31 【R18】瞑々学園の温泉合宿
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水鏡に映る自分の姿は何に見えるだろう。
人か、それとも――。
どうやらこの中には、村人が1名、Ｃ国狂人が2名、共鳴者が2名、碧狼が1名、叫迷狂人が2名いるようだ。
田美院翔が「時間を進める」を選択しました。
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
[確かに変な意地張ったアタシも悪いのかもしれないけどっ！
でもでも、だってこんなことになるとは思わなくてっ…！！
今まで積もり積もった憤りと恥ずかしさと情けなさが爆発して
べっしょべしょに号泣しているアタシの代わりに
けーくんが何やら後始末をしてくれたらしい。
下肢の濡れた感触が消えていき、
独特の臭いもなくなっていく。
いつのまにか変身が解かれ、
けーくんが後ろから抱きしめる形になる。
互いに全裸なわけだけど、
今はそれに何かを感じる余裕もなかった。]
うぇっ、うぇぇ……ひぐっ……ふぇぇぇ……
[優しく頭を撫でてくれる手はただ、あったかい。
昔は立場が逆だったなってぼんやりと思い出す。]
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
………ふ、ぅ、……っ、
[宥めるような声色に少しずつ気持ちが落ち着いてきて、
けーくんの声が耳に入るようになってくる。
ああ、昔はアタシが怪我した時も
ただ泣きそうな顔でオロオロしてるだけだったくせに
いつからかこんなに大人びた声で話すようになったんだな。
何もアタシがやめるからってそっちまで辞める必要はない。
うちは別にねーちゃんたちもいるから
アタシ一人いなくなってもそんな困んないけど、
五十嵐家は多分そうじゃないじゃん。そんな責任背負えないもん。
…みたいなことを思ったわけだけどしゃくりあげて声にはならず、
ただふるふると首を横に振り。]
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
へくしっ、………ひっく、……… うぅ………
[そしてくしゃみで、流石に寒いなってことに気づいた。
こくりと頷き、手渡された下着と服をもそもそ着ていく。
ここでようやく互いに全裸だと言うことを認識して
いたたまれない気持ちになったけれど……
既に騒ぐ気力はなく、しずしずと服を着ていき。]
佐次詩羽
[…そんなところで、ようやくアタシはけーくんの体に
無数の痣や傷があると言うことに気づく。
中でも真新しい痣はさっきアタシが魔物の攻撃を受けた場所で…さっき出来たものだと嫌でも分かった。]
………けーくん、その体……
もしかして、「着てる」時に
アタシが受けたダメージって、
全部けーくんに行く……の？
[疑問形だけど確信に近かった。
言われてみれば確かに思い当たることはあったもの。
時々腕を動かし辛そうにしてたり、
ネクタイ結ぶのがへたくそだったり。
昔からちょっとどんくさいとこあったから、
あんまり気にしてなかったけど…。]
佐次詩羽
[それを見つめるアタシの表情が明らかに曇っていく。]
これって、一日二日で出来たもんじゃないよね。
……………………アタシの代わりにこんな、傷だらけになってさ………
[きっと何も言わなかったのって
アタシに心配かけたくないとか、
大方そんな理由なんだろうくらいは分かる。
けど、知ってしまったら気にしないのは流石に無理だ。
だって、本来はそれアタシについてた傷なんでしょ。
……けーくんにそんなつもりはないことは百も承知で、
今自分のことでいっぱいいっぱいで余裕のないアタシは、
何だか更に重荷を乗せられた気持ちになってしまった。
こんなに傷だらけになりながら戦ってるんだから、
ちょっと恥ずかしいのくらい我慢しろ、って。
きっとけーくんはそんなことは言わないけど、でもそう言われてるような気がしてしまった。]
佐次詩羽
………………そっか。
けーくんも無理してたんだ。
なんか、ごめん。自分のことばっかで。
ホントにアタシ、退魔士やめた方がいいかもしんないね。
今からでも別の結婚相手探して貰ってさ……。
そしたらけーくんだって、もうそんな怪我しないんでしょ？
[硬い声でそう告げて、身体を離して立ち上がる。
さっきのは半ば勢い混じりに言ったことだったけど、
今の今まで考えたこともなかったけど、
割と本気でそれもありかもしれないって考えていた。
だって、そうすれば。
恥ずかしい格好で戦わなくてもいいし、
男女とか気にする必要もなくなる。婚約者じゃなくなる。
きっとアタシが悩んでた色んな事、
一気に解決する。…… よね？]
佐次詩羽
[さて、皆と合流した時には
アタシは泣きはらした目で俯き、
何とも気まずい空気が流れていたことだろう。
他のペアもどことなく義妙な空気だったこともあり、
言葉少なに宿へと戻ることになった筈だ。**]
【独】 佐次詩羽
/*
けーくんにも多分さ、献身に対する見返りが欲しいと言うか
尽くす事で振り向いてほしい！
君の為に頑張ってる僕を認めてほしい！
って思いがあると思うんだけど、
それを受け止められるだけのキャパというか心の余裕が今の詩羽になくてこうなってしまうな… タイミングも悪い そう
【独】 佐次詩羽
/*
なんかこのぎくしゃくしてるタイミングで女子男子に分れて赤裸々トークとかしたいし見たくない！？
女子たちと露天風呂入ったりしたいよおれは
【秘】 五十嵐螢 > 佐次詩羽
［詩ちゃんが着替えていく間、僕はまだ真っ裸のままだった。
一枚一枚服を手渡していき着終わったのを確認するとのそのそと自分の服を着ていく。
受けたダメージでまた指先が動かし難いから本当にのたのたとした速度で――傷痕を見られても隠すこともできず僕はネクタイもよれよれの状態に服を着こなした］
五十嵐螢
ちが………。
［>>1――違わない。
否定しようと首を横に振りかけて止めてしまったのは詩ちゃんの中で問いかけの答えはもう出ている感じがしたからだ。
だから黙秘を選ぶ。
沈黙は金ともいうけれど、今は同時に認めているようなものでもあるか。
口元が歪んでしまうのを感じる。
知られたくはなかったことだが泣いてる詩ちゃんをそのままにも出来なかったのも事実だ］
あのね……あのね……。
［違うんだ、僕は>>2そんな表情をしてほしくない。
詩ちゃんが無事ならそれでいい。
いつものように男前で豪快な感じで楽しそうに過ごしてくれていれば僕はそれで良かった。
無理なんかしていない。
>>3これは、この傷は――僕が望んだもので、僕の勲章みたいなものなんだ。
痛いけど、無為に受けているわけではない］
五十嵐螢
お宿
［宿に戻ると女将さんが出迎えてくれた。
労いの言葉を投げかけてくれて、温かいお茶を淹れてくれた。
宿の中は温かくてお茶も温かくて涙が出そう。
もう今日は温泉に入ってさっさと寝たいと最早何度も同じことを考えてしまう。
一息ついたところで女将さんに部屋を教えてもらい案内してもらうことになる。
お部屋は古めかしい畳の部屋だ。
広めの部屋の真ん中には座卓があり座布団が対面に一つずつ用意されていた。
窓際には謎の空間があってそこにもテーブルと椅子があった。
部屋にも内風呂があるようでそこも温泉らしい］
五十嵐螢
うう、お部屋で温泉、贅沢……。
［僕はこの時まだ気づいていなかった。
部屋には僕が宅急便で送ったものともう一つ荷物があってなんか行きしなに見たことがあるということに――。
それに女将さんも部屋を出る時何か言ってなかっただろうか。
『後は若い二人にお任せして――』うんぬん。
うん、よくわからないな。
同室はディックかな、市川くんかなとある意味現実逃避をしていたんだ。
あの二人、別方向に案内されたような気がしていたけれどね**］
【叫】 五十嵐螢
［一先ず負傷の手当をしないとと僕はよれよれに着直した服を脱いで上半身裸になった。
荷物からよく効く塗り薬が入った容器を取り出すと蓋を開けて中のでろんでろんとした緑色と紫色が絶妙にマッチしてしまった謎の物質を今日受けた傷に塗り込んでいく。
ここの温泉も傷や内に残るダメージに効くらしいので後で入りたいところだ。
それに符で拭いたけど僕のあそこ、詩ちゃんにぶっかけられた状態なのでそちらもか。
そうやってぬーりぬりして背中届かないなーと入口に背を向けてごそごそしていたので誰かが入ってきても気づくことはない**］
佐次詩羽
［けーくんがさっき告げた「大好きな詩ちゃん」という言葉すら
Likeの意味でしか捉えていないアタシは
彼がそこまで駄々をこねる理由にもまるで見当がつかず。
結局平行線で結論は出ず、ぶすくれたまま帰路に着くのだった。
（主に白くんと雪ちんに）なんか雰囲気悪ない…？って思わせてたらすまん。*]
佐次詩羽
― そして宿 ―
[宿に帰るとおかみさんが出迎えてくれた。
出してくれたお茶は身体冷えてたから正直有難い。沁みる。
もうさっさと温泉入って飯食って寝たい……と、
奇遇だな、アタシも同じ気持ちだ。>>7
お茶を飲み干して部屋に戻ろうとすれば
旅館の従業員に呼び止められた。]
え、浴衣？んじゃー、まあ、せっかくだし……
[一応部屋にも浴衣は置いてあるけれど、
別室に色んな柄のものが置いてあって
希望なら好きなのを選んでもいいそうだ。
案内されるがまま
白地に赤い牡丹柄の浴衣と黒い帯を選び
ついでにお風呂セット一式を巾着袋に入れて
一旦案内された部屋へと戻ることにして……**]
【叫】 佐次詩羽
あーーーつっかれた！！！
[ガラッ！！と勢いよく扉を開けて。
真っ先に目に入ってきたのは
背を向けて座り込んでいる上半身裸の男だった。]
すいません間違えましたっっ！！！！
[それが誰かを考える前に
反射的にぴしゃーんと勢いよく扉を閉める。
いや、でも、あれ？？
確かにこの部屋って言われなかったっけ…？？？
それにさっきの奴にもなんか見覚えが……。
おそるおそる、そっと扉を開けて。]
【叫】 佐次詩羽
ってやっぱりけーくんじゃんか！！
ここはアタシの部屋だぞ！！
なーーんでいるんだよっ！！
[ほら！そこにアタシのバッグだっておいてある！
まだ同室にされた、なんて思い至ってないアタシは
彼の顔を睨んで抗議するのである。**]
【叫】 五十嵐螢
［ぬりぬりしてるけど背中は手が届かないな。
寮だと雑に壁に薬を塗った紙を張ってクマみたいに背中擦り付けてるけど流石にお宿の壁でそんなことはできない。
前は全部塗り終わり少し途方にくれていると扉が空いて廊下の寒気が入り込んできて身震いしてしまう］
うぅっ、さむっ……え？
［今、誰かいた？
聞きなれた声を聞いた気がしたが振り返れば扉は閉まった状態だった。
まさか、古いお宿だから妖精か幽霊でもいるのだろうか。
魔物とは違う生命体が使役されている可能性を考え手を荷物の方へと伸ばしていくとまた扉が開いて――］
えっ、詩ちゃん？
［上半身全裸姿でところどころに緑紫なお薬が塗られているぼでーを真正面から晒してしまう。
僕が手を伸ばした方は二人の荷物が置かれている方だ。
そこにと指さされれば僕の手が詩ちゃんのバッグに向かっているようにも見えよう。
睨まれたってここは僕の部屋であることも確定だ。
何故なら僕の荷物も此処にある］
【叫】 五十嵐螢
ぼ、僕もこの部屋だって案内されたんだもん！
ここは僕の部屋だよ！
ほら、そこに僕のバッグも……いや、あれ？
［詩ちゃんのバッグと言われると確かに集合地点から一緒に移動する間に持っていたバッグであった。
僕の荷物は配送されたものだがこれも家族旅行で使ってるものと同じなので詩ちゃんには見たことがあるはずで］
え……どういうこと？？
［頭に疑問符を浮かべた表情で小首を傾げた。
そうすると部屋の天井辺りでぽわんと音がしてひらりひらりと詩ちゃんと僕の手に家族からのお手紙が届く。
内容は簡潔に言えば一緒のお部屋で仲良くしっぽりやりなさいということだった。
――『どうせ学園でもお互いの寮のお部屋にも行ってないでしょう』
どうしてわかるんだろうということを指摘されてぐうの音もでない、ぐう。
ちらりと詩ちゃんへと視線を向けるが先程駄々を捏ね捲って話が平行線になったこともあり少々居た堪れない］
【叫】 五十嵐螢
う……いないもん。
［思い出しただけで涙が出てきてしまう。
傷も痛いけれど詩ちゃんに否定される方が心が痛い］
詩ちゃんよりいい女の子なんていないもん。
可愛くて、快活で、強気で、優しくて――。
全部僕が好きな詩ちゃんだもん。
［駄々っこが再来する］
やだやだ、僕は詩ちゃんと結婚するの！
責任は全部僕が取るの！
［べそをかきそうだ、いや、瞳は大分潤んでいる］
【叫】 五十嵐螢
詩ちゃんは僕が守るんだ！ 絶対に！
僕は詩ちゃんを守る『ヒーロー』になるんだ。
僕の『ヒロイン』は詩ちゃんだけなんだ！
だからやーだー。
子どもの頃からずっと好きだったのに
また別れるなんてやーだー。
［>>0:22幼い頃に>>0:27約束をした。
何故だか途中で詩ちゃんはよそよそしくなってしまったけれどそれを取り戻したくて僕なりに頑張ってきた。
傷のこと心配させたくないのはそう、でもそれは詩ちゃんを傷つけたくないからだ。
責任なんて求めてない。
傷は僕の誇りで、勲章で、愛の証なのだ］
世界で一番僕が詩ちゃんを愛してるもん！
［出会ってから今日まで積み重ねた超ド級にヘヴィーな愛情は扉を開けたままだと廊下まで余裕で聞こえるだろう**］
名坂雪
思い出
[さっき、肩を借りて眠ったとき。>>0:166
幼馴染と過ごした日々のひとつを夢に見ていた。
身体が弱く引きこもりがちだった自分。
親や兄が心配するからその日も窓から外を眺めていた。
読書は大好きで、不満なんてなかったけれど。
いつしか雨が降りだして。
じゃあ仕方なかったんだって息をつく。
そんなとき、外から声がして。
ハッと顔を向けたら、やっぱり幼馴染で、勝手知ったる我が家の日本庭園から手を振っていた。
傘片手の彼は自分を迎えに来てくれたのだ。
あの頃はよく手を繋いでいたっけ。
寒いからとモコモコに着させられたあと、繋いだ手をぷらぷら揺らして、笑って、幼馴染の家へと歩いた。
わざと踏んだ水溜り、長靴を履いた足は軽くて。
ほんとは、どこまでも一緒に散歩できそうな気がした。]
名坂雪
[そうして、ホワイト家の庭の温室で。>>0:36
やわらかな花の香りに包まれながら、ふたりでくっついて座り、家から持ち出した絵本を声に出して読んだ。
温室のガラスに跳ねる雨の音はやさしく。
ちょっと肌寒くても、身体をさらに寄せたら良かった。
別に禁止されてなかったけれど、なんとなくこっそり、ポケットに忍ばせてきたチョコ菓子を得意げな顔で掲げてみせて。
半分こね、と手のひらに乗せ合うのですら笑っていた。
なんの特別でもない日常だった。
あの時咲いていた花、なんだっけ。
たくさん遊びに行きすぎて混ざってしまってる。
成長して、中学生、高校生になるにつれて。
あれくらいくっつくことは減ってしまった。>>0:185
なんでだろう。……なんでかな。
私たちは幼馴染だけではなく、婚約者でもあり、多分遠慮する必要はなくて……でも、いつも通りの顔をしていては出来ない雰囲気で。
知らず知らず、心がそわそわするようにもなった。
――昔みたいに、くっつきたいな。願いは目覚める間際に浮かび、起きた時には心の中に隠れていた。**]
【秘】 市川夢助 > 氷室詩音
……いや。そう言われりゃ確かにそう、だけどな…
[嫌いな相手にそんな誘い方はしない。言われてみれば、そりゃそうだ。
ラブホの件はどうも詩音の勘違いもあったらしいが、他は全部詩音なりの俺への気持ちの表し方だったって事か？
いや、だったらもっと刻め！！段階を。
しかもその割に普段はツンケンしすぎだしな。今どき流行んねえよツンデレは。いやデレはなかった。じゃあただのツンか。
いつもより気弱げな声の詩音が発する意外過ぎる告白に、頭をわしわしと掻き毟る。ぶっちゃければ何もかも終わってすっきりすると思ったのに、どこまでも人の内心をかき回してくる奴だ。
魔物退治が片付いていたのがせめてもの幸いだ。]
【秘】 市川夢助 > 氷室詩音
だから、何でそうやって遅いとか決めてんだ、俺だってなあ、詩音の事……！！
[と、最後まで言わないうちに、皆が階上から戻ってくる音が聞こえた。]
市川夢助
終わったみたいだな。こっちも片付いた。全員無事か？
[螢やデクスター、女子達に声をかけて見渡すが、なんとなくどこも空気がぎこちない気がする。デクスターと雪はまあともかくとして、螢と詩羽の方がその感じは強い。…まあ、詩音の方をちらりと見て、そちらの、特に詩羽に視線を向けるのは控えておいたが。
いずれにせよ、俺達ほどの距離感ではなかっただろうし、こっちもそれどころではなかったので深くは気にせず、そのまま宿に戻り、他の皆と別れる。]
市川夢助
一応、学校に任務完了の報告は入れといたぞ。
明日の朝はどうするんだった？
現地解散なら帰りの時間も自由でいいんだっけ？
[と、そこだけ確認してから、荷物を置いていた部屋に詩音と二人して戻った。戻ってすぐ、布団が引かれる前の畳敷きの部屋の机に座布団を出して手足を投げ出す。]
くそ…いつもより妙に疲れたな。螢のバフの分、消耗したってとこか。
[まあ、他事も考えてたしな。詩音のサンタの格好の事とか。
ひとまず置いてある饅頭を並べ、茶を二人分入れて詩音の前に出した。]
市川夢助
で、だ。夕飯までにはまだちょっと時間もあるな…
[気まずさはある…が、このままでもいけない。
詩音の様子が今どうであれ、息を一つついて口を開いた。
考えてみれば、俺の方にも婚約者という立場と相手の面倒くささに甘えていた部分はあるというか、責任はある。
その分は、しっかりしないといけないだろう。
なるようになれ、だ*]
【鳴】 市川夢助
…詩音。出かける前に話してたよな。
お互いにマッサージするとか…
………いや！！それよりも。
[言って、詩音の手首を軽くひねるように握り、顔を覗き込みながら告げた。]
その前に、露天風呂に一緒に入ろうかとか言ってたよな。
……いいぜ。ちょうど汗もかいたし。
飯の前…まあ後でもいいけど。
一緒に入りに行くか。なあ。
[詩音の場合、あまり曖昧に言うとまた何か変な勘違いをしそうだからな。むしろ俺の方こそ少し強引にいった方がいいだろう。俺も詩音がちょっかい出してくるのに甘んじて何もしてこなかったのは確か。最初の頃は誕生日とかにちょっとしたプレゼントぐらいはしてたと思うが…最近は全然だった。だからそこは反省して、改める。]
【鳴】 市川夢助
背中だって流すしさ。
……さっき詩音の方から誘ったんだ。
今さら嫌とは言わないよな？なあ。
[俺が何もしなかったのが悪いというなら、今からでもそうしよう。それが嫌で、さっきのが冗談というなら？…そんな奴だとは思わないが、万一そうなら自分の言葉に責任をもって見らわないといけないだろ。
つまり、どっちにしても俺のやる事は同じで…このまま離してやるつもりはあまりない**]
【叫】 佐次詩羽
[睨みつけるも、けーくんの方も状況がよく
分かっていないようで戸惑った顔をしている。
指さした先には二人分のバッグ。
言われてみれば、確かに以前けーくんが持っていたのと同じっぽい気がする…けど…。
じゃあ何？宿の手違いか？
二人して首を傾げていると天井からふわふわと
何か手紙が転送されてきた。
あて先は彼の家族からのもので…
ここに来てようやくアタシは悟る。
…つまり嵌められた、ということだ。]
だーーーー！！！大きな世話だっつーーーの！！！！
[かーちゃんやねーちゃんの
出立前の含み笑いを思い出して腹立ってきた！！！
虚空に向かって咆哮をあげた後、
ちらりとけーくんの方に視線を向ければ
なんだか涙ぐんでいてぎょっとする。]
【叫】 佐次詩羽
……へ？？
[ああ、さっきの話か。何かと思った。
ふんっだ。言っとくけどいくら泣いたところで
アタシに泣き落としなんて通用しないぞ。
（さっき自分がべっしょべしょに泣いてたことはこの際棚上げである）
腕を組み、しかめっ面でけーくんを睨んで――]
………………。
[…だけど、なんだか雲行きがおかしくなってきた。
全部好きだとか、責任は取るだとか、アタシがヒロインだとか…
極めつけに特大ヘビーな愛の告白で締めくくられ、
思わずぽかーんとしてまう。]
【叫】 佐次詩羽
ちょっ………へっ…… ぁ、愛っ！？！？！
[なにこっぱずかしいこと言ってんだコイツ！？！？
ぶわ、と顔が赤くなり、その場で固まって。]
あ、愛って…… それは、えーと、
つまり…ラブ……？ってこと…？？？恋愛的なこと？？
[幼馴染としての親愛ではなくて？男女のラブ？？
言い分を正確に理解するなら、
こどもの頃からずっとこいつは
アタシに片思いしてたと言うことになるのだが……]
………ぜ、全っ然気づかなかった………
[鈍いにもほどがあるだろと総ツッコミをされそうだが、
生憎ここには二人しかいない。]
【叫】 佐次詩羽
えーと……その……
と、取りあえず落ち着け。その、扉、閉めようか………
[このままだと外にまで丸聞こえだ。もう遅いかもだけど。
あと上半身裸なの落ち着かないからなんか着てほしい。
ぱたん、と扉を閉めてしまえば本格的に二人きりだ。
えー。えー。ええーー。どーしよー。
正直まだ混乱してるんだけど。
何となく姿勢を正して畳の上に座り込んだ。]
うん、その……けーくんの気持ちは分かったよ。
婚約解消したくないってのも。
気持ちは嬉しい。ありがと。
[確かに驚いたけど、別に嫌な気はしない。
ほわほわとした、温かな気持ちが胸を満たす。
…けど。]
【叫】 佐次詩羽
でも、アタシは
恋とか愛とかそーゆーの、よくわかんないんだよ………
けーくんのことも、ずっとトモダチとしか思ってなかったのにさ。
なのに周囲から揶揄われたりするし、
勝手に婚約者だとか決められるし、
……あれこれ恥ずかしい目にあって、
嫌でも男女なんだなって思わされるし……
…………アタシ、アタシの気持ちだけ、
ずっとなんだか置いてけぼりで……誰も気にしてくんないしっ！
[何だか段々話してるうちに感情が高ぶってきて、
こっちもちょっと涙ぐんできてしまう。
そういえばアタシが今までいろいろ悩んできたこと。
何も話したことなかったなってのと……
同時に、けーくんが今までアタシに
何考えて接して来たかとかも、
何も知らなかったなって、今気づく。]
【叫】 佐次詩羽
大体けーくんだってアタシのこと守るとか言うけどさ。
アタシ身代わりになってほしいなんて頼んでない。
勝手にそんな傷だらけになってさ。
今も身体まともに動かせてないじゃんっ。
そんなん見てたら罪悪感すごいっつの！
アタシ……そんな……、
ガサツだしっ、口も悪いし、別に優しくなんてないし。
けーくんの気持ちにだって今の今まで気づかなかったくらい鈍いしっ。
……そんな必死になって守られたって、何も返せるもんないっ…。
[可愛くて、快活で、強気で、優しくて。なんて。
そんなの買いかぶりすぎだよ。なのに…]
【叫】 佐次詩羽
[なのに、なんでアタシがいいとか言うんだよぉ……]
……う゛～～～………
[あーもう、考えがまとまんなくて、
またべそべそしてきてしまう。
俯いてぐしぐし目元を拭った。**]
デクスター・ホワイト
［狼はカッコイイ。異論は認めるが。そうか。ならば戦争だ。
でも『太郎』か……うん。太郎？>>215
なんか犬ぞり引いてそうな名前じゃない？？？
干支シリーズと叫んだ俺に、雪が笑っている。>>216
あ。白い目と合った気がした。
ごめんなさい。俺は太郎に謝りました。］
デクスター・ホワイト
［雪が兎と見詰め合うのを見守る。>>216
封印に赴く雪の表情は何時も優しい。
それでも顔が青ざめるのを見守るしかないが……
立ち上がって笑う雪に、俺もサムズアップした。>>217］
……これでこの階は終了かな？
［そう。魔物を倒し終わると、笑って告げて。
振り返って下を向けば、足元に蛇が巻き付いて居た。
やばい。可愛い。ロマンだ。なんなら首に巻き付けたい。
腰を屈めて、すりすりと蛇の喉元を撫でた。］
デクスター・ホワイト
［珍しく下から見上げるような姿勢で雪を見る。］
この子の名前は？ でっかくて可愛いね。
［目を細めて懐いてくれる蛇と戯れて。
雪に尋ねてみた。*］
デクスター・ホワイト
思い出
［雪との思い出は数え上げればきりがない。
なんせ生まれた時からずっと一緒で。
学校が離れたのだって高校生の頃くらい。
雨の日は傘をさして、長靴を履いて水溜りを踏んで歩いた。>>12
ガラスの温室で、身を寄せ合って絵本を読んだ。
我が家にはたくさんの絵本があったけれど。
ママンの趣味で『フラワーフェアリーズ』の絵本から。
温室に持ち出せる『そっとのぞいて』って仕掛け絵本。
たくさんの妖精達が、たくさんの花や果実や葉っぱの中に隠れてる。
最後のページは薔薇の揺り籠で眠る小さな妖精たち。
『おやすみなさい、ちっちゃな妖精さん……』
そんな。優しい絵本を。２人身を寄せ合って、微笑み合って眺めた。］
デクスター・ホワイト
［あの頃はそれが自然だった。
年を重ねるにつれ、テンパって、失敗も増えて。
どうにかこうにか『雪』って呼べるようになって。
今じゃ肩が触れ合うだけで心臓が煩い。
ここから一歩踏み出すのって、ちょっと今の俺には難しいかも。心臓が持たない気がする。絶対またテンパってなんかやらかしそう。**］
【秘】 氷室詩音 > 市川夢助
[私のこと──、なんて言うつもりだったんだろう。
それは絶望の中に差す一筋の光だ。
ただ、それは朧げすぎて。
それに希望を寄せるのは過酷な気もしていた。]
【鳴】 氷室詩音
──離して。
今更嫌とも言わないし、逃げたりしないわ。
……だから、……。
[少しだけ最後の言葉が震える。
それでも私は赤くなりながら彼を見つめ返した。
そしてもし彼が手を離してくれたなら背を向ける。
背を向けて立ち上がり、ブラウスのボタンをぷつん、ぷつんと外していく。
そして全て外せたなら、その場にばさりと落としたはず。]*
【鳴】 市川夢助
だよな。…言ったもんな。
[こんなにじっと近くで顔を見つめたのは…そう、初めてだ。
キスもした事ないわけだから。
最初の頃はそういう事も考えたりはした。
手すらつながなくなって久しく、自分でも忘れていた気がするが。
急に持ち出したものだから詩音が戸惑っている表情を見せているのは少し気分がいい…が、内心で逆に詩音が思い詰めんとしている事には気づかなかった。
それより、詩音の動きの方が早かったから。]
【鳴】 市川夢助
そうかよ。……わかったよ。
[離せと言われたらおとなしく手を離そう。詩音がどこまで本気なのか…
それを試すぐらいのつもりであれば、無理強いするつもりもない。
詩音の顔が妙に赤いのは、一瞬こちらを見つめる表情から怒っているようにも見えた。
ただ、手を離して立ち上がった詩音が背中を見せたままブラウスのボタンを黙って外していくのを、それを脱ぎ落すのを見つめていた。
ブラウスを外すだけなら、この季節だし下はインナーだろうか。
見つめながら、立ち上がり後ろから声をかける。
その気でないにしては、手が込み過ぎているのは分かる。]
……さっきの言葉な。マジにとるぞ。
【叫】 五十嵐螢
［家族の計らいも大きなお世話となることもあるか。
この外堀が全て埋まっているのにどうやっても煮え切らない二人に業を煮やしての計略に詩ちゃんは格好よく雄叫びをあげていた。
こういうところがとても詩ちゃんらしい。
対する僕は駄々っ子進行だった。
泣き落としではなくマジ泣きかけだった。
腕を組んでしかめっ面されてもそういう表情も可愛いと考えてしまうくらいには惚れこんでいるのだ］
ぅぅ、そうだよ……。
僕は詩ちゃんのことがラヴなの！ 好きなの！
……うん、詩ちゃん気づいてないのは気づいてた。
でもね、好きな女の子だったから僕の専用は、
固有能力は変身になったんだよ。
僕も服の時触れてる感覚あるもん。
好きでもない子と肌触れてたくないし、
痛いのだって受けたくないもん。
［全部君のためだから頑張れる］
【叫】 五十嵐螢
［扉が閉まり二人きりになると吐露する。
服を着てほしそうだけど着るの時間かかるからまだ真っ裸のままだ。
詩ちゃんが畳の上に座ると目線の高さが近くなる。
ここまで見上げていたけれど僕は自分の背も詩ちゃんと大体同じものが同じように見えるから好きなんだ。
弄られると悲しいのは別］
だって、詩ちゃん……小学校六年の頃？
あたりからずっと僕を避けてたもん。
［多分、男の子のように過ごしてきて女の子を感じさせられ続けてきたのが詩ちゃんで、僕は女の子のようにかはわからないけれど恋とかそういう感じで詩ちゃんの行動にやきもきしながら過ごしてきた］
【叫】 五十嵐螢
だって、周囲のみんなも僕が詩ちゃん好きって知ってたもん。
分かりやすすぎって僕も揶揄われてきたし……。
あと、婚約者は勝手にじゃないよ。
あ、違うか。
僕にとっては勝手じゃなくてね。
小さい頃に両親に将来詩ちゃんと結婚したいかって
聞かれて『うん！』って言ったの。
［多分、詩ちゃんも聞かれたんじゃないかな］
恥ずかしい目に合わせて、ごめんね。
辱めたいつもりはなかったんだよ。
男女は……そうだね。
［そこは難しい。
でも別に心が男なわけではないだろうから周囲の友達がみんな女子していく中で取り残されていってる感覚があったのだろう］
【叫】 五十嵐螢
頼まれてないけど僕がしたかったの！
大好きな詩ちゃんに一瞬でも魔物が触れるの許せないもん。
詩ちゃんに触れて良いのは僕だけだもん。
罪悪感を感じちゃうのは、ごめん。
でもね、これは僕の、男のしての意地なんだよ。
［僕は真っすぐに詩ちゃんを見つめる。
そうしてじりじりと近づいていく］
いいんだよ、そのままの詩ちゃんで。
僕はありのままの君が好きなんだ。
君が幸せならそれでいい。
僕だけの『詩姫』が楽しそうに過ごしてくれる。
それだけで僕は幸せなんだ……。
［買い被りなんてことはない。
ずっと、ずっと、好きなままだ。
今もこうして泣き始めてしまうところが、優しいところだ］
【叫】 五十嵐螢
今、知ってくれたでしょ？
何も返せてなんてないよ。
愛はね、全ての障害を飲み込むんだ。
［詩ちゃんの傍まで近づくと手をよろよろと伸ばして頬に手を触れる。
頬を撫でながら目元を拭う手と触れあう。
頬から顎へと僕は手を動かして指で顎に触れるとちゃんと僕の方を向いてもらったままで真っすぐに、間近で瞳を覗き込む］
僕は詩ちゃんが大好きだよ。愛してるよ。
君がいい、君でないと嫌だ。
苦楽をともにして過ごして、結婚して、
子どももいっぱい欲しくて、一緒に齢を重ねていきたい。
詩ちゃん、僕だけの、詩姫――。
僕と一緒に添い遂げてください。
……僕のこと、キライじゃないなら、だけど……。
［好きだと気づいてくれた今、嫌だったら――その時は雪山に突っ込めば来世だよねとか割と覚悟ガンギマリ状態ではある**］
【鳴】 市川夢助
お望み通りに詩音がしてほしかったって言ってた事もやるし…
ずっと我慢してた事、その通りにしてやるよ。
……途中でやっぱ冗談、なしっつっても聞かねえからな。
[一つ一つくどいほど口に出しながら、詩音の側に近づき、後ろから声をかける。]
最初からこんな風にしてりゃよかったんだよな。
…けど、ここでにするのか？
[ここでブラウスのボタンを外すのなら露天風呂には行かないのか。声をかけたが、そこは詩音のしたい形にすればいい。
時と場所くらいは詩音の希望通り、自由に選べばいい。
どのみち俺の今日ここでやる事に大きな違いはないのだし*]
デクスター・ホワイト
［雪の提案に思わず目を瞬く。>>24］
俺が付けても良いの？？？
［きょとんとした後。首に蛇を巻いてもらって。
チロチロと覗く舌を見詰めて。
それから雪を見て。破顔した。］
じゃあ。Adalwin【アダルウィン】にする。
『気高い友人』って意味だよ？
かっこよくない？？？
［雪を見て目を細めて。そう。笑いかけた。
中二病って笑われるかな。でも。雪の魔物には。
使役というより、友人という言葉が、しっくりくる気がしたんだ。**］
名坂雪
さてと、そろそろ下に行こっか。
[太郎とアダルウィンに本の中に戻ってもらう。
普段からそばにいて欲しいくらいだが、常に退魔の力を使うことになるので、今の自分にはまだ荷が重かった。
将来的にはできるようになりたいと思ったりもする。
苦戦はしなかったから幼馴染にも怪我はないはずだけれど、いつもの習慣で一通り身体に視線を走らせて。]
温泉、どんなだろうねー。
露天もあるのかなぁ。
[こちらはのほほんとしたもので。
皆と合流したら、雰囲気の差に目を丸くするのだろう。
かといってすぐさま何があったか聞くことはやめ、幼馴染の隣を行くようにして、宿まで戻るつもりである。*]
【鳴】 氷室詩音
[この季節。それでもブラウスの下はキャミソールだったのは……寒さに強い分、見栄を張ったからだ。
もしかして。最後のチャンスがあるのではないかと。最後に期待していた分。
だから無粋な黒の肌着は避けた。暖かいけれど、可愛らしくないから。
上下で揃いの下着もキレイめのものを選んだ。
可愛らしいものが本当は欲しかったけれど、胸のサイズから探すのが難しかったし、自分に似合うとは思えなかったから。
でも──。]
【鳴】 氷室詩音
な……っ、わ………、おっ、……？？？
[私は耳まで赤くなりながら、混乱してうまく言葉が紡げないでいる。
何を言ってるの！？
私が何をして欲しかったと思ってるの！？
お風呂に入るって話だったんじゃないの！？
──最初の音しか発せなかった言いたかった言葉はそれだけど。
拒絶をしたら全てが終わる。
そう思えたから、グッと言葉を飲み込んだ。
飲み込んだけれど……。]
【鳴】 氷室詩音
……浴衣に着替えて、露天の方に向かうのかと……思って……。
貴方になら見られても構わなかったし……。
どうせお風呂で肌を晒すのなら、って……。
その、最終的には、……SEX？に、至るかもとは思うけれど……。
──私たち、……このまま、続けていって良いの……？
[俯いて、辿々しく言葉にしたのは、自分のとった行動の意味の説明と、不安。
婚約破棄されないわよね？
このまま、二人の関係は続くのよね？
それでもまだまだ言葉が足りないのを自覚しながら、でも、どこかで信じていた。
無意味に弄ぶような人じゃない。
そんな人だったなら、もう既に手を出し関係に至っていたはず。好きでも嫌いでも。
だから、振り向くことはなくても出来るだけ言葉を紡いで。]
【鳴】 氷室詩音
それなら──我慢しなくて良い、けど。
でも、……キスからに、して、欲しい……。
あと……。
[ぎゅ、と自分自身を抱きしめる。
そしてチラ、と肩越しに彼を振り返った。]
──お風呂入ってから、が良い。
だって汗臭いの恥ずかしいから……。*
【叫】 佐次詩羽
[恋心と共に、今明かされるけーくんの変身能力の由来。
アタシだからこの能力になったって、]
や、嬉しくないが………？
アタシの為とか言ってつまり変身にかこつけて
触りたいってことじゃん。スケベ。
[ジトっとした目を向ける。
他の子ならこんな能力になんないなら、
やっぱりペア解消した方がよくないか？
ってアタシは思うんだけど、
そこは頑として譲ってくれないようだった。]
【叫】 佐次詩羽
それは……、まあ………
だってそういうお年頃だったって言うか……
[避けてた自覚はある。
けどけーくんの気持ちが
はた目から見てそこまでダダ漏れだったなら
さもありなんというか。]
え、何それ知らん…。聞かれたっけ？？
そんなん多分結婚の意味もよく分かっていなかった頃だし。
アタシ的にはノーカンなんだけど。
[なんか聞けば聞くほどアタシの今までの苦悩って
ほぼこいつのせいじゃないか？？？って思えて来て、
なんかそう考えるとむかついて来たな。
つくづくトキメキとは無縁のアタシである。]
【鳴】 市川夢助
……え？ ……あ、ああ。…なるほど。
[詩音があまり驚いた様子だったので俺の方もはたとして察した。
…確かに一緒に入るって言っても、まあ普通はそうだよな。
混浴ならタオルとか巻いて入る奴だよな。
どうも、ここの宿が随分丹念にお膳立てされているので思考がそっちに寄っていたらしい。
どうやら俺の中で、詩音からサンタコスの写真が贈られてきたときのイメージがあまりにも強すぎたらしい。それとラブホ。
…このネタは多分一生擦れるだろうな。それはともかく…]
あー。…ここでもう浴衣に着替えるって事か。
悪い、勘違いしてた。
【鳴】 市川夢助
…けどまあ、…そうかよ。
[肌をさらして、最終的に…直接的な行為の言葉が出ると、さすがに俺も揶揄い半分のような態度は引っ込めた。詩音がそんなに率直に俺達の今後の事について不安を口にするとは思わなかったから。
ゆっくりと息を吐いて、詩音の口にする言葉をすぐ後ろで聞いていた。
詩音はなぜかこちらを振り向かなかったし、そんな感じの言葉を聞くのは初めてだったけれど、どんな顔をしているのかはなぜだかよく想像がついた。]
……わかったよ。詩音の言いたい事は、なんとなく大体わかった。
[言って、一歩詩音の元に歩み寄る。そのまま腕を伸ばせば手を回せる位置にまで。詩音の言葉は聞けていたが、俺の方の言葉もさすがに口にしないわけにはいかないだろう。…こういうの、苦手ではあるんだが]
【鳴】 市川夢助
さっきの後の今だからな。
俺も、正直大丈夫かって気持ちはあるけど。
……俺、はっ……
詩音の事は好きだったし、うまくやってきたいなって気持ちはあって…
俺達もこんなだけど…このまま終わりにするのは嫌だって気持ちは、ある。
続けられるなら、そうしたいって気持ちはある。
うまくできるかはわからねえけど…いや。
うまくいかなくても、我慢するのはもうやめにする事にした。
[そうとだけ言って、自分自身を掻き抱く詩音の背後から前に手を回し腕の中に引き寄せる。
抵抗がなければ…だけど。そして、振り返りざまの頬に小さく唇を落とした。キスからってのはそういう意味じゃないだろうな。あくまで俺の意思表示だ。]
【鳴】 市川夢助
続けられるように努力はする。…だから我慢もしない。
それでいいか。
いいなら…本当に行くか？着替えてから、風呂入りに。
[手を握り、改めてそう促した*]
【叫】 佐次詩羽
[アタシを守るのも自分がしたかっただけって言うしさ。
それってつまりただの自己満足じゃん。
自分がヒーローぶって気持ちよくなりたいだけで、
結局アタシの気持ちなんて考えてないじゃん。
じりじり近づいてくるけーくんを
目をそらさず涙目でじぃぃっと真正面から睨む。
おん？やんのかこら？？]
…………………。
[アタシが何を言ってもけーくんは微塵も退かない。
そのままのアタシでいいって言う。
気持ちを知ってくれるだけでいいって……
いや、ポジティブにも程がないか？？？？
一連のプロポーズが何だか、何て言うか……
あまりにも覚悟の決まりきった、重たいものだったから。
一周してちょっと呆れたような気持ちになってしまって。]
【叫】 佐次詩羽
…… キライじゃない。
[まず好きか嫌いかと聞かれたら、それが答え。だけど。]
でも、けーくんの向けてくれる"好き"じゃない。
"好き"じゃない人に向けて貰う想いとしては
正直重たいって思う。
[小さい時、確かにアタシは自分が怪我しても平気な顔して、
泣いてるけーくんを慰めて、優しく頭を撫でてあげた。
でもそれは、頼りない泣き虫のけーくんの前で
自分が泣いたりなんて出来なかったから。
ただ強がってただけで、ほんとは別に強くもないし。
今泣いてるのはけーくんの為に泣いてるわけじゃなくて
自分のことでいっぱいいっぱいだから。
結構勝手で、彼が夢見てるほど優しくもないと思う。
そんな神聖なもんじゃない。
……ただのどこにでもいる、フツーの女の子だ。]
【叫】 佐次詩羽
……だから……
それでもアタシの
「ともだち」以上になりたいって言うなら。
アタシに罪悪感感じさせないくらい、心も体も強くなって。
アタシの顔色窺ってびくびくめそめそしないで。
…アタシを惚れさせて
コイツと添い遂げたいって思うくらい、
かっこいい男になってよ。
【叫】 佐次詩羽
[背はまあ……遺伝だしどうしようもないけど。
それを補って余りあるくらいにイイ男になってよ。
そっちに障害がなくたって、アタシにはあるんだ。
恋や愛なんて今でもよくわかんないけどさ、
一方通行で成り立つようなもんじゃない、そうでしょ？]
アタシに恋を教えて。
……それが、結婚する条件。
[間近で見つめるけーくんは、どんな顔をしてるのかな。**]
【鳴】 氷室詩音
私も努力するわ。これで終わりにしたくない。
でも、つい今までみたいな物言いをしてしまうと思うけど……その時には教えてね。
[そういうと彼の腕からするりと抜けて。
到着時に密かに選んでいた、空色に雪の結晶が白抜きされた柄の浴衣を背に羽織った。
そしてその内側でごそごそと下着を脱ぎ始める。スキニーも金具を外し下まで下ろして、浴衣に隠れて脱いでしまおう。
ぱさり。ぱさり。足元に落ちたものの中にはショーツとプラモあったけれど……そのまま前を閉じ合わせて軽く帯を巻く。
そうしてからぺたりと畳に座り、脱いだものをゆっくり畳みはじめた。]
【鳴】 氷室詩音
………………お風呂では、タオルは巻くべき？
[ああ、下着をつけないでいると心許ない。
でも、胸元や足元を手で気にして伸ばしながら夢助に向き直る。
だって、浴衣はこれしかないのだし……。
一応、シャンプーやボディローションのお風呂用セットはポーチに入れてすぐ出せる位置。
ああもう、胸が大きいと浴衣とか困るのよね…。]
……今度は、ちゃんと唇にキスして欲しい。
[──そうお願いして。
もし叶えてくれそうなら、もちろん目を閉じてその時を待ちましょう。]**
【叫】 五十嵐螢
［触れていたい、と助べえなのはそれは否定できないところだ。
ジト目を向けられても本当に否定要素はそこには何もないが、一度成ってしまった僕の力はもう変わらないだろう。
男子と一緒にいるのを忌避するお年頃というのも僕にはわからないがそういうものらしい。
確かにあの頃くらいか男子は男子で、女子は女子で纏まるようになっていた。
確認されたのは僕だけだったのか、ノーカンと言い切る詩ちゃんは流石である。
実に詩ちゃんらしく、同時に僕が我を通し続けているから婚約まで至ったのか］
うん、僕は頑固なんだよ、他にもいろいろ。
［詩ちゃんが避けて、「トモダチ」で居ようとした間に芽生えた既知ではない僕はたくさんあるだろう］
う、ん……そっか、そうだよね。
今日になって、今になって初めて気づいてもらったんだもの。
［僕が積み重ねてきた『好き』と平たい知られていない僕がたくさんある詩ちゃんでは想いの重さが違う。
置いてけぼりなのはそれはそうだろう。
いわばマラソンのスタート位置のさらに手前で準備運動前の私服姿でいるときにゴールが勝手にどんどん近づいてきているのだから――］
【叫】 五十嵐螢
僕は――。
［唇を引き締め、真っすぐに詩ちゃんを見つめる］
今日、泣いてる詩ちゃんを慰めることも、
頼られることもできなかった……。
僕はこれからも、ちゃんと強くなるよ。
心配されないように、頼られるように。
僕に惚れてしまうように、なる。
［約束する］
僕が詩ちゃんを恋する乙女にするよ。
だから、これからは――。
僕は詩ちゃんと向き合っていくよ。
だから、その条件、飲んだ。
［君に相応しい大丈夫になるよと意を決した表情であった］
【叫】 五十嵐螢
［恋とは難しい。
陥るものだと良く言われるが詩ちゃんが頼れて惚れてしまう男性像とはどのようなものなのか。
そこは尋ねたりするものではなく成っていくものなのだろうが教えるのは果てしなく難儀な道のりかもしれない］
……が、がんばる。とっても頑張る。
［気合と努力と根性で乗り越えていくぞと改めて気合を入れるが生来童顔であり表情自体なよなよしたものはすぐには変わらないかもしれない**］
【鳴】 市川夢助
…そっか。ああ、わかった。本当に、そうするよ。
[たったこれだけの事を意思疎通するのにどれだけ時間がかかったんだろうな。
自分達の事ながら思わずため息をつきそうになってしまうが、今はそんなため息の代わりに、詩音の身体を後ろから包んだまま、次にくる言葉を聞こうとしていた。頬に触れる手は、思っていたよりも温かく感じる。
キスしていないのはもちろんだが、手つないだ時からどのくらい経ったんだったかな、なんて脈絡なく考えた。
本当に些細なすれ違いが積み重なっていたという事なんだろうか。
詩音だけ、俺だけのせいではないんだろう、きっと]
【鳴】 市川夢助
…わかったよ。お互いに努力しようか。
今までみたいな言い方だったら、その時は遠慮せずに言う。
…俺も、もう少し伝えるようにする。
[一度詩音を腕から解放し、浴衣を羽織ったまま、内側のものを脱いでいくのを見守る。学校で体操着とかに着替える時の女子の要領を思い出した。…もちろんこんなに近くでまじまじと見た事なんかはないが。
浴衣の時は下着付けないんだな、なんて見ながら思っていた。
デニムの奥の方が随分熱くて窮屈になってきているが…それも殊更に隠そうと意識する事もないんだろうか。
なんて考えていたら、詩音からの問にそちらがびく、と思わず反応した。]
【鳴】 市川夢助
え、そ…うだな。
ぶっちゃけ、巻いてないとこ見てみたくないって言えば嘘になる。
けど…目のやり場に困りそうだし。お互い。
湯船に浸かってない時は巻いててもいいんじゃないか…？
[浴衣のまま、胸元や足元を気にする様は、詩音の体つきを意識させる。
浴衣でも胸のあたりの張りがよくわかる気がするし。
ああ、これは… 俺もタオル巻いてないとヤバいな。
むしろタオル巻いたぐらいでごまかせればいいんだが。
なんてあれこれ考えるのも、詩音から請われるまでの話。]
わかったよ。…ほら。
[顔が触れるほど近く、詩音の前に立ち、詩音が目を閉じるのを待って、もう一歩。肩に手を置き、俺の方も目を閉じ、全く同じ高さと言っていい場所にある唇同士触れ合わせた。]
【鳴】 市川夢助
ん。っ…
[触れ合わせると、直に伝わってくる温かい柔らかさに、なんだか今まで言い合っていたのも何だったんだろう、というような気持になって。
そのままじっと何も言わず、離さず、唇を重ね続けていた。
軽く背中に腕を回して、抱きしめてもみよう。
そうしてみると別にそんなに汗くさくもないと思ったけれど、1，2分くらいの後にようやく唇を離すまで、離した後も、そんな事は口にしなかった**]
【鳴】 氷室詩音
ちゃんと、……私の体、興味持ってくれてたのね？
[そんな言葉が漏れてしまう。
だってついさっきまで、私の体に興味がないのでは、と思っていたんだもの。
だから、普段他の男たちに対してならならすけべとか変態とか罵倒する言葉と共に蔑みの眼差しを送るところ、彼に対してだけは安堵してしまっていた。
でも、キスをして欲しいと言えばすぐに応えようとしてくれる夢助にドキン、ドキンと鼓動がうるさくなっていく。
肩に手を置かれて、目を閉じているところに触れた唇。柔らかくて、直ぐには離れなくて。
途中までは息を詰めていたけど、思ったより長かったから途中から恐る恐る最低限の酸素を吸う。
鼻息、うるさく無いかしら？
こんなにキスって長いものなの？
わからないまま、でも抱きしめられたのに驚いて一瞬だけ体がこわばってしまう。
それでも、直ぐに体の力を抜いて。
恐る恐る、私の方からも手を伸ばした。私も夢助の背中に手を回してぎゅっと抱き寄せる。
胸がその分押し当てられて潰されたけど気にしないわ。]
【鳴】 氷室詩音
は……っ、ゆめ、すけ……。
[唇が離れた瞬間、大きく息を吸い込んだ。
少し呼吸が荒くなったのは、鼻息が恥ずかしくてなるべくしないようにしてたから。
名前を呼んだのは愛おしさ半分、キスってこんなに長いものなの？と言う疑問半分。
ただ、酸素不足で少しばかり涙目になってしまっていたけど。]
ん……。
[今度は私の方から、目を閉じて唇を寄せた。
一瞬触れて、離れて。
自分からしたことの恥ずかしさに彼の首筋に顔を埋めて隠す。
ぎゅ、とその分彼にしがみついていた。]
【鳴】 氷室詩音
なんだかもっと、キス、したくなっちゃうわね。
……私が変なのかしら？
[そもそも、世間一般的にはどうなのかしら？
でも。キスをしたことで気持ちに余裕が生まれてもいる。
だって、和解できたのかな……と思えたから。
好き同士で良いのよねって。
だから個人的に、関係が破綻しなかったこと、改善されたこと、キス出来たことで──私の方は既に気持ちが満たされて、気の抜けた笑みを浮かべていた。]**
【叫】 佐次詩羽
うん、約束だ。
へへ。…期待してるから。頑張れ。
[子供の頃に彼に向けたのと似た、
でもあの時よりもちょっとだけ、
照れ臭そうに笑みを浮かべ。
見つめあったまま、新しい約束を交わす。］
【叫】 佐次詩羽
あー、なんか…
言いたいこと言ったらすっきりしたな。
どっと気が抜けたっていうか…。
お腹減ったかも。ご飯まだかなー？
[勿論、変わるって言ったって
お互いすぐにってわけにはいかないだろう。
でもなんか長年抱えてきたもやもやを吐き出して
こっちは憑き物が落ちたような気持ち。
話が一段落すると改めて
けーくんが裸のままなのが気になってくる。なんか距離も近いし…。
さっきも見たとはいえ…なんていうか、目のやり場に困る。
ふい、と然り気無く視線を逸らして。］
ところでさ、いーかげん服着たら？
部屋の中暖房効いてるとは言え、風邪引くよ。
[そう促してみる。**］
【叫】 五十嵐螢
頑張る、詩ちゃんのために――。
［僕は詩ちゃんの期待の言葉に改めて頷き更に気持ちを引き締めた。
これまでは期待すらされていなかったことなのだからそれを想えば嬉しさを感じてしまう。
大好きな詩ちゃんが僕を見てくれるんだって――］
ぉぉぅ……やっぱり可愛いなぁ。
［照れ臭そうな笑みも素敵だった。
僕は素直に吐露するとゆっくりと引き締めた表情を崩していく］
ご飯は18時じゃなかったっけ。
もうすぐ来るんじゃない？
僕もお腹減ったな。
［身体を回復するのにご飯は必要だ。
特に退魔が終わった後はとてもお腹が減ってしまう。
僕はいそいそと上着と手に取るともたもたとした動作で服を着ていく］
【叫】 五十嵐螢
うん、ちょっと……うんしょ、待って――。
う、袖が……よいしょ。
［背中に塗り薬を濡れていないからか動きの回復が悪さを感じる。
袖を通したのはカバンから取り出した白色のTシャツでその上にセーターを羽織る。
着替え終われば謎な塗り薬の蓋をして任務中に着ていた服をビニール袋に詰めて圧縮してカバンに入れておく。
丁度着替え終わった辺りで扉がノックされた］
『夕餉をお届けにきました～』
あ、はーい。詩ちゃん、入ってもらっていいかな？
［詩ちゃんの方を向いて確認して良さそうなら仲居さんがお料理を運び込んでくれる。
仲居さんはワゴンを押して部屋の入口に入るとまず長方形の座卓を布巾で拭くと箸やスプーンをセットしていく。
対面か横並びどちらが良いか問われるがそこは詩ちゃんにお任せしよう。
真ん中にはコンロが置かれて年季の入った土鍋が置かれる。
素焼きのそれは使い込むと味が滲み込み鍋が更に美味しくなるそうだ。
そして料理が次々と並んでいく］
【叫】 五十嵐螢
［牡蠣フライに、生牡蠣。
あさりの炊き込みご飯に、うなぎの串焼きはたれと白焼きの二本。
白焼きの方は山椒をお好みでと薬味がついている。
お刺身にマグロやカツオ、サーモンに甘エビとしめ鯖が並び、猪肉のステーキとウィンナーが並ぶ。
既に多い、多いのに鍋をあければそこにはスッポン鍋が姿を見せた。
野菜もたっぷりでコラーゲンも豊富、さらに出汁には旨味がかなりあって美味しいとのことだ。
雑炊もできるらしいが炊き込みご飯もあるので悩ましい限り、一品一品の量は控え目だが品目が多い］
う、わ……え、すご……。
［最後に『食前酒』ですと飲みやすい黄色のお酒がちょこんと出されて、飲み物が他に必要なら届けてくれるらしい。
地元のお酒もあれば麦酒もあり、カクテルも用意してくれるらしい。
仲居さんに食前酒の種類を聞いてもにっこり微笑まれるだけだがハブ酒である。
全て精がつく料理で滋養強壮に効くものしかない。
その上、美味であることが約束された料理たち――］
炊き込みご飯、好き……詩ちゃんは、お肉？
［僕はうきうきと席につくとスマホで映えのよさげな写真を撮りながら食べよう食べようと手を合わせて、詩ちゃんを待とう**］
【叫】 佐次詩羽
[思わずって感じで吐露された言葉に
何だか余計照れくさくなってしまう。
引き締めてた表情が崩れていくけど
それも愛しさ、みたいなのが滲んでる感じで
悪い心地はしなかった。
ぽり、と頬を掻き、意識をご飯のことに向ける。]
んじゃーそろそろかなー。何が出るかなー。
これが楽しみだったもんな。
[促せばけーくんがとっても鈍い動作で服を着ていく。
うーん、今まではちんたらしてんなあって思ってたけど
これ怪我してるせいなんだよねえ……。
アタシとしてはやっぱり気になるし、
申し訳ないな…って思っちゃうよなあ。]
【叫】 佐次詩羽
……あのさ、やっぱ痛い？
着るの手伝おっか？
[見かねてそう申し出はしたけど、
反応はどうだっただろう。
別に頼まれたら背中に薬塗るくらいするけど……。
ともあれ彼が着替え終わったあたりで
ちょうど膳が運ばれて来る。
対面と横並びは別にどっちでも。
何もなければ横並びかな？
卓が置かれ、コンロや鍋がセットされていく。]
【叫】 佐次詩羽
うわ～～めっちゃ美味しそう！
すっごい豪華じゃん！これ全部食べていいの！？やった～！
[牡蠣に炊き込みご飯にうなぎ、お刺身にお肉。
随分と豪勢な食卓に思わず感嘆の声が漏れる。
仲居さんの笑みの意味など露知らず、
頑張ったご褒美ってやつだな！と呑気に考えていた。]
うん、肉！でもウナギも好き～！
これ何のお酒？まーいーや、いっただきまーす！
[手を合わせ、食前酒らしきものをくいーっと煽る。]
ん……？なんだろこれ。独特の味……。
[飲んだ瞬間ちょっとクラッとするし、けっこー強い酒っぽい。
身体の芯がぽかぽかしてくる……。]
【叫】 佐次詩羽
ウナギ、脂乗っててうまー！
アタシ猪のステーキって初めて食べる！
こっちの牡蠣もぷりっぷりで美味………
あっ、ビールくださぁ～い！
[なんせ退魔士は身体が命。
ただでさえ歌いながら戦うの体力使うのに
色んな気苦労も重なって
そりゃあお腹も減ろうと言うもので、
もっしゃもっしゃと遠慮なく舌鼓を打つのでした。**]
【鳴】 市川夢助
……そうだよ。興味ないどころか…いや。
こんな風にしたくてしょうがないのを我慢してた。
詩音はそういうの好きじゃないと思ってたからな…
…むしろ興味がありすぎて、そっちに意識がいって手元が狂ったりした事もある。…今日もぶっちゃけそれだ。悪いな。
[それはここたけの話にしてくれ、と念押しして。
自分でする時は詩音のことばかり考えている。
写真送ってきたり、誘ってきたり…その後自室のティッシュの減りがどんなもんかなんて詩音は知らないだろう。
もちろんそんな性欲剥き出しの話は、詩音も知る必要はない俺の胸の内だけの話でいい。少なくとも今は。]
【叫】 五十嵐螢
［頬をかく仕草を見ると僕はやはり詩ちゃんのことが好きなんだなと認識できる。
日々是君想――詩ちゃんは健啖家なのでご飯を楽しみにしているところもまた可愛い］
あ、うん、いいの？ お願い。
あと背中にこの薬を塗ってくれると助かるよ。
［僕はそう言うと緑色と紫色が絶妙に混ざり合っていないこれが毒ではないのかという疑問が浮かびそうな塗り薬が入った容器を渡して塗ってもらえたか。
ほら、優しいじゃない？
僕に見える詩ちゃんはこういう女の子なんだ。
塗り終わってもらい衣服を着たあたりで配膳が始まり料理が並んでいった。
詩ちゃんはすごくハイテンションだ。
楽しみにしていたというだけはあり、出てきた料理が期待以上だったのだろうか］
うん、うん、すごいよね。美味しそう。
僕はどれから食べようかな。
やっぱり冷めないうちにフライかな。
［僕は詩ちゃんと一緒に『いただきます』と唱えると勧められた食前酒をぐびりと飲んだ］
【叫】 五十嵐螢
あ、うん、確かに独特……血行がよくなる感じ。
［ハブ酒は血行を良くして冷え性などに効果があるそうで、精力回復効果もあるらしいが血行が良くなればそりゃあ回復するというものだ。
それにアルコールが胃袋を大きくしてくれるのでご飯ももりもり食べられる］
はふぅ、牡蠣フライ、美味しい。
レモンでもタルタルでもイケるね。
お刺身もぷりっぷりだよ、それにウィンナー。
すごい肉汁。
［ウィンナーも齧り付けば音が鳴る。
パリッと音がすれば口の中に広がるのは熱で溶けた脂の旨味だ。
僕は詩ちゃんの食べっぷりを見て微笑みながら食事を進めていく。
どれもこれも美味しい。
個人的にはうなぎはタレにも山椒をかけるとぴりっとしてこれもまた美味だ］
【叫】 五十嵐螢
あ、僕は――折角だからこの雪山ポーション？
っていうのをください。
［詩ちゃんがビールを頼んだのを見て僕はぺらぺら渡されていたお品書きを見て、個別の枠で囲っているお酒を注文した。
届いたのは青い瓶でゲームに出てきそうなデザインだが中身は地元の雪解け水で作った清酒だそうで――あ、その赤いのと混ぜるのはすっぽんの生き血酒として供される］
おおう……これは初めて。
詩ちゃん、かんぱい。
［同時に届いた詩ちゃんのビールグラスと杯を打ち合わせてポーションを飲むと生き血割りというわりにはすんなり飲めて不思議な味わいだった。
そうしているとすっぽん鍋も準備がよろしいようで、僕は詩ちゃんの分をお皿によそうと差し出してから自分の分をよそってまた舌鼓を打っていく］
【叫】 五十嵐螢
ぉぉ、すごい、このぷりぷり感。
僕、すっぽん初めて食べたけど美味しいよ、これ。
［まだまだ食べ盛りなものだから使った分の力を補充せんと腹を満たしていくわけで、この精力どか盛りな美味なる夕餉はとてもとても堪能させてもらいまして候。
デザートにゆずと巨峰のシャーベットまであるらしいけど食べきったら畳の上に寝ころんでも怒られないといいなぁ*］
【叫】 佐次詩羽
オッケー。背中向けて。
…ってなんじゃこの毒々しい色の薬は。
改めて痛々しいな………。
[けーくんが背中を向けてくれれば
塗り薬を掌で肌にぐりぐり塗り込んでいく。
これほんとに塗っていいんかなと思うけど、
普段から常用してるものなら大丈夫なんだろう。
傷だらけの肌を見下ろしながらふと、
さっき素っ裸で抱きしめられたことなど思い出し……
今更恥ずかしい気持ちが湧き上がってきた。
あの時はそれどころじゃなくて流してたけども……。]
【叫】 佐次詩羽
（っていうかさ！
けーくんがアタシのこと、そ、そう言う意味で好きで……
裸の感触とかも全部伝わってて………
こいつ毎回どういう気持ちで変身してたわけっ！？
アタシはあんなに恥ずかしいのにっ、
なんとも思わないわけ！？）
[それもこれも不可抗力だから仕方ないって思おうとしてたけど、
実際はそこにけーくんの意思が介在していたわけだ。
単純にラッキースケベ的に思われてても腹が立つが
完全に任務だと割り切られていたのだとしても
それはそれで何だか釈然としないものがある。
むう……と眉を寄せつつ取りあえず薬を塗り終わり。
上の服を着るのを手伝ってあげて。
一通り終わった所で料理が運ばれてきたので
取りあえず目の前の食事に意識を向けることにした。]
【叫】 佐次詩羽
なんだろねー。なんか……癖がある感じ？
寒い日にはいいかもだけどさ。
んんっ、この炊き込みご飯も美味し。
あたしもウナギに山椒かけよ～。
タレとよく合いますなあ。
[パリッとしたウィンナーは歯ごたえたっぷりだ。
二人でワイワイ言いながら食を進めていく。]
ウェーイ、かんぱーい。
え、なにそれ、雪山ポーション。
アタシにも一口ちょーだい。
[乾杯してんぐんぐとビールグラスを煽り、ぷはーと息を吐く。
そうこうしているうちにお鍋もいい感じになっていた。
けーくんにすっぽんをよそって貰い、はぐはぐと頬張って。]
【叫】 佐次詩羽
お～、すっぽんアタシも初めて食べる。
味は鶏肉っぽい…かも？
うん、美味しい。イケる！
[美味い美味いと二人で言いながら
結構な量の食事を一通りたいらげて。
後はデザートが来るのを待つだけだろうか。]
ふえ～～……食べた食べたぁ。ごくらく～。
うへへへぇ、なんかこの部屋あつくね～？脱～いじゃお～。
[ちなみにアタシ、お酒は好きだし
結構ハイペースで飲む割に
あんまり強い方ではなかったりする。
ビールを一瓶空にした時には
すっかり顔を赤くしてふにゃふにゃしていた。
オーバーサイズのニットを一息に脱いで長袖のインナーになり、止められなければジーンズにも手をかける。**]
【鳴】 市川夢助
…はあっ。
[思いのほか長く唇を重ねてしまっていたようだ。ようやく唇を離したが、1分は長いよな。詩音が深呼吸したのはちょっと息苦しかったんだろうか。]
…悪い。ちょっと長かったな。
なんか…離したくなかったんだ。
[詩音から抱きしめられたのも初めてのことだし。胸が潰れて当たる感触の思った以上の柔らかさのせいもあるかもしれない。
悪い気はしなかった。けど、詩音の目尻に涙が浮かんでいるのはやっぱり長かったからだろうか。軽く詫びて顔を離した後、今度は詩音から唇を寄せられる。意外だったから俺は目を瞑る間はなく、目を開けたまま詩音のキス顔を間近に目に焼き付けていた。]
【叫】 五十嵐螢
色が変なだけで効果はあるんだよ。
こう、身体の底の方のダメージは抜けないけど。
［僕は詩ちゃんに無防備に背中を向けていたので表情の変化を伺うことはできてはいなかった。
ただ、背中に詩ちゃんの手のひらが触れて薬を塗ってくれると嬉しいなとしか感じていない。
肌の感触とか、今日は押さえつけられたから有り体に言えばもう全部感じ取ってしまったわけだが触れてもらうのはまた別格だった。
固有能力の開花は不可抗力だが『もっと詩ちゃんと触れ合っていたいな』という欲求が形を成してしまったものなので結果論として手でも繋いでいたらまた違ったかもしれない。
一回目は嬉々としてだったが二回目からは変身のたびに申し訳なさはあった。
あったのだが身体は素直なので土下座して蹲り反応を見せないようにするので精一杯だった。
詩ちゃんと裸で触れ合って嬉しくないわけがなかった。
好きな子とそう、いちゃいちゃしたいというのは性であり嫌がられたらしょんぼりするので僕は僕で絶妙に微妙な精神性の中で過ごしていたことになる］
【叫】 五十嵐螢
［お外は寒かったけれどお宿は温かでご飯も温か。
食べると身体がぽかぽかしてくるし、詩ちゃんと一緒にご飯を食べられることも心がぽかぽかしてくる］
ねー、どれもこれも美味しくてすぐ無くなっちゃう。
味もいろいろだから飽きもないもの。
［料理と一口食べ、雪山ポーションを一口飲む。
口の中に残っていた味わいが清酒と交わりこれもまた飲み下せば次の一口がまた新鮮に味わえる］
あ、うん、どうぞ。どうぞ。
不思議な味わいがするよ。
［それに元気が溢れてくる感じがする。
あれ、詩ちゃんってお酒強かったっけと疑問が浮かび首を傾げたが僕もいい感じで気持ち良かったのでちゃんぽんを勧めてしまった。
すっぽん、低カロリー高蛋白でコラーゲン豊富。
きっと暫くはお肌もぷるんぷるんになるだろう］
【叫】 五十嵐螢
うぇー、お腹いっぱい幸せ～……。
え、あついー？ そうかなー……。
［僕は席を立ち、壁にかけられているエアコンのコンソールを覗き込んだ。
設定温度は21度。人間が快適に過ごせる温度になっている］
うん、お部屋の温度はふつー……う？ ぬぐ？
［振り返るとそこにはふにゃふにゃして可愛くなってる詩ちゃんが長袖インナー姿になるところだった。
詩ちゃん、グラマーなのでこう、ばるんってなるのだ、どこがとは言わないが僕はその動きに意識を取られてしまった。
ジーンズに手をかけ、ボタンを外してチャックを下ろしたあたりではたと気づき慌てて詩ちゃんの背後に移動すると両手を押さえた］
まって、まって、まって。
僕がいるからね、僕がみてるよー？
［背後から抱きしめるのは先程と一緒の形か。今は両手をそれぞれ押さえており、どうどうと制止の言葉を投げかける。
既にジーンズはちょっと脱げているけどまだ全部じゃない。
尚、仲居さんがホントに何事もないかのように食べたお料理を片づけていき、テーブルを拭いてシャーベットを置いていってくれた。
置いていかれたメッセージには後は若い二人に任せましょうみたいな感じで『食べ終わった器は廊下にお願いします』と書かれており部屋は二人きりの空間になった］
【秘】 五十嵐螢 > 佐次詩羽
［ただ――こうして改めて接触するとくらっとする。
いつも以上に詩ちゃんが可愛く見え、肌から香るにおいに反応してしまうのだ。
あまりにも料理の速攻性が高いのは何故――**］
【鳴】 市川夢助
[唇が触れて、離れて。ほんの一瞬の事だったけれど、長く触れ合わせていた時にも劣らず、それ以上にぐっときたのは、詩音からのアプローチだったせいだろう。
唇に指を当てながら、しがみついて顔を埋める詩音の肩を抱いて髪に触れていた。]
もっとしたくなるのは…変じゃねえよ。
俺もだ。詩音ともっと…したいって思ってる、今。
[もう一度俺の方から、今度は詩音と同じくらい短めに唇を落とす。ただしさっきより少しだけ強めに、離れるときにぴちゃりと音を立てて。唇を離してから見つめて。]
【鳴】 市川夢助
したいならさ…しようぜ、もっと。
詩音がいいなら。
……けど、露天風呂の方はもういいのか？
[焦燥は少し落ち着いたが、気持ちに余裕が生まれたら生まれたで、先を求める気持ちも生まれてはくる。
詩音の気持ちはどうやら確認できたと思うが、焦る必要はないとはも理解したうえで、詩音の肩を抱いたまま、同じ目線で問いかけた**]
【叫】 佐次詩羽
[男の子には男の子で色々と複雑なものがある、
……と言う至極当たり前の事にも
鈍いアタシはイマイチ想像が及んでおらず。
裸を見られたり体を触られたりするのが
恥ずかしいという感覚はあるが、
「何となく恥ずかしい」で遠ざけてきたため
性知識自体には割と乏しい。
なんなら日々の変身の度にけーくんのけーくんが
のっぴきならないことになってたとしても
アタシはまるで気づいていないのだった。
まあそれはさておき。]
【叫】 佐次詩羽
あついあつい、あついよぉ～。
なーーんかぽかぽかしゅるぅ～～
[なんだかふわふわしてい～きもちのまま
着ていたニットを脱いでしまう。
ぴったりとしたインナー姿になってしまえば
凸のラインがくっきりはっきり出ることだろう。
何ならブラジャーのラインも分かるかもしれない。
…が、今のアタシにそんな思考能力はなく、
鼻歌混じりに着ていた衣類を脱いでいく。
あ、なんかひんやりしてきもちい～。じゃまだよふく。
ジーンズのボタンを外し、チャックを下ろしたところで
けーくんがあたしの背後から手を抑えてそれを止めた。]
【叫】 佐次詩羽
あ～～？みてる…？
[とろんとした目で振り向けばそこにけーくんがいる。
うん、みてる。みてるな。…みてる？
それを認識した瞬間、ふにゃふにゃ上機嫌にわらってたアタシの目にじわりと涙が滲み。]
みるなっ、へんたい！すけべ！はなせ！
あたしのからだかってにみてっ…！あちこちさわってっ！
もーよめにいけないじゃん！ばかばかっ！
[この状態で見るなと言われても無理があるわけだが、
今のアタシにそんな思考能力は略。
じたじたとどこか鈍い動作で暴れる。
そうしていると中途半端に脱げたジーンズがだんだんとずり下がっていき、黒い下着が丸見えになっていくわけだが。
なお、くんずほぐれつしてる間に
仲居さんは何事もなかったような顔をして
料理を片付けてシャーベットを置いていった。プロである。]
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
[しばしじたじた暴れていたアタシは
急にぴたりと動きを止め。
アタシを支えるけーくんの方に
体重をかけるようにしてぐーっとのしかかる。]
あいしゅ…。あいすたべる…。
けーくんっ、たべさせて！
[向こうの悶々など露知らず、目を閉じて口を開け、
呑気にあーんをせがむよっぱらいである。**]
【鳴】 氷室詩音
好きじゃないのは本当かも……。
でも、それは他の男たちが向けてくる視線や弱みを握って言うことを聞かせようとしてくるのが嫌であって、貴方じゃないわ。
そう言うことされてる事も知られたくなかったし…。
[そんな弱みを見せられたら良かったかもしれない。
信用していなかったわけじゃなくて、単純に自分がそんな目に遭っていると思われるのが嫌だった。
それに、今ではそれを跳ね除けていける強さも手に入れたもの。だから平気なの、と柔く笑う。
でも、肩に顔を埋めているとまた口付けをされて。
一瞬だけど、強く押し当てられる。唇が離れる時に音が鳴って、なんだかとても恥ずかしくなった。
視線が絡んだなら尚更。]
【鳴】 氷室詩音
──お風呂で、する？
[このままキスを続けたいけど、キスばかりしているとそのまま夜が明けてしまいそう。
それにその、ぇ、えっちな事だってしたくなるだろうし……わ、私だって興味はあるのよ！一応性行為については勉強したからね！
陰茎を膣に挿入するんでしょ、知ってる！
まあ、それならお風呂に入りながらキスするのは良いんじゃないかと思えたのよ。
汗を流せるし、湯気やお湯でそこまで肌も見えないでしょうし。
は、裸は恥ずかしくはあるけどでもいつかは結局裸にはなるんでしょう……？？？
バスタオルもあるんだし、完全に裸になるのは身体を洗う時くらいかしら？]
【鳴】 氷室詩音
ね、夢助。
──お風呂、行きましょう？
[そっと耳元に囁いてみる。
少し身体を離そうとしながら、でも顔を見れなかったのは恥ずかしさもあったから。
視線を伏せて頬を染めたまま、離れられたならお風呂セットに手を伸ばそうとしていた。]*
【鳴】 市川夢助
いや…そりゃまあ、好きでない奴に触られるのはそりゃ嫌だろうよ。
っていうか、そんな事あったのか？弱みを握るとか…
[男の目線だとどうしてもわからない事というのはあるが、俺は確かにそういう目線になった事はあまりない…というか多感な時期に詩音が婚約者になったのもあってあまり経験のない話だったが。
それはそれとして、詩音の話で気になるのはその辺りの話だ。
エロい目で見てくるのはまあ…心情的な部分は別としてそういう事もあるかもしれないし…詩音を放置していた俺があまり言えた事でもないが。
あまり穏やかではない話ならそうも言っていられない。
まあ…過去の話と言えばそうなのかもしれないが。
今さらながらに、今までの自分の行いについて色々考えずにはいられなかった。
ともかく、そんな話も色々あるが…]
【鳴】 市川夢助
ああ。そうする。
風呂でする… というかまあ、ゆっくり風呂には入りたいもんな。
[さっぱりしたいのは詩音の意向ももちろんあるだろうが、俺も同じ。
螢のバフの影響でいつもより体に疲労がたまっているのもあるし、
今日の俺の任務の状況自体はやはり不甲斐なく感じるものもあったから、
その辺りは一回さっぱりしてリセットしたかった。
まあ、湯に浸かってのんびりリラックスとは、詩音が一緒の場合はそうも言ってられない気もするが。]
【鳴】 市川夢助
[混浴だろうとまあ、体を洗う時以外はタオルは巻くだろうし…
むしろ俺の方も、下半身の現状を隠すにはタオルは巻くべきだろうし。
宿の方だってその辺は色々承知の上だろう。
ぴちゃっと音を立てて唇を離し、俺の方も一度詩音から離れ、下着類と浴衣を手に。]
ああ。詩音…一緒に行こうか。
[横に立ち、片手を差し出しながらそう伝えた。
まともに顔を見られなかったのは今からの事を考えると、
さすがに俺も少々気恥ずかしいからだが…それが伝わっているといい]
露天風呂ってどういう感じなんだ？
景色が良く見える高いとこもいいが…
半地下とか洞窟っぽい感じのとことか、
低い場所にあるのも雰囲気出るよな。
[そういうところも、ちょっと楽しみだ**]
【叫】 五十嵐螢
暑いか～、そっかぁ～。
ぐう、誰だよ詩ちゃんにちゃんぽんさせたの、僕だよ。
［幸いなことは普段から下着は見慣れていることか。
不可思議なことは下着自体はただの布なのに詩ちゃんがつけていると途端に股間が熱くなるということだ。
いや、普段より早い、どうなってるぅとバタつく手を制し続けたが一転駄々っ子モードの僕みたいになってしまう。
思い出すべきだった。
昨年成人したてで両家でお酒を飲んだ時のことを！］
そうそう、見てる、見えてるよ……ってうわぁぁぁ。
［ジーンズが下がると黒い下着が丸見えになるわけで、後ろから押さえているところに体重をかけられれば驚いていたこともあって僕は尻もちをついてしまう。
そのままのしかかられれば変身中のようにぴったりくっついてしまっている状態だ］
【叫】 五十嵐螢
あぅ、ごめん、変態は、うん。
助べえはそうだよ、僕は助べえだし。
離したらもっと脱いじゃうでしょう？？
うん、うん、勝手に見えちゃうよね。
まだ手しか触ってないよ、バカは、うん。
お嫁さんの嫁ぎ先は僕のところだから、
むしろ行先しかないかなぁ。
［酔っ払い状態の連続口撃にそうだねーと相槌を返していたが密着する詩ちゃんの身体に僕の一部はとても反応していて固くなってるモノを黒い下着越しにお尻に当てることになっていた］
あ、うん、アイスだね。
よい、しょ――。
［恋人みたいに後ろから抱きしめて座ってる状態で僕はテーブルの方へと手を伸ばした。
そうすると余計に密着することになるのだが、僕は僕でそれなりに鍛えてはいる。
なよなよとはしているし身長は低いが靭な筋肉を纏う身体を詩ちゃんに押し付けることになる。
シャーベットは仲居さんが手の届く範囲に置いていてくれたので取ることができ、スプーンで掬うと詩ちゃんの口元に持っていった］
【秘】 五十嵐螢 > 佐次詩羽
はい、あ～んして、アイスは逃げないからね。
ゆっくりで大丈夫だよ。
［詩ちゃんが口を開けてくれているのでひょいとゆずと巨峰のシャーベットを交互に食べさせていく。
食べさせていくのだがタイミングがずれるとシャーベットはインナーの盛り上がる胸部に落ちちゃうかな**］
【鳴】 氷室詩音
ほら。夢助だって私が男嫌いと思っていたでしょう？
ならあの女の子と付き合ってるんじゃ無いかとか、そんな雰囲気を嗅ぎつけるとそれをバラされたくないだろうとかね。
実際、後輩の子たちからバレンタインにチョコを貰ったりはしてたけど…。
[つまりはただの誤解や思い込みから、それを弱みだとされて言い寄られたりはしてた。
でも実際そうではなかったし、そんな相手には容赦なく切り捨ててきたもの。
夢助の気を揉ませる事でもないからって内々に処理していたのよね。
まあ、相談していた方がこちらの誤解も生まれなかったかもしれないけれど……弱い自分を見せたくなかったのよ。
そう言うのは可愛い女の子の方が似合う。私はそうじゃないものね。]
【鳴】 氷室詩音
部屋に備え付けの完全貸切……とは聞いたわ。
[実際、私たちの部屋は何階だったかしら？
そんなに他の子達と近い部屋ではないとは思うけど、そこまで気にもしてなかったわね。いざとなればスマホで連絡できるのだし。
差し出された手を少しためらった後に繋ぐ。
普通に手を繋ぐのもいつぶりかしら。もしかして初めて？子供の頃は繋いでいた気もするのだけど。
背丈は同じくらいなのに、夢助の手は私よりも骨太な感じがした。
ドキドキして、私も視線は伏せがちだけど。
露天の方に向かえば彼に背を向けて。
しゅる、と帯を解いて……。]
【鳴】 氷室詩音
……。
[はた、と。
部屋の仕様なのか、何かしらの意図があってなのか。バスタオルが一対しかないことに気づいた。
つまり、身体を拭くタオルがそれしか無い。
あとあるのは身体を洗うためだろう手拭い。
ぎょ、と目を見開いた。
手拭いで身体を拭く事もできるだろう。
でも、それは用途とは違わないかしら？
え、これはバスタオルをまいてお風呂に入るようにはなっていない？
数秒、私は思考を重ねて固まってしまうけど。
手拭いを手に、浴衣をとうとう脱いで、軽く畳んで。
手拭いをできるだけ伸ばして体の前面を覆い隠す。もちろん、幅も丈も足りて無い。胸は谷間の部分くらいしか隠せなくて片側は乳首が出そうだし、腰回りも出てしまう。脚の付け根はぎりぎり隠せているけれどそこまでしか隠せなくて。]
【鳴】 氷室詩音
……先、行って。あんまり見ないで…？
[だから、夢助の背に隠れるようにして。
片手で手拭いの胸元を、片手で下側を引っ張りながらお風呂場に向かおうとしていた。]*
【鳴】 市川夢助
…なるほど。そう言う感じのやつか。
俺はまたてっきり…… あ、いや。…なんでもない。
深刻な感じの奴でないんなら…いいんだけど。
俺は何も知らなかったからさ、それでな。
[内心心穏やかではなかったが、詩音の話を聞いて少し落ち着く。
単なる思い込み、勘違いの類といったぐらいの事らしい。
どうやら、いわゆるエロ同人とかであるような感じの事ではなさそうだ。
…俺もあまり詩音の事は言えねえな。いらぬ誤解を招きたくないし、後に引く話でもないならこの件はそこまでにしておこう。]
【鳴】 市川夢助
部屋に備え付けの貸切りか…じゃあ俺達二人以外には誰も入ってこないんだな。ふうん…
[俺達の部屋は低めの階、廊下を渡った先の離れのような区画にある。遠くまでの見晴らしがいいというよりは、目の前に広がる川や庭園の眺めを楽しむような部屋になっているらしい。
備え付けなら向かう先も早い。手を繋いだまま時々詩音の様子をちらちら伺いつつ、露天風呂の脱衣場に辿り着く。
どうやら、それなりに広々として、浴槽からは山の木々も目前に見えそうだ。
こちらはさっそく服に手をかけて脱ぎ落し、半裸になってから手ぬぐいを取る。下半身をしっかり隠すには少々心もとないが…幸い今はそこそこ落ち着いているし、体を洗い終えてしまえばそれまでの話。
そこまで気にする事もなくガラッと扉を開けて中に入ろうとして、後ろにいるだろう詩音から声をかけられた]
【鳴】 市川夢助
ん？……ああ、そうだな。先入ってる。
[さすがに恥ずかしいのは当たり前だなと、先に浴室に入る。後から詩音が入ってくるだろうと思いつつ、足を踏み入れ、かけ湯だけしてまずは湯船に浸かる。]
さすがに結構冷えるな…生き返る気分だ。なあ、詩音……
[結構熱めの湯のせいか、露天とは言え湯気はそこそこ立ち上っている。体を洗うのはちょっと温まってからにしようと思いつつ、入口の詩音の方に声をかけた。あまりじろじろとは見ないようにしようと思いながら、少しだけ視線がやっぱり向いてしまうぐらいは許してほしい。詩音も手拭いで体を隠さなければならないのだという事にはまだ思い至らないまま*]
【叫】 佐次詩羽
[そう、あれは去年両家でお酒を飲んだ時のこと……
盛大に酔っぱらったアタシはそれはもうアレだったらしい。
らしい、と言うのはその時のことをアタシ自身は覚えておらず
顛末を後で聞かされただけなのであんまり自覚もないという。
律儀にアタシの文句に付き合っていたけーくんが
不意に悲鳴をあげて尻もちをつく。
その際に何だかゴリっとした感触が当たって
不思議そうに首を傾げた。]
ん……なんだこれ……？
しりになんかかたいもんが……
[違和感は覚えたものの、
それよりもデザートの方が今のアタシには大事だ。
アイスを食べさせろと要求すれば
けーくんがアタシを後ろから抱え……
そのままギュッと抱きしめる形になる。]
【叫】 佐次詩羽
ん～～………
[アタシとは違う、ぎゅっと引き締まった筋肉に包まれて。
なんか、なんだろ。
その体温を感じてると、妙に身体の芯が熱いって言うか……
おへその下がじんじんするような、変な感覚がある。
酔ってるからかな……。
相手はあのけーくんなのに……。]
【叫】 佐次詩羽
あーーん。
つめてー。うまーい。
けーくん、あいすうまい！ほめてつかわす。
[ま、いっか。よくわかんないし。
口の中が甘くてひんやりしてきもちい。
差し出されるまま交互にシャーベットを口にして
満足そうにへらへらしていたアタシだけれど。
不意にタイミングがずれたのか
巨峰のがべちゃっと胸元に落ちた。]
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
ん～～～。つめたぁ…。
なにすんだよぉ。もー。
[文句を言いながらちょうど手近にあった
けーくんの腕をぐいっと掴み、
彼の服の袖を擦り付けるようにして拭く。
なかなかおちない…と言いながら
ごしごしするたび、ぼよんぼよんした感触が
けーくんにダイレクトに伝わることだろう。**]
【独】 名坂雪
/*
これは皆さん役職ログを伸ばしている…！？
もしや一緒に温泉とか入っちゃってます！？ そわそわ。
私たちペアはお休みの日です(*´꒳`*)
【鳴】 氷室詩音
[そう、今は二人きり。
そもそも二人きりで無いなら、混浴だとしても一緒に入ることにはならなかったと思うけど。
でも、いざ入るとなると勇気が要る。
その背中に隠れていたとは言え、夢助の裸に心臓がうるさくなるのを感じていた。
水泳の授業だとかで見ているはずなのにね。こう、お風呂場という無防備な場所だとまた違って見えてしまう。
彼の肩の広さだとか、筋肉のつき方だとか。
でも、その背に隠れてばかりもいられない。
それにいくら貸切と言っても、マナーとして掛け湯はしなければね。
身体を洗おうとは思ったけれど、あまり待たせてもいけないかしらとそれは後回しにする。
だから、彼の少し後に手桶を手にした。
片手で手拭いを持ったまま脚先にかけ、膝下から、胸元から…と何回かに分けてお湯をかけていく。
よく見てしまえば濡れた手拭いの向こう側、下生えや乳輪の色が透けて見えてしまっていたかもしれない。
ましてや濡らしてしまっては身体にぴたりと張り付いてしまっていたから、体のラインすら隠してくれなかったけれど。
肩からもお湯をかけて、やっと私は湯船へと辿り着く。
脚先からそっと入ると、夢助から少し離れたところへと腰を下ろした。]
【鳴】 氷室詩音
確かに良いお湯ね。
……私たちの力は身体を冷やすから余計にね。
[じんわりと温まる身体に少しか体の力が抜ける。
胸がお湯にぷかりと浮いてしまう、その胸の先を隠すように片手で手拭いを前に垂らそうとしたけど…湯船の中だと浮いてしまうから、結局両手で伸ばして隠していた。
思う以上に恥ずかしいんだけど…….！
ほとんど裸の状態。
顔が熱くなるのはお湯のせいだけじゃなくて。]
【鳴】 市川夢助
[湯船に浸かったまま、詩音が入ってくればそろそろと視線を向ける。
手ぬぐいしか持っていないのは同じ…けれど、それがどれだけの大きさになるとしても下半身のほんの一部だけ隠せばいい俺の方と違って、詩音が覆わなければならない面積は胴体の前ほとんどだと気づいたのは、詩音の姿を捉えた瞬間だった。
あまりじろじろと見る事はさすがにしないけれど、かけ湯をすれば濡れた手ぬぐいの向こうに、ちらっと乳輪が透けて見えるような気がする。
サンタコスの時も見えそうで見えないぐらいでやきもきしたけれど、これはそれ以上。濡れた下生えも透けて見えそうだ。]
（やべっ…）
[思わず首の付け根まで湯船に潜ってしまうのは、完全に湯の中とは言え、股間のあたりが明確にびくっと反応してしまったから。今は湯の中なので、そうそう見える事はないはずだが…
詩音が丁寧なかけ湯の後、少し離れた隣に腰を下ろしたので、ようやくそこで視線を詩音の方にしっかり向ける。]
【鳴】 市川夢助
ああ、冬場は使ってる方も堪えるよな…
身体ももうちょっと温もったら洗うけど、もう少しこのままがいいな。
[目を閉じ、ゆっくり息を吐くと廃ビルからさっきまでのあれこれが嘘のようだ。疲れた体に染み渡ってくる温もりを感じながら、隣の詩音をやっぱりちらちら見てしまう。
手ぬぐいを使いながら、両手で胸を隠そうとしている姿が目に入り、また中心に熱がこもるのを感じる。見ようとすればうっすらと見えてしまうかもしれないぐらいで、顔が熱くなるのも当然だろう。]
……あ、詩音……？
[湯船の中で腕にしがみついてくる詩音は昨日までの俺が知っている姿とはまるで違っている。こんなに可愛かったっけ。いや、顔が可愛いのは知ってたけど……]
【鳴】 市川夢助
もう少し温もろうか。
[少しぐらい胸が腕に当たったりしたら、やっぱり顔は赤みを増すだろうけど、それはそれとして、今はこうして遅ればせながら心と、肌をさらけ出した状態で二人いる時間をしばしゆっくりと過ごさせてもらうとしよう。]
温もったら体洗おうか。
……ああ、背中流すのは…まあ、どっちでもいいけど。
[挑発交じりで言った事だし、そこは拘らない。
そりゃまあ、詩音に触れたい気持ちはあるけど、だ。]
……詩音もさ。
……やっぱ結構かわいいとこあるんだな。
[ぽつっとそんな言葉が漏れた*]
【叫】 五十嵐螢
あはは、固いものってナニかなぁ～
［詩ちゃんのお尻は柔らかい。
僕の身体は健全男児なわけで当然反応をしてしまう。
今の詩ちゃんは細かいことは良いんだよおみたいな状態らしくすぐに意識はシャーベットに向いてくれるが抱きしめてると僕の方がおかしくなりそうだ］
美味しいか～、良かった。
ありがたき幸せにござるう。
［お褒めに預かったのも束の間、シャーベットは重力に従いぽよよんとした膨らみのの上に。
僕はその光景に思わず見惚れてしまったわけで、詩ちゃんが僕の手を掴んだのもどきりとすることだ。
これまでは僕が差し伸べてきたのだから唐突に握られ――掴まれると思春期の子どもかとばかりに胸がときめくのを感じる。
それが――］
【叫】 五十嵐螢
わ、わわ、すご……。
［普段は衣服として触れているのでこうして掴まれ合腕の先、手のひらで触れる膨らみの弾力はアルマゲドンレベルの破壊力がある。
ぐぐ、と股間のモノが一気に大きくなるのを感じてしまうのは流石に早すぎだと思うのだが精力増強効果が働いているのだろう。
でも手のひらだと綺麗になるわけもなくむしろ広げていっているわけで滲みはどんどん広がるばかりだ］
ちょっと待ってね、そこのおしぼりを……。
［だが、おしぼりの位置は絶妙な場所で少し遠い。
反対の手を伸ばすが届かせようとすると身体を捻る必要があり、捻るとごしごしされている手は膨らみを鷲掴みにしてしまう。
これもまた布である衣服で感じるのとは違うしっかりした弾力と柔らかさを感じられる］
【叫】 五十嵐螢
うお、やわらか……じゃない。
ちょっとだけ、待ってね。
すぐに拭くから。
［おしぼりを広げてトントンと吸わせるように拭っていくが既に滲み込んだ分は拭い取れない。
濡れてると気持ち悪いだろうし脱いだ方がいいのは確かだが――］
詩ちゃん、これも脱ごうか？
脱ぐついでにお風呂に入っておいで。
そこの巾着ってお風呂用でしょう？
［いや、しかし今の状態の詩ちゃんを社会に解き放っていいものか。
それは悩んでしまうので――］
そうだ、内風呂も温泉らしいよ。
そっちに入ろう？
［そう、お勧めしたのだがその間も僕の手はおっぱいの引力に引かれて鷲掴みにしたままだった**］
デクスター・ホワイト
［蛇につけた名前は気に入ってもらえたみたいだ。>>27
良かった。と。蛇を撫でて、本の中に戻るのを見送る。
歌声（絶叫？）はとっくに聞こえなくなっていたので。
ゆっくり階段を下りて１階に行けば、皆の雰囲気がどことなく異なるような？？？>>28
まあ。そんなもん？？と。変に第三者が入っても拗れるだろうから。雪とのんびり会話しながら歩いた。］
下調べとかは、雪のが得意じゃなかった？
枕投げとかやんのかな～？
露天風呂良いよね。
頭寒足熱？だっけ？？
ずっと風呂につかってるとのぼせるけど。
露天だとず～～っと気持ち良いから、好き。
［そんな穏やかな会話も。
雪の降り積もる風情ある温泉宿で。
雪と同室だと聞かされた瞬間。］
デクスター・ホワイト
ふぇっ？！！！
［思いっきり動揺してパニックに陥りかけたのは言うまでもない。
他ペアやましてや雪の反応を気に掛ける余裕も無かった。**］
名坂雪
[廃ビルから温泉宿までは徒歩20分ほど。
他2組より少し後ろをのんびり歩いて戻った。]
んえ？
[蜂蜜のど飴を口の中で転がしつつ。
羊羹は半分幼馴染>>1:30にあげる。]
温泉宿まで下調べしきれてないよ。
任務には関係ないかなって。だから着いてのお楽しみ。
[温泉宿の名前すら昨日曖昧だったくらいなのだ。]
昔、家族合わせて旅行したの懐かしいね。
そうそう、露天風呂でお父さんがテンション上がってた……デッくんの言う通りなんだけど、油断するとすぐのぼせちゃう。
気をつけなよー、私は助けに行けないぞー。
[日が暮れると途端に気温が下がるのだろう。
ポケットのカイロを握りながら、肩をすくめる。
だんだん見えてくる温泉宿の灯りと立ち昇る湯気がなんとも暖かそうで、疲れていても自然と足早になった。]
名坂雪
[温泉宿の女将さんは心得たもの。
『後は若い2人にお任せして……』とひと通りの説明をさらさらとしてくれると、穏やかな笑みを残して出ていってしまう。
別室には様々な浴衣もあるらしい。>>1:11
頭に入れつつ、ペコリと頭を下げて見送ってから。]
……。
[幼馴染を見上げて。
部屋に運び込まれている2人分の荷物を見遣って。]
最初から2人ずつの部屋割だったみたいだね。
[ほんのり視線を合わせないように。
小さく呟くと、立ち尽くしたまま、一時どうしたらいいか分からないというようにしてから、ハッとする。]
お茶でも淹れよっか。
[幼馴染と同じ部屋で過ごすのは慣れていて、嫌でもなんでもなくて、むしろたくさん話せていいとすら思うのに――少し意識の端にちらつく。
幼馴染と婚約者の境目は、あるのだろうか。*]
【鳴】 氷室詩音
もう。……普段から頑張っていたのよ？
だってキスすらしてくれないから、もっと可愛らしい子が好きなのか、それとも女性に興味ないんじゃ無いかって悩んでたわ。
[可愛いと言われれば素直に嬉しい。
でも、それに至るまでのことを思うと眉を寄せて少しだけ腹も立つ。文句も言いたくなったけれど、せっかくの穏やかな時間を大事にしたくて堪えた。
堪えた分が眉間の皺に出てしまったけれど、これくらいは許してほしい。
体を洗うかどうかについてはどちらでも良い……いえ、恥ずかしいから自分でやりたいけど？
でもこれからどうしたら良いかしら。
でも、そもそも私は──。]
【鳴】 氷室詩音
夢助。……夢助の好きなところはね。
なんだかんだ言っていつも優しいところよ。
でも、悪いところもそう。
なんだかんだいつも優しいから、我慢できちゃったんでしょ。違う？
[彼の我慢が本当なら、私の誘いに常に耐えてきたということだ。
私の横暴な態度にも。まあ、それには理由もあるし言い訳もさせてほしいけれど…。
温まったら身体を洗おう。それは確かにそうだけど…。]
【鳴】 氷室詩音
……我慢しなくて、良いのよ？
[純粋に今このお風呂を楽しんでくれるのも良い。
でも、考えてみて？
私、今までだって頑張って貴方を誘ってみてたのよ。
貴方のために出来るだけ身体を磨いてもきたの。肌とかムダ毛とかの手入れを始め、マッサージだって筋トレだってして身体を美しく保とうとしてきたわ。
その身体が目の前にあるのよ？だから、ね？]
【鳴】 氷室詩音
……ん♡
[手拭いはまだ片手にあるけれど。
彼の腕から手を離して、私は彼の前側に回り込む。
そして、胸元を隠しながらもさっきの続きをしようと身体を寄せ、唇を寄せた。
ちゅ、と音を響かせることはできたかしら？]
お風呂でするって、言ったでしょ？
[ふふ、と笑って見せた。
お風呂でキスの続き、したかったんだもの。]*
【鳴】 市川夢助
…そうみたいだな。いや…そうだったんだよな。
詩音は頑張ってたんだよな。
そんな風に思わせてたなんて知らなかった。
…悪かったよ。全然気づけなくて。
[詩音が詩音なりに頑張っていたというのは今ならわかる。
その間俺が何かしていたかと言えば…していたとは言えない。
詩音がちょっとむすっとした様子に見えるのも、気のせいではないはずだ。
だからその婚約者としての役割をさぼっていた分、これからはしっかりしないと…と思うのだが。]
……まあ、そう…かも。
今までずっと我慢してたのは確かだよ。
別にそれが辛かったとかいうわけでもないが…
いや、うまくいってなかったのは確かだから、きちんとは我慢できてなかったんだろうけどな。
【鳴】 市川夢助
…詩音？
[小声での囁きは今までの詩音の言葉よりもずっと密やかに、特別な色合いをもって感じられた。思わず湯船の上に見える詩音の顔立ちと首筋をまじまじと見つめ、ついで湯船の下に意識がいく。
詩音の体つきは、大事な部分以外はサンタの格好の写真でも、水着の写真でも見た事がある。均整の取れた、しっかり綺麗な身体だったと思う。
俺もそういう意味での努力ならしていたけれどな。
退魔師としての仕事のための部分が大きかったけど]
詩音…… っ。
[横にあった詩音の身体は俺の真ん前にある。
胸元は隠れているけれど、それ以外は何も纏っていない同士、
湯を隔てているだけの裸の付き合いというやつ。
正面から向かい合って、それをはっきり実感した。]
【鳴】 市川夢助
詩音…っ！
[唇を寄せられるのに合わせ、こちらからも唇を近づけ、重ね合わせる。
ちゅっというリップ音が湯船の中に響いた。
そのままその体を引き寄せ、詩音の身体を湯船にもたれさせ、俺は湯船の中に膝立ちになる。これだけ近づいていると胸も当たってしまうだろうし、俺の方も硬くなったものが詩音の膝に当たってしまいそうだけれど、ともかくこちらからまたキスをした。]
続きをする、ならさ。
タオル、ずっと持っとくの邪魔だろ？
…よかったらさ、もう取っちゃえよ。
[俺の方は、少なくともそうだ。タオルを湯船に漬けたままになってしまうから、もう横に置いている。詩音の首筋に手を回し、見つめながら]
……触ってもいいか？
[頬から首のあたりに手を落とし、そう尋ねてみた*]
【鳴】 氷室詩音
まあ私も態度が良くなかったわ。
一歩間違えると痴女みたいだったと反省してるし……。
[身体を当てることだって、サンタコスだってそう。
あんなの無闇矢鱈にやってたら痴女でしょ？でもそれだけ必死だったのよ！
でも、そうやって過去について語るのはやめにしましょう。
思い出すと今とは別の意味で恥ずかしいもの。
それにキスをしたら抱き寄せられて、湯船の縁に背があたって。簡易的に軽く押し倒されてるような感覚にドキッと心臓が跳ねた。
薄い手拭いなんてあってもなくても関係ないくらいに身体が密着して──熱く硬い何かも触れる。ビクッ、と身体が震えたわ。そしてなんとも言えない幸福感に満たされたの。
ああ、本当に私に反応してくれてるんだなって。]
【鳴】 氷室詩音
ん…。
[彼からのキスを受けて、小さく頷いた。
手にしていた手拭いをそろりと外す。そうすると全て見えてしまうけれど、まだ下半身にはお湯があるからそこまで直接は見えない……と思いたいけど。
恥ずかしくて顔を上げられない。
手拭いは縁にそのまま置いて、彼の申し出には──。]
嫌だったら、その時言うわ。
だからいちいち聞かないで。
──良いって、言うのも、恥ずかしいんだから。
[多分今までなら、怒り気味になりながら前半の二行しか言わなかった。
でも小さくもう一行付け足して、ツンとそっぽを向く。
両手をどこに置けば良いのかすら分からなくて、彼の二の腕あたりに添えてたけど。]
【鳴】 氷室詩音
それにここから先は知らないもの。
[ぽそ、とさらに小さく付け足した。
だってそう言うの読ませてくれないのよ！
えっちなそう言う本を見たことが皆無じゃ無いけど、回数も少ないしあれは趣味的なものだと知っているから…。
申し訳ないけれど、ここから先は貴方の知識が頼りなの。
膣の入り口なら流石に分かるから、それは教えてあげられるけれどね。
い、陰茎が何なのかも、分かってるけど。
初めは痛いらしいことも知ってるけど！
ちら、と夢助の方を見る。
呆れてたりしないかしら…ちょっと怖いわ？]*
【鳴】 市川夢助
[痴女みたい、か。まあ確かにそうだよなと内心は思うが、
そのぐらい必死だったんだろうな、と思う。]
…悪かったよ。一人で恥ずかしい思いさせてな。
[一言、そうとだけ言って今この場の詩音自身に向き合う事にした。
詩音を湯船にもたれさせたまま、部屋でキスをした時と同じくらい密着する。
お互いの身体が直に触れるほどの距離感で、詩音が手ぬぐいを外すと、少なくとも上半身の見事な膨らみは浮き出ている部分はもちろん、沈んでいる部分もかなりはっきり見えるようになる。思わず視線の下に移しごくりと息をのんだ]
……はは。本当に… すげえ。
[服の上からでも詩音の体つきが女らしくなっている事は知っていたし、特にここは特別目立つ。ずっと想像していたものの実際を目の前に、それでも念押しはしたけれど、答えはどうやら期待通りだった。]
【鳴】 市川夢助
わかった。じゃあ、嫌だったら本当に言ってくれよ。
もう、遠慮はなしだからな。
[相変わらずツンツンとした素振りだけれど、最後の一言が加えられているあたり、恥ずかしいだけなんだろうな、とは理解できる。
そっか、何も知らないんだな。
自分で恥ずかしくなるくらい大胆な誘い方をしておいてそれというのは、
男心をくすぐるギャップでもある。
俺も実際にこうするのは初めてだ。
膝立ちのまま詩音の元ににじり寄って、唇を塞いだ。
わざと大きめにぴちゃっと音を立てて離す。]
…せっかくだからめいっぱい楽しもうぜ。
[にっと笑い、また唇を塞ぎながら手を湯の中に潜らせ突き出し、柔らかな胸を下からすくい上げる。半ば浮いているからそこまで重量は感じないが、たっぷりとした容積は感じられる。正面からぎゅっと軽めに抑えつけて餅をこねるようにたっぷり揉んでみた。]
【鳴】 市川夢助
はは…… すげえ。マジででっかいな、詩音の乳。
すげえ…ずっとこうしたかったんだ。ずっと…前からさ。
何カップぐらいあるんだろ。なあ？
[詩音は恋人同士のムードを大事にしたいかもしれないが…どうだろうな。
わざと少し明け透けな事を口にしつつ、顔を見ながら乳輪のあたりをちょいちょいとつついて、その先の頂もくりくりと弄ってみる。]
本当にいいカラダしてんな、詩音。
肌もすべすべしているし…
[褒めるのは何も胸だけではない…まあやっぱり一番はそこなんだけど。
股間がはちきれそうなぐらいになっているのはもう隠す必要もないだろう。
触れるうちに、詩音の太腿の内側に固くて熱い竿や、濡れてごわごわとした陰毛が自然と何度も擦り付けられる。
ああ…風呂の中じゃなくてものぼせそうだな、ってふと思った*]
【叫】 佐次詩羽
[けーくんの掌を押し付ける形で
もにゅんもにゅんと膨らみが揺れる。
普段なら絶対やらないのに、ああお酒って怖いね。
すっかり思考力の低下したアタシは
拭っても拭っても全然綺麗にならないことに首を傾げていた。]
おー。さんくす。んにゃっ！？
[けーくんがおしぼりを取ってくれようとして…
身体を捩じった拍子に膨らみが
がしっと鷲掴みにされ、驚きに身体を跳ねさせた。
ちょっとびっくりしたけど……
すぐにけーくんが汚れた所を綺麗にしてくれる。
まあでも結構べったり濡れてはいる。]
【叫】 佐次詩羽
んー。ぬぐぅ…。
[言われていそいそとインナーを脱ごうとする…が
鷲掴み状態のままだと脱げないかもしれん。
そしてそのまま外に出ていきかねんとしたところをけーくんが止めた。
まあ、社会的にもどうかと思うし、
安全面的にも一人で行かせるとちょっと危うそうな状態である。
アタシ自身にその認識はないが。]
おんせんー！はいるぅー。
おんせんっ♪おんせんっ♪
[きゃっきゃっとはしゃぎながらくるりとＵターンし、
内風呂がある浴室へと向かおうとする。
誘われているとは思っていないが、
手伝うと言われればそうかー？と
普通に納得してしまうであろう、今の状態だと。**]
【鳴】 氷室詩音
わかってるわよ……ん、ふ……っ。
[念を押されて、唇を塞がれて。
手をどこにやれば分からないからと彼の二の腕に添えた指先は、拒絶の意思は示さない。
それでも指先に力がこもったのは胸を掬い上げられ揉み始められたから。
特に乳輪の辺りから先をいじられると、じわじわと熱がこもり初めてその先がツンと硬く尖ってくる。
それが何だか恥ずかしい。それに、夢助の紡ぐ言葉も。
とは言え、確かにそれはみんな(女子もたまに)気になるみたいなのよね…？]
【鳴】 氷室詩音
Ｈだけど……、このサイズだと下着探しが難しくなるし肩紐もゴツいのよね……。
マッサージして肩こりしないようにとか、垂れたりしないように気をつけているわ。
あっ、……んんっ、その、乳首……触られると、そのっ、なんか……あっ♡
[乳首を捏ねられるとじんわりと何か変な感じがして。変、と言っても嫌じゃなくて、なんだろう？
甘く声が漏れて身体が反応する。じんわりお腹の奥が疼いて、視線を伏せると夢助のが視界に入って慌てて目を逸らした。
って、え、想像より大きいんだけど！？
で、でも大丈夫よね。
いつか子供が通る場所に入れるんだし！]
【鳴】 氷室詩音
……こう言う時って、私、なにかした方が良いのかしら？
して欲しいことがあったら言ってね……？
[それにのぼせそう。だけど、湯船から上がったら全てが見えてしまう。
言われたら一緒に上がるけど、それまではできるだけお湯の中で身体を隠していたい乙女心もある。
それに褒めるなら……。]
【鳴】 氷室詩音
身体だけじゃなくて、他も褒めて。
そりゃ、性格可愛く無い自覚はあるわ。でも、……言って欲しいのよ。
綺麗だとか、可愛いとか、些細なことでも。
私は、夢助の穏やかなところも好きだわ。
髪は少しだらしがない時もあるけど、きっちりしてるときはとてもカッコ良いし。
何より、ペアを組んだ時の仕事の相性は抜群よ。
誰よりも信頼できるから……今度からは、任務中は仕事に専念してね。
その分、こうして……♡
[貴方に別の場所で身を捧げるから。
なんて、言わないけど。
そのつもりで彼に身を委ねているし、片手を湯船に忍ばせて彼の陰茎にそっと手を触れさせた。]**
【叫】 五十嵐螢
［そう言えば家族会で飲んだ時、詩ちゃんを介抱してたのは姉ちゃんずだったか。
これ以上は見せられないよーと退場した後のことを僕は知らないがまさかこうなるとは。
お外に行きそうになる時も僕の手は詩ちゃんの胸から離れることがなかった。
後ろにぴったりくっついたままの移動である。
Uターンするに合わせて僕も移動していくが、この離そうと思っても離れぬ手よ！
正直、僕は焦りが募るばかりだ。
日中泣かせたばかりか惚れさせると言った一瞬後にこうして身体目当てのような行動を取っているのだから酔いが醒めた時が怖い］
うん、温泉、温泉……。
［気が重くなるが思考がまとまらない。
僕もそれなりに酔っていて、こうして引っ付いているだけで股間に熱が集まるのがわかってしまう。
精をつくもの尽くしを食したことで有り余る力が煩悩を優先している］
【叫】 五十嵐螢
［浴室手前の脱衣室。
ここもちゃんと暖房があって温かだ。
木造で木の温もりを感じられる内装で灯りも提灯に照らされたようにぼんやりとした橙色でちらりちらりと緩やかに、影が独りでに動いているように揺らめいている。
脱衣所に入ると僕は部屋へ続く扉を閉めた］
はい、詩ちゃん、ばんざーい。
僕がお手伝い、するよ。
［理性さん、お酒の力でノックアウト。
僕は煩悩の、欲望のままに流されていくのを心の中で見つめているしかできない。
いや、どちらも僕なのだからこれも僕なのだろう。
やはり何だかんだ言いながら好きな子とエッチィことしたいのは男の性なのか――。
詩ちゃんがバンザイしてくれればインナーを脱がしてしまう］
【叫】 五十嵐螢
はい、次も脱ごうね。
一人でできるかなー？
［ブラとショーツも脱ごうねと勧めて、僕は脱がしたインナーを脱衣所にある洗面台で洗う。
洗う前にすんと香りを嗅ぐと詩ちゃんのいい香りがしたので勿体なさを感じたがべたべたのままはダメだろうとアイスシャーベットで濡れたところを洗い、絞って干し台にかけておく。
明日の朝には乾いていることでしょう、きっと。
そこまで終わるまではすぐなのだが、詩ちゃんは下着を脱げていただろうか。
そう言えば――酔った人がお風呂に一人で入ると危ないらしい］
手伝おうかー？
［ナニをとは言わないまま僕も服を脱いでいこう。
脱いで何も言われなければそのまま一緒に浴室に入れるだろうか。
そこも木造りで何とも言えぬ味わいを醸し出す空間であり、
洗い場の奥に丁度二人入れるような浴槽がありコンコンと湯が注がれている**］
【鳴】 市川夢助
[乳輪のあたりを中心に焦らすように、触れるというよりむしろ苛めるという言葉が正しいくらいしっかりと指先で刺激していくと、盛り上がってくるのがわかる気がする。。掬い上げてたぷたぷ揺らしたり、鷲掴みにしたり…乳首のつまんで、やっぱりここも男よりでかいんだな、なんて当たり前の事実に感じ入りつつ自分で慰める時の一物のように扱き上げてみたり。
乳ばかりになってしまっているが…湯船につかったままだとやっぱり一番触れやすいから。胸のサイズは恥ずかしかったのかもしれないが、答えてくれるのはなんとなく嬉しい。]
【鳴】 市川夢助
そっか、Hね。
そりゃ、大変結構なものをお持ちで……
かわいいのがないとは聞くけど、やっぱ気遣ってんだな。
…なら、大事に触らせてもらうよ。
…乳首触られると、何だって？
[その下着姿も興味あるな、なんて思いながら、乳首をくりくりと捏ね回して今以上に大きく育てよう。気持ちよさそうな声に尋ね返し、続ける。気持ちよさそうなところは見逃さず、精密に…まあダーツとは全然勝手も違うだろうが。]
【鳴】 市川夢助
してほしいこと、か。
そうだな、気持ちよかったら、そう言ってくれたら嬉しいかな。
それでどこがどう気持ちいいか…なるべく詳しく教えてくれたら
なお嬉しい。
[恥ずかしいことを口にして恥じらっている詩音の顔が見たいというのが本音ではあるのだけど、なんとなく怒られそうなのでそこまでは言わず。]
ああ、それともう一つ。
俺は詩音のこと好きにさせてもらうけどさ。
詩音も同じでいいんだからな。
[まあ、男の体をどう触りたいと思うかというのもあるし、のぼせる前には湯から上がらないとだしな。逆に詩音の望むことももちろん聞こう。]
詩音は……いや、綺麗になったよ。
それにこうして赤くなってるのはすげー可愛いし…
恥じらってるとことかも…
それにあんまり素直でないとこも、分かってみれば逆に可愛いとこかもなって。
そんな気がする。
【鳴】 市川夢助
[詩音からの俺への評価は、少しくすぐったかった。まあ…身につまされることもあったが。]
…そっか。そんな風に思ってくれてたんだな。
わかったよ。ま、髪とかは気をつける。
仕事も…集中してあたるようにする。
…大丈夫だ、他ごとで考えるとしたら全部詩音のことだから。
[こうして詩音と過ごすことで多分俺の欲求は満たされるだろうしな。その分は詩音にたっぷり付き合ってもらおうと決めて、そんな詩音が俺のものに手を伸ばしたなら、片手を添えてぎゅっと太幹を掴ませた]
そ、ここな。意外とでかいだろ？俺のも。
握って…ゆっくり上下に動かしてみてくれ…
[自慢じゃないが、螢やデクスターのはどうか知らないが、寮の仲間内だと一番だと思う。これだけ限界まで興奮してガチガチになっていれば太さも長さもフランクフルトより一回り増しぐらいはあるんだろうか。俺自身より素直に、詩音の手の中で嬉しげにびくんと脈打つ*]
【叫】 佐次詩羽
[もう腕は掴んでいないので、完全にけーくんの意思で着いてきていることになる。
普段なら突っ込むところだが、
生憎アタシの理性さんもログアウトしているので
止めるものは誰もいないのだった。
脱衣場の中は温かく、
ぼうっとしたオレンジ色の灯りに照らされている。
こうしてみるとなかなか洒落た内装である。]
ばんざぁーい。
[言われるがままバンザイをすれば
ぶるんと胸が揺れてインナーが脱がされる。
ブラジャーも下と同じ色合いのもので
あまり飾り気のないシンプルなものだ。
下着を取り払ってしまって全裸になる。
全身火照っているので寒くはないが
おんせんおんせんーというテンションのまま
うきうきと浴槽に近づいていき。]
【叫】 佐次詩羽
ん～……てつだい～……？
らいじょぶ、らいじょーぶ。
[何が大丈夫なのか大丈夫じゃないのかも
よくわかっていないまま、
いまいち覚束ない足取りで浴室に向かい――
その途中でつるりと足を滑らせ。]
うみ゛ゃっ。
[そのままダイナミックに転んだ。
木造りなのでさして痛くもないが、
ごちりと浴槽の淵に頭をぶつけ、
う゛～～……と涙目で呻き。]
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
いたい～～……
けーくん、てつだって！
[両腕をバッと広げ、だっこを要求する。
当然全裸なので色々丸見えなわけではある。**]
【鳴】 氷室詩音
うっ……、その、変な感じ……？
嫌じゃないの、なんて言うかウズウズする……？ き、気持ち良いかは良くわかんないけど……その、足の付け根がもじもじする……？
[ぎゅ、と脚を閉じ合わせながら訴える。
もうお湯しか身体を隠してはくれないし、胸は胸の先を中心に触られ、時には指先が沈んで夢助の思うように形を変えられているけど。
気持ち良い…？もっと続けて欲しい…？
未知の感覚に身体を時々震わせながら、素直に何とか言葉を紡ごうとする。
それより、綺麗だと言葉にしてもらえて嬉しかったけどね。
でも可愛いとか言われると嬉しいと言うか、また恥ずかしさも出てくるのよ。我ながら難しいわ。]
【鳴】 氷室詩音
髪は……別に今のままでも。
その、夢助がかっこいい事は私だけが知っていれば良いもの。
あ、んぅ……っ、ばかぁ……♡
[胸を弄られながらだとどうしても甘い吐息が漏れてしまう。そんな時に、考えてるのは私のことだけなんて言われたら、胸への刺激と重なって胸がキュンと甘く響いた。
だからつい、憎まれ口。
それにしても摘まれるのもそうだけど、先端を擦られるとなんて言うか凄く……じんじんする。
これが、気持ち良いってことなのかしら？
そんな中で握らされた肉茎は予想以上に太くて熱くて、とても硬い。
え、これがその、普段はブラブラしてる(幼少期の記憶)アレなの……？
確かに陰茎が興奮すると膨張して勃起して硬くなるのは知ってるけど、それにしても硬くない？
でも、これが私の中に……？？？
そんな不思議な気持ちで、柔らかく握りしめたものを言われた通りゆっくり上下に動かしてみる。]
【鳴】 氷室詩音
きゃっ、動いた！？
……意外と、というか、こんなに陰茎が大きく硬くなるなんて予想外で……。
まあ、普段は閉じてるところに入れるから、硬くないと入らないのかしら？とは想像つくけど……あ、先っぽは少し柔らかいのね……痛くないように、かしら……？
[上下に擦る中で、先端が膨らんでいることに気付く。その先端はふにふにとやわらかくて、何となく軽く指先で挟んでみる。ふにふに、と柔らかな感覚が伝わって、内側を傷つけない為かしら？と推測したりして。
ごく…、と今度はこちらが息を呑む番だった。
ああ、私も興奮してるんだ。
そのまま私は暫し、陰茎を摩るのに夢中になる。
ちゃぷちゃぷ、お湯の揺れる音と時々私の甘い吐息が重なった。]*
【鳴】 市川夢助
[詩音は自分ではよく認識できていないようだったが、うずうずして、もじもじするらしい。二人しかいない場所だけれど、傍で耳打ちする。]
それがさ…多分気持ちいいとか、感じてる、って事じゃねえかな。
多分だけどさ。少なくとも嫌じゃないんだろ？
[それなら、やめる必要はない。
胸でも、他の場所でも、同じ場所を何度も繰り返し刺激する。
最初はくすぐったかったりするのかもしれないが…
そこはじっくり続けていけばいい。
別に今この場で気持ちよく感じられる必要もないだろうし。]
…そっか。俺も詩音のかわいいとこは、俺だけ知ってればいいって思うし。
今のままでいいと思う。
[まあ、全く以前のままで喧嘩になってしまうのはお互い良くないけど、というのは言わずもがな。今こうしている詩音は、憎まれ口すら愛らしい。
俺のものを握って興味ありげに動かしてみたりしているところも、なんだか可愛げがある。
変に積極的なのは、あまり知識がない事の裏返しだったのだろうか。
興味津々といった感じで分析しだしているところなんか、思わずくすりと笑ってしまう。気を悪くしそうなら笑って謝るけれど。]
【鳴】 市川夢助
けど、そうか。陰茎…か。
まあ呼び名は合ってるけど、もう少し色気のある呼び名でも…
俺は嬉しいけど。
[どっちにしろ、詩音が湯の中で逸物の先を指で挟んで揉み始めると、柔らかなそこもしっかり反応して生硬い感じになっていく。幹を擦るのはもちろん気持ちいい。思わず息が漏れてしまう]
っ、く…… やっぱ自分でするのとは違って…
結構、気持ちいい、な…
[射精に至るような気持ちよさとは大分違うもどかしい刺激だけれど、
詩音の指で扱かれているという事実が、興奮を煽ってくる。]
【鳴】 市川夢助
[膝立ちの腰を突き出して触れやすいようにしながら、
俺の方は詩音の唇を何度か啄み、胸の柔らかさを楽しみ、
ほとんど密着して上に乗るような姿勢で尻の方にも手を伸ばして揉んでみる。
股のあたり、付け根の上あたりの突起を探れたらそこもつまんで、指の腹で押し撫でてみよう。割れ目の部分は、湯の中で触れても大丈夫なのだろうか、という疑問が少しだけあったのでまだ触れてはいないけれど。
なんだか随分体が熱くなっているのは確かだけれど]
…なあ。もっと直に見て、触ってみたいか？
[詩音にそっと尋ねてみた*]
【叫】 五十嵐螢
［詩ちゃんはそろそろ気づくべきなのだ。
下着がシンプル質素なものでも詩ちゃんの魅惑のぼでーは一切質素ではないいしシンプルでもなく、逆にシンプルな下着だからこそ際立ってしまうということに。
僕の理性さんは朝チュンまで睡眠するようで夢の中にいるかのような気分になっている。
胸ってすんごい揺れるよね、痛くないのかな。
そんな感想を抱きながらお風呂上りのためのバスタオルを用意して、お風呂上りの時に使えるようにと香油の瓶まで用意されていることに気づけばそれも用意しておこう］
そっかぁ、お手伝いいらないかぁ。
じゃあ僕はここで待機してる……うぇっ！？
［欲望さん、お風呂上りにターゲットを絞ったようだがそこで珍妙な声があがったので視線を急いで向けると詩ちゃんが床に転がっていた。
魔物から一切傷を負わないようにしていたのに浴槽さんのダイレクトアタックを受けたらしい。
でも子どもの頃はあんまり僕に甘えてこなかった――というより僕が情けなくて甘えてたから我慢してたのか。
今こうして頼られると嬉しさが込み上げてくる。
僕は衣服を脱いで武装を解除すると己が身一つで浴室に入っていった。
浴室に入れば扉は閉める。
閉めればガラスの扉の向こうからは音があまり聞こえなくなりぴちょんと水が滴る音がする］
【叫】 五十嵐螢
うん、手伝う。ちょっと待ってね。
［こちらを向いて手を広げてくれば胸の双丘も股座も全部丸見えなわけで、僕は前屈みになった状態で詩ちゃんに接近した。
退魔の時、衣服になって感じている身体が目の前にある。
普段視界は外側にしか向けていないのでこうして見るのは一回目の時以来だろうか］
はい、脇の下ごめんね。
［僕は詩ちゃんの脇の下に腕を通し、肘まで通れば肘を曲げて腕を固定する。
肘を受け皿にして膝の力でひょいと詩ちゃんの身体を起こせばお風呂にある椅子の上に座ってもらおう。
身体もそこそこに鍛えてはいるのだ。背丈が足りないだけで。
肘まで入れているのでほぼ抱きしめ合ったままの状態だ。
僕はそのまま詩ちゃんの背に片腕を回し、もう一方の手は抜いて間近な距離のまま行動する］
【叫】 五十嵐螢
痛いの痛いの飛んでいけ～。
あれ、符は……全部脱衣所か。
［痛覚緩和の符を使おうとしたが全裸でありどこにもなかったので打ったらしい頭を撫でていく］
他に痛いところは、ある？
無かったら身体洗おうね。
お化粧は落とせる？ 髪は今洗っていいのかな？
［他にも痛いところがあれば優しく撫でよう。
先程鷲掴みしてしまったところでも優しく撫でて、
流石にこのまま一人はまずいよねと言い訳しながら一緒にお風呂だーとるんるん気分である］
【秘】 五十嵐螢 > 佐次詩羽
詩ちゃん、すんごい育っちゃって――まぁ。
［抱き合う距離なもので胸板には当然のように双丘が触れている。
その柔らかさを胸で感じているが僕の方が心臓に近いものだからそれはもう、ばくんばくんと脈打ってるのも伝わるだろう**］
【鳴】 氷室詩音
[耳元で囁かれるのもゾクゾクする。
ああ、やっぱりこれが気持ち良いってことなのかしら？と、納得もしたし、それなら耳まで気持ち良いの？と、不思議な気持ちも生まれてくる。
それに、陰茎を恐る恐る触っていると笑う気配を感じたけど…だって私には付いてないもの、知らないもの！気分は悪くならないけど、ちょっとだけツンと横を向いたわ。
だって、何だか余裕そうなのは癪だもの。……うん、ちょっとだけムッとしてたわね。]
色気のある呼び方……？
おちんちん……は、子供の呼び方でしょう？他に何かあるの？
ん、ふ……ぁ、ん……♡
[指先は幹を擦り続ける。そうすると夢助が気持ちよさそうな声を出したから、つい私も嬉しくなって。
でもキスをされると指先の動きが鈍るのは、キスの喜びと胸を触られることの気持ちよさに溺れそうになって指の動きを忘れてしまうから。
それでも緩く握りしめて、時々思い出したように上下させる。
押し倒され上に乗るような姿勢でも、お湯の中だから密着感はあっても重さはほとんど感じない。
そんな中、お尻を触られて少し足が強張って。
脚の付け根に手を触れさせられたら──。]
【鳴】 氷室詩音
きゃううっ！？
[びくん！と、腰が跳ねて甲高い声が口をついて出た。私も中断してしまい手の動きも止まってしまったのは、胸の先を弄られたよりも何倍も何十倍も鮮烈な、電撃を受けたような感覚が全身を巡ったから。
なのに嫌じゃない。痛かったわけでもない。
頭の中にいくつものクエスチョンマークが浮かんで、じわわ、と涙が少し滲んだ。
い、今の、……………なに？]
【鳴】 氷室詩音
び、びっくりした……え、えっと、嫌じゃないのよ？
ただ、その、乳首を触られてる時みたいな、でもそれよりずっと強い感覚に驚いて……。
……つまり、凄く、気持ちよかったのかしら……？
[ぎゅうう、と膝を閉じ合わせてしまったのは、なぜだか奥から何か滲む気配を覚えたから。
何かしら？ まだ月のものは来ない時期のはずだけど。
まさかね、と出血では無いと結論はしたけどお湯から出て確認した方が良いかもしれない。
何か異常があれば夢助は教えてくれるだろうし……。
でも、そんな時に受けた申し出。
それは、…….それは確かに……。]
【鳴】 氷室詩音
…………興味はあるわ。私には無いものだし？
[一度、陰茎から手を離してそれに応える。
お風呂から上がった方が良いのか、それとも私はお風呂場にいた方が良いのか。
一度、それは夢助の行動次第として。]
その、……なんで、あんな場所、気持ちよかったのかしら……？
[ちょっと不安そうに声をかける。
だって、身体を洗う時とかあんな風にならないし？なんで、とは思うわよ。
中はSEXの時に使うから気持ち良いのでしょうけど…場所、違ったわよね？と、おずおず。]*
【鳴】 市川夢助
[詩音が自分の逸物を触ってくれるのは気持ちよさもあるけれど、それ以上に嬉しさがあったのもあり、少し可笑しくもあり…それでつい笑みをこぼしてしまったけれど、ツンと横を向いたなら、軽く宥めよう。
そういうところも、今は可愛く思えるわけで。]
そう。陰茎…よりはおちんちん、って呼んでくれる方がいい、かも。
まあ、ただの好みの問題なんだけどな。
[ペニスとか、他にも呼び方はあるし、もっと明け透けな奴もあるが…
ともかく言うだけ言ってみた。お互いに互いの気持ちいい場所を探り合う中、脚の付け根の突起の場所に指を触れると、急に詩音の甲高い声が上がって驚き、思わず指を離してしまう。]
【鳴】 市川夢助
え、ここ…そんな気持ちよかった…か？
[男なら逸物、詩音風に言うと陰茎のある場所だから快感はあるんだろうが、大分意外だった。大体、挿入される場所の方が気持ちいいんじゃないかというイメージがあったから。それに、乳首に触れていた時よりずっと反応も良かった。詩音の目にはうっすら涙がにじんでいるようにも見えるが…]
あ、ああ。…乳首よりずっと強い感覚…なら、それが気持ちよかったって事なんじゃねえかな…そっか、そんなに…
[詩音の気持ちよさは俺にはわからないけれど、男のもの以上なのだろうか。
まだぴんとは来なかったが、だったらもっときちんと触れてみたい。
それは詩音もどうやら同じだったらしい。]
【鳴】 市川夢助
そっか。なら…お互いちゃんと見てみるか？
俺も、詩音の気持ちいい所、もっとしっかり知りたいし。
[興味があると言われたら、また詩音の手の中で嬉し気にびくっと跳ねる。
この場所で続けても、すぐに体が冷えたりはしないだろうし、
戻ったら夕食とかに流れそうではある。が…詩音の場合、最初はやっぱり部屋できちんとの形の方がいいような気もして。
色々と考えた結果]
【鳴】 市川夢助
多分、男のものがついてる場所だから、女でも感じる…のかな。あんまり俺も詳しくはないんだけどさ。
…もう少し触り合うぐらいならいいか。
[浴槽の端に座り、詩音に見えるように湯から腰を上げ、勃ち上がり切った俺の逸物を完全にさらけ出す。詩音が隣に座ってくれるなら、俺も詩音の…クリトリスだったか、そこに触れられるだろう。
本当に最後までするのはやっぱり部屋に上がってからがいい気がするけど、もう少しぐらい触れ合っていっても、いいかなって*]
【叫】 佐次詩羽
[気持ち前屈姿勢のけーくんが
服を脱ぎ、こちらに近づいてくる。
抱き合った体勢でひょいと抱きかかえられ
風呂の椅子の上に座らされる。
頭を撫でられてくふくふと上機嫌に笑い、
ぐりぐりと頭を押し付ける。
実質的には痛みは消えていないかもだけど、
なんだかあったかいしここちいい。]
らいじょぶ。からだ、あらうー。
んー…かみあらっていい……。
けしょーは、そこのジェルとって……
[基本的に（めんどくさくて）薄化粧なので、
あまり入念に洗わなくても落ちる筈である。
けーくんに聞かれればふわふわしながらもその都度答え。
彼が洗ってくれるなら割となすがままだ。]
【秘】 佐次詩羽 > 五十嵐螢
そだ……？
[言われるがまま視線を落とせば
けーくんの胸板に押しつぶされるように
むにゅんと密着してるアタシの胸がある。
てかすんごい心臓ばくばくしてない？なんで？]
けーくんだって……そだってるじゃん。
なんかあたしがしってるのとちがう。
[子供の頃はもっと、かわいかった気がすんだけど。
胸の更に下、そそりたっているであろう
けーくんの股間をぐいぐい膝で押して。**]
【鳴】 氷室詩音
[そう言うものなのね、おちんちん。今度はそう呼ぶことにしましょう。
そう言えば陰茎にはいろんな呼び方があるわよね。今だけでもすぐに二種類あるし、おちんちんは他にも種類があった気がするし。
それに対して女性器はそんなに呼び名がないわよね…なんて、ふと思ったけど。
そうなのね、とおちんちんの呼び方を小さく了承した。
それにしても…、そのあとは本当に驚いていて。]
う、うん、……び、びっくりしたわ。
普段身体を洗ってるときはこんな風にならないのだけど……、体が温まって、その、夢助に触られて私の体の準備もできていたから……とか？
[実際、お風呂で洗う事はあってもそこを意識的に洗う事は少なかった気がする。
大切な場所だから泡立てて軽く洗ってすぐに濯いでいたから、積極的に触る場所でもなかった。
だからこんな場所を意識させられてこちらも驚いて……そこを触ろうとした事にもちょっと驚いたけど、そこは"男のものがついてる場所"の説明で納得できたかも。
性が分化する前には云々、みたいな話も聞いたことがあるからそういったものかもね。]
【鳴】 氷室詩音
う、うん……。
[でも、全裸を晒すのは少し恥ずかしさが残る。
それでも気持ち良い場所をもっとしっかり知りたいと言われたら、小さく呻いてしまいながらもざぷりとお湯から身体を出した。
同じくお湯から出てきた夢助のおちんちんは、おちんちんなんて可愛いイメージではなくて何と言うか猛々しい？
色白な夢助のものとは思えない色と造形で、ギクっ、と強張ってしまったけれど目が離せない。
私もその隣に座って、片手ですこしだけ茂みを避ける。日本の指で茂みを分けつつ、この辺り、と普段は気にも留めてなかった突起を示した。そこを示すために恥ずかしながら膝を緩く開いて。]
【鳴】 氷室詩音
こんなに大きいの、入る気がしないわ……んっ、んんんっ……！
アッ、やっぱりそこ、なんか……あっ、んんっ、や、声出ちゃう……あっ、んんん……っ！
[私も夢助のおちんちんに手を伸ばして握り、あらためてその太さや大きさを確認しながら手を上下に揺らすけど。
夢助が脚の合間に触れたならびくっ、びくっ、と体が震えてしまう。その度に甘く声が漏れて、体が震えるたびにゆさりと胸も揺れた。
突起の下、脚の割れ目の部分はぴちりと閉じていたけれど…それでも触れたらぬるりと濡れる感覚があるだろう。
私はたまらず、頭や身体を夢助に預けながら身体をなんどもひくつかせて。]
【鳴】 氷室詩音
[お腹の奥が疼いて、気持ちよくて。
今の自分がどう言う状態なのか、把握できないで問いかける。
でも、こんな風にお腹の奥が……と言う事は。]
夢助のおちんちん……、今なら、入る？
[まだ実際は、前戯だとか足りない状態なのだろう。
でもよくわかってない私は、こんなにお腹の奥が疼いているならと、夢助に確認していたわ。]*
【叫】 五十嵐螢
［頭を撫でると逆に頭を押し付けてくる詩ちゃんはとても可愛い。
こうして密着している距離で触れ合うのって『五十嵐くん』と呼ばれた頃からなかったことで――ウッ、当時のことを思い返すと今度は逆に胸が締め付けられる感じがする］
わかった～、ジェルね、これだね。
お湯は、……はい。
［ジェルを手渡してシャワーからお湯を出すと詩ちゃんの手に湯をためる。
僕が自分にするならシャワーで直接顔を洗うのだが女の子ですしおすし。
そうして洗顔が終わればやはりあまり普段と変わらぬ顔が見えるので次は髪を洗いにかかる。
櫛を通してから湯をかけていき、シャンプーを泡立ててからぺんぺんと泡をつけていき頭皮を優しくマッサージするように洗っていく］
かゆいとこはないかなー？
［尋ねながら髪を洗うとシャワーで流して、やっぱり自分の方はと言えばガシガシ洗って終わりだ。
詩ちゃんの髪にはトリートメントもしっかりしておいてその間も胸にはむにむにと感触が続いていた］
【秘】 五十嵐螢 > 佐次詩羽
おうっふっ、そこ、お膝ぁ。
［育ってるねと言った胸の更に下で発生した膝での攻撃が股間にクリーンヒット。
僕はその感触に腰を引いてしまう。
自分以外に触られたことがないのである。
初めての接触に、その刺激に思わず声が出る］
それは、そうだよお。
詩ちゃんが知ってるの小学校前のでしょ？
いや、低学年の時もかな？
僕だって大人になって育ったんだから。
［女の子の身体とは異なる男児の身体の変化だ。
背丈は低いが意外とがっしりした身体つきで筋肉はあり、股間も大きくなる］
【叫】 五十嵐螢
詩ちゃんも僕の知ってるのと違うもん。
いや、こっちは外から見ててもわかったけど。
［髪を洗い終わったので今度はシャワーを足元からかけていき、胸元や肩まで洗えばボディーソープを手に取った］
普段はどこから洗ってるの？
僕は耳の裏からだけど……。
［詩ちゃんの耳裏に泡立てたボディーソープをつけると優しく擦り擦りしていき、そこから首筋を洗っていく］
肩にー、腕にー、次は胸かな。
［ぽよんぽよんしてる胸を両手で外側から優しく持ち上げるようにして洗っていこう。
痒い所はありませんか？
そこも尋ねながら下側の蒸れてそうなところもしっかりと指で撫でていく。
タオルとかで擦るより手や指での方が刺激少な目で取りやすいらしい。
ところで先端に触れるとどうなのか。
そもそもそこも洗うのかはわからないので］
【鳴】 市川夢助
そういうもんなのか…
それだけ詩音が気持ちよくなってるって事なのかな。
[普段はそこまで気持ちよく感じるわけでないなら、それだけ詩音の身体が気持ちよく高まってるって事なんだろうな。まだそんなにはっきり意識してるわけじゃなさそうだけど。
この分だと、自分で触ってる事もそんなにないんだろうか。
色々と興味を惹かれる部分はあるから後で聞いてみてもいいかもな。
ともあれ、お湯から出てさらした俺の逸物は自分でも驚くほどびんびんに勃ちきって黒紫に光っていて、これ以上なく勃起という言葉に相応しくなっていた。詩音の方の突起は控えめに茂みの中に納まっていたから、開かれた膝の間に指を差し入れ、茂みをかき分け探り当てて指でくりくり、つまみ上げる。
けど、この光景ってなんか…]
【鳴】 市川夢助
俺の…詩音が扱いてて、詩音のを俺が弄って…
詩音の乳、すっげ揺れてて…
やば、これ…… エロ過ぎっ……
[詩音の乳は直にみると本当にでかくて形も綺麗で、割れ目の上のクリトリスを弄るたびにたまらなそうに声を上げて…そんな詩音は俺の太くて長いのを自分から扱いてくれてて…
頭がくらくらする。心臓がたまらなくばくばくいっていた。
詩音に縋られる頃には、もう正直な話限界だった。
最初はきちんとした形でとか、冷えると良くないかもとか、色々考えてたんだけど、それもなんだか頭の隅に追いやられてしまったようで、詩音の問に、ごくりと唾を飲みこみ、その腕を取って露天風呂の足場に座れるよう導きながら]
【鳴】 市川夢助
ああ…もしかしたらもう、入るかも。
俺のチンポ… 詩音の中に。
[内側は十分に触れてないのが気にはなるけれど、俺も経験があるわけでなし。
色々考えていても、この状態で部屋に戻るというのはもう考えもつかなかった。
詩音に尻餅をつかせ、半ば押し倒すような体勢になりながら尋ねる]
【鳴】 市川夢助
俺も… 悪い、これ以上我慢できそうにない、かも。
詩音の中に、俺の… 入れたい。
こんなとこで詩音の初めてって気持ちもあるけど…
けど、今、もう詩音とセックス…… したいって思っちまってる。
詩音は…… 構わないか？
[湯船の中と外でちょろっと触り合ったぐらい。
もしかしたらまだちょっと早いかもしれない。
けれど、俺の興奮はもう抑えきれないところまで来てしまっていて…
だから、詩音も同じ気持ちなら、もう止まる理由などなかった**]
【鳴】 氷室詩音
[それは、私も感じてる。
お互いの脚の間にあるものを刺激し合いながら、裸で二人とも呼吸を乱してる。
気持ちよくなって、湯船から出たと言うのに熱が冷める気配がなくて。
私たちすごくいやらしい事をしてる。
でも、それが嫌じゃない。もっとしたい。もっと触れ合って、もっと繋がりたいの。
だから夢助の動きに抵抗はしなかった。
むしろ、普段ならしない少し強引にも取れる動きに心臓が跳ねた。
これから、そう、私たちは。]
【鳴】 氷室詩音
夢助……言ったわよ、私。
[ツン、と感じるかもしれない、ともすれば突き放すような響きを伴う言葉。
だけど確かに私は言ったわ。
良いわよ、と言うのも恥ずかしいんだって。
それだけ夢助が私を大事にしてくれてるからこそと理解はするけど、私はむしろ床に座り込んだなら自然と背を床につけて。
彼の宣言の後、ゆっくりと膝を立てていく。
つまりは膝を曲げて、1番大事な場所を露わにしていった。
夢助が上にいるから、自然と膝は閉じれずに開いてしまっている。
それがどうしようもなく恥ずかしいけれど、片手で口元を隠すようにしながら、片手は脚の合間へと伸ばした。
さっき夢助が触っていたところよりも少し下。
谷間に指先を伸ばすとぬるりとしたものを感じて、そのまま指を滑らせて。]
【鳴】 氷室詩音
ん──、わかる、かしら？
[つぷ、と指先をほんの少しだけ埋めた場所。
ぴく、と体が震えたけど、やっぱり自分で触るのだと何だか違う。
血の匂いはしないから、やっぱりつきのものではない。でも、ぬるっとした感覚が恥ずかしい。ぴちりと閉じていたそこを指先で軽く左右に開くと、艶やかに濡れた赤色が見えた筈。]
──私、何度も、夢助を誘ってたのよ。
今もここに、──夢助のおちんちん、入れて、欲しくて……。
[か細くて震えた声。でも、もう私からはこれ以上は誘えないの。
私も夢助とSEXしたい。したかった。もうずっと前から。
卒業を間近に控えた今なら妊娠だって望むところ。
学園側もそれを承知でこの企画を立てたのではなくて？
私はどんなに痛くても苦しくても、きっとその先を受け入れるでしょう。
──なるべく、夢助も気持ちよくなってほしいと、懸命に応えるつもりよ。]**
【鳴】 市川夢助
…あー…ああ。ま、悪い。そうだったよな。
[思わず詫びたのは、本番前に詩音に尋ねるのも確かに尋ねる事ではあったから。確かに詩音にとっては恥ずかしくあるだろうが…まあ、ちょっとツンツンさせたぐらいで怒っているわけではなさそうだから大目に見てもらおう。
言葉で答える代わりに詩音は膝を立て、足を広げていく。口元を隠しているのは恥じらいのせいだろうか。そういうところ、もっと恥ずかしい思いをさせたくなってしまう。…なんて言ったら怒られるかもしれない。]
そこ？ああ、わかる。そこ…だな。
[詩音が指で指し示す場所。軽く指で開いて見えた鮮やかな赤い花びらに目を奪われた。膣とかヴァギナとかいう名前がついている場所だけれど、こういう時に言うには、陰茎と同じで、ちょっと雰囲気が違う気もする。逆に明け透けな呼び名もあるが…]
【鳴】 市川夢助
そうだよな。せっかく詩音は何度も誘ってくれてたのに…
俺も不甲斐ないから、応えてやれるのが遅くなっちまった。
…その分、これから今までできなかった分やってけたらって思う。
[寝そべり、身体を開いた詩音に覆いかぶさるようにして耳打ちしながら、
小さな声でせいいっぱい誘いを口にする詩音に返事をする。]
恥ずかしいの我慢してせいいっぱい誘っておねだりしてくれて…
マジでかわいいな。詩音。
【鳴】 市川夢助
いいよ、セックスしよう。
俺のチンポ、詩音のおまんこの中に入れて…
詩音のナカで、全部受け止めてほしい。
[ゴムは持っていない。ひょっとしたら宿には準備してるのかもしれないが…
そんなものが必要ないのは、詩音に確認するまでもない。
俺の方はちょっとあけすけすぎるぐらいの呼び方で行為に誘いつつ、詩音が指で開いてくれた場所を指でくちゅくちゅとなぞりながら軽く指を埋め、詩音が一番感じるクリトリスも指でくにくにと捏ね上げ、少しでも慣れてもらおうとする。少しはぬるりとした蜜がにじんでくるぐらいには指で愛しよう。それから、焼けた鉄棒みたいに熱く、硬くなった怒張をその場所に擦り付け、何度か前後させる。
色々言っても俺自身もするのは初めて。妄想の中では何度…いや、もしかしたら何百回もしただろうに。息を整え、待ちかねる様子の詩音を眺め焦らしながら、やがて腰を止め、本当に入り口に狙いをつけた。
多分詩音に入口を開いてもらいながら…導かれてにはなってしまっただろうけど。]
【鳴】 市川夢助
じゃあ…… いくぞ。
[我慢できないほど痛かったら、きっと言ってくれるだろう。
そう思いながら腰にぐっと力を込め、がちがちに勃起した逸物を詩音のナカにぐっと埋めていく。先の方は幹より柔らかめなので、ちょっと苦労しかけて焦ったが、風呂上がりだからというだけでない、温かいものに先端が包まれていく感じがした。]
入ってる……よな？いく、ぞっ……
[先端が入ったなら詩音の顔をもう一度見て、ぐっと腰を突き出す。
抵抗を感じつつ、みちみちと膣肉をかき分け、誰も知らない場所に分け入っていく。詩音がどう言ったとしても、とにかく奥までしっかりと、俺の逸物を詩音の中に納めてしまった。どこまで挿入できたかは分からないが…詩音の奥まではしっかり埋まっているぐらいだろう。]
はは…すげえ。ホントに詩音のナカ、入って…
ほら…全部入った。痛く、ないか？
[全てを収めきって、動き出す前に詩音の手を握り、唇を重ねながら尋ねた。
やる事は変わらないけれど、それでもやっぱり、痛いのをただ我慢してもらうだけというのはあんまり本意ではないし*]
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