アナログな人間は知らぬままだ。]

 工場の‥?ああ、もしかしてアイツか
 でもどうして…

[心当たりはあった。数日前より工場に姿を見せない男がひとり。身よりは無かったはずだ。迎え…はきっと来ないだろう。死因は病死か事故か、それとも他殺か。戦時下でもないのに。何故。そんな疑問は湧き上がる]

(274) 2024/06/20(Thu) 18:17:07

“正直者” オーネスト

 あー、アンタのほうで処理……
 …いや、とりあえず行くわ

[だから一度はコイツに任せようとして、それでも自分の目で見る選択肢を選ぶ。連れて行ってくれるのであれば、そのあとをついていくだけ。

…ああでもきっと最終的に引き取ることはないだろうから(身内でもないし)、何かそいつが死んだ証拠だけを引き取って、最後はコイツに処理を任せるだろうけど。]

(275) 2024/06/20(Thu) 18:17:15

“正直者” オーネスト

 ……なあ、アンタ
 ずっと聞きたかったんだ。
 骨だけになった人間とかをさ、拾うこともあんの?

[そう。例えば、"焼却されて身元も何もわからなくなった死体”。
"正規の場所に埋められたのではなく棄てられた、死体だった朽ちた何か”。

……弔われてるわけなんてないアイツが、身元すら消されて棄てられたとしたら、そういう形でどこかに放りだされてるんだろう、と思ってさ。**]

(276) 2024/06/20(Thu) 18:17:42

夜雀亭の看板娘 アリシアは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。


“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A62) 2024/06/20(Thu) 18:19:38

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

>>>かみさんだって言われてない<<<

ほ、ほ、ほら、あれだよ、あれ…!!!
ソル視点だと、男女で住んでたって噂のやつとか
花供える相手とかどーせお前らデキてんだろって発想だったんですよ…!!!(震え声)

くっ…!チンピラ思考すぎて男女といえば付き合ってるだろの発想が悪さを…!!!

(-110) 2024/06/20(Thu) 18:22:40

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*みんな縁故投げがはええええ!!!!

(-111) 2024/06/20(Thu) 18:23:08

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

この速度で縁故投げが行き交う村初めてかもしれん
さてはおまえらバトルするとき縁故があると余計楽しくてウキウキしちゃうんだなあ!

(-112) 2024/06/20(Thu) 18:24:56

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

回顧・公爵の孫娘

[──突然ではあるが。
フットマンは拾いものをよくした。別段、好きというわけではなかったけれど。人間の拾いものをよくする。

偶然目が合った孤児だとか、盗みを働いて折檻されかけてたスラムのガキだとか。
あと、その他いろいろ。そういうのを拾ってきて、とりあえず育てる。
なんでそんなことをするのかと言えば、子供ほど変動的なものはないからだ、とフットマンは言う。

まあ、あまり良い趣味ではないだろう。
彼らが大人になったら、フットマンは手をかけるという行動から興味を失う。
或いは、気分次第で途中でも失う。ろくでもないもんだったけど。

同じようにろくでもない生活をしていた子にとっては、大半が「ラッキー」な話だった。
屋根があって、壁があって、あたたかい寝床があって、飯がある。

時間の流れとフットマンの性格が、時には取り戻せない軋轢を生むこともあったけれど、それでも大半はフットマンが大好きで、大半はフットマンの性質に慣れた。]
 

(277) 2024/06/20(Thu) 18:30:17

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[親と呼ぶには、ろくでもない親だと思うけれど。
それでも、フットマンの気まぐれと一緒に命を拾った少年少女にとって、フットマンは父親上司だった。


──だから。
子どもの姿を目に止めて、子どもの移ろいを楽しむ人間にとって、その小さな娘が目を引いたのは、別段おかしなことではなかっただろうと思う。]


…デュークのジジイの孫?
じゃあ、あのガキのガキ?


[ふぅん、と人伝に話を聞いたフットマンは、公爵の孫に興味を持った。
おかげで、やたらとちょっかいを出しに行くから、「彼女にはちゃんと親がいるんですよ!」と部下に要らぬ釘刺しをされたのは、此処だけの話にしておいてほしい。そういうんじゃないんですけど。]
 

(278) 2024/06/20(Thu) 18:30:27

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[──中略。]

[変わらぬ日々はない。
いつかどこかで、大きな事件というものは起きるものである。
少女は永遠に少女になった>>75。不変の器に入ったことで、本来ならフットマンの関心は十中八九、外れるものなのだけれど。

「まだ中身は発展途上」。たまたま、そういう気分だった。
小さな、変わらぬ器でどう変わるのか、フットマンは興味を持った。
どう変化していくのか、まだもう少し見ていたい──というわけで、フットマンも夜雀亭に時折、やってくる。

はじめてやってきたときのフットマンは、体裁上「今初めて会いました」というふうな態度であったけれど。

そういうわけで、フットマンは夜雀亭の看板娘アリシアに時々、会いに来る。口にするのは、お酒と大量の食事。デザートはあんまり好きではなさそう。あくまで、常連と健気に頑張る看板娘、という形で言葉を交わすことも──あったかな?*]
 

(279) 2024/06/20(Thu) 18:30:33

【秘】 マフィア『BloodSun』ボス ソル > “正直者” オーネスト


[…どうやら、このチンピラマフィアは、一つ名推理をしてしまったようだ…。

この辺りで男女住んでいたという話…
片割れがいなくなったという噂…
わざわざ花を供えに来る律儀さ…
てかわりとこの辺普通に荒らし回ってた時期あったし…

傍目から見たら…そりゃあれよ…

こんなんデキてんだろ、間違いねえ

っておもうじゃん????

見た目は子供、頭脳はチンピラ、その名は冥探偵ソル!
思い込みの決めつけで、実に見事なストライクを決めてしまったようだ…
実際のところ本当に仲睦まじかったのか、はたまた付き合ってたのかすら聞いてもないのにこの決めつけができる思い込み力。チンピラは視野が狭い。そういうことだ

あまり気に留められなくてよかった、流血沙汰にならなくて…**

(-113) 2024/06/20(Thu) 18:37:52

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
みんな全体メモでよしよししてくれてて笑った
ありがとう

ついでに頭が回ってなくて困ってもいる。

(-114) 2024/06/20(Thu) 18:55:11

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A63) 2024/06/20(Thu) 19:01:19

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*
に、にくたいひろうが…

(-115) 2024/06/20(Thu) 19:31:14

【独】 “正直者” オーネスト

/*
ただいまです。マフィアのボスの秘話笑ってます、っふふ
全然問題ないのでお気になさらずです。仲睦まじいし、嫁です(籍入れてるかは、ちょっと考えてたとこではあったけど、もう嫁ってことにします)

(-116) 2024/06/20(Thu) 19:50:18

【独】 “正直者” オーネスト

/*
めちゃくちゃ病気だったんだよね、嫁(仮)。
オーネストさん、藁にも縋る想いで、そこそこ大手の集団?だか政治集団?だか研究機関?だかが「電脳化すれば永遠の命だぜ」みたいな怪しい誘いに乗ったんだけど、どうやら「新たな技術」を試すための被験者を探していたぽくて(それは後で知ることになる)、嫁電脳化できずに死んでしまったんよ。
でも訴えられたり報復されるのを恐れたのか、オーネストに多額の示談金を渡して、それ自体を無かったことにして。
そもそもオーネストが頼み込んだことでもあるし、それ以上何も言えずに条件を飲んでしまったんだけど、その金は金庫(銀行みたいなのがあればそれ)に預けてあって、手つかずのまま。
電脳化をするやつらを恨んで、今武装集団に居る感じ

(-117) 2024/06/20(Thu) 19:54:20

【独】 “正直者” オーネスト

/*
さて。お返事しましょうね。

(-118) 2024/06/20(Thu) 19:54:58

荼毘葬送 オクリビ

現在:中央表通り

[「女王陛下」によるキャッチは早速、お客様もとい国民候補の関心を惹くことに成功したようだ>>233>>235
 サクラにしては距離の離れているステマの自分にも視線が向いたことには気づいていたが、相手が直にツルハシの「女王」へと声をかけたのが見えたため、オクリビからは特に動かないことにした。

 10歳にも満たない少女の姿のそのひとは、遊び心から寄ってきただけの子供か。それとも「少女の姿」をしただけの何者か――組織の構成員も勤まる「人材」か。
 オクリビの電子の脳は、両方の可能性を考えていたのだが――。]

(280) 2024/06/20(Thu) 20:31:21

【削除】 “正直者” オーネスト

回想:かつての夜雀亭で

[夜雀亭にはいろんなヤツが居る。だから酔っても組織の秘密を漏らすことはないつもりではあったし、易々と情報を渡したりはしない。

 酔っているときは…その。なんだ。気持ちが大きくなるっつうかなんだ。口が軽くなるっつうか。ホラこう見えて正直者のオーネストなもんで嘘はつけないっていうか。ほら。

しかもアジトに侵入者が居たかもしれない云々、そりゃあ気が立っててそんな話もしている時に、周りに気を配らなかった俺のせいもあるのかもしれない>>269]

 ん?

[男が話しかけてきたのはそんなタイミングだった>>270
しかもまァ夜の女王のアリアの幹部ときたもんだ。流石に面は割れている(筈)。]

2024/06/20(Thu) 20:32:29

荼毘葬送 オクリビ



( いや、あれは ……アリシア? )


[彼女の汚れた出で立ち>>232は、話に聞く「あの彼女」の印象からは遠い。けれども遠目に見えた顔の形と髪色には、確かに見覚え>>247があった。
 そんな心当たりを得てもなお、ひとまずはその場に留まり、ズィーとの遣り取りを注視するに留める。
(ついでに話を妨げないよう、ステマの掛け声も控えることにした。一人集まれば他の客だって集まりやすくなる、というのもあったから)*]

(281) 2024/06/20(Thu) 20:32:40

“正直者” オーネスト

回想:かつての夜雀亭で

[夜雀亭にはいろんなヤツが居る。だから酔っても組織の秘密を漏らすことはないつもりではあったし、易々と情報を渡したりはしない。

 酔っているときは…その。なんだ。気持ちが大きくなるっつうかなんだ。口が軽くなるっつうか。ホラこう見えて正直者のオーネストなもんで嘘はつけないっていうか。ほら。

しかもアジトに侵入者が居たかもしれない云々、そりゃあ気が立っててそんな話もしている時に、周りに気を配らなかった俺のせいもあるのかもしれない>>269]

 ん?

[男が話しかけてきたのはそんなタイミングだった>>270
しかもまァ夜の女王のアリアの幹部ときたもんだ。流石に面は割れている(筈)。]

(282) 2024/06/20(Thu) 20:33:24

“正直者” オーネスト

[そう、不審者だった。>>270
突然意味の分からない助言をした挙句、ボスによろしく、なんて言って去っていこうとするただの不審者。酔っ払いの頭はその情報を、すぐに解釈できないでいた。生身の欠点でもあるんじゃないかな。]

………ん?……んん?????

[もっと複雑な物にしておいた方が良い、なんて言い回しに引っかかって27秒。一瞬だったか、それとも頭が回らなさすぎだったのかはともかくとして、気づいたころには男は外だ。]

 !
 アイツ、もしかして、

[俺だって般若のような形相くらいできる。般若のような形相でガタン、と立ち上がると、扉に向かって駆けだした。後ろから「無銭飲食はだめだ」とか声が掛かっても知らねえし、一緒に飲んでたヤツが困惑してたかもしれない。

…だけど扉の外にはもうアイツはおらず、俺はただ、通りの往来を眺めるだけだ。
金?大丈夫だ当然払う。その日は「酔いがさめた」とか言って、そのまま帰路に就くだろう。]

(283) 2024/06/20(Thu) 20:33:51

“正直者” オーネスト

[その後、ボスには顛末を話した。
俺らの中で、夜の女王のアリアが、より注意対象となったのはそのころからだったかもしれない **]

(284) 2024/06/20(Thu) 20:34:11

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A64) 2024/06/20(Thu) 20:36:01

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 現在:中央表通り 菓子屋の近くで>>259 ー

[夜が過ぎ、バッテリー残量も回復し、
ついでに色々ドンパチしたりした次の日のこと。

男は気まぐれに中央表通りに足を運んでいた。
わざわざ子供のふりをしなきゃいけないのに足を運ぶ理由なんて、たった一つ。

油断してるシマがねーかの事前調査だ。
少しでも調子乗ってる奴らがいねえか…攻め入るスキのあるやつはいねえか…そう思っての探索。

……まさか、その『スキ』だらけなやつが目の前に現れるたあおもってなかった。
それも、隙ではなく好きのほうの]

(285) 2024/06/20(Thu) 20:39:05

マフィア『BloodSun』ボス ソル

(……あれは……なにあれ
うっっっっっっっっげ………はぁ???なにあれ……)

[男がのぞき込んだのは、
普段立ち寄るわけもない菓子専門店スイートショップ
こういうところに来るのはガキか女か家族持ちの金持ちってのでだいたい相場は決まっている(と、この男は決めつけているフシがある)

だというのに、どうみてもおっさんが、
一人で入って、なんと山のように菓子を買い込んでほくほくいるのである。

更に次はなんと、その近くの洋菓子店へとはしご。

これまた山盛りの洋菓子類を買い込んで、おまけにそれをベンチに座り込んで頬張り始める始末。

嘘だろ???見てるだけでも胸焼けがする。
こいつ、こんな性癖持ちだったの?????

と、男が驚愕し影から見守るのには理由があった……]

(286) 2024/06/20(Thu) 20:50:41

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー過去回想 スラム、死体未満の女のそばで>>203

……ちっ、まーたおっちんでやがる
おいテメーら、使える素材だけ剥ぎ取って捨てとけ

[男の住むスラムにおいて、古びたガラクタや死体は転がっていて当たり前なものだった。当然この男もこの女のことはしっていた。

機械化人類となってしまった以上、換えのパーツになり得る別の機体や、それを整備する技師についても興味は出る。そして、その死因についてもだ]

『…ボスー、こいつなんか変っすよ。
 記憶領域の中身どころか、
 人格データまでめちゃくちゃになってら。

 普通の故障じゃこんな壊れ方しねえよ?
 変な電流でも浴びたか?』

 あぁん?『中身』がぐちゃぐちゃぁ?
 なんだってそんな……

 […当然、自らを殺しうるものの存在にだって気づく]

(287) 2024/06/20(Thu) 20:59:01

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/* ドン引きソル君すき かわいい
何かの間違いで引きずり込まれて一緒にお菓子沼に沈まないかな……

(-119) 2024/06/20(Thu) 20:59:33

夜雀亭の看板娘 アリシア

―その日の晩・オーネストと―

――あれ、お客さん。
ずいぶん遅い時間に来たね、今日はおひとり?


[帰って来るや否や、女将さんに叱られて締めの作業を手伝っていた所に一人の来客があった。
つい先ほどみかけた男で>>207、オーネストという名前だったはずだ。ほのかに罪悪感を覚えながら、しかしそれを悟らせないよういつも通りの対応を意識する。]


 いいお酒、いいお酒かあ。あ、そうだ――

[ちょうどいいものがある。いくら味がわかるといってもまだ子供の身だ、普段であれば女将に相談するところなのだが……なんの偶然か、最近お酒には少しだけ詳しかった。]


 ハイこれ。甘くてちょっぴり辛い、最近人気のやつだよ。
 特に常連さんに人気なの。安いし飲みやすい、それに味に深みがあるから高級感があるって評判。


[ちょっと待っててね、とお店の奥に戻る。女将さんに軽く声をかけ、しかし簡単なおつまみなら自分でも作れるからと言い残してキッチンに移動した。]

(288) 2024/06/20(Thu) 21:04:28

夜雀亭の看板娘 アリシア

[ことり、とグラスを置いて注ぐ。まさか当の本人と関係がある>>269とは露知らず、美味しそうに飲む常連さんの顔を思い浮かべて重ねる。
いつになく寂し気な顔のお客さん>>273に、笑顔を取り戻せればと願いを込めて。]

 ――今夜は悪酔いしないといいね。

[そう言って笑いかけると、作業に戻る。
本当は遠からず戸締りをする頃合なのだが、女将さんに頼めば少しくらいは待ってくれるだろう。これは大切な花を取り戻さなかった、ほんのお詫びという事で。]

(289) 2024/06/20(Thu) 21:05:46

マフィア『BloodSun』ボス ソル



[スラムの民のいいところ。
それは、どこに潜んでいようと疑われないことだ。
死体のように転がる人間と、
本物の死体をいちいち見分けるやつは稀だ。

…男は、似たような『死体』の痕跡と、
その近くにいたであろう人間の足取りを調査する。

ときに機械化人類となった三下を囮に出したこともあった。

そして…奴はいた。
男でも女でも、機械化人類であれば誰でも抱き、
そして壊す。死神のような存在。

男の天敵にして、必ずや潰さねばならない存在。]

(290) 2024/06/20(Thu) 21:06:26

夜雀亭の看板娘 アリシア

─夜雀亭・フィジシャンとの日々─

[初めてのコンタクトを取って以来、彼と会話を交わす機会が増えた。
患者たちの人生と銘打った語り口は多岐に渡り、いつからか純粋に話を聞くのが楽しいと感じるようになっていた。それが本当に患者の話なのかは疑わしいものだったが、まさか聞いた話ですらなく直接記録を抜き取ったものだとはアリシアには想像しえないだろう。]

 それでそれで、その後はどうなったの!?

[──と、つい食器を運ぶ手を止めて続きを促すアリシアの姿が時折見られたかもしれない。

ところでアリシアはフィジシャンの地位を高く見ていなかった。何しろ頻繁に様子を見に来るのだから、使い走りか、あるいはページボーイのように私を気にかける当人なのかと予想を浮かべ。
スラスラと人1人の経歴を語る姿から、末端構成員の管理でもしているのだろうと見ていた。それゆえ、その言葉の意味を理解するのに少しばかりの時間を要した。]


 『アリス、もうすぐ雨が降るよ』

(291) 2024/06/20(Thu) 21:08:23

夜雀亭の看板娘 アリシア

[この言葉の後に決まって何らかの事件が起こり、調べるとその全てに夜の女王が関与していた。
そんなことが数度続けば、明らかに一般の構成員に持てる情報群では無いと気付く。そしてどうしてそれを私に伝えるのか──]


 何だか筒抜けって感じね。組織の看板を使っているのだから当然だけど。


[少なくとも私の調査活動は咎められていないようだが、フィジシャンの思惑がどうしても読み切れず歯がゆい思いをした。
こちらが探りを入れようとしている事もバレていて、その上で軽くあしらわれているのだ……もちろん、ただ私の身を案じているだけな可能性は少なからずあるのだが、たとえそうでも何も知らないという事実が私の不安をあおる。

こうなっては彼から情報を聞き出すのは絶望的と言わざるを得ない――心の内で嘆息をひとつ、彼の好みの酒とケーキを配膳する。せっかく築いた関係性だ、いつか彼の本当の仕事でも話してもらえれば万々歳と割り切って接することとしよう。もっとも、隙を窺うことまでやめるつもりはないが。*]

(292) 2024/06/20(Thu) 21:09:30

マフィア『BloodSun』ボス ソル

…あいつだけは必ず殺せ
パーツの欠片も残すな。必ずだ。

見かけ次第、どんな手を使ってでも
あいつを木っ端微塵にしろ

[そう指示して以来、男の仕切るテリトリーでは、
内科医の男への警戒心が跳ね上がったろう。
…暗殺者や、報酬が出ると聞いた三下が
彼を殺そうと立ちふさがったこともあるかもしれない。

機械化人類であっても、時折立ち向かってくることがあったろう。そういうときはたいていそいつは囮で、『お楽しみ』タイムに入っている男を生身の人間が殺そうとしてきたに違いない。

…そんな中で、機械化人類の記憶を漁る余裕は果たしてあったろうか?
太陽のような鮮血の赤髪の長が、ある日を境に幼い少年のような姿になった記憶を…読み取れたことはあっただろうか]

(293) 2024/06/20(Thu) 21:11:20

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
人を挟むことに定評のあるアリシアです……わーごめんなさいごめんなさい!!

(-120) 2024/06/20(Thu) 21:12:13

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 回想から戻ってきて ー

[さて、そんな憎き宿敵が目の前にいるわけですが。
それもなんと、のんきにパウンドケーキなんぞ食ってるわけですが。
おいおいスキどころじゃねえわ、殺せるわこれ。

中央表通りでさえなけりゃ殺せるわ!!!なぁ!!!

男は悔しさのあまり、影に潜みながらぎりりりいいい!!!と歯噛みし、手を耳に当てて通信機能をつける]

おいてめーら、変態お医者さんが出た。
何人かこい、見張ってろ。

[と、チンピラ共に指示をしつつ、奴の様子をじっと見ていたことだろう…*]

(294) 2024/06/20(Thu) 21:15:34

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A65) 2024/06/20(Thu) 21:17:39

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A66) 2024/06/20(Thu) 21:22:54

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

>>293の赤髪はバルセムのイメージ
スラムバルセムがソルにインストールサれてるかん

(-121) 2024/06/20(Thu) 21:24:08

葬儀屋 ヌル

―いつかのお茶会:フィジシャンと―

[お客さんを屋敷に呼ぶのは、はじめてだった。
しっかり蒸らしたティーポットと、温めたカップをふたつ。
蜂蜜と紅茶クッキー、スコーンにはクロテッドクリームといちごジャム。]

きてくれてありがとう。
沢山食べてね。紅茶のおかわりもあるよ。

[フィジシャンを連れてくると言ったとき、祖母は嫌そうな顔をしたけど駄目とは言わなかった。会いたくなさそうだったので、今日のお茶会は二人だけ。グリムは祖母と一緒にいる。]

(295) 2024/06/20(Thu) 21:28:09

葬儀屋 ヌル

ぼくは蜂蜜を入れるのが好き。おばあちゃんは、ジャムを食べながら飲んでるよ。

[お茶を飲みながら、何を話しただろうか。お菓子の作り方、窓から見える庭の薔薇、グリムが拾ってきたいい感じの枝コレクション、彼の行きつけのお店も、もしかしたら教えてくれただろうか。

束の間の、休息のこと。]*

(296) 2024/06/20(Thu) 21:28:41

荼毘葬送 オクリビ

回想:渾沌の国のアリス

[フアナはその機体の性質上、飲食提供を主とする店に脚を運ぶことは殆どなかった。
 リリオの同僚が寝込むなどした際にテイクアウトの料理を買いに来たり、あるいはシーズニア産の良い香りの茶葉選びに付き合ったり、という程度だ。
 それ故に、宿兼食事場の「夜雀亭」に顔を出す機会もまず無かったのだが――。]

(297) 2024/06/20(Thu) 21:29:41

荼毘葬送 オクリビ

[ある日、月のもので寝込んでいた同期が「夜雀のアップルパイ食べたい」と言い出したことがあった。
 そこで「だったら行けばいいじゃない」などと言う程、文字通り血も涙も無い機械の女も無情ではない。

 実際にあの酒盛りの現場でアップルパイも供していたかはさておき(当時のフアナはその辺りの事情に疎かった)、パイを買って帰るためだけに、フアナは夕刻の夜雀亭のドアを潜った。
 その際、女将の下で賑やかな店内を駆ける看板娘の姿も、当然のように見かけている。]


 ―――――…


[「アリス」と呼ばれたその看板娘の顔に心当たりがあっても、此方からは特に声をかけなかった。
 リリオの女たちは総じて、公爵デュークの孫娘に関しては「触れるべからずアンタッチャブル」のスタンスだったのだ>>167。]

(298) 2024/06/20(Thu) 21:30:43

荼毘葬送 オクリビ

[7年前の事件>>74については、その当時所属していたリリオの女たちであれば当然のように知っている。
 そしてかの孫娘が電脳化され、メトロポリスの技術を用いた「8歳のままのアリシア」の器に入れられた、ということも(具体的な機体の性能>>164>>165までは流石に漏れていないが)
 これは彼女の引き取り先の候補にリリオの名が挙げられたという情報が、葬儀社内部にも広まったことによるものだ。
 尤も、社の長が「夜の女王」の縁者の引き取り拒否を通告する前に、組織の方から打診の棄却があった訳だが。

 表向きの報道がどうであれ――。
 事件の凄惨性。少女が殺された事実そのもの。そして、リリオが少女の引き取りを明確に拒否したこと。
 どれをとっても、リリオの女にとっては、バックヤードでですら容易には口にできない話だった。
 その孫娘が「組織とは縁の無い孤児」という態で表通りの店にいるということも、なおのこと、「迂闊に触れてはいけない」要素を強めるものとなる。

 故に、近年に加入した若い職員の中には、この件について何も知らないままの者もいるくらいだ。]

(299) 2024/06/20(Thu) 21:37:33

自称穴掘り屋 ズィー

 穴掘りさ得意じゃなくてもいいべーー!!
 誰か、一緒国さやろうべよーー!!!


[大々的に響き渡る声に、さっそく反応してくれたのは、
我が国民第一号。

>>227女王陛下をたたえてくれる声が響いてくれば、
はっ!とキョロキョロと探し、]

 でへへ、そうだべか?
 へへへ。
 
[溶けたように照れる表情と、オクリビをみつけることができれば、ぶんぶんと手を振って、みつからなくとも]

 ありがとーーー!オクリビちゃーーん!!

[と、元気に返してしまう。それが宣伝支援だとかステルスマーケティングだとか難しいことはよくわからない故に、ただそれは純粋に、お友達を。みつけたときのようなそんな行動で。ちゃん付けは少し恥ずかしいと言われたけども>>241坑道を照らしてくれる贈り火アイドル荼毘葬送 オクリビちゃん>>246は誕生してしまっていた。]

(300) 2024/06/20(Thu) 21:37:59

荼毘葬送 オクリビ


[「機械の器に入れられた少女」という点でアリシアと類似する女には、他に抱く思考もあった訳だが――それは、後程。**]
 

(301) 2024/06/20(Thu) 21:38:15

自称穴掘り屋 ズィー

[お宝当ててお金持ちなんて夢もありつつの国をつくるというとんでもない夢>>236。はたからすれば>>235子どもの遊びのように取れてしまうものを、
あくまでもちろん本気の国づくりなんだけども。
それでも大きくその未来を少し近づけてくれたのが、オクリビの加入であった。]

(302) 2024/06/20(Thu) 21:39:17

自称穴掘り屋 ズィー

[そして、また一人声をかけてくる子がいた。
子どもの遊びと感想を最初に抱かれていたパット見、自分より小さな女の子>>235

国造りって何?と聞かれれば、今まさにまた大声を上げようとしていた口を開いた形で止め、
そして、その勢いで]

(303) 2024/06/20(Thu) 21:39:37

自称穴掘り屋 ズィー

 でっけぇえー穴さ掘っで、あなほりていごぐつぐるんよ!!

[大声になったし、思いっきり訛ってしまった。*]

(304) 2024/06/20(Thu) 21:40:18

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
【速報】女王陛下公式で荼毘葬送オクリビちゃんが爆誕しました

(-122) 2024/06/20(Thu) 21:40:23

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
坑道を照らしてくれる贈り火アイドル荼毘葬送オクリビちゃん、面白すぎるので乗っかっていきたい。

絡みがたくさん出来て嬉しいけどヌルとの出会いだけ逆立ちしても思いつかないの何……

(-123) 2024/06/20(Thu) 21:45:06

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A67) 2024/06/20(Thu) 21:46:46

“正直者” オーネスト

いつかの晩・夜雀亭

[辿り着くのは随分と遅くなってしまったらしい>>288 子どもでも看板娘なら酒の味くらいわかるだろ、なんて思ってるのはスラムの人間だから故。酒自体が高級品だろうと、あそこの連中は年齢関係なくありとあらゆるものをヤって生きてるものだから。]

 甘くて辛い…?
 飲みやすいのに深みがある…?

[絶妙な推し文句に首を傾げた。まさかそれをこのんで飲む相手が、憎きハッカーだとは思わずに。そういえば相手も常連で、こちらも週1で酒を飲む身だが、あのあとアイツには出くわしてない気がする。…いや、居ても気づいてないだけかもしれないが

つまみを作りに行くという看板娘を見送って、ひと口。成程。これは旨い。]

(305) 2024/06/20(Thu) 21:47:24

“正直者” オーネスト

[戸締りしたそうに見えたなら、おそらくそんなに飲まずに出ていくだろうし、
…そうだな。ひと言ふた言交わす余裕があるのなら。………突っ込んだことを、聞いてみる]

 嬢ちゃんは、
 …その。人、なのかい?
 それとも、電脳化とかしちまってるのかい?

[ずっと気になっていたもので。何せ、見た目の年齢よりも、どこか大人びて見えている。*]

(306) 2024/06/20(Thu) 21:47:31

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A68) 2024/06/20(Thu) 21:47:32

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A69) 2024/06/20(Thu) 21:49:51

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

ズィーちゃんとオクリビちゃんと、アリシアちゃんがいやしすぎてほんまもう

(-124) 2024/06/20(Thu) 21:52:49

“正直者” オーネスト

戯言

[電脳化の技術。それは覇権を取るための必要不可欠な技術と言ってもいい…というのがトループの裏社会の常識で。日々、より高度な技術を手に入れるために、極秘裏な研究や実験だって行われてるとか言われてる。

…10年前。俺はそんなこと、知らなかった。
電脳化っていうものが、まさしく神の手、不老不死を得るための技術、のように思えていた俺は、間もなく命を散らしてしまうであろう妻を、縋るような想いで甘い誘いに差し出した。
“ある程度大きな組織”、“表向きは真っ当な機関”、の誘いであったことが俺を後押しする。

病気なら幾らでも治る
電脳化で永遠の命を得る

…妻の望みではなかった。だけど俺の必死さに、妻は「貴方が言うなら」と賛同した。

でもそれは“実験体”でしかなかった。間もなく命を散らす薄命の人間であれば、一年も二年も変わらない。実験が成功するなら万々歳。…そう。その裏の意図を俺は知らず、妻を送り出す。意図やそういう非人道的な組織があるのを知ったのは、今の組織に入ってからだ。

………妻は二度と、戻ってこなかった。
手に入ったのは余りある“金”だけ。妻の存在はすべての記録から抹消され、“無かった”ことになっていた。

本当は金があるんだぜ、と正直者は語る。*]

(307) 2024/06/20(Thu) 22:00:33

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A70) 2024/06/20(Thu) 22:03:03

赤い男 フィジシャン

 ― 回想:オーネストと言う男と、夜雀亭で ―

[そりゃあ、幹部だもの。そのうえトループ中をフラフラほっつき歩いている為、面はきっちり割れている。>>282

不審者な自分が男の傍から去って約30秒。
男が立ち上がり、店の外まで飛び出すのに後数秒。

その頃には自分は既に、表通りから逸れていて(とは言っても、夜雀亭の近くの道を曲がっただけだが)
開いた扉の音と、大きくなった店内の騒めきを聞いただろう。>>283]

 ……バレたかな?

[まあ、バレても良いのだけれど。
でなければ声をかけたりしない。その後は、上機嫌のまま裏路地へ消えた。

そのすぐ後ぐらいか、リベリオンマウスからの警戒度が上がったのは。>>284
無論『何故』そうなったかの捜査が夜の女王内で行われた結果、自身の単独行動が原因であると早々にバレ、公爵デュークからお𠮟りを受けたのはまた別の話。*]

(308) 2024/06/20(Thu) 22:05:17

葬儀屋 ヌル

―いつかの夜:オーネスト―

あっちだよ。

[彼をお友達のところへ案内するため、歩き出す。
グリムがオーネストの足にちょっかいをかけようとするのを窘める。]
骨だけのコ?うん、たまに見かけるよ。 >>276
この仕事はじめた頃はよくいたけど、最近はあまり見ないかな。

[骨だけになる前には、見つけられているのだと思っている。]

             ここ
ひとりぼっちのコはね、裏路地だけじゃないんだ。
住宅街から離れた人気のない場所、廃屋、鉱山跡地、そういったところに捨てられてるコも多いの。

地面に埋めても、よっぽど深くないと獣に掘り出されちゃうんだ。そういうコたちの一部を見つけて、連れて帰ることもあるよ。

[彼の質問に素直に答える。]

(309) 2024/06/20(Thu) 22:19:01

葬儀屋 ヌル

……そういうコたちって、ほとんどは身元がわからないんだ。
でもね、みんな一緒だから、いまはさみしくないよ。

[その言葉を、彼がどう受け止めたかはわからない。彼が何を期待していたのかも、ぼくにはわからないことだ。]


あのコだよ。

[ゴミ捨て場から少し離れた場所に、座らせておいたのだ。獣避けを撒いておいたので、それほど荒らされていなかった。
頭部を激しく損傷しているが、他に目立った外傷はない。少し腐りかけているが、顔は判別できる。]

必要なものがあったら、持って行って。
その後は、ぼくが連れて行くから。 *

(310) 2024/06/20(Thu) 22:20:54

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

回顧・赤い男と

[フットマンにはない自覚を持つ男が笑う>>143
もしも、彼がフットマンの頭の中を覗くことができたなら、それはもう「そんな短期間にそんなに経験詰めないだろ」というほど膨大な量の“経験”を目にすることになっただろう>>254
気まぐれだとか、気分だとか。そういうので説明がつきそうもない、とんでもないこともあったかも。

尤も、フットマンは覗けるのかどうかすらわからない。
それは、フィジシャンもわかっているところ。

でも、練ったりしていた遅すぎる計画の内容を聞くことがあったならば。
フットマンは「勘弁してくれ」と笑って、彼の方へ幾らかのデザートを寄せただろう。
ま。それも、もしもの話でしかないけれど。]
 

(311) 2024/06/20(Thu) 22:26:59

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

[答えはころころ。考えはくるくる。フットマンの答えに一貫性はない。
だけど、聞いた本人はどっちでもいいらしい>>144
他愛ない会話の一端。彼が満足のいく会話はフットマン以外の人がする。
だから、フットマンはフットマンのままだとも言えるかもしれないけれど。]


フィジーの旦那は?相変わらず?


[切り返しはいつも同じ。
人はお決まりの流れと言うかもしれないけれど、フットマンは一辺倒でつまらないなぁと常々思っている。だから、面白い切り返しとかないかな、と思っているけれど。今のところ思い浮かばない。

まあ、何はともあれ。
『その時』が来るまでは、他愛ないじゃれ合いを楽しんでいよう。
それで、『その時』が来たらめいいっぱい遊んで、まあお互いに命があれば、終わったあとにはまた元に戻りましょう。少なくとも、フットマンにはそれができる。*]
 

(312) 2024/06/20(Thu) 22:27:02

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A71) 2024/06/20(Thu) 22:27:58

夜雀亭の看板娘 アリシア

―回想・夜雀亭にてフットマンと―

[生前の私の記憶にあるフットマンという人物は「やや粗暴だが話好きで気のいい人」だった。
未だ若い父ではあったが、その父を「あのガキ」呼ばわりできる人が何人いたか。フランクな間柄だったのだろうか、「あいつは孤児を攫う」とは父の評で、話を聞いてみるとどうやらよく行き場のない子供を拾って育てているらしい。

どうやら私も気に入られたみたいで、引き抜こうとしては父と両方の部下たちが止める。
そんなやりとりを何度も繰り返したことは、今思い返してもあまり悪い気分ではなかったように思える。

そんな力と人格を兼ね備えた彼が独立を望んだとき、多くの人が彼に付き従ったのも頷ける話だ。
何しろ比較対象があの祖父だ。別にちょっと怖いなんて思ってたりしないんだけどね。]

(313) 2024/06/20(Thu) 22:35:29

夜雀亭の看板娘 アリシア

 ――こんばんは。お客さん、初めての人?

[急な来訪に驚きつつも、体裁を守ってくれる彼の様子に我を取り戻し応対する。
なんだか私を見る目が昔と違うような気がするのは……立場が変わったくらいで中身が変わる人ではない、という謎の確信が脳裏を過るのだが。
しかしそれは置いておいて、彼にはお客さんとして丁寧に接するだろう。]

 美味しい食事とお酒があるよ。ゆっくりしていってね!
 
 
[機械化後にフットマンと会うのは来店時が初めてだった。
だからこそ「あのガキ」の娘のアリシアとして、生きていると、挨拶したい気持ちもある。
日頃から交わす言葉は従業員と客の他愛のない会話だろう。いつかその話を交わすため、今はただ元気な姿を見せておくに留めるはずだ。]

(314) 2024/06/20(Thu) 22:36:41

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
>>307 オーネスト……

(-125) 2024/06/20(Thu) 22:49:32

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
フィジシャンは絶対足長い。股下5kmある。俺はしってるんだ。

(-126) 2024/06/20(Thu) 22:50:31

夜雀亭の看板娘 アリシア

件の裏通りにて


[声デカッ、と一瞬気圧されるものの>>304、その言葉はとても要領を得ず……正直なところ、フードの女性に助けを求めたい気持ちでいっぱいのアリシアは、ちらとそちらに目線を向けつつ追加で尋ねる。]


 ほえぇ、凄いねえ!今って国民は……じゃなくて、王様になってどうするのー?


[妙に声を張っているのは、その少女の大きな声に釣られてか。結果的に彼女の国の宣伝を手伝う事になっている気がしないでもないが、そんな事よりもこの得体のしれない少女のことを調べようという思考が勝った。
それに、この子はBloodSunの構成員ではないだろう、と何となく感じたのもその理由かもしれない。]

(315) 2024/06/20(Thu) 22:51:42

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*ちょっ、>>315かわいい

(-127) 2024/06/20(Thu) 22:56:21

葬儀屋 ヌル

―女王様の赤い男―

「【ヒート・H・フットマン】には、近づいてはいけない。」

[ぼくが街へ行くようになってから、祖母に言われたこと。
あまり個人やどこかの組織について話すことのない祖母が、珍しく言及した人物だった。

いわく、彼はとても気まぐれで、わがままで、女王でさえ御しきれない男なのだと。

だからぼくは、彼に会いに行った。祖母がそこまでいう男がどんなものか、見てみようと思った。

まあ、その時は結局話しかけることはできず、遠くから不機嫌そうな横顔をちらりと盗み見るだけだったのだが。]

(316) 2024/06/20(Thu) 23:08:36

葬儀屋 ヌル

[ヘルハウンドについて、彼女は多くを語らなかった。
知ってしまえば、ぼくが危険な状況になると思っているようだった。

彼女が【夜の女王のアリア】を良く思っていないことは、気が付いていた。
家族を殺したのがそこなのかもしれないし、全然関係なくて個人的に嫌っていただけかもしれない。彼女が汚い言葉を使うのは、女王さまに対してだけだったから。
ついぞ真相を知ることはなかった。]**

(317) 2024/06/20(Thu) 23:09:08

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

回顧・血の太陽

[ある日、半泣きで部屋に飛び込んできた部下を見て、フットマンはため息をついた。
ノックもなしに開かれた扉に思うことはないけれど、泣き虫の該当部下を見て、思うところはあるらしい。

一通りの報告を聞いて、しばし空中を眺めていたフットマンは、面倒くさそうに葉巻をくわえた口の端から紫煙を吐き出して「で?」と言いたげな顔で部下を再び見た。]


「…で?じゃないよ、親父ボス
よそに!ちょっかい!出されてる!の!」>>193

あー…。で、どこだっけ。
ブラッドソル?

「ソルはボスの名前ね、親父。『BloodSun』ね。」

どっちも一緒だろ。


[意味は確かに同じだろうけれど。前者は二言語混ざってんだろうが、と部下は非難がましい目でフットマンを見た。しかし、フットマンはそんなの気にも止めないで、涼しい顔で考え事をするように、窓の外を眺めていた。]
 

(318) 2024/06/20(Thu) 23:11:03

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[状況は?と促したフットマンに、部下は現状を報告する。
なるほど、『夜の女王のアリア』から飛び出した馬鹿がいるから、潰そうという腹だろうか。情報が回るのは想定済みだし、そりゃそうなので、なんとも思わないけれど。

どうやら、彼らが買った情報は歪んでいるか、虫食いらしい。
当然、内部も内部で行われたやり取りであったから、幹部職でも叩かない限りは、正確な情報など手に入らないかもしれないけれど。

フットマンは自分の顎を指先で撫でながら、しばらく考え事をしていたが、不意に立ち上がって部下を見た。
それに、半べそだった部下は泣いていたのが嘘のようにけろっとして、にっこり笑った。]
 

(319) 2024/06/20(Thu) 23:11:08

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[タイミングが悪かった?そりゃ、後からならどうとでも言えるけれどね。
なにせ、相手は気分屋の王様。明日どころか三分後には気が変わってもおかしくない困ったヤツ。

だから、適切なタイミングなんてあってないようなもの。
『BloodSun』のボスの判断が間違っていたとは、誰にも言えない。──だけれども。


この時のフットマンは公爵から「いいよ」と言われて、しばらく自由だ!と大変にご機嫌だった。──そう、ご機嫌だったのだ。

気分屋の気分が、そういう方向に一直線に向いている時期。
飽きたのあの字も出てこないような時期。
いやまあ、面倒くさがるときはあるけれどね。]
 

(320) 2024/06/20(Thu) 23:11:11

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A72) 2024/06/20(Thu) 23:11:11

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[──でも、真の気分屋の気分は嵐のようにやってきて、あっさりと去っていく。
しつこいようだけれど、フットマンは特に、不変というものが嫌いだった。

なめてかかったのか、純粋に想定外だったのか。『暮れぬ朝の王』にはわからないことだけれど、結果として、互いに睨み合いになって完全な膠着状態に陥った>>193
そうなると、途端にフットマンはぷつんと糸が切れたかのように、恥ずかしげもなく「飽きた」と言った。
面白くなくなったと。伸びしろのなくなった才能が、天井のどんつきにぶつかった気分。

それを聞いた部下たちは、「そっかぁ、飽きちゃったかぁ」と慣れた顔。
─にも関わらず、戦線が瓦解しなかったのは「ボスの意向を無視する自由」があるから。

ここは自由の組織。何をしたって構わない。
自分がしたことに、自分で責任が取れるのならば。ここは、そういう組織ばしょ。]
 

(321) 2024/06/20(Thu) 23:11:14

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[そういうことがあったから──というか、今も確かそんな状態だから。
もし、フットマンが偶然『BloodSun』のボスに出会うことがあれば、一瞬うわぁなんて嫌そうな顔をするだろう。
おかげで、つまらないことにリソースを割いている、という顔。

だけどもちろん、表で出会ったら知らん顔。
不戦領域──そういう決まりだからね。今は、まだ。**]
 

(322) 2024/06/20(Thu) 23:11:20

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
お兄さんも多弁勢の自負があるけど、この村すげえな…
前村も同じようなこと思った記憶はある。

(-128) 2024/06/20(Thu) 23:14:38

“正直者” オーネスト

いつかの夜

[葬儀屋に連れられて夜道を歩く。なんとなしに聞いた問いに、律儀に帰ってくる答え>>309。俺はそれに耳を傾ける。骨だけのヤツ、身元が解らないヤツ、そういうヤツも、中にはいるという]

 …ふうん

[聞いた割には興味なさげに聞こえるかもしれない。否、努めて興味なさげに聞こえるように、相槌を打った。実際の心情?…さァな ]

 …いいんじゃねェの
 そういうことしてやるヤツが居るってのは

[死が隣り合わせに生きている世界だ、別に今さら顔見知りがひとり死のうが、ふたり死のうが、驚くことは決してないし、そんなことで怒りをあらわにするほど「もう」心を傾けている相手もいない。仲間が死んだとて同じこと。

だけど、葬儀屋のやってることは“悪くねェ”とは思った。しいて言えば…物好きだな、とも]

(323) 2024/06/20(Thu) 23:19:54

“正直者” オーネスト

[あのこ、と指さされた先には見知った顔がある。頭部の損傷は、落下か殺害か、俺にはちと解らねェ。アンドロイドや電脳化のやつらなら、死因の分析などお手の物なのだろうか

形だけでも手を合わせ、しゃがみこんでそいつの持ち物を探る。個人情報を特定するようなものや金目のもの…と言っても雀の涙だが、はきちんとポケットに入ったままのようで、たとえ他殺であっても、少なくとも物取りや戸籍剥奪などの目的のためなどではないらしい。
当然俺らの同志だ、そいつは生身の人間で、脳から摂れるものも無いだろう。

とりあえず情報になりそうなものは、預かっていくか。と身分証やら金目の物やらを自身のポケットに捻じ込んだ。ネコババはしない…多分。]

 ‥‥連れて来てくれてありがとな、……ん?

[そう葬儀屋にお礼を言った時、漁っていたポケットから何かが落ちる]

(324) 2024/06/20(Thu) 23:20:05

“正直者” オーネスト

[それは何の変哲もない(本当に何の変哲もない…と思う)ガラス玉だった。ビー玉、という概念があるのなら、そう表現したほうが早いだろうか。どこか藍色みを帯びていて、綺麗で。]

 ……葬儀屋。
 これ、アンタにやるよ

[この男が何を思ってガラス玉を拾ったのかはわからないし、それが思い入れのあるものだったのか、単なる拾得品だったのかもわからないけれど。
形見?と言えるようなそれを、何故か葬儀屋に持っていて欲しいと思ったのは、酔狂な気紛れ。

葬儀屋の瞳が、どこか藍色のガラス玉によく似ていたからかもしれない]

 ……ありがとな

[俺はもう一度だけ礼を言った。**]

(325) 2024/06/20(Thu) 23:20:21

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A73) 2024/06/20(Thu) 23:21:23

赤い男 フィジシャン

 ― かつて ―

[>>285>>286>>287>>290>>293
無論その時は、丁度お楽しみの時間であった。
今日のターゲットは20代前半の若い女。もう少し抵抗しても良い物を、あっけなく静かになった身体を引き寄せて、手元のケーブルを探る。

――この時、素直に大人しくなった事を疑問に思って居れば、その後の騒動は起きなかった。
甘い香水の香りがする柔らかな身体を向かい合わせに抱き寄せると、手早くケーブルを刺してデータを引き抜く。
簡単な仕事だ。その後は頭の中を乱暴に混ぜて行く。
相手の安価な脳内防壁をグシャグシャに潰し、記憶領域の枠組みを削り、人格データの蓋をこじ開ける。
そういう物を楽しみにしていたのだが――、

今しがた引き抜いたデータの最新地点に、妙な物を見つけた。
GPS情報は丁度自分が居る部屋と、少し離れた地点。
画像データ照合、一人はこの女。後は体格のいい男数名。]

(326) 2024/06/20(Thu) 23:25:07

赤い男 フィジシャン

 まずいな、

[罠。
そう言った単語が出て来るより先、身体が動いた。それは丁度部屋の扉が蹴破られる音と同時で、勢いのままケーブルを引き抜き女を突き飛ばすと、そのまま窓の淵へ手をかける。
ここは二階だ、飛び降りても問題無い高さだが、逃走を許してくれる程連中は優しくない。
と、言う事で、]

 ――あげるよ

[腰のポーチから閃光手榴弾を取り出し、部屋の中心へ放り込んだ。
裏路地とは言え此処は街中。また、自身への被害があっては困る。
故に音ナシ、光のみ。炸裂するソレに背を向ければ、ある程度のショックは抑えられる。
部屋の中に居た者はたまったモノでは無いだろうが、自身はそのまま窓の外に飛び出し、義足で衝撃を和らげ転がりつつ着地。先ほど抜き出したGPS情報複数の裏をかくような道を逃走経路に選び、その日は何とか逃げ果せただろう。]

(327) 2024/06/20(Thu) 23:25:52

赤い男 フィジシャン

[だが、それで襲撃が止んだ訳ではない。
その後も何度か襲撃を受け、自身も持ち歩く武器の種類が増えた頃、手間どいながらも回数を分け数人を捕獲。
生身の人間相手の尋問は専門外故、電脳化済みの者のみ中身をごっそり引き抜いてやった。

それでもなかなか本命に辿り着けない。
所詮こいつらは末端でしかなく、首謀者の顔は中々出てこない。
けれど、それで良いのだ。]

 楽しいなあ
 君もそう思うだろう?

[明確に命を狙われていると言うのに、赤い男は満面の笑みで情報を引き抜く。]

(328) 2024/06/20(Thu) 23:26:19

赤い男 フィジシャン

 わたしはね、
 わたしを嫌いな相手の事が大好きなんだ

[目の前で、仲間の頭が壊される様を見せつける。>>126]

 無論君達の事も、ね

[生身の人間に用はない。
その者は縛ったままその場に置き去りにしたが、自身の狂気にも似た笑みを嫌と言うほど刻みつけてやった。]

(329) 2024/06/20(Thu) 23:27:04

赤い男 フィジシャンは、 赤い悪魔 フィジシャン に肩書きを変更しました。


赤い悪魔 フィジシャン

[その後「BloodSun」が男の抹消の為足取りを追い、幾つかの情報を拾い上げた頃。一人の男が「夜の女王のアリア」に入る前に使用していたコードネームが掘り出されるだろう。
本名は無かったものの、その単語だけで男の存在は事足りる。]

 メフィストフェレスMephistopheles

[そんな、真っ赤な悪魔の名前が浮上する。]

(330) 2024/06/20(Thu) 23:28:14

赤い悪魔 フィジシャン

[同じ頃、赤い悪魔は相手の正体に辿り着く。
「BloodSun」の文字と、燃える太陽のような赤毛。]

 ははっ、

[――それと金髪の幼子の姿。]

 みつけた

[その面影は既に無かったが、赤いリボンが昔の髪色と変わらない事に気付けば、にんまりと笑った。*]

(331) 2024/06/20(Thu) 23:28:36

赤い悪魔 フィジシャン

 ― 中央表通り:洋菓子店の前 ―

[>>294
そのような事が過去何度もあったのだが、現在居るのは表通り。「BloodSun」や他組織の連中も此処でドンパチする気は無いだろうと、のんびり過ごさせて頂いている。
まさかボス本人に見られているとは夢にも思わないが、監視位は居てもいいか。
自身の真っ赤な服は、表通りでもそれなりと目立つ。
最初から隠れる気がさっぱりない、と言うのもあるのだが。

パウンドケーキを食べ終われば、指についた欠片をぺろりとなめ上げ、暫し思案。
店の外に出された立て看板の文字を書き換えようと、外に出てきた洋菓子店の店員を呼び止め幾つかのやり取りの後、金を渡す。
暫く待った後ベンチに運ばれてきたのは、シュークリームとエクレアが其々5つずつ。

そう、オヤツのおかわりである!!
まさか宿敵に見られているなんてそんなそんな〜。
笑顔でそれを頬張り、至福の一時を過ごして居た。

もし自分を監視している何者かが顔を出すなら、やあと朗らかな挨拶を投げかけただろうが――、
このような関係を承知した上で出て来るなんて、それはそれで面白いね!*]

(332) 2024/06/20(Thu) 23:29:20

【独】 赤い悪魔 フィジシャン

/*
目の前でオヤツたべられるなんてどんな気持ち、ねえどんな気持ち〜〜

(-129) 2024/06/20(Thu) 23:29:58

夜雀亭の看板娘 アリシア

その日の晩・オーネストと>>306



 へっ、わたし?

[おつまみを用意して手渡しに行く頃には、もう注いだお酒は幾分か嵩を減らしていた。
店を閉めるからと気を使わせてしまったか、と考えていると、不意に投げかけられた言葉に一瞬硬直する。

オーネストは私のことを知らないはずだ。何かぼろでも出してしまっただろうか、と背筋を冷やしつつもそれを悟られないように年相応の反応を意識する。]


 ――たぶん人間だよ?きっと10歳くらいの。

[正確な年齢は知らない、と言えばリアルだろうか。
私は外見どころか触った感触だって人間と遜色ないのだから、違う、知らないと言うだけでも追及は容易ではないだろう。
どうしてそんな事をと聞くと、妙に大人びているから、と答えるオーネスト>>306

これ以上の追及が無いようであれば、適度に話題を変えつつつかの間の話し相手として客席近くの作業を優先していたりするのかもしれない。
――もしかしてさっき一緒にいた人が関係してるのかな?
と思い立ち尋ねることも考えるが、蛇の出る藪を突くのは愚か者のすることだ。アリシアは今日見た一部始終を彼に伝えることはなく、何事もなければしばらくの話し相手をつとめた後でお店を閉めるだろう。**]

(333) 2024/06/20(Thu) 23:42:22

赤い悪魔 フィジシャンは、 赤い男 フィジシャン に肩書きを変更しました。


赤い男 フィジシャン

 ― かつての夜雀亭:アリシアとの日々 ―

[>>291>>292
彼女との会話はとても楽しい。
裏に身を置く日常から切り放された、非日常な表の日々。
自身の纏う身分は偽りの物だったが、それでもよかった。

己との会話にのめり込む彼女を見て感じたのはある種の愛おしさで、同時にこの花を手折ってしまいたいと言う危険な思考も沸いて出る。

対象を好ましいと思う感情と、その相手に対する破壊願望。
本来両立しないそれが簡単に繋がってしまうのが自分である訳で。

危ない時期は外に出ないようにと言う忠告は、自分の立場を露とするもの。
在ったのは好奇心か、破滅か、親切心か。
この関係性に名をつけるであれば、それは一体何なのだろうね?

此方の出方を窺う彼女に隙を見せたり、隠したり。
楽しい綱渡りを演じながら、今日も夜雀亭もケーキを頂こうか。
ここの酒と甘味は絶品な上、看板娘とのお喋りまで付いて来るのだから、こんなに良い事は無い。*]

(334) 2024/06/20(Thu) 23:49:59

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A74) 2024/06/20(Thu) 23:51:45

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*明日やりたいこと
リベリオンマウスに潜入
スラムに行く(武装する?夜の演出次第)
フットマン関係何か書く
これ……ヌルとの絡み本当にどうする?

(-130) 2024/06/21(Fri) 00:05:45

赤い男 フィジシャン

 ― いつかのお茶会:ヌルと ―

 こちらこそ、お招き有難う
 可愛らしいお家だね

[一人で暮らすにはやや広い部屋。誰かと暮していた形跡。>>295>>296
自分と会いたくない人物はいくらでも居る。むしろ、会いたがる者の方が少ない。
おばあちゃんなる人物との顔合わせは無かったが、人との関係性にも色々あるのだと、クリームとジャムがたっぷり乗ったスコーンに手を伸ばす。]

 ロシアンティーか、素敵なご趣味をしている

[どうやら、祖母と彼女共に甘い物が好きらしい。
自分は滅多に紅茶は飲まないのだが(大抵ジュースかミルクか酒だ)彼女の祖母を真似てジャムを舐めて見れば、なかなかどうして、悪くない。
暖かなそれを味わいながら、勧められたクッキーを頬張ったり。]

(335) 2024/06/21(Fri) 00:25:47

赤い男 フィジシャン

[他者の家故、食べる量は普段より控えめに。
無論、此処に居ない祖母への遠慮もある。
平凡で暖かな、彼女が暮らし語る日々が窓から差し込む物だから。自分にはそれらが酷く眩しく感じる。
悪い物と言うのはね、時に日に焼け、灰となってしまう物なのだよ。
普段より大人しい振る舞いをする自分に相手は何を思っただろうか。

自分が今まで知ろうともしなかった、お菓子の作り方。
何時もは手折り踏みにじってしまう、鮮やかで美しい薔薇。
裏路地では見向きもしない、枝のコレクション。

どれも知らない事ばかり。
わたしから話せる事は、彼女と比べるとほんの僅か。
目を伏せながら語るのは、キャンディーや焼き菓子を買う行きつけの店、好む背の高い見晴らしの良い廃墟。
暗い話はなりを潜め、一欠けらも話題にしなかった。
後は、茶葉やジャムは何処で買って居るのかなんて聞く時もあったと思う。

お茶のお礼と贈れる品は酷く少なくて、何時ぞやのいちごキャンディーと、キャラメルが数個、腰のポーチから出て来たか。
帰り際、いつかのように、それらを手に握らせて。]

(336) 2024/06/21(Fri) 00:26:39

赤い男 フィジシャン

 今日はお招き有難う
 おばあさまと、友人に宜しく

[今は不在の祖母と、彼女の犬に挨拶する事は叶わなかっただろうけれど、挨拶ぐらいは伝えておいてくれれば。
にこやかに笑って彼女の家を後にしたか。

この美しい家はあまり踏み荒らしたくないななんて、珍しく考えていた。*]

(337) 2024/06/21(Fri) 00:27:12

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
ヌルちゃんにめちゃくちゃ甘いのかもしれないこの男。
そして私は書くペースがめちゃくちゃ遅い…!早くなりたい、もっと速度を

(-131) 2024/06/21(Fri) 00:28:02

赤い男 フィジシャン

 ― 回想:朝の王と ―

[きっと彼の頭の中は楽しいだろうなあなんて心躍らせても、どうしようもない物はどうしようもない。

機会を逃したか、そもそも機会その物が無かったか。
それは分からない事だけれど、もう不可能な事程、人は惜しむ物。
やらずに後悔するより、やって後悔した方が良い――。知らぬ誰かがそう言ったが、本当にその通りだと思う。>>311]

(338) 2024/06/21(Fri) 00:41:59

赤い男 フィジシャン

[変わり続けるのが彼と言う物。
不変であるのは彼では無いと言う事。

だから彼からの答えは、良い意味でどうでも良いのだ。
なぜならば、その答えその物が、彼であるのだから。]

 わたし?わたしかい?
 わたしは何時も通り……

 いつも通り『趣味が悪い』まま
 ずっと変わらない、さ

[わたしはわたし、あなたはあなた。
彼からの切り替えしも、自分の答えも。じゃれ合いは何時も変わらない。>>312

喰らい喰らいあう時はいつ来るのか。もし此方が勝ったら、その時は改めて彼の頭の中を覗く算段を建てるかなと。
そう期待している。**]

(339) 2024/06/21(Fri) 00:42:38

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A75) 2024/06/21(Fri) 00:48:16

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A76) 2024/06/21(Fri) 00:49:38

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
夜更かししちゃったけどこれで良いのだ
のだ〜

(-132) 2024/06/21(Fri) 00:53:57

赤い男 フィジシャン

  メフィストフェレスMephistopheles

[そのコードネームが最初に出て来るのは、50年程前のメトロポリス。>>330
最初は愉快犯混ざりのよく言るクラッカー。
一人で活動したり、仲間を複数人集め国内企業サーバーの一部をダウンさせたり。
この頃は、そう大した脅威では無かった。
しかし後々電脳化技術が育っていくと同時みるみるその頭角を現し、拠点をメトロポリスからトループへ移した後は、何人もの死体を積み上げて見せた。

無論その頃には、個人が複数組織の人間に手を出し暴虐無人に振舞った事で相応にマークされ、最終的に「夜の女王のアリア」にお縄となる。
「このまま放っておけば、抗争の種にしかなりえない。」
当時のボスは誰だったか。既に公爵デュークであったか、はたまたそれ以外か。

既に手酷く扱われた後。後ろ手に縛られ、顔に青痣を作り、眼鏡型端末は割れ、無駄口を叩かぬように口にはダクトテープ。
ぼろぼろの状態でボスの前まで引きずられて行き、頭に銃口を突き付けられる。]

(340) 2024/06/21(Fri) 05:29:34

赤い男 フィジシャン

[さてこの男、どうしてやろうか。
最後に命乞いの1つでも聞いてやろうじゃあないかと、口のダクトテープを乱暴に剝がされ出てきた言葉は、]


 今すぐわたしを雇えば、
 一週間以内に「████」の情報をごっそり抜いて
 そのまま潰せる状態にして差し上げよう

[「████」と言うのは当時の夜の女王よりも少し大きい組織で、目下悩みの種であった。
邪魔でしかないソレであったが、消せるであれば消してみろと、命乞いにしては大きく出たソレを当時のボスは大層愉快に笑い、その場で解放。
行方をくらませないようGPS付きの首輪をつけた上で、キャッチアンドリリース。

――そして有言実行、アッサリ幹部役職の情報を数日で複数ぶち抜き、夜の女王に横流し。
約束通り、組織は彼のもたらした情報の元、夜の女王の手で壊滅。

その働きが評価され、赤い男は正式に組織に迎え入れられる。
無論、それを嫌がる人物も居ただろうが、当時のボスの決定は覆せない。
『メフィストフェレス』と言う男はそのままコードネームを変え、『フィジシャン』として居座った。
そのまま組織内での立場を徐々に上げて行き、現在の椅子に座って居る。]

(341) 2024/06/21(Fri) 05:31:12

赤い男 フィジシャン


[……男の過去を掘れば、そんなプロフィールが出て来るだろう。
ただ相も変わらず彼の本名は空白のまま。コードネーム以外の呼び名は出て来ることは無かったのだが。**]

(342) 2024/06/21(Fri) 05:31:32

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
寝起きに思いついた過去を捏造しておくなど、など…。

(-133) 2024/06/21(Fri) 05:32:15

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
俺つええ、みたいになっているのだけれどね、過去はなんぼあってもええですからね

(-134) 2024/06/21(Fri) 05:41:53

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
なんも予定になかったテキストです

(-135) 2024/06/21(Fri) 05:42:23

自称穴掘り屋 ズィー

大きな声にさらに大きな声が重なって帰ってきた>>315]

 どうする!!??
 えぇ!!??


[国を造る!以上のことを考えておらず、ワタワタと視線が泳いだり、
両手を自分の頬にもってきたり]

 じ、おれんさ国が欲しいんだべ!!!
 何するかは、そのあと!!


[相手が情報を知ろうとしてるなんて、そんなことつゆ知らず。
デカ声合戦が始まる。]

(343) 2024/06/21(Fri) 05:52:12

自称穴掘り屋 ズィー

[そして、はっ!となり]

 あんたも興味あんべか!!国!!!

[つかめるなら多分がっし、とその手を掴んでしまっていただろう。
たくさんの強者の女性と手を握られてきた経験からしたオクリビちゃんいわく>>240の手でぎゅっと*]

(344) 2024/06/21(Fri) 05:53:16

自称穴掘り屋 ズィー

‐名前について オクリビちゃんとと‐
そういえば、オクリビへと語った自分の名前の話>>243
名前がないというのは、スラム民にも珍しくはないと思う。
自分は拾った石に記されていたZを自分の名としてもらい記されていたものに意味合いを見ていたけど、もしかしたその石は誰かのものかもしれないし、
そのZに特別な意味だとかあったのかもしれない。

それはそうと、Zをズィーと読むと教えてくれたのは誰だったっけな]

[>>243自分の名前の経緯を言ったときのオクリビの反応はなんか複雑そうに見えたけれど、それが"保護しきれなかった少女"という存在を自分から気付かされたからとは思わず。

事実、スラムで生き方を身につけることのできた自分は保護を求めずに生きられて、おそらく幸せな部類。そういった保護をする人たちのもとで、幸せを得る者もいるのだろうが、少なくとも自分にはそれは必要なかった]

(345) 2024/06/21(Fri) 06:13:02

自称穴掘り屋 ズィー

[あのとき、ズィーと呼んだほうがいいかと聞かれたときは、
上に立つ人間には"ちゃんと許しを得る"なんてことは考えてもなくて]

 女王っていわれると、でへへって顔がどろんどろんになっちまう
 だべから、ズィーでええよ!
 でも、たまには「じょうおうへーか」ともよばれてぇなぁ

[あれもそれもいいな、とたくさんのお菓子を見せられたような反応。
そうして、さらに重ねて名前を褒められてしまったものだから、
"どろんどろん"と言った表情がさっそくでてしまって、両手で頬を抑えながら]

 そ、そうだべか?
 あんがと。
 でへへ

[そう返したのだった。
ちなみに、みんな知ってる?
ちゃびって、だびっていうんだって!
かっこいいよね!*]

(346) 2024/06/21(Fri) 06:13:23

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
オクリビちゃんの素手のお話は、アイリシアちゃんの反応と絡めていきたいな

(-136) 2024/06/21(Fri) 06:14:12

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*コピペミスしとるがな

(-137) 2024/06/21(Fri) 06:17:49

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A77) 2024/06/21(Fri) 06:19:51

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A78) 2024/06/21(Fri) 07:00:53

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
起きた けどもうちょっといろいろしてから着席するよ
ねむい〜〜

(-138) 2024/06/21(Fri) 08:28:18

荼毘葬送 オクリビ

現在:中央表通り

[国民第一号による自発的ステマは、少し遠くの位置の女王にもきっちり届いていた>>300。とはいえ多少の人込みの所為もあってか、彼女の方からは此方の姿は捉えられなかったらしい。
 「オクリビちゃん」呼びでの礼の言葉が、喧騒の中を真っすぐに突き抜けて、機械の女の聴覚に届いてきた。]


( いえいえ、女王陛下……いえ、ズィー。 )


[……と小声で返してもこの状況で届く訳はなく、かといって大声で応答するには、今はズィーの呼びかけ>>303>>304に割り込む気もなく――あのアリシアに安易に関わるのを憚る思考もあり。
 ただ、大々的な訛りのフォローだけはすべきかもしれないと。
 ここでオクリビは漸く、「15歳の女王」と「8歳のままの少女」の方へと静かに歩み出す。]

(347) 2024/06/21(Fri) 09:01:27

荼毘葬送 オクリビ

[――こちらから動いたのは正解だったらしい。
 アリシアがちらりと向けてきたまなざし>>315に、救援要請めいた色を感じたのだ。「女王」の声量に気圧されたのやも、という思考も回路に過る。

 こうなれば、アンタッチャブルだの何だのと考えている場合ではない。
 今のアリシアの汚れた扮装はおそらく変装。「孫娘」どころか「看板娘」の印象ともかけ離れて見える出で立ち。
 それならただの「市民A」だと思って相対すれば良いだけのことだ。]


 ふふ。


[妙に声を張りながらのアリシアの質問に、ズィーもまた思いっきり声を張り上げて回答する>>343
 そんな掛け合いに、オクリビは微笑ましげな笑いを零す。
 この「女王」が思いっきりノープランの様相だったり、視線を泳がせたり……というのも判ってはいたが、この時点では助け舟的な介入はしなかった。
 ……この調子だと先程の「頼もしい」>>227が誇大広告になってしまうかも、というのは置いといて。]

(348) 2024/06/21(Fri) 09:02:28

荼毘葬送 オクリビ

[こうしてズィーとアリシアの近くへ脚を進めてから。
 「SOSは受け取ったわ」とばかりに、「市民A」もといアリシアにウィンクひとつ投げてから、両者を傍から見守る位置に立つ。
 ――この少女が何を考えてズィーに近づいたかも考えねば、とも思考の端に置きながら。

 さて、「国」への興味>>344に、素性を伏せた「夜の女王」の縁者が何と答えるか。
 ここでオクリビの方から、何らかの予測を発することはなかったのだが]

(349) 2024/06/21(Fri) 09:16:21

荼毘葬送 オクリビ



 ―――…ズィー、ちょっと貴女、
     いきなりそれは流石に迷惑よ!


[「女王」がその手をアリシアに伸ばすのが見えて、オクリビは反射的に言葉を発した。溶けるように照れさせてしまうような「女王陛下」呼びではなく、あの時呼んで良いと言われた>>346ズィーの名で。
 とはいえ両者に割り込んでまで強く制止しなかったのは、アリシアの身体が機械だとなまじ知っていた所為。
 「8歳のままの少女」の手がここで怪力に潰されることはない――と認識してしまっていたが故の危機感の無さが、オクリビの態度の中途半端さに繋がってしまっていた。

 強者にも劣らぬ勢いのあの握力から逃れられるかは、アリシア、キミ次第だ――!*]

(350) 2024/06/21(Fri) 09:18:21

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A79) 2024/06/21(Fri) 09:42:34

荼毘葬送 オクリビ

回想:ある少女の話

[火葬技師フアナは、生身の人間に似せた感触の「作り物」の顔にわざわざ刻まれた縫合痕について、表向き>>16はこう話していた。]


 私が新人だった頃、火葬のご依頼の際に、ご遺体の中の
 未申告の電子機器を見落とすミスをしたのです。
 その結果、炉内の状態を確認した際に
 高温にさらされたバッテリーが爆発。
 私の顔面は見事に吹き飛んでしまいました。


[こうした事故は実際に起こり得る>>162ことで、社の長曰く過去のリリオでも実例があったという。
 それ故に依頼主への注意喚起及び、社内の火葬技師たちへの警告の意味合いも込めて、フアナは己の縫合痕についてのこの作り話を、さも事実かのように語るのだ。]

(351) 2024/06/21(Fri) 11:29:03

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

回顧・遠目の少女

[フットマンは気まぐれ者。
大抵は害のない方に舵を切るけれど、いつもそうってわけじゃない。
老若男女誰が相手でも、何をしでかすかわからない。

だから、彼女の祖母の忠告>>316は、間違っていなかったといえる。
次の瞬間には、キッカケもなく機嫌が悪くなったり、興味がなくなったり、逆に興味を示すような人間には、近づかない方が良い。
しかも、本人にはそれが変だとか、逸脱しているだとかの自覚はなくて、制御する気が全くもってないのだから。

流石に、表通りで何かをやらかしたりするほど、フットマンは愚かではなかったけれど。
ルールに反しない微細な良くないこと、は降りかかりかねない。]
 

(352) 2024/06/21(Fri) 11:29:25

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[彼女がフットマンに会いに来た時、遠目にちらりと顔を盗み見るだけで終わったのは、良かったことかもしれない。不機嫌そうな横顔だった、ということは何か機嫌を損ねるようなことがあった、ということだから──尤も、フットマンに関しては何もなくても機嫌が斜めになることがままあるが──。

目が合って、何か思いつかれたら災難だった、と言う他なくなる。
当時の彼女が無事でよかった。

──尤も、もし彼女が再びフットマンに会いに来るようなことがあれば、今度こそフットマンは気付くだろう。
彼女が話しかけなかったとしても、フットマンから近づいて、話しかけたに違いない。

表通りで出会っているだろうから、孤児だとは思わなかったはず。だから、ただ話しかけたい気分だった、というだけだろうけれど。*]
 

(353) 2024/06/21(Fri) 11:29:27

荼毘葬送 オクリビ


 私自身は「この程度」で済みましたが――。
 我らがリリオ・カサ・ブランカとて、
 かのメトロポリスの先進医療及び、
 ヴァルハラの高度な外科技術に
 すぐにアクセスできる身分ではありません。
 「白百合の戦乙女」とて回避に失敗し得る以上、
 文字通り、生命に関わる問題なのですよ。


[こう語る女の縫合痕の真相は、別にある。]

(354) 2024/06/21(Fri) 11:30:06

荼毘葬送 オクリビ

[これは、今から25年程前の話。
 トループ国内を拠点としていた、ある一つの組織が消滅した。

 組織名、「シンギュラリティSingularity」。
 端的にいえば、機械至上主義者たちの組織だった。
 主な構成員は機械化人類や、生身由来でないAIを有する自律型ロボット、そうした機械たちに心酔する人間、といった辺り。
「機械化人類を主体とする地球支配」「旧人類生身の人間の浄化」という思想がシンギュラリティから提唱されていたと言えば、この組織の特異性は十分に伝わるだろうか。

 それでも、シンギュラリティはあくまでこのトループの一員だった。
 組織の宗教的理想と、渾沌の国という世俗のルールとに、一応の折り合いはつけていた。
 ヴァルハラの優れた機工・通信技術も取り入れていた程度には、隣国勢力との関係もそれなりに良好だったようだ。
 だから表社会は勿論、裏社会や国外においても「旧人類」を無暗に殺戮したなどのことはなかった。せいぜいが巧妙な手段で思想を「布教」し、あわよくば「機械化した同胞」をじわりと増やそうとした、という程度。]

(355) 2024/06/21(Fri) 11:31:08

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A80) 2024/06/21(Fri) 11:31:29

荼毘葬送 オクリビ


[それでも。
 そもそもが組織の優位化のために電脳化技術を用いることが常識となる程度には、機械化人類はそれ自体が強力な存在。
 機工の躯体と電算能力に加え、アナログなヒトに劣らぬ柔軟な思考まで持ち合わせ得るのだから。
 そしてそんな存在が寄り集まって規模を拡大し、その果てに「旧人類の浄化」まで唱えればどうなるか?]
 

(356) 2024/06/21(Fri) 11:33:58

荼毘葬送 オクリビ

[25年程前に起きたその抗争の引き金は、「シンギュラリティが他国に電脳化移植技術を流出させた」という一報。
 勿論これは事実ではなく、完全な言いがかり。
 シンギュラリティを目の敵とする組織からすれば、敵殲滅の格好の口実が得られればいい、という程度の開戦理由だったかもしれない。
 理由の内容が内容なだけに、常から険悪な組織同士がこの時だけは共闘する>>1、なんてこともあっただろう。

 シンギュラリティへの襲撃実行から組織壊滅に至るまでは、1週間にも満たなかった。
 誰の貢献あってか、首領や主要幹部らは徹底的に殺害・破壊され、組織本部はあっさりと壊滅した。

 機械至上主義の思想は兎も角、組織が蓄えていた情報や機工には「戦利品」の価値が十分にあっただろう。
 下っ端の僅かな残党が他の組織に流れて電脳化のノウハウや機工技術を伝えたという話も、真偽は別として存在する。
 掃き溜めの中に眠っていた技術を発掘した者もいたかもしれないし>>60
 10年前の時点で一定の規模まで拡大していた、とある組織の実験>>307に助力していた残党もいたかもしれない。]

(357) 2024/06/21(Fri) 11:40:42

荼毘葬送 オクリビ

[さてこの抗争当時、シンギュラリティ施設内で「完成」途中だった機械化人類たちの意識元の中に、「レイ」という名の人間がいた。

 当時15歳。表社会で暮らす、移民ルーツの市民のひとり。
 身寄りは父親一人。その父親も、抗争終結から程なくして失踪。
 表向きには「裏通りに迷い込んで事故死した」という扱い。
 加えて出生時の記録には「男性」と記載されている――つまり、身体的には男性と見做されていた。

 故に、抗争の内情や電脳化技術について知らない者なら、レイがあのリリオ・カサ・ブランカに引き取られていたとはまず考えないだろう。
 たとえその「少年」が、常日頃から女性の装いと言葉遣いの、意識が少女である者であっても。

 ……このレイこそが、後に「フアナ」と名付けられ、今は「オクリビ」と名乗る女だ。**]

(358) 2024/06/21(Fri) 11:45:06

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A81) 2024/06/21(Fri) 11:53:22

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

記録・??????

[おや、誰かと思えば▅▅か。]
                […え?ああ、ビックリした。私の事か。]
[ああ、今は違うんだったね。体の調子はどうだい?
 痛みや拒絶反応はない?─それは結構。いいことだ。]
                               [………。]
[老けないっていうのは、どういう感情なんだい?
 君はそういうの、嫌いだと思っていたけれど。]
           [そりゃ好きじゃねぇさ。でも、仕方ないだろう。]
[ふふ、そうだそうだ。仕方がない。
 多くを見たいのであれば、ただの人の身体では限界がある。
 君は偉いよ、▅▅。賢明な判断だね。]
                        [その名前で呼ぶなよ。]
[そうだね、君が来なくなると困るから。
 きちんと呼び名は改めよう。じゃあ、今後ともよろしく。]
                           [……こちらこそ。]


[にこやかに笑う美しい蒼髪の男を見て、▅▅の表情はうんざりした表情に変わっていく。幼い頃と違って、安全に遠くへ行けるようになった足は、隣国▅▅へと定期的に訪れる。何をしに行っているのかは──はて。*]
 

(359) 2024/06/21(Fri) 12:02:40

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
うっかり挟んじゃってオクリビはごめんよ

(-139) 2024/06/21(Fri) 12:03:48

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
>>359
メトロポリスのウロボロスさんち(前村で出した最先端医療のお家)です。
フットマンは不老手術に来ていたよ。あとたまに腕くっつけてもらったりとかしてた。なくなった腕がそのままくっつくから、フットマンアンドロイド説に拍車がかかったりかからなかったり。

このロールはほぼ答えかな、と思いながらお兄さんは見ているよ。

(-140) 2024/06/21(Fri) 12:08:17

マフィア『BloodSun』ボス ソル

 ー 過去回想:赤い悪魔 ー

[……幾度となく刺客を送る、
幾度となく闇討ちを試みる。

末端の奴らが俺の顔を知るわけもない。
だが奴の危険性だけは確実に伝えてあった。
命を賭け、自爆覚悟で突っ込んだやつもいるだろう。

しかし、奴は面倒なことに、
ハッキング能力だけでなく…
ある程度腕も立つようだ。

生身の人間はほとんどいなすだけで相手にしないくせに、機械化人類に対しては執拗なまでに破壊を試みる。むしろ取り残された人間が、仲間の『死』に慟哭し、取り乱すほど悲惨な壊され方だった。機械化人類であるこのボスをおちょくっているとしか思えない。これほどの屈辱があるものか。

赤い悪魔、メフィストフェレス。

ここまでコケにされたのは久しぶりだ。
必ず潰す。必ず、だ。
スラムのチンピラは煽りに弱い。殺意の闘志は被害者が出るたび燃えるばかり]

(360) 2024/06/21(Fri) 12:13:17

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー そしていま あまぁいじごく ー

[…それはそれとして、現在。
今、このマフィアのボスは脳を破壊されそうになっていた。
いや、戦ってはいない。触られてもいない。
不戦の誓いはきちんと守られている安心。
なんてのどかな昼下がりだろう!
そんな昼下がりは美味しいものに限る!限るけど!]

…オゥゲエエエエエ…!!!
見、見てるだけで胸焼けがする…!!!!


[スラム育ちのマフィアキング、普段食べるものが質のいいもののはずもなく。

ましてやあんな糖分とクリームの塊のおかわり!!?!
それも、エクレアなんて見てみろチョコレートまでたっぷりじゃねえか!!!これは楽しいスイーツタイムなんてもんじゃねえ、新手のテロだ、精神攻撃だ!!!!]

ば、馬鹿にじやがっで…!!!覚えてろ…!!!!

[男はなんとかフラフラとその場を離れる。部下に見張らせて暗殺者の手配してるしダイジョブだろ。うん。これは負けではない、戦略的撤退だ!!!男は、あいつを殺す手段の一つに、激辛唐辛子を穴という穴に詰め込む処刑法を追加しておいたのだった…*]

(361) 2024/06/21(Fri) 12:21:22

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*たのしすぎるのぜ(つやつや

(-141) 2024/06/21(Fri) 12:23:42

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
うははは
ダブルピース

(-142) 2024/06/21(Fri) 12:25:10

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 中央表通りにて。みかけた穴掘り帝国 ー

[口元に手を当ててフラフラと逃げ帰る中央表通り。
俺がこの国獲ったら、この世のクリームというクリームを消し去ってやると決意しつつ。

どこからともなく大きな声が響いてきた。>>344
聞き覚えがありすぎるその訛りがかった声。

ウチのシマのやつだ。

BloodSunには入ってないというか、あまりにもマフィアに向いてなさすぎて勧誘すらしていない。
むしろうちの若い奴らが暇つぶしにボコボコにしたり、髪の毛あたりざっくりやって虐めてた可能性のほうが高い。なんで今でも生きてるんだあいつ。

…ともあれ。少し離れた建物の壁にでも背を預けてズルズルと崩れ落ちる。スイーツの気持ち悪さが買ってしまった。仕方ないので、いま一緒にいるやつらのことを観察する]

(362) 2024/06/21(Fri) 12:42:04

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 回想 Zの石 >>345

[…男がまだ、人間の体を持っていた頃だ。
馬鹿ばっかな周りの人間を蹴散らし、どんどん首領としての頭角を現し始めていた。
統治するテリトリーの情報は必要不可欠、ということで、不意打ちでスラムの中を歩き回ることにした。よけいなことしてる奴がいれば、ボッコボコにする気満々で。


…そんな中、特に瓦礫や地面に穴が多い地域で。
変な髪の色のガキがいるのを見かけた。

石に囲まれたそいつを見て]

そんなとこで何してるわけ?
…あーあ、誰だよこんなに荒らしたやつは、ぶち殺してやる…

[と、声をかける。どうも何かの爆発の影響か、地面がえぐれている
地盤というか、埋まっている岩が少し柔らかめなのだろうか?他のところよりも被害度合いがひどい]

(363) 2024/06/21(Fri) 12:48:33

マフィア『BloodSun』ボス ソル


おいガキ、このへんはすぐ崩れるぞ。

…何持ってんの???は???
金持ってんのか???隠すんじゃねえよ!!!


[と、一度は気遣いで声をかけたくせに、
何かを後生大事に持っている様子を見て、男は金目のものを持っていると思い、それを取り上げた。…結局それは、金でも何でもなく、ただのいしころであったのだが。]

…なんだよ、ただの石じゃねえか。
紛らわしいことしてんじゃねえよボケ

[と、石をポンポンと手で弄びながら、その石をみる。
希少な鉱石ならまだ金になるのに…と思っているのに、そこにあるのはZに似た形がついてるだけ]

Z(ズィー)の石、ってか
金でもダイヤでもないんじゃ、一文にもなりゃしねえよ

[と、幼い子どもの前にぽいっと石を投げ捨てた。都合よくZの文字が上に来た気がするが、男はそんなこと意識もしていない]

(364) 2024/06/21(Fri) 12:54:49

マフィア『BloodSun』ボス ソル




…あーあー。
いっそスラムの下に、
でっけえ金鉱とか、珍しい鉱石とか埋まってねえかなあ…

荒稼ぎしてやんのによぉ……

[と、呆れたように、少女を捨て置く赤毛の男。
声をかけられたら立ち止まるが、
もう少女の方に意識はあまりしていないようだった。

男の馬鹿げた妄想の言葉は、彼女にどんな影響を与えたのかはしらない。
男は、次のところを見るためにまた歩き出す。

一文にもならないものは基本捨ておく。少女も同じ。
だから、向こうから声をかけられたとき以外は基本彼女のことは気に留めていなかっただろう…**]

(365) 2024/06/21(Fri) 12:57:59

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A82) 2024/06/21(Fri) 13:01:17

夜雀亭の看板娘 アリシア

想起・葬儀社という施設


 [葬儀社といえば、白い家の百合リリオ・カサ・ブランカの事だ。
身寄りのない少女を受け入れる中央表通りの企業であることから、受け入れ先の候補として秘密裏に名前が挙がっていた事は覚えている。
もっとも、夜の女王の間でもその公平性ゆえに思慮していたと言うし、リリオの方からも私の立場の危うさから断られてしまったと聞いたが。

 『あそこは裏で死体をこっそり売り捌いてるこわーいお店さ、嬢ちゃんは近付くなよ?
  女の子は高く売れるからなあ……まるまる太らせていただくって寸法よ。……っはは、冗談冗談!怖がらせたかっただけさ!』

といつかのお客さんが言っていたことを思い出す。
他にも何度か話を聞くうち、どうやら体内の金属類を裏で売っているらしい>>17ことが推測できた。]

 私が売られちゃう、ってあながち間違いでもないじゃない。

[思い出してくすりと笑う。
きっと話をしてくれたお客さんは思いもしなかったのだろうが、考えてみれば、この体内にはトループ国内では手に入らないような部品と技術が詰まっているのだ。

そんな事を気楽に考えるあたり、アリシアにとって、葬儀社とはその程度の関心しか持たないようなものだった。]

(366) 2024/06/21(Fri) 13:18:55

夜雀亭の看板娘 アリシア

[──少なくとも、今は。
幼い少女が数多く暮らしているということに少し思うところはあるが、それもページボーイという友人の存在や、今の生活の充足感を踏まえれば些細なことだった

もっとも、機械人類の少女がいるとなれば……そんな事など考えたことが無かったかもしれないアリシアの気持ちは、出会い知ったその時に。]

(367) 2024/06/21(Fri) 13:20:43

夜雀亭の看板娘 アリシア

裏通り・ズィーとオクリビと


[ああこの子は無関係だ、と確信を得ただろうか。
国の中身を問われればまるで考えたこともないかのように慌てて答えるその姿は、どう見ても孤立無援の、ただ国造りに憧れる少女。
人間らしい外見とよく通る声、そして年齢に似つかわしくない──大柄な、はっきりと言えば筋肉モリモリな体格に目を引かれはしたものの。]

 そうなんだ、すごいねえ!

[この子から聞ける話はこれくらいだろうか、と適当に相槌を打つ。

これまで同年代の子供と関わりを持つことは少なかった。
その事に不満を持ったことはなく、強いて言うなら初めてページボーイと会った後にはそんな気持ちに襲われることもあったのだけど、しかしこうして裏出身の子供が何かをしようとしている事に、興味が無いと言えば嘘になった。
だからだろうか、ズィーと呼ばれる少女の風貌を観察していて反応が遅れてしまったのもあるし。そもそも、握手でもするのかと伸ばしてきた手を拒むことはせず──]

(368) 2024/06/21(Fri) 13:22:55

夜雀亭の看板娘 アリシア

 わっ、痛い痛い!はなしてー!

[空いている手でズィーの手をぺちぺちと叩く。この腕と体は機械だから、当然ながら痛みは低減されているしズィーとの握手にも問題は無い。
しかし普通の女の子であれば?とすぐさま反応してみせるものの、思わぬタイミングでの衝撃に一瞬反応が遅れたかもしれない。

何故?もしかして不意打ちの攻撃?などと素っ頓狂なことを思っていると、後ろから先程のフードの女性が声をかけてくるのが聞こえてきたりするのだが>>350

さて、ズィーはすぐに手を離してくれるだろうか。
だとしたらアリシアは何も無かったかのように話を続けるだろう。]

(369) 2024/06/21(Fri) 13:24:30

夜雀亭の看板娘 アリシア

 う、うーん。
 興味っていうか……お話は聞いてみたいかも。


[自分の国に入らないか、というお誘いに是と答えるつもりはないが、会話を続けるのは望むところだった。
自分自身の興味は抜きにしても、今は情報が欲しい。それに──]

 たとえば──そっちのお姉さんはだれ?

[国は「一人」では成らない。だからこそその国の存在をありえないと一蹴することも出来ないのだ。
いつからか元通りになった声量で女王様に問いかけつつ、目線は機械の女性に向ける。
 
ズィーの握力を知れば納得もするが、こちらから近付いたのに握手を「迷惑」とする言い回しに、少し引っ掛かりを覚えただろうか。
「オクリビちゃん」と呼ばれていた>>300女性、彼女の方が謎の塊だ。何かを聞き出せればと話を振るが、少し露骨すぎるだろうか?*]

(370) 2024/06/21(Fri) 13:32:47

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A83) 2024/06/21(Fri) 13:49:29

【独】 葬儀屋 ヌル

◆ ××/××

あの子が死体を拾ってきた。かわいそうだからと。愚かな子。
死んだ人間はなにも感じやしないのに。
年相応の教育をしてあげられないせいね。かわいそうな子。

◆ ×/×

庭の薔薇が綺麗に咲いた。今年は数が少ないけれど、その分色が良い。

(-143) 2024/06/21(Fri) 13:55:00

【独】 葬儀屋 ヌル

◆ ×/××

デューク!あの×××××××(文字が乱れていて読めない)
よりにもよって赤い悪魔を送り込んできた!
あの子に取り入ったところで、なにもありはしない。
悪魔の技だって、あの子には通用しない。

組織はとっくになくなっているというのに、本当に忌々しい男。

◆ ××/××

こんな老人の世話ばかりさせているから、人との関わり方を知らずに育ってしまった。

(-144) 2024/06/21(Fri) 13:55:25

【独】 葬儀屋 ヌル

◆ ××/××

ヌル、私の可愛い子。あなたを一人にしてしまう。

それだけが心残り。

(-145) 2024/06/21(Fri) 14:50:16

荼毘葬送 オクリビ

現在:裏通り、女王陛下とお忍び娘と

[表通りの賑わいを潜り抜けて辿り着いた、裏通りのその一角。
 ……「裏側」だからといってここで15歳(実年齢)同士の腕相撲デスマッチが始まってしまうことはなく、アリシアが痛がる素振りでズィーの手をぺちぺちした>>368>>369だけで済んだようだ。

 アリシアが痛がった時の反応の遅れは、事情知らぬ者であれば不審を抱く要素だったかもしれないが、オクリビはなまじ事情を知るが故に、気に留める素振りを何も示さなかった。
 オクリビのこうした反応は、アリシアから見た「フードの女性」をさらに謎めいたものにしてしまったかもしれないが――]


 ……まったく、もう。


[ズィーがすぐにアリシアの手を離しても離さなくても、オクリビが嘆息の仕草をすることには変わりなく]

(371) 2024/06/21(Fri) 14:56:55

荼毘葬送 オクリビ

[さて、アリシアはズィー>>344に対し頷くも断るもせず、ただ話の続きを求めるようだ>>370
 先程は適当に相槌を打つだけで終わっていたが>>368、今は明確に「情報」への関心がある、と電子の脳は判断する。
 そしてその関心の先は、今度はオクリビ自身へと。
 「女王」に対しての問いではあったが、視線をはっきり受けたこともあり、機械の女は自分から口を開く。]


 初めまして。私はオクリビと申します。
 ステージネームは「荼毘葬送オクリビちゃん」
 この国でアイドル歌手として活動しております。


[と、真顔で言い切り]

(372) 2024/06/21(Fri) 14:58:34

荼毘葬送 オクリビ


 というのは、冗談ですが。
 私は女王陛下による建国をお支えする国民です。
 先程の私の呼び声、貴女もお聞きになってましたよね。
 ……ええ、うちの陛下がご迷惑お掛けしました。


[ここで女はステルスマーケティングを解除し、己の立ち位置を明かす。……SOS>>315に駆け付けたにしては詫びが遅くなってしまったとも思いながら。
 アリシアが此方に加入するとは考えていなかったが、もし彼女が明日の「敵」になるとしても、まあすぐにバレるだろうと。
 この場で変に勿体ぶって秘密にするより、率直に告げるほうを選ぶ。

 ……「アリシア」への個人的な思考をシャットアウトしたのは、特に腹の探り合いとは関係なく。*]

(373) 2024/06/21(Fri) 14:59:03

【削除】 荼毘葬送 オクリビ

[さて、ここでオクリビは初めて、かっこいい(本人談)二つ名をステージネーム(自称)として、「女王陛下」以外の公衆の面前で宣言したわけである。
 合成音で喋るアイドル歌手。
 人工声帯でメロディを奏でるにせよ、アンドロイドがリズムを刻むにせよ、そうしたアイドルだって「生身の人間」に負けず劣らず、リスナーに勇気と感動を、夢と希望を届けてくれるのではないだろうか。
 まあそもそもオクリビの「アイドル」発言は冗談だったのだが。


 ……一応「冗談」としておいたこの名乗りが、この場の様子を観察していたあの男>>362にどう響いたかは、さて。
 なお、オクリビ自身は、ソルの存在をまだ感知していない。*]

2024/06/21(Fri) 15:17:48

荼毘葬送 オクリビ

[さて、ここでオクリビは初めて、かっこいい(本人談)二つ名をステージネーム(自称)として、「女王陛下」以外の公衆の面前で宣言した>>372わけである。
 合成音で喋るアイドル歌手。
 人工声帯でメロディを奏でるにせよ、アンドロイドがリズムを刻むにせよ、そうしたアイドルだって「生身の人間」に負けず劣らず、リスナーに勇気と感動を、夢と希望を届けてくれるのではないだろうか。
 まあそもそもオクリビの「アイドル」発言は冗談だったのだが。


 ……一応「冗談」としておいたこの名乗りが、この場の様子を観察していたあの男>>362にどう響いたかは、さて。
 なお、オクリビ自身は、ソルの存在をまだ感知していない。*]

(374) 2024/06/21(Fri) 15:18:41

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
自分の恐ろしい発言数を見てしまって
軽い縁故振りvs過去設定の続き で非常に悩んでいる顔

とりあえず昼に落としたのが中途半端だったのでまずはそこからかな……

(-146) 2024/06/21(Fri) 15:39:32

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
ところでこのZの石の経緯>>364>>365にすごくきゅんとしています あああ……いい……

そしてこのやらしい冗談>>366もいいですね!!!(元職員がする発言ではない)

(-147) 2024/06/21(Fri) 15:42:59

赤い男 フィジシャン

 ― ??? ―

[当時のわたしはまだ若造であったが、
25年程前、困った事にどうやらわたしは死にかけたらしい。]

 (あーあ、捕まってしまった)

[一応、足取りを曖昧にするためと根城を転々としていたものの、「夜の女王のアリア」に引きずりだされ、頭に銃口を突き付けられる。>>340
殴られ、蹴られ、怒声を浴びせられ、水をかけられ――、なんて野蛮な組織だ。

わたしは唯、沢山の電脳を壊しただけなのに?
全員、身体は綺麗なままと残してやったのに?
理不尽すぎる。
けれどもそう言った好戦的な相手を進んで弄んだ罰がコレであると理解すれば、若しかしたら自分の方が悪かったかもしれないなんて思い直して。

それでも、何時も薄っすら笑っていたものだから。
気味が悪い奴だと唾を吐かれた。]

(375) 2024/06/21(Fri) 15:45:56

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
そしてまだできていない ヌルちゃんにお届けもの!!
これ進行中にでき る か    な   ……(自信ない)


今回の村だとPC死亡禁止規定があるので、「何かを届ける前にお相手が死んじゃう……!」がないのはすごく安心するのですが、だからといって悠長にしていいものでもないのではというなやみどころです。

(-148) 2024/06/21(Fri) 15:46:05

赤い男 フィジシャン

 (もしかしてこのまま死ぬのかな)
 (もう楽しい事は出来ないのかな)
 (それは酷く残念だな)


[死を怖いと思った事は一度も無い。
代わりに在ったのは落胆。

これ以上は誰とも遊べない。
誰も壊す事は出来ない。
快楽を貪る事が出来ない。

困ったな、わたしはまだ、楽しい事を沢山したい。
いや、もっともっと派手な事をしたい。したかった。


故に、]

(376) 2024/06/21(Fri) 15:47:03

赤い男 フィジシャン

 今すぐわたしを雇えば、
 一週間以内に「████」の情報をごっそり抜いて
 そのまま潰せる状態にして差し上げよう


[あの時口から出たのは命乞いでも何でもなく、唯の願望。>>341
「████」。いや「シンギュラリティSingularity」と呼ぶべきか。>>355>>356>>357
口にしたのは個人名ではなく組織名。
丸ごと踏みにじってやれたなら、どんなに気分が良いだろうね。
ねえ、きっと派手な事になるよ。取り返しがつかなくなるよ。
一度やってみたかったんだ!
他者から引きずり出した情報を握り、ボロボロの身体で鬱蒼と笑む。

わたしは混沌、無秩序、紛糾。

カオスは此処に在りけり。故に、契約をしよう。
悪魔に魂を売ったのは何方であったか、そんな些細な事は既にどうでもいいのだ。]

(377) 2024/06/21(Fri) 15:47:38

赤い男 フィジシャン

[背の高い、トループを見渡せる廃墟のてっぺん。
GPS付きの首輪を付けながら、壊れた眼鏡型端末をセロテープで補強する。
良い仕事にしよう、とっておきの良い仕事にしよう。

わたしにとって、彼らの語る「秩序」の話はどうでもよかった。他組織との諍いも、抗争の行先自体に興味は無かった。
唯の「夜の女王のアリア」との利益関係。壊したい者と壊したい者が偶々揃っただけ。

無造作に、それでも複数と所持していた情報の下、主要メンバーの潜伏場所に手を伸ばす。
無差別に他者を襲って居た事もあってか、所持する情報の幅は大変広いもので。浅いソレらではあったものの、調べ物のフックとしては十分すぎた。

まずはひとり、それからふたりめ。
丁寧に情報を整理し、入念に壊して、次に移る。
作業の回転は随分速く、一晩に何人もの死体が転がったが、その混乱に乗じて更に組織内端末のサーバーを漁り、わざと保守システムに噛みつかれたままバックドアを設置。足跡も消さぬまま乱暴に出入りする。
無論「シンギュラリティSingularity」側は早々と異常事態に気付いたものの、此方が単独と言う事もあり、中々尻尾を掴めずにいた。

なぜならば相応の規模の「組織」が最初に疑うのは、わたしのような有象無象の個人ではなく、「他組織」であるのだから。]

(378) 2024/06/21(Fri) 15:48:46

赤い男 フィジシャン

[どの組織にも属していない人間と言う物は動きやすい。
その時既に、夜の女王の雇われとして首輪はついていたものの、わたしはまだ一員では無かった。
だからきっと、わたしがしくじり「シンギュラリティSingularity」に追い詰められたとしても、夜の女王は何もしてくれない。
けれどそんな事はどうでもいい。

相手の情報を拾えば拾うほど高揚感を覚え、後戻りできない事にどうしようもない程の背徳感を覚える。
ああ、なんて楽しいのだろう!

情報管理部署の主要幹部を1人、単身のまま直接再起不能にした辺りで、夜の女王側は十分と判断したのだろう。
帰還命令が下れば、わたしは飼い主の元へ戻って行く。
高ぶった感情のまま数多の情報片手、報告へと至ったものの、「シンギュラリティSingularity」を『潰すまで』は此処で待機してなさいと、実行犯は小さな部屋に押し込まれた。

その後「夜の女王のアリア」がどうやって「シンギュラリティSingularity」を潰したのか、詳しい事は何も知らない。他組織と組んでいたかもしれないし、ソロだったのかもしれない。
唯一つ分かるのは、全てはたった数日の間に行われた事。
自分が小さな部屋で待機していたのはほんの僅かな間で、解放された頃には「シンギュラリティSingularity」は壊滅。跡形もない――とまでは行かなかったが、首領は既に死んでいた。]

(379) 2024/06/21(Fri) 15:50:15

赤い男 フィジシャン

[わたしの『遊び』は素晴らしい戦果であったかどうか。それは、私が判断するところでは無い。
他者が勝手に付けた評価を受け取りながら、首輪付きは正式に夜の女王の配下へと迎え入れられる。
シンギュラリティSingularity」を潰した本当の功労者は他にも居たかもしれないが、最初に滅多刺しとナイフを入れたのは、わたしと言う愉快犯だった。
それがあの時の真実であろう。

それが、25年ぐらい前の話。
わたしがまだ30代かそこらの若造であった時の話。

その後は、まずは割れてしまった眼鏡型端末を買い替えようと、初めて受け取った報酬で買ったのはそれであった。**]

(380) 2024/06/21(Fri) 15:50:58

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
!!!!!!!! おじさまありがとうあいしてる!!!!!!!!!

(-149) 2024/06/21(Fri) 15:56:23

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
年齢は多分60代付近かな、みたいな
さっき決めました。

(-150) 2024/06/21(Fri) 15:58:38

赤い男 フィジシャン、メモを貼った。

(A84) 2024/06/21(Fri) 16:01:02

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
✌わたしがつぶしました✌

(-151) 2024/06/21(Fri) 16:01:54

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
実際問題、フットマンのアライメントは混沌・中立だとお兄さんは思ってるので、普段めちゃくちゃ旦那と相性良さそうなんだよな

(-152) 2024/06/21(Fri) 16:07:12

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
ああ、まってまた狙撃手・銃手キャラに!?
隠す気ないんか?

(-153) 2024/06/21(Fri) 16:40:12

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

記録・陽炎の貴方

[ヒート・ヘイズ・フットマン。
最初のhから尻のnまで、全て偽名。

元々は従僕フットマンだけだったけれど、表に紛れて普通の人間の顔をして生きていく上で、時折、姓名とは必要になった。

ファースト。セカンド。ラスト。
まあ、セカンドはなくてもいいけれど。
とにかく、フットマンはそれらを必要とした。

だから、勝手についた渾名の中からそれらしいのをピックした。]
 

(381) 2024/06/21(Fri) 16:56:04

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

陽炎の従僕ヒート・ヘイズ・フットマン
[由来は、「気分屋で、陽炎のように輪郭が揺らいでいるから」。

フットマンは気分屋で、それこそが彼だと言うことはできるけれど。
気分屋すぎて、本人も真っ直ぐ立っていない。
確固たる芯がないから陽炎のように真っ直ぐ立てないのだと、どちらかというと揶揄された渾名。]

 

(382) 2024/06/21(Fri) 16:56:07

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 
[だけど、もう一つ由来がある。いや、こっちが本命。
とある、陽炎を神格化した神が由来。身を隠して、障害を除く──まさに、フットマンの戦闘スタイルとその腕から、どこかの誰かがつけたもの。

フットマンは銃の名手だ。
それこそ、“石火硝煙”の名がつくほどに。
基本的には早撃ちで、拳銃を扱うことの方が多かったけれど。
でも、彼は気まぐれで、気分屋で、不変を嫌う。その上、“多趣味”だ。
銃の形式に囚われずに扱う。故に、スナイパー紛いのこともするし、いっそこっちの仕事の処理の方が多いこともある。

──だから、陽炎ヒート・ヘイズ
彼を恐れて、ついたもの。恐れの象徴だから、あとから前者の理由がついたと考えることもできる。]
 

(383) 2024/06/21(Fri) 16:56:09

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

 

[──尤も、フットマンがだからこれにしよう、と思って選んだとは思えない。どうせ、「なんとなくこれがいいわ」と選んだに違いないのだ。

気分屋で、陽炎のように輪郭が揺らいで掴みどころがないような男なのだから。*]

 

(384) 2024/06/21(Fri) 16:56:12

荼毘葬送 オクリビ

回想:25年程前にいた少女>>358

[


 ――アイドルに、なってみたかった。


 その欲望希望が、全ての始まりだった。]

(385) 2024/06/21(Fri) 17:08:54

荼毘葬送 オクリビ

[大人に近づくにつれて、少女である自分の身体は
 けれども男性のそれに確実に近づいていく。
 背は伸びていき、高かった声も、出にくくなっていく。

 人によっては耐え難い苦痛となり得るこの変化は、
 それでもレイにとっては、そこまで苦しくはなかった。
 女の子らしい服を着られれば、それでわりと十分で。
 こう思えたのは、ひとりでレイを育てた父をはじめ、
 周囲からも、「女性」の自分をそれなりにでも
 受け入れて貰っていたからだったかもしれない。

 だから父に「あのメトロポリスに移住したい」などと
 レイが訴えることは特になかった。
 道すがら声を掛けてきた、妙に端正な人型の誰かの
 「メトロポリスに行かなくても理想の身体が手に入る」
 なんて勧誘にも、特に振り向くことはなかった、のに。]

(386) 2024/06/21(Fri) 17:09:32

荼毘葬送 オクリビ

[一歩裏に踏み入れば命の保証無く、そもそも地球規模で終わりが見えているこの渾沌の国でも。
 人は胸躍るドラマの映像>>166を求め、色とりどりの甘やかなお菓子を求め、そして音楽を求める。
 そしてレイという少女は、ステージの上の絢爛たる「歌うたう偶像」に、憧れを抱いてしまった。

 「女の身体が手に入る」、なんて下手な宣伝には
 見向きもしなかった少女は。
 「アイドルに必要な運動神経と歌声を鍛えられる」という
 そんな甘言>>355に、引っかかった。
 引っかかってしまった。

 裏路地に連れこまれてからの記憶は、無い。]

(387) 2024/06/21(Fri) 17:10:46

荼毘葬送 オクリビ

[この拉致事件から程なくして、「夜の女王のアリア」による「シンギュラリティ」掃討>>379>>380が始まった。この襲撃には他の組織も加わっていたかもしれない。

 この侵攻以前から主要メンバーの暗殺やシステム侵入はあったものの>>377>>378、この異常事態を「他組織」の犯行とAIが機械的に判断してしまったのが、終わりの始まり。
 異常事態を察知してなお、攫ってきた人間たちの機械化のルーティーンを崩さなかったことも敗因のひとつだっただろう。
 ともあれ、「愉快犯」の下ごしらえや「他組織」の仕上げを経て、シンギュラリティはトループからあっという間に消滅したのである。

 こうしてズタズタにされた施設のひとつには、何機かの機械化人類――攫われた被害者の慣れの果てが遺されていた。
 完全にヒトへの擬態が行われた者。中途半端な外装の者。CPUに意識を移植しただけの状態の者。見つかった者たちは組織に回収されたかもしれないし、そうならなかったかもしれない。
 ただこの時、少なくとも、レイの意識を移した機体は発見されなかった。]

(388) 2024/06/21(Fri) 17:11:33

荼毘葬送 オクリビ

[レイという少女が次に目を覚ましたのは、アンドロイドの腕の中。
 下っ端の構成員だったロボットは、如何な思考回路でか、被害者の少女を彼女の自宅まで届けるという判断を下していた。
 そこで応対した彼女の父親に、「無事に」子供を返す心算だったのだろう――が。

 頭部以外、漆黒と銀色の硬質な人形。
 その頭部の顔面の人工皮膚も、襲撃の混乱の中で破損し、間に合わせの縫合が行われた。
 顔の形も髪の長さも、幾らか低めの声も、確かに、元の「少年」に寄せたもの、では、あった、が。]


 『 化け物 』

  『 こんな人形は あの子じゃ、ない 』


[「少年」の身体をした娘を、当然のように受け入れていた父は。
 けれども「あからさまな機械」の身体の娘を、拒絶した。
 そのまま混乱に陥った父親は逃げ出し、消息を絶った。]

(389) 2024/06/21(Fri) 17:12:37

荼毘葬送 オクリビ



  パパ。私よ。
  レイよ。 私は、レイ。
  化け物じゃないわ。人形でも、ない。

   ……どうして、私を おいていくの?

 

(390) 2024/06/21(Fri) 17:20:58

荼毘葬送 オクリビ

[やがて「下っ端の残党」のアンドロイドは、この「人形」をリリオ・カサ・ブランカへと運んでいき、簡単な事情の説明をした。
 曰く、この機体に搭載された意識は「レイ」という15歳の子供であり、おそらく女性自認だということ。
 この機体を作り上げ電脳化を行った組織は、既に消滅したこと。
 その後、ヒトの青年によく似せた容姿のこのアンドロイドが何処へと向かったかは、さて。

 外見上は確かに「男性ではない」が、中身が「女性」だともすぐには判らないこの少女がすぐに施設に入れたのは、この葬儀社で彼女の母親の葬儀を執り行ったことがあったから。
 未だ幼い頃の、喪服ではないふわっふわのドレスを着て参列していた「レイ」という子供の顔を、リリオの女たちは確かに覚えていたのだ。**]

(391) 2024/06/21(Fri) 17:21:47

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A85) 2024/06/21(Fri) 17:36:46

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
前村で、あまりにも『光』って属性の少女PCをやった結果、属性混沌悪だったPLが自壊してしまったので、
今回は正確がド最悪な奴をやります。やるぜ。
あとこの男動かしやすいな…、神出鬼没なのもあってか凄く顔を出しやすい。

(-154) 2024/06/21(Fri) 17:40:56

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
オクリビちゃんかわいいねえ

(-155) 2024/06/21(Fri) 17:41:12

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

記録・気まぐれ者の悪戯

[フットマンは気分屋で。今決定されたことすら信用ならない。
彼の気まぐれは幅広い。新品が読みたいからと同じ本をもう一冊買ったり、「なんか嫌〜」と公爵ボスの指示に首を振ったり。

ある時は「話好きで気のいい人」>>313
ある時は「厄介な気まぐれもの」>>192>>316
ある時は「良き友」>>339で、ある時は父の顔?


そして、ある時は────。]

 

(392) 2024/06/21(Fri) 17:44:08

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[フットマンは、良くも悪くも誰とでも話をする。
それが気さくなときもあるし、今にも殺されそうなほど不機嫌な時もある。

だけど、その本質は思いつきでとんでもないことをする、怪物モンスター


飼い犬フットマンだなんてとんでもない。
状況が変わらないなら、自分で変えちゃえと手を突っ込む怪物だ。

いい方法が閃くか閃かないかは、気分次第。
閃いても、やる気にならないこともある。でも、“自分でやる気にならない”というだけだから、結局おぞましい何かには違いない。]
 

(393) 2024/06/21(Fri) 17:44:11

石火硝煙 ヒート・H・フットマン

[フットマンは気まぐれで。とんでもなく“多趣味”。
彼がまだ『夜の女王のアリア』にいたときのある日。
その日、目が合った相手にふと嫌な悪戯を思いついた。

フットマンからしてみれば、本当に些細な悪戯だった。
だけど、他者から見れば、決して悪戯では済まされないだろう。


街で目が合った若い青年を掴まえて、その場ですっかり仲良くなった。
一緒に酒の席について、青年が正常な判断を下せなくなった頃。
フットマンは──心の隙間に疑心を植えた。]
 

(394) 2024/06/21(Fri) 17:44:13

石火硝煙 ヒート・H・フットマン


[なに、本当にちょっとした悪戯心さ。
そういうことをしたら、人間ってどういう方向に走っていくんだろうって。
本当にたったそれだけだった。でも、たったそれだけで破滅するのが人間だ。


──勢いよく瓦解した。
どういう形で、疑心が露出したのかはわからない。
だけど、確固たる絆で結ばれるほど、疑い出して信じられなくなったら、簡単に反転する。


瓦解したら、あとは潰れてなくなるだけ。
裏切者の足取りを洗えば、簡単に犯人は見つかっただろう。
なにせ、当の本人はちょっと悪戯しただけの気持ちだったから。]
 

(395) 2024/06/21(Fri) 17:44:15

石火硝煙 ヒート・H・フットマン



[──さて、フットマン。
その話が彼の耳に届いたとき、なんと薄情にも首を傾げた。
何の話?ってなもんだ。公爵に呼び出されても、なんだか判然としない顔。
どこの誰だったのかもフットマンは覚えていない。
もしかしたら、ほとんど血縁者で構成されていたところだったかな。>>317


フットマンは公爵に一から十まで説明されて、漸く合点がいった。
そういえばそんなことやったなぁって。

フットマンはそのことを公爵に咎められたとき、「ちょっとした悪戯じゃん」と言った。謝る意味がわからない、という顔をするフットマンにデュークは「悪戯は見つかったら謝らなければ」と言ってフットマンに“責任”を求めた。

残念、そう言われたら逃げれない。*]
 

(396) 2024/06/21(Fri) 17:44:33

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A86) 2024/06/21(Fri) 17:46:05

石火硝煙 ヒート・H・フットマン、メモを貼った。

(A87) 2024/06/21(Fri) 17:46:59

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*
え〜〜〜〜んオクリビさんのバックグラウンドかなしすぎるう
まじおせる〜〜〜

(-156) 2024/06/21(Fri) 17:53:02

葬儀屋 ヌル

─かつてあったもの─


【ヘルハウンド】は、薬に特化した組織だった。その技術を持って、表では医療施設の運営も行っていた。
ほぼ血縁者で構成されていたのは、外部からの侵入を極力防ぐため。規模は大きくないが、その技術を求めるものは個人でも組織でも多くいただろう。

秘匿を守るため構成員はレベルで振り分けられており、一定以上のレベル帯の人間には″安全装置″の取り付けが義務付けられていた。

10数年前、組織は死んだ。
殺されたのは、殆どが低レベル帯の人間。
幹部職と技術者の死因は、安全装置の発動によるもの。これがヘルハウンド壊滅の大きな要因だ。

【脳細胞を壊死させる】
それが、安全装置の役割。
死んだ人間からも、多くの情報を得ることができる。それ故、情報を残さずに死ぬことが重要だった。
電脳化されていても同じ事。むしろより念入りに、確実に死滅させる必要がある。ただ壊すだけでは、簡単に直されてしまうのだから。

襲撃の目的が邪魔な組織を潰すことなら大成功。技術を手に入れることであったなら御愁傷様。
それとも……ただひとつの気まぐれで、お互いを喰い合っていたのなら、なんとも滑稽な話だ。

(397) 2024/06/21(Fri) 18:02:07

葬儀屋 ヌル

[当時の当主であったロザリー……ヌルの祖母は経営のトップであり技術部へのアクセス権は限られていたため、安全装置の発動はなかった。

彼女が【夜の女王のアリア】を、【フットマン】を警戒するようになったのは、家族の遺体を全て弔った後だ。

裏切り者の男がどうなったか。少なくとも、安全装置は付けられていなかった。
技術も知識もない男が余所でどの様に生きていくのか、そんなこと、気にする人はもういない。
]**

(398) 2024/06/21(Fri) 18:06:47

【独】 葬儀屋 ヌル

/*
フットマン> うおおお!!こんな美味しいもの食べずにはいられないっっ!

というか丁度書いてたところだったんだが。タイミング良すぎか?

(-157) 2024/06/21(Fri) 18:08:59

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
かなり迷って落としたから、もし設定邪魔したら申し訳ない…と埋めておこうと思ったら拾ってくれていた。ありがとう…

(-158) 2024/06/21(Fri) 18:24:05

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
ところで私はバトルスタイルを全く落としていなかったな……
戦うつもりならこれも予め書いとかないと です ね お おおう

(-159) 2024/06/21(Fri) 19:07:08

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
あ あと>>370下段の引っかかりに(PL視点で)全然答えてなかったことに気づいた
すすすみません…… フォロー しないと

(-160) 2024/06/21(Fri) 19:10:09

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
大きめのエピソードを作ってまなびました

会話、あまりにも行数食べる。

(-161) 2024/06/21(Fri) 19:26:01

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
寝違えたっぽくて首が痛いため長時間箱前にいられない…
そんな……

(-162) 2024/06/21(Fri) 19:27:31

荼毘葬送 オクリビ

表通りに近い所の裏通りにて

[ところでオクリビは、咄嗟に発した「迷惑」の一言>>350がアリシアに引っかかりを覚えさせていた可能性>>370を思考していなかった。オクリビが再度「迷惑」>>373の語を発してしまったのは、こうした事情から。
 こんな言葉が出てしまったのは勿論、ズィーの握力をこの機体で体感してしまっていたからだった。

 結果としてアリシアは、彼女自身の身をもって「迷惑」の語への納得を得た訳だが――。
 この場を観察していたソルには、果たして何かしらの違和を覚えさせただろうか。*]

(399) 2024/06/21(Fri) 19:28:40

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A88) 2024/06/21(Fri) 19:31:12

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 観察:アリスと穴掘り帝国の…アイドル??? ー

[
…さて、怪力な訛り女からこんどは視界をずらす。
愛らしい少女は、たしか夜雀亭の看板娘だったはずだ。
ウチの奴らも何人か彼女にメロメロになっていたはずだが…
…うちの情報漏らしてねーだろうな???と思うが、チンピラたちは頭が悪いので普通に漏らしてそうである。うちのボス可愛くてさ〜!とか

彼女に関しては一つ疑問点がある。
あの、公爵デュークの付き人である
ページボーイと交流がある点だ。

ページボーイ自身も孤児だったから、その関係で
孤児院などのつながりから昔から親交があるとしてもおかしくないが…

ページボーイは、こいつに会いに来るときに限って、やたらと逃げ足が早いから、繋がりがよくわからない。要観察対象だな、とは感じている。

この女、可愛い顔して、何かある。]

(400) 2024/06/21(Fri) 19:44:22

マフィア『BloodSun』ボス ソル




[…そして、さらにその隣。
あの穴掘り女を『女王陛下』なんて
ふざけた呼び方をする女。

俺は…そう、あいつを知っている。
憎らしい女だ、おもいどおりにならない。
何一つとして思い通りにさせてくれない。

『思い通りにすることすらできない。』

……俺を、俺をおかしくしちまうのは、こいつなんだ]

(401) 2024/06/21(Fri) 19:49:34

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
そういえばアリアがリリオとそれなりに繋がっていて>>247
かつページボーイが直にアリアに拾われた>>215のなら
ページボーイちゃんのことリリオ側からも何かありそうだった まにあうかしら

(-163) 2024/06/21(Fri) 19:51:13

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
>>401     (中の人のにやにやが止まらない顔)

(-164) 2024/06/21(Fri) 19:53:45

“正直者” オーネスト

ある日の夜雀亭

[ふと気になっていたことを訊いた答えは「たぶん人間」「10歳くらい」だというもの>>333
その返答は結果的に「どっち」なのか判断付かない結果となった。

10歳の少女が、多分人間という曖昧な受け答えをすることがあるだろうか?
年齢に関しては、生まれた年が分からないという子供はこの国には沢山いるから、そこまで違和を感じることはない。]

 ふうん

[煮え切らない相槌を打つ。一方で彼女がアンドロイドでもこんな曖昧な受け答えをすることがあるだろうか? 「アンドロイドですよぅ」みたいな言葉遣いの少年を思い出し、ふむ、と思案する(なおどちらにしろ騙されているのには気づかない)]

 まあいいか
 悪かったな、変なこと聞いて

[そうしてまたお勧めされた酒をひと口。疲れた体に酒が沁みる。]

(402) 2024/06/21(Fri) 19:54:28

“正直者” オーネスト

[どうしたって子どもが電脳化するなど以ての外反対で。彼女がそうだとしたら決断したやつを憎むだろう。…俺は彼女の事情を知らないから。“死にかけた女が電脳化で生き永らえる”、どこかで聞いたような状況だったなんて、俺は知らなかったから。

…知っていたならどういう展開になっただろう。無事に処置が成功した女と、処置が成功せずに取り残された男。生まれるのは羨望か嫉妬か、憎しみか悲しみか。

でも、それを知らなかったから。
結局彼女が人間なのか電脳化されたヤツなのか、アンドロイドなのかすら知らないまま、正直者は目の前の彼女を“10歳の女の子”だと定義した。]

 ……幸せに生きてンなら
 それでいいンだけどな

[知らなかったから。だから俺は、そんなことを言い、酒を飲み干して。
そしてまた、幾つかの朝と夜が巡って酒を飲み、朝と夜が巡って酒を飲む。その繰り返しを今の今まで、続けている。 *]

(403) 2024/06/21(Fri) 19:54:33

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー 回想:葬儀社にて ー

[演技力のテストとしてここに入ってきたが、
相手はいつも通り毅然とした態度で俺のことを応対した。
前々からそうだった。顔のいい女を出せと言っても、今日はいませんだのなんだのいって毅然として突っぱねる。>>263 実に生意気な女だった。

ご事情に合わせてとは言うが、
どう見たって淡々とした対応>>267

ちっ。値下げ交渉は無理そうか。
まあいい、警戒されないだけ今までよりはマシだ

こちらの要求を突っぱねられないだけ
この体と演技にはメリットがあったと思いこむことにした]

は、はい…では、えっと、おーせつしつに…

[と、顔を上げたそこにあったのは]

(404) 2024/06/21(Fri) 19:55:57

マフィア『BloodSun』ボス ソル





      "…アタシんこだ…
        ああ、ああ…よくがんばったねぇ…
        たいへんだったねえ…

        ✕✕しいアタシのたいよう……"

 

(405) 2024/06/21(Fri) 19:58:05

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A89) 2024/06/21(Fri) 19:59:23

【秘】 マフィア『BloodSun』ボス ソル > 荼毘葬送 オクリビ


    […思考の声が
    バイナリーにまじり、0と1になる]


        そうおもうんなら

        ころされてんじゃねーよ

        おふくろ ………  

(-165) 2024/06/21(Fri) 20:02:09

マフィア『BloodSun』ボス ソル


…あ?あ、あ??あ?????あ?

は、ぁ、?な、なんだ、これ?

くそ、くそがっ、!
故障かよおんぼろが!!!

[女の顔を見上げていた"少年"の両目から、
ボタボタと大粒の涙がこぼれだす。

この体は、どこぞの変態ができる限り人間の少年に近づけて、同じような反応をするように作り出された超高性能の愛玩用ドールだった。
できる限り、現実の少年とおなじ、ということは、
何かに反応し、反射で涙を流すこともある。
特に、強く感じた思考パターンに合わせるように、動きを見せる。

男は、そいつから目が離せなかった、
けれど、涙も止まらなかった。
こいつは、なんだ。不快感じゃない怒りじゃない。
むしろ優しいこの"感情"は、なんなんだよ!!!!!!]

(406) 2024/06/21(Fri) 20:07:12

マフィア『BloodSun』ボス ソル


っ、覚えて、やがれ!!!!


["少年"はその場から逃げ出した。
死体すらも放置して。

奥深くに眠っている何かが、どんどん湧いてくる。
そして勝手に機体がそれに反応し、
涙になって、息を呑んで、欲しかったものを手に入れないことに、思い通りに全くならなかったことに慟哭した。

生まれて初めて自覚したこれは、男の知らないものだった。


…それ以来。男は彼女に会わないよう
訪れることはやめた。

負けた気分になる、否、絶対に勝てない相手の存在になんて、気づいてしまってはいけないのだ]

(407) 2024/06/21(Fri) 20:10:57

マフィア『BloodSun』ボス ソル

ー…そして、現在…ー

…あ〜〜〜イライラする…
あのクソ傷女…馬鹿みてえな遊びに何付き合ってんだよ…
雑魚が雑魚に群れて気持ち悪…あーやだやだ…

[男は、あからさまに嘘にまみれた悪態をつく。
イライラするのはあいつのせいか?違う(もともと俺は癇癪持ちだ。フィジシャンのやつの時点ですでにイライラしていた)
気持ち悪いのはあいつのせいか?それも違う(クリームの胸焼けがとまんねーしむしろこっちが本命だろ)

むしろ、
あいつは、あいつだけはなぜか…
殺意を起こせない、それが、違和感で、ムカムカ、する]

…どんな、話してんの、あいつら…

[男は手を耳に当て、少し会話に集中する…聞こえてきた言葉は…]

(408) 2024/06/21(Fri) 20:15:36

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
かわいいね

(-166) 2024/06/21(Fri) 20:15:37

マフィア『BloodSun』ボス ソル


『 初めまして。私はオクリビと申します。
 ステージネームは「荼毘葬送オクリビちゃん」
 この国でアイドル歌手として活動しております。  』

…????????????????


[おとこの のうは はかいされた!!!

なに この きもち は???????

おれ あれ あれ????あいつのこと、

え??????あれ??????????

男の思考は完全に停止し…しばらくの間は、
呆然とした顔で、女の方を見ていただろう……
世界とは、かくも思うとおりにならないものだ**]

(409) 2024/06/21(Fri) 20:20:19

【独】 石火硝煙 ヒート・H・フットマン

/*
すごいことになってて笑ってる
ソルの脳がはかいされている…

(-167) 2024/06/21(Fri) 20:21:58

【独】 荼毘葬送 オクリビ

/*
ソルほんとうにちょっとまってね


ちょっとまってね??????????

(-168) 2024/06/21(Fri) 20:25:08

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
かわいいねえ

(-169) 2024/06/21(Fri) 20:25:56

マフィア『BloodSun』ボス ソル、メモを貼った。

(A90) 2024/06/21(Fri) 20:26:09

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*村建てRP書きRTAはっじまるよー!

(-170) 2024/06/21(Fri) 20:29:20

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
アリシアもアリシアで大概意味が分からなくて困惑してる感じのお返事書いてたら、
知らない所でソルがそれ以上の困惑で情緒をバキバキにぶち壊されてるの面白すぎじゃない????

(-171) 2024/06/21(Fri) 20:32:02

自称穴掘り屋 ズィー

ーアリシアちゃん&オクリビちゃんとー

[少女どおしのデカ声バトル。
周りからみたら、可愛い女の子たちが、大きな声で国造り‐ー!とか言ってるから、ちょっと微笑ましいのかもしれないけど、片方は>>368筋肉モリモリと目を引かれてしまうようで、

そんな筋肉ムキムキだとか人よりゴリラとか、怪力だとか、そんなことないんだからね。ほんの少し力が強いだけ。ほら、スラムで生きてきたら逞しくないと!!]

(410) 2024/06/21(Fri) 20:35:10

【削除】 夜雀亭の看板娘 アリシア

裏通りにて・女王ズィー様と荼毘葬送アイドル


 ……うちの陛下?アイドル?

[あっだめだこの人も面白い感じの人だ、と放棄しそうになる思考を引き留める。
というのは、アイドルという冗談の語り口が冗談らしくないというのが理由の一つだろうか。何しろ真顔>>372で言うのだが、機械が感情に疎いだなんて数世紀前の歴史だし、"そういうジョーク"なら訂正する必要すらない。]

 ……いやアイドルが葬送ってテーマ重いね!?

[……と、多重に迫るボケにしびれを切らしてツッコミたい気持ちを必死に抑える。
そう、今はこの二人の事を聞き出したいのだった。手放しかけていた意識を手繰り、今しがた言われていた言葉の中身を思い出す。]

2024/06/21(Fri) 20:36:37

自称穴掘り屋 ズィー

[>>372「ズィー」と名前をともに、いきなりそれは流石に迷惑よ!という言葉にはっ!と一瞬顔をあげたが、その手はとまらず、勢いのままぎゅっ!と握ってしまえば少女から痛い!という声]

わぁ!!!いだが!?すまねぇ!!

[ペチペチと手を叩かれれば、ぱっ!と両手をあげて手を離す。
一瞬の反応の遅れは、足の小指をぶつけたときとか、一瞬遅れて痛みがどーーんっとくるようなもののような感覚で変だとは特には思わなかったのだけど。

別の不思議できょとんと首を傾げはした。]

(411) 2024/06/21(Fri) 20:36:58

自称穴掘り屋 ズィー

[そのとき思い出していたのは>>238オクリビと名を変える前のファナちゃんとのやり取り。こうやって、同じように手を両手でぎゅっと掴もうとしたときのこと。

彼女は一度その行動を止めて、手袋を外してその皮膚を目にすることとなった。彼女の「素肌」は、黒くて人形のようで。
硬さも自分とはずいぶんと違うものだったんだけど。]

 わぁ、すべすべだねぇ!
 スリスリしたくなっちゃうべな!

[実際すべすべだったかは、どうかとして、少女はそういう反応を見せた。
さすがにスリスリはしなかったけど。]

(412) 2024/06/21(Fri) 20:37:28

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*あっぶぇ!

(-172) 2024/06/21(Fri) 20:37:49

自称穴掘り屋 ズィー

[……と、なぜか思い出したのだ。
それが何故かとは、眼の前の少女の手が]

すべすべだねぇ!!!

[それが義手だとかは気づいてるわけじゃなくて、
本当に純粋に。オクリビに対してもそうだったように。
"すべすべ"だという感想]

(413) 2024/06/21(Fri) 20:38:07

自称穴掘り屋 ズィー

 うんうん!
 何から話すべか!

[そして、国について食いついてくれた彼女に、目をキラキラとさせて、
ぴょんぴょんっと飛びはねつつ、何を話そうと考えていた。
決して、それが国に入るという意味ではないんだけど、入ってくれるかな、かなっ!という期待も大きかった。いろいろ、一気に話してしまいそうなのを、止めてくれたのは、他でもない彼女からの「例えば、そっちのお姉さんはだれ?」という質問。

はっ、となって、くるっと回れば、そこに嘆息をついたオクリビがいた。]

(414) 2024/06/21(Fri) 20:38:26

自称穴掘り屋 ズィー

 でへへ、そうそう!
 我が国の国民第一号オクリビちゃんだべ!!

[自分で自己紹介をするオクリビと同時にじゃじゃーん!!と両手をオクリビへと向けて、少女の質問へと答える。

そうそう!は荼毘葬送とかけたわけじゃないよ!]

(415) 2024/06/21(Fri) 20:38:41

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*

手触りで人と機械を無意識に見分けるのいいな〜〜〜!

(-173) 2024/06/21(Fri) 20:39:13

自称穴掘り屋 ズィー

[アイドル歌手と名乗ったオクリビに、そうなの!という感じで片手を口元にもっていきなぜか驚く女王。そして、その後に何か考えて、うんうんと一人で頷く。
いいかもしれない!!]

いいねぇ!!ステージつくろう!!

[>>373女王陛下のご迷惑を誤ってくれてる横で、
多分、ふたりともいろんなことを考えてるであろう横で、そんなことを言っちゃっている女王が一人]

(416) 2024/06/21(Fri) 20:42:23

【独】 案内人見習い ページボーイ

[…その夜は、赤い月が浮かぶ夜だった。
ページボーイは、先に裏路地を歩く我らが< ruby>公爵(デューク)</ruby>を追いかけていた。]

おーい!< ruby>公爵(デューク)</ruby>!
言われてたやつ買ってきたよ〜!
明日、アリシアにもっていくぶんもいっしょに買ったんだ

やっぱ、フィジシャンが食ってる店の菓子は
ハズレがないなあ、
合わせるお茶の味とかもわかんのかなあ…?

『はっはっは。そうさなあ。
今度、試しに聞いてみるといい。
…そうだ、せっかくだから皆の意見も聞いてみようか
私はやはりシーズニア産のものが好みだが…
< ruby>女中(メイド)</ruby>や< ruby>商人(マーチェンド)</ruby>はどうおもう?』

[と、雑談をしながら前へと進む。
今日は他の幹部たちも一緒だったから、
より和やかな雰囲気は深まる。ページボーイもまた、大人たちの会話に混じって道化のように明るく話を盛り上げていた…]

(-174) 2024/06/21(Fri) 20:50:19

夜雀亭の看板娘 アリシア

裏通りにて・女王ズィー様と荼毘葬送アイドル



 ……うちの陛下?アイドル?

[あっだめだこの人も面白い感じの人だ、と放棄しそうになる思考を引き留める。
というのは、アイドルという冗談の語り口が冗談らしくないというのが理由の一つだろうか。何しろ真顔>>372で言うのだが、機械が感情に疎いだなんて数世紀前の歴史だし、"そういうジョーク"なら訂正する必要すらない。]

 ……いやアイドルが葬送ってテーマ重いね!?

[……と、多重に迫るボケにしびれを切らしてツッコミたい気持ちを必死に抑える。
そう、今はこの二人の事を聞き出したいのだった。手放しかけていた意識を手繰り、今しがた言われていた言葉の中身を思い出す。]

(417) 2024/06/21(Fri) 20:51:22

【独】 案内人見習い ページボーイ

[そんな彼らの談笑に、
雲が静かに覆いかぶさる。

重い重い、帳のような雲が世界を闇に閉ざす]

<…タッ…ポタっ、ポタっ>

     んあっ…!あれ、雨か?
     鼻にあたってきた…う〜〜〜
     今日は、夜雨降らないって聞いてたのに!

[ポツリ、ポツリ。

     サアアアアア…

         雨が泣く。雨が鳴く。

           ないて、ないて、ないて]

(-175) 2024/06/21(Fri) 20:53:02

【独】 案内人見習い ページボーイ




  [おぞましいかげが すがたをあらわす]

 

(-176) 2024/06/21(Fri) 20:54:09

【独】 案内人見習い ページボーイ



ーーーここまでがプロぶんーーー

(-177) 2024/06/21(Fri) 20:54:29

夜雀亭の看板娘 アリシア

 迷惑じゃないよ、気になって声をかけたのはわたしだもん。
 それで、女王様の国はなんの国なの?

[なんだかとても調子を崩されるな、と思いながら話を続ける。
「国を作る」と言われれば、それはある目的の為に人が集まるという事で。
少なくともアリシアはそういったイメージを持って訪ねたのだが、女王様は特に考えていない様子。

ではこの女性は一体、何のために彼女を女王にせんと企んでいるのか。まさかアイドルとは言わないだろうな、と内心で疑いつつも。]

 ……それと、本当にアイドルなの?

[と思っていたのだが、つい聞いてしまった。
言い訳をさせてもらうと、女の子であれば仕方のないことだと思う。アイドルに憧れこそしなかったが、歌って踊るというのはあまりに別世界のことで生前に見た時は心が揺れ動くこともあったようななかったような。
白状するが好奇心を抑えられなかった。機械がアイドルになる国というのは、なるほど確かに知らないような気がして。

近いようで遠いオクリビの心情など、今は気に掛ける余地もなく。ましてや遠くで聞いている誰かの事も当然に気付かずにいるのは、困惑の大きさのせいという事にできないだろうか。無理か。そんなに都合よくはだめか。]

(418) 2024/06/21(Fri) 20:54:51

【独】 案内人見習い ページボーイ

は、はさみまくってしまってごめんよ〜〜〜!
下書きするとこうなっちゃうのが難点なんだ…!!!

(-178) 2024/06/21(Fri) 20:54:51

夜雀亭の看板娘 アリシア

[ところで、すべすべだ、と触られる手は特に拒まず受け入れるだろう。もっとも強く握られなければの話ではあるのだが。]

 でしょ、お手入れは欠かさないのよ!

[クリームを塗ったりね、と万が一聞かれれば補足するだろう。そこそこのお小遣いをもらっているので、多少は高級かもしれない人肌用の手入れ用品を揃えていたりする。もちろんその中身や機械腕の手入れは工具を用いるが、嘘はついていない。

感触は人のそれと遜色ないはずだからこそ、適度に話を合わせる上でアリシアの反応はそのようなものとなる。女王陛下がどのような心境でそれを言ったのかは、きっと及びもつかない。*]

(419) 2024/06/21(Fri) 20:55:26

荼毘葬送 オクリビ

嵐の前の静けさ、ならぬ忙しなさ

[さて、「女王陛下」の求人支援と「素性を隠した公爵の孫」への応対を行っていた、この自称アイドル(冗談だとは言った)だったが。
 この求人が功を奏さないまま“嵐”が到来することも鑑みての準備をも並行して思考する。
 尤もこれは、「国民」が上手く集まった場合であっても、あっていい準備ではあったのだが――。]


( 各種パーツとバッテリーのチェック。
  スペアの確保。武器確保。
  ――――“材料”。 )


[遠隔通信用の自動歩行機械ネコ>>39は、操作手順のマニュアル付きでリリオにそのまま残してきた。
 現在ではオクリビの機体と接続を断っているから、あのままリリオの「飼い猫」にさせても、施設側としては問題ないだろう。
 だから改めて、似たようなモノを生産する必要がある。
 あくまで抗争のためのものだ。「表側」向きの機械ネコ以上に、外観の「らしさ」には気を遣わなくていい。
 件のパーツ屋>>225で物資を賄えられれば、あとはこの機体のストレージに保存された“マニュアル”で組み立てていけばいい。
 幸い――なのだろうか――「シンギュラリティ」壊滅の日から、かの組織の技術や情報が国内に流出・散逸したお陰で、自身の機体からの通信と適合するパーツはそれなりに見つけやすかった。]

(420) 2024/06/21(Fri) 20:56:35

荼毘葬送 オクリビ


[かつて「レイ」だったオクリビに、「シンギュラリティ」に拉致された間の記憶が一切なくとも。
 その機体には――外装のデザインにも、内部データにも――かの組織が存在した痕跡が確りと残っている。

 それを解っていて、オクリビは今、自らの機体を「女王陛下」のために利用しようとする。]
 

(421) 2024/06/21(Fri) 20:56:53

荼毘葬送 オクリビ



( ……と言っても、実戦は初めてなのよね。
  この機体からだと格闘術だってあるとはいえ、
  上手く立ち回れればいいのだけれど。 )


[仮に何者かにこの思考を傍受されたならばとんでもないウィークポイントの漏洩になっていただろうが(この点において、確かにオクリビは「雑魚」>>408といえる)、そこまでは気にしていられない。これで油断を誘おうなどという発想も特にない。]


( アリアや朝の王の猛者たちは
  言うまでも無く警戒するとして。
  リベリオン――…
  もし出会ったなら、ちゃんと、向き合わなきゃ。
  それに、アイツらも―― )
 

(422) 2024/06/21(Fri) 20:57:24

荼毘葬送 オクリビ



   ―――――――…


[いつかの日>>404の、あんな罵倒交じりの涙>>406>>407が記憶にあっても。
 あの「少年」の姿をしたものから聞き取った受信したものが、今も容易に再生されてしまっても。]


 ( 気を引き締めないとね。
   ああやだ。「坊や」と愉快なマッチョたちと
   これから何人殴り合うのかしら。
   ……別に楽しくはないわよね? )


[オクリビの電子の脳は、あくまで「荒くれたちのカリスマ」率いる集団への警戒を思考する。
 如何してか、思考領域にわざわざ生成したテキストが多くなってしまったけれども。
 なお「楽しく」なんて語が出てきたのは、闇取引の際の「顔のいい女を」だの何だのといった遣り取りの記憶が背景にあるのだが、それはさておこう。]

(423) 2024/06/21(Fri) 20:58:10

【独】 案内人見習い ページボーイ


…ざぁざぁ。 ざぁざぁ。


 雨の音が鳴り響く。 


   ざぁざぁ。ざあざぁ。


 水の流れる音がする。


      ざぁざぁ。ざぁざぁ。

 < font color=red>   血の匂いに 噎せ返る</font>

(-179) 2024/06/21(Fri) 20:58:10

荼毘葬送 オクリビ


[その件の男の電子の脳をまさかここで自分がフリーズさせていた>>409だとか、露にも思わずに。*]
 

(424) 2024/06/21(Fri) 20:59:08

自称穴掘り屋 ズィー

[と、>>409一人の男の子がこちらを見ていて「のう が はかい」されて思考が停止していたことには気づかなかったけれど。

その子がかつてZをズィーと読むことを教えていった男>>363だとも、
今はまだ知らないし、その子が王様だって噂が隠されてるなら、
王様だってことも知らないんだけど。

そこの国の国民とは少しいろいろあったりはしてる。
だって、髪を掴んでざっくりと切っていったりするんだもん。

それは、大方こっちが、スラム民らしく盗んだりとかしてるのを見られてだけど。ギャーギャーと騒いで、ガブリと噛みついてたりとかもしてるけど。

そんな"ヤバイ物"とかには手を出してないはずだよ!落ちてるものだけ!
穴掘り屋だから、埋まってたり落ちてたら、それはこっちのもの!!]

(425) 2024/06/21(Fri) 20:59:21

【独】 案内人見習い ページボーイ

< b>

 あ、ああ、!!!

 ああああああああああああああ!!!!!

    < /b>

(-180) 2024/06/21(Fri) 21:00:59

【独】 案内人見習い ページボーイ


しょうじょははしる

さけびながら、

もだえながら、

ひめいをあげながら、

しょうじょはにげる

なにもできないじぶんじしんと

しゅじんがもっていた つえをかかえて。

しょうじょは さけぶ

ぜんしんに たいりょうのちをあびて

(-181) 2024/06/21(Fri) 21:04:38

赤い男 フィジシャン

 ― 表通り→その後 ―

[>>259>>332表通りで散々甘い物を買いこみ食べつくした後、向かった先は白い家の百合リリオ・カサ・ブランカ
目当ては義手パーツの購入。あれば脚部も改造しておきたかったが、それは入荷情報を得ていない為、未定となる。

「BloodSun」の事もあるし、装備はきちんと固めておきたい。
希望としては、改造サブマシンガン類で高速徹甲弾をぶっ放しても反動でガタつかないような腕が欲しい。
無論短機関銃にそんなものを詰めたら銃のフレームごとガタつく上、ヘビーバレルに交換しない限りバレルも歪むのだが、ゲテモノ銃でも使い捨ての武器としては丁度良いだろう。
当たれば金属製の手足でも一発でバラバラ間違いなし。
ヒト相手にそんなものぶっ放すなと言われそうだが、障害物に隠れられても面倒だ。

機械化済みの者の襲撃が続いた事もあって、最近は普段からそれなりの重装備と固めている。

必要な物は分かっている。パーツだけ揃えた後は、組織内の技師に丸投げしよう。
当たり前のように、無茶な改造ばかりを趣味としている奴はゴロゴロいる。
パワーのある手足に変えて便利だと思った事は、ターゲットを短時間でノックアウト出来る所。急所を狙えばコロリと気絶もしくは強制シャットダウン……、色々と手間が省けてありがたい。]

(426) 2024/06/21(Fri) 21:05:22

葬儀屋 ヌル

―とあるマフィアと―

[屋敷に招かれざる客が訪れることは、たまにある。
空き巣だったり、子供たちに度胸試しだったり、いろいろ。大抵は丁重にお帰りいただくのだが、その日は少し違った。

真夜中、ガラスの割れる音で目を覚ます。警戒しているグリムを祖母の部屋に置いて、耳をそばだてる。話し声からして、少なくとも3人はいる。

気配を殺して近づき、様子を窺う。
その手に持っているものを見て、ついカッとなってしまったことはあとで反省した。
明かりを点けて、目が眩んで慌てている不審者たちをボコボコにした。というか、子供にボコボコにされるような人たちだった。

「俺たちはマフィアだ!」とか「ボスに言いつけてやる!」などと喚く口を蹴とばす。]

(427) 2024/06/21(Fri) 21:05:35

赤い男 フィジシャン

[組織の女達に人当たりの良い笑顔で接し、望む品を幾つか仕入れる。

白い家の百合リリオ・カサ・ブランカ所属の彼女達をターゲットと定めるようなことはしない。
「偶然」やってしまう事はあれど、ヨソ組織の者を態々狙って手を出す意味は無いからだ。
メリットが無い所か、デメリットの方が大きくついて来る行為。節操ぐらいあるのだと、紳士的に対応する。]

 ありがとう
 助かるよ

[造り物でも何でもない、普通の、心からの礼。
この場所での自身の評価は知らぬ物だが、丁寧に礼を言い、荷物を抱えてその場を後にしただろう。
両手いっぱいに物を抱えて、この状態で刺客に狙われるのは是非とも避けたい。
わざと複雑な道を選び、時に無人の道を、時に人通りの多い道を行き、帰るのは「夜の女王のアリア」本拠地へ。]

(428) 2024/06/21(Fri) 21:05:51

赤い男 フィジシャン

 ― 夜の女王のアリア、本部 ―

 ただいま、ページボーイ

[公爵デュークの居る所に来たのだから、当然彼女も居るに決まっている。
ドア開け係の娘に挨拶を投げ、両手が塞がっているにも拘らず器用に扉をくぐる。
右腕に抱えた箱には義手や義足のパーツが沢山。左手の紙袋には甘い物が沢山。
焼き菓子の甘い香りを纏いながら、]

 お土産はいるかな

[紙袋の中身が確認できるよう屈んで。
内訳は、ドレーヌやクッキー、フロランタン、ガレット。>>259
それと様々なフルーツ味のキャンディー、キャラメル、チョコレート。
この中から幾つか取って行くといいと微笑むのだ。**]

(429) 2024/06/21(Fri) 21:06:20

葬儀屋 ヌル

ならパパに言っておけ。
次やったらお前たちも肥料にしてやる!

[誰かの腕を投げつけると、情けない声を上げて慌ただしく逃げていく。どうせあいつらは下っ端だろう。

倒られた薔薇を拾い上げる。今年の花がようやく咲いたところだったのに。
もしも彼らのボスに会うことがあれば、文句の一つも言ってやろうと決意した。


見覚えのある男たちが見るからに横柄そうなマッチョと話をしているのを見かければ、それがどこでも噛みついただろう。]

きみのところの教育は、どうなっているんだい!

(430) 2024/06/21(Fri) 21:06:52

葬儀屋 ヌル

―マッチョと美少年と―

[こんな子供が仮にもマフィアのボスに噛みついても生きているのは、彼らにとって都合のいい存在だったからだろう。そういう扱いをする者は少なくなかった。
ぼくにとっても、それはそれで都合が良かった。裏路地を好きに散歩できるから。


「BloodSunのボスが死んだらしい」

何処かの誰かが死んだなんて、よく聞く話だ。それでもその噂がやけに気になったのは、知らぬ顔では無かったからだろう。

それからいつもの散歩のときに、誰かを探すようになった。いないことはわかっている。彼にはお友達がたくさんいる。彼の死を悼む人がたくさんいる。

――――いるはずなのだが、 ]

うーん?

[ボスがいなくなった組織にしては、元気がある。ありすぎる。
BloodSunのメンバーはみんな彼に心酔しているようだったから、「俺がボスに成り代わる!」なんてタイプはいないと思うのだが。彼の意思を受け継ぐと考えるコはいるかもしれないけど。
なんだか様子がおかしいというか、変わらないのがおかしい。]

(431) 2024/06/21(Fri) 21:07:43

葬儀屋 ヌル

[そんな時に見かけた、可愛らしい少年。
その少年がBloodSunのメンバーに支持を出している姿を見かけた。
息子?それにしては似ていない……母親似なのかな?

気になって、調べてみた。調べるといっても彼の手下達のたまり場に行ったり、酒場の裏手で聞き耳を立てたり、こっそり少年の後を着いていったり、それぐらい。
手下たちの話と少年の振る舞いを見て、確証を得る。]

なるほど。だからみんな元気なのか。

[もしも美少年へと変身した彼が、ぼくの前でもその見た目に相応しい振る舞いをしたならば――
声を上げて笑うだろう。]

だって、全然違うもの!*

(432) 2024/06/21(Fri) 21:08:24

【独】 案内人見習い ページボーイ

…本日未明。

 この国の玉座に最も近かった男が

   < ruby>不可逆の公爵(デューク)</ruby>が姿を消した。

    ともに付き従っていた幹部数名と共に

      残されたのは、肉片と致死量の血だまりだけ

                  つまり、ようやく

(-182) 2024/06/21(Fri) 21:09:29

【独】 案内人見習い ページボーイ


 
     < b>『俺達にチャンスが回ってきたわけだ』


 

(-183) 2024/06/21(Fri) 21:10:37

自称穴掘り屋 ズィー

[でも、ちょっと思い出すんだ。そうやって噛みついていると。
>>363たくさんの石に囲まれて、どうしてそこで呆然としてたのか忘れちゃったけど。そこで、ぺたんと座って、ぼーっとしていたのを覚えている。

さすがになんか爆発か何かおきたのかで、びっくりしてたのかもしれないけど、
5年以上前だから、10歳よりも前。

ここは危ないぞ‐って感じのことを教えてくれた人がいて、
その瞬間にカモられた。

なぜかぎゅっと握っていた石を取り上げられて、
ぽんって投げられた石の文字が見えるように自分の前で止まって。
男がいうにはZ(ズィー)ってことらしい。

それは、しっかりと頭に残ったけど、それはそれとして]

(433) 2024/06/21(Fri) 21:10:39

【独】 赤い男 フィジシャン

/*
村で銃をぶっ放す時に毎回「もっと銃の資料を揃えておけば良かったなぁ」と言いながら本をポチる私ですが、
今回も「もっと資料を揃えておけば…」と言って居るので、何冊あっても足らないんだよねこう言うのは

(-184) 2024/06/21(Fri) 21:10:52

【削除】 夜雀亭の看板娘 アリシア

路地裏:古物屋にて


[古ぼけた扉をそっと開くと、たしかべる?とかいう楽器の音と共に、どうにも古臭い品々が私を出迎えた。
歯車仕掛けの動かない懐中時計に、何に使うのかもわからない電動機(円盤に針を刺して何をするんだろう?)など……用途がわかるのは時計だけね。
 
店に入り、服に隠した機械腕をおもむろに取り出すと、底を盛った靴に違和感を持たれぬよう大げさに音を立てて扉を閉める。
カウンターに座る老婆は、顔を隠し片腕がゴツい義手、といういかにもな格好の来客にも関わらず、楽しそうに笑って私に声をかけてきた。]

 『おや、これは珍しいお客様だ。もしや夜の女王んトコの放浪娘かい?』

 ──ええそうよ。私を知ってるの?

[想定と違う声掛けに一瞬戸惑うが、すぐに平静を取り戻す。聞いた話では老婆の一言目は定型句だったはずで、正体バレも相まって無いはずの心臓が跳ねたような気分だった。もっとも、ネタばらしはすぐに行われたのだが。]
 
 『有名だからね。特にその腕は』

 そう。それでおばあ様、わたしお店のためにお買い物に来たのだけれど?

 『ひひ、普通なら可愛らしい言葉のはずだが、お嬢ちゃんの場合はどうも違うようだ。いいだろう――だが。
  「ウチは古物専門の店だ。お嬢ちゃんはこんな所で一体何をお求めだい?」

2024/06/21(Fri) 21:13:01

自称穴掘り屋 ズィー

[金鉱とか鉱石とかそういった話をいいながら、歩き出した男の後ろから、
飛びかかって、

避けられていたかもしれないが、とにかく腕にでも足にでも思いっきりがっぶうううううっ!!と噛みついたのだ。

向こうが一文にもならない、出来事であるなら、忘れてるかもしれないね。]

(434) 2024/06/21(Fri) 21:13:16

【削除】 夜雀亭の看板娘 アリシア

路地裏:機械修理屋にて


[古ぼけた扉をそっと開くと、たしかべる?とかいう楽器の音と共に、どうにも古臭い品々が私を出迎えた。
歯車仕掛けの動かない懐中時計に、何に使うのかもわからない電動機(円盤に針を刺して何をするんだろう?)など……用途がわかるのは時計だけね。
 
店に入り、服に隠した機械腕をおもむろに取り出すと、底を盛った靴に違和感を持たれぬよう大げさに音を立てて扉を閉める。
カウンターに座る老婆は、顔を隠し片腕がゴツい義手、といういかにもな格好の来客にも関わらず、楽しそうに笑って私に声をかけてきた。]

 『おや、これは珍しいお客様だ。もしや夜の女王んトコの放浪娘かい?』

 ──ええそうよ。私を知ってるの?

[想定と違う声掛けに一瞬戸惑うが、すぐに平静を取り戻す。聞いた話では老婆の一言目は定型句だったはずで、正体バレも相まって無いはずの心臓が跳ねたような気分だった。もっとも、ネタばらしはすぐに行われたのだが。]
 
 『有名だからね。特にその腕は』

 そう。それでおばあ様、わたしお店のためにお買い物に来たのだけれど?

 『ひひ、普通なら可愛らしい言葉のはずだが、お嬢ちゃんの場合はどうも違うようだ。いいだろう――だが。
  「ウチは古物専門の店だ。お嬢ちゃんはこんな所で一体何をお求めだい?」』

2024/06/21(Fri) 21:13:46

【独】 夜雀亭の看板娘 アリシア

/*
削除多すぎ丸

すごくすごく今更だけど[○○だった。*]って、「一旦全部投げ終わったよ」の意ですよね多分。
割り込みしないようにっていうアレ。
違ったら申し訳ないんだけど。

(-185) 2024/06/21(Fri) 21:15:52

【独】 案内人見習い ページボーイ




 < ruby> そうして、血の嵐の夜が幕を上げた(Good Luck.あなたの無限の欲望に幸あれ)</ruby>**

(-186) 2024/06/21(Fri) 21:16:42

自称穴掘り屋 ズィー

[でも、その男がいなくなったあとに、残された子供は、そのZの石を掴んで、
地面に振り下ろして、穴を掘った。

周りにたくさん瓦礫とか石が転がっているけど。
表面だけにあるわけではなく、埋まっているものもあると気づいたのは>>365彼の言葉からだった。

散らばっていた瓦礫と石、このときのZの石がもしかしたら誰かのものだったかもしれないし、誰のものかはわからないけど、このときZは少女の名前として拾われた。*]

(435) 2024/06/21(Fri) 21:18:53

【独】 自称穴掘り屋 ズィー

/*
目を離すと!!ロルを書いてると!!!
知らぬ間に文字の壁が!!できてるんだよ!!!
みんな壁つくりすぎぃい!

(-187) 2024/06/21(Fri) 21:19:54

葬儀屋 ヌル

―いつかの夜:オーネスト―

[礼とともに差し出されたのは、藍色の綺麗なビー玉だ。あのコの持ち物のひとつのようだった。]>>325

ありがとう。大事にするよ。

[ぼくに任せるということは、引き取る様な相手がいないということ。彼の体は全部土と一緒になる。連れて帰ったコを忘れたことはないが、形に残るものを持っていてもいいだろう。]

どういたしまして。
またね、オーネスト。

[彼の姿を見送ってから、お友達を袋に入れる。今日はこのまま帰ろう。帰って、このコを焼いて、ビー玉を入れる器を探そう。]

(436) 2024/06/21(Fri) 21:20:17

葬儀屋 ヌル

[あのとき、彼が何を思ったのか。ぼくが聞くことはない。>>323
家族を拾わなかったかと聞いてくる人がいる。ぼくが攫ったと、殺したのだという人がいる。

毎年花を贈る人のことを、彼が聞いてきたことはない。
ぼくから話をふることも、ないだろう。]*

(437) 2024/06/21(Fri) 21:20:44

葬儀屋 ヌル、メモを貼った。

(A91) 2024/06/21(Fri) 21:22:59

自称穴掘り屋 ズィー、メモを貼った。

(A92) 2024/06/21(Fri) 21:23:44

夜雀亭の看板娘 アリシア

路地裏:古物屋にて


[古ぼけた扉をそっと開くと、たしかべる?とかいう楽器の音と共に、どうにも古臭い品々が私を出迎えた。
歯車仕掛けの動かない懐中時計に、何に使うのかもわからない電動機(円盤に針を刺して何をするんだろう?)など……用途がわかるのは時計だけね。
 
店に入り、服に隠した機械腕をおもむろに取り出すと、底を盛った靴に違和感を持たれぬよう大げさに音を立てて扉を閉める。
カウンターに座る老婆は、顔を隠し片腕がゴツい義手、といういかにもな格好の来客にも関わらず、楽しそうに笑って私に声をかけてきた。]

 『おや、これは珍しいお客様だ。もしや夜の女王んトコの放浪娘かい?』

 ──ええそうよ。私を知ってるの?

[想定と違う声掛けに一瞬戸惑うが、すぐに平静を取り戻す。聞いた話では老婆の一言目は定型句だったはずで、正体バレも相まって無いはずの心臓が跳ねたような気分だった。もっとも、ネタばらしはすぐに行われたのだが。]
 
 『有名だからね。特にその腕は』

 そう。それでおばあ様、わたしお店のためにお買い物に来たのだけれど?

 『ひひ、普通なら可愛らしい言葉のはずだが、お嬢ちゃんの場合はどうも違うようだ。いいだろう――だが。
  「ウチは古物専門の店だ。お嬢ちゃんはこんな所で一体何をお求めだい?」』

(438) 2024/06/21(Fri) 21:24:05

夜雀亭の看板娘 アリシア

[簡単な符号。例によってお酒の勢いで楽し気に話してくれた優しいお客様ちょっと抜けてる下っ端さんによると、これはとある商取引専門の闇組織、名前は何といったかな……その取引現場の入場券らしい。]

 ……「時計を探しに来たのだけど、ここにはガラクタしか置いていないの?」

 『ん……おや、止まっているねえ。これは失敬、奥に主人が居るから持っていって直してもらいよ。』

 ありがと。それじゃあね、おばあ様。


 『これは老婆心からだが、お前さんはきっと自分で思っているほど安全ではないよ。あまり無理をするものでは無いと思うがね』

 ……それでも、逃げるくらいなら出来るわ。

[カウンターを抜けて奥へ進もうとする私に投げかけられる言葉は、当然に理解しているつもりだった。

 懐中時計を握りつぶさないよう人の腕に持ち、暗い廊下を抜ける。
簡易な電灯に照らされた先、機械式の灯に照らされた下り階段をコツコツと下る。]

(439) 2024/06/21(Fri) 21:25:28

夜雀亭の看板娘 アリシア

──意外と読めるのね。もっと複雑に暗号化されてると思ってた。

[帳簿を見る。銃火器に電磁機器戦いに使うもの、その類の記録を探せばすぐに見つかった。
ハックを恐れて紙にする、というのは原始的だが手段を絞れるという点と誰とでも手段を共有できるという点では効果的だ。そして、だからこそ私にも簡単に閲覧出来る。

前時代的と少しの侮りがあったかもしれないが、しかし長居はするものではない、と取引相手を端からさらう。
朝の王、BloodSun、etc……見慣れた名が並んでいれば顔がひきつるのは仕方の無いことだと思う。
死の商人とはこの事ね、と溜息をつく。さらに見れば、その流通量が露骨に増えていて――

 不意に扉の開く音。振り返れば銃を持った男がこちらの様子を窺っている。]

 『……誰の客かな?この部屋への立ち入りは許可されていないはずだが』
 
 ……ええと、ごめんなさい、道に迷ってしまって。

 『誰の客かと聞いている』

[銃を構える男。侵入経路を聞き出したいようだが、答えたところで開放されるわけではないだろう。強行突破で脱出する以外の選択肢は無い、と即座に判断して機を窺う。]

(440) 2024/06/21(Fri) 21:26:02

夜雀亭の看板娘 アリシア

知ったとてあなたたちを害そうという訳ではないし、大人しく帰して貰えると助かるのだけど。
 ……もしかして私を知らないの?けっこう有名だと思うんだけど、あ、変装のせい?


 [説明する時間にはリスクがあるし、察してくれれば話が早いんだけどな、と目線をやるがどうも本当に知らないらしい。であるならば、]

 お客さんを売るのもなあ。
 
[堂々と活用しておいて今更な話ではあるのだが、その点から目をそらせばセキュリティ意識の低い彼らもお店の大切なお客様だ。名前も知っているし何度も話を交わしている。出来る事なら罪を背負うことなくまた顔を見せに来てほしい、と身勝手に思っているのだ。
ゆえに、アリシアにとってはこれ以上の会話は必要が無い。]

(441) 2024/06/21(Fri) 21:26:46

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*

>>>がぶううううう!!!<<<

何だこいつサイコーすぎか?????

(-188) 2024/06/21(Fri) 21:28:07

夜雀亭の看板娘 アリシア

──ねえ、お兄さんって不運よ。


[ただ払い除けるだけでも火傷する私を止めなければいけないなんて。それにたとえ殺そうとしたって──]

           そもそも止められないでしょ?

(442) 2024/06/21(Fri) 21:29:45

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*


どんどんマッチョになってくwwww>>427>>430>>431>>432
いいぞ過去のソルをもっとマッチョにしろ!!!(

ヌルに大笑いされてんのいいな〜〜〜!!!

(-189) 2024/06/21(Fri) 21:29:58

夜雀亭の看板娘 アリシア

[即座に駆け寄り手を開く。どうやら老婆から情報が漏れたわけではないらしく、男の武器は人と軽装機械向けのライフル銃だったので手を傾けて弾く事にした。
そのまま体をひと握りすれば、口と体から気の毒な音が響く。それを床に放ると、出口の方角を想起しながら扉の外の様子を窺った。]

 ……あっけないのね。人ってもっと強いと思ってた。

[無論、武器が合っていないということは理解していた。しかし実際は正体を暴かれることもないし(老婆が例外だっただけで)、恐ろしく強い見張り番と遭遇したりしないし、劇的な撤退も無い。数人の警備兵を無力化するばかりで、
──そうして外の明るさが見えてきたころ、安堵よりもつまらなさを感じている自分には気付かずに。]

(443) 2024/06/21(Fri) 21:30:28

“正直者” オーネスト、メモを貼った。

(A93) 2024/06/21(Fri) 21:31:02

【独】 マフィア『BloodSun』ボス ソル

/*ありしあ〜〜〜〜!!!かっくいい〜〜〜〜!!

(-190) 2024/06/21(Fri) 21:32:59

夜雀亭の看板娘 アリシア

[店まで戻ってみると、どうやら老婆は針時計を手入れしているようだった。その造りは遠目に見ても綺麗で、これに並ぶ品質の物は公爵の蒐集品を全て集めても中々見られないと思わせるものだった。]

『早いお帰りだね、……おや。』
[服に付いた返り血を見て薄い笑みを浮かべる老婆に、少し不気味さを感じたのは仕方の無いことだろう。]

 ねえ、口封じに殺されるかもとか思わないの?

『いいや?何をしていようと、人間なんざ見ればわかるモンだよ』

 そう……時計、あるんじゃない。

『これは非売品さ。見かけも良いが、音が何より面白い。入った奴によって変わるのさ』

[よくわからない、と言わんばかりの顔をする私にカカと笑い、老婆は続けた。]
『今日の音は格別だったよ、目の覚める音だ。そいつは記念にやるよ、中心を押せば動くからね。』


[そうして少し釈然としないまま、アリシアは宿に戻る。「小娘の知りたがり」がどれほどの意味を持って捉えられるか──少なくとも、その判断の針を揺らす事件ではあったことだろう。
夜の女王のアリア責任を取らされる人たちとしては頭の痛い問題かもしれないが、自由に責任が伴うのは自然の摂理だ。調査対象を定めたアリシアは、戦略目標を特定すべくもう暫くは調査に乗り出すこととなるだろう。
逃げるだけなら簡単というのは甘い見通しだろうに──ああいや。彼女は……物足りなかったのかな?**]

(444) 2024/06/21(Fri) 21:33:14

夜雀亭の看板娘 アリシア、メモを貼った。

(A94) 2024/06/21(Fri) 21:43:22

荼毘葬送 オクリビ

女王陛下とアリスと荼毘葬送

[さて、「迷惑よ」の制止空しくアリシアの手をぎゅっと握ってしまったズィー>>411だった訳だが。
 痛がる反応に気づいて手をすぐに放したことには(相手の手は大丈夫だろうと踏んだ上で)安堵のため息をつく仕草をした。

 ……と、ここでアリシアの手についての感想>>413が聞こえてきた。
 「女王」のこの率直な感想に対し、「機工故に」という思考が咄嗟に出てきてしまったのは、ズィーと初めて会ったときのあの反応>>412が想起されたからだった。
 なお、オクリビの機工の手は、実際すべすべである。
 少しだけマットな表面加工になっていたから、「つるつる」というよりも「すべすべ」の方だ。]


 すべすべ、なのですか?
 ふふ。アイドルとしては羨ましいですね。


[顔色は変えぬまま、それでも「機械だとは気づいていない」と示すようなフォローを入れていた。]

(445) 2024/06/21(Fri) 21:49:49

荼毘葬送 オクリビ

[……とはいえ改めて思考すれば、単なる「お手入れ」>>419だって普通にあり得る話だとも気づく。
 彼女自身もそう言葉にしたことで、とりあえず機工の件には触れずに済みそうか。

 そう、アリシアの身体は「あの」メトロポリスの技術を用いた機体、という話である。
 あの生物化学に恐ろしいほどに長けた改人の国の技術。
 オクリビの機体のような、ヴァルハラの影響強いそれとは異なるのだ。
 ……顔面の皮膚の柔さだけはメトロポリスの影響もあったかもしれないが。]

(446) 2024/06/21(Fri) 21:50:04

荼毘葬送 オクリビ

[そしてオクリビが「国民第一号」だということは、「女王陛下」からも直々にご紹介>>415
 ええ、とズィーに顔を一度向けて微笑んで――
 その後の提案>>416に、笑顔のまま、オクリビはわりと本気で頷いた。]


 ええ、ぜひとも。
 女王陛下の威光の元、光輝けるステージを
 皆様にご披露できれば幸いにございます。


[なぜこう真面目に答えたかというと、金策の件があったから。
 とはいえ簡単にアイドルになってみて稼げる、という訳でないこともかつて憧れを抱いた少女は理解はしていたのだが。
 未知の鉱脈を掘り当てるまでの資金源は、やはり必要との思考だった。]

(447) 2024/06/21(Fri) 21:50:26

荼毘葬送 オクリビ

[そしてこの一連のアイドル発言に、至極まっとうな感想>>417がアリシアからは返ってきたわけで……。]


 アイドルのテーマに軽重の制約はありません。
 重いのが好きだ、推したい、お慕いしたい、と
 そういう層の方々もいらっしゃいます。


[微妙にダジャレが混じってしまったのは「そうそう」の所為だったかもしれないしそうでもなかったかもしれない。
 ともあれ、ツッコミに対してやはり真面目な回答を返してしまうこの機械女であった。


   ―――沈むような重い思いは、今は、無い。今は。]

(448) 2024/06/21(Fri) 21:50:59

荼毘葬送 オクリビ

[「迷惑じゃない」>>418という言葉には、特に裏の無い素直な安心を顔色に形作り。
 なんの国、という問いに、オクリビは少しだけ言葉を選びながら、答えを紡ぐ。]


 資源枯渇が叫ばれるこの時代に、
 それでも鉱脈を探索し、富を築く。
 譬え陽の当たらぬ街の片隅からでも、
 己の国を建てられるのだと証明する。

 ――女王陛下のそんな生き様を示しながら。
 願いは、夢は、貫けばきっと叶うのだと。
 人々が心から願える、そんな国です。

 ……ふふ。青臭いでしょうか?


[最後の一言は、「8歳の少女」にも「15歳の少女」にもいうセリフではなかったかもしれない。
 この言葉には、40年前後を生きてきた「永遠の15歳」の心が、滲んでいる。]

(449) 2024/06/21(Fri) 21:51:22

【独】 案内人見習い ページボーイ

/*がーーわーーーいーーーずーーーぎーーーるーーー!

(-191) 2024/06/21(Fri) 21:51:55

荼毘葬送 オクリビ

[そして、更なる問いには――]


 ええ。私はアイドルです。


[さっき「冗談」だと自分で言ったのは一体なんだったのか。
 ここまできたらもう本当に、「荼毘葬送オクリビちゃん」として活動しなければならないかもしれない。
 そんな風にすら思考する、オクリビであった。

 レイが見ていた夢は、こんな形ではなかった、けれど。**]

(450) 2024/06/21(Fri) 21:51:57

葬儀屋 ヌル

―荒々しさと静けさ―

[前兆というものは、案外わかりやすい。

いつも見かけるコがいなかったり、いつもはいないコがいたり、増えたり減ったり、ここにいるとよくわかる。
特に、普段は表にいるコが動くようなときは>>438、大きなことが起こるものだ。]

♪〜♪〜

[ゆらり、ゆらり、小さな灯りがひとつ、影はふたつ。
静かな歌が、静かな夜にとけてゆく。]**

(451) 2024/06/21(Fri) 21:54:07

機械音声(村建て)




    …その夜は、赤い月が浮かぶ夜だった。


  

(#7) 2024/06/21(Fri) 21:54:35

案内人見習い ページボーイ


[ページボーイは、先に裏路地を歩く我らが公爵デュークを追いかけていた。]

おーい!公爵デューク
これ、フィジシャンがわけてくれたんだ!!!
明日、アリシアに持ってくぶんももらっちまったよ!!!

やっぱ、フィジシャンが食ってる店の菓子は
ハズレがないなあ、
合わせるお茶の味とかもわかんのかなあ…?

『はっはっは。そうさなあ。
今度、試しに聞いてみるといい。
…そうだ、せっかくだから皆の意見も聞いてみようか
私はやはりシーズニア産のものが好みだが…
女中メイド商人マーチェンドはどうおもう?』

[と、雑談をしながら前へと進む。
今日は他の幹部たちも一緒だったから、
より和やかな雰囲気は深まる。ページボーイもまた、大人たちの会話に混じって道化のように明るく話を盛り上げていた…]

(452) 2024/06/21(Fri) 21:55:57

機械音声(村建て)



[そんな彼らの談笑に、
雲が静かに覆いかぶさる。

重い重い、帳のような雲が世界を闇に閉ざす]

 

(#8) 2024/06/21(Fri) 21:56:31

案内人見習い ページボーイ




<…タッ…ポタっ、ポタっ>

     んあっ…!あれ、雨か?
     鼻にあたってきた…う〜〜〜
     今夜は、雨降らないって聞いてたのに!


 

(453) 2024/06/21(Fri) 21:57:09

天の声(村建て)



[ポツリ、ポツリ。

     サアアアアア…

         雨が泣く。雨が鳴く。

           ないて、ないて、ないて]

 

(#9) 2024/06/21(Fri) 21:57:35

荼毘葬送 オクリビ、メモを貼った。

(A95) 2024/06/21(Fri) 21:57:42

案内人見習い ページボーイは、 ????? ページボーイ に肩書きを変更しました。


????? ページボーイ





  [おぞましいかげが すがたをあらわす**]


 

(454) 2024/06/21(Fri) 21:58:29



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