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隣村から聞こえてきた噂。
人狼と言う名の人の姿をした獣が、夜な夜な村人の血肉を啜ると言う。
村人達は顔を合わせ、それぞれの身を案じ始めた。
1人目、 赤い木の実 ハムスター がやってきました。
赤い木の実 ハムスターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
2人目、 店長 バーバ がやってきました。
店長 バーバは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
スープをたっぷり仕込んでおこうね。
口に入れると野菜がほろほろと溶けるような。
おなかいっぱい食べて、
かなしい気持ちが少しでも楽になりますように。
[星狩りの国の暁の街と呼ばれる場所に、1軒の喫茶店がありました。
『黎明街』
と店名が書かれたドアには一枚の貼り紙が。
「おひとりさま専用」
まあ、あまり意味のない貼り紙ではあるのですが。
だってこの街に「来る」人はみんなたった一人、
心に傷を負ってとてもかなしくて迷い込んでしまった人ですから。
誰も知らない誰にも知られていないこの街で、覚えているのは自分の名前だけ。
さあドアを開けて。
ご飯を食べて、傷が癒えるのを待ちましょう。]
[この店の店長は背の低い老婆。
見た目は老婆だが、動きは意外に矍鑠としているので、実は老婆ではないのかもしれない。
大鍋でぐつぐつと煮込むスープをひとすくいおたまから小皿へ。
味見をするとうんうんと頷いた。]
あとは何を用意しておこうか。
「お客さん」が来てからで良いかねえ。
[来ることを確信している。
彼女にはもうわかっているのだ。
新たな「おひとりさま」がこの店に来ることを。**]
3人目、 店員 テッド がやってきました。
店員 テッドは、C国狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[くつくつ、くつくつ、やさしい匂い。
ことこと、ことこと、湯気が立つ。]
ふんふん……これは、スープが、ずいぶんたくさん。
[ちいさな鼻をひくひく動かして、そいつの正体を確かめたところで、声を張る。]
ばーばさま。
またお客さんですかぁー。
[そうしたら、ボクも準備をしなくちゃあ、いけないんだな?]
村の設定が変更されました。
村の説明
参加制限
[ふうわり浮いた身体に、今更驚くことはない。
スープ鍋を見せてもらうときにそうなるのは、もう慣れたこと。]
ばーばさまのスープ、お客さんはみんな喜ぶから。
きっと、今度も大人気です。
[だから、味見はだいじょうぶ。
それはお客さんのスープだからね、ボクのスープじゃない。]
準備は、何がいりますか?
たまごと、バターが、少なくなってます。
それから、メジロがおいしいベリーの場所を教えてくれました。
ほかに、なにかいりますか?*
[良い子。愛い子。
子どもの見た目、子どもらしからぬ理性。
子が味見はいらないと言うならば、ただその体をまた戻してやるだけ。]
おや、おや。
たまごとバターがなくなってはたいへん。
ベリーを摘む帰りに、おつかいも頼めるかい?
[街と名乗るからには、外には色んな店がある。
店主がいきものじゃあない場所も。
それらがどこから仕入れるのかは、
探っても誰にもわからない。
たまごも、バターも、ミルクも。
肉も、魚も。]
気をつけてお行き。
重くなければミルクも1本頼もうかね。
[大きながま口の財布をどこかから取り出して、紙を何枚か抜いて渡す。
余れば全部おこづかい、と言うのもいつも通り。**]
4人目、 少女 ドール がやってきました。
少女 ドールは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[ ″痛かった″ということだけ、憶えてる。
なにが なんて自問しても不思議と思い出せなくて、
まるで霧の中に丸ごと置いてきてしまったみたいだ。
なにも分からないけれど、
分かろうとして荷物を探れば、小物や財布があるくらい。
これではきっかけ探しにもなりやしない──と
嘆息し、足を進め、砂を踏みながら道をいく。
────風が揺れたその瞬間、ふと顔を上げた。
いつの間にか目の前に店がある。 ]
[ その頃には、老婆と少年の会話もひと段落ついていたか。
まじまじと二人を見つめ、店内へ視線を巡らせ
意を決したようにちいさな声で言葉を咲かせる。 ]
……あの
ひとり、なの、……ですが……
[ 紡いで、はたと気付く。
おひとりさま専用と銘打ってある店なのだし
自分は誰がどう見たって連れ無しの一人客だ。
ここに来るまで、自分がどうも口下手であるということも
己は忘れてしまっていたようだった。 ]
…………食事…、を
させていただきたく……て。
[ 僅かに俯いて、どうにか続きの言葉を零すと
少女は店内をもう一度こっそり伺った。
カウンター席と、テーブル席がふたつ。
今はまだ、客は少女以外にはいないようだった。** ]
5人目、 客人 シュクル がやってきました。
客人 シュクルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[ふと気づけば公園に居た。
丸太のベンチと、小さな砂場に、ふたつ、吊席があるブランコがひとつ。そんな小さな公園。]
[少年は丸太のベンチに座って、ぼんやりと公園の景色を眺めていた。
眺めることしかできなかった。
心にぽっかり空いた大きな穴が、虚しくって、痛くって、辛くって。
でも理由なんて思い出せなくて。
なんだか、ここで消えちゃいたくって。]
[どれくらいぼんやりしていただろう。10分だったかもしれないし、1時間だったかもしれないし、もっとだったかもしれない。]
[日が沈んだらどうしようかな。寒くなるのかな。そんなことよりここはどこだろう。なんでここに来たんだろう。
誰も居ない、小さな、静かな公園で、少年はひとりぼんやりと。
頭には疑問が浮かぶのに、確かめる気力なんてどうしたってなくって。
いっそ、この公園に住んでみる?
そんな考えが浮かび始めたその時。]
……!
[少年の視界の隅で、なにか黒い影が動いた、気がした。]
[なんとなく、その黒い影が気になって、よたよた、おぼつかない足取りで追いかけ始める。
あっちによたよた、こっちによたよた。黒い影は、少年が角を曲がるたびに姿を見せて、同じように角を曲がっていく。
なんだか追いかけっこみたいで、夢中で追いかけて。
――とある地点で、影は現れなくなった。]
おかしいな。この角を曲がったと思ったんだけど……。
[きょろきょろ、影を探して周囲を見渡してみる。影はどこにも見つからない。]
困ったな、どっちから来たか忘れちゃったぞ。
[公園にも帰れない。どうしよう。ボクのバカ。何も考えずに影なんか追いかけるからこうなるんだ。
脳内一人反省会を開きつつ、とにかくどこか落ち着ける場所を探そうと振り返る。
すると、ひとつの建物が目に入った。」
[喫茶店、『黎明街』。張り紙には、「おひとりさま専用」。]
おひとりさま専用? 回転率重視ってこと? まあ、この店がどんな店であれ、喫茶店なんて小洒落たお店、ボクにはとてもとてもハードルが……
[そう、少年は踵を返そうとする。しかし。]
ぐぅぅぅ……。
[盛大に腹の音が鳴った。人間、センチメンタルな気分でも、お腹はどうしたって空くものである。
引き返そうとしていた足を止め、鞄の中に入っていた財布を引っ張り出して中身を確認してみる。喫茶店の相場は知らないけれど、払うに困らないくらいのお金はありそうだった。]
……。うん。
[ひとつ、小さく頷いて。そっと、『黎明街』の扉を開けた。]
すみませーん……おひとりさまでーす……。
/*
RP村初めてです。これでいいのか全然わかりません。礼儀作法もわかりません。飛び入って良かったのかもわかりません。
無礼だけはしないように気をつけますがなにかご無礼ありましたらご指摘お願いします。RP村やってみたくて……
/*
ドールちゃんのRPがもううまいんだよね
設定盛り込んで前のRPうけて自分のRPに入れてるのすごい
ボク? ボクは自分のことで精一杯だった笑
はい、ばーばさま。
お客さんが来るなら、たくさん準備します。
[お金を受け取って、かばんにしまって。
かごをしっかり持ったら、おつかいの準備完了。
いつものお店に、いつも通りに。
あまったお金がボクのものになるのも、いつも通り。]
重いものは、だいじょうぶです。
ばーばさまは知っているでしょう?
ミルク3本だって、軽いんですよ。
[だけど、ちいさいボクには持ちきれないから、自然と1本になってしまうんだけど。]
ようこそいらっしゃい。
よく見つけてくれましたね。
さあさ、お席へどうぞ。
[それぞれの前に銀色のトレイに置かれたおしぼりを出す。
固く巻かれたそれは触ると少し熱く感じるだろう。
それからグラスに注いだ水と。]
何が食べたいか、自分の心に聞くことはできますか?
もう少し時間がかかるなら、このババのスープを
召し上がってもらえると嬉しいですねえ。
[取っ手のついた白磁のスープボウルに、
満腹にはならない程度のスープを注いで出す。
ほろほろに柔らかく煮込まれた野菜の欠片が
黄金色のスープの中で揺らめいた。*]
[ さて。
どうにか非を詫びるという目標は達成したものの、
次に待っているのは「ばーばさま」と呼ばれていた
背の低い人の好さそうな老婆への注文である。
少年は、スープを作って待っていた、と言っていた。
……開店準備ということだろうか?
ならばそのスープを待つのが良いのかもしれない。
薄ぼんやりした意識のまま入って来たものだから、
食べたいものも曖昧なのだし。 ]
……ありがとう、ございます
[ こういう時は、お礼。少女は知っている。
おしぼりを出してくれた老婆に頭を下げて、
少しの熱も気にせずに手を拭った。 ]
───……その……え、っと
…………では、スープを、お願いします。
[ なにが食べたいか、自分の、こころに。
言われるがまま考えてみるけれど
今は未だ、心とやらは沈黙を貫くようである。
店へ入る時のあたたかな匂いを思い出し、
少女は若干の間を空けてスープを頼むことにした。
あの店員らしき少年も、
ばーばさまのスープと口にしていたことだし。 ]
[ スープボウルに注がれたスープを両手で受け取り、
小声で礼を言って、少女はほう、とかすかな息を吐いた。
つやめく黄金色のスープが、水面のように揺れている。
煮込まれた野菜たちの欠片をじっと眺め、
白磁を指先で撫でたり、消える湯気を見送って。
そういえば、となんとなく、店へ来るまでを思い出した。
なにかが痛かったことだけ、憶えている。
──曖昧な傷を癒すようなスープの温み。
一口飲んで、瞳を少し瞠る。
やさしい匂いと一緒に、野菜の甘さが口へ広がり
少女にも随分飲みやすい味だった。
スープの中で踊っていた野菜もほろりと溶け、
シンプルなのに深みのあるスープを数口飲んで。 ]
[ 好ましい味だ、と思う。
──────確か、そうだ、こういう時なら。 ]
……おいしい、です。
[ きっと、この言葉で合っているはず。
口が上手ければもっと詳細な感想を言えただろうが
自分には至難の業と言っても過言ではなく。
味わうようにスープを飲みながら、
少女は老婆へそっと視線を向けた。 ]
………………、あの。
ここは……どこかの街、なのでしょう、か。
[ 変なことを聞くと思われるだろうか。
もうひとりの客人の様子もなんとなく気にしながら、
少女は首を傾いだ。* ]
6人目、 竜のまねごと ニコラ がやってきました。
竜のまねごと ニコラは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
おいしそうな、匂いがする
[ふと。見回した光景に見覚えはない。
いつの間に、このような場所に迷い込んだのだろう。
しかし、そのことに不思議と不安は感じない。
ただ、空腹と、
空腹の只中にあっても誤魔化せない傷心を抱えていた。]
……?
[何が原因だったか、巡らす思考の先には薄らと靄がかかる。
首をひねりひねり、ニコラの手は店の扉を押していた。>>#0]
お邪魔します
[>>20 店に入ればお婆さんが出迎えてくれた。
ニコラはぺこりと頭を下げて、熱いおしぼりを手に取る。
開けば、ふわと湯気が立つので、アチ、と小さな声を上げた。]
スープいただきます
……おいしい
[差し出されたスープをスプーンで掬って口に運ぶ。
野菜の優しい甘さが口中に広がっていく。
何口か飲むと、人心地つく気分になった。]
7人目、 メイド ラブ がやってきました。
メイド ラブは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[雑踏の中、手提げ鞄一つ持った女は途方に暮れたような顔で立ち尽くしていた。
気が付けばこの街にいた。
我に返って辺りを見回しても、同行者の姿はなく。
広場の片隅でポケットや手荷物を検めてみたが、身元が分かるようなものは何もなかった。
――どうして自分が此処にいるのか、思い出せない。
何処へ帰ればいいのかも、帰る場所や待っている人があるのかさえも。
記憶を探ろうとすると、自分の名前と、とても傷ついていたような、そんな朧げな記憶だけが残っている。]
[前からやって来た男と肩がぶつかって、身体が僅かに傾ぐ。]
も、申し訳ございません。
[慌てて頭を下げる―それはよく躾けられた所作だった―が、相手はそのまま歩いて行ってしまっていた。
道の隅に移動しながらそっと溜め息をつく。
記憶がない状態で、これからどうすればよいのか。
野宿をするわけにもいくまい。
財布の中の金は、宿の部屋を借りる程度はあるのだろうか。
考えを巡らせていると、腹が切なく鳴き声を上げる。
こんな時でも、腹は空いてしまうものなのだ。]
お口にあって何よりですよ。
ゆっくり召し上がりながら、お過ごしくださいな。
[味付けは至ってシンプルな分、野菜の旨味が複雑に
溶け込んでいるのがわかりやすい。
勿論、要望があればスパイスやミルクで味変もできるが、
まずは来たばかりの客人が、「ここ」に馴染めるような
橋渡しの味を。]
[辺りを見回すと、吸い寄せられるようにその店が目に入った。
──喫茶店『黎明街』。]
おひとりさま専用……。
[注意書きに後押しされるように、女はそのドアを潜った。]
あ、あの。
一人、よろしいでしょうか。
[店主と思しき老女に伺いを立てながら、席は空いているだろうか、と店内を見回す。
そこには先客が三人、いただろうか。*]
パイを召し上がるなら、お飲み物も考えましょうか。
紅茶、コーヒー、ジュース。
お酒……はまだ早いかしら?
[勿論、出自がどこであれ、そこでの法律がどうあれ、
ここで提供しても老婆は誰からも咎められないし
捕まることもないのだけれど。
銀色のケトルに水を注いで、コンロに火をつける。
底についた水滴が火花に爆ぜた。]
[『黎明街』の中に入れば、ひとりの少年が出迎えてくれた。>>18
元気な挨拶に少し気圧されながら、少年はぺこり、頭を下げた。
どうやら出迎えてくれた少年は買い出しへと向かうらしい。
いってらっしゃい、と、もう一度ぺこりと頭を下げた。]
[さて、と、喫茶店の中に目を向ければ、店員か、店長か、おそらく先程ばーばさまと呼ばれていたであろう老婆がひとり、自分の前に入店していたであろう少女がひとり。
ひとりだし。カウンター席に。と思ってた少年は、少女がカウンター席に腰掛けたのを見て>>23、少しの間、フリーズした。
お、女の子の隣りに座ったら怒られない!?
でもひとつ間を空けて座るのも失礼じゃない!?
でもでも、人には人のパーソナルスペースが。わー!
逡巡して、まあきっと怒られないだろうと結論付けて、少女とはひとつ。間を空けてカウンター席に腰掛ける。
少年はパーソナルスペースが広い方だった。]
[カウンター席に腰掛ければ、『ばーばさま』が、おしぼりをひとつ、水をひとつ差し出してくれた。]
あ、ありがとうございます。
[少し熱さを感じるが、気持ちのいいおしぼりで手を拭いて、水をひとくち、飲んで。]
食べたいものを……心に?
[そうして、『ばーばさま』に言われたことに首を傾げた。
ぽっかり穴の空いた心では、食べたいものなんて思いつきもしなかった。あまいもの、からいもの、しょっぱいもの。そんなものも思いつかなくて。]
ええと、メニューとか……。
[なにか基準になるものが欲しくて、メニューか何かがないかを『ばーばさま』に問おうと、口を開いて、彼女がスープをよそってくれているのに少年は気がついた。]
あ、それなら、そのスープ。ください。
ありがとうございます。
お相手様がよろしければ、相席でも問題ございません。
[>>41席に着く事を許されたなら、一礼してテーブル席についた。
それは、何となくそちらの方が慣れているような気がしたから。
女の格好は、一般にメイドのお仕着せと呼ばれるものである。
蝶のような意匠の白襟のついた丈の長い黒いワンピースに、裾などにフリルがついた白いエプロン。
誰に仕えていたか、忘れているわけだが。
銀色のトレイに置かれたおしぼりに触れると、その温度に驚いて、思わず手を引いてしまった。
広げていい塩梅になったところで手を清めると、グラスに入った水を一口飲んで安堵の息をつく。
記憶がなく、どうすればいいのか分からない状態ではあるが、一時でも身の置き所が出来たのは大きい。]
[何が食べたいかと聞かれれば、女は戸惑ったような顔をする。
空腹は感じていたが、何を食べたいのかと言われると──困る。
何が食べたいのかが分からないからだ。
だからか、スープを勧められれば、ほっとしたように頷いた。
やがて出された白磁のスープボウルに入ったスープ。
食欲を誘う香りに、思わず、こくりと喉を鳴らしてしまった。]
いただきます。
[呟くように言うと、黄金色のスープをスプーンで掬って、口に入れる。
口に入れれば崩れる程に柔らかい野菜は甘く、温かな液体が身体に優しく染み入るようだ。]
……おいしい。
[ぽつりと呟いて、二口、三口とゆっくりと進める。
進める度に、身体が温まっていくような心地がして、少し泣きたいような気分になった。
飲み干してしまうのが勿体ないような気がするが、残すのも失礼だと、最後の一口を口にする。
美味しいスープを口にしたからか、もう少し何かを食べたいという気持ちが湧いてきた。
他の客達は何を頼んでいるだろうか。
そっと気にしつつ、何を食べたいかと考えを巡らせる。
けれどその思考はすぐに中断した。
スープを飲んで食欲が刺激されたのか、腹の音が鳴ったからだ。]
あ……っ。
[他の人には聞こえてしまっただろうか。
恥ずかしさが込み上げてきて、女は赤面する。]
そ、その、パンとチーズを頂けますかっ。
[この音を何とかせねばと、慌てて告げたオーダー。
どんなパンを、と問われれば、あるもので大丈夫と答えるだろう。
女の想像するのは、ライ麦パンだ。*]
/*
やっと通常の表情差分を使えた…。
(間違えて使わないか、ひやひやした…)
今のところ、お客さん層は若めですね。
二十代にすればよかったかな。
魔法はある世界にしようか、ない世界にしようか迷います。
[ 何度考えても、少年が何に声を上げたのか分からなくて
少女は結局ぎこちなさげに横を見た。
ひとりでてんやわんやしているその様が、
少なくとも怖い人ではなさそうだったのもあって。 ]
……。
…………、……あの
どうか、しました……か……?
[ 怒ったり、気分を害しているわけではないことだけは
彼に伝わっていると、いいのだけれど。
緊張を誤魔化すようにスープを一口また飲んで、
温みに強張っていた肩を下ろした。
腹部は未だ余白を訴えている。 ]
[ 聞き取れる限り、パイやパンにチーズが注文されている。
自分は、なにが食べたいだろう。
──なにを食べてみたいと、思っていたのだったか。
水でのどを潤して、少女はちらりと横の気配を伺った。
不審がられたりするようならば、
食事を考えるのに徹するつもりである。* ]
そう、ババは魔女なんですよ。
善い魔女。
なんて、自分で言ってしまったわ、きゃあ。
[魔女、という単語を自然と出した少女に正解を告げて、
悪意がないと言いたいが為に自ら善良性をアピールしたことを恥じらって、老婆は皺だらけの頬をほんわり染めた。]
[チーズは摘まみやすいスティック状のものと、
キャンディのように包まれた小さな球状のものを皿に載せて。
トーストに塗って楽しむペースト状のクリームチーズもある。
お好みではちみつを垂らせるように小さなピッチャーをつけた。]
何かを挟んでサンドウィッチにするなら
具材も用意しますのでね。
[店内にトーストの香ばしい香りが立ち込める。**]
[店内には複数の客がいた。
ひとりの少女がお婆さんと会話をしている様子を眺めていると、>>28
手品のように空に文字が躍る。>>37
暁の町。
やはり覚えのない場所だ。
ニコラはそこで自分が何処から来たのか、
その所在も 名前も 思い出せないことに至る。
頭の中にかかるぼんやりとした靄が覆い隠しているようであった。]
うん、じゃあ待ちます
新鮮なベリーか 楽しみだな
[>>39 お婆さんの言葉に頷いて。
買いに行く、ではなく取りに行く、なのが
この町の、この場所の雰囲気に合っている気がした。]
パイができたら、
いっしょに温かい紅茶をください
星の形の砂糖をひとかけら入れてもらえますか?
[それから新しく訪れた来客に目を遣ると、>>36
白磁の皿に向かい合って、残りのスープを飲み干すだろう。]**
[なんでも出てくるから、という老婆の言葉に>>55、少年はぱちくりと数回、瞬きをした。]
え、なんでもって。例えば、どこかとおーいお国の、えらーい人が食べてそうな料理とかも、頼めば出てくるってことですか?
[にわかには信じられなくて、思わず老婆に問いかけた。
食べたい、というわけではない。そもそも、遠い国の偉い人が食べてそうな料理なんて、少年には想像もつかないことだったから、たとえ食べたくても伝えられないだろうけど。]
「ここ」に来る皆さんは、「同じ人」……?
[老婆の言葉を受けて、くるりと店内を見渡してみる。
隣の隣の、物静かそうな少女も、中学生くらいに見える少年も、メイド服を着た女性も。
今は、そんなに自分には似ているようには思えなかったから、曖昧に笑って、老婆に返した。]
[それはそれとして、食べるものはどうしよう。老婆の言う通り、他の人の食べるものを見て考えようか。
おはなしは、どうしよう。]
えっ。
[少年、驚いた声、にかいめである。
老婆の魔法を見て、驚いた声はどうやら隣の隣の少女に聞こえていたらしい。>>52
声をかけられるなんて思っていなかったから、思わず驚いたような声を出してしまったけれど。少女の声に敵意がないことだけは伝わっていた。>>53
だから、好都合だと思った。
空に文字を書くなんて芸当、初めて見たから、その驚きを誰かに伝えたくて。
少年は少女に向き直ると、一気に喋りだす。]
みま、見ました? 今の。空に文字、文字が、書かれて、こう、踊って!
[不格好な身振り手振りで興奮を伝えようと必死になっている少年は、はたから見たら変なダンスを踊っているようにも見えたかもしれない。
ぱたぱたと腕を上げたり下げたりを繰り返して、少年はふと、少女が、そんなに珍しいものを見たような顔をしていないことに気がついた。>>51]
あー、もしかして、これ、そんなに、珍しく、ない……?
[自分ひとりだけはしゃいでしまったかもしれない。少しずつ小声になっていく。
顔が火照っているような気がする。顔も、赤くなっているかもしれない。
恥ずかしくて少し視線を彷徨わせると、少女の前には、どうやら白磁のスープカップしかないらしい事に気がついた。
まだ、食事を頼めていないのだろうか? それとも、頼んだ食事を待っている最中なのだろうか?
どちらなのかは少年にはわからなかったが、前者なら、自分と同じだなあと、現実逃避の思考を重ねながら、少女の返事を待った。
もし、一連の流れに不審がられてしまうようならば、少年は顔を赤くしながらスープをひとくち、飲むだろう。]**
[いつの間にやら千客万来、パイをご所望のお客さんが来ているとはまだ知らず。
たまごとバターとミルクを下げて、かごいっぱいにベリーを摘んで、ようやくお店に――]
!
[気がついたら、お使いに行く前からお客さんがまた倍に!]
ばーばさま!
ボク、おそくなりましたか!
[……じゃなくて、]
[チチチィ、とメジロが一羽さえずって、ドアをから出ていく。
反対ボクはお店に入って、お使いおしまい、お店のボクになる。
荷物を下ろす、手を洗う。小鍋をひとつ、棚から取り出す。]
ばーばさま、ミルクはこれで足りますか?
それと、チーズを使っていいですか。
ふわふわでかるいクリームチーズ!
[パイの生地は、いつも作ったものを冷やしてあるから、バターが買いたてでもお待たせしない。
ベリーをすこぅし煮たさらっとジャム、チーズをまぜたとろとろクリーム、摘みたてのはじけるベリーで、おいしいパイを作ろう**]
……私、には、珍しさの有無は分かりません……が
………ええと……その……
[ 悲しいほどに口が上手くない。
スープで緊張が解れても、身体が温まっても
己の舌は錆びついたままのようだ。 ]
……感情、を……素直に表現出来る…のは。
とても……素敵なことだと、思い、ます……
[ 少女にとっては、驚かないことであっただけで。
彼にとって珍しいものだったというのなら、
それは両立されうるものだろう。 ]
( ……、ん?
でも……このあたりに住んでいるひと、なら
こうやって驚いたり……するのかな…… )
[ 少しは見たことがありそうなものだが。
初対面の客に魔法を見せてくれるあたり、
別に老婆も隠してはいないのだろうし。
ふむ? と少女は考え、少年へ問いかけた。 ]
……えと、貴方は…旅の、方…ですか?
[ 店内にはふたつの人影が増えており、
あの小さな店員も戻ってきたようだ。 ]
……あの、店員さん
パンケーキを……出来れば小さめで、ひとつ。
砂糖漬けの薔薇がもしあれば、それを。
[ すこし厚めの生地にホイップクリーム、
てっぺんに甘い薔薇。
ソースや細かいことは頭に浮かんでこないので、
もしあるのなら老婆に任せるつもりだ。** ]
[暫くすると新たな訪問者があった。>>65
お婆さんにかける言葉から察するに
どうやらここの店員らしい。
まだ年端もいかぬ少年のようで、
お婆さんの身内の子供であろうかと、朧な推測を。]
ベリーのパイだったら、急がなくて大丈夫だよ
スープのおかげで一息つけたし、
ゆっくりしたい気分なんだ
[慌てた様子に見えたため>>66
ニコラはそんな言葉をかける。]
[それにしても。
>>60 思考を辿っても、
自身の名前ぐらいしか思い出せずにいた。
手持ちの品は、
ジャケットのポケットに納まっていた
茶色い財布ひとつ程度。
とはいえ、魔女と名乗るあるじの店だ。
持ち合わせた貨幣が通用するかはわからない。]**
8人目、 学生 ユキナ がやってきました。
学生 ユキナは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[ぼーんやり。
いつのまにか私は、どこかの野原で眠っていたようである。
目を覚ますと、空が見えた。
目元が痛い。
指先で触れてみると、どうやら泣いていて腫れたらしいと知る。
ようだ、らしい、という言葉がつくのは、私はそれまでの自分のことをとんと思い出せなかったからだ。]
どこだここ。
[起き上がって周りを見てみても、風景に心当たりは全くない。そもそも、心当たりのある風景とは何だったか……]
あーん?
なんか異常事態起きてんな。
記憶喪失ってやつかなあ。
[傷ついて泣いたことはわかるのに、原因が思い出せないというのは気持ちが悪い。忘れるくらいなら大したことなかったんだろうかともよぎる。]
……まあいいや。
それにしてもお腹すいたなあ……
[のそのそと起きだすと、歩き出した。
どこかかから流れてくるいい匂いにつられてふらふらと。**]
パンケーキ、ばらの砂糖漬け。
ベリーのジャムは、必要ですか? 使いますか?
[それなら少し、煮詰める量を増やさなくっちゃ。
木苺、こけもも、すぐりにブルーベリー!
小鍋にいれて、お砂糖をたくさん。
レモンを絞ってから、火にかける。]
たまごもミルクもありますから、パンケーキ、できますよ。
お待ちください、お待ちください!
[まっしろ小麦粉も、用意しなくちゃ!]
[小麦粉を出したら、パイの生地を台に広げる。
粉を打って少し伸ばしたら、まんまるにくり抜いて、小さなパイ型にきゅっと詰めた。
おひとりさましか来ないお店のベリーパイは、おひとりさまサイズ。
パイっていうのは、さくさくのバターたっぷり生地がいちばんおいしいところだもの。おおきいホールを切り分けたら、おしりの生地の立ち上がったところが、ほんのちょっとになっちゃうからね。
パイだけお先にオーブンに入れて、焼き上げる。]
んしょ、
[次は、粉をはかって、たまごとミルクと合わせて、パンケーキの生地を作らなきゃ。
ボウルを抱えて、泡だて器と、へらと、おたまと……]
[小麦粉に、ほんの少しのふくらし粉とお塩。たまごとミルクを混ぜ合わせて、お砂糖を溶かしたら、すこーしずつ粉と合わせてく。
このときちょっぴりバニラを足すのが、おいしさのコツ。
へらで周りの粉を落として、ちゃーんとぜんぶをきれいに混ぜて。
なめらかになったら、あとは焼くだけ――]
あっ!
[ジャム、ジャムが焦げたらいけない!
くるくる混ぜて、火を止めて、一安心。]
ばーばさま、ばらの砂糖漬けはどこですか?
それからクリームも!
[仮焼きのパイをオーブンから出したら、ジャムを流してもうひと焼き。
その間にクリームをとろとろに泡立てて、チーズと合わせるの。
あったか焼きたてパイにつめたいクリームがおいしいのだから、急がなくっちゃ*]
[魔法に驚く人、驚かない人。
その違いは生育環境の違いを示しているのに、
彼らは共通して老婆の書いた文字を「読めている」。
そも、名前は老婆が書いた漢字圏では見られない名前ばかりだ。
それもまた魔法の成せる業なのだが、果たして
来たばかりの彼らにそれがわかるかどうか。]
[パンケーキに添えるクリームもチーズブレンドだろうか。
それなら砂糖の量を調節しなくては。
クリームの準備をしたら、戸棚から瓶を取り出す。
砂糖に漬けているのに、花弁がちっともしなびていない
薄桃色の小さなバラがいくつか瓶の中でころりと転がった。*]
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ゆるRPと言いつつこのシリーズのお客さんは常にみんなRPが綺麗なのでありがたい限りです。
思い出す必要はないんだけど、彼らがどんなことに傷ついたのか、バックボーンを読むのも楽しみだわ。
あと一人、22時までに集まるかな〜
[出てくるんだ、逆に。色味とか味とか分かれば出てくるんだ。そんな料理が。>>83]
えーと、ほら、トリュフとか、フォアグラとか……。いや、いや。ううん、食べたいわけじゃないから、作らなくていいんですけど。
[少年の知る限界まで高そうな料理……食材? を口走って、いやいやと取り消した。
『なんでも』、を確かめるには、都合の良い料理ではあるのだろうけれど、たぶん、食べても舌が追いつかないし。なんとなく、この老婆に、珍しいからだけで料理を作ってもらうのは失礼な気がした。]
メニューがないなら、もうちょっと考えます。食べたいもの。
[少女と話す老婆曰く、老婆は『善き魔女』なのだそうだ。>>57
ああ、魔女だから、何でも作れるんだろうな、多分。と、少年は考えた。
いや、普通に考えて、少年の常識から考えて、そんなわけないのだけれど。
でもまあ、なんか、なんかきっとそんなものなのだろうと、受け入れている自分が不思議だった。]
[きれいでしたね、と。少女の短い感想に。>>69
やはりここ、暁の街ではこんな現象は珍しくはないものなのかと、少年はポリポリと頭を掻いた。
でも、きれいだという少女の感想は、確かにそうだなと少年も思っていた。]
いやあ、あはは。ひとりではしゃいじゃって。恥ずかしいよ。店員さんも、すみません……。
でも。きれいでしたね、確かに。あんなの、見たことなくって……。
[それから少女の言葉を受けて。>>70]
そ、そうかな……感情を素直に……。
あんまり考えたことなかったけど。いや、でも、いいことなのかな。ありがとうございます?
[それが少女なりのフォローだったのか、本当に褒めてくれているのか。少年には預かり知らぬところではあったし、いつもなら前者に受け取ってそうなものだったが。
なんとなく、後者なような気がして、少しだけ嬉しくなった。
嬉しくなったからお礼を言ってみたものの、口から出たお礼の言葉は、少しだけ跳ね上がって、疑問形に。
どうも自分は、事務的な会話はできても、雑談のような会話は慣れていないようだった。]
[それからそれから。少女に旅の方かと尋ねられ。>>71
そういえば、どうなんだろう。とふと考え込んだ。
ここが自分の住んでいる世界ではなさそうなことは、なんとなく、わかる。
欠けた記憶を辿っても、自分の中の常識には、魔法も、魔女も、何でも出てくる不思議なお店だって存在しなかった。]
旅……っていうか、気がついたら、この街に……?
でも、多分、ここは自分が知ってる場所じゃないと思います……?
それで、お腹が空いたから、この喫茶店に。
[考えながら、言葉を紡ぐ。どう言ったってなんだか嘘っぽくなっちゃう気がしたが。でもこれが真実なんだから仕方ない。
それから水をひとくち飲んで、温かなスープをひとくち飲んで。もう一度少女を振り返った。]
あなたは、この街の人なんですか?
[老婆の魔法に驚いていない少女はきっと、この街の住人なんだろうと。疑問、というより、そうなんだろう。と半ば思いながらの質問だった。
この街の人なら、この街について、色々教えてくれるかもしれないし。みたいな打算は、ちょっとだけ。]
[美味しそうなトーストの匂いが少年の鼻をくすぐった。>>59
それを受けて、小さく少年の腹が鳴る。
少年のお腹は、当然スープだけでは満たされていなかった。]
[いつの間にか帰ってきていた店員らしい少年は、パイを作っているらしい。隣の隣の少女は、パンケーキを注文していた。
それを見て、甘いものを食べたいな。でも、甘いものを食べるのは、ごはんを食べてからがいいな、と、少年は気がついた。]
すみません、オムライスを、ひとつ。卵は、とろとろじゃなくて、硬めのほうが嬉しいです。
それから、りんごのジュースをください。
[半熟卵のオムライスではなくて、薄焼きの卵でケチャップライスを包んだオムライスを想像して、老婆に注文を伝えた。
想像は、老婆に伝わっただろうか?]*
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絶対に確定ロルはしない、を気をつけてるけどできてるかな!?
はじめてすぎてすべてのロルを添削してもらいながらやりたい
でもたのしいね
[オムライスの中身で切っていなかったのはきのこのみ。
マッシュルームを刻んで先にバターで炒め取り出して。
それからライスをボウルに取って、先にケチャップと絡ませる。
肉と野菜を塩と胡椒で炒めたところにケチャップライスを。
先にケチャップを混ぜておくことによってムラを防ぎ、
炒める工程でケチャップの酸味を飛ばす。
先に炒めたマッシュルームを混ぜ込んだら、オーバル型に詰めた。
卵にはほんの少しスープを濾したものを混ぜて更に濾す。
フライパンに広がる一面やさしい黄色の薄焼き卵。
ケチャップライスを置いたら]
よっほっ♪
[フライパンの柄を持つ腕をトントン叩いてオムライスを包む。
お皿に盛って、パセリを添えて。]
ケチャップアートはお好きかしら。
[勿論とろりとかけるトマトの味が濃い目のケチャップソースも用意出来るけれど、
この形なら、チューブで描くのが楽しいかしらと思うのよ。*]
村の設定が変更されました。
更新時間: 22時00分
定員: 8人 (ダミーキャラを含む)
最低開始人数: 8人
開始方法: 人狼BBS型(更新時間が来たら開始)
役職配分(自由設定時)
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