7 【誰歓RP】少年合唱団“ユズリハ”の風【ソロル有】
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君は人狼の伝説が残る土地に足を踏み入れた。
ようこそ、狼の住まう村へ。
待つのは惨劇か、それとも――。
1人目、 ほぼろぼ ゲイザー がやってきました。
ほぼろぼ ゲイザーは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
天のお告げ（村建て）
[初夏の風がトリルの街を通り抜ける───
少年合唱団“ユズリハ”が練習する洋館も例外ではなかった。
団員たちにとって、いつか自分が通る道
卒団生たちにとって、まさに“今”
ピアノホールで卒団生と団員、関係者たちが向かい合わせに対峙する。]
天のお告げ（村建て）
「これより、少年合唱団“ユズリハ”卒業生とのお別れ会を始めます」
[卒団生と団員たちがこうして一同に集えるのもこれで最後。
窓から見える林檎の木は青々と葉を茂らせる。
卒業章授与、名前を呼ばれた１人の卒団生が皆の前に進み出た。]
2人目、 卒団生 アレウス がやってきました。
卒団生 アレウスは、碧狼 を希望しました（他の人には見えません）。
卒団生 アレウス
[冷静沈着な面持ちで講師から卒団章を受け取る少年。
６歳の頃、妹と共に入団し変声期の為
１２歳で卒団（卒業とも言う）を迎えた
アレウス・ワトソン]
卒団生 アレウス
[普段と変わらぬ調子で元の位置に戻れば自分たちの向かい、団員たちの後方、端に寄せられたテーブルや椅子の数々が彼の目に映る。
お別れの会で様々な活用法があるのを知る彼は
疑問に思うことなく他の卒団生たちの授与を眺めていた。]
卒団生 アレウス
（……夢は、叶わなかったけど）
[心は不思議なほどに凪いでいる。
誰かが選ばれた時の悔しさや、
変声の兆しによるタイムリミットの焦り。
悩み苦しむ日々も多かった。
願っていた“あの景色を知ること”はもう無い。
でも良い日々だった。
そう思えることが、今は嬉しかった。]
卒団生 アレウス
─回想/アレウス・ワトソン─
[好奇心旺盛で活発な妹ミリアと違い、
アレウスは大人しく口数も多くない。
気が長い為滅多なことでは怒らないが、
イタズラや驚かしへのリアクションが薄く
仕掛け甲斐がないと言われることもよくあった。
新しく入った子や迷子経験者であれば、
練習場の案内や目的地への引率などで顔を知ることもあるだろう。
年上や講師にも臆せず話に行ける方なので
少なくともアレウスが一方的知る顔は多い。
（相手の方は定かでないけれど）]
卒団生 アレウス
[休日だけでなく平日のレッスンに顔を出し、
ソリストの特別レッスンも志願し学んでいたアレウスだが
ソリストとして立つどころかソロパートを歌う機会すらないまま変声期による卒業を迎える。
無口無表情な彼もこの時ばかりは焦りを見せたものの……]
村の設定が変更されました。
参加制限
【 匿名 】は、メモを貼った。 
村の設定が変更されました。
村の説明
【独】 卒団生 アレウス
/*
何で大事な時に寝落ちした[絶望]
どうも、何で喉すぐ枯れるんこと喉枯れです。
この度はご参加誠にありがとうございます。
村建てが子どもPCで遊びたいという欲望のために作られた村にどこまで参加者の方がいらっしゃるかわかりませんが集まったらうれしいな！
【独】 卒団生 アレウス
/*
村建てがこの企画を考えた経緯は
「年齢制限付きの村だと子どもRPしづらい？」があって
※年齢制限付きの村批判は一切ございません
表現や描写を制限しないため、念のためにで
Rをつける村はよく見かけるのですが
そういった村でも子どもPC参加は躊躇を覚えてしまう人間として「参加出来る村が、無い……」となりがちでした。
村テーマと年齢制限でやりたいことをやろう！となった方が、子どもPCがいるために方向転換せざるを得なくなったとか
そもそも年齢制限以下の子どもPCが村参加するのを禁止したり、村規定上大丈夫でも他の参加者の方が「大丈夫かな？」と心配されてるのを見かけたりで
もし子どもPCで参加したせいでご心配をおかけしたり、同村者の方のやりたい方向性を阻害してしまったらと思うと申し訳なさで結局参加を見合わせてしまうということが多々ありました。（そもそもそんな頻繁に参加出来る身でもないんですが！）
【独】 卒団生 アレウス
/*
単純に子どもPCやりたい！ではなく村テーマと世界観を拝見した結果「これは子どもPCで参加したい、でも年齢制限……」でやめた経緯が殆どですと前置いて。
（PLが子どもPCや年齢制限以下の青少年PCの方が動きやすいのも勿論あるんですが！）
他の村建て様がお考えの世界観を子ども目線で見たらどうなるんだろう？の好奇心が発動した結果子どもPCで参加したくなる、が正しいかもしれません。
子どもが存在しない世界を除けば、大体の世界に子どもと見なされる存在はいるかもしれませんしその世界にいる子どもをやりたくなってしまう。
その世界に生きる子どもをやりたくなる。
昨今の事情や村建て様、参加者様双方のリスクを思えば（年齢制限付き村の場合）年齢制限以上のPCで入る方が安全なのは重々承知してますので不満は一切ありません。
むしろ誰かが考えた世界観や企画、PC設定見るだけでも楽しいので「そういうのもっと出して！需要あるから！」してる人がここにいます（
（反応出来てないけど今まで見たもの全部好きです！）
【独】 卒団生 アレウス
/*
いやもしかしたらこの考え自分だけか？
SNSやらない民なので大多数の意見が分からないのよな……
（村wikiや村の灰で最近の傾向や経緯を見てます）
もしよければ詳しい方教えてください
【独】 卒団生 アレウス
/*
しかし喉枯れという通称も紛らわしいな……笑
喉枯れ（pt）と喉枯れ（PL）の区別がつかないという、ね。
「何て呼んだらいいですか？」という質問があった為“喉枯れ”とかお好きに呼んでください、とお伝えし忘れたのが未だに悔やまれる案件です。
皆様も村建ての呼称はお好きにお呼びください、
いい呼称はただいま絶賛大募集中。
こういうことなら初めてのPL名
ちゃんと考えりゃよかった～……
卒団生 アレウス
[元々の性格と老け目な風貌、大きめな体格もあり
入団当時から年上に見られがちだったが
今は１６０cmもあるせいでOBだと思われたり
妹といれば親子と勘違いされる程。
そのせいで色々と弊害が生じたり、
逆に良い面もあったけど……
それはまあ、知らなくてもいい話。]
卒団生 アレウス
[果物のタルトや中央のパイはどこのだろう？
他にも美味しそうなものが沢山だ
……誰だ星を見上げる魚のパイ持ってきたの。
もうチョコレートやチップスなんかに手を伸ばす子を微笑ましく眺めながら自分も手伝う側に回る。]
オレンジジュースがいい人、誰？
[オレンジジュースのボトルを手に取り、コップに注いで希望者へと差し出す。
ジュースを配り終えれば他の飲み物も同様だ。]
コーヒーがいい人？
[団員たちに尋ね、
自分は真っ黒けのコーヒーをそのまま。
望む人にはミルクや砂糖の有無を聞き要望通りに添えて出してくれることだろう。]
卒団生 アレウス
[今日は洋館庭に生える林檎を使った
自家製の果肉入り蜂蜜林檎シロップもある。
赤い果肉の影響で真っ赤に染まるシロップを
炭酸水やお水で割ると美味だとか。
後で１杯貰おうと思いながらコーヒーを口に含んだ。]
（今日は一体、何するんだろう）
[春のお別れ会はプロジェクターとスクリーンを使って活動の上映会を開いたりしたっけか。
他にもレクリエーションとか色々あった気がする。
お題に合わせたトーク、クイズ大会、後何だったっけ……。
毎年冬にやる夜の洋館巡りは特に好きだったな。
自分にとって最後の冬の洋館巡りはあちこちで悲鳴が響いた記憶がある。
他にもキャンプや合唱祭本番の光景、
劇場見学に森でのバーベキューもなんだかんだ楽しかったな。勿論他にも楽しいことは沢山あった。]
卒団生 アレウス
─回想/冬開催 夜の洋館巡り─
[毎年冬のイベントに
普段練習場に使う洋館を夜に巡るというものがある。
簡単にいえば肝試しだ。
ルールは簡単。
必ず１２歳以上の子を１人以上入れたチームを複数作り、各チーム別ルートで出発しながら指定された物を探しピアノホールへ戻るだけ。
しかし講師陣を始め仕掛け側希望の子が考えた数々の仕掛けと普段入れない夜の洋館を隅々まで歩き回れるとあって、アレウス自身はなかなかに好きなイベントだった。]
卒団生 アレウス
[最後の冬はアレウスも１２歳。
自分とチーム組みたい子いる？と疑問に思いつつも何故かメンバーは集まりチームとして進むことになった。
以前から所属する子は周知の事実だろうが、
アレウスは驚かし耐性が強いのでお化け屋敷や夜の屋敷巡りではほぼノーリアクション。
それどころか事前に驚かし要素を察したり
「あ、これこういう仕掛けになってる」と仕掛けの解説し始めたり相手の扮装をすごいと褒め称えることが多いのである意味外れな人選説まであるかも？]
卒団生 アレウス
[最後の冬の洋館巡りは皆にとってどうだったのか、
少なくともアレウス自身は楽しんでいたようで。
廊下の窓についた沢山の手形に]
うわ、手形すごっ。掃除大丈夫？
[と掃除の心配をしたり、
近寄ると天井から巨大な蜘蛛がぶら下がる仕掛けには]
あっ これ天井からテグス吊ってある！
ほらほらほらほら！
[普段と違い明らかにハイテンションで反応し
突然の雷にも「空気読んでる！」と喜び出す始末。]
卒団生 アレウス
ん？この絵僕らの方向いてる。
前は明らかに視線が右だったよね？
[移動中の廊下で突如こんなことを言い出し、
特別レッスン用の部屋に置いてあるアップライトピアノが誰もいないのに演奏を始めた時は]
あのピアノ、自動演奏機能付きだったんだ……？
[知らなかった……とショックを受けていた。
その後無事指定の楽譜を見つけ戻った後は他チームの道中を聞いて「えー、それ見たかった！」と悔しがる始末。
アレウスも道中、ふとした拍子に物陰へ隠れ姿が消えたように見せかけたり鉢合わせた他チームの子へ懐中電灯を自分の顎につけ「……順調？」と声を掛けた話を楽しげに語った。]
卒団生 アレウス
─現在/お別れ会─
（こういうイベントは性格出るよね）
[人の出入りや誰かの内緒話が出始めた頃、
物思いに耽るアレウスにそれらが映ることはない。
少なくとも、今は。
後から聞いた話だと
アップライトピアノについては
誰も何も仕掛けていないらしい。
結局無人ピアノ演奏の謎は
彼の中で何一つ解明しないまま終わりそうだ。**]
【独】 卒団生 アレウス
/*
団員じゃなくて講師や代表を村建て狼にすればよかったと地味に後悔してます……。
後は企画の重なりなり、自分の企画が誰かに刺さらなかったのかと反省点はいっぱいありますけどまずは走らせることを目指しましょう、頑張れ自分。
卒団生 アレウス
─回想/憧れの人と届かぬ願い─
[アレウスの祖父は、かつて少年合唱団“ユズリハ”の当時ソリストとして、またソロパートも多く担当する団員だった。今も店などで歌う祖父の歌声にアレウスは憧れを抱く。
当時ソロを歌い上げ注目された話や責任に押しつぶされそうなこともあったと語る表情。
祖父が見た、感じた景色と目線を自分も知りたい一心でソリスト向けの特別レッスンも志願した。]
卒団生 アレウス
[けれどアレウスの声質はソロを張るのに不向きだと講師に告げられる。
実際、本人も自分の声が細すぎると自覚していた。
努力次第と言われアレウスは僅かな可能性に賭ける。
ソリストやソロパートに選ばれた子の発声や練習に着目し、自分が出来ることは取り入れてみようと努力した。
周囲が選ばれ自分が取り残される気持ちに襲われながらも徐々に声室は独唱に向き始め、これからという矢先。
変声の兆しが訪れる。結局彼がソリストはおろか
ソロパートを貰う機会は一度も無いまま、
掠れる喉と声の変質を受け入れるしか術は無かった。]
卒団生 アレウス
[誰かが選ばれる度に味わう苦渋、
時がどうしようもなく自らを大人に変える苦渋。
いつか覚悟していたタイムリミットが
想定外に早かった苦渋。]
【独】 卒団生 アレウス
/*
こう、書いてて訳がわからない文章となる不思議。
要するに「諦めるもんか！と足掻いていたら自分にはどうしようもない要素で諦めなくてはいけなくなった」子の話が突如思い浮かんだので路線そっちに変更。
PCアレウスはストイックに努力出来るけど努力が実を結ばぬうちから変声期というどうにもならない卒団要素が発生し、自分の心に区切りがつくまで「諦める」ことを選択し、受け入れるしか無かった苦悩をかけたらなと思うのですが。
……先ずは人来なきゃ話にならない！
【独】 卒団生 アレウス
/*
人が来ない間、村建てが延々とソロルしていいのかどうか悩みますね！
ちょっと過去村漁って昔の突発村がどんな風に人待ちしてたか調べてきます
天のお告げ（村建て）
[団員たちや卒団生、
講師陣の和やかな声がピアノホール内に広がる。>>8>>9
会話を楽しむ姿や何かをつまむ姿をあちらこちらで見れることだろう。
中にはそっとこの場を抜け出す誰かもいるようで、
ホールの扉をそっと開けたことに気づく誰かはいただろうか。]
「みんな、次の準備ある子は準備してねー」
[講師の声に耳を傾けた子が、果たしてどれだけいたことやら。*]
【独】 卒団生 アレウス
/*
展開進めすぎたかな（悩）
自分じゃなくて人様のRPが見たいんだ……
・半突発でも村建て日まで１０日以上は期間を空けた方がいい
・ソロル有りの村は半突発だと厳しいかも
（ペアとソロはともかく通常とソロル混合の村は無かった気がしたから需要あるかなと見込んでみたけど）
（通常とソロ混合の村が既にあったらごめんなさい）
・Wikiを作っても人が来るとは限らない
・人望もそうだけどテーマもう少し需要考えた方が良かった
・宣伝bot使えなくなってたことを今知る
・SNSやってないけど宣伝や人脈作り考えたら始めた方がいいのかな
（SNS怖い、なんかとっつきにくい印象ある）
【独】 卒団生 アレウス
/*
今は恋愛系の村とか、
特殊な世界観やテーマが主流なのかな？
前お集まりいただいたのは本当に奇跡だったんだ。
（あの時のお礼を言えず仕舞いで悔しかった、参加者の皆様本当にありがとうございました。）
他の村建て様の企画素敵だなあ、楽しそうだなあ、
でも不穏や殺伐はあまり書きたくないかなで結局は入れないことが多くて。
※他の村建て様や企画村を否定する気持ちは一切ありません
入れる村がないから自分で建てよう、が前回と今回だったけど正直人来ない現象続いたらどうやってモチベーション立て直そうという気持ち。
勿論ここから参加者の方が来てくださったら全力で頑張ります、それは絶対に。
村建てた以上開始でも廃村でも最後まで走りきると決めてるので。
【独】 卒団生 アレウス
/*
あと他に描写で確定させた方がいいとこある？
ピアノホールの内観とか固めた方がいいのかな、
固めすぎて入りづらくなるのは避けたい。
ドアが何箇所あるとか、方角とか配置どこまで決めた方がいいんだろ。
3人目、 在団生 ナタリー がやってきました。
在団生 ナタリーは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
在団生 ナタリー
ｰ回想･卒団式ｰ
[『ヴァネッサ･ポージー』。
名前を呼ばれ、半泣きになりながら、卒団章を受けとって。
席に戻ってきてからもずっと悔しいような、そんな顔で何度も泣き笑う、姉の姿。
｢泣くくらいなら、止めなきゃいいのに。｣
といったのを覚えている。]
在団生 ナタリー
[ナタリー･ポージー。
四人キョウダイの末っ子で、姉が二人、兄が一人。
みんな、"ユズリハ"に所属していたが時期がバラバラで、上二人は既に卒団していて。
一緒に練習したことがあるのは、2歳違いの姉ヴァネッサだけだった。
ヴァネッサは歌が好きだったけど。
"ユズリハ"以外での舞台に立つことは出来なくて、よく泣いていた。]
在団生 ナタリー
[そして、卒団式の日。
まだ11歳なのに。
泣くほど歌が好きなのに。
なんで止めるのか。なんで泣くのか。
そんな、ついこぼした言葉に、ヴァネッサは苦笑いをして。
『大きくなったらきっとわかるよ。』
とだけ、いって微笑んだ。
頭を撫でられ、ナタリーも口をつぐむ。
それ以上は聞かなかった。]
【独】 在団生 ナタリー
/*
ステキな世界観に吸い寄せられ。
一席ちょうだいしました。こちらでも、よろしくです。
在団生側からの葛藤が描ければなぁ、と思いつつ。
NPC側からも深堀できたら…。
キョウダイ間から描ける葛藤や世界観を書けたら、と意気込みつつ。
卒団生 アレウス
─回想/ヴァネッサとナタリーが一緒だった頃─
[初めて姉妹と話した頃をハッキリ覚えていないけど、
シフト表について話したのは覚えていて]
みんな、来月のシフト表もらった？
[レッスン後、
シフト表の紙が妙に余り思わず周囲に確認する。
当時ヴァネッサとナタリーが同じ時間帯と場所でレッスンを受けていたかは、どうだったか。
ポージー姉妹たちと知り合ってすぐに懐いた妹と違い、
アレウスは姉妹らと話はするものの……
親しいかどうかと問われたら正直自信はなかった。]
卒団生 アレウス
[ソリストやソロパートを貰えない自分。>>5>>19
“ユズリハ”以外の舞台に立てないヴァネッサ。>>25
彼女の姿に親近感を覚え、報われたらいいのにと思うことが何度あったか。
同時、祖父と同じ景色が知りたいというだけで
闇雲に練習している自分が恥ずかしくて、
申し訳なさと罪悪感が勝って。
彼女が選ばれない度、慰めの言葉をかけるたび心の中はいつも複雑な気持ちでいっぱいだった。
けどアレウスがこの時点で挑戦をやめなかった理由の１つにヴァネッサという存在がいたことは大きい。
選ばれない経験を経て、
一方的に仲間意識を覚えたからこそ
ヴァネッサの前では素直に落胆も項垂れる姿も見せられたのかもしれない。]
卒団生 アレウス
僕らもいつか、あんな風にお別れするのかな。
[他の子の喧騒を聞きながら、ふと遠くを見やる。]
……どうしよう、聞きたいことあったはずなのに
何て切り出そうか考えてたら忘れた。
[アレウス、内容をド忘れ。下手したらこの先ずっと思い出せない説まである]
在団生 ナタリー
ｰお別れ会ｰ
｢ありがとう。｣
[コップを受け取り、注がれたオレンジジュースに口をつける。
アレウス。
彼もまた、この合唱団からいなくなってしまう一人。]
在団生 ナタリー
ｰ回想･冬の洋館ｰ
[冬のイベントでのこと。
一緒に組む子を探してるとき、いつも通り落ち着いたアレウスを見つけて、思わず肩を落としてしまった。
ナタリーには怖いものがたくさんある。
それはおばけだったり、雷だったり、夜の鏡だったり。]
在団生 ナタリー
[ナタリーは5歳のときに"ユズリハ"に入団した。
もしかしたら同期であり、5年ほど時を共に過ごした馴染みの顔でもある。
それだけに、アレウスもほんとは怖がりならいいのに、と密かに期待していたのだ。
しかし。期待は外れてしまい、自分だけが怖がりやなんだと思うと、なんだか恥ずかしくなって。
そして。どうも納得できない。という顔を張り付けたまま、結局他の子とチームを組むことにした。]
在団生 ナタリー
[しかし、"これくらい"と果敢に挑んでいったのも、最初のうちだけだった。]
｢やだっ。虫！気持ち悪いっ！｣
｢う"ぅっ、ま、まま窓に人っ。人がっ…！？｣
[ナタリーたちが回ったところにはクモの巣部屋や 独り言を呟く肖像画たち。
人影が映るステンドグラスなどがあった。
あまりの力の入り具合に、案の定。あたふたと泣きわめき。
そこで、おどかされたりしようものならキャー！！とお手本のように騒いだだろう。
最後の方なんか怖がりつかれて、すっかりしょげてしまっていた。]
在団生 ナタリー
｢…………………………。｣
[先の洋館巡りで散々、びっくりして。
もはや｢怖かった｣と呟くほどの元気もなくて。
同じように疲れきった子たちと、一緒の椅子に座り込む。
その視界はしにちらっと、別チーム同士で談笑しているアレウスの姿が目に入った。
いきいきとして、大きく笑い、まるで別人と見違えるくらい。
何人か押し掛けて、イタズラされた！なんていっているから、けっこうわんぱくしてたのかもしれない。
いつもの印象がガラッと変わった瞬間だった。
なんにせよ。
ケロッとしているようすには、やっぱり悔しさを感じたんだけど。]
在団生 ナタリー
ｰお別れ会ｰ
[そんなアレウスも、もういなくなってしまう。
不思議な気持ちだった。
合唱のときに聞いた歌声はずっと耳に残っているのに。
もう、アレウスの歌を聞けなくなるなんて。
もう、一緒に歌えないんだ。
これが、これが、終わったら。
ほんとうに。
もう、お別れなんだ。]
在団生 ナタリー
ｰ回想･アレウスとミリアｰ
[最初に兄妹にあったとき、どんな会話をしたのか、なにを思ったのかはほとんど覚えていない。
ただ、お稽古熱心な姉によく連れられて、レッスンで顔をあわせることはそれなりにあった。とは思う。
活発な妹と大人しい兄。
そんな感じの二人の印象。
あんまり似てないな。なんてことも思っただろうか。
合唱団での付き合いのなか、この二人に生まれた感情は正反対のものだった。]
在団生 ナタリー
[妹ミリアにたいしては、ナタリーはまるで自分の妹のようにかわいがった。
末っ子として、上の姉たちに甘えてきたナタリーは、"おねえちゃん"として誰かに甘えられることもなく。
自分をそう呼び、なついてくれるミリアの存在はくすぐったくも心地のいいものだった。
ナタリーなりに甲斐甲斐しく世話を焼き、おねえさんぶったものだ。]
在団生 ナタリー
[一方、兄アレウスに抱く感情としては。
いろいろごちゃまぜになっていて、簡単に説明できるものではないだろう。
ナタリーはそそっかしく、しっかり者のアレウスに世話を焼かれたこともあったかもしれないが。
同年代の男の子の、おにいさんっぽい立ち居振舞いというものは、そう慣れるものではなかった。
そして。ミリアと過ごすうちに、だんだんとライバル心みたいなものが芽生えていったのも確かなこと。]
在団生 ナタリー
[ナタリーはかける言葉も、理由も、意味もなにひとつ持ってなくて。
ただ、それを見ているだけだったけど。
時々、一緒にいるのを見かけるたび、仲良しなんだな。という印象だけが育っていって。
彼の心に燻る葛藤も焦燥も罪悪感も知らないまま。
だから、ヴァネッサが卒団するとき、アレウスはもっと残念がると思っていた。]
卒団生 アレウス
─回想/姉妹と兄妹─
[ミリアを可愛がってくれる子。>>44
妹がナタリーへすぐに懐く様子を見て真っ先に浮かんだ感想がそれだった。
まるで妹のように可愛がってくれる彼女に対し、感謝と迷惑かけてないかの心配が優ったのはここだけの秘密。]
「私ね、ミリア姉ちゃんや
ヴァネッサお姉ちゃんみたいな
お姉ちゃんがいたらいいなって
ずっと憧れだったんだ～。」
[姉が欲しいとぼやくミリアにとって
世話焼きなお姉さんはまさに憧れのど真ん中だったようで。
ナタリーにとって懐くミリアの存在がくすぐったく心地が良いものとは兄妹揃って思いも寄らないこと。]
卒団生 アレウス
[まだ４人が集っていた頃、>>46
ヴァネッサに複雑な思いを抱きつつも仲間意識を覚えていた時。>>30>>31>>32
ミリアが事あるごとにナタリーの名前を口に出すようになった。>>45>>46それは奇しくもヴァネッサとミリアの似通った点を感じるようになった頃。>>30
ミリアにとって姉妹……特にナタリーとの出会いは良い刺激にもなったらしく、「ナタリーお姉ちゃん達みたいになりたい」は最早家での口癖みたいになっていた。
ナタリーやミリアの打ち込み方の変化を感じると同時、
ヴァネッサの伸び悩みとも重なっていた頃。>>25>>31>>46]
卒団生 アレウス
[ミリアが姉のように慕う２人に憧れて練習に熱を出し、
ナタリーがこれまで以上に打ち込むかのような変化を肌で感じ。>>46
ヴァネッサのどこかぎこちなさげな笑みに>>31>>46
触れるべきか迷って、結局言葉の後に黙って側にいるだけ。
元々歌が好きだったミリアは憧れの人が出来てからさらに合唱へのめり込んだ。
ミリアを可愛がってくれるナタリーは自分以上に本当の姉妹みたいで、歌に打ち込む２人の姿は眩しかった。
ヴァネッサは純粋に歌が好きだからこそ、
こうも純粋に泣けるんだろうな。そう思った。
自分は？祖父が見た景色を知りたいだけの一心だ。>>18>>19>>31]
卒団生 アレウス
[もし自分の夢が叶ったら？
祖父と同じ景色を見るという目標が無くなった時、
自分は“歌が好き”だと言えるか？
誰かと切磋琢磨し共に歌う楽しさは視野外で、
ただ選ばれることに執着する自分に気づいてしまった。
気づいて、迷いが生じる。それで本当にいいの？と。
３人みたいに純粋な気持ちで向き合っていないと心が感じた瞬間、練習の度に迷いと躊躇いを揺らがせたままレッスンに向き合う日々となる。
常に動揺の波が押し寄せ心の錨を下ろせないまま時間だけが過ぎていく。
結局一度も選ばれなかったのも頷ける。
技術や努力の前に、心の時点で負けていたも同然だ。
今思えば、きっと、これでよかったんだ。]
卒団生 アレウス
[ヴァネッサが卒団する際も勿論残念という思いはあった。>>47一緒にいた癖して、後ろめたさから自ら心の距離に線を引いてしまった。
それでも仲良しと言われれば特に否定しなかったのはそう思いたい自分もいたから>>48]
こら、ミリア！ああナタリーありがとう……
ミリア、急に抱きついたら
ヴァネッサもナタリーもびっくりするから。
[妹の顔をハンカチで顔を拭ってくれたナタリーに「ごめん、ハンカチ洗って返す」>>48と提案したり、驚いた様子を見せるものの歓迎してくれたかのような反応に安堵し「ごめんね本当……」と終始謝りっぱなしで後日絶対に謝罪しようと胸に決めたりという1幕があったっけか。
ヴァネッサの表情をふと覗き込んだ。
声をかけた時の、笑みと違って>>46心から笑ってるように見えて>>48
それが彼には、ひどく眩しかった。
喉まで出かかった言葉が安っぽく思えて、胸の奥まで飲み込んだ。]
卒団生 アレウス
“……ヴァネッサの姿とか、頑張ってるところにさ、
ずっと励まされてきたんだ。
最後だからこれだけは伝えておきたくて。”
[ヴァネッサの歌や歌う姿が好きとは何度か本人に告げたけど、彼女のおかげで自分が今まで夢を目指す方向に進む励みであったことは言ってなかったから。]
“ヴァネッサのファン、
１号（僕）２号（妹）ここにいるから。
……キザじゃない？これ。
[飲み込んだ安っぽい言葉を正直に明かし、やってしまったとばかりに天を仰ぐ。
「やっぱ言わなくて正解だったかも」とありきたりな台詞しか言えない自分の浅さに顔を覆った。]
卒団生 アレウス
深くは聞かないけど、そっか……。
[女の子達と違って声変わりを迎えればいかに自分が続けたいと願っても、規則により卒団。
それ以前にアレウスの中では
選ばれ続けない自分への消沈もあった。
夢への挑戦すら投げ出したくなったことも、何度か。
ヴァネッサに仲間意識を覚えたのも彼女の涙が自分と重なったから。
ヴァネッサが言葉に込めた意味と
自分の発想は違うかもしれない。
けれど彼女がナタリーに向けた言葉を自分でも反芻する。
“いつかわかる”と告げる側に、自分がなる可能性が頭によぎった。
自分に残る砂時計の砂が、一気に落ちる幻聴を聞いた気がした。*]
【独】 卒団生 アレウス
/*
うー、お待たせした上にロル難産なのが申し訳ないなー。
日中に顔出せないのが本当悔しい。PLはアレウスの心境分かってません……無念。
ナタリーさんのそそっかしさとお姉さんなギャップ大好物ですありがとうございます！
【独】 卒団生 アレウス
/*
メモを貼れてなかった汗
ナタリーさんじゃなくてヴァネッサさんのお話ばかり広がってるからナタリーさん側も早急に広げたい、ですっ
卒団生 アレウス
─回想/冬の洋館と打ち明け話─
[自分と組みたい子いる？と思いながら>>11>>12
様子見をしていると、何故か肩を落とすナタリーに気づく。>>38
まあそうだよなあ、自分は候補じゃないよねと
即座に納得し気にはしなかった。
普段の自分の振る舞いが彼女にとって
そう慣れるようなものじゃなかったとか>>45>>39
怖がりならいいのにと思われたみたいだとか、
期待が外れた結果怖がりは自分だけかという
恥ずかしさに気づけるほど敏感じゃなかった。
知らないものだから、納得行かなそうな反応に
何で？と純粋な疑問符浮かべてうやむやのまま自分の元へ集まったことチームを組むことになる。>>39]
卒団生 アレウス
[結局同期の反応の謎は解けないまま
洋館巡りを満喫したアレウスは、先に戻ったチームに
「そっちどうだった？」と尋ねたり>>14>>41
帰ってきたチームに「おかえり」と声をかけたり。
他のチームと談笑する最中、疲れたようなナタリーと他の子に向こうは何があったんだろうと気になったけど椅子に座り込んだ様子を横目で見て止めた。>>41
向こうに別人と思われるほどに生き生き笑う様子を見られ、いたずらとわんぱくでガラッと印象が変わっていたことなんて楽しんでいた当時は気づけない。
悔しさを覚えられてた、なんてことも。
もしナタリーの気持ちに気づけたら驚かして見たい好奇心がうずいただろうからある意味正解？]
卒団生 アレウス
……ナタリーのそそっかしさも今日が見納めかあ。
[無意識に呟いた言葉を聞き、
ミリアが無言でアレウスの足を蹴る。
続けて「サイテー」と白い目で見られた。]
思ったより早かったなあ、声変わり。
[元々喉が弱いのと、変声期で高音が出しづらくなり氷嚢で喉を冷やす光景もともに練習してきた２人ならきっと知る姿だろう。
「あっという間に変わった、大人の声だ」と呟く言葉は
１５歳以上の青年とも間違われるまでの低さを得た。]
卒団生 アレウス
実を言うとさ、前まで２人が羨ましかった。
女の子は声変わりの影響そこまでじゃないし
変声期による卒団もないし。
ナタリーとミリアが
本当の姉妹みたいに仲良いところも
２人が歌に打ち込む姿もさ。見てて眩しかった。
……もう今日で２人と歌ったり
練習するのは終わりだけど、
その時間は今も自分にとって大切な宝物だから。
卒団生 アレウス
ナタリーに“いつか”来た時、
後悔しない道ならいいなあって思うよ。
[自分の言葉がナタリーにどれだけ伝わるか、
響くかは未知の領域。
何なら何一つ受け取られずに拒否される覚悟だってある。
自分はどっちつかずのまま、
揺らいだまま結局何者にもなれなかった。>>55
迷ってるうちにタイムリミットはやってきた。>>20
自分には選択の余地すらなかったから。
刻一刻と選択肢は削られたから。
だからもしナタリーが何らかの決断を迫られるか、
“いつか”が訪れるか意識するようなことがあるならば。
どのような方向であれ後悔が少なければいいな、なんて。
勿論彼女の未来は彼女のもの、
選択肢にまで口を出す気はさらさらない。**]
在団生 ナタリー
ｰ回想･図星ｰ
[いつか、お世話になったときの話。
>>52
そそっかしいと図星をつかれ、つい口を尖らせる。]
｢いい意味でって。
そそっかしいに、"いい"も"わるい"もないでしょ。｣
[そういってヘソを曲げてしまった。
ぷいっとそっぽを向く姿には、大人っぽさなんてカケラもない。
そも、おねえちゃんらしい態度のほとんどは姉たちの見よう見まねにすぎなくて。
あるいは合唱団のおねえさんやおにいさんたちの真似っこをしているだけで。
元々おてんばという言葉がよく似合う子どもだったのだ。
もちろん"ユズリハ"で過ごすうちに、だいぶ落ち着いてはいったけど。
それでも時たま顔をのぞかせていたことだろう。]
在団生 ナタリー
[突然、告げられた台詞にナタリーは目をまんまるくした。>>58
キザかな？とばつが悪そうにその日いえなかった言葉を吐露するアレウスに。]
｢キザっていうか。わたしにいわれても…。｣
｢ど、ど、どうすればいい！？
それ、ヴァネッサに伝えればいい？｣
｢というか！
いいたいことあったんなら、いっとかなきゃダメって先生いってたでしょ！？｣
[わたわたと大慌て。
気恥ずかしいのかなんなのか、顔を覆い始めた彼に。声を裏返しながら。]
｢いや、いわなきゃわかんないでしょ！？｣
[と余計に怒ったりもした。
ちゃんと言いたいことがあるのに。
どうして、止めてしまうんだろう。]
在団生 ナタリー
ｰ回想･蝶々と小さな花束ｰ
[正直なところ。
ヴァネッサの歌をキレイだと思ったことは一度もない。
それは一緒に"ユズリハ"にいたあいだもずっと、変わらず。
彼女が"ユズリハ"を去る日を迎えても、その歌声を好きにはなれなかった。]
在団生 ナタリー
[でも、彼女が楽しげに口ずさむ姿は、キライじゃなかった。
いつも歌が好きだといって。そのためにたくさん練習して。
そうして、笑う姿を見て。
きっとこのまま。
歌が好きなまま。
いつまでも、ずっと、歌い続けるんだ。と信じていた。
うまくないけど、それでよかった。
だって。ヴァネッサは歌がほんとうに好きなんだから。
その気持ちは、ずっと、変わらないんだから。]
在団生 ナタリー
[卒団式の日。
誰からもらったのか、お別れ会のあと、ヴァネッサは小さな花束を抱えていた。
『いつかね。舞台に立てたら、一回でもいいから。
花束とか、もらってみたい、な。』
よく頑張ったね。とか、いい歌だったよ。とか。
感謝、称賛、お礼、色々な気持ちが飛び交ういつかの音楽祭の観客席。
ぽつりとそう、呟いたのを聞いていた。
ヴァネッサの夢の終わりはあっけなくやって来た。
"ユズリハ"から帰るとき、ヴァネッサはもう泣かなかった。
まだつぼみだらけだった花束は、そのあと、お家の花瓶に飾られた。]
在団生 ナタリー
[開け放した窓辺から、一匹の蝶がやってきた。
蝶々は、一瞬つぼみに止まったけど。
花が開いてないのに困ったのか、すぐに飛んでいってしまった。]**
在団生 ナタリー
[これから、さよならする子たちは、どうなんだろう。
"ユズリハ"を卒団したら。
歌うの止めちゃうのかな。
そんなふうに考えて。
ナタリーは、そっと目を伏せた。]
在団生 ナタリー
ｰ回想･春の森にてｰ
[まだ合唱団に入ったばかりのころ、初めての行事で木苺狩りに参加した。
各々、かごを持たされて、何人かで森を散策して。
緑の中を行ったり来たり、こっそり木苺をつまんだりしながら、かごいっぱいになるまで摘んで。]
｢ねぇ、みてみて！｣
｢ほら！こっちのかご！
わたしのなんだけど…！
これだけあればジャムもできるし…。
あと、クッキーと、パイと、…タルトも！！｣
｢ね！？すごいでしょっ！？
みんなで食べようね！！｣
在団生 ナタリー
[なんて、大はしゃぎしていたっけ。
お菓子が苦手な団員たちは困っていたかもしれない。
さすがにそんなにたくさん作れないよ、と今ならわかるけど。
あとで、木苺のお菓子がおやつに出てきたときは飛び上がるくらい嬉しかった。
だいぶ昔のことだけど。
あの冒険の記憶は心に焼きついて、色褪せることがない。
今思い出すとちょっとはしゃぎすぎてて恥ずかしい。
でも、あれから、春の季節が待ち遠しくなったんだ。]
在団生 ナタリー
ｰ現在･お別れ会ｰ
｢みんな、もらって帰るから。
アレウスも持っていきなよ。｣
[ここにあるお菓子のほとんどは、これから旅立つ子へ。
あるいは残していく子へと持ち寄られたりしたもの。
その想いの数だけお菓子の数も膨らんでいく。
なので。
大抵、式の中だけでは食べ尽くせず、どれを持ち帰ろうかとちっちゃい子たちが選び始めてしまうくらいだ。]
在団生 ナタリー
｢わたしもこれ、もらう。｣
[そういいつつ。
どうやら手作りらしいジャムクッキーの袋を手にとって。
もしかしたら、あの森の木苺でできてるかもしれない。
あの春の日が急に懐かしくなる。
来年が待ち遠しい。
けど、次の春。
そこにいなくなってしまう子がいる。
それを思うと、名残惜しくて。
今日が終わらなければいいのに、とも願ってしまう。]
【独】 卒団生 アレウス
/*
ナタリーさん本っっっ当に申し訳ありませんでした！！
体調は今のところ安定してますが予想外の方向で緊急事態が発生した結果、諸連絡すら不可能な状態でした……。
詳細は伏せますが持病以外での危機でした……。
（今も油断は出来ませんがひとまずの危機は脱しましたのでご安心ください）
（しかも箱つけたままなことに気づいて今後無事でも電気代が怖い）
どこまで開示していいか悩む話題なので、
ナタリーさんや後ほどこちらを覗く方向けに独り言で。
【独】 卒団生 アレウス
/*
もし私の顔出しが急に途絶えた時は持病か天候（避難指示）の２択だとお考えください。
個人として村を放棄するつもりは全くありません。
完走だろうと廃村だろうと最後まで走らせたいのが本音です。
ですが後者はともかく前者だと何もお伝え出来ないまま帰って来れない可能性があるのと、建て逃げでは無いという意思をお伝えしたくて残しました。
前者と後者が合わさったらほぼ高確率で戻れないかもしれません……。（ストレスと急な激しい運動がほぼアウト）
ナタリーさんはご参加本当にありがとうございます。
姉妹の微笑ましさや、お姉さんの姿を見つめての心境や花束、そそっかしいへのぶすくれとか微笑ましさに騒ついた心が癒されてます
【独】 卒団生 アレウス
/*
木苺のおやつで盛り上がるナタリーさんかわいい
PLがナタリーさんみたいなおてんば女の子好みなので、
ドンピシャなあまりPLの限界オタクがト書きに滲んだの見て慌てて引っ込めました。
好き以外に言葉が出てこない
こちらがナタリーさんの意図拾えてたらいいなあ
あとはナタリーさんにお楽しみいただけたかどうか。
自信ないけど頑張ろう、頑張れアレウスそして自分。
＝
昨日の自分へ
色々ありすぎて時系列とPCの心情整理出来てないごめんね
卒団生 アレウス
─回想/図星とお節介─
[アレウスがお節介を焼いた時のこと。>>52
そそっかしいの言葉に口を尖らせたナタリーにごめんごめんと苦笑して、まあまあと言わんばかりに宥めようとするアレウス。>>62
自分の言葉足らずの自覚半分、ミリア同様女の子への声がけは難しいなと痛感すること半分。]
ごめんって、僕の言い方が悪かったよ。
しっかり者のお姉さんに見える分
意外だったんだよ、ギャップが。
親しみやすさっていうのかな……
ナタリーも年相応の女の子なんだなって。
[ヴァネッサとの姿を見てる分、
似た者姉妹だと思ってたのに>>67
思わぬところで見えたナタリーの一面。]
卒団生 アレウス
[兄や姉の見よう見まねや>>67
周囲の団員を見て真似てるという発想が、
長男のアレウスには抜けているものだから余計にそう感じたのかもしれない。]
僕に至っては子供らしくないって
色んな人に言われてるからさ。
ナタリーみたいな親しみやすさがある子って
ちょっと羨ましいな。
[落ち着きのせいで子供らしくないと言われてきたアレウスは、ナタリーから>>67時折覗くそそっかしさが年相応の子どもらしさを感じ羨ましくも微笑ましく見ていた。
ユズリハで過ごすうち、
落ち着きを見せていたことを
ちょっとさみしく思う程度には。
でもそそっかしさが好きだと言えば怒られそうで当時口にはしなかったけど。*]
在団生 ナタリー
ｰ回想･"ユズリハ"ｰ
["ユズリハ"にいた子たちにとって、そこはどういう場所だったんだろう。
なりたいものがある？
歌うのが好きだから？
あるいは、誰かに進められて？
そこに来た理由はきっと、人それぞれで。
その場所の感じ方もみんな違ってることだろう。]
在団生 ナタリー
[ナタリーはというと"ユズリハ"は第二の我が家といってもいいくらい、慣れ親しんだ場所だ。
5歳のときからいて。
6年間。たくさんの時間をここで過ごしたんだから。
友だちができて。ライバルができて。
みんな。形は違っても、歌で繋がった
他の子がどうかは、わからないけど。
いずれこの
とても、考えられないくらい。]
卒団生 アレウス
[ナタリーが目を丸くする光景に、やっぱ言ったらダメなやつかなと後悔し始めたら。>>58
……何故だろう、気のせいかなナタリー混乱してるような？
でも声を裏返しながら次々と言われた言葉は本当その通りで返す言葉もない。]
う、いやうん確かに先生言ってたけどさ……！
その、何て言うの……僕の言葉で
ヴァネッサが傷ついたらやだなって。
最後の日に傷つけてお別れするのって……
……すみません嘘つきましたごめんなさい
真剣に言って「何言ってんの？」
みたいな反応されたり
そっけない反応だったら
ヘコみそうだからチキりました
[ナタリーの様子につられて動揺したせいか、顔を覆ったまま隠していた本音が顔を出す。自分の負い目であり、誇れなかった一面だ。]
卒団生 アレウス
でも、そうだよね言わなきゃわかんないよね
これ言ったところでヴァネッサ傷つかない？大丈夫？
ナタリー僕よりずっと一緒にいたじゃん、
言ったらどうなるとか何か分かんない！？
[大慌ての男女２人、端から見たらどう映るのか。
ヴァネッサとナタリーの心の距離について無知な彼は、
ナタリーならば彼女がどう思うかある程度分かるのでは？と推測を抱く。]
いや、あの、
大丈夫そうだったら伝言お願いしたいけど
これ頼んでいい話？ナタリーがダメだと思ったら
悪いけどここだけの秘密でお願い！
貸し１つでいいから！！
[怒られた言葉にわたわた狼狽えて、やがてしょんぼりと項垂れる。]
卒団生 アレウス
さっき言わなきゃ分かんないって
ナタリー言ってくれたじゃん？
言う資格が無いって思ってやめちゃったんだよ。
[迷った末、ナタリーには打ち明けることにした。
自分がヴァネッサに言わなかった理由、自分の迷い。
それを踏まえ自分の判断が正しかったのか客観的に見てもらおうと。
結果怒られるならそれはそれでいいと思いながら。]
僕はソロパートやソリストに選ばれてないし、
ナタリーも合唱団以外のチャンスに選ばれなかった
ある意味似た者同士だけどさ。
似たような境遇にも関わらず歌への向き合い方とか、
目指す心持ちについては一緒じゃない気がしたんだ。
卒団生 アレウス
ナタリーには話したっけ。
昔僕のおじいちゃんがユズリハでソリストした話。
おじいちゃんと同じ景色が知りたくて頑張ってるの。
[聞かれたら合唱団の仲間には何度もした話だ。だから特別レッスンも受けていた。]
おじいちゃんと同じ景色が見たい一心で
何とか追いつこう、食らいつこうとしてきたけど
ヴァネッサが泣いてるところをみて、
ふと思ったんだ。
ナタリーって歌う時楽しそうに歌ってたじゃん？
僕は心から楽しんで歌えてたかなって。
ソリストになることしか目を向けてない、
それが自分の全てになってるんじゃないかって。
卒団生 アレウス
選ばれることに執着して、みんなで歌うはずなのに
ずっと独りで歌っていた自分は純粋じゃ無いから。
それをヴァネッサに悟られたくなくて
言えなかったんだと思う。
多分今までも本当の意味で
寄り添えてはいなかったと思うよ。
[「これも伝えるかはナタリーに任せるけど。」
>>64>>55>>56]
眩しかったな、ナタリーやミリア
ヴァネッサが一緒に練習してるところ。
[蕾だらけの花束よりも綺麗に見えたあの笑顔も。>>56>>73
ナタリーが姉の歌に感じていた思いを>>70>>71
知ってか知らずか、無責任にアレウスは過去を懐かしむ。]
卒団生 アレウス
ナタリーは他にもお兄さんとお姉さんが
この合唱団にいたって先生から聞いたけど
ナタリーは何でこの合唱団に入ったの？
お兄さんやお姉さんの背中を追ってって感じ？
[ふとナタリーが歌う理由って聞いてたかなと気になって話を変える。例え答えが無くても気にはしない、好奇心で聞いただけだから。
初めてそそっかしさを垣間見た日と違って今日は立場が逆かも、なんて思うとおかしくって心の中で小さく笑った。*]
卒団生 アレウス
─回想/春の森の木苺狩りと秘密のお裾分け─
[アレウスとミリアにとっても
初めての行事は森の木苺狩りだった。
お兄さんお姉さんから事前に話を聞いていた２人、
特に木苺好きのミリアはもう楽しみのあまり前日は夜も眠れない程だったらしい。
当日、同年代の子やお兄さんお姉さんたちとカゴを手に森を散策するのは新鮮でアレウスでさえも興味深く辺りを見回すほどだ。]
ミリア、トゲに気をつけて。
あと摘んだ実の裏に虫さんがいないか見るんだよ。
[つまみ食いばかりでちっともカゴに貯まらないミリアに呆れながらも兄として危ない目に合わないようしっかりと見張っていた。
自分たちが下の実を取れるよう上の実を摘むお兄さんお姉さんの姿に気づけば「ありがとうございます」と頭を下げた。]
卒団生 アレウス
そんなに木苺、好き？
[ふと大はしゃぎなナタリーにこっそり話しかける。
カゴの中にこっそり持ち込んだ密閉容器を入れて仕切りを作ったため、アレウスのカゴは黄色と赤い木苺を別々に分けた状態だった。]
なら、いいこと教えたげる。
木苺のソースやジャムを作るか貰うかしたら
１つは開けずに夏まで取っとくといいよ。
夏のバーベキューでお肉にかけると
お肉が何倍にも美味しくなるから。
[摘んでる道中にお兄さんから教わった知恵。
春に摘む木苺でジャムやソースを作り、夏のバーベキューで肉に添えると甘酸っぱさと肉の旨味でいくらでも食べられるんだとか。
おすすめは豚肉やラム肉で、デザートのミルクとマシュマロのババロアにかけても美味しいって聞いたよと、こっそり教える。]
卒団生 アレウス
[後日、木苺のお菓子が出た時>>79
嬉しかったのはアレウスも一緒。
木苺好きを公言し大喜びで自分の分もナタリーへ分けに向かったミリアの一方で、幸せそうにお菓子へ目を輝かすアレウス。
その後も菓子が出るたび嬉しそうな様子を何度も見せたことだから、共にいる団員ならきっと分かることだろう。
アレウスの菓子好きと甘い物好きな一面は。]
「ナタリーお姉ちゃんたち！
次の木苺狩りは一緒に行かない？」
[木苺のジャムを挟んだ一口サイズの
フィンガーサンドイッチのバスケット片手にミリアが誘う。自分と同じようにはしゃぐナタリーの様子を見て、
次は一緒に摘んでみたいらしい。
バスケットごとナタリーたちの分を差し出しながらミリアは遠足前の子供のように楽しそうだった。]
卒団生 アレウス
[手にしたフィナンシェと
貰った木苺のタルトを一度、まじまじと見る。
自分にとって始まりと終わりの象徴が一挙に揃った。
１つお姉さんになっていくナタリーとミリアは、
次の木苺狩りでどんな顔してるのかなと想像する。
ミリアは多分変わんない、
歳関係なしにはしゃぐ気がする。
ナタリーは下の子がいる分お姉さんになってるかも？
どうだろう。
どちらにせよ自分がその光景に混ざることはもうなくて。
お別れ会後の自分がどんな感情でいるかすら予想がつかない。
ナタリーが来年の待ち遠しさと同時、
名残惜しくて今日が終わらなければいいのにとも
願った裏でアレウスは祈る。
終わりの時、皆の心が安らかであればいい。
皆の心を読めない分、皆の未来はもう想い祈ることしか出来ないから。]
卒団生 アレウス
そんなにそそっかしいって言われるの嫌？
前も言ったけど馬鹿にしたんじゃなくて
長所のつもりで言ったんだけどなあ。
[ミリアが横で「お兄ちゃんデリカシーって言葉知ってる？」と呆れた顔で呟くがアレウスはきょとんとしたまま。
お姉さんな一面も嫌いじゃないが、アレウス内でそそっかしさといえばナタリーという印象がつく程には好ましいと感じていたからこその言葉。]
卒団生 アレウス
[ナタリーの言葉に耳を傾ける。>>82>>83>>84
話を遮りはしなかった。
まるで手探りのように１つ１つ言葉が紡がれる過程を>>83静かに待つ大事さも知っていたから。
自分がかつてそうだったように。]
羨ましいは、卒団もそうだけど
躊躇いが無さそうなとこもかな。
[心は揺れず芯がある子に見えた。
おてんばなところも無邪気さと純粋さを感じた。>>67
自分には無い強みを持ってるようで羨ましく感じた時期もあった。]
もう少し一緒にいれたら
もっと面白いこと出来たかもね。
[相手が飲み込んだ言葉を知らず>>82暗にもっと一緒にいたかったという気持ちをこぼした皮肉。叶わないと悟ったからこそ吹っ切れたものはあったけど。]
卒団生 アレウス
うん、ミリアなら喜んで付き合うと思うよ。
[また一緒に歌いたくなったらの声を振り返る。>>83]
僕はもう前の音域じゃほとんど歌えないだろうね。
でもありがと、聞きたいって思ってもらえたなら
自分がやってきたことも無駄じゃない気がしてきた。
[「分かった。何かあったら言うよ、あればね。」>>83
なんかあったらいってねの言葉にほっとするような、
肩の力が抜けたような心地を覚える。
卒団後も続くかもしれない関係性、
予測出来ない卒団後の未来へ仄かな明かりが灯された気がした。何気ない一言かもしれないけど今はそれが無性に嬉しかった。]
卒団生 アレウス
まあ、未来のことは分かんないし
何が起こるかなんて予測出来ないから。
[彼女の“いつか”と何が分かるかは分からないけど>>84
なんとなくなら、はっきりしてない、気づいていないことにした、まだ知らないままがいい、知りたくないを
見通せないまま……自分からはこじ開けない。]
頑張ってねって言うのも変だけど……
────頑張ってね。
[ヴァネッサの時と違い>>58
ある程度の言いたいことは言えた。>>91>>92>>93
ナタリーも誰かと話したり、したいことがあるかもしれない。
そう思い別れの言葉を告げてくるりと背を向けた。
呼び止めが無ければそのまま歩き出そうか。]
卒団生 アレウス
[そう思った矢先ピアノルーム前方が暗くなり、
気づかぬうちにスクリーンとプロジェクターが用意され
スライドショーが始まっていた。
周囲の声と暗くなった瞬間に声の方を振り返る。
今までの活動とイベントの写真。
森でのキャンプやバーベキュー、合唱本番の光景。
後列の端で歌う自分の姿もあった。]
うわ、懐かし。
[前に木登り出来ない子が林檎を強請った時、
代わりに登って樹上の実を取った時の１枚や
本番前他の子の衣装が乱れてないかチェックする姿。
木苺狩りや湖での釣り、ピアノを弾く子の姿なんかも。
様々な光景の写真に体を横を向けて思わず映像に気を取られる。]
卒団生 アレウス
[が、「アハハハ！」という子どもたちの笑い声と共に
追いかけて来た犬から
必死の形相で逃げるアレウスの写真が映る。
最早残像状態だがアレウスにとっては黒歴史もの。]
ねえ、何でその写真あるの
誰が撮ったのこの写真面白くないでしょ
ねえ早く次行こ次次次次
[団員の家族が迎えに来たある日、
そこの飼い犬が不意に庭へ迷い込んだ時
不運にもアレウスはその場に居合わせていた。
犬が苦手なアレウスが気配を感じて
振り返ればゴールデンレトリーバー。]
卒団生 アレウス
[気づいた瞬間反射で飛び退き全速力で逃げた、
恐怖で声も出なかった。
犬は追いかけっこと勘違いしたのか
それはそれは楽しそうにはしゃいで追いかけた。
確か５年前、庭の林檎がよく実った時期の頃だ。
周囲に誰がいるのか前方すらもよく見ないまま
林檎の木に激突し、落下した実が頭上に落ちて
気絶した今すぐにでも忘れたい過去だ。]
あーあ、今笑ってる人たち全員
頭に林檎当たんないかな
[思わず小声でボソリと呟く。
この時ばかりは目から光が消え、
感情が抜け落ちたかのような表情をしていた。
滅多に出ないブラックアレウス降臨の瞬間だった。**]
4人目、 卒団生 トラヴィス がやってきました。
卒団生 トラヴィスは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
卒団生 トラヴィス
─現在/お別れ会─
おお ついに やってきた〜♪
おお 今こそ 旅立ちの時〜♪
[卒業。長くユズリハに関わってきた団員は、色々思うところもあるだろう。だが、私ときたら気楽に適当な自作の詩を歌いながら、ニコニコと笑顔で菓子を摘んで食べていたのだった]
【独】 卒団生 トラヴィス
/*
この村、「RP出来る+合唱団に詳しい」プレイヤーでないとロル回しにくいのでは…？というわけで支援
一応中の人は、コーラス団員やっていたことあります！（大昔）
卒団生 トラヴィス
[肩ほど伸びた髪を右手で後ろへ払う。雰囲気で綺麗なおねーさんと間違えられることは多いが、れっきとした男だ。すらっとした長身で、合唱の際の配列ではいつも後ろ側にまわされていたりする
この度は満１６歳を迎え、ユズリハを卒業することになったが…他所から引っ越してきて満１４歳ごろに途中入団している為、他団員よりも諸々思い入れが少ないのだった]
卒団生 トラヴィス
おお汝は スターリー・ゲイジー・パイ>>9
星を見上げ かつて泳いだ海を想う魚よ
ならば次は 私の胃袋へと冒険だ！
そーれ ひょいーっと ぱくり！！
[日常ミュージカル製造機という二つ名を付けられただけあって、隙あらば歌い出す傾向があった。だがそんな奇行も【合唱団所属して歌を学んでいる】という建前があれば「芸術だから仕方ないね」と一般人の皆様に納得して貰えるのは大変ありがたいことだ]
あ、私もオレンジジュース欲しいな。サンキュー
[オレンジジュースのボトルを持っていた若き卒団生、アレウスにも気楽に声を掛け。注いで貰えたならにっこりと礼を言い、コップのそれを飲み干した]
在団生 ナタリー
｢…でも、さすがに、イヤがったりはしないんじゃない？
大丈夫、だと思うけど。｣
｢…じゃあ、わたしからでいいなら、伝えとく。
でも。
いいたいことがあったら、ちゃんといっといたほうがいいよ。｣
[いわないこともまた、ひとつの選択なんだと、ナタリーは思わなかった。
キザとか。ヘコむとか。
いろいろ理由は教えてくれたけど、どれもいまいちピンとこなくて。
心から出てきた言葉を、そのまま口にした。]
在団生 ナタリー
[いくつかの言葉を返す。
どこか物思いにふけるような、思い詰めているかのような彼に言葉はいらないかもしれない。
そのいくつがアレウスの耳に届いたかはわからない。
もしかしたら、ひとつも届かないかもしれないけど。
それでもいい。
ちゃんといいたいことはいえていたんだから。]
在団生 ナタリー
｢というか。わたしだけじゃないよ。
ヴァネッサもそうだし。みんなそうだよ。｣
｢お父さんとお母さん。
音楽の先生で、音楽が大好きだから。
いろんなやり方とか。楽しいこと。
"ユズリハ"でもっと知ってほしいんだって。｣
[懐かしい記憶にふふっと顔をほころばせて。
"ユズリハ"がこんなに大事な場所になるなんて。
全然、思いもしてなかった。]
在団生 ナタリー
｢うん。｣
[『頑張ってね。』の言葉に、こくりとうなずいて。
解散の雰囲気に、ナタリーも｢じゃあね。｣といってその場を離れる。]
｢ミリアも、またね。｣
[去り際に一言、残し。
証明が落ちていくピアノルームから、ナタリーは去っていく。]
在団生 ナタリー
ｰ現在･室内劇場ｰ
[どうやら劇場内も、さまざまな催し物、あるいはなんらかの準備で忙しいらしい。
そこそこに人の出入りはあるけど。
ナタリーは、はしっこの椅子に腰かけて。
あとはなにをするでもなく、そのようすをぼんやりと眺め始めた。]**
卒団生 トラヴィス
[犬は、時に恐ろしい。飼い犬が噛んで幼子に大怪我させた話を私は本で読んだことがある。だから、必死の形相で逃げる子供を追いかける犬は飼い主が止めなくてはいけないと思うのだが、何故かそうはされず、その映像は【面白い場面】として紹介されていた]
ああ！
[走っている場面だけしか映らなかったので、最後どうなったかは分からない。
だが【面白い場面】が紹介された直後に笑われたのを不服と思う声が——微かに聞こえ、そちらの方を向けば。先ほど、私にオレンジジュースを注いでくれたアレウスがそこにいた]
卒団生 トラヴィス
（そういえば、先程の逃げていた子供の映像はアレウスだった…ような…）
[私の考えは、恐らく間違っていないだろう。今の彼の表情は、いつも見ている馴染みのものとはかなり異なっていた。まるでそれは、何と言うか別人にも見える]
私は笑う気には、なれなかったぞ…？？？むしろ何故皆笑うのだ？？？？知らないのかな、犬の怖さを
[きっとそうなのだろう。笑う人たちは「飼い犬が噛むわけない、危害を及ぼすわけない」と思っているのだ。だが、今ここでそれを皆に正すのも微妙だし、そもそもこのスライド用意したのは誰だろう]
（場合によっては先生だったりするのだろうか…）
卒団生 トラヴィス
ええと、後で私がこっそりこのスライドを用意した人に手紙書いておくよ…。君が傷つくのは尤もだと思うからな。安心したまえ、君の名前は出さないから。きっとスライド用意した人は、あの映像の問題に気づけなかっただけなのだ
[そんな風に、アレウスに声を掛けた。アレウスは何と言っただろうか、とにかく私は相手が先生であろうと、絶対に異議申し立ての手紙を書こうと決意していたのだが]*
在団生 ナタリー
ｰ回想･ナタリーという少女ｰ
[まだ入団したてのころ。
合唱団員として、お稽古にはちゃんと参加していたものの。
当初、ナタリーは歌うことにあまり興味がなかった。
おんなじくらいの歳の子と遊び、活動内容より、イベントの方に気がいっていて。
先生に誉められれば、それは嬉しそうに顔をほころばせもしたけど。
自分が歌うより、人が歌ってるのを好んで聞いていた。]
在団生 ナタリー
[なにかイヤなことがあったとき、仲のいい子にお願いしたこともあっただろう。
誰かの歌を聴いていると、不思議と心は落ち着いた。
合宿の夜なんか、なかなか寝つけず、同じような子と互いに子守唄を口ずさみながら。
あるいは面倒見のいい子にうとうとするまであやされて。
やっと眠ったなんてこともあったくらいだ。]
在団生 ナタリー
[とはいえ、歌うことは好きでも、ましてやキライというわけでもなくって。
みんなと一緒なら楽しい。
そのときの歌とはそういうものだった。]**
卒団生 トラヴィス
忙しいメロディーの後に、ゆったりとしたパートを挟むのも良いな
[みんなと一緒であることを楽しむ様だったナタリーにとって、卒業とは毎度辛いものなのだろうか。引っ越し慣れしている浮き草の様な自分とは、また違う感情がありそうだが]
【歌】って結構万能言語だからな？
[きっとナタリーが卒業する時が来たとしても。ここユズリハで培った能力は、ナタリーが新たな仲間を得る助けになるだろう
普遍の魅力を培うとなると、鍛錬がいるものだが。それはきっと、一生の課題]
卒団生 トラヴィス
めくるめく変わる舞台♪
ひっきりなしに行き交う演者に♪
歌う主役 見つめる観客♪
拍手鳴り響く時 終わる舞台に♪
礼をひとつ 笑顔で送り
皆様 どうか無事にお帰りを
皆様 どうか良き日々を——
[日常ミュージカルはいつでも開演、歌いながら目が合う人にはウインクして手を振り。トラヴィスはユズリハを去る最後の最後まで、賑やかだったそうな]**
卒団生 トラヴィスが村を出て行きました。
【独】 卒団生 アレウス
/*
体の状態を例えると通常バッテリーが故障して非常用のバッテリーで動かしてるような感じです。なのでいつガタが来るか分からないのが怖いところ。
ロルはいっそページプリントアウトしてお返事手書きしてから、内容を手動で再入力した方が早いかもな。
抽出してだと時間かかるかも。
【独】 卒団生 アレウス
/*
ナタリーさんへのお返事は対照的に長子感滲ませた方がいいかな。
末っ子ナタリーさんと長男アレウスと意識が違うからこそ、生じるずれや埋めてく様も楽しいとは思うけど肝心のナタリーさんはどうだろう。
最初はあまり歌が好きじゃなさそうとの情報とパスいただいたので、ありがたく拾ってミックス出来たらいいな。
卒団生 アレウス
─回想/ナタリーと図星と子供らしさ─
[ナタリーの刺々しさがふと、和らいだような。>>115
相手に大人びたという印象を与えているのを露知らないアレウスは>>85彼女とは違う意味で>>115機嫌直ったかなと安堵する。
指摘にはただただ苦笑して]
言われると思った、それ。
僕も時々ナタリーとそんな年違わないって
忘れそうになるもん。実際忘れかけてたし。
何でだろうね、長男……お兄ちゃんだからかな。
お兄ちゃんだからしっかりしなさいって
言われるのが当たり前だったし。
[長子のアレウスは元の性格もあり手がかからないと思われてきた。妹が自由奔放な分、妹に手がかかるあまり年長としての振る舞いが自然と身についたせいもあると自覚していた。]
卒団生 アレウス
[ところでナタリーが先ほどとは打って変わって
そわそわしてるというか浮き足立ってるような……？>>115>>116
ふと湧いた疑問は次の言葉で一つの可能性を得る。
同時に「羨ましい」という言葉が予想外で目を瞠った。>>116]
“羨ましい”なんだ？意外。
え、ナタリーそう思ってたの？え、本当？
なら僕たち本当にお互い様じゃん。
ナタリーって自分の性格には不満なさそうって
ずっと思ってたけど……
今ので色々と変わったなー、いい意味で。
[奇しくも“自分がなれない姿”>>116と認識された相手にアレウスは“もう少し子どもでいていいのかな”と思い始めるきっかけを貰った。
普段はミリアに対しいいお姉さんなのに、そそっかしさもあって。大人っぽさを羨ましいと思う一面があったなんて。]
卒団生 アレウス
[だからナタリーに眩しさを覚え、>>54
羨ましさを抱きつつも自分の心の距離が縮んだのは
ナタリーの年相応な一面が“憧れ”であり子どもらしさを
教えてくれる先生でもあったから。
次第に落ち着きを見せても>>67
（自分が一方的に学んだともいうけれど）
だからナタリーとの会話がなかったら、
最後の洋館巡りで自ら積極的に他の子たちの話を聞こうとはしなかっただろう。>>14
その後も大人っぽさについて思うことはあったけど、
歌ほど悩まずにいられたのはナタリーのおかげ。
大して気に留めないような反応も実は内心嬉しかった。
嫉妬や>>116胸の内に秘められたものをもし知ったら>>117お互い無い物ねだりだねって笑う世界線もあったかも？*]
【独】 卒団生 アレウス
/*
何てこったい
・接続自体は出来るから手書きでロルは書く
・戻り次第書いて投下
プリンターがあればプリントアウトして、それ見ながら書けるのにな
ミュージカルなトラヴィスさんも末っ子感ありお姉さんなナタリーさんも好きすぎたのでもう自分の遅筆！体頑張れよ！と言いたい
人のロル見てると楽しいのは薬より薬効あるなあ
在団生 ナタリー
ｰ回想･タイムリミットｰ
[お別れ会のたび、ナタリーはたくさんの子を見送ってきた。
夢が叶ったから。
他にやりたいことができたから。
といって、笑って止めた子もいれば。
好きじゃなくなった。
なかなかうまくならなくて。
と、悲しげに去っていく子もいた。]
在団生 ナタリー
[特に、男の子たちは16歳を迎えられないまま、出ていくことがよくあった。
喉が潰れたようになって。
突然、まったく知らない声になる。
例え、声が変わっても、歌えなくなるわけじゃないけど。
"ユズリハ"ではそれが、卒団の合図だった。]
在団生 ナタリー
[もう一緒に歌えなくなる。
そうなったら、みんな一緒の舞台に立てるのなんて、お別れ会くらいしかなくて。
せっかく一緒に歌えるのに。
それが、お別れの歌なんて。
イヤで。イヤで。しょうがなった。]
在団生 ナタリー
[たくさん、さよならをしてきた。
みんなの背中を見るのが、すごくすごく苦しくて。
わたし、いつまで"ユズリハ"にいられるんだろう。]**
【独】 在団生 ナタリー
/*
アレウスさん、拾いかたが秀逸だし、お返事がいつも丁寧でありがたすぎる…！
エピソード諸々拾っていただき感謝が尽きない…。
【独】 在団生 ナタリー
/*
あんまりお姉ちゃんお兄ちゃんまわり詰め込みすぎるとごちゃごちゃしちゃうかも？
と思いつつ。他の子たちもちょこっと盛り込めたら。
4人目、 在団生 バラニ がやってきました。
在団生 バラニは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
在団生 バラニ
―現在/お別れ会会場―
（やだなぁ……）
[講師から卒団章を受け取る卒団生の背中を見ながら、少年はそっと視線を落とした。
鼻先がつんとくるのを誤魔化すように右足の爪先で床の木目―目玉みたいで少し怖いと思っていた―をなぞる。
けれど、去年に比べれば少年は大人しい方だ。
何せ、最後の歌が歌われるまではお別れはないと信じ込んで屋敷内を逃げ回ったのだから。]
在団生 バラニ
[バラニ・セルヴィッジは、声変わりはまだ少し遠い六歳の在団生。
活発で物怖じしない性格から、自由時間には誰かと一緒に話したり、庭で駆け回ったりしている。
練習場所の屋敷や劇場の中も探検と称してあちこち入り込む、ちょっとした問題児だ。
この合唱団に入る事になった理由は、あらん限りの体力で駆け回る我が子に両親が習い事として勧めたから。
本人の気質的にはボーイスカウトの方が向いていたが、兄になるにあたって集中力や落ち着きを身に着ける事を求めた。]
在団生 バラニ
[最初は乗り気ではなかった。
どんな活動をしているか一度見てみようと宥められ、連れられたお祭りでの合唱に、少年は魅せられた。
大勢いるのにまるで一つになったように息が合った歌声に心臓が高鳴ったのを少年は今も覚えている。
発表が終わった後、興奮した様子で自分からやりたいと言い出した我が子に両親はほっとして送り出した。
お陰で、歌っている時だけは落ち着いていられると言われるようになったのだが。
卒団式の日、今まで一緒に歌っていた仲間とのお別れを少年は泣いて拒んだのである。**]
【独】 卒団生 アレウス
/*
バラニさんありがとうございます！
ナタリーさんはメモ確認遅れて本当にすみませんでした……
今までの灰が言い訳ばかりなのでもうここからは動きで挽回します
ただもうこの症状で顔出しにこんな支障が出るなら完治するまで村建ては無理だな
戻りが予測出来ないとはいえこうもズレるとご迷惑をかける方が多くなるから
死ななきゃロル書ける状態なのでここから巻き返すぞ
卒団生 アレウス
[ナタリーの言葉は
行動に移せなかった自分への忠告のようだった。
それが心から出てきた言葉でも、自分の悪い点を指摘してくれたナタリーへの感謝は変わらないだろう。>>119
話を終えてナタリーが伝えてくれた言葉に寂しげに笑う。]
キレイ……そう？
[そうかな、と言いかけて止める。
否定したらせっかく言ってくれた彼女の言葉も否定しそうだから。自分はまだ足りないと思う、でも嬉しいのだって本当だ。]
いや、違うね……こういう時は「ありがと」だ。
[だから伝えるべきは疑問でも否定でもなく、
キレイと言ってくれたことへの礼だろう。
早速、伝えることの大切さを実践することになったけど。]
【独】 卒団生 アレウス
/*
前回出来てたことが出来てないのと対応ミスった気しかしませんが、せめて本編からは頑張りたいです、切実に
村に時間費やしすぎて諸々リアルやれてないことあるけど村終わりに頑張ろう
【独】 卒団生 アレウス
/*
どうしようかな、現軸接触するとバラニさんお待たせする可能性大
回想する？で、現軸接触するかどうかはご本人にお任せする形にしようか
メモの行数でどうお伝えするという話になるけども
卒団生 アレウス
[言葉にしないとわからない。
でも言葉にしたくても出来ない時はどうすればいいんだろうね。
言葉未満が浮いては消えて、
形に出来ないことがどうしてだろう、悔しく思う。
言葉に出来ないナニカを伝えられるものもあると知ってるはずなのにね。
いつか形に出来るかな？
出来ないかもしれないけど出来たらその時形にしたいな。]
卒団生 アレウス
「うん、ナタリーお姉ちゃん。また後でね。」
[「あと、これからもよろしくね！」
ピアノルームから去るナタリーを見送り、
例の写真事件やら>>109>>110>>111
トラヴィスの気遣うような申し出に>>129>>130>>131
「あー……うん、その気持ちだけですっきりしたから大丈夫。
でもそうだね、お願いしていいかな？
他の子にも被害出たらいけないから。」
スライドと写真の編集は団員で、講師陣は機材の提供をしただけだと後で聞かされた。
後でその団員は怒られたみたいだけど、まあいいかな。
むしろトラヴィスが笑わず疑問を呈し、こちらを気遣うような反応に驚いた気持ちの方が大きかった。
でもそれ以上に嬉しかったから「ありがとね、そう言ってくれて」>>130>>131と笑って言えたんだろうね。
だからお手紙の件も一任しよう、かといって人任せする気もない。自分でも後で注意はするつもり。]
卒団生 アレウス
[ナタリーとも別れ、楽しそうに歌う>>135>>136>>137トラヴィスを横目にアレウスはピアノホールに残る。
菓子を食べこぼすこの口の周りを拭いたり、
泣く子の頭を撫でたり。案外いつもと変わらぬ時間を過ごした。]
大丈夫だよ、みんな初めから
お兄さんお姉さんじゃないんだから。
みんなの面倒見て、ちょっとずつ
ちょっとずつお兄さんお姉さんに変わっていくから。
みんなならなれるよ、立派なお兄さんお姉さんに。
[新たに年長となる子をあやすように撫でていく。
お兄さんお姉さんは１人でなるものじゃないから大丈夫だよと、実体験とともに伝えよう。]
卒団生 アレウス
[３歳から６歳の子３人が抱きつく。
涙を流す子たちにミリアももらい泣きしながら、兄妹２人でその子たちを抱きしめた。]
（来る？いいよ、おいで）
[混ざりたそうな子を見つければ手招きして受け入れた。
１人離れ、１人加わってと代わり代わり頭を撫でて抱きしめる。
毎年小さい子たちはお別れが辛いのか泣いたり逃げ出す子が１人は出てたようだけど、今回は現れてないのかな？]
卒団生 アレウス
─回想/逃げ回るバラニどこいった─
バラニ、バラニー？
どこいったちびっこめ、出ておいでー。
……声聞こえてる範囲にいるのかな……。
おーい、バラニー。聞こえてるー？
聞こえてるなら階段から先生二人きてるから
反対の方向に逃げた方がいいよー。
あと東の端の空き部屋、窓枠がささくれてるし
カーテン埃っぽいからカーテンの裏はだめだぞー。
[「アレウスどっちに味方してんの！？」と一緒に追いかける団員に突っ込まれ、自分も空き部屋を中心にバラニを捜索する。
泣きながらとは言え隠れ場所を知ってそうなバラニだ、普通に追いかけても捕まらない気がして一計を企てる。
わざと本当の情報を流して反対側に待機すれば捕まえられるかなという思惑、端の空き部屋は完全に良心での忠告。]
卒団生 アレウス
んー、いっそ走り疲れて眠ったりだとか
戻って来るの待つのもアリだと思う。
でも危ない目に遭った時が大変か。
怪我しないのが一番だけどね。
[階段の反対にあるキャビネットの陰に隠れながら、もう１人の子と話す。
毎回こんな感じなのかと聞かれた時は首を振って]
いや、逃げ出す子は何人かいたけど
屋敷中駆け回って逃げる子はそういないなあ。
いっそ逃げ切っても面白そうだけどね。
[通る影が違う子と気づいて情報交換したり、走り疲れた講師に「お疲れ様です」と声をかけながら探して探して、全てが終わったのがいつだったか。
疲れてそうな何人かに最後、コップで水をあげたのは覚えているけれど。]
卒団生 アレウス
子どもはねえ、元気なのが一番いいよ。
[「お前今いくつだよ」と突っ込まれ子どもっぽく笑う。
いなくなる辛さは自分も分からなくはないから、泣きたいなら気が済むまで時間をあげたいという思いはあった。
自分は泣いちゃダメだって我慢した。
下を向いて耐えてたから。
けどそれは自分の話、バラニは別。
他の子はともかく、アレウスはこの騒ぎを思いの外楽しんでいたのも否定出来ない。*]
5人目、 卒団生 トラヴィス がやってきました。
卒団生 トラヴィスは、村人 を希望しました（他の人には見えません）。
卒団生 トラヴィス
[とんでもない回答に彼はどう反応しただろうか。いずれにせよ、私はケタケタ笑っていただろうが]
文化の違いかもしれないな、みんなの前で“発表“する為に沢山の練習を積み重ねて。最高のものを舞台で披露する、それはそれで良いと思うが…
かの太陽の国では、陽気な人々がもっと気楽に歌と踊りを楽しんでいるという
外国語だから格好いい、何を歌っているのだろうと尋ねればその内容は「ららら今日の夕飯なんだろなー」だったりなあ
卒団生 トラヴィス
世の中にはよく分からない芸術もあるものだ！
世界一演奏時間が長い曲なんて、何と演奏に1000年掛かるらしいんだが現在も演奏中らしいぜ…
凄いといえば凄いんだが、それに関わりたいかといえば…
[うーん、と少々考え込んで]
５分くらいなら、人生の記念として関わるのも面白そうだが！ずっとやっていろと言われたら私は勘弁願うなあ
[その後は、彼が乗り気だったなら愉快な音楽文化について語り合っただろう。それでもきっと私たちが知れる音楽は、世界のほんの一部なのだろうけど*]
在団生 バラニ
[卒団章授与が終わり、進行は次に移る。
中央にテーブルと椅子を集める時には、年少者は椅子や白いクロスを運ぶ係。
少年も中に混じってせっせと役割を務めた。
スターゲイジーパイを誰が持ち込んだかは知らないが、ディアマンクッキーは少年の母のお手製だ。
普段なら少年もお菓子に手を伸ばすところだが、今は手を伸ばす気にならなかった。]
僕、オレンジジュース。
[>>9今回卒業するアレウスが皆に飲み物を配っていた。
それに近づく姿はいつもよりも大人しく見えるだろうか。
ミルクの入っていない真っ黒のコーヒーは大人っぽくてかっこいい。
彼がコーヒーを飲んでいる姿を見かけた事があれば、目を輝かせてそう言った事があったかもしれない。]
在団生 バラニ
……ありがと。
[ジュースを貰ったなら、お礼を言って。
仲のいい子達の方へ行って一緒に口にするも、他の子達に飲み物を配る自分より体の大きな卒団生へ視線はチラチラと。]
「バラニ、今日は走んないの？」
[クッキーをかじる同級生の言葉には、いつもの調子でぷぅ、と頬を膨らませた。]
し、しないよ！
僕、もう六歳だぞ！
[もうすぐ弟の一歳の誕生日。
未熟児として生まれた小さな弟が、無事に年を重ねる特別な日。
兄を自覚した今は少しでも背伸びしたい気分になるのだ。*]
村の設定が変更されました。
定員: 5人 （ダミーキャラを含む）
最低開始人数: 5人
開始方法: 人狼BBS型（更新時間が来たら開始）
役職配分（自由設定時）
【独】 卒団生 アレウス
/*
お気持ちだけでもとても嬉しかったです、トラヴィスさんありがとうございました！
出来上がったロルは胸の内でこっそり供養……
トラヴィスさんの判断お待ちして、設定変えたら最終決定とロルだけ急ごう
在団生 ナタリー
ｰ現在･小劇場の催し物ｰ
[現在、小劇場ではちょっとした音楽劇を披露しているようだ。
在団生も卒団生も、みんなこぞって参加していて。
これが最後の思い出づくりと力をいれているようだった。
なかには、卒団公演ということで思いきって、卒団生らが手がけた脚本で演技する姿もみられる。]
｢みんな、たのしそうだな。｣
[夢を追う人。破れた人。
今このときばかりは、そんなこと関係ないというように。
スポットライトが、眩しいくらいにみんなを照らしている。]
在団生 ナタリー
ｰ回想･もう一人の姉スザンヌｰ
[スーの歌が好きだった。
誕生日に歌ってくれる歌。
寝れないときの子守唄。
どれも、すごく上手なんだ。]
在団生 ナタリー
[トリルにある"ステラ"という小劇場。
そこに、姉スザンヌは女優のたまごとして所属している。
毎日のようにお稽古をして、役を勝ち取り、舞台の上では軽やかに歌う。
溢れんばかりの笑顔。
優しげな歌声が、観客席を包んでいく。
そんなスザンヌはキラキラと輝いているようにみえた。]
在団生 ナタリー
｢なんで"ユズリハ"止めちゃったの？｣
｢スーの歌はすごくキレイなのに。｣
『それはね…。』
[早く女優さんになりたかったから、と返されて。
ナタリーは首をかしげた。
｢スーなら、いつでもステキな女優さんになれるのに？｣
不思議そうにしている妹を姉はおもしろそうに笑って。]
在団生 ナタリー
『ナタリーも、いつかわかるよ。』
[と抱き締めてくれた。
"ユズリハ"はとても楽しい場所だけど。
それと同じくらい、大切な場所ができるんだよ。
なんて。
そういわれたけど、いまいちわからなくって。
｢わかるかな？｣
って、聞き返したりしていたけど。]
在団生 ナタリー
ｰ現在･小劇場の催し物ｰ
[ふと、姉のことを思い出していた。
それほど時間はたってないはずなのに。
いつの間にか、喉がカラカラになってて、ちょっと痛かった。]
｢いたっ。｣
[唾を飲んだら、ズキッとして。
ナタリーは顔をしかめる。
もうちょっとすれば、演目も終わりそうなところだけど。
(でも。あとでがらがらになってもイヤだし…。)
そう思って。
ちょっと残念がりながらも席を立つことにした。]**
卒団生 アレウス
─お別れ会/トラヴィスと─
[オレンジジュースを差し出すと>>174星を見上げたパイの理由が返ってきて、またちょっと驚く。]
……案外ちゃんとした理由なんだね。
見た目がこう、ちょっとアレだから警戒したけど
そういう見方もあるか。
[お別れ会に出すなら、という理由に一理あるなと納得しかける。
そこまで言われるとちょっと食べたくなってきた、あとで食べてみようかな。]
トラヴィスからすれば毎日が冒険じゃない？
僕からすれば毎日が歌の冒険してるように見えるもの。
[でも今日は一段と冒険気分がすごそうだ、なんて>>174彼の口ぶりを聞きながら]
卒団生 アレウス
まあ、だいたい水か飲める子は紅茶だろうね。
魚と甘いもののイメージって結びつかないから
[でも、トラヴィスは引っ越しが多かったと本人か誰かが言ってた気がする。>>136>>137
なら知らない文化があってもおかしくないやと
思った矢先に聞こえた台詞で咽せそうになる。>>174
自分、自分とときたか！]
あの、嬉しいけど、嬉しいけどさ。
何でそんな小っ恥ずかしい台詞を言うのかな！？
あれだ、トラヴィスもうお芝居の脚本書きなよ
君ならいける、多分世の女の子の心掴めるよ、うん。
[何故だろう、
友達認定してくれてるっぽいのは嬉しいんだ。
嬉しいんだけど小っ恥ずかしいのは何故かな？
本音っぽいから余計に面食らったのもある！]
卒団生 アレウス
……いや何も考えてないのかよ！
よく堂々と言えるな！？
[実際堂々かどうかはともかく。
「いやツッコむの遅いから」と
周囲に指摘され、ようやく悟る。
“これ思考回路が自分と根本的に違うやつだな？”と。
気づいてからは色んな意味ですごいなと感心を覚える。
呆れもまあ、無くはないが自分には出来ないと。
ただ間違いなく彼の長所に思った。
呆れ顔の自分と違いケタケタ笑うアレウスを見て
人生楽しそうで羨ましいなと思いはした。
真似出来ないが、悩むことも無さそうで羨ましいなと。]
卒団生 アレウス
[トラヴィスは音楽の造詣に深いのか、
自分が知らないことを話してくれた。>>177]
うへぇ、１０００年なんて演奏してるうちに
何人も死んじゃうじゃん。
作った人も人だけど、演奏する人もよくやるよ。
[彼が考え込んで出した結論に同意して]
僕もやだな、ずっとは。
[アレウスはたった５分でも遠慮したい側だったが、この時ばかりは（？）概ね意見が一致したかもしれない。
「そういうのって他にもあるの？」
彼なら他にも何か知ってそうで思わず興味が湧いた質問は、思った以上に愉快で楽しかった。
世界の音楽のほんの一部に触れた、たとえ全ては無理でも触れる“１”の面白みを知る。]
卒団生 アレウス
[自分とは違う、謎な部分も多い。
でも話すと面白い、に認識が変わるのもあっという間。
音楽の話で盛り上がれる子というカテゴリに彼が入ったのはすぐのこと。
自分から切り出した時のことも懐かしい。]
卒団生 アレウス
[いつかどこかでミュージカルやってたら
「おー、やってんな」ぐらいは声かけようか。
あるかも分からない未来だけどそう思うくらいには
彼の生き様を気に入っているのかもしれないな。
自分にはないものを、持ってるようなひとだから。*]
【独】 卒団生 アレウス
/*
今日も徹夜決定かな……？
一応村建てメモで方針書く、で、
反応なかったら突然死しないようにキックかな
せっかく支援に来てくださった方をキックするのも申し訳ないんですが、退村忘れの可能性もあるので一応。
杞憂だといいな
卒団生 トラヴィス
こうして飲み物を注いでくれる友がここにいる幸せに、感謝すればオレンジジュースも最高の飲み物だぜ！はっはっは
[そう言いながらさくっと一杯目を飲み干し、更なるお代わりを要求した]
芝居の脚本か、そうだなー。女の子の心を掴む系がいいのか？なら、ちょっとときめく様な内容の恋愛ものとか？て、君は何かを作る時に女の子の心を掴むことを考えるのか、まあ１２歳にもなれば…興味あるよな
[ふふ、と微笑ましげに視線を投げかけたり]
卒団生 トラヴィス
演奏に1000年は、流石に生身の人間じゃないな。機械にさせているらしい。だが機械はメンテナンスが必要だろうし故障もするだろうから、関わる人間はいるだろうな
他には…歌詞が2000番以上ある合唱曲「ねがい」というものがあるぞ。ここの合唱団「ユズリハ」の名前の元になった植物がある国が保持している記録らしいが。何と言うか、よい歌だ。流石に現実に通しで歌うのは、難しそうだがな
[内容は、あえて言うまい。もしアレウスがいつか、その一部を見ることがあるなら、何故そんなに長い合唱曲なのかはすぐ分かるだろうから]
在団生 バラニ
―回想―
[初めて卒団式を迎えた時は、入って間もなかったからか、よく分かっていなかった。
周囲の子達が泣くのにつられて泣いてしまったが、帰りの頃にはけろりとしていた。
けれど次の練習に卒団を迎えたお姉さんが来ないのに気付いて呆然とした。
二度目の卒団式は、母のお産があって欠席した。
最後の練習日に別れる子に手紙を渡した。
別れ際にぎゅうっと抱き着いて泣くのを、困ったように笑いながら背を撫でてくれたのは、優しくしてくれたお兄さんだった。
声変わりを迎えたので卒団をする事になったのだという。
彼が声が出にくそうだったのには少し前から気付いていたが、風邪を引いているのだと思っていた。
〝男の子は声変わりを迎えると卒団しなければいけない。〟
──という合唱団のルールを少年が認識した瞬間だった。]
在団生 バラニ
[三度目の卒団式でお別れする事になったのは、仲の良かった子だった。
家の事情で遠い町へ引っ越す事になったので卒団する事になったのだと打ち明けられた時には我慢したが、迎えの車の中で泣いた。
五歳の世界は狭い。
もう二度と会えないような気持ちになっていた。
卒団式で一緒に話をして、並んでゲームをして、最後の歌を歌う前に堪えられなくて二人で庭に出てわんわんと泣いた。
落ち着くまで最後の歌は待って貰えたのは、この合唱団で彼らが一緒に歌えるのはこれが最後だと、大人達も分かってくれたからだろう。]
在団生 バラニ
[──そうして四度目の卒団式で、少年は別れたくないという気持ちから一つの行動を起こした。
最後の歌を歌うまでは終わらない。
それ故に、少年は最後の歌の前に屋敷の中を逃げ回る事にしたのだ。
探検をしているおかげで屋敷の中はそれなりに詳しい。
少年は小柄な体を利用して、懸命に逃げ回った。]
……！
[>>170本棚の影に隠れて息を潜めていると、聞こえてきたのはアレウスの声。
呼び掛ける声にびくりと身体を震わせたが、アドバイスらしき言葉に耳を澄ませる。
それが作戦だなんて露知らず、階段から来るらしい先生から逃げようと、慌てて彼の思惑通りに反対側に駆けていった。]
在団生 バラニ
やだー！！
[そこを捕まりそうになってもう少し逃げおおせたか。
先生に捕まった少年は、泣きながら力いっぱい手足をばたつかせた。
どうしてお別れしなければいけないのか。
皆とずっと一緒に歌いたいのに。
そんな事を泣き疲れるまで喚いていた。
その日の最後の歌は、声が枯れてひどいもので。
以来、一、二度程、卒団式のたびに逃走劇があっただろうか。**]
卒団生 トラヴィス
[自分は１６歳、たまたま引っ越しが多く他所を見る幾多の機会に恵まれた。だが自分よりも若く、ひとつの場所で丁寧に悩み考え成長する、ユズリハ育ちの若者達はまた異なった魅力を持っているように感じられ]
（私の様に駆け抜けるような生き方をしていると、気付けないこともあるものさ…。きっと、アレウス達だから出来ることも、ある）
[アレウスは私と正反対の性格として名を挙げられることもあったように思うが、正直どこが正反対なのか分からない。「ユズリハに入る」という時点で、一定の似たところはあるように思えるものだから。「ユズリハから出た」とき、彼は変わるのだろうか、それとも——
１２歳はまだまだ未知数だ。流石に彼の人生の行方までは、さっぱり察せない*]
【独】 卒団生 アレウス
/*
トラヴィスさん戻ってくださった！けどこちらに気を遣って残る判断だった場合は何だか申し訳ないな
在席とメモだけ確認して最終判断かな、周囲が暗すぎてパソコンで時刻確認してます。
アナログの時計に慣れたせいかぱっと計算ができない
何度も繰り返しになりますがナタリーさんバラニさんトラヴィスさんご参加ありがとうございます！
【独】 卒団生 アレウス
/*
ひょっとして：自分がお返事したことで義務的にお返ししてくださったパターン
あちゃー！それなら「御礼も兼ねての〆です、お返しなどはお気になさらず」と返信不要でもいいとお伝えすればよかったなー
このまま参加することでトラヴィスさんのご負担にならないかが心配なので、ご本人が問題ないのであれば大歓迎の姿勢なのです。
３時まで様子見は事前にお伝えしてるので、待ちの姿勢。
……退村OKなことお伝えしてない？と肝冷やしたけどお伝えはしてる、ね？伝わってないだけというパターンが一番怖い>>A44>>A14
中段見落としやすい形だから見落としの可能性はある>>A15
【独】 卒団生 アレウス
/*
（不安由来で色々書いてしまいましたが、トラヴィスさんご自身でのご判断でしたら何も問題ありませんので、ね！）
（自身の不安的中だった場合はエピで土下座いたします、それはもう……）
（お返しはあるけどメモでのお返事がないのでどうすればいいかなーっと迷ってる節はあります）
（ご辞退メモに関しては時差の範囲内ですし村建てがもう少し編成確定遅らせればよかった話）
（教訓として編成確定の時時間ジャストで締め切らず、様子を見てから締め切ること）
【独】 卒団生 アレウス
/*
（支援のお気持ちだけでも本当に嬉しいので、頻度についてはお気になさらずと口にしたい精神）
（参加者の方のご無理やご負担が大きい方が村建てとして辛い）
卒団生 トラヴィス
卒業後、歌の道を行くものも行かないものもいるだろうが…
みんなと歌えて、私は楽しかったし。君と同期で良かったと思っているし、可愛い後輩達がいることを誇りに思っているよ
[そう笑顔で語り、握手を求めアレウスに手を差し出した。彼が応じてくれたなら、ぶんぶか手を振っただろう。そしてその後は、また一曲、友情を歌った即席ミュージカルが繰り広げられたのだった**]
卒団生 トラヴィスが村を出て行きました。
村の設定が変更されました。
定員: 4人 （ダミーキャラを含む）
最低開始人数: 4人
役職配分（自由設定時）
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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