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水鏡に映る自分の姿は何に見えるだろう。
人か、それとも――。
どうやらこの中には、村人が12名、人狼が1名いるようだ。
林檎売り エプレが「時間を進める」を選択しました。
…深々と、雪が降る。
清廉な空気が、暖かなぬくもりがあなたたちを包む。
少しずつ少しずつ、何かが浄化されていく。
生まれ変わったその先が、きれいなものであるように
……なんとなく、
そんなことを感じるような感じないような。
…まだ、その時は近くて遠く。遠くて近く。
ゆるりゆるりと、癒やしを待つあなたを見守っているようだ**
[壁には拾われてきてから今までのボクとご主人様の写真が額縁に入れられて飾られていて、
ボクが遊んでいた玩具に似たものもたくさんあって。
よく日向ぼっこをした窓辺からは、
今は生前の景色ではなく和風旅館の雪景色が見える。
テレビもあって……、
ああ、これでご主人様とよくツバサ様のダンス練習したなぁって……そう、思ってたら、どうしてかな?]
あれ……? おかしいな?
ボク、どうして目から水が出るんだろう……、
おかしいな…、おかしいなぁ……、
温かいはずなのに、満たされてるはずなのに、
胸がとってもくるしいんだぁ……、
[気付けば目から溢れる雫たち。
(犬は泣かない、涙の意味も知らない。
だからこの雫の意味も分からない)]
[気付けばボクは部屋を飛び出していた。
溢れる雫もそのままに、駆けて、駆けて……!
そうして辿り着く、日本庭園の外れの綺麗な池。
雪の中なのに水連が咲き誇る。
まるで天国みたいに綺麗な池]
/*
私は年内納品予定データに負けてくたばってました。
と言う看板を首から下げて正座する。
オオ…きれいに2024年を終えたい…
[こうして今年の春から、白薔薇の持ち主は理音の弟、
昴はまだ高校生で、実家から学校に通い続けています。
理音が白薔薇のお世話をお父さんでもお母さんでもなく昴に任せたのは、勿論、これまでもバラの管理に少しだけ携わらせたことがあったからでしたが……。
ツバサ様のシンボルである白薔薇が理音にとってとても大切であることを、理音と同じくツバサ様のバンドが好きで、また他のヴィジュアル系バンド、海外のハードロック・メタルバンドも好きな昴ならよく理解していると信じていたからです。
お父さんやお母さん――特にお父さん――には自分の「推し活」を上手く理解して貰えていないと、理音は思っていたのです。
こうして昴は理音から指示されたとおりに、白いバラの苗の世話をし始めたのですが……。]
[ここでひとつ、理音に間違いがあったとすれば。
昴は確かに、ツバサ様やツバサ様のバンドを愛してはいましたが……。
愛しているのはあくまでその音楽だけ。
歌詞やヴィジュアルの世界観のモチーフとなっている「バラ」や植物自体には、そこまで強い関心を抱けていなかったのです。**]
[なにやらしんみりしていた様子はさておくわ>>0:328
折角自力で交流出来る機会ですもの。]
へぇ、そうなの
ロマンあるお仕事ですのね。
[宇宙に関連するお仕事ってあたくしが知ってるのは
ふんわり程度のテレビや絵本で触れた程度の知識。
ただ無重力でふわふわする位のイメージですの。
お話聞くの面白そうだわ、と思いつつ相手は
どうやらあたくしの事捜しているみたいですの。>>0:329
あ、見つけたようね。>>0:330]
ふふふ、吃驚したでしょう
思った以上に愛らしいでしょう?
[そんな事は一言も言われてない?
言われてないだけじゃないかしら???]
そうでしてよ、ぬいぐるみですわ
[ふふーん、とポーズを決めた。
あら、もっと驚いて褒め称えて宜しいのに
もう平静を取り戻したわね。順応力高いわね。>>0:330]
宇宙飛行士さん! 素晴らしいですわね。
月にいらっしゃったの! まあまあ
あたくしはえりざべーとと申しますわ。
見ての通り可愛らしい、ぬいぐるみですの
[ここで麗しいお姫様らしく優雅にお辞儀!
と言いたいとこなのにぽてぽてボディーには
ぺこり、とするのが精いっぱいなのが悔しくてよ。
ちなみに月からは来てないわ。
テレパス能力なんてないからそれは言葉にならず
夢は夢のまま壊れずにセーフだったわね。]
[興味津々にみられればふふん、どドヤとするの。
どうでしょう? 可愛いでしょう?
ツバサ様ダンスは無理だけど一回転のおまけくらい
してあげましょうか。くるーり。ころり、ぽて、すく
え? 今転んでないかって? 気のせいじゃなくて?]
ねえねえ、あたくし宇宙飛行士とか実際の宇宙どんなだか
テレビで聞く位しか知りませんの。
何か自慢話でもなんでも聞いてさしあげましてよ。
宇宙ってどんなだか是非教えてくださいまし
[あたくしの方も興味津々に相手を見るのよ。]
[何故かしら。ラウンジにいた時犬っぽいのを
み、見たような気がした時に
とてつもない悪寒を感じたのは……。>>0:351
あたくしは賢いぬいぐるみですの!
あの犬っぽいのは見なかった!いなかったことにするのが
一番ですわ! そうですわ!
(※注※出くわさないとは限らない)
逃げ切ってみせましてよーーーーー!!!]**
[何故かしら。ラウンジにいた時犬っぽいのを
み、見たような気がした時に
とてつもない悪寒を感じたのは……。>>0:351
あたくしは賢いぬいぐるみですの!
あの犬っぽいのは見なかった!いなかったことにするのが
一番ですわ! そうですわ!
(※注※出くわさないとは限らない)
逃げ切ってみせましてよーーーーー!!!]
[何故かしら。ラウンジにいた時犬っぽいのを
み、見たような気がした時に
とてつもない悪寒を感じたのは……。>>0:351
あたくしは賢いぬいぐるみですの!
あの犬っぽいのは見なかった!いなかったことにするのが
一番ですわ! そうですわ!
(※注釈※出くわさないとは限らない)
逃げ切ってみせましてよーーーーー!!!]**
/*
かぐや姫は月にいますの?って聞こうと思ったけどこのぬいさんそこまで夢見ないかなーとなってしまった。そこそこ生きたと思うと大人びたとこはあるんだろうな
茶々丸さんの拾い方面白いwwありがとありがと
どこかでエンカしたいですね!(にっこり)
*/
[それを見て、女将は微笑んだ。
この世界では、誰かが望んだものがそこに現れる。
つまり…彼はきっと食べたかったのだろう。
たわわとなった、甘くて大きなリンゴを。
女将は両手いっぱいのそれを受け取ると、
彼ににこりと笑った]
あら…ありがとうございます!こんなにとれて…。
私も、林檎大好きなんです。
もし子供がいたら、たくさんたくさん食べさせてあげたくて、うさちゃんりんごの練習なんてしたっけなあ…
これならアップルパイやりんごジュースなんかにしてもいいですねえ。
……これで、美味しいものを作らせていただきますね。
あと、もしよろしかったら、他の人にもおすそ分けしても…?
[と、彼の許可を取ったならリンゴをもたらしてくれた彼に感謝しただろう。]
寒いのに慣れると寒すぎないです?
ヒートショックの回避は
寒いところをあったかくすること
だったような……
[それでもアイスは食べるんだけど。
必要なもの、大切なものが見つかる。
今自身が必要としているものはなんだろうか。
未だ知らないことだけれど、他の人は
自分の好きな、慣れ親しんだ部屋に
なっているのに。
桃李の部屋は普通の旅館風で
寂しいと思わされたのにも
なにかの意味があったのか。]
[それにしても一度喋りだしたら
ぺらぺらと口が回るな、彼。]
好きに出ては多分、いいんでしょうけど。
一人で出てもなって。
蔵戸さんもなにかを探してるんですね。
外に出るんです?
ならやっぱり俺も出ようか、
うおっ、さぶっ
[先に防寒着とか着ない???
ひらけまど〜をされた窓から
冷たい風が入ってきた。]
[言葉にしてからの行動がめちゃくちゃ早い。
行動力の化身かこの人。
未だアイスを持っている身
少々寒いので開いた窓は一旦閉めたいところだが
彼の勢いに今は負けてしまっている。]
大きい雪だるまは作ったことないんだけど
今度、皆で作る予定で。
やっぱりあなたもそうなんですね、
車に撥ねられたなんて……偽りの愛?
えっっっっ、あんなに一生懸命
尽くしてたのに!?!?!?
[正直で、きちんと相手を見ようとしていて。
すごく善い人に見えるのに
恋愛は上手くいかなかったようで。
パパ活女子ということは悪い女性に
引っかかっちゃたんだなと。
でも、これからまた良い人に出会うには
もう人生というものはなくなってしまった。
アイスを頬張る。
クッキーとクリームの味が広がる。
甘く柔らかなこの味は
この人の優しさのようでもあるのかも。]
ははは、真面目だなぁ。
ありがとう。
じゃあ食べちゃわないと。
[アイスを食べる勢いと棒を捨てる勢いがすごい。
自身はほどほどのペースで食べていた。]
雪だるま、一緒に作ってくれます?
って、おおおお……!?
[勢いつけて動いたからか、彼が窓枠から
落ちていってしまった。
慌ててアイスを食べてゴミをゴミ箱に入れた。]
大丈夫ですか!
[寒そう!寒いだろう!
防寒着がないと、と思えば手には防寒着。
着込みながら窓から飛び出した。
とりあえず防寒着!と思えば手袋やら
マフラーやらコートやらが手に召喚され
彼が起き上がる様子を見る。
起き上がるよね?起き上がらないなら
助け起こすけど。]
……ふふ、あはは!
おもしろ〜。
[人型にくっきりついた雪の跡。
いきなり出た外は寒いけれど
けらけらと笑えばきっと体も温まる。]*
[…そういうわけで、
今日のラウンジのこたつや受付の台の上には、
昨日も配っていたおみかんの他に、
大きく赤い美味しそうなりんごが山になった置かれていただろう。
自分で切り分けられるように(そしてお客様を傷つけないように!)りんごだけが切れるお子様向けの小さな果物ナイフも横に添えられており、『ご自由にお使いください』と書かれている。
また、食堂のメニューの中には、
女将特製焼き立てリンゴのアップルパイや
愛らしいうさちゃんリンゴたち、
おみかんをつかったプルプルゼリーなどなど……
フルーツを使ったちょっとしたデザートが増えていたことだろう。
…りんごをもたらしてくれた青年は、この宿の雰囲気に絆されつつ、出された焼き立てのアップルパイを頬張って、少しばかり顔を赤らめながらその味を堪能したとか**]
/*
この整形の仕方発言数伸びるからするか悩んで結局いつものごとくしちゃったんだけど、発言数が無駄に伸びててごめんね!!!
みんなみたいに横に伸びる形にすればよかった
愛する人がいました。愛した人がいました。
無口で自分の気持ちをうまく話すことができない、
不器用な方でしたけれど、それでも確かに私を愛してくれました。
休みの日になると、一緒によくお料理をしました。
彼も大好きなアップルパイを焼いて、
砂糖たっぷりのコーヒーと、
無口なブラックコーヒーを淹れて
共に甘いお味をともに楽しみました。
おでかけをする日もありました。
体が弱い私はとおくまではいけなかったけど。
何気ない散歩で幸せを見つけました。
決して裕福ではなかったけれど。
それでも私は、私達は幸せでした。
…だから、彼の子がお腹の中にいると知ったとき。
私はとても喜びました。…愛する人との愛する我が子。
男の子かしら、女の子かしら。
そんなふうに笑って彼に喜びを伝えました。
……一方で、夫は少し暗い顔をしていました。
出産には母体への負担やリスクが大きいと。
身体が弱く、体力も少ない私が…
子供の命と引換に、その命を落としてしまう可能性。
どれだけ尽くしても本当に安全な出産なんてありえないと彼はよく知っていました。
…私達は、何度も何度も話し合いました。
お前のことが何より大切なんだと、無口な彼がそこまで言って、言葉にして、私を止めてくれました。…私を、守ろうとしてくれました。
"…………ありがとう。あなた。
けど、けどね。私は産みたいの。産んであげたいの。"
[…だというのに、私は、わがままを突き通したのです。
あの人が傷つく結果になるかもしれないとわかっていてなお……二人の愛の証を、せっかく宿った魂の灯火を消したくはなかったのです]
"今も鼓動が聞こえてくるの。小さな小さな命の鼓動が。
私達と生きたいと願ってくれている、小さな命が
たしかに、たしかにここにあるの。"
"……だからね、あなた。
これが私の人生で、たった一度のお願い。"
[…そして訪れた運命の日。十月十日の臨月の日。
全身から力が抜けていくのと引き換えに、
お腹の子が生まれたいと叫んでいる子を内側から感じていた。]
"…私は絶対、あなた達のそばにいるから。
……例え死んでしまったとしても、絶対に。
あなたと我が子を、ずっとずっと見守り続けるって、
約束するから……だからおねがい…あなた…お願いね…
アップルパイ…焼いて、あげてね……忘れないでね…"
[……ああ、願うことなら、
愛する我が子をこの手で抱きたかった。
愛する人と一緒に焼いたアップルパイを、
あなたに食べてほしかった。
あなたに たべさせて あげたかったなあ
そんなねがいとともに田母神旭はその命を我が子に捧げた]
…そして、あれから十数年。
この宿にたどり着いたときから、女将は決めていた。
決して初の旭は拝まないということを。
その未練だけは、絶対に愛し守り続けることを。
……女将はずっと、幼い子供の成長を
不器用なあの人の人生を先を見届けるまで……
ここで、彼らを見つめ、見守り、
愛し続ける約束を今もずっと果たし続けている**
/*
Q.つまりどういうこと?
A.雑談村にいる『田母神信子』が娘です。現世に生きており、外の世界=雑談村の人たちとお話できるのは彼女は生者だからです。(田母神旭はお宿から離れられないため、そもそも宣伝に行けない)
Q.不思議なお宿の村宣伝をしてるのが娘なのはなんで?お宿があるのを知ってるの?
A.なんででしょうねえ!今でっち上げます。
多分なのですが、信子さんはお父さんに愛されて育って、お母さんは神様の国で僕達を見守っているんだよ〜的なあれそれを聞かされてて、『こんな場所があったらいいなあ』的な感じなのではないでしょうか?わかりません。
メタいこと言うと母娘の愛的あれがやりたくてでっち上げただけですガバ理論すみません!!!
/*
書きたいけどなにを書こうかなぁ
頭とっ散らかってる
雪だるま作るかなあ
それとも誰かと縁故つなごうかなぁ
過去描写するかなぁ
/*
新幹線と飛行機乗る前の超スピードで走り抜けて書きました色々拾いたいけどひろいにいけないいいいひろいてええええひこうきいってきます!!れ
[運が良いのか、今は雪がまばらで
活動もしやすそうだ。
適当なところか、どこか希望があれば
そこで立ち止まり。
雪だるまの作成が開始された。]
転がしてたら大きくなるんだよな?
[小さなものなら作ったことはあれども
大きなものは初めて挑戦する。
雪玉を転がしていれば、徐々に大きくなる。
旅館内、窓から庭の方を見れば
男二人が玉転がしをしている姿が
見えただろうか。]
まあ、終わったことだしね。
切り替えていけたらいいんだけど
なかなか難しいや。
でも、うん。
こうしてやりたかったこと、一つずつ
達成していけたなら。
そうしたら、すっきりと
成仏することも出来るのかも。
[来世があるんだっけ?
女将の話は混乱しながら聞いていたから
多分、恐らく、みたいな感じで。]
[そういう話をしていたら
雪玉も大きくなっているだろうか。]
すげー!でかくなった。
みてみて。
[なんて見ていたらわかるだろうに
子どものように彼にアピールする。
2つ雪玉が出来たなら、
なんとか一つの上に乗せて。
そのへんの木々の下から枝を拾ったり
葉っぱを取ったりで装飾を。
帽子がほしいなと思えば、いつの間にか
そばにある木に引っかかっていた。
被せれば、立派な雪だるまの完成!]
うわーーー、初めて作ったでっかいの!
すげーーー。俺と同じくらいある。
雪まつりとかだとこれよりもっと
すごいのがあるんだよな。
えーーー、どうしよう。
なんかうれしい!
[そう、これが作りたかったのだ!
ぽんぽん、と胴体に触れる。
硬い雪、少し離れて見れば
立派な雪だるまがそこにある。]
ー 廊下から庭へ! いざ作らんスノーマン!!!ー
まあまあ!そんなに怒るな!
若く見えることはいいことだらけだぞ!
色々おばちゃんがおまけしてくれる!コロッケとか!!!
[謝罪前に怒っていた様子には、
謝りつつもそんなふうに言って肩をポンっ、とする。>>21
多分これは過去の経験である。金がなくてひもじいときに恵んでもらってました。近所のおばちゃんに。ありがとうおばちゃん]
今度みんなで作る、か。
それはいいな!!!誰かと一緒に作る何かは格別だ!
なかなか大人になったりするとできないからな!
君はとても人がいいし、友人たちからもとても好かれていたに違いあるまい!出会ったばかりのこの僕が『なんか気に入ったぞ!』と思うほどだからな!!!
[それにも、話してみればみるほど、皇くんの真面目さ?律儀さ?が垣間見えてくるような気がする。
礼儀正しくも、ツッコミの才能があるというか>>23。
きっと彼は友達と話すときもこんな感じでうまく人の言葉を聞き出しては頷いてあげたり突っ込んであげたりできてたんだろうな〜と想像が膨らんでいた。]
[そして男の悲しき過去へのご愁傷さまには…]
…ああ、ありがとう…
ぐす…実は、12歳の頃からの恋だったから…
流石に応えるものが…何がいけなかったんだ…中学の頃から手紙やメールや電話のやり取りは頻繁にしていたのに……親が毒親で苦労していたとか…趣味のものを変えなくて、辛いとか……僕も僕なりに彼女に尽くしたつもりだったんだ……
やっぱり遠距離だったせいで……お金だけの関係になってしまっていたのか…?そういうことなのか…???
ああ…そんな…
[マータちょっと落ち込み始めた!!!
そしてこれを聞いてみればわかるだろうが、この男、12歳の頃から完全に財布にされている。毒親育ちのゴリゴリ乞食少女に昔からそのように扱われていて、なんかおかしいなーと思わないあたり、ちょっとやっぱりおめでたい性格なのだと思う。]
[…そして、皇くんのお誘いには]
…ああ!!!教えてやろう!!!
お互いを知ることが、すべての始まりになる…!!!
ここから何かの癒やしが始まるかもしれん…!!!
よし、そうと決まれば早速雪だるまづくりだ!!!!
[と、人型に埋もれたまま元気に答えた!!!
ケラケラ楽しそうに笑う彼に対して、こちらもにかっ!と
いい笑顔!!!>>31
そうそう!!!何事も元気から始まるのだ!!!!(つづく*]
はい。太陽の子ともいうので、
まちがいではないです。
[太陽の子どもでいいのかな?と聞かれて>>0:179、一瞬なやんでからうなずく。]
私たちは、あなたたちにみえたり、みえなかったりします。
だから、私たちのことをしらなくても、だいじょうぶです。
[うんうん、とうなずく。
かれの心中を私たちが、じっさいに知ることはないけれど。
恥ずかしく思うことなんてないのだ。
私たちは生きていて、あなたたちも生きているけれど、どれほど同じ場所ですごしていても、いちども交わらないまましんでいくことだって、おなじ種族のあいだでだって、起こることなのだから。
わかったかな?どうかな?
少しだけ様子をうかがって、疑問はでないようだったから、
私たちは、よかったよかったとうなずいた。]
[仲良くしてくれたら嬉しい、という言葉>>0:181に、笑ってうなずく。
このばしょはとてもとても広いかもしれない。
次をきめるまでに、もう一度は会えないかもしれない。
だから、たぶん顔をあわせたら、なんだと思った。
お辞儀をしたかおをあげたら、とーりも頭をさげているのがみえた。
すこしおくれて、かれの頭があがる。
だから、はねを揺すって、すこしだけまわりをあったかくしてみる。
そとはとてもさむかったからね。
ここはとても暖かっただろうけれど。
あたたかい部屋で、窓からさしこむ日差しに身をあずけるような。
そんな程度の、]
───?
[ぱちぱちと瞬きをして、かれは泣きそうにわらった。
うれしくなかったのだろうか。
私たちは首をかしげたけれど、どんなに首をかしげても、
かれが語らないかぎりは、その心に吹く凍えた風に触れることはできない。
私たちはふしぎな存在かもしれないけれど、
まほうの存在ではなかったから。]
はい、とーり。
どうもありがと…う?
[さっきの顔なんてなかったかのように思えた。>>0:184
そんな声音と表情で、バラバラ殺害事件の被害者となったおみかんの皮を、
捨てておくと申し出てくれたとーりに、私たちはお礼を言おうとして───見た!
おみかんの皮がこつぜんと消えてしまったところを!
たのしい場所だ。だいちにいる間は、触れ合うことのない現象だ。]
……びっくり、でした。
[動揺から思わず転がり出たようなとーりの声に、同意するようにそう言って。
それから、じぶんの部屋を見に行くと言っていたかれの背中をみおくった。]
[お神さまが、このばぁちゃんの正体を知らないなんて、そんなことがあるだろうか>0:347。あぁ、なるほど、これは異世界での職業を決める選択肢。なら、別に隠す必要はぁないね。だから、わたしゃ自らの病を教えてやるのさ。
そうして教えてやれば、なんだってこのお神さんは驚いちまってる>>0:347]
それは言い過ぎさ。知ってるよ。
ここは、まだ死後の世界じゃぁないだろう?
異世界転生までには、準備も必要だからねぇ。
[それも仕方ないね。わたしゃ"特異点"ってやつだから、まぁイレギュラーなんだろう]
地上はそりゃ神気どころか邪気にも溢れているのさ。
あんたも、お神さんならわかるだろう?
まぁ、ちょっと無理をしすぎちまったね。
[この右腕がすべてを物語ると言わんばかりに、自分の右腕を擦った。
そうして、お神さんに内部を案内されたよ。まるで本当の宿のようだね。
なんだい、どんな奴らが封印されてるんだろうね。楽しみでしゃぁないよ。]
[そして、最後に一つの部屋へと案内された>>0:348。
お神さんは、わたしに顔を近づけて、こっそりと言ってくるのさ]
あぁ、なるほどね。
あなどっていたよ、お神さん。あんたを
[まさか力の暴走を抑える結界を張ってあるなんてね。
わたしの力をこうも簡単に抑えられるなんて、やはりさすがは神さまといったところだ。
認識を替えさせてもらうとしますかね]
えぇ、えぇ。自身の力を気にせず寛げるなんて、
ありがたいもんだよ。お言葉に甘えさせてもらうさ。
頼んだよ。お神さん。
[こうして、木札と、みかん。
なるほど、これを食べることで部屋から出ても力を弱体化させるものだね。ありがたく頂こうじゃないか。をもらい、部屋へと入るのだ。
あぁ、今度は左目も疼いちまうね**]
目を封印し男と
[さて、この宿にいるやつは只者じゃないやつが紛れてるもんだね。
力が漏れ出ちまっていたようだよ。こりゃ気をつけないといけないね。
だって>>12"同類か?"なんて声をかけられちまったんだから]
なんだい。あんたもかい。
その目のやつは、外さない、
いや、"外せない"のかい?
[とはいえ、簡単に認めるわけにはいかないね。
相手が味方とも限らないからね。
わたしゃ知ってるのさ。世の中には相容れないヤツってのがたくさんいるってことをね。
まずは腹をさぐっちまおうかねぇ*]
/*電子生物ってことだから、多分見た目を変えることができないんだろうなと予測でサングラスは外さないじゃなく、外せないんだろうなと
[私たちはかがやける子。いのちの欠片。
いのちの欠片を抱えてうまれ、いのちの欠片をおいてしんでいく。
でも、わかっているんです。
あたたかな陽光が、いつまでも暖かなだけのものではないことを。
うまれ、転がりおちた私たちは、いつだってだれかの隣人で。
いつだって、だれかに寄り添っている。
だけど、そうでしかない。そうとしかできない。
私たちは、いのちの欠片。
おおよそ全ての生きものが必要とする陽光を運ぶもの。
──運ぶしか、ないもの。]
[いま、本当に必要なものが自分たちでないとわかっていても、
私たちは雨の精でもなければ、水の精でもないから。
本当に必要としているものを与えることはできない。>>0:191
ただ周囲をおろおろとして、一緒にかなしんでいる、つもり。
そうして、いのちのおわりの瞬間まで、寄りそうことしかできない。
──ただ、そうされた樹霊がどう感じたのかは──私たちにはわからないこと。]
はい、こんにちは。
ばらの子。
[あいさつをされれば、あいさつをかえす。
白薔薇だとまでは特定できなかったけれど、私たちからしてみれば、
薔薇の品種や色は些細なことです。ばらはひとしく、ばら。
その子があいさつしかしなかったことを、私たちは特に気にはしません。
私たちは、季節が一巡するあいだ、うまれて、しぬことを繰り返すだけの、たったそれだけの存在なので。
私たちはそのまま、ばらの子をみおくった。*]
[私たちは、季節が一巡すればしんでいく。
本当に死んでしまったら、本当に生まれる場所を決めます。
それは本当に本当に、いろんないのちになれるのです。
だけど、中にはもう一度、いのちの欠片として生まれることを選ぶ私たちもいます。
私たちはひとつの季節に沢山いるのだから、
そう選択する子がいたってちっとも不思議じゃありません。
だからきっと、カワイイきみと一緒にいたのはずっと同じ“私”だったのでしょう。]
[だけど、季節は移ろうもので。
いのちはゆっくり衰え、枯れゆくもの。
窓辺に座って、力なく鳴くきみ>>0:161をみる。
おやすみ。おやすみ。カワイイ子。
悲しむひとの子と一緒に、かなしんでいるつもり。
こうして、私たちは“いのち”というものを、ひとつ知るのです。*]
死してなおこの姿に囚われるとは、お互い焼きが回ったもんだな。
[ちなみに源治の言いたい事を訳すなら、生前慣れ親しんだ姿を変えてない。ただそれだけの意味である。
けれどもせっかくこの場所に来たんだ。
最期の最期にイメチェンしても良いかもな、なんて思う。]*
/*
前のめりで参加してたら体力が尽きたので回復に入るぜ!
みんなロルをありがとうだぜ!読んでるぜ!うれしいぜ!すきだぜ!
[>>63やっぱりそうかい。そのサングラスはやはり、その奥の目の力を隠すためのもののようだね。と思ったんだけど、どうやら想像を超えていたようだ]
なんだって!一部だって!
そうかい、あまりにピッタリすぎるから、
怖いと思うくらいだったが、そういうことかい。
[力を隠すためのものではなく、一部だったなんて。
まさか、こいつは"変身能力"の持ち主。
そのサングラスも変身の一部とすりゃ、そりゃ外せないね。]
[と、相手はこっちの左目の様子に気づいちまった>>64。
あぁ、しまった、あまりに疼くから抑えたままだったね]
ふふ、気づいちまったか。
見えているよ。
だが、見せれないわけじゃないのさ。
ちょっと古傷が疼いちまってね
[そう言って左目から手を離す。
そう、わたしは常人には見えない傷を左目に抱えているのさ。その傷に気付いて目の機能を尋ねるなんて、なかなか鋭いじゃないか]
[さらには、姿に囚われてるなんて言葉を吐くなんてね>>65。確かにその通りなのかもしれないね。
"異世界転生"をするっていうのに、どこかでこの身を手放したくない自分がいるのさ]
ふふ、"転生"する前に、あんたの真の姿を見てみたいもんだよ。
[この姿に囚われていると言うのだから、その姿にいるのには何か深い事情があるのだろうよ。"変身能力"で姿形を変えているのだったら、真の姿は別にあるのだろうと思い、そう言う。]
あんたもここにいるんだから、そうなんだろう?
[もちろん異世界転生をするんだろう?という意味である。転生が配信者界隈では別の意味であるということは知らないよ。もちろん。*]
/*
人間じゃないものって、俺にはあんまり想像つかなくて。
だから、それが出来る人たちのことをすごく尊敬しているんだ。
かっこいい。💮
/*
おばあちゃんの設定とてもおもしろいなぁ。
チュウニビョウで異世界転生だと思う、おばあちゃん。
世界観の乗りこなし方がうまい。
どう泳いでもおもしろくなるやつだ。たのしそ〜〜〜
こういうちょいギャグロルってあんまりRP村でしたことないけど、たのしそ〜〜〜
/*
設定を設定というと、ちょっと無機質な感じで落ち着かない気持ちはある。
キャラクターをキャラクターというのもちょっと無機質で落ち着かない。
名前で呼んで、人生とか言いたい気持ちがある。
なんかこう気持ち的に。
でもそれだと伝わりづらいんじゃないかと毎回わからなくなり、無難に設定とかキャラとか言いがちなところはある。
ー レッツ!作ろう!☃ユキダルマン! ー
[さて、人型に埋もれた男をすくい上げてくれた青年は、
気がつけばその手に手袋やマフラー、コートなんかを持っていた>>33]
お、なんだなんだ!
暖かそうなものを持っているじゃあないか!
これならいくらでも外で駆け回れるな!!ありがとう!!!
ああ、転がせばいい感じになるはずだ…!
さっそくつくりはじめよう!あ!君も防寒するのを忘れるなよ!こうなるからな!!!(と人型の穴を指差しながら)
[ガバあ!!!と体を起こすと残るみごとな人型!
トムジェリもびっくりの型の抜け方だ!そのなかで、
頂いた防寒着を一つ一つ装備して、完全防寒!イエティスタイル!
まさに雪だるま作りにぴったりだ!ということで作り始めることにした!!!まずはギュッぎゅっと雪玉を作り〜〜〜いいかんじしころころころころころ〜〜〜ところがしつつ〜〜〜〜彼の話を少しずつ聞き始めた]
[彼の話を聞いたところによると
…仕事ばかりの自分には輝かしい、
当たり前の大学生活の話だった。
サークルのバンドはとても楽しい話だった。
就職も決まり、友達との北海道旅行の約束…。]
いいじゃあないか!
当たり前の人生…君はそう思うかもしれないが、
夜職などもしたことがある僕には…
やはりいいものに思う
それなのに、最後が思い出せないというのはなんだか奇妙な話だな……寒くて…暗くて…か…推理をするにもなかなかヒントが少ないな
…けど思い出せないということは、あまりにも突然過ぎて認識するのも出来なかった、とか…もしくは思い出したくないような何かがあるのか?…君の人生にそんな恐ろしいことがあったとは思いたくないが…
[ごろごろごろごろ、ごーろごろ。大きくなあれ大きくなあれ。雪玉を大きく大きくしながらも、彼の生い立ちについて推理する…うん、わからん!なんとなく突然の事故な気もしているが…それでも消えない違和感はなかなか不思議な感じだ]
……嫌な記憶なら思い出してほしくはないな。
けど、いい記憶なら思い出してほしいな
案外あれかもしれんぞ。
雪まつりのかまくらの中に入ってたら、かまくらが崩れて…!!!とか幸せイベント中のハプニングだったのかもしれん!!!
それに思い出せなくても、少しずつスッキリしていけば、
それこそ何か見えてくるやもだからな!!!
切り替えはきっと、そう!未練タスクが解消されていけば行くほど、次が見えてくる仕様なのかもしれん!
成仏もそうだろう。きっと、心地よくさっぱりとなれば、次に目が覚めたときにはまたきれいに生まれ変われるかもしれん!
そっちはどうだー!!!こっちは…よいしょっと…
そろそろ雪玉が腰辺りまで来たぞー!!!!
[ごろろろ!!!!と雪玉を転がしながら彼を励ますように男はそういう。
思い出せても思い出せなくても、スッキリできればそれで良い。君のように溌剌なやつは、湿っぽいのは似合わないから。だからスッキリして成仏してほしい]
…ん?恨み?恨みかぁ…
うーーーん…うーーーーん……
[ごんごろごんごろ。そろそろ雪玉をくっつけようか…
いやけどまだもうちょっとおおきくしたいな…ごろろろろ。
そう思い始めた頃振られた話題には、うーん、うーんと悩んでしまった。正直、どうして!?というショックはあった、てかショックが大きすぎた。それ以上のことは何も思いつかなかった。…けれど]
…実はなー、その日は仕事だから会えないって言われてたんだ
だから、なんとなく…何か嫌な予感はしてて。
だから…彼女の職場の近くまで行ったんだ、会えないかと思って。薔薇を持って…贈りたくて…それで見てしまった、騙されていた真実を。
……思えば、僕は、ミミちゃんが好きで尽くしてきたけど、それはひとりよがりだった…だから騙されたんだ…って…
怒りたい気持ちが、起こらないんだ。
正直恨みはあるような気がするが、そんな資格はないような気も…していてさ
[…ごろろろろ、よし、かなりおおきくなってきた。
この、どうしょうもない気持ちと同じように]
[…いや、少し湿っぽい話になったな。
明るい声で雪玉の完成を告げてくれた彼の方を見ると、それはそれは見事な雪玉が!それも、僕のとあわせると程よいサイズ感!]
おお〜〜〜!!!
素晴らしいじゃないか!!!!
これだけ大きくなれば、僕らと同じくらいのができるぞ!!!
よーし、慎重に頭を載せよう!!!
いいか〜…?せーーー、のっ!!!
[…そうして、積み上げられた大きな大きな雪だるま。お顔をつけて腕をつけて、帽子もかぶればもうばっちりだ!!!!]
[…誰かと共同作業した。
誰かとともに何かを作り上げた。
それがこんなに嬉しいなんて。]
…ああ!こちらこそありがとう…!!!
君とともにこの雪だるまを作れてたのしかった…!!!
よし、こいつは今日からゆきんこ坊や一号だ!!!
ゆきんこ坊やと共に、このお宿で、たくさん、未練を晴らしていくぞ〜〜〜!!!
[そして、男もこのすっきり感を胸に思う。
彼と同じように…自分もまた、ここでたくさんのことをして
大切な、愛を見つけられそうだと]
よ〜し、おたがいがんばろうではないかね!お〜〜〜〜〜!!!
っっっくしゅん!!!!!……一回中に入ろうか!!!
[……夫、流石にそろそろ長居しすぎたかな?盛大なくしゃみとともにぽかぽかの体が少しずつ雪に積もられていく中で、男は中に戻ることを提案したのであった…**]
うん、就職すると皆で旅行も難しいし。
楽しみにしてた、んだけど。
人がいい?なんかすっごい褒めてくれる。
そんなです?
普通に受け答えしてるつもりだけど
[そりゃ親しくなるために多少考えるときはあるけれど。
人が良いかと言われるとまあまあくらいな気がして。
出会ったばかりで気に入られるとは。
もしかして俺……魔性の男!?
なんていう冗談を言うには
まだ出会ったばかりではある。]
そら、相手の話をなにも聞かないで
一方的に好きだ! なんて言ってたら
相手もびっくりしちゃうし
悪い方向に転がることもあるだろうけど。
蔵戸さんは、手紙出したり
メールしたり、電話したり。
こう、コミュニケーション取ろうと
してたんですよね。
真摯に向き合おうとしてたんですよね。
なら、それはひとりよがりの行為じゃない。
相手が騙してるって見抜けなかったのは
……観察眼がないけれど。
それは別に悪いことじゃないよ。
観察眼がないことをいいことに
騙すほうが良くないことしてる。
……なんて、的外れかもだけど。
[ごろごろ、ごろごろ。
湿っぽい話でも、どうせ雪もあって
湿気はあるのだ、問題ない。
雪玉が完成したならアピールをして。]
へへ、でしょでしょ。
よし、割れないように……
せーーー、のっ!
やった、綺麗に乗ったーーー!
[うおおお、と腕を上げてガッツポーズ!]
ああ、頑張ろう!
……その前に。寒いね。
さむ、思い出したらさっっむっっ
あったかくなりたい……。
[なかに入ることを提案されれば
うん、頷いてそそくさと館内に戻ることに。
動いてあったかいけどやっぱりさむい。]
宿だし、温泉ありそう。
あると思えばある気がする。
俺温泉に行きます。
[出てこい!とか願えば出てきそうだけれど
気分的に浴衣だとかは部屋に取りに帰りたい。
一旦部屋に戻って温泉に行くことを告げて
その場は別れるだろうか。]**
/*
シュトーレンの猫いいなwwww
皇くんまじで良い子だしノリいいし大学生のノリでわいわいできてたのしい〜〜〜♡
/*
蔵戸さんとのロルのやりとり、めちゃくちゃたのしかった
てんきゅ。
桃李がめちゃくちゃ悩み男してたから明るくしに来てくれた天使クラット
おかげで桃李も大きく育ちました
大きく育ったから反転して暗いことしたい(PLの自我)(やめとけ音頭)
ワタシが?構わないけれど、上手くできるかしら。
[辺りを見回して、きれいな雪を集めましょう。
下まで取ると土や小石が混ざってしまうので、上の方の白いところだけを掬いとるの。
そうして掌いっぱいの雪を固めて、形を整えていきます。
庭に咲いていた南天の葉と赤い実を拾って、くっつければ出来上がりです。]
雪兎の”ゆきちゃん”よ。
初めてにしては、上手くできたと思うのだけれど、どうかしら。
ふふ、気に入ってくれてよかった。
[ゆきちゃんは、ゆきんこ坊や一号の隣りに座らせます。
一緒なら、さみしくないもの。]
[かじかむ手を擦りながら廊下を歩いていれば、先ほどのラウンジに辿り着きました。
温かいものが欲しいと思えば、あら不思議、お茶のセットが机に用意されておりました。
急須にほうじ茶を入れ湯のみと一緒にお盆に乗せて、掘りごたつまで持っていきます。
他に誰かいるかしら。居たなら挨拶をして、炬燵の中に足を滑り込ませます。
じんわりとした温かさが、すっかり冷えてしまった体を温めてくれます。
ほうじ茶の香ばしい香りは、あの子の好きなものでした。]*
おっと、転生ときたか。
[次の世に生まれ変わるとは言うが、俺の場合はどうなるのだろうか。老婆の言うように転生して新たなアバターとして現世に現れるのだろうか。それとも、全く異なる者達として生まれ変わるのだろうか。]
転生するならどんなスキルを持つかで生きる道も変わるだろうからな。
[ビジュアルとか、トーク力とか、な。]
それが何かは分からねぇが、あんたも良い物を得られるように願ってるぜ。
だが、その前に手に入れないといけねぇな。
[真の姿の話ではなく、お土産とスタンプラリーの話である。
旅館の全体像が掴めん。表で見りゃ普通の大きさの旅館だったが、明らかに内装はそれよりも広いように感じられた。あと15個のスタンプが残っている。]
まだ集まり切ってねぇもんがある。
婆さん、あんたは求めてねぇのか?
1つでも知っていたら場所を教えてくれや。俺も知っているもんを教えてやる。*
ー 我がマイフレンドとの 一時の別れ ー
ふふん。そうだろうとも。
これでもボクは22でね…中学に入ってからバイトなんかも始めたし、社会人経験は豊富なのだよ……
同年代に近いのに、これだけ人生が違うというのはなかなかに面白いな!
全然想像できないからこそ…君には無限の可能性がある。
そう、さながら、なんだっけか、
シュトーレンも近い気がするが…うーんうーん?
シュールストレミングの猫だったか???
みえてないものはあったりなかったりどっちもあるってやつ!
[なんか臭そうな猫が出てきちゃった。
見えてなくても、匂いですぐわかりそうな気がする。
生きてるか死んでるか。…というのはもとの単語を完全に忘れているからツッコミが出なかったのは内緒だ!男はおめでたい性格な上に少しお馬鹿だった!]
/*
うあーーー
折角上手いことロルしてもらったのに
上手く返せないとくやしいーーー
申し訳ないーーー
(ごろごろごろごろ)(転がってる)(樽)
長い文章になるとだんだん混乱してくる癖があるな……気をつけよう……
[記憶のない彼を励ますように言った言葉は
どうやら思っていた以上に彼を元気にしてくれたようだった>>80
真摯に受け止めてくれた。
…だから、彼の言葉も、僕は受け止める。>>81>>82
少しコクリと頷いて…
……彼女とずっと向き合おうとしていた僕を肯定する言葉をくれた、彼の言の葉の軌跡を]
…ありがとう。ありがとう。
そうだ、僕は…ずっと彼女の心に触れていたかった。
彼女と向き合いたかった、彼女を支えたかった。
…話し合いたかったんだ。
……ありがとう、そういってくれて…。
…彼女と、向き合って、話をしようとしたことは…何も間違っていなかったんだな…。
[完成したゆきんこ坊や1号を見ながら、
男は満足げに、むふーん!とわらう。」
ああ!二号三号はこれから増えていくぞ!!!
次は三段重ねもいいかもしれん!っくちゅん!!!!
……未練はたくさんある。
あの子に伝えられなかったことも。
自分が自分にしてあげたかったことも。
くしゅんっ……!!!
…だから、僕は、必ずや見つけてみせるぞ…!真の愛を…!!!
ふえーーーくしゅん!!!
……まず!!!部屋に戻って風呂に入って暖かってから!な!!!!
ありがとう皇くん…!
また一つ真の愛への道が見えた気がするよ…!!!
ではまた会おう…!!!
次合うのは浴室かサウナかはたまたべつのところかはわからん…がな!!!ではまた会おう!!!
[そう言って、浴場に行くという彼とは一度別れることにして、男もまた自身の部屋に一度入ってみようと彼と別れただろう。…そういえば、まだ自分の部屋は見ていない。どんな部屋かとワクワクしながら、青年は自分の部屋の鍵をぎゅっと手に握り、慌てて部屋に向かうのであった…**]
[なんて事はないが、わんこはチラっと見かけたかもしれないうさちゃんを探してのほほんとお宿を歩く。
逃 げ 切 れ る と い い ね ?*]
ー ソロパート:旅館の自室へ ー
[さて、流石に身体が冷え、少し濡れてしまった以上、
着替えも必要だと思い男は自分の部屋を探しに行く。
ハートに矢が刺さったキューピットのようなマークの部屋は少し歩けばすぐに見つかり…扉を開くと、そこは、和洋折衷とクリスマスの雰囲気の残った部屋があった。
内装は、自然をイメージした和の雰囲気の壁紙と真紅のカーペット。
家具自体はソファやベッド、ルームランプなどだが、それらはすべて和のテイストを残した生地や模様を選んだ丁寧な仕上がりの柔らかなものだった。
昨今の温泉旅館は、布団ではなくベッドタイプやソファがおいてあるところも多いため、それが参考にされたのだろう。
そして、部屋の角には暖炉があり、
そのなかでくつくつとお味噌汁?のようなものを煮る
吊るされた和風の鍋の姿が見え…いわゆるおふくろの味を思い出させるような…良い香りだった。
小さく飾られたクリスマスツリーの下には、
本来みみちゃんに贈ろうと思ってきたプレゼントの箱によく似た者たちがたくさん積まれており、その一つ一つの宛名にクラットへの文字がある。
…さまざまなバイト先や出会ってきたお客さんの字で、メリークリスマスと書かれている。]
/*
>>101
ご主人様に拾われる前の過去詳細。
茶々丸は子犬で記憶が曖昧だから描写がぼんやりだけど、
鮮明に書くと、ペットショップで「ゴールデンレトリバーの子犬可愛い」って軽い気持ちで買ったはいいけど、大きくなるにつれて大型犬の飼育の面倒さに気付き「こいついらない」「思ってたのと違うかった」「もっと小さい犬のがよかった」と、散々な言われ方と飼育放棄の末に保健所に捨てられ、殺処分か保護犬になるかで檻に入れられていた所を保護犬の飼育をしたいと思った当時のご主人様の両親が寒さに震えるゴールデンレトリバーを拾って家に連れ帰ったという背景。
茶々丸は記憶が曖昧で元の飼い主に恨みも持たず、それ以上に今のご主人様との温かい暮らしの年月に屈託ない明るく可愛い性格になった。
[…青年は、まず暖炉の前に座り込む。
冷えた体を温めるのもそうだが、近くにおいてある
プレゼントの数々をみるために。]
……クリスマス。
誰かと一緒に過ごしたかった…
ミミちゃんと一緒に…いや、それだけじゃない
……僕を愛してくれる、誰かと…
[ミミちゃんにたくさんのささげ物をしてきた。
その返事はいつも満面の笑みと、ありがとうと、
大好き・愛してる、だった。
それだけだった。みみちゃんから、こちらに返してくれたことは一度もなかった。たくさんたくさん、長年積み重ねられてきたプレゼント達は、中身を除いて虚しくミミちゃんに捨てられてきたのだろう。包装紙に価値なんてないから。
…けれど、今目の前にあるプレゼントの数々は…
……一つ一つ、丁寧に包んであった。手紙がついていた。クリスマスにクラットが出勤できないことを惜しむ声もあった。…クラットを思っての、プレゼントたちは静かにそこで待っていた]
……あたたかい……あたたかいよ…
なんで、もっと周りを見なかったんだろう…
どうしてみみちゃんばかりを…
…あれ、おかしい、なあ。
なみだがとまらない…はは…
目にゴミでも入ったのかなあ…
[暖炉が、プレゼントが、彼をほのかに温めてくれる中。
それを見て流れる涙が何なのかわからないまま、
男は、自分はたしかに、愛されていたんだと、全身の水気がなくなるまで、涙が乾くまで、青年はプレゼントたちを抱きしめて…そこに蹲っていただろう**]
…はっ!
[どうやらぬる湯の心地よさに短い眠りについていたようだ。
辺りは湯けむりに包まれ、周りは良く見えない。
この状態で下手に熟睡すると溺死の危機である。]
…
[でも、もう少しだけ、ちょっと眠ってもいいかな…]**
よかったらボクも一緒に行きたいなぁ。
ボクね、人間の入る温泉って初めてなんだ。
すごーくあったまるみたいだから行きたいんだけど、
入り方がよく分からないんだぁ。
よかったら教えてほしいなっ!
いつもトリマーさん任せだったもの。
[犬の尻尾をふりふり、男の子に温泉の入り方を尋ねる。
もしよかったら一緒に行きたいなって。
ボクは男の子に聞いてみるんだ。**]
おや。あんた、真の姿がないのかい。
[>>91この姿から逃れられないだって?なんてこったい。
まさか、真の姿がないとは。ならば、そうかこの男は"人"ではないのだ。]
真の姿なんて、軽いことを言っちまったねぇ。
まさか、ないなんてね。
ふふ、そうだとして言うと思うかい?
バレちまうじゃないか。この力が。
[もちろん身バレではない]
[転生について、反応を示した男>>92。とても大事なことをわかっているじゃないか]
そうさね。最初のお神さんとの会話が転生の行く路を決めると考えてるね、わたしゃ。いわゆる"役職"ってやつだね。
[よくあるもので言えば、戦士や魔法使いといったとこか。
この男の見た目からはどちらも合いそうにないねぇ。
"ジャーナリスト"がしっくりくるかもしれないね。
異世界にもジャーナリストがあるものかねぇ。それはそれで面白そうじゃないかい。
しかし、異世界転生をする前に男はやることがあるようだ>>93]
なんだって?手に入れないといけないもの?
[男は何かを探しているようだった。
わたしが求めるもの?]
あぁ、もしかして、これかい?
[そう言って、お神さんから貰ったみかんを手渡した]
それはね。力を抑えてくれるものさ。
わたしは気付いたんだ。
(力が)欲しいとダダ漏れっぱなしじゃ、
欲しいものは手に入らないってね。
[力加減を間違えて失うものはでかいものだからね。
スタンプを押す強さ加減の話ではない]
わたしが求めるのは、きっとあんたとは違う。
けど、そうだね。
互いに手を結ぼうじゃないか。
[はい、凄くびっくりしました。凄く、凄くびっくりしました。
一瞬心臓が飛び出るかと。>>13>>14
話し、ポーズを決め、表情を変え。どこからどう見ても、生きているとしか言いようがないその姿に、友好的で良かったーー!と心から思った。
同僚らと交わした「宇宙人と会ったらどうする?」なんて鉄板ネタ話題を今更になって思い出す。
各々答えは異なるものの、自分を含めた大体の反応は「見た目によるな!」と言う物だった。
未知なる存在と遭遇した際のシュミレーションは、冗談半分であっても、全くした事が無いと言う訳では無い。
つまり今こそシュミレーションの成果が試される時である!
ま、お相手宇宙人とかじゃないんですけどね。
ふわふわのぬいぐるみさんですね、はい。]
こんにちは
可愛らしい、えりざべーとさん
ご丁寧なあいさつ有難うございます
僕は長尾 銀太、好きに呼んでください
馴染みやすければ、職業名でも
[実際、宇宙飛行士さんと呼ばれることも多いですし。
小さなお辞儀に此方も頭を下げる。とは言ってもしゃがんで見下ろしたままであったから、きちんとしたお辞儀とは行かなかった。>>15
小さな身体で、一回転して、転がって。>>16
えっ?この世にこれ以上可愛い存在ってあるんですか?
探せばあるかもしれないけれど、今の所は一等賞に輝いてると思います。
普通の動物等であれば、恐らくとろけた笑顔で撫で繰り回して居たと思われるが、相手はレディ。
そんな事をしたら失礼でしょと、可愛がり欲は頑張って抑えた。
ぬいぐるみや布製マスコットに触れる機会はあまり無かったが、成程こういう存在に対して抱くかわいいの感情とはこんな感じなのか。]
[そうして尋ねられたのは宇宙について。]
宇宙、宇宙ですか
うーん、明かりが無くて暗い、ですね
宝石のような星々が散らばっている光景が
あると言う訳でも無く
[人々の中にあるイメージや、地球から見える夜空。実際の宇宙の風景は、それらとは異なる。
ロマンチックに星々の間を旅する、という物は残念ながらありません。
そうして、船の窓から見えた、月面から見えた沢山の風景を思い出しながら、相応しい言葉を探していく。
生憎と手元に写真は無い。だからあの風景を、世界を、どう言葉で伝えたものか。]
ああでも、
マイナスイメージの暗い、とかでは無いんですよ?
[どこまでも広い、無限の場所。
人によっては恐ろしく感じるかもしれないけれど、自分にとってはそうでは無かったから。]
なんだって?手に入れないといけないもの?
[男は何かを探しているようだった。わたしが求めるもの?]
あぁ、もしかして、これかい?
[そう言って、お神さんから貰ったみかんを手渡した]
それはね。力を抑えてくれるものさ。
わたしは気付いたんだ。
(力が)欲しいとダダ漏れっぱなしじゃ、
欲しいものは手に入らないってね。
[力加減を間違えて失うものはでかいものだからね。
スタンプを押す強さ加減の話ではない]
わたしが求めるのは、きっとあんたとは違う。
けど、そうだね。互いに手を結ぼうじゃないか。
[あんたの力も見てみたいしね*]
――黒い海の中に、心地よい静寂が満ちていて、
僕らはその中を進む
[そしてそんな海の中に、青い地球が浮かんでいる。そう言う光景。]
果ての無い広大さに圧倒されて
けれど、どこまでも旅が出来るんだって
希望に溢れて居る
そう言う所ですね
[現在の人類がたどり着ける距離なんてたかが知れている。
だからこそ、この先も憧れは続いて行くのだろうと、道の途中に居る我々は、黒い海の中に見える筈の無い光を見る。]
本当に良い場所でした
感動しました、ありふれた言葉ですけど
[歩き続けて、そうしてたどり着けて良かったなあと、僕はそう思います。]
[それはそうとですよ、えりざべーとさん。]
……えりざべーとさんって、神様なんですか?
ほら、付喪神的な
[自分はそちらの知識に特別詳しい訳では無いけれど、付喪神と言う言葉ぐらいは知っている。
その代わり、付喪神ってどういう工程を踏んだら出来るのかとかは、まったく存じ上げない。
んんんっ?でも此処に居ると言う事は、神様だけど死んじゃったって事?そう言う事??]
物って、本当に命が宿る物なんですねぇ
[しみじみ言う。
いや、これホント凄いですよ、世紀の発見。
長く使った道具には命が宿ると言う。それが生物の形を模して居るであれば、生に対するイメージも付きやすいのかななんて、全ては自分の想像でしか無いのだけれど。
ほら、折角本人(本兎?)(本ぬいぐるみ?)が居る訳だし、聞く事は損ではない。
その後は色々な話をしたと思うし、運が良ければふわふわボディーを、ふわふわボディーを!手に乗せてもOKな機会があったりなかったり、
そんな感じであっただろう。*]
ーどうでもいい余談その2:女将の推し団扇ー
[さて、…人もたくさん通るようになったし、そろそろ1度雑巾掛けでもしようかしら〜…?と思っていた女将であったが、ふと遠くから聞こえてきたかすかな歌声にピクう!!!と体が反応した…!!!]
…、ま、ま、まさかありえません…!!!
この声…ツバサ様の声……!!?
まさか…地上用ブラウン管テレビが直った…!!!?
[おもわず従業員室にもどりブラウン管テレビを確認。
…ザザ〜〜〜〜。ジデジにたいおうしてくださいざざ〜〜〜。
……うんやっぱり直ってない…!!!]
カラオケルームの入り口は鍵をかけられるが、安全上の理由か通常のカラオケ館のように内部監視の意味も込めて、扉の一部がガラスが貼られている…
その隙間から見える…その姿は…!!!まぎれもない、『ツバサ様』だったのだ…!!!>>0:319]
は、は、はわああああああ…!!!
う、う、うそおおお…!!!?
あっあっあっこの曲うぅぅ…!!!!
「この世界にあなたと二人だけ」……!!!
私とあの人の思い出の曲でぇ…っっっ……!!!
ツ、ツバサ様の…うたをっ…ナマで聞けるなんて……!!!あの人にも聞かせてあげたかったああ…!!!!
[本物ではないと本能ではわかっていても…!!!トレースされた、記憶から宿されたその歌声はまさしく本物だった…!ダンスはなくとも、その歌詞に込められた意味や愛情という名のアクセントを込める位置まで完璧すぎる…!!!
女将の両目には涙が…そして…その手には
『ツバサ様♡こっち見て♡』『その茨で絡め取って♡』と
不器用ながらお手製のうちわがふりふりされていたとか……
……その様子が窓越しに見えちゃうような…見えちゃわないような…ギリギリのラインのところで、女将は1人ワンマンライブを堪能し感涙するのであった…!!!**]
ー かつての思い出:生前の愛する彼と ー
[彼と出会ったばかりの頃は、大学生の頃。
なかなか偏差値の高い、いい大学に入ったぶん
変わり者が多かったというか、私もあの人も同年代の間ではかなり浮いていたほうだと思っている。
無口な彼とおしゃべりな私。付き合い始めたといったときの周りの反応と言ったら!
あの鉄面皮をどうやって口説き落としたんだ!?と逆に驚かれたのは懐かしい。どうやってと言われても…『毎日話しかけてたら面白い人だってわかったから、もっとはなしたくなったの!』としか言いようがない。
そう、彼は無口なだけなのだ。人から触れられるのが嫌いというわけではなく、ただただ触れ合い方を効率化しようとして…頭でっかちになっちゃうだけ。
そう思うとなんだか可愛く見えて仕方なかった。
[彼は、私の話をよく聞いてくれた。
私の好きなもの、好きなこと、嬉しかったこと、悲しかったこと…
その中に、『外浦部翼』という歌手が、最近とても気に入っている話をした。
薔薇をテーマにした愛の曲の数々がとても良くて…
ライブに行ってみたいな、とそんなことを考えたことも話した。
彼は、『そうか、そんな歌手は初めて聞いた』と興味があるのかないのかよくわからない反応をしていた。音楽の方はあまり得意ではないのかなあ?とその時は流して、ツバサ様の布教もしつつ、今日も彼と過ごした
…その数日後
『例の「とうらべ つばさ」の曲を全曲聞いてみた。
君が好きだというのならそれはいいものだと思って。
私は、この曲が好きだと感じた。』
そう言って、差し出してくれたCD…
彼の二本目のアルバム「この世界にあなたと二人だけ」。
そして、二枚のライブチケット。
『行きたいなら、一緒に行こう。』
…ああ、私はこのとき、この人を本当に好きだと思ったの。
ライブ中、ツバサ様を応援しながら…
……それでも、ふと、あの曲が流れたときに、あなたがこちらを見ているのを見て…文字通り…「この世界にあなたと二人だけ」になれたように、おもえたの**
ー さて、まずは体を暖めた後 ー
[ゆっくりと暖炉の前に座り込んで…うとうと…うとうと…
とし…ぽやっと目が覚める。いかん、流石に眠りかぶってしまったようだ。
外で思う存分遊んだあとだ、
流石に風呂に入らずそのまま寝てしまうのは
汗とかの衛生的にもよろしくない。
青年は、浴衣やバスタオル、洗面用具などの入浴セットを持って、大浴場に向かうことにしたのだった]
ー 大浴場 ー
[大浴場につけば、温泉独特の少しとろっとした不思議な香りと檜の香りが交じる良い熱気に包まれていた。
奥の方には露天風呂へとつながる引き戸や
サウナと水風呂のいわゆる『整え』コンビも揃っていた。
壁側のシャワーエリアで全身をゴシゴシと洗い、
シャワーで流せば、身も心も洗われるようだ………]
……はふ〜〜〜……すごいぞこれは……
美容効果もありそう……丁度いい水の硬さだ…
[まずは、内側のヒノキの湯でとっぷり体を暖め……
膝、腰、肩と浸かっていく…
このヌクモリティ…プライスレスだ…]
[…そして、せっかくなので、露天風呂の方へも行ってみる。雪が降る中、岩で包まれ作られた露天風呂は、それはそれはあたたかそうな湯気を放ち、外気の寒さからも雪の冷たさからも我々を守ってくれていた。]
…はふううあ〜…さいこ〜…
[………ちょっと離れたところには、小さな小猿何匹かが同じく露天風呂に浸かっていた。その手にはおみかんさんがあり、上がったら食べる気満々そうだ。]
…おーいおサルたち!風呂の中でおみかんさんは食べるなよぉ〜
おみかんさんの皮を捨てるところがいるんだからなあ〜…
……猿も浸かりたがる温泉宿……
まさに一級品だな……!!!
[男は、ゆっくり待ったり、こうして温泉を楽しんで…
風呂上がりにまた、おみかんさんをいただきにフロントに行こうと決めたのであった…**]
/*
ちらちら見えつついままでずっと言えていなかったんですが
おばあちゃんと電子生物さんの勘違いネタ面白過ぎてもう うらやましい!!!!
/*
あ あとだいぶ慌ただしくてメモアンカー無精していたにも関わらず
桃李さんは色々細かいところ拾ってくださってありがとう……ありがとう……
[びっくりどっきり頂けてなによりよ。>>111
無関心されるより反応頂ける方が
やっぱりいいもの。]
長尾銀太様ですのね。
では、ぎんたと呼ばせて頂きましてよ
[テレビの向こうの存在なら職業名で呼ぶけど
目の前のお方ですもの。
きちんとお名前で呼んでさしあげてよ。>>112
ふふ、きちんとあたくしと目線を合わせるように
しゃがんで頂けているだけで十分でしてよ。
因みに、あたくしが可愛いのは当然ですの。
一等賞なんてとても見る目あるんじゃなくて?
レディに対しての扱いもしてくださって
なかなかいい男でしてよ、貴方。]
宇宙、というのはキラキラ〜としてふわふわ〜として
人間の夢がつまっているものではないのですわね…
[現実ってそういうものなのね。
暗い場所に自ら向かうって人間って不思議ね。]
そうなのですの?
暗い場所って人間は怖いのではなくて?
[その言葉が不思議で首をこてん、と。
続いた話を大人しく、ふんふん、と聞くの。>>115]
……よく分からないわ。ごめんなさい
静寂が心地いい人間もいるのね
[あたくしみたいなサイズから見れば
地上だって果てない広さみたいなもの。
それより広くて圧倒されて、静寂で
そこを旅するのを希望と言えるのは
とても素晴らしい事に感じたのよ。]
貴方は希望の旅路を歩いていたのですのね。
素晴らしい事ですわ。
きっとなるのに大変だったでしょう
宇宙に出るのだって訓練する、位は知っていてよ
そういうの乗り越えて感動を得れたのなら
よい経験が出来た人生でしたのね。
お疲れ様でしたわ。
[人間は誰しも望んだように生きられない。
あたくしはそういうのを見て来た。
心を動かす出来事に自らの足で向かって
出会えた話を聞けたのは嬉しい事ですわ。]
あら、面白い事おっしゃいますのね
[おほほ、と優雅に笑う。>>116
あたくしが神様なんて。そんな神々しく見えて?]
あたくしはとある女の子にとってお姫様でしたの。
とある人にとっては誰かの形見でしたの。
付喪神って福を齎すとか、家を守るとか
特別な力があるものの意味なら違いましてよ。
あたくしが出来たのは夢を見ていた。それ位ですの。
でも意識がある時点で神様が宿った、と
人間が定義するのなら、それで良いかもしれませんわね。
[あたくし自認の範囲では自分はぬいぐるみ、としか
言えませんのよ。
どうやったら意識をもつかなんて
あたくしだって知りませんわ。
貴方達だってどうして人間として生まれたか
とか哲学みたいな事言われても困るでしょう?
物にも、人にも等しく寿命はあるものなのよ。]
ふふ、そういう事もあるって事ですわ
[あたくしの場合は愛されて愛されて
お姫様役を内心でこなしていたら気付いたら
でしたわね。]
[手に乗せたそーーな空気は気付いていてよ。
いいわよ、乗ってあげましょう。
その代わり優しくですわよ。
ぎんたもしゃがみっぱなしも疲れるでしょうし
あたくしってなんて優しいのでしょう。おほほ。]**
/*
>>100 茶々丸さんwww最高ですね!エンカ本当ねらいたーい!
蔵人さんいいキャラしてるなぁ。すき
女将さんがライブ聞いてるー!いいないいなー。私もペンラ振りたい。きゃー
*/
そうさねぇ。
真名を明かしてもいいかもさね。
今までずっと隠していたからねぇ。
[わたしの真名を知っているのは孫くらいのもんだったがね。
転生する前にわたしを知るやつがいてもいいのかもしれないね。]
じゃぁ、あんたが真の姿を手に入れたら、
わたしも明かそうとしようか。
[相手がどう答えるにせよ、こんくらいの約束があってもいいだろう?]
ふふ、奇遇だね。
わたしもあんたに興味があるんだ。
おやおや、そういえば今の名前すら話してなかったね。
感謝するよ。
今は"弥生 孝子"さ。
[>>124今の名を明かした男に、わたしも名乗るとしようね。
もちろん、まだ真名は明かさないけどね。]
いいね、わたしも廻ってみるつもりさ。
ふふ、よろしく頼むよ。
あんたがわたしの求めるものになってくれりゃいいんだけどね。
力を持つものってのは、心休まらないもんだからね。
[わたしが探すのは安息の地。
この男が探すのは、力がありすぎると見えないもの。
ならば、きっと"特別な印"に違いないね。]
わたしも、あんたの探すもんを探してみるさ。
その、手のものはしっかり食べるんだよ。
あぁ、揉むと効果(甘み)が増すよ。
[特殊な食べ方が必要なアイテム。
一番簡単な食べ方は、親指をつっこみその皮を破くことだ。]
それじゃぁ、そろそろ、わたしは、あっちの道を行くよ。
まずは手分けってことさ。
また、会おうじゃないか。
[と、言ってここは別れるとしようか。
おっと、勝手な約束を2つもしちまったね。
なんだか、今度は心がうずいちまうね。
おら、ワクワクすっぞって言うんだってそういえば、孫がいってたねぇ**]
ー お風呂あがり:フロント近くのラウンジにて ー
[とっぷり湯船に浸かり、ほっかほかに身体を暖められた男は、さっぱりとした顔で浴場を出る。もちろんその手には、風呂上がりの牛乳瓶付きだ!!!ここの浴場の脱衣場にいい感じに冷えたやつをおいてあった!!!汗をさっぱり流したあとの水分補給にはピッタリだ…!]
はふ〜〜〜…まったくこれが極楽というものか…!
よし、おみかんさんをいただきにいこうかなっと……
おや?
[そしてフロントを見てみると、そこにはおみかんさんだけでなく、
真っ赤に熟れたリンゴさんたちの姿が!!!どうやら、女将さんが追加してくれたようだ。きれいでつやつやで、丸かじりさえできそう!とおみかんさんをいくつかと、りんごも一つ頂いて、掘りごたつの方へ
…おや?どうやら先客がいるようだ>>90
おみかんさんとあう、ほうじ茶の良い香りのする彼女の方に、僕は声をかけに行く]
やあ!素敵なリボンのお嬢さん
美味しそうなほうじ茶だね
よかったらこちらのみかんとりんごもいかがかな?
[と、手に持ったフルーツたちを見せる。
りんごの方は、フロントにあったお子様用果物ナイフで
簡単にうさちゃんりんごにされていただろう。
ちょっぴり不器用なのか歪な形のうさちゃんもいるが、
それでもみんな「うさうさ美味しいから食べてうさ〜」
というかんじのおめめをしている…かもしれない]
ちょうど風呂上がりで、
水分補給や甘いものをいただこうと思っていたところなんだ。
……どうだろう、よかったら君も一緒に。
誰かと何かを分かち合うことは、人の気持ちをあたたかくするものだからな!
[と、一緒に掘りごたつに入って
ほうじ茶といっしょに楽しみませんか?とお誘いを**]
/*
私が可愛いのは当たり前でしょ???って顔してるえりざべーとちゃんがかわいすぎるうう〜〜〜
あとただの付喪神じゃなくて『自分ができたことは夢を見ていたこと』って表現がさいこ〜〜〜>>129
なんというか、等身大のぬいぐるみならではの小さな小さな優しい夢だ〜〜
…ふー
[両手を湯から出して眺める。
指の皮がしわしわになっている、が真っ赤でも、当然黒くなってもおらず、いつもの風呂に入ったときの手だ。
自分は本当に死んでるのか。
全部死ぬ間際の夢というパターンも考えられるが、それにしては女将さんも別に今まで出会ったことがある人でもないのにやけにリアルに流暢に喋っていた。]
あがるかな
[これが死ぬ間際の最後の夢だとしても、夢の中でまで溺死するのはどうかと思う。
ひと眠りしてすっきりしたこともあり、湯船から上がると、持ってきた浴衣に着替え、置いてあった櫛でドライヤーをかけはじめた。
床暖房で、最高だ。]
あーすっきりしたー
[浴衣と羽織姿で廊下を行く。
今まで来ていた服はタオルとともに、部屋に置いてあった手提げのかごバックにつっこんで持ち歩いている。
何気なく外をみれば、手入れされた日本庭園にはしんしんと雪が降り、その中に雪だるまと、小さな…なんだろう、うさぎ?がちょこんと作られていた。]
可愛いな
[笑いながら廊下を歩くと遠くに女将さんの姿を見かけ、少し速足で駆けよった]
すいません、今日って夕飯何時からとかあります?
何もわからずによくしてもらって…
[そして、へらっと笑いかけて問いかけた]
で、やっぱ、私って死んだんですかね
いや、なんか普通にそんな気はするんですけどね…**
ー お風呂あがりのお嬢さんと>>140>>141 ー
[女将が声をかけられたときは、廊下の窓拭きなどをしていたころだろうか?簡単な正月飾りなどを、廊下に置かれた小机なんかにも飾り付けをしていた。]
あら、お風呂あがりですか?
お湯加減、ちょうどよかったら良いんですけど…
[と、温まって血色が良くなった彼女に笑いかける]
お夕飯時は、18時から19時辺りを目処にしております。
…と言っても、このお宿は、結構時間の流れが曖昧なんです。お客様それぞれの時間で流れているので…そうですね、
とりあえず、あなたがこのお宿にある時計を見て『18時から19時』を指していたら、その頃がお夕飯時、と思っていただければ大丈夫ですよ
[と、食事の時間についてはそのように伝えるだろう。主観の時間にあわせてお宿の時間も変わる、そんな感じらしい。ふわふわ]
[ヘラっと笑う彼女に対して、女将は続ける。]
あ、そうだ。食堂の方で食べるか、あるいはお部屋の方にお持ちすることも可能ですので、ご希望があればお申し付けくださいね。
今日は伊勢海老を使ったお味噌汁とか、色々予定しておりますよ〜
[と、世間話のように続け…]
いえいえお気になさらず。
私が好きで勝手にやっていることですので。最期くらいほっこりだといいな〜ってね。
…はい、お亡くなりになりました。残念ながら。
どのような理由かまでは、私には分かりませんが…
ここにいるということは、そういうことなんです。
[そして、世間話のように、問いかけの答えをあたりまえのように返した。]
今は、次の人生に行くための前準備…みたいなところですね。ここがあなたにとって、少しでも居心地が良い場所であれば幸いです。
[と、笑顔を返しただろう。…あなたの人生は、どうでしたか?幸せだったか不幸せだったか、それはあなたにしかわからないけれど、ここでの最期が幸せなものになると嬉しいです*]
/*
あってたあってた、よかったよかった。
じゃあたぶんあれだね、まじで初期の初期からのガチファンでしたねこれは!!!
/*
まってそーるちゃんがかわいすぎるからみにいきたいかわいい!!!けど女将はニコニコ見守るだけだろうしクラットくんはおみかん食べてる!!!
く〜〜〜!!!!かわいすぎる〜〜〜!!!!あ〜〜!!!!むぎゅってしてあげたい〜〜〜!!!
シュールストレミングって
北欧のすごい臭いやつじゃなかったっけ?
シュ、は合ってると思うんだけど
それ以外忘れたな〜
シュラスコ? しゅー、
シューベルト……?
[多分やっぱり絶対違う気はしつつ
おばか二号は首を傾げている。
いやだって日常使いする単語じゃないし
そんな覚えてるわけ(言い訳)]
増えていく……!
あ、いいな三段重ね。かっこいい。
なんかこう外国みたいで。
[隣でくしゃみが出ている様子に
寒さを覚えて自身の腕をさする。
未練はある。ほどほどに、結構に。
それら全てを解消できるわけではないけれど
この不思議な宿なら、きっと
様々叶えることが出来るだろうか。]
すっげーくしゃみするじゃん。
[抱負に挟まる雑音に笑った。]
……うん、そう、お風呂。温泉。
温泉あるかわからないけれど、浴場。
[人間かな……人間じゃないかな……
見た目じゃどちらかわからないし、
人間がそういった名乗りを冗談ですることは
ないことはないかもしれない。
様子を見つつ、一拍置いて質問に答える。
すると、疑問に思っていたことへの
解答の様な返事が返ってきた。]
一緒に行くのは構わないけれど。
……人間の入る、ってことは
やっぱり人間じゃなさそう?
トリマー、動物さん、?
入り方を教えるのも構わない、と思う。
[気がつけば彼の背中で揺れるものがあり
目で追えば恐らく尻尾のようなもの。
もう動揺しないぞ…………。
もと・動物に人間の入り方を教えるのは
すごく大変そう、という小並感を覚える。
人間の手足って上手く使えるのかな?
いや歩いてるしいけるか。]
とりあえず、雪寒さそう。
[手を伸ばせば落としはしたんだろうけれど
残っている雪を払おうと。]
お風呂に入るには、着替えの服や
タオル、……シャンプーとかは備え付け
使ってもいいけど、幾つか物がいる。
浴場近くにタオル置いてあったり
することあるからそれは多分大丈夫として。
浴衣と下着、用意しないとな。
[ほしいな〜と思っても突然現れたりしないのは
ほしい本人じゃないからか、
それともなにか条件が違うのか。
浴衣はフロントとかでもらえるかな。
下着は売店とかにならあるかな。
それとも、彼本人が願えば出てくるのかな?
とりあえず、必要なものを調達してから
共に大浴場へと向かおうか。
自分の浴衣は白地に青の模様の入った
無難なものだけれど。
彼の趣味が違うなら、柄も違うものになるかも。]*
[ここ最近の動画タイトルを思い出す]
サボテンが枯れた件について花屋さんからアドバイスを貰いました
アーカイブ 宇宙飛行士の帰還を見届けよう
【プレゼント企画】ファンシーショップへ行こう!
お日様大好きモコをドッグランに連れていくぞ
【対決】町のびっくり人間を探せ
今年も北海道に行きます!
カメラを買い換えよう
[ここで更新が止まった。この後に何かがあった。
さながら気持ちは名探偵。
しかし、待てど暮らせど解決編は始まらなかった。ああ無念。]*
[すると、ぽんっと出てくるお宿マジック!
着替えの下着とこげ茶の浴衣!
しかもこの浴衣、ただの浴衣じゃない。
よく見ると肉球の透かし彫りがされたカッコイイ浴衣だった]
わー出てきたっ! すごいね!!
じゃあ行こう! 夢の温泉へー!
[尻尾をふりふり、温泉を目指して廊下を歩く。
(よく考えると着替えの時、尻尾が邪魔?
と思ったけど、特に不自由は感じた事がない。
これもお宿パワー? うん、そういう事にしておこう!)]
[かけ湯で体を綺麗にしてから檜の良い匂いがするお風呂に入る。
ふわぁーあったかい……。
外の寒さを経験してたからこそお湯の温かさが沁みる。
しばし溶けた顔で温泉を堪能しながら]
ふわぁー……、あったかいねぇ……。
連れてきてくれてありがとう、お兄さん。
あっ!そう言えばまだ名前を聞いてなかったね。
お名前、聞いていい?
[と、温泉に浮かれていて名前を聞いてなかったお兄さんに、
ボクは名前を聞いてみるんだ。*]
[……実のところ、白薔薇には「白薔薇としての」カッコよさは、自分ではよくわかっていません。
それでも茶々丸から「カッコイイ」と言われたので、カッコイイんだろうなとは自分でもよくわからないなりに思いました。そして、やはりよくわからないけれど、自分が「すごい」らしいとも思いました。>>0:343
(※人はこれを「ツッコミ不在状態」と呼ぶかもしれませんが、そんなことは白薔薇にはよくわかりません)]
イヌの耳は敏感、だったか。
茶々丸・カワイイには、私の歌も聞こえているかもしれない。
[歌い終わった後に、白薔薇はなんとはなしにこう呟いていました。
……それと、もう一つ。茶々丸が名乗った名に「カワイイ」が含まれていたことも、白薔薇は全く訝しみませんでした。かわいいのだから「カワイイ」と(ご主人様に)名付けられた、くらいにしか考えていません。
家主の兼平家にとって犬猫がある程度身近だった環境とはいえ、その犬猫に「カワイイ」ばかり言っていると相手は自分の名だと思い込む……なんて知識は白薔薇のもとには届いていなかったのです。]
[2曲目は――バンドの1stアルバムにも収録された初期の名曲『ひとめぼれ』!
こちらはソロ名義の『100%LOVE』とは異なり、4ピースのバンドサウンドによるハードロックの楽曲です。バンド初期の頃から既に高かった歌唱力と演奏技術をもって、上品さと耽美さを保ちながらも激しく熱烈に、女性の一人称視点による一目惚れを表現しています。
そしてこのカラオケ演奏、CD音源内のカラオケ版(つまりバンドメンバー本人たちの演奏)となっています。事実上の本人演奏&本人歌唱です。
この楽曲は、ツバサ様のバンドが音楽番組に出演し始めた頃にも披露されたことがあります。テレビの画面越しに視聴したことがある、という方も少なくないのではないでしょうか。
勿論、バンドやソロでのワンマンライブでの定番曲でもありますよ!]
/*
あっしまった。所属バンドが解散や活休してる訳でもないのにソロワンマンでバンドの曲演ることがあるのかどうかの考証してなかった……。
ま、まあいいや メンバーや事務所から了承得てるってことに……して……
[>>165ここでひとつ補足を。
ツバサ様の「ソロでの」ワンマンライブの時には、あくまでソロ用のセルフカバーアレンジ版の『ひとめぼれ』を披露します。元々のオリジナル版はあの4人でこそ奏でたいというツバサ様の拘りです。だって「薔薇の人々」のバンドは、今もきちんと活動を続けているのですからね。]
えりざべーとの耳には、届くんだろうか。
[歌い終わってから、もうひとつ重ねて呟きました。
生物としてのウサギと生物ならぬうさぬいが違うことくらいは白薔薇にもわかっていたので、えりざべーとの聴覚がウサギと同じくらいに優れているか(あるいはウサギよりも優れているか)はわかりませんでしたが、それでも白薔薇の「もしかしたら」の想像は過っていたのです。
ともあれ、こうしてツバサ様(のそっくりさんによる)年末ひとりカラオケショーは続きます。]
[>>165ここでひとつ補足を。
ツバサ様の「ソロでの」ワンマンライブの時には、あくまでソロ用のセルフカバーアレンジ版の『ひとめぼれ』を披露します。元々のバージョンはあの4人でこそ奏でたいというツバサ様の拘りです。だって「薔薇の人々」のバンドは、今もきちんと活動を続けているのですからね。]
えりざべーとの耳には、届くんだろうか。
[歌い終わってから、もうひとつ重ねて呟きました。
生物としてのウサギと生物ならぬうさぬいが違うことくらいは白薔薇にもわかっていたので、えりざべーとの聴覚がウサギと同じくらいに優れているか(あるいはウサギよりも優れているか)はわかりませんでしたが、それでも白薔薇の「もしかしたら」の想像は過っていたのです。
ともあれ、こうしてツバサ様(のそっくりさんによる)年末ひとりカラオケショーは続きます。]
あんまり走ると滑って転ぶから
移動はゆっくり歩くのが人間の流儀だぞ。
[はしゃいだ様子で戸を開けていたり
なんだか興奮しているみたいなら
そういう注意もしただろう。
その様子がないのなら、注意を思いつかないから
滑って転びそうになるくらいはしたかもね。
教えたら素直に言うことを聞いてくれる良い子だ。
思ったより手間がかからずよかった。
かけ湯もすれば冷えた体を温めるため
まず湯船に浸かることに。]
[露天風呂に行ったり、サウナに行ったりも
したかもしれない。
泡が目に入ったら痛いのは知ってたかな。
体を洗う時は洗い方を一つずつ教える。
そうしてさっぱりして。
もう一度湯に入ったりして。
茹だりきらないまでに浴場を出れば
タオルで拭いて服を着て、
髪をドライヤーでごーっと乾かして。
すっかり身ぎれいになった後
こっち、と呼んだ。]
みてみて、これあるこれ。
温泉上がりはこういうの飲むもんだよ。
[指さしたのは自販機だ。
お金を投入する場所がなさそうだから
ボタンを試しに押してみたら、がこんっ、と。
良い音がした。
出てきたものを取れば見えたのは
フルーツ牛乳のパッケージである。]
飲み物はわりと人それぞれなんだけどね。
ビールだったり、フルーツじゃなくて
コーヒー牛乳だったり。
俺は昔からフルーツなんだけど。
腰に手を当てて、ぐっと飲むのが
よくある日本人の姿、な気はする?
[正直諸説ある。
が、まあ自分の知ってる範囲としてって感じ。]
好きなもの飲んだら良いと思うよ。
どれにする?
[そうして、飲み終わったら
温泉のレクチャーは終了だ。]
どうだったかな。
初温泉。
楽しかった?
[すっきりさっぱり。
紅潮した頬はすっかり体温も
上がったことを示している。
気持ちよかったなぁ、なんて。
自分は思うけれど、人によるだろうし
犬はどうだろう。]**
[そしてオリジナルやセルフカバー、他のバンドの往年の名曲カバーを何曲か歌い切ったところで、いよいよこの楽曲です――『この世界にあなたと二人だけ』!
2ndアルバム収録のこの楽曲は、ボーカル・ギター・ベース・ドラムの基本の4ピースに加えて、ツバサ様によるキーボード演奏も加わっています(なので、この楽曲ではツバサ様は弾き語りを行っていることになりますね)。
そしてこの楽曲は幾らか緩やかなミディアムテンポのバラード。甘やかながらも切なさ滲むメロディとコード進行に、ラストのサビでのツバサ様の高音ロングトーンが特徴的な一曲です。
この抒情的なロングトーンは、「この世界であなたと二人だけ」になってでも、共に光ある未来へ歩もう――という歌詞世界の表現なのだそうです(※出典:楽曲発表当時に音楽誌に掲載されたツバサ様インタビュー記事より)
そしてこの難しい高音ロングトーンによる楽曲の締めを、白薔薇の元の持ち主にしてツバサ様の8、9年来のファンである兼平理音の記憶からツバサ様の歌唱法を読み取っていた白薔薇は、完璧に歌い上げました!!]
[さて、その兼平理音ですが……。
彼女は、バンドの方のライブにおいては推し団扇などのかさばる応援道具は持たず、ラバーバンドを手首に嵌めた腕で拳を突き上げ、メロディアスなパートでは両手を扇子のように妖しげに舞わせる動作を行い、楽器隊が激しく畳みかけるパートでは激しいヘッドバンギングで髪を左右に振り乱し、時に腰から身体を折り曲げて髪を前後に振り乱し、各メンバーのソロパートではそのメンバーに向けて両手を広げて真っすぐ伸ばし、特定の楽曲ではタオルを振り回します。俗にいうバンギャです。
(※別にツバサ様所属のバンドが推し団扇やペンライトの持参を明確に禁止している訳ではないようです。ただし他のお客様へのご迷惑になるような持ち物は禁止ですよ!)]
[(※補足すると、弟の昴もわりと姉と同様の応援の仕方をします。ツバサ様所属のバンドを盛り上げようという気持ちは同じだったのです!)
ですがそんな理音もツバサ様のソロライブにおいては、ポップなソロ曲に合わせてペンライトやうちわを振る応援の仕方もします。そして他の来場者がそうした応援の仕方を行っているのも目にしています。
そんな理音の記憶を彼女の心越しに知っている白薔薇は、「ツバサ様♡こっち見て♡」「愛しています♡」「無邪気に笑って♡」「ツバサ様の色に染めて♡」「その茨で絡めとって♡」「ツバサ様♡崇高♡」「ツバサ様♡純潔♡」などなどの文字の形状に切り取られたシールや様々な形状の紙やリボンやモールが貼りつけられたプラスチック製の団扇の存在も、ややおぼろげにですが知っています。
……知ってはいるのですが、このお宿にそうした団扇を持参している人がいるとまでは考えていませんでした。
(※それこそあのぬいブラシのように、求めればきっと出てくるものではあるでしょう)]
[さて、カラオケルームの扉によくある透明な窓のほうを振り向けば、誰かがこの「ツバサ様のショー」を見てくれているかもしれない。そこまでは白薔薇も考えてはいました。
何曲も何曲も歌い上げてから白薔薇はテーブル上のグラスにくちびるをつけ、中の冷たい水をひとくち、ふたくちと飲み下しました。
冷たい水が身体じゅうに染みわたる快さと安堵は、根からの吸水でも経口摂取でも変わりありません。
安心した心地で一息ついた白薔薇は、ここでカラオケルーム扉によくある透明な窓のほうへと視線を向けたのですが……。]
誰もいない、か。
[白薔薇はそう思い、再びカラオケモニターの方へと顔を向けなおして次の楽曲歌唱へと移りました。
この時はちょうど、不器用ながらも愛の籠ったお手製団扇を手にした女将さんの姿が上手いこと見えない立ち位置とタイミングだったのです。
女将さん、地上用ブラウン管のテレビでは放送できなかったワンマンライブの特等席をゲットできて良かったですね! そして推し団扇を白薔薇にうっかり見られてしまわなくて良かったですね(……?)>>117>>118>>119**]
[一つ、お宿では出来なさそうな事を思いついた]
学校に行きたかったなぁ。
ご主人様、いつもそこに行ってたからボクも行ってみたい。
学校はね、勉強したり友達がいたり、部活したり。
面白いこといっぱいできるんでしょ?
ご主人様の話を聞いて憧れてたんだぁ。
さすがにお宿には学校はないだろうし、
今でも十分に満足だから憧れるだけでいいんだけどね。
[なんて、学校への憧れを口にして遠くを見つめた]
[その後は存分に温泉を満喫した。>>173
露天風呂にはお猿さんがいて一緒にぬくぬくしたり。
サウナには入ろうとした瞬間の熱気に、
そういう部屋だと知らずに、何か故障してると勘違いして「ダメだよ危ないよぉ!」って桃李を止めようとしたり。
体を洗う時にシャンプーが目に入って痛くなって。
きゃんきゃん言いながら流水で目を洗ったり。
慌ただしくも桃李が優しく教えてくれるから楽しく初めての温泉を楽しんだ。
お風呂上りはタオルで体を拭いて浴衣に着替えて、
見よう見真似でドライヤーで髪を乾かす。
人間って便利だ。
全身毛むくじゃらじゃないからすぐに体も髪も乾く。
ふぅーっとまた一つ、人間になった達成感に浸っていると]
/*
星狩り国だと改行整形戦法するとこう、嵩張る!
携帯で見たときの形を考慮するとあまり文章長く出来ないため
みんなの書き方は正しい(正しい)
[物が夢をみるのか
それは夢と思っているだけで
記憶の反芻をただしているだけなのか
正しい答えは
神様が知っているかもしれない───── ]
[商売がちょっと下手なハンドメイドの雑貨。
私はなかなか売れずにお店に長くいた。
ある日とある親子が私を見つけた。]
「この子かわいい! ねぇ、かってよ」
[それは娘が父親に甘える
よくある景色。
私にとっては、出会いの記憶。]
「あなたは今日からお姫様よ!
『あたくしの美しさはせかいいちなのですわ』」
[少女は少女らしく、ごっこ遊びが大好き。]
/*
ツバサさんのライブ描写の細かさがすごいな…。勿論拾いましてよ!どのタイミングだったかはふわふわしつつ聞きたかったので聞けて満足!
ずっと思ってますが皇君いい子だなー。光属性を感じる。可愛い
*/
ー どうでもいい余談その2の2: 女将、咽び泣くの段 ー
[カラオケルームから聞こえてくる様々な歌声の数々、
そして、あまりにも思い出深い『この世界にあなたと二人だけ』>>177は、推し団扇を持った女将の心に満たされていく…!
この女将、侮ってはいけない。
実はもう十年近く、それこそデビューしたての頃から『外浦部 翼』という歌手と彼のバンドを推し続けたガチファンである。ライブもリアルタイムで見たことある。遠い場所からでも見えた、彼のあの輝きは今でも忘れられない…!
バンギャタイプのファンとはあまりノリは合わないが、それらさえもライブの一体感を生み出してくれていたのを今でも思い出す…!]
はぁあうあぁぁぁ…!(※声にならないオタクの断末魔)
[ボーカル・ギター・ベース・ドラムに、
さらにはツバサ様のキーボード弾き語りパート。
ミディアムテンポのバラードは、甘く優しいあの人との二人だけの時間を思い出させてくれた。愛に悩んでいたあの日々…それでも歩んだあの日々…
…ラスサビのロングトーンは、大切な人との光ある未来を照らしてくれて…歩む勇気をくれて…いつだって…女将の心の支えになってくれたのだ…]
この世界に留まり続けると決めた日。
浄化の初日の出を、私は決して見ないと誓ったあの日。
暗い部屋の中、一人うずくまり、
早く解放されたいと魂が叫ぶほど、苦しい日もあった。
そんな時は、真っ暗な部屋で、
古くなったヘッドフォンを両耳に押し当てて、
この曲を聞いた。大切な人がそばにいることを思い出すために。
この世界で、私がたった一人になったとしても
あなたの世界で、たった二人の私の大切な人を見守るために。
私は、この未練を決して捨てたりしないために
…この曲は、いつだって、私を支えてくれた、大切な大切な曲だった。
んー……。
……じゃあさ。
俺のこと先輩って呼んでみなよ。
んで、茶々丸くんは俺の後輩。
学校って、グループなんだ。
勉強や部活をして、友だちを作る。
そういう人がいっぱいいる、大きな枠。
だから、俺とグループを作ろう。
俺が人間としての先輩で
茶々丸くんは人間の形になりたての後輩。
どう? 学校生活ってわけにはいかないけど。
こういう感じなら出来るかなって。
え、やっぱあのツバサ本物じゃなかったのか?
白薔薇がツバサの姿をしている。
…………?
[ツバサの曲を誰かが歌っているらしいのはわかる。
ツバサがいたのも、本物かどうかわからないけど
見たからわかる。
本物じゃなかったらしいのもよかったと
安堵ポイント。後輩にツバサ好きがいたから。
でも、白薔薇……? 仮称?
植物………………?]
[まさか植物もここに来ているとは
流石にそんなことは在り得るだろうかと
耳を澄ます彼の隣で難しい顔をした。
もうそろそろ驚くこともなくなってきたと
そんな思いはまだまだ甘かったらしい。]**
[……この曲が終わった瞬間、女将はフラフラ〜っとその部屋を離れ、角を曲がり、そしてへた〜〜〜〜っっっ…!!!!と崩れ落ちてしまった!!!]
……ほ、ほ、ほんとうに、…すごかった…
な、なくかと、…おもっ…ぐすっ……
あっだめこれちょっと…ぐすっぐすっ……
い、いい曲すぎてぇ…っっっ
生ライブ見れてよかったああ…!!!!
[咽び泣いちゃった。オタク、ここに限界極まれり。
その手に持った推し団扇をぎゅうと抱きしめて、へたり込んで、ほんとに良かったあああ〜〜〜…!!!と感動の息を漏らしていたことだろう…
……フラフラと部屋を離れたおかげで、無様なオタクのすがたはみられていないようだった!!!>>180
まだ!!!うん!!!女将の威厳は保たれている!!!
女将はひとしきり泣いたあと、誰かに見られていないかと周りを慌ててキョロキョロ確認しまして。そしてそそくさと従業員室の方へと隠れるように走っていっただろう…!もしその姿を見かけた人は、女将がオタ団扇を抱えて顔を赤くして咽び泣く姿を見れたかもしれないし…見れなかったかもしれない…。
次に女将が出てきたときには、いつもどおりの彼女の笑顔だった**]
/*
黒文字潜ませましたうふふ。
女将が実はみなさんと同じくただの死者の魂であるということに、果たして何人気づくか…!!!(裏設定大好きマン)
『地球出身です、もうちょっと先に死んでますけど!』とか『旅館の女将としてお世話するのは、好きで勝手にやってる』とか『かつて愛に苦しんだことがある』とか『薔薇を育てようと奮闘したことがある=イメージすれば何でも手に入る世界で、それをしていない。できる自覚が薄い』…などなど
結構伏線はまいてたり。
ー いつもどおりの 女将さん ー
………えーこほんこほん。
さてさて、そろそろお夕飯のお支度をしましょうかね…!!!
[はてさて、どんなお夕飯になるのやら。
おかみさんは腕をまくりました。
ことこと、女将クッキングのお時間です!
…お楽しみは…!これからだ…!*]
[一つをボクが持って、もう一つを先輩に差し出す
得意気に尻尾を振りつつ]
はい桃李先輩! 部活終わりの焼きそばパンだよ!
学校ではよく食べるヤツなんでしょ?
お昼ご飯とか、部活終わりとかに。
先輩が後輩にパシリ?するんでしょ?
ボク、テレビで見たよ!
一度やってみたかったんだぁ。
[そう言いながら、うきうき先輩の隣に座って焼きそばパンを食べる。
部活(?)終わりの焼きそばパン。
うぅーおいしいってわんこは一人盛り上がっている]
[やがて、焼きそばパンを食べ終わったら解散の時間だ。
ボクは人間らしく先輩にぺこりとお辞儀をする]
今日はありがとう、桃李先輩!
『それじゃあまた明日、学校でね!』
……なんて、ふふふっ。
[ボクは先輩に手を振ってその場を後にする。
また会えるかは分からないけど、
学校の先輩に言う挨拶は「さよなら」より「またね」がいいと思ったから、ボクはテレビで見た学生の台詞を真似てそう言ったんだ。*]
[さて、次の楽曲は――『告白』。これは3rdアルバムの収録曲ですね。
同アルバムにやはり収録の『愛しています』がカノン進行と明るめのアレンジによって純愛をストレートに告白する楽曲であるのに対し、こちらの『告白』は激しい重低音を効かせたかなり暗めのコード進行の楽曲です。
『告白』の歌詞の中で主人公が告白するのは、日常の中で顔に出せない憎しみや怨み。
おそらくは大切だった誰かから裏切られ傷つけられ、自分を取り巻く世界からも阻害される、そんな苦境に立たされた主人公の一人称で曲は進みます。
“逃げ場のない鉢の中で
虫食まれ根を食い荒らされば僕は
蝕まれる痛みを 渇きを 苦しみを”
――そんな内容の歌詞で、人に向けてはいけない鬱屈を「告白」する作品です。]
[余談ですが、白薔薇はこの時期にちょうど、自身もコガネムシの幼虫の被害に遭っていて文字通り死にかけていました。
まだ幼かった理音も自分なりに学んだマルチングなどの知識で防除に努めてはいたのですが……ちょっと詰めが甘かったようです。
バラ苗の葉に明らかに元気がなくなるどころか根元まで文字通りぐらつき始めたことで理音は漸く異変に気付き、本当に大変な幼虫駆除作業に奔走する羽目になっていました。なおこの作業には昴も付き合わされました。本当に大変だったようです。
幸い、太い根に加えて一部の細かい根までは食いつくされきらずに残っていましたので、なんとか白薔薇は持ち直すことができた訳でしたが……白薔薇にとっても、今年の酷暑での死の次にとても大変な思いをした出来事でした。]
[閑話休題。
この『告白』は、中学生になり思春期に入った頃の兼平理音にとっての救いになった一曲です。
この時期、理音にはとある辛い出来事があったのですが、その苦しみを「告白」できないまま、ただ周囲から求められるような自分を演じる「嘘つき」になっていたようなのです。
辛いといえば、思い切りツバサ様の追っかけのバンギャを楽しんでいた自分のことを理解してくれないお父さんやお母さんに対しての不満などもあったでしょうが(※まだ中学生でしたからね。ひとりでライブハウスに行って深夜まで帰ってこない……なんて状況があれば、親御さんも心配になったことでしょう)、それとは別の心苦しさ、生きづらさもあったのですね。
この当時、既に大苗になっていたとはいえまだ若木であった白薔薇は、この当時の理音の感情に触れています。勿論、『告白』という楽曲の記憶にも。
そしてこの頃の記憶はちゃんと今の白薔薇の中にも存在します――つまりこの時に白薔薇の樹霊は、ある程度「人格」らしい意識を獲得していた、ということになります。]
[ここで白薔薇はツバサ様の声と歌唱法を通して、あの当時の理音の苦しみと、「嘘つきにならなくていい」に至った彼女の心を振り返りました。そしてこの楽曲は後に、弟の昴の心にも何かを響かせていたようです。]
―――――――。
[ツバサ様のお姿とお声を、そして本名の方のお名前までもを借りてここにいる白薔薇は、「嘘つき」なのでしょうか。
結局嘘を吐き切れず自らの正体を「告白」した様は、えりざべーとや茶々丸なら既にご存じでしょうが……。]
[けど、孫ができてからは、孤独を感じることもなくなっちまったんだよ。
けど、その分、わたしも力が弱まっちまってね。
若い頃のようには、もう力を出せなくなっちまったのさ。
若い頃は全部の公園を使って、印を結んだりなんてしたもんだけどさ]
[でも、悪くはなかったさ。
けど、神様ってのは勝手なもんだね。
"異世界転生"の日を教えてなんざくれない。実に気まぐれなんだから。
不治の病を患っちまったもんの運命ってことかね。
まぁ、最後に孫に力を渡せたのは良かったさ。
まだ、この手に強く握ってくれた感覚が残ってるのは不思議なもんだね。
おかげで、左手には宿っちまったのさ。孫の印がね。
左手も右手も疼いてしょうがないってもんさ**]
[さて、続いての楽曲は……これはツバサ様のバンドの大先輩にあたる、別のヴィジュアル系バンドの名曲ですね。この楽曲の曲名及び詳細はここでは割愛しますが、メンバーの中に北海道出身の方がいて、その故郷の情景を背景にしながら歌詞を綴ったものなのだと言われています。
何故白薔薇がこの楽曲を知り、ツバサ様としての歌い方ではあるもののきちんと歌い切れたかというと……。
この曲は、今年から白薔薇の持ち主となった兼平昴の心の内で、ある時期にその心のうちに強く響いていた楽曲だったのです。
“母さんは避暑避暑って言うけど、
今は北海道だって気候変動で夏暑いだろ”>>0:6
“それでも、父さんも込みでの
折角の久々の家族旅行っていうなら”
“……XXXXの聖地、でもあるんだよなあ。
この機会に行ってみる、は、アリか”
姉の理音とは違い、バラの管理をしている時でも白薔薇に対して大して心を向き合わせない昴でした。
それでも昴が白薔薇に文字通り触れている時に、白薔薇のほうは、彼の内心に確かに触れていました。]
[白薔薇は、自分の管理を引き継いだ昴のうっかり及び、酷暑の中での驚くほど雨の一滴も降らない晴れ続きの天気によって枯死しました。
昴は、同時進行で物事を考えるのが聊か不得手だったようです。進路のことや自身のバンド活動に加えて旅行の準備まで重なったことで、留守中のバラの水やりをどうするか、が忽然と頭の中から消えてしまったのでしょう。
白薔薇にとって己の死は、間違いなく、苦しく痛ましいものでした。
それでも白薔薇は、水やりを怠った昴を憎んだり怨んだりはしませんでした。
そして、雨の精も水の精も現れない中で、必要とされずとも傍に寄り添っていた陽光の精のことだって、上手く向き合うことこそできずとも、憎しみや怨みまで抱いていた訳ではありません。その傍での思いを知れば、なおのことです。>>57
誰かへの憎しみや怨みよりも、ただ、「生きたかった」の念だけが、植物の生の中には強く在ったのでしょう。]
[あっ!と何かをひらめいたように女将さんを見て]
そうだ! ボク、ここに残ろうか?
看板犬としてここで働くの!
ボク、人間のやることは全然ダメだけど、
看板犬なら立派にできると思うよ!
ボクのもふもふと肉球でみんなを癒してあげるの。
そしたら、女将さんも寂しくないかな?
[名案かも!ってボクは尻尾を振って女将さんにこのお宿の看板犬を申し出た。*]
[ここで白薔薇が、昴の心のうちにあったこの曲を歌ったのは(そして、他の「先輩格のバンド」の往年の名曲も)ただ、己に向かない彼の心を占めるものを自分の耳で理解したかったからだったのでしょうね。
この歌声がこの世の昴のもとにまで届いている、と白薔薇は特に考えてはいません。ただそれでも、まるで自分自身でも確かめるように、白薔薇はツバサ様のお声で歌い上げました。
君をうらんではいないと、そう示すように。]
君が愛したメロディとは……流石に違うかな。
それでも、昴が何に惹かれていたか、分かった気がする。
[さて、本当にここで心配すべきは、白薔薇を喪い残された理音と昴との確執のことだったのかもしれませんが……それは、この場ではどうしようもありません。]
[それから幾つかの曲を挟んで歌ったのは――『あなたしかいない』。
これは理音の心のうちにかなり昔からあった楽曲ではありますが……今年に入ってから、ほんの少しだけ、これまでとは異なる形での思い出も加わった曲でした。
“皇先輩、一緒に演ってくれたなあ”>>35
さらりと雑誌のページを捲って見せる程度の心の記憶は、それでも確かに、シンプルで穏やかながらも、楽しくて明るいコードと共に白薔薇にも伝わっていたのです。>>0:294
その記憶をここでも思い出せばこそ、この楽曲を歌い終わった後、白薔薇はマイクを置きます。
今ここで白薔薇が抱いた引っかかりも、その時が来れば、清廉なる真っ白な雪に覆われて自ずから解けるのかもしれません。>>#0
白薔薇自身、このお宿に辿り着いたその時から――この宿での記憶を次に持ち越すことはないと――なんとなく解っていたことではあったのですが……。**]
ー 別の時間軸 : レッツゴー!ゲームセンター! ー
[これはラウンジの方に行ったときとは
また違う場所に真実の愛を求めに来た蔵戸蔵人の物語である!
さて、高級旅館にあるかはわからないが、
湯船のある施設にはたいてい存在するものがある…
そう!ゲームセンターだ!!!
…ゲームセンター、それはかなりのギャンブル性の高いゲームの集まる背徳的な場所…しかして、旅館のゲームセンターは…そう!!!だいたい古い!!機体が!!!!これならなかなかいいものが取れるのではないか!!!?と男は期待したのだ。]
…よぉし!!!ここで得られたものから、
新たなる愛のきっかけを見つけてみようではないか…!
パンチングマシン…モグラたたきにシューティング…太鼓の名人…いろいろあるな…あ、このUFOキャッチャーなんかはどうだ?
[男がのぞき込んだのは、動物のミニミニぬいぐるみや、キラキラとしたゴム製の宝石が散らばる小型のクレーンゲームだ。こういう小さいのがやたらと並んでいる印象が強いのか、いろんな種類の小型クレーンゲームがある…!]
[と、言うわけで男は◆lightpink色の((C国狂人))人形を取るために、
クレーンゲームをスタートさせる!1回100円だが、
なんとなく財布をイメージしてみれば、その手にはかつて使っていたさいふが浮かぶ。引かれたときに持っていた額は、たしかに9500円だったはず。
これだけあるなら、ぬいぐるみの一つくらいは取れるはずだ…!と一枚目をチャリーん!]
[ピンク色のC国狂人…すなわち、愛に目覚めた狂人…!!!
この僕とおそろいじゃあないか…!!!とてもシンパシーを感じる…!!!
男のチャレンジ回数は100回…そして、ぬいぐるみは…取れなかったよ…(バッチリ取れた!!!or取れなかったよ…)]
お礼にほうじ茶はいかがかしら。
とても良い香りでしょう。
[断られなければ、彼の分のお茶を用意しましょう。
新しい急須と湯呑に茶葉は、いつの間にか用意されていました。
本当に不思議な場所です。
何かを分かち合う気持ちがあたたかくすること、今なら分かる気がします。]
……ええ、そうね。
ここに来てから、心も体もとても暖かく感じるの。
なんだか不思議な気持ち。
[彼の名前を聞けたのなら、あの雪だるまを作った方の一人だとわかるでしょう。
いまは雪兎のゆきちゃんと一緒に居ることは、話せたかしら。]*
…っ!かねが…かねが…ない…!!!
なぜだ…!!!!!なぜこのキャッチャーには…!!!
天井が…入手チャンスゾーンがないんだ…!!!!!
[男は一文無しになった!!!!
てかなんなら5回オーバーしてるので、どっかから拾ってきた500円も使ってしまったのかマイナスになっている!!!
いと哀れなり恋の男……またしてもガラスの壁に頭を打ち付ける姿を…誰か見たであろうか…もし見ていたら…助けてください…あのぬいぐるみ…とれませぇん……(涙)**]
ー リボンの君といる時間>>231>>232 ー
ほほう、真紅、か。
まさにスカーレット…真っ赤なあなたのリボンにピッタリのお名前だ…!
僕は、蔵戸。皆からはクラットと呼ばれているよ!
[リボンの彼女は、話し方も実に上品なレディだった。
不器用ながらに作ったうさちゃんりんごを受け取って、可愛いと言ってくれたことにはしょうじきてれてしまった>>231]
ふふ…そう言われるのは初めてな気がするな…!
ああ、ほうじ茶をありがとう…!とてもいい香りがするね…心が洗われるようだ…!
[ともに入った掘りごたつ、おみかんとうさちゃんりんご、そして並んだほうじ茶の暖かさが>>232,机の上を賑やかにしてくれた。]
…はふうう…ああ暖かい…
先程、先にお風呂を頂いたが…
それとは違うまた格別さだ………
ここにいるだけで…とても和むし、心が洗われるようなんだ。
…いい出会いもあったしな。さっきできた友人と、雪だるまを作ったりしたんだ…!!!
だからきっと、こういうことでスッキリして次に…
[…といったところで、はっ!となる。死に関する話はやはりデリケートなものだ。温まってほっこりしても…そういうのと向き合うと、逆に気を落ち込ませるかもしれない、失言だったかも…!!!と男は思い、ソロリそろりと聞いてみる]
……真紅さんは…その、なんだ
思い残すこととか、心残りとか、大切な何かとか
そういうもので……何か気持ちを落ち着けられるようなことはあったかな。君のように笑顔が似合うレディに…悲しみは似合わないと思うから。何事もなく、幸せな『次』に行ってほしいんだ…*
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