アライズ

なによ。嫌な感じね。
何かの前触れかしら……。

マギ

　始まる………。今年も。

　どんなハロウィンを貴方は過ごすの？

マギ

　………そう、楽しいハロウィンになるといいね。

ワトル

　あ゛〜〜〜〜〜、だりぃだりぃ
　季節の変わり目ってなんでこうもだるいかねぇ……。

ワトル

　ん？　ああ、もうすぐか。
　別に、楽しみにしてたわけじゃねぇけど。
　待ちに待ってはいねぇけど。

　飴ちゃんをいくら貰っても
　文句は言われねぇ日だからな。
　あ〜〜〜〜〜早くハロウィンにならねぇかな〜〜。

アデルファ

想い出

アデルファ

パンプキンタウン

アデルファ

［テントをちょちょいと消して歩いてゆくと
　100メートル先に掲示してあるチラシが目に留まった。>>#2
　俺は目がいいんだぜ。こういう時は便利。
　父方の血筋のせいだとは、癪だが認めよう。

　近くに行けば、掲示の傍に
　ご自由にお持ちくださいのチラシもあるじゃねぇか。

　俺は一枚それを手に掴み
　やがてカフェの扉を開く。>>#5］

アデルファ

カフェ

ルーリ

　　ぐっ………、ぅ………


　　　　　　　　　腹が減った


　

ルーリ

　　何日食べてなかったか………
　　いや、そもそも喉が渇いた

　　
［　のっそりと起き上がれば目眩のように
　　ぐらりと視界が歪む。

　　これの飢餓には何度も経験がある。
　　だから、そう。

　　対処法は知っている。　］

　

ルーリ

［　飢餓のせいか涎の分泌が増えた口を開け、
　　躊躇なく己の腕に噛み付いた。　］



　　はぁ………っ、旨い



［　この血の味を知っている。
　　この肉の味を知っている。

　　この極上の食材である自分自身の味を。　］

　

ルーリ

［　暫く夢中に血を啜れば飢えは薄れ
　　訪れるのは…………虚無の時間だ。　］



　　…………。



　

ルーリ

　　これもあれもそれも
　　俺が美味しすぎることが原因だ

　　何故だ！
　　どうしてこんなにも美味しく！
　　生まれてきてしまったのか！！！


［　頭を抱えて嘆いても
　　この現実は変わらない。
　　飢えがなくなったとはいえ
　　文字通り身を削っている状態だ。

　　ちなみに腕はとてもとても痛い。
　　ズキズキしている。　］


　

ルーリ

　　この枯れない我が美味しさと
　　美しさ………

　　これが罪か



［　今日も己に酔い痴れ、
　　そして、己以上に美味しい血に
　　出会えてない現状に嘆くのだ。　］**　

　

アデルファ

［何となく小腹がすいていたのだっけ。
　思わず指はメニューの*マドレーヌ*をさしていた。

　運ばれてきたそいつは美味そうだが…
　なんだこのノスタルジックな香りは。

　なんかヤクでも入ってるんじゃねーのか。
　習慣的に摂取するとヤバいのでは…
　なんて思うのは職業病だ。

　ここの店のはいつもうめーじゃないか。
　気のせい気のせい。

　けど、好きなものを語りたくなってきたぞ。>>8
　いっぱい語ったって別に害はねーよなぁ。
　

　…あ、なんか口がすべりそ。］

ルーリ

パンプキンタウン

ルーリ

　　薬は売れない方がいいのさ
　　健康な証拠ってことだろ
　　南瓜も健康促進を担ってるだろう

　　それに………
　　体の弱いやつは死んでいくだけさ


［　コイツが薬を売り始めた時から
　　試しに………と
　　胃薬を買ったのが切っ掛けだったか
　　今はこうして常連の一人には
　　なっている、はずだ。

　　まさか顔を覚えられていないなんてことは
　　ないだろうな……？

　　この美しい俺の顔だぞ。　］
　

ルーリ

　　薬のお代は献血でいいか？
　　俺の血をどう使おうが構わないが
　　種族的に吸血鬼の部類に入るやつなら
　　飲むのは注意した方がいい

　　なにせ………俺の血は極上だからな

　

ルーリ

［　声がでかい？　頭に叩き込んでやってるんだ。
　　この俺、この俺の血だぞ。
　　好みはあるだろうが
　　滋養強壮、肌艶改善、
　　一口の飲むだけで10歳は若さを保っていられる。
　　そんなことをいわれたことがあったかなかったか。
　　そもそも俺達は不老なやつが多いがな。

　　とにかく、だ。
　　毎回アデルファにお代として血を渡す際には
　　俺の血は極上だ！貴重だ！健康促進剤だ！と
　　次々と口から出てくるから
　　耳にタコができているかもしれんな。　］

　

ルーリ

　　それにしても薬のお代が献血とはな
　　血でも不足してるのか？


［　献血のサービスは
　　がっちりしっかり受け取るとして。
　　疑問には思っていた。>>6

　　手持ちが寂しい俺としては
　　献血はありがたいことではあるが。　］

　

ルーリ

　　血で困ったことがあるのなら
　　力になれるだろう、俺ならな


［　ヴァンパイアとなってから
　　あらゆる血を味わい、味付けをし
　　美味しくいただくことを考えてきた。
　　謂わば血のプロフェッショナルだ。

　　どんなことでも相談しなさいと
　　自信満々に言ってみたが

　　さて、彼はどう捉えたかな。
　　身元不明のヴァンパイアでと訝しがるのも
　　あるだろうな。　］
　

ルーリ

　　この町に住む者としての
　　俺の気持ちだ
　　重く受け止めなくてもいいさ

　　それに薬で世話にはなってるからな
　　持ちつ持たれつ、爛れた関係でいようぜ


［　そういえば最近は睡眠不足も増してきた。
　　睡眠薬も次は頼んでみるかと考えながら
　　人好きのする笑顔を向けた。　］**

　

アデルファ

　　……好きです。

［好きなものを絞れなくって、
　一口齧りながら考えたら
　最初にその言葉が口をついて出た。
　何で敬語になってしまった？

　告白の練習みてーで、はずいな。
　誰も聞いてなかっただろうな。
　無理やりマドレーヌを口の中に押し込む。
　それを見て
　マドレーヌがそんなに好きなのかと
　見えたなら重畳。
　食べたら続きを語りたくなるなんて
　知らんかったわ。*］

アデルファ

少し前：パンプキンタウン

アデルファ

［けれどもお得意様に
　不快な思いをさせては何なので
　すぐに通常運転の顔に戻って。

　……お得意様ってだけじゃなくって、俺の方は。
　ルーリのことは友人だと思ってるんだけどな。
　身長差も相まって
　いつも上から目線のルーリだがら
　こちらがどう思われてるかは知らねーけど。

　“俺の血は極上だからな”と聞けば
　耳にタコだから>>19
　また始まったなと微苦笑。

　でも、以前もらったのを
　ちょっとだけ舐めてみたことがある。
　本人にはまだ内緒。
　…言うだけのことはあると思ったぜ。]

アデルファ

　　どう使おうが構わない…ってことは。>>18
　　実験に使ってるって言っても、怒らないか？

［おそるおそる…そう聞いてから。］


　　解毒剤っていうか、せめて中和剤？
　　作ろうとしてるんだ。

［そこで言葉を切ってしばし逡巡した。
　話してもいいだろうか。ルーリになら。]

アデルファ

［　──が、その時。別のお客様の顔が見えた。（邪魔が入った）　]


　　……あ、今度！今度続き話すから！

［話が途中になってルーリには悪いと思ったが。
　その時少しだけほっとしてしまったのも事実で。
　全部言ってしまうのにはまだ勇気が出なかったんだ。

　……俺の血が一部の者にとっては毒だってこと。
　　それこそ爛れるくらいに。**]

アイスポップ

　ハロウィンまであっとすっこし〜

　キャンディ　クッキー　ドーナッツ
　チョコレート　タルト　ポップコーン！

アイスポップ

パンプキンタウン内　寒いエリア

アイスポップ

［私の特技は雪を降らせたり物を凍らせること。
　寝苦しい夜が貴方にビッグな氷を！
　お腐れが気になるお前もとりあえず固まれ！

　雪は演出にも使える便利能力さ。
　恋人といる時の雪はロマンチックっていうだろ？
　熱いやつは苦手だけど熱い関係は嫌いじゃない。
　ほ〜らくっつけ　はよくっつけ
　2人纏めて氷塊にしてやろか

　とま〜〜そんな感じで
　世間では雪男や雪女って呼ばれ方をしている。
　雪の精でも良いよ。
　その方がちょっとカワイイだろ？］

アイスポップ

　
　　遠足って何を用意すれば良いんだ。
　　おやつにバナナ凍らせていこうか？
　　いや、ここは特産物のカボチャ……？


［私の見た目は普通の人間と変わらないので
　やはり仮装アイテムは必要だろう。
　お菓子は絶対に貰う側にまわりたいが
　何もなくてもかき氷くらいは作れる。
　シロップを積むか。

　さて、他の遠足仲間を探そうか？］**
　

ジョン

回想

ジョン

［数年前、ボロボロの状態で倒れていたところを
　パンプキンタウンの住人に発見されたらしい。
　トラブルを起こしたか巻き込まれたか。
　定かではないが、
　そんな俺の前にパンプキンタウンへの道が
　開かれたのだろうという話だった。

　目覚める前の記憶がすべて抜け落ちてしまった
　俺はただ「ふーん？」と気のない返事をして
　いたっけ。］
　

ジョン

［そんな俺の事を町の人たちはとりあえず
　"ジョン"と呼ぶことにした。

　名無しの権兵衛に使われるジョン・ドゥのジョン。

　中には別の愛称で呼ぶやつもいるが、
　名を聞かれたなら俺もとりあえず
　ジョンを名乗るようになった。］
　

ジョン

［最初こそ人外が跋扈するパンプキンタウンに
　驚きもしたものの次第に慣れ。
　元来の人懐っこさに身体の丈夫さ、
　常人以上の力強さを生かしながら、
　今日まで日銭を稼いで暮らしている。］
　

ジョン

カフェ

ジョン

［客の一人、アデルファの持っていたチラシが
　眼に入る。>>8

　幸い最初から共通語である英語が口から出た為
　コミュニケーションは問題なく取れた。
　同時に、英語圏の国から来たのだろうという
　予測もたった。
　だから今回の遠足のお知らせを見た時は
　真っ先に申し込んだんだ。

　何か思い出せたなら御の字。
　思い出せなくてもハロウィンは嫌いじゃない
　から、きっと楽しい旅行になるだろうって。］
　

ジョン

　　アデルファもそれ興味あるの？
　　俺はもう申し込んだよー


［そんな軽口を叩きながら注文を受けた。
　アデルファの店には近所の魔女婆ちゃんの
　お使いで時折買い物に行っている。
　湿布薬やらあかぎれに効く軟膏やらと。
　所謂顔なじみだ。］
　
　

ジョン

　　あ〜〜店長ぉ、俺も腹減ったぁ。
　　これ頂戴。


［アデルファが注文したマドレーヌから漂う
　甘い匂いに腹の虫が反応する。
　テーブルに持っていくのは他の子に任せて
　俺は2^(4x1)を指さした。］**
　

アデルファ

カフェ

アデルファ

［やがてマドレーヌの香ばしさが口の中に広がる。]

　　好きなモノ…沢山あるぞ。>>#5、>>23

［数え歌を唄うように挙げてみようか。]

　　……季節は秋。黄金に輝く葉っぱ。
　　その下で食べる弁当。
　　蒸した栗、モンブランもいいよな。
　　紅葉の下で食べる弁当。
　　ああ、そういえば、
　　ちっこい頃は、遠足も好きだったな。

［幼少の頃なんて、どれくらい昔だったか。
　わんねーけど、何となく思い出したわ。
　そん時の気持ち。]

アデルファ

［前の晩から寝付けねーくらい
　ワクワクすんのな。]

　　あー…行くわ遠足。今決めた。

［ほんの少しだけ、不安要素もあったけれど。
“好き”という気持ちに替えはきかないから。**]

ルーリ

パンプキンタウン

ルーリ

　　南瓜は切ったりするのが大変だが
　　煮込めば柔らかくなるし
　　俺としてはスープが好みだな
　　スイーツもいいが
　　あのスープの濃厚さには俺も感服したさ
　　カフェにもメニューとしておいてくれと
　　頼み込んだから置いてくれているかもな


［　そんな話をしていたら
　　スープが飲みたくなったな、と
　　一時的に満たされたはずのお腹が
　　また空きっ腹になってきたようだ。　］

　

ルーリ

［　わっかりやすいんだよな。
　　大丈夫かよ、そんな面白い反応して。

　　アデルファが眉を寄せた一瞬
　　俺はクスリと笑った。>>24　］


　

ルーリ

　　実験……？　ほう、面白いな
　　怒りはしないさ

［　興味深くはある。
　　この血を飲まずに使おうとする発想が
　　俺には面白く感じたからな。　］


　　解毒……ねぇ……？
　　どんな毒かは知らんが
　　面白いことしてるじゃないか

　　いいぜ、俺の血だ
　　もしそれが何かの役に立つのなら
　　俺も嬉しいってもんさ

［　詳しい話を聞こうにも今ではないだろう。
　　彼は仕事中だ。
　　今度と言われれば素直に頷いた。>>27　］

ルーリ

　　ああ、お前の決心が付いたら
　　待ってるぜ


　　言い出し難そうなのバレてんだよ
　　ま、そこがお前のいいところだな

　　………この薬、よく効く
　　お前は誰かの……
　　少なくとも俺の助けになってるさ
　　誰かに影響は与えてるってことだ


［　受け取った薬をひらひらとさせて
　　次の客の為にテントを後にした。　］*

　

ルーリ

カフェ

ルーリ

回想

ルーリ

　　ははっ、お前はどうしてそんな……
　　何もかもを失ったのと同じじゃないか
　　それを「ふーん」で済ませるのかよ

　　はーーーー………
　　こんなに色々考えて生きてる
　　俺が馬鹿みたいだな


［　自分自身がくだらなくなった瞬間だった。
　　一頻り笑った後、見上げた空が
　　少しだけ明るく見えたんだったな。　］

　

ルーリ

　　性分なんだろうな
　　いいな、お前は
　　羨ましく思うわ

　　どこでも生きていけるさ
　　でも、記憶……戻るといいな

　　その時お前がどうするのか
　　俺は気になるから見ていてやるよ


［　名前もわからないというソイツに>>34
　　ジョンでいいんじゃないかと
　　提案して面白がったりしたな、
　　まあそれが採用されたわけではないだろうが。　］

　

ルーリ

［　そういやお腹をすかせてたであろうジョンに
　　俺の肉でも食ってみるか？と
　　冗談で提案したこともあったか。

　　吸血鬼以外には美味しいかもわからないが
　　コイツに味の感想を聞くのも悪くはないな、と
　　興味本位で聞いたこともあった。
　　冗談の一つとしてだったがな。　］

　

ルーリ

カフェ

シフ ハロッド

　
　
[ 多動癖がいつまで経っても治らない。 ]
　
　

シフ ハロッド

　
　スミマセン、希望したシフと言いますけども。
　当日、現地集合じゃあだめですか。

[くるくると動き回りながら、遠足の主催と言う人物と通話する。
足と同じく、口もよく回るが、いつもよりビジネス的な会話だった。]
　

シフ ハロッド

　…あぁえっと。
　パンプキンタウン・フェリーターミナルの職員（オフィサー）なんです。
　オータムフィールドタウンで一番近い港から向かいますので。

　すみません、以前お写真送付させていただいたんですけども
　自分『あんな体』なもんで。


[僕自身に危険性が無いと証明するために送った、
所謂、人間の形をしていない全身写真。

煤けた巨大な客船。

それが僕だ。]

シフ ハロッド

こっちだとやりようがあるんですが…。

…魔道具でなんとかなるかもしれない？
探してくれる？ああ、わざわざ申し訳ないです。

[じゃあどこでスマホを持っているかって？
それがやりようと言うヤツさ。

『僕』が嘗て、引込み沈めた魂の寄せ集め。
もしかしたらどこかの誰かに似ているかもしれない。
同じ容姿で電話をした人物がいるかもしれない。

アナタをこちらに引き込んでしまうかもしれない渡し守。

それも、僕だ。]

シフ ハロッド

　
　見つからなかったときは海路運送辺り手伝いますよ。
　魚人族はこちらからのほうが楽でしょうし。

　ハイ、はい。ご連絡お待ちしてます。
　ではでは。

[ぐるりぐるり。何度も海を周回しながら通話を終える。
多動癖がいつまで経っても直らない。

自家用船（このいのち）は長く留まればまた錆びて沈んでしまうかもしれないし。]


[それに───]
　

シフ ハロッド

　
　ふぇー、さっむゥ。
　もう現地は雪とかニュースで見たっけな。


[回遊中に通り過ぎたのが、>>29 寒いエリアであったとはこのときは気づくことはなく。
肩から全身を一度震わせて、波を起こし飛沫を鳴らす。

さて。とりあえず今日は何処に向かおうか？]**
　

プラミア

　

冬に生まれた。吹雪の日だった。
凍えることのないように��炎�≠ﾆ名付けられて。
暖炉の火のような、あたたかい贈り物。
きっとそうなるはずだったのに。


＊＊＊
　

プラミア

パンプキンタウン

プラミア

[ﾃﾞﾛﾃﾞﾛﾃﾞﾛ……
♰♰あなたは呪われてしまいました♰♰

なーんて宣告を受けたわけじゃないけど
人間の両親の元に生まれたあたしには、
どうやら先祖に魔法使いがいたみたい。
身内の誰も知らなかった話。

知らないままで12になったあたしは
先祖返りで身に宿した魔力に目覚め。
ついでに先祖ゆかりの火の悪魔だか精霊だか亡霊だか…
そんなのにまで取り憑かれてしまったらしく、
気付けば暴走して辺り一面燃やし尽くしていた。

死人が出なかったのは不幸中の幸い。
畑に囲まれたド田舎でよかった。
でも閉鎖的な故郷にはとてもいられなくなり、
一人で逃げ出すしかなかった。]
　

プラミア

　
[そのまま行き倒れて死ぬしかないのかと思っていた時
パンプキンタウンの住人に拾われて、
この町に辿り着いたのが五年前のこと。

所かまわず燃え上がる炎上娘だったのだから
最初はひどい厄介者だったと思う。
あの頃誰より、多分ネットよりも炎上していた（？）

今も世話になっている魔女達が
耐火魔法をかけた部屋を用意してくれるまで、
あたしは燃えていても問題なさそうなところ…
氷と雪のエリアとか、海辺の岩場とか、
その辺で野宿させてもらうしかなかったんだけど。
あの時が一番しんどかったな…いや、
世話になっておいてそんなこと言ったらダメよね。
ごめんなさい、当時は大変お邪魔しました]
　

プラミア

　
[そんなこんなであらためて、魔女に魔法を教わったり
正体不明の憑きものを手懐ける方法を教わったりして
無事火の制御ができるようになったあたしは、
やっと外を出歩けるようになったというわけ。
この町にも大分馴染んだと思う。
長くいる人から見ればまだまだ新参者だろうけど。

今住んでいるのは、魔法使いの店なんかが
軒を連ねているエリアの、黒猫通りというところ。
最初は魔女の家に間借りしてたんだけど、そこを出て
現在は一階がブティックになっている建物の
最上階に部屋を借りている。

オーナーはブティック経営者の美魔女である。
一応…師匠…の一人？になるのかな……
色々教わったり、服を貰ったりして
めちゃくちゃお世話になっている、
代わりに手伝いとかもしてはいるんだけど…]
　

プラミア

　
[そう、今日も今日とて身支度を済ませれば、
御用聞きに顔を出し…
頼まれたドリンクをカフェで買うなどしてきたのに…]


　は？違う？
　嘘、エクストラホイップって言ったじゃん。
　言ってない？絶対言ったって…

　はぁ？呪文間違えるのとこれとは関係ないでしょ？
　小娘小娘うっさいんじゃババア！！
　あ〜もう知らない、気に入らないなら
　エクストラバージンオリーブオイルでも飲んでな！！


[結果がこれ。反抗期…………？]
　

プラミア

　
[パンプキンタウンの住人には長命種も珍しくない。
この魔女もそう。余裕で三桁は行ってるはず。

そういう相手に歳をいじり倒されると、
お前はまるで赤子のように何もできない未熟者だと
そう言われているように感じてしまって。
ついこんな風に言い返してしまうのだ。

よくないとはわかっているけど…
口が悪いのは元々っていうか…
一応外ではもう少し気を付けてるっていうか…]
　

プラミア

　

　……はぁ〜あ。
　こっちも食事にしようか。ね、ウィル。


[なんやかんや日常となってしまった
ドタバタが一段落すれば、自由時間。

腰に吊り下げたランタンを一撫でして、
あたしは再びカフェへ向かうことにした。
何度でも行くわ。常連だし。
小遣い稼ぎのバイトだってするし。>>#5]
　

プラミア

　
[道中、腹が鳴れば気合いで抑え、
見知った顔を見かければ軽く会釈しながら
カフェへ続く道を行く。

氷雪舞うにはまだ早い季節だけど、
いつも冷気が漂うエリアに繋がる道を見れば
故郷の雪国を思い出して、少し懐かしい気分になった。

だけど昔、無傷の火達磨になっていた頃に
きっと迷惑かけていたことを思い返すと
心苦しいというかなんというか…
あんまり行き辛いところがあるっていうか…

そんなことを考えていたタイミングで
そちらの住人が通りかかったなら>>31
若干気まずい顔をしてしまったかもしれない]**
　

アイスポップ

>>59

　　お、船じゃ〜ん格好いい〜
　　良いもん見たね

［ちらりと見えたお船が１隻
　思わずぼんやり目で追った。

　諸君、私は……泳げない。
　過去に魚人の真似をしてみたくなって海に挑んだけど
　あれは泳ぐっていうか、沈むって動作だった
　あいつナチュラルに身投げしたなって
　蛮勇って言葉は私のためにある！ってあの時なら言えた。
　
　そんなこともあってか泳げるものってリスペクト。
　泳ぐ、渡る、どっちでも良いけど浪漫浪漫。

　海を凍らせてスケートも出来なくはないけどね。
　うっかり落ちたら怖いだろ。］

アイスポップ

　
　　あーっプラミアだ。プラミアだ！>>68
　　何処行くの？
　　今日の服もカワイイね。
　　私はハロウィン遠足に行きたいから準備してて〜
　　何持っていこうか考えてたの。
　　あ、仮装のためにブティック行くのも良いかも。


［見知った顔を見かけたので手を振って近寄る
　相手が例え若干気まずい顔をしていようと
　お構いなしに話かける。私の距離感はバグってんだ。

　というかもう5年くらい経ったっけ？
　ファーストインプレッション強すぎ。］
　

アイスポップ

回想

アイスポップ

　
［本人の気持ち考えると絶対良くはないし
　辛いだろうなってのは思ってたよ？

　でもさ、普段真っ白白青の寒色エリアで
　そんな光景ってそう見れないじゃん。
　それがなんだか新鮮だったのと
　ただ単純に、炎が綺麗だなぁって思った。］
　

アイスポップ

　
　　私の名前はアイスポップって言うの！
　　アイスさんでもポップちゃんでも好きに呼んでいいよ。

　　貴女の名前は？
　　もしだんまりしても他の人に聞いちゃうかんね。

　　ねー、かき氷食べる？

［好き放題喋りながら
　◆lawngreenのシロップがかかったかき氷を勧めてたけど
　それどころじゃないのに無神経だったかな。
　過去のことだ！許せ！］**
　

アデルファ

パンプキンタウン：カフェ

アデルファ

　　多国籍っぽいキラキラネームなんですよ。
　　縮めちゃダメ？
　　ファミリーネームは森のお友達みたいな……。

　　あー、一応。正式なヤツ書いた方がいいと。
　　仕方ねーな。欄はみ出しそーだわ。

［殴り書きのようにしてペンを走らせれば。]

アデルファ

　“Adelfa Rosenkreuz von Transilvania”

アデルファ

［ミドルネームはヒト族の母方の姓と同じにしたそうだ。
　先祖は魔術師だか聖人だか。諸説あり。
　ほんとかね？某神社の村が皆同じ姓になった…
　そんな所じゃねーの？

　そして永久（とこしえ）の緑けぶる森の彼方。
　城は旧くて冷たい石造り。
　春の花も秋の紅葉もない。
　それが第二の俺の故郷。

　パンプキンタウンは…
　吹雪の山も海辺の街も通ったけど

　行商の末に辿り着いた第三の故郷かな。
（まだ時々他にも行くけどな！行商だから）


　──俺は秋が好きだ。秋の遠足に行くんだ。**］

シフ ハロッド

>>69 回想：同志

シフ ハロッド

　
Ahoy,Icy.（やっほー、げんき？）
今日も一段とクールだね。

何処かに向かうなら乗ってくかい？

[会うたびにそうして声をかけて。
手を伸ばして浪漫のお裾分け。

クールだなんてお世辞だ。
なんたって彼女の魅力は彼女の周りをキラキラと瞬かせてる
雪結晶たちも併せた天真爛漫さだもの。

諸君。僕だって泳げない。
なんたって常に浮いてるだけさ。だから僕達は同志。

壊れた船が動ける理由？
それが知れるなら、僕はこの街に居ないだろうし。]*
　

シフ ハロッド

回想: 第一発見者

シフ ハロッド

[仕事も無かったあの日。
『身体』のメンテナンスでもしようと人型で陸路にいた。

某妖精さんが海で沈みかけてたのとはまた違う。
倒れていた君を拾ったのは、違いなく僕だった。

…多動な上に拾い癖があるんだなって？
もしかしたら僕の一部になるかもしれないだろ？
否、むしろ今のほうがその姿は羨ましいね。
もふもふふわふわのワイルドボディも楽しそうだ。]
　

シフ ハロッド

　
　……これはもしかして、
　メーデーって奴なのかなぁ。

[まあ、当時は息があったから逆に困ったものだ。
僕は僕自身が家みたいなものだから、
住もうと思えば住めるんだけど。
定住させるにはちょっと落ち着かないと自負している。

ちょっとまだ揺れるよと抱きかかえて。
揺れる船に乗せても、数度声をかけても
まだ、目が覚めることがなく。

逆に・・・ ー ー ー ・・・（たすけて）と
会社に相談して冷静な対処を取って。
その後伝手で様々なヒトに介抱を手伝ってもらった。

僕は言動と一致せず珍しく慌ててたんだなと
その時ようやく気づいたもんだ。]
　

シフ ハロッド

　
[それからの君が生きているのは、
君自身の魂の強さ故のものだろう。

住処が無くてもその胆力で生きている。
…それとも、欠陥住宅（ぼく）の中の居候？

そうでなくても、偶には会いに来てくれたら。
食事を捕る手伝いくらいはしているだろう。

ご提供するのは肉じゃなくて魚しかなくて心苦しいけど。]*
　

プラミア

　

　ｱｯ…アイ姐さん…コンニチハ……


[ちょっと気まずい思い出を振り返っていたものだから
気さくな挨拶>>70に返す声が
挙動不審になってしまった。

そうあれは五年前のある日のこと……]
　

プラミア

回想

プラミア

　
[確かに炎のゆらぎは綺麗だし、
ある程度なら癒し効果もあるのかもしれないけど…
この人の距離感はこれで大丈夫なんだろうか？
命の危機的な意味で。雪女って溶けちゃったりしない？

芝生色◆と差し出し人の顔を交互に見ながら、
直接受け取るわけにもいかずに戸惑った。]


　かき氷…？　は、はい…
　でもあたし今…燃えちゃってるし…
　えと　したっけそこに置いといてください…
　あのう……ありがと


[ここに来たばかりの頃は少し訛っていたあたし。
炎が落ち着いた一瞬の隙に口に含んだシロップは
きっとメロン味で、優しかった。]
　

プラミア

現在

プラミア

　あたしもそろそろ、
　遠足の準備しなきゃと思ってたとこです。

　要る物…ハロウィンだから…
　お菓子と、悪戯のネタ？　仮装も大事ですね。

　でもその前にカフェ行こうかなって。
　食事まだだったから…
　アイスさんは？


[気を取り直して顔を上げつつ。
小腹でも空いてるなら
一緒にどうですかと提案してみよう。
そうでなければ、じゃあまたねと別れようか。
もしブティックに行くなら、
今は少し魔女の機嫌が悪いかもと付け加え]**
　

ルーリ

カフェ

ルーリ

［　窓にうっすら映った自分の目が
　　死んだ魚のような目になってしまっていた。

　　気を抜いてしまっていたか、
　　窓に映る自分がキメ顔をしている。
　　余計にガンぎまりした顔に見えるが。

　　顔が美しいので良いことにした。　］
　

ルーリ

［　スープだけでは足りないか、
　　カフェに来たのだから他のも頼んでおくか。

　　4^(4x1)
　　1.自己紹介したくなる*鉄観音茶*
　　2.この町に来た時のことを語りたくなる*アールグレイ*
　　3.自分の好きなものを語りたくなる*レアチーズケーキ*
　　4.今の気持ちを声に出したくなる*抹茶*　］*

　

ダアト

［大小様々な南瓜を並べたテーブルの前に腰掛け、
　手にしたカービングナイフを小刻みに震わす。
　やがて、ことりとナイフを置くと、
　鮮やかなオレンジ色の肌に口付けんばかりに顔を寄せ、
　自分の与えた傷をしげしげと検める。］



　　ふむ…………。

　　こんなものか。


［綺麗にくり抜いた南瓜の内側に
　ひとつひとつキャンドルを安置し、
　マッチで火を灯す。
　部屋の明かりを落とせば、透し彫りのように
　浮かび上がるのは、人間の顔ではない。
　吸血鬼や狼、魔女、その他パンプキンタウンの住民の類を
　模した、一風変わったジャック・オ・ランタンだ。］

ダアト

　　────これは、なかなか。

　　美しい。



［薄暗い部屋の中、
　ふ、と笑んで独りごちる。］

ダアト

　　さて、出かけようか。

　　“おいで”。

　
［丈の長い外套を纏い、一声かければ、
　南瓜は一斉に中空に浮かび上がり、
　ふよふよと後をついてくる。

　玄関から外に通ずる階段の両脇へと
　タクトのように指を振れば、
　南瓜達はお行儀よく鎮座した。］

ダアト

［人の世界を後にした男が、この街に居を構えてから。
　さて、何年が経っただろうか。
　最早数える気も起こらない。

　歳を経るごとに、自宅前を飾る秋の意匠は、
　より繊細で複雑なものになっていく。
　杖の一振り、呪文一つで済ませられることに
　敢えて手をかけるのは、戯れともいえる。

　悠久の時をいかに過ごすかは
　人ならざる者の自由と特権であるからして。*］

ジョン

カフェ

ジョン

［発見された時の状態が状態だったから
　パンプキンタウンの住人には警戒していた
　人もいたみたいだけど。
　獣人は変化すると自我が無くなる者も
　珍しくはないからね。
　ワトルは同じ獣人族のよしみとして良くして
　もらった人の一人だ。
　変身の仕方すら忘れた俺にご鞭撻を賜ったり
　賜らなかったり。

　おかげ様で今は何の変哲もない人間の姿だが、
　後ろにくるっと宙返りすれば完全で無敵の
　狼にだってなれるぞ！］
　

ジョン

［狼姿は人外たちにも有効なようで、
　番狼や看板狼としての需要もある。
　その場合提供されるのはお金ではなく
　食事であるわけだが。

　そして狼姿はなんといっても移動に便利！
　寒さにも強い！（ただし火は苦手）
　配達や移動の手伝いなんかはそっちの姿に
　なることも少なくはない。
　もしかしたらそっちの姿でしか会ってない
　人もいるかもしれないな。］
　

ジョン

［アデルファとの会話もそこそこに切り上げ、
　店長に強請った*アールグレイ*をぐいっと一杯。
　う〜ん！86点！
　嘘です！
　店長の淹れたものはなんでも美味しいです！
　100点…いや、120点！！！
　なんてやりとりをしているとお客様の気配。

　振り返り出迎えるとそこにいたのはルーリ
　だった。>>48］


　　うるさかったか？ ゴメンなぁ〜！
　　飲み屋の掛け声が抜けなくてな！


［飲み屋云々が原因の話ではなかったかも
　しれないが。］
　

ジョン

　　はいよぉ！パンプキンスープ一丁！


［注文>>53を受けて店長の方へ振り返れば、
　また飲み屋口調になってるぞと厳しい
　ツッコミが入る。］


　　今のはお茶目だったんだけどな〜！


［カフェの繁忙期に見られるやり取りは
　一種の名物…になっていたかもしれない。］
　

ジョン

回想

ジョン

［今までも船というものに縁がなかっただろう。
　虹色の修正が必要になった時もよくあった。
　けれど根無し草の身としては雨風を防げる場所
　があるだけで有難いものだ。

　汚してしまうのが申し訳なく定住というわけ
　にはいかなかったが、今では酔い止め薬や差し
　入れ兼酔い対策の甘い物を仕入れて時折やって
　くる居候と化している。

　俺が本当に海から来たのなら、
　こんなものに頼らなくても
　その揺り籠のような体内に常に身を任せられた
　かもしれないのにな。］
　

ジョン

［そんな恩人でもあるシフは、金欠の時には魚を
　捕るのを手伝ってくれたりもする。

　肉がやっぱり一番だけれど、魚は魚で美味しい。
　それに一緒に捕まえる時間も楽しいから。
　彼の心苦しさなんか他所に、
　俺は満面の笑みを浮かべていたりするんだ。］
　

ジョン

カフェ

ジョン

［ルーリはどうやら沢山考えて生きるのに
　疲れているらしい。
　あの日の言葉>>50>>51からそう感じた。
　今だって感じる時がある。>>90

　『ルーリも記憶なくなったら楽になるか？』

　余りにも疲れてそうに見えた日。
　そう言って拳を振り被ったこともあったっけ。
　残念ながらこれはいつか君が言った冗談とは
　違い本気も本気だったけれど。

　安直脳筋野郎でゴメン。
　でもやっぱりそれが俺の性分なんだな。］
　

ジョン

［君が言った冗談だってもちろん本気にしたよ。
　腹を空かせた肉食獣だよ？
　許可があるなら合法？>>52
　なんて、思考がぐるぐると頭を巡ったっけ。］


　　……ヴァンパイアの血肉って食べたら
　　俺もヴァンパイアにならない？
　　それは噛まれた時だけだっけ？
　　狼男でヴァンパイアのハイブリットなんて
　　眼も当てられないよ〜〜…


［その肉にぷしりと牙を突き立て噛みちぎった
　なら、どんな味がしたのだろう。
　ただ残っていた理性がそんな心配をしたもの
　だから、ルーリのお肉は抉られずに済んだ
　けれども。］
　

ジョン

［思わずユーリの顔と腕を交互に見ながら］


　　胃は大事にしろよ〜。


［なんて知ったかぶって、出来上がった
　パンプキンスープを差し出すのだ。］*
　

シフ ハロッド

現在：回遊中

シフ ハロッド

　仮装？ああー…。
　さすがにこのままだと普通すぎ？

[指摘を受けて両手を広げる。
今の姿は例えるなら仕事着その3。
※その122まであるけど覚えきらんなくてさ]

　もう少しハデな方が良い？
　じゃあその鱗ちょーだいよ、だめ？あそ。

[オシャレなやつは知ってるけど、
知ってるのと使いこなせるかは別なんだよね。

その点ルーリさんとかアデルファさんは良いよな。
最後まで吸血鬼（ブランド）たっぷりだもん。
なんて知り合いの顔を思い浮かべる。
片方は半分だっけ？でももう片方は優しさでしょ、多分。]

シフ ハロッド

　言うほど仮装っぽいのはないんだよねえ。
　まあ少し考えてみるか。

[言うなり、船体（からだ）の中へ足を向け、
いろんなところで腕を伸ばし、ゆるりと手中に引き寄せる。

揺蕩う霧にも似た塊が指先で震えるが、
お構いなしに口に運んで、飲み込んでしまう。
たちまち、全身が靄に包まれて、

ぜんぶ、ぜんぶ曖昧になっていく。

───けれど、気付いたときには、霧は晴れて。
僕は先程までの作業着じゃなくて、
黒貴重の燕尾服を身に着けていた。

これが僕の『着替え』。
これは誰の記憶だろう、乗客の執事とかだったのかな。]

シフ ハロッド

　
　んー…これも仮装っぽくはないか。
　高そうではあるけどハデじゃないんだよなー…

[何度も何度も着替えを繰り返して、やり直して。
いっそシェフの格好をしてトリート配りおじさんにでもなる？
格好だけは三星レストランの味をご提供できるだろうし。

それは最終手段だなって、時間だけが過ぎていく。]
　

シフ ハロッド

　
　ハデってなんだろう、虹色とか？

[と独り言ちて、>>102居候クンのキラキラが過って、
ふふ、と思い出し笑いなんかした。

記憶がないのに、いつも楽しそうで、
魚も美味しく食べて、少し酔いに弱くて。
バイトもこなせる『ジョン』であるなら、
過去の記憶があったって無くたって、いいんじゃないかって。
本人に言ったことはないけれど。

僕なんて生き続けてもずっとずっと曖昧なんだ。
似た者同士と思ってたけど、蓋を開けたらそんな事もなかった。

君が落とすものなんて汚れの内に入らないよ。
住んでくれるのなら、一番マシな部屋を用意するさ。
ルームサービスどころか清掃員も不定期だけど。
これでも友人であるとは思ってるんだ、ちゃんとね。]
　

シフ ハロッド

　
　………ん？
　ああ、これなんかまだそれっぽい？

[いつだかモップを握って歩いた廊下を辿って、
ふと掴んだ新しい魂に刻まれた記憶。

身につけて鏡をみれば、
ぴょこりと三角の耳が頭から伸びた。
『誰かの飼い猫』だったのかも。
ペット可能だったんだっけ？だったとしても、
海の上に長期間一緒に連れて来るって
どうかなとは、思うけど。]


　……かわいそうに。

[誰かのエゴで、僕なんかに取り込まれちゃって。]*
　

アイスポップ

回想：同志

アイスポップ

［弱者は沈み方すら選べない。
　いや、この時は自分から向かっていった。

　親指立てて「戻って来る」なんて言いながら
　哀愁と情緒たっぷりに流氷に飲まれたかったけど
　そんな余裕は全くなかったな。

　運良く通りがかったところを助けてもらい
　水を滴らせもはや海の怪物じみたビジュアルで
　ありがどう　だずがっだ　と
　必死に伝えた思い出があっては
　今後取り繕う意味があるのかと考えたほど。

　愛嬌振りまいてるだけのアザラシやペンギンって
　自由自在に泳げる実は優秀な生物だったんだ。
　いや御見それした。］

アイスポップ

　　やっほーい！シフ
　　今日も風が気持ち良いね〜
　　
　　良いの？サンキュー！
　　ちょっと隣の港までおつかい。安全運転でよろしく

［ハロッド……ハル？私も愛称を考えたけど
　シフは船（シフ）だしな。
　
　風を切っていつもより少しだけ近い空を見上げたら
　自由気ままに飛び回る鳥たちがよく見えて
　なんだか気持ち良くって、光る水面もとても綺麗で
　ずっとキラキラ目を輝かせていた。
　
　彼？彼女？どっちでも良いや。
　泳いでいそうで泳げていなかった、同志なのか。

　でもさ、水に浮くのだって才能だろ？
　普通そのまま沈んでいく……
　え、違うのか？］*

アイスポップ

氷雪エリア　現在

アイスポップ

　　遠足楽しみだよね。
　　悪戯のネタも考えなきゃな〜。
　　ただの人間なら少し凍らせるだけでも驚きそうだけど
　　この街にいるとパンチが弱い気するんだよね。

　　さっきゾンビくんに会ってきたんだけど
　　名刺代わりに生首渡されたし。いらねっての。

アイスポップ

　　カフェ？良いな〜。
　　あそこの料理なんでも美味しいもんね。
　　この前、このエリアにも
　　配達のわんわん来てたけど可愛かったな。
　　仕事中っぽいからやめたけどビッグフットの肉あげたかった。

　　あ、でも今は先に防具欲しいから
　　ブティック見てみようかな。


［もし後で合流出来たらよろしく！でまたね。
　魔女の機嫌悪いって……何があったんだ？］*

ルーリ

回想　Schiff Harrod

ルーリ

　　お前！　人間だろ！
　　この場所にいるのは危険だ

　　早くーーー…………


［　目を開き、咄嗟に手を掴もうとし
　　この町から出さなければと焦った。

　　早く此処から出ろと言いかけたところで
　　我に返る。

　　アイツはもうこの世にはいない。
　　俺が吸血鬼となった時に死んだ男だ。　］

　

ルーリ

　　ああ、悪い。勘違いした
　　知人に似ていた……
　　突然大きなお声を出してすまなかったな

　　他人の空似ってやつか
　　生まれ変わり……いやどうだろうな

　　ただその姿は今の俺にはダメージが大きい
　　アンタに非はないさ、すまなかったな


［　シフの人型だとわかればまた一つ謝罪して。
　　その姿に俺は謝ってばかりだ。　］

　

ルーリ

　　その姿………は、……気に入っているのか？


［　その顔を見ることができずに問いかける。
　　俺は一体どんな答えを望んでいるのか
　　ただ、その姿はダメなんだ。
　　ダメなんだ。何がとも言えないが。
　　ダメだダメだ、ダメだ。　］

　

ルーリ

　　［　ああ、もうみたくない。　］




　

ルーリ

　　変なことを聞いたな。すまない
　　いいんだ、その姿が笑ってくれると

　　………俺は懐かしい気持ちになる

　　ただ、それだけだ


［　シフはどう思ったか、何を感じたのか
　　俺には聞くことができたか
　　そこまでの余裕が俺にはなかっただろう。
　　とても失礼なことをしたと思っている。

　　ああ、もし不快にさせてしまっていたら
　　もう彼の場所に眠りに行けないのかと
　　頭の端で残念がる自分がいる。
　　棺桶を持参して、ゆらゆらと揺れる中で
　　静かに眠るのは心地良かったのだ。　］
　

ルーリ

　　もう会えないと思っていた友の姿だ
　　驚いたが、ああ、本当に懐かしい……

　　たまにその姿を見せてくれると
　　嬉しく思うよ


［　懐かしむように、
　　もっと顔を見せてとせがめば
　　君はどうしてくれたかな。　］

　

ルーリ

［　俺は大嘘吐きだ。
　　その姿が笑っていると

　　　　　　　　　　　俺は苦しくなる。　］**

　

アイスポップ

黒猫通り　ブティック

アイスポップ

　
　　小物でワンポイントも良いかも。
　　髪伸ばしたりさ。
　　なんだっけ、あれ。エクストラ……
　　んや、エクステだ。

［何故か魔女の顔が少し曇った気がする。
　なんでだよ。何か変なこと言った？］
　

アイスポップ

　
　　やっぱ出身地アピールすんなら白系？
　　でも青や緑も良いな〜。

　　あっこれなら落ち着きあって怖さも出たりしない？
　　オリーブグリーンっていうの？
　　オリーブオイルの色だ。

［やはりまた一段階魔女の機嫌が悪くなった気がする。
　なんでだよ。お前の地雷わかんねーよ］**
　

プラミア

　
[あたしの黒歴史は54^(100x1)個くらいかな。
けど後ろめたいことはと尋ねられれば>>117
なんでもないよと首を振った。

ちなみにしたっけはそれじゃあみたいな意味だ。
「え、ちが、違くないけど、
　下でいいです、でも下じゃなくて…」
と当時は要領を得ない説明しかできなかったが
後日あらためて顔を合わせた時に
話のタネとして、もう一回ちゃんと説明した。

雪の精だってことちゃんと聞いたのもその時だっけ？
この前熱くなかったですか、
あたしといて危なくないですかって
青ざめながら尋ねたんだけど。
物怖じしないアイスさんは
なんだかんだと面倒見てくれるから、
つい甘えてしまって今に至る。]
　

プラミア

　

　確かにここにいると麻痺してくるけど
　人間の町だと加減が難しいですよね。

　凍らせるのもいいと思いますよ。
　『お前も雪だるまにしてやろうか』
　みたいなの…やりすぎかな。
　火だるまよりは全然行けると思うんだけど…


[遠足の話が出れば、しばし足を止めて悪戯談義>>118
この町のイベントについては
当然アイスさんの方が詳しいだろうけど、
人間の町ならまだあたしの方が知っていたかな？

アイスさんっていつからここに住んでるんですか？
と、以前聞いた時はなんと言っていたんだっけ。]
　

プラミア

　
[ゾンビの生首話には少々のけぞった。]


　ゾンビの首って名刺にできるほど
　生え変わるんですか。

　一個しかないなら
　奥ゆかしい愛の告白とかだったんじゃ…

　なんて、そんなわけないですよね


[純粋な疑問を、ははっと笑って流す。
多分、名刺ってとこからして
小粋なゾンビジョークだったんだろう。

でもあたしの頭の片隅にはひっそりと、アイスさんの
アンデッド界隈爆モテ説が刻まれたのだった]
　

プラミア

　
[そうして、アイスさんがブティックに向かうと聞けば
一旦お別れ。>>119
軽く手を振って見送りつつ、ぼそりと言葉が漏れる]


　配達のわんわんって
　ほんとの犬じゃなくて獣人のことだよね多分…

　ビッグフット…食べていいんだ…
　防具、狩りに使うのかな…

　やっぱアイスさんの強者感パないな……


[この町の序列とか食べていい基準とか
あたし、いまだによくわからない。
全ては弱肉強食なんだろうか。
あたしも猟銃とか持ってた方がいいんだろうか。]*
　

アデルファ

回想：家出

アデルファ

［何故だか薬学の知識だけはすっと頭に入った。
　だけど魔術の才能はさっぱり伸びなくて。

　ある月夜の晩に恨めしそうに向こう岸を眺めてた。
　そしたらそこに船が通ったんだ。
　……煤けた巨大な客船。>>56

　船長はオランダ人かな。いや、違うか。誰もいない…？]

　　そこの船、停まって…！

［その時の俺は切羽詰まってた。
　例えそれが地獄の渡し守だって良いと思ったんだ。
　その時の俺は人間でいえば中坊位の姿だったかな。
　人間界には厨二病というのがあるんだってな。
　そんなお年頃だったのさ。

　その時その船が停まって向こう岸に渡してくれたなら…
　それが記念すべき旅の始まりになっただろうな。]

アデルファ

　
［薬師（くすし）のライセンスは
　城にいるうちに取れていた。

　旅の中で寒いエリアも通った。
　薬の材料集めの最中に怪我をして
　通りすがりの氷雪属性な種族っぽい人に
　止血してもらったんだよな。>>30
　勿論俺の血にはさわんねーよーにお願いしたよ。
　
　俺は凍傷には強いから。まあ、うん…助かった。

　そうこうしているうちに
　ジプシーのような暮らしにも慣れた。
　第一の故郷では孤児だったから。
　元々城の暮らしは合わんかったんだわ。
　色々実験できる部屋が多数あるのは
　…よかったんだけどな。
　拷問室かもって噂が立ったみたいだけど。
　ちげーよ、あれはマンドラゴラの声だ。]

アデルファ

［ただ、ちょっと。
　ある時、ふと。
　諸々の事情で拠点が欲しくなった。

　で、部屋探し。
　物件を探して不動産屋っを回ったら…］

　　『え！ローゼンクロイツ様！』

［なんか誰かと勘違いされたみたいで。
　そのままソッコー黒猫通りの物件に案内された。>>64

　いい部屋だったんで
　誤解を解かずに契約しちまった。
　
　これも親の七光りになんの？
　ま、まあ仮の宿りだしな…というわけで今に至る。
　オーナーは美魔女という噂だけど…
　どうなんだろうね？腕の程は。魔法には興味あるけど。**]

シフ ハロッド

　
　

[そりゃあ、1800人も乗せてたら、
知り合いの一人や二人、乗り込んで立っておかしくない。

ましてや、君のように血液（ヒト）と共生しているような存在なら。]
　
　

シフ ハロッド

回想：Friendly Flavors

シフ ハロッド

　
　ああ。そう。よく言われるよ（・・・・・・・）。
　僕魂の集合体だから。

　そうだね、顔良いし。仕事しやすいかな。

[こういう存在なんだよって。軽く説明して。
答えた時に君はもう俯いていた。>>123
勢いづいて話しかけてくれた割に、
急にシャットダウンされたのだ。

普通、それされて良い印象持つヒトなんている？
僕がヒトだったらなんだそれ、って言ってるよ。]
　

シフ ハロッド

　

[>>125
しおらしい態度からして、わかってたみたいだ。

だから敢えて、真正面から言ってやったよ。 ]
　
　

シフ ハロッド

　
　
　…え？
　君からは会いには、来てくれないんだ。

　そりゃ寂しいな。
　折角会えたのに。
　
　

シフ ハロッド

　　
[だって、『その姿を見せに来い』って。
初対面の癖して図々しすぎないかい？

普通、その顔みて喜ぶのなら。
自分から会いに来るはずじゃない？

僕間違ってる？

嘘どころか、アプローチも下手なヒトだって。
勝手に思って、勝手に笑って。
からかうように、知人を騙って遊んでやった。]


[ その笑顔は、慈悲と寂しさと、嘲笑めいて。 ]
　
　

シフ ハロッド

　
[ ソレ以降は。
長らく君と語るために会いに行ったことはない。

偶にカフェで出会っても相席なんかしないし。
どっちかっていうとバイトしてるジョンに会いに行くし。

僕がジョンに会いにきて笑ってたって。
君には、関係ないでしょ？]
　

シフ ハロッド

　
　ハロウィン遠足？
　あー、船体（からだ）の都合がつけば行こうかな。
　ジョンも行くでしょ？

[そんな他愛のない雑談も、
とある日のカフェでしてたりもしてたけど。

彼自身が遠足に向かう目的が、僕に絡んでるかは。
僕の知るところでは、無いって話。]**
　

シフ ハロッド

回想：Bon voyage

シフ ハロッド

　
　ハァイ。どうした、少年。
　こんな夜更けにお一人様ですか？

　残念ながら、この船は一本道だ。
　でも君が望むなら、導いてあげよう。

[君がそういう性質だったなら、僕の存在自体
ちょっとした浮かれ要素になっただろう。
お望みなら船旅中、スタンドみたいに君の周りだって飛んであげたよ。

どこまで君の話が聞けたかは君次第だ。
僕は船員として君の話に耳を傾けるよ。
それが僕のお仕事だから。]
　

シフ ハロッド

　
[街に着いてからの君が、
行商とはいえ、安定した？ようで何より。

少なくとも君が過去にガッチリ縛られている時よりかは、
表情が和らいでいるようには、見えるかな。]**
　

ルーリ

回想

ルーリ

　　楽になるだろうな。”俺自身”は
　　だが起きた事実はなくならない

　　それはしてはいけないことだ


［　ジョンの振りかぶった拳を
　　振り下ろす前に手で包み込む。　］

　

ルーリ

　　ジョンは今、楽になっているか？
　　わからなくてもやもやしないか？

　　不安だろう？
　　今のお前は此処にいるが
　　過去のお前は迷子だ

　　お前は悪い奴じゃない
　　少なくとも自分が大変な状況にある中で
　　会ったばかりのやつのために
　　何かしてやろうとする気概を持ったやつだ

　　だから、お前はこちら側じゃない
　　早く迷子のお前を見つけてやれ

　

ルーリ

［　少しだけ突き放した。
　　こちら側に深入りするには早すぎる。


　　それなのに─────俺はすぐ魔が差す。　］


［　ジョンの言葉に揺らいでしまった自分を
　　誤魔化したかった。
　　記憶を無くした憐れな男にやり返したかった。

　　冗談を、冗談でなくしてやろうと思った。
　　悪魔のように囁いて
　　お前の獣の部分を曝け出してやろうとした。
　　悔しかったから、
　　ただ自分のプライドを守るための行動だ。　］

　

ルーリ

　　どうだろうなァ
　　お前が本当にハイブリットになるか
　　試しても良いかもなァ……

　　俺の血と肉は吸血鬼にとっては極上だ
　　どうだ？　皮も薄くて柔らかァい肉だ
　　

［　腕を出して、爪で引っ掻いて
　　ポタポタと血が流れ落ちる。　］

　

ルーリ

　　血の香りには釣られないか……お前達は
　　はぁ………ｯ
　　こんなに美味しそうな香りがわからないなんてな

　　いまならいいぞ
　　この腕にその鋭い牙を立てて
　　柔らかい肉の感触がするぞ
　　それとも噛み応えがある方が好みか？
　　極上といわれる味は
　　お前はどう感じるのだろうなァ
　　好きな味だったらどれだけ食べても良い

　　俺も痛みは罰になるからな

　

ルーリ

［　耳元で悪魔の真似事のように囁き
　　血の滴る腕をジョンの目の前まで
　　持ってきてみたが
　　俺では効果がなかったようだ。　］


　　”待て”のできる犬だったか
　　えらい子いい子かよ


［　勿体無いと己の流れる腕の血を舐めとる。
　　見せつけるように微笑みながら、
　　聞かせるように音をわざと立てながら。
　　これだけ煽っても動かないのは
　　鋼の精神だなと心の中で降参の旗を振った。　］

　

ルーリ

　　褒めてやるよ　good boy

　　それだけ耐えれたら
　　誰彼構わず襲うこともないだろ
　　町のお偉いさんには報告しとくぜ


［　頭が撫でられる位置にあるなら
　　わしゃわしゃといい子いい子をしただろうな。

　　俺らみたいなのは
　　本能で動くだけだと思っていたが
　　種族が違えば考え方も違うか……。　］

　

ルーリ

カフェ

ルーリ

［　そういえばジョンは働いているのは
　　生活のため以外には何か目的があるのかと
　　ふと疑問に思ったことはあったが
　　聞くタイミングがなかったか。

　　確か彼は前もハロウィンの遠足に
　　行っていたと記憶している……。

　　もし今回も行くのなら
　　お小遣いくらいは渡してもいいかと
　　これも悪戯になるだろうと思いつく
　　Trick or Treatでもしきてきたら、の
　　サプライズにしようと思いつきほくそ笑む。　］

　

ルーリ

　　
　　ハロウィンの遠足、楽しみだな


［　ニヤける口元を片手で隠し。
　　仕事に戻るジョンにはそれだけを伝えた。　］

　

ルーリ

［　俺はどうかしていた！！！

　　パンプキンスープの後に抹茶……！！！
　　>>91
　　水っ腹不可避！！

　　………ま、俺ならこの美貌で
　　液体も浄化するか。　］

　

ルーリ

　　Halloween Field Tripか……


［　遠足のお知らせを見ながら
　　俺も引率役の一人というかワトルの補佐として
　　同行することになっている。
　
　　もし、もしだが
　　シフがあの姿で遠足に行くのであれば>>146
　　俺は監視しなければいけないからな

　　問題が発生した時の対処が役割だから
　　オータムフィールドタウンの
　　ハロウィンは楽しむことはできる。　］

　

ルーリ

［　楽しみだ。
　　それは本音だ。

　　だからかかもしれないな
　　楽しみだから
　　楽しめるから

　　楽しい気持ちのまま

　　　　　　　　　　　　ああ…………。　］



　

ルーリ

　　　　　　　　　　　　　消えたい
　

ルーリ

［　抹茶を飲み干し、口にしてしまったのは
　　誰にも聞かれることなく消え
　　此処が賑やかなことに安堵した。　］**

　

プラミア

カフェ

プラミア

　
[先の注文>>65を受けてくれた店員がまだいれば
若干気まずい顔をしながら、本日二度目の注文を。]


　……ホイップ以外のエクストラって
　なにがあるんですっけ…

　それひとつ、ください


[あたしの田舎にはそんな注文するタイプの
カフェなどなかった。
この店とネットで仕入れた知識がすべて。
つまりよくわかんない。

…カッとならずにちゃんと聞いておけばよかったな…
今更後悔してももう遅い。当たるか賭けの
詫びカフェ一杯、携えて戻るしかないだろう。]
　

プラミア

　
[それから自分用も。
かぼちゃとチキンのサンドと、1^(4x1)。

1.自己紹介したくなる*煎茶*
2.この町に来た時のことを語りたくなる*キーマン*
3.自分の好きなものを語りたくなる*アップルパイ*
4.今の気持ちを声に出したくなる*煎茶*

テイクアウトで注文して、席は取らずに店を出よう。]
　

プラミア

　
[受け取るまでの手持無沙汰に、
隣人の姿を見つければ>>138
軽く手を振ってご挨拶。
すぐ出るつもりだから声まではかけなかった。

なんだっけ、この町の偉い人？の息子さん？だっけ？
住民歴の短いあたしは、
ローゼンクロイツ様と聞いてもぴんと来ない。

だからアデルファさんは、あたしにとって
町の薬屋さんで、今は家のお隣さん。
それで別によくない？
健康なのでたまに献血もしているし。

大家の美魔女はちゃんと対応したと思うけど、
何もわかってないあたしにはヤレヤレって顔してた。]
　

プラミア

　
[ああそうだ、噂>>119のバイトくん（多分>>98）が
どこかのタイミングで一瞬お手隙だったなら、
一声かけて行こうかな]


　ねえ、狼と犬いっしょにして許されるのって
　どのレベルから？

　いやなんでもない


[何が聞きたいのか自分でもいまいちよくわからない
そんな話題だけぶん投げて退散しよう。さよなら。
忙しかったら相手しなくていいからね。

ちなみに彼はあたしより新参者だと認識しているので
仕事以外で敬語使わない]**
　

ルーリ

回想：pasted smile

ルーリ

［　自分から声をかけたのも俺。
　　知り合いと勘違いしたのも俺。

　　心配されて嬉しくなったのも俺>>140
　　苦笑いで心が痛くなったのも俺

　　アイツは被害者で……>>141

　　…………。

　　いや、悪い！
　　その姿はダメだろ。
　　俺がダメだ。　］

　

ルーリ

　　俺が、お前に会えるわけないだろ…………
　　来るなって言ったろ
　　俺の顔も見たくないって……

　　ははっ、意見をコロコロ変えるところが
　　本当お前っぽい


［　違うと解っていても錯覚する。
　　その顔に引っ張られる。>>143　］

　

ルーリ

　　…………寂しい？
　　そんなこと微塵も思ってないくせに
　　
　　アイツは……！
　　アイツはそんなことを言わない！！


［　挙句さらに失礼を重ねた。　］

　

ルーリ

　　その紛い物の笑顔をやめろ！！
　　やめてくれ

　　俺の中の友の笑顔を塗り潰さないでくれ……

　

ルーリ

［　勝手に叫んで勝手に泣いた。

　　…………。

　　あーーーー………、
　　今から酔っぱらいの奇行ってことにならないか？
　　失礼なことをしたのは事実か……。

　　なあジョンよ、俺は今ほど記憶を無くしたいと
　　願ったことはない。
　　いやむしろあっちの記憶を無くしたい。

　　どうする？船解体してみるか？？
　　それでアイツが消えたら困るしな…………。　］


　

ダアト

カフェ

ルーリ

［　散々なことをアイツの前でしでかした俺は、
　　カフェを飛び出し自宅に逃げ帰ってきた。　］

　　あの時のアイツの笑顔……
　　嫌な笑顔だったな
　　表現するなら………複雑？
　　色々混ざったみたいな
　　何故そんな表情を……

　　いやいやいや関係ない関係ない

　　まて、関係ある！
　　あの笑顔に上書きされたじゃないか！！

［　結果、あの時の笑顔が
　　俺の友の思い出せる笑顔となった>>144

　　その笑顔の意味を俺は今でも考えている。
　　友の顔を思い出すとアイツの笑顔になるんだ。
　　仕方がないだろう。　］

ルーリ

［　後日。
　　迷惑をかけたことを
　　カフェには菓子折りを持って謝罪したが
　　アイツには謝れていない。
　　船に寝るという夢は夢のままで終わりそうだ。　］
　　
［　カフェで会うのはアイツはジョンに会う為だ>>145
　　邪魔はできない。
　　ただチラリと見た時に笑顔が見えて
　　カフェの机に強く頭を強打したのは
　　仕方のないことだ。

　　町で見かけてもアイツには近寄れない。
　　その勇気が俺にはなく
　　あの姿にも慣れることもなく……。

　　というか何故ずっとその姿なんだ？！
　　他の姿にもなれるのだろう？！　］
　

ルーリ

［　自分で克服する問題だ。
　　アイツは関係な……くもないか？

　　その姿でいるなら
　　自ら巻き込まれに来てるだろう

　　ということは向こうも俺を意識している……？
　　そういうことだろ。
　　そうかそうか、俺のこの顔の良さは
　　見過ごせないだろう。　］

　

ルーリ

［　顔に関しての自己肯定感はMAXの俺は
　　この自信を保ったまま、

　　シフに会いに行った。　］


　　おい、会いに来てやったぞ
　　お前、ハロウィンの遠足に行くのだろう？
　　その姿で行くつもりか？
　　それならば俺はお前を監視させてもらうからな


［　これは宣戦布告だ。
　　ビシッと相手を指差して言ってやった。　］

　

ルーリ

　　お前は自由にハロウィンの遠足を満喫してていい
　　俺が勝手にやるだけだ

　　それと以前は申し訳なかった
　　あのような失態はもう起こさない
　　酷い言葉で傷つけてしまった
　　反省している
　　もう傷付けたくはないんだ

　　だから俺にはその姿で1ｍ以内に近付くなよ

　

ルーリ

［　謝罪はしっかりと腰を折り、
　　だがこれもただの俺の自己満足だろう。
　
　　相手が謝罪を受けいるかはわからない。
　　まして向こうは俺を好ましく思ってはいないはずだ。

　　向こうの反応がなければ
　　「では」と、すぐ立ち去ったはずだ。
　　俺は謝罪も言えて、
　　ハロウィンの遠足のことも伝えた。
　　やりたいことはできたと満足しているのだ。　］**

　

プラミア

黒猫通り：ブティック

プラミア

　
[彼女と魔女との間で視線を往復させながら
なんかありました？の顔をしつつ。

とりあえずあたしは美魔女の前に立つと、
さっき買ってきたドリンクを目の前に置いた。]


　あのー…　これ買ってきたから…
　エクストラなんとかの、その…
　いらなかったらあたしが飲むけど……


[ぼそぼそと歯切れは悪いけど、仲直りの印だ。
向こうもふーんくらいのリアクションで
中身が当たったかどうかはわからない。
けど経験上、これでお互い大丈夫だろうって
そんな空気が漂いはじめる。
アイスさんの踏んだ地雷も51^(100x1)％除去できたはず]
　

プラミア

　

　…それで、アイスさん
　仮装の衣装決まりました？

　雪の女王とか似合いそうだけど
　それはもう、やったことありましたっけ…


[彼女の方に戻ってみれば
今手に取っていたのは何だっただろう。

どう考えてもあたしより魔女の方が
センス、いいんだけど
多分今割って入ってくることはないはずだ。]
　

プラミア

　
[でもここの美魔女、案外プリンセス映画も好きだから
キラキラのドレスが着てみたいとか言ったら
はりきって魔法をかけてくれるかも？

もしアイスさんの目がフリフリに向くようなら>>128
一度試着してみたら、とすかさずオススメしてみよう。
エクス…いやウィッグとかも店内にもあるはずだし…]


　……あ、違う　防具見に来たんでしたっけ…？


[仮装？防具？どっちなんだろう…
さっきおかしなこと考えてたせいか
余計な一言を足してしまった。]**