10 【R18】Sweet Star XXX Night【RP】
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スタッフ 印藤 は ▼スタッフ 平瀬 の名前を書いた紙を箱に入れた。
辺見 華蓮 は ▼スタッフ 平瀬 の名前を書いた紙を箱に入れた。
杓谷 薫 は ▼スタッフ 平瀬 の名前を書いた紙を箱に入れた。
阿部 悠輝 は ▼スタッフ 平瀬 の名前を書いた紙を箱に入れた。
比嘉 志朗 は ▼スタッフ 平瀬 の名前を書いた紙を箱に入れた。
▼スタッフ 平瀬 は ▼スタッフ 平瀬 の名前を書いた紙を箱に入れた。
▼スタッフ 平瀬 に 6名が票を入れた。
▼スタッフ 平瀬 が断頭台の露と消えた。
今朝は全員が顔を見せた。
何もなかった？
もう怯えなくてよいのだろうか。それとも──……。
現在所在が確認できるのは スタッフ 印藤、 辺見 華蓮、 杓谷 薫、 阿部 悠輝、 比嘉 志朗 の 5 名。
スタッフ 印藤
平瀬パイセン、
臨時なのにこんな時間までありがとうございました。
おかげで休憩時間取れて助かりました。
[深夜の山道、気を付けてくださいね～と見送って。
……そういえば、私達が来た車って
先輩が乗って行って……そのままでは…………？**]
スタッフ 印藤は、 杓谷 薫 を能力（襲う）の対象に選びました。
スタッフ 印藤は、 スタッフ 印藤 を投票先に選びました。
【赤】 阿部 悠輝
は、ぁ …… ッ ん
[最初の時みたいな戯れと違う、
食い合うようなキスを強請って舌を差し入れる。
余裕のない息継ぎの合間に零れる声は
徐々に隠す気のない甘さを増して耳に届くだろう。
相手も興奮しているのが分かれば
それが愉しくて、唇を擦り合わせて次を誘う。
濡れた感覚と共に中が拡がっていくのが分かる。
志朗と触れ合う前には知らなかった類の熱が
二人分の体温が擦れたところから灯っていく。
これまで散々指で教え込まれた箇所のすぐ傍から
肝心の所に進もうとしない指に焦れて、
意地の悪い男の舌をやや強めに噛んで抗議を示した。]
【赤】 阿部 悠輝
え、…… ッあ
[緩く擦るそこを、もう少し強く押してもらえれば
頭が真っ白になるくらい気持ちいいのだと知っている。
目の前の男の指で教え込まれたので。
指先ひとつで俺の欲をどうする事もできるのだと、
全てを掌握されているのがぞくぞくする。
出したいかって言われれば出したいし、
言えば素直に一度イかせてくれるだろうけど。
今日という夜は一度しかないのだから。]
お、まえ……っ 、 も 我慢するなら？
[何かを示すように下腹を撫でられて、
まだ何も受け入れた事がないはずの奥が
疼くように腰が震えた。]
【赤】 阿部 悠輝
ちゃんと過去イチ、気持ちよくしろよ。
お前の童貞卒業記念だし。
ココに溜め込んでるやつ全部
俺ん中以外に出したらオシオキだからな。
[相変わらずキツそうに勃てているそれを
足の指でつつこうとして――――できたかどうか。]
昨日も解してるし、そんなに柔じゃねぇし。
[普段は、ここから指で好き勝手に中を蹂躙されて
どろっどろにされたところで終わるわけだが
今日の指の仕事はそこまでしないだろう。
確認はもう十分済んだだろ。
下準備、お前的にはあとどれくらい？
[俺としては三本目、もういけると思うんだけど、と。
欲を孕んだ視線を絡めながら尋ねた。**]
【独】 阿部 悠輝
/*
ひづけをまたいだ！悔しい！！
もっといい誘い文句が思いつかないのも悔しい！！
暴発させられるくらいの……やつを……
思いつける脳がほしいよやひろパイセン……
杓谷 薫は、 スタッフ 印藤 を投票先に選びました。
【念】 辺見 華蓮
「うん、そう。コテージ型のラブホ。
珍しいけどちょうどいいかなって。
普段、こういうの私から誘うことってあんまりなかったし…
私の気持ちってやつ、かな。えへへ…」
改めて言うとちょっと恥ずかしい。恥ずかしがるほど初心なことは全然ないんだけど。キスされるとなんか変な笑いが漏れた。
「子供は…そうね、できるならほしいかもしれない。その時はその時。胸手術しちゃうのは勿体ないから…さらしでもいいけどね。
大丈夫、今はママ二人でもありな時代かもよ。多分だけど。」
それはそれで楽しいかもしれない。きっと大変だけど。
今からそんな事を考えたりしつつ、剃刀が肌に触れると意識はそちらに集中する、
【独】 杓谷 薫
/*
本日は！
暑かったけど水風呂にざぶんしたから(昨日の夜の分を捨てずに溜めてた)昨日よりまし！
思えば小学校時代そうしてくれてた母は賢いな。
あの頃は徒歩で30分以上かけて登校してたんだ…学区の隅すぎて…(他の小学校が徒歩5分にあるのに学区の関係でそうなってた理不尽
【念】 辺見 華蓮
「なんか、くすぐったい、ような…」
ひんやりしたジェルが敏感な場所に触れるだけでぴくっと体が震える。大事な部分を、しかも精が生生しく残っている状態で恋人にまじまじ見つめられるのも大分くるものがある。
「これ、下はパッチ貼らなくてよかったかも、
絶対敏感になりすぎちゃってたよ…」
私の秘所は、あまり人と比べたことはないけど厚めで結構盛り上がってる。周りの下生えが丁寧に剃られていくと、開いた赤貝みたいにぷくりと実った様がくっきり見えるようになるはず。その上の淫芽は真珠だろうか。
上と下、両方合わせて薫さんの顔が鼻先とか唇とか、あちこち触れる。
「なんか、いつもよりこれ凄い、どきどきする……
薫さんがはっきりわかる気がするし…」
つるつるとした秘部は隠すものもなくなってどこまでもはっきり見られて暴かれてしまっている。
気持ちよさも恥ずかしさもいつもより直接的で、自分で足を抑えたまま、吸い出される蜜と精の音に顔が真っ赤になってしまう。
「これ、こんなのなんて、思わなかった…や、あ、すごすぎっ……！！」
びくん、と途中で体を震わせて、膣内には触れられていないのに、雰囲気と表面の心地よさだけでイってしまった、と思う。
薫さんが膣内にに注ぎ込んだものが全部掻き出される頃には、浴室に入る前よりにじみ出る汗で体が艶びかっていたはず。
【念】 辺見 華蓮
「う、うん。そうだね。
一緒に入ろう？お風呂…」
二人分の広さは十分にあるはず。コテージとはいえラブホテルだし。荒く息をつきながら、薫さんに同調して、一緒に入ろうか。
どきどきするのがこんなに止まらないのは不思議。こんなにもう何度も抱かれているのに*
【赤】 比嘉 志朗
［猫をあやすみたいに触れられる喉は
当然猫ではないので特別気持ち良くも無いけれど。
その手が触れてくれるのならどこだって嬉しいから
顎を上げて喉を反らしてもっと撫でろと強請っておく。］
……そ、…れは、その……けど、…
ひとまえでは、ちゃんと我慢できたでしょう？
［手伝って貰って抜いた事じゃなく、
全然我慢できなかったことを指し示す様な言い回しに
思い出して滲む羞恥にじわりと眦を淡く染めつつも
全然褒められて居ないのに得意げな顔をして、
喉元の彼の手を頬に誘導して、もっと撫でろとせがむ。
だって声が全然責めてないし、触れる手はこんなに優しい。
親しさが大前提の揶揄も、望む侭甘やかしてくれる掌も
俺を喜ばす要素にしか成り得なかった］
【赤】 比嘉 志朗
［何時も通りを制止する言葉に視線だけ上げて問う。
でも、すきでしょう？
口が塞がっていたから声には出さず、目を細めて笑う。
繰り返しになるが自覚がないので
素直じゃないな、くらいにしか思って居ない。］
ずるいかはわかりませんけど。
先輩と一緒に気持ち良くなりたくて
急いで出て来たのは確かですね。
［心得た風に立てられた膝を抱え
自分の膝を跨がせるように引き寄せる。
この体制で掻き雑ぜるのに向いている部位は
どちらかといえば膣であって肛門では無気もする。
四つん這いになる方が適切だろうに
とくに指摘もせず今日までこれで続けて来たのは
単純に、この方が顔が見えて楽しいからだ。］
【独】 比嘉 志朗
［あとは胸も見えて可愛い。
膨らみと呼ぶに満たない肉付きと、慎ましやかな色素の沈着
濡れるとエロい色合いになって実に良い。
容易く噛み切れてしまいそうな小さな乳頭と
乳輪とのバランスもただでさえ最高なのに
荒い呼吸に肋骨が膨らんで、上下する動きに
つい、誘われてしまう。
目に付く色が視界の端をふらふらすれば
誰だって気になるだろう。それだけだ。
べつに、こだわりがある訳じゃない。
彼の一分だから好ましいだけだ。……たぶん］
【赤】 比嘉 志朗
［あえて体温で温めも伸ばしもしなかったジェルを
内側の粘膜に擦りつけてのばす。
横着をした訳じゃなくて指用より脆い別用途のそれを
傷つけて破らないよう配慮しただけだ。
力を抜くのも随分うまくなったように思う。
慣れない違和感や異物感をやり過ごす為に苦労して
顔を顰めて居た頃も愛おしかったが、今の方がずっといい。
見て居たかったけれど、ぷくりと尖った小さな切っ先が誘うから
むしゃぶりつけば、そっちじゃないと誘導される。
誘ったのは彼の身体なのに、なんて思考よりも
望む侭与えたい気持ちの方が強かったから
望む侭差し出された舌を舌先で迎えに行けば
近すぎる距離に、結局、表情は殆ど見えなくなった。］
【赤】 比嘉 志朗
……───っ、ふ…、は …ん、ッ ン
［絡めて誘い入れた舌を絡む唾液ごと吸い上げて、
舌裏を撫で擦って刺激しもっと寄越せと強請った。
もっと、もっとと
気が急くせいで危うく歯が当たり掛けて
怪我をさせる前にと慌てて穏やかな口付けに切り替えるのに
唆してくるから全然駄目だった。
啜った唾液を零すまいと貪欲に嚥下する。
彼に与えられるものは何でも余すことなく飲み干したい。
揶揄う言葉も、甘やかす掌も、体液も、細やかな痛みすら。］
【赤】 比嘉 志朗
［無言で訴える可愛らしい文句に、
口が塞がっていたから鼻から笑う呼気が漏れた。
馬鹿にする意図は一切なく、純粋に、愛らしくて。
何時もならむしろ、催促されるより先に
与えてやろうと躍起になるところだけれど
折角頑張って昼から待っている健気な彼に
『粗相』させようと促すのは忍びない。
与えられぬ事への困惑の滲む物欲しげな声。
死ぬ程興奮する。
触れても居ない自身の切っ先が涎を滴らせるのが
伝う濡れた感触でわかる。］
【赤】 比嘉 志朗
じゃ、いっしょにめいっぱい我慢して
たくさん気持ち良くなりましょう、…ね？
［余計な刺激になってしまわぬように、
蠢く呼吸に合わせて慎重に押し広げて行く指を
欲しがるみたいに喰い絞められるたび、
その圧を昂りで感じる瞬間を想像して堪らなくなった。
我慢、なんて口にしながら
もう一秒だって我慢したくないのが本音だった。］
【赤】 比嘉 志朗
えええ、どうしよう。
………オシオキされたい。
［半分本音だったけれど、冗談めかして唸って、笑う。
そういえば童貞貰ってくれって設定だったななんて
ぼろを出す前に思い出せてよかったと内心安堵を、ひっそりと。
確認なんて偉そうに言ってみたけれど
挿入に耐え得る程度がどの程度かなんて本当は知らない。
でも嘘を吐いてしまった手前、尋ねる声に応えるべく
貫き通す為に確認するみたいにぐるりとナカを掻き廻す］
【赤】 比嘉 志朗
［彼に初恋から今に至るまでの恋慕の類の感情を
全部奉げてしまっただけで
別に俺は彼に吐いた嘘の通りに男が好きな訳でも無い。
発散するなら女の方が楽だったし
受け入れる器官がついてて楽だから選んだ女相手に
わざわざ別な穴を使った事なんかなかったし
自分を実験台にするにしても洗って指を入れてみた程度で
それらしい何かを入れてみるまでには至らなかった。
なるほど、さっぱりわからない。
けれどそう正直に告げる訳にもいかず］
そうですね……あと8割？
もっと、とろっとろ柔かくにして
我慢できなくなるまで可愛がってから…
【赤】 比嘉 志朗
……が、理想なんです
けど。
俺の我慢があと1割くらいで限界突破しちゃうんで。
［思い切り適当にはぐらかした。
頭も廻って居ないので。何時もみたいに
口数が極端に多くなることもなかったし
怪しまれる事がないよう願いたいけど
今はそれすら心底如何でも良い。
空いてる手で散らかした一つを拾って、端を咥えて封を切る。
お預けを喰らって可哀想なくらいに涎を垂らしてるやつを
その辺に放置したままのバスタオルの端で簡単に清めてから
取り出したのを慣れた手つきで装着しながら、問う］
【念】 杓谷 薫
そんな、照れたような笑い方をされるとキュンっとしてしまう。
それに子供について前向きに考えてもらえるのも。
これはもう、帰ったら早くに調べなくてはいけないだろう。
自分の体を色々調べられるのはあまり好きじゃないけれどこれは必要な事だから。
ああ、やっぱり好き！となりながら。
無毛になった丘にキスをしながら丹念に愛するとまた達してくれたようだ。
指先を差し込んで書き出す合間にもきっと甘い声が漏れていたから、わたしも嬉しくなってしまうし興奮だってしてしまう。
真珠を舌先で転がして、時々シャワーで白を流して指先でイタズラに敏感な場所を引っ掻いて。
そうして汗だくになった華蓮さんの汗を流すようにシャワーをかけた後、私も滴るほどになっていた汗を流した。
ラブホだけあって広めのお風呂。
それでもぴったりくっついて寄り添いながら入るお風呂は、興奮し昂った体を宥めてくれるような温かさだ。
ふー、と大きく息を吐く。
【念】 杓谷 薫
「ふふ、ツルツルにしただけでも良さそうでしたね。
触りやすいし舐めやすいし、えっちだし。
でも、こうしてのんびりお風呂に入るのも良いですね。
…油断すると、またエッチしたくなっちゃうけど…。」
湯船で隠した下半身が激っていることは、隠す前に知られてしまっているだろう。
でもあえてそう告げてふんわり笑ってしまうのは、今がとても満たされているからだ。
華蓮さんは私ので、私は華蓮さんのもの。
肌を重ねて、奥深くで繋がって、ある種のワガママを受け入れてもらえるたびにそう思うから。
寄り添って、ドキドキして。
何度も肌を重ねているのになんだか照れ臭くなってしまって、ふふ、とまた笑う。
【念】 杓谷 薫
「華蓮さんは私のわがまま、
いろんなことを受け入れてくれますよね。
…私はそれで嬉しいですけど
華蓮さんは、私に何かわがままとか…
こうしてほしいとか、もっとありませんか？」
満たされて、少し体力的に疲れてもいたからだろう。
甘い空気の中でお湯に浸かり癒やされていたからこそそんなことを口にしてみる。
いつも、私のしてほしいことをやらせてもらってばかりのような気もしたから。
…ワガママを言ってほしいのだ。時には、だけれど。*
【赤】 比嘉 志朗
もう、挿入れたいです。
ナカ、いれていいですか…？
［ぴったり締め付ける薄い膜の感触に
焦れた様な、熱のこもった吐息が零れた。
尋ねた声は、問い掛けの筈なのに
何時もみたいな甘えを欠いた、
強請るでなく、宣言みたいな音だった。
食ませたままの指先で、今一番刺激してほしそうな場所を
弱く突きながら、返事を待つあいだ
興奮しきった双眸が彼を見下ろして、
どんな顔をして応えるか見逃さぬよう眺めていた。*］
杓谷 薫
愛してる。そう言葉を重ねて。
肌もなん度も重ねているのに。
また好き、と強く思えるのは。
そう思える相手に出会えて結ばれたのは、本当に幸福でしかないと思う。*
【念】 辺見 華蓮
薫さんが嬉しそうにしているのは、私にもなんとなくわかる。
私との間の、形に残るもの。
それを求めてくれているのなら、これ以上嬉しい事はないと思う。
…というのはさすがにちょっと気が早すぎるかな？
薫さんが私の下半身をじっくりと愛してくれる間、私はしっかり全部感じてしまっていた。
今は汗を流して、二人入っても広々とした湯船で息をついている。
「…ふう。
剃毛って特殊なプレイって感じがしてたけど、
結構普通に興奮しちゃうもんね。
ちょっと発見だったわ。
お風呂でもやろうと思えばいくらでもできちゃうけど…
ベッドもキングサイズだし、まあ、どこでも、ね。」
【念】 辺見 華蓮
薫さんの下半身はしっかり今も元気みたいで、本当にすごいな、と感心せずにはいられない。
寝る前ももう一戦交えられるだろうなと思う。
それともまったりゆっくりする？それもいいけれど。
どういう形でもきっと楽しめると思っているから、どういう形でもよくて、
目を見合わせてふふ、と互いに笑った。
「わがままというか… 薫さんのやりたい事、面白そうって思うから、かな。
だから私のやりたい事でもあるって感じ。
……私から薫さんにこうしてほしいこと？」
言われてちょっと考えてみる。私からのリクエスト。
確かにいつもは薫さんのやりたい事に答える事が多いけれど。
【念】 辺見 華蓮
「そうね。お風呂出たら、ちょっと星見に出る？
昼間は暑いけど、この時間なら涼しくなってるはずだし、ここの目玉なのよ。
それはそれとして………そうね。」
薫さんの意味合いに沿う事で言うと。
「……薫さんのおちんちん、じっくり口で味わってみたいかなって。
ちょっと普通過ぎかな？」
意外とありそうでなかったような気がして、そう口に出した。
お互いに、ではなくて私が。あまりなかった、ような気がするのだけれど*
辺見 華蓮
こんなにも私に欲を抱いてくれて、
やりたい事を遠慮なく私にしてくれる。
思いをぶつけてくれる。
けれど私の事をそれ以上に大事に思ってくれる。
私を好きだと言ってくれる。
そんな人は、きっともう二度と表れないだろう。
傍から見たらちょっと変わったありかたかもしれないけれど、
これが私の見つけた幸せの形。 きっとね。
【念】 杓谷 薫
「…全然ワガママじゃないですよ、それ。」
でも。ワガママが出ないくらい、華蓮さんも満たされているということだろうか。
それなら嬉しいし、有難い。これからもっと幸せにしていきたいと思うしそうありたい。
彼女が希望したのは本当にささやかなこと。
星を見にいくくらいいくらでも。
況してや口でなんて、…普通はこちらがお願いしてやってもらうことのような気がするけど。
受け身が苦手とはいえ、それは女性部分での話。
男性部分を愛でてくれるなら、また違うと思う。
【念】 杓谷 薫
「うん、星を見にいくのはもちろん。
口で…は、部屋で？外で？」
もちろんそれだってどちらでも良いけれどね。
それじゃあ行きます？と、軽く体と髪を洗ってからお風呂から出るつもり。
だって、このままだとまったりは良いけど、洗いっことかしたらまたしたくなっちゃいそうだもの。
だけど、お口で…をお風呂でこのままするなら別の話。
外に出たのと、お口でと。
どちらが先になったかな？*
【念】 辺見 華蓮
「あ、やっぱりそうかな？自分でもそう思った。」
でも、他にわがままというほどしたいこと…はない。
気持ちよくしてもらう事、ならいつもいっぱいしてもらってるしね。
私も薫さんの体は魅力的でどこも好きだけれど、しいて言うならやっぱり
女性よりも男性的な部分に惹かれるのは確か。
…胸はちょっと別だけど。
「いいの、薫さんのおちんちん…加えながら、薫さんの気持ちよさそうな顔見られたらいいなって。
……そうね。確かお風呂でもそういうプレイあったと思うけど…でも、外で。
あ、本当にベランダに出てでもいいかも…」
【念】 辺見 華蓮
そんな事を考えつつ、体はさっと洗って、お風呂から出よう。
洗いあいとかはちらっと考えたけど… 絶対にそれだけじゃすまないわけだし。
こういう場だし…なんて考えながら、外に出て、パジャマに着替えさせてもらう。
普段使いのシンプルなやつ。薫さんも見慣れてるとは思うけど。
「星見ながらってのもなかなか夢があるけど…
抜いちゃってからの方がじっくり眺められるかな。
どっちでも似たようなものかもしれないけど…」
どうしようかな、と考えつつ*
【念】 杓谷 薫
「…それじゃあ、ベランダで？
星を見に外に出てからだと星が見えなくなるし
それまでそわそわしちゃうから。」
と言いながら着替えようとしたけれど。
パジャマに着替える華蓮さんを見て、「…星、パジャマで見に行きます？」と一応確認した。
それなら私もパジャマだし、そうでなければラフな格好になる予定。
お風呂上がりでホコホコした状態でベランダに出る。
おあつらえ向きにベランダには一人がけのソファが、二つ。
一応、ボトルの水とウェットティッシュを持ってやってきたけれど。
【念】 杓谷 薫
「…そ、れじゃあ、お願いします…。」
ソファの一つに座ると、手近にボトルとウェットティッシュを置いてそう告げた。
夜風は確かに涼しくて、都会とは違う緑の香りや土の匂いみたいなものも感じられる。
ちなみに下着もパジャマのズボンもしっかり履いてるけど、私のは半勃ちくらいになっているからほんのり膨れてるはず。
ちょっと改めてお願いするのに心臓がドキドキして、でも私の顔も見たいと言われたから顔を背けることはしない。
ただ、そわそわした様子で華蓮さんを見つめる。
頬がほんのりと赤く染まっていた。**
【念】 辺見 華蓮
「そうね、ベランダで…がいいかな。
星を見るどころじゃなくなっちゃったらいけないもんね。
あ、うん。一応パジャマでもいいかな、とか思ってた。
遠くまで出るとかでもないし…」
夏だから、パジャマで外に出ても冷えたりはしないはず。
実際、涼しくなったとはいえ冷えるというほどではなく、夏の夜風。
それでも町中と違うのは、土の香りなんかが感じられるからだろうか。
薫さんが一人がけのソファに腰かけたら、膝をつくような形でその前に座りこみ、
薫さんを足元から見上げた。
「ん……いいよ。」
改めてお願いされるとちょっと心が跳ねて、気分が上向く。
パジャマの上から、半分盛り上がった股間のものをさわりと撫でた。
【念】 辺見 華蓮
「今日もいっぱい頑張ったもんね。私からの気持ち。」
顔を上げ、薫さんの頬が赤く染まっているのを見て、目を細めて笑う。
パジャマのズボンをずり下げて、下着も前の方だけ下ろしてしまう。
現れる逸物は、すっかりお馴染みになった薫さんの分身とも呼ぶべきもの。
軽く一度二度、撫でて労わってあげる。なんだか分身の方に向けて話しかけているみたいだけど、
まあいいだろう。
「何回出してもすっごく元気。…素敵♡
……それじゃ、そんな薫さんのおちんちん、いただきます。」
熱っぽく見つめたそれを、大きめに口を開けて先の方だけ全部収めてしまう。
根元は指で握ってゆるく扱きながら、亀頭のところは咥えて舌全体をまとわりつくように舐らせて、
ソーセージを食べるときに端から肉汁を啜るみたいで、ぢゅうっと強く吸い上げた*
【赤】 阿部 悠輝
[志朗と触れ合うようになってから
新しく知ったことがある。
自分でも知らなかった性感帯が増えたこと。
特に胸なんて、ただの飾りかと……これは志朗のせいだな。
じゃれつくようにただ触れあうのも
アリだなって思った事。
何にもしないで寝るのも割と好きだったりする。
こいつが案外ねちっこくて慎重なこと。
童貞卒業宣言を受けて早々突っ込まれるかと思ったら
餌を前にした犬みたいな眼をしてるくせに
今日までセルフでおあずけしてやんの。
――大事にされてたんかなって思うと
胸がむず痒くなって、思いきり撫で回してやりたくなる。]
【赤】 阿部 悠輝
[志朗の指が動きやすいよう
腰を少し丸めて角度を付けるのも慣れた。
１回くらいは後ろからやった事もあった気がするが、
逆に上手く力が抜けなくて痛いと文句がついて
今の体勢が定着した覚えがある。
色味のないシーツを眺めるだけより、
人の尻に指を突っ込んで興奮してる男の顔を見てる方が
こっちだって気持ちは入る。
その分、俺も大概アレな顔を晒すという羞恥はあるが、
愉しそうに見てきているから、きっとお互い様。]
【赤】 阿部 悠輝
ン っ ……
[じゅ、と舌先を吸われて喉が鳴る。
人の体液なんて啜ってどうするといつも言うのに。
喉仏の振動が舌を通して伝わってきて、目元の赤みが増した。
舌を逃がそうとすると
追いかけてきた唇が押し当てられて、
犬歯が舌の表面を掠めていく。
そんな痛みだって、
今は体を震わせる刺激にしかならない。
抱き寄せられる時に志朗の腹に擦れる程度で
直接的な刺激は受けていないはずの陰茎は
これまでの学習成果を発揮して
硬く反り返っては己の先走りで濡れていた。]
【赤】 阿部 悠輝
[準備がされるまでの十数秒を
やっとか、なんて思って見ていた。
見下ろしてくる目は俺への欲で煮詰まり切ってて、
何一つ我慢ならないって訴えているのに
言葉と体は「良い子」で俺の是を待っているのが堪らない。
ああ、声が取り繕えなくなってる。]
全部挿れるまで、俺の目、見ててな。
[少し前に示された自身の下腹を撫でて煽る。
あとは好きに食い散らかせよと。されるのを承知の上で。]
おいで。
[「よし」の合図をあげようか。]
【赤】 阿部 悠輝
[足されたローションの冷たさに震えたのは一瞬で、
すぐに潜り込む熱さに上塗りされた。
丹念に解された孔の縁は指より太いものを
切れることなく迎え入れる。
異物が入り込む違和感こそあれ痛みはない。]
ふ 、 はァ ……ぐ、
[それでも進むうち、
内臓をみっちりと埋められていく違和感に、声が濁る。
焦れったいまでの進みを維持する相手の表情を見逃すまいと
視界の滲みを払うように瞬いた。
苦しくて、熱くて、だけどそれ以上に、 ]
【赤】 阿部 悠輝
ァ あ っ ―――
[例の場所をゆっくりと押し上げられて
がく、と持ち上げられている腿が跳ねた。
絶頂に辿り着くには緩すぎて、
だけど押しつけたままじりじりと奥へ進む動きに
喉を逸らして細く喘ぐ。
ぱちりと視界が白く弾けた感覚は
絶頂の、その手前まではいったらしい。*]
【独】 阿部 悠輝
/*
初物食べるならゆっくり食べたいよね……って
じっくりもぐもぐしてたら24時間後はエピですね？？
でも急いでやるのも違うのだ。
堪能したいのだ。
【念】 杓谷 薫
改めてこうすると恥ずかしいと思ったしまうのは、やっぱり自分がタチだと思うからだろう。
いや、タチだって、男だって、こうして相手に奉仕してもらうことはあるのだけど。
ああそうか。
奉仕して貰う、と思うから尚更恥ずかしいのかもしれない。
探り出されて、話しかけられて。指先で触れられるとドンドンと熱を帯びて大きくなっていってしまうそれが、その様子を見られるのがすごく恥ずかしい。
「んん…っ。」
ピク、と体が震える。
顔を見せてと言われたから両手で覆うことはなくソファを掴む形になる。
真っ赤になって甘く吐息を漏らして、口に含まれた熱はあっという間に硬さを取り戻していった。
じゅるる、と啜る様子にごくりと生唾を飲む。
だってこれは、こうして結ばれる前に夢想した光景でもあったから。
…今後、ソーセージを食べている華蓮さんを見て気持ちを保てる自信がない。
【念】 杓谷 薫
「はあ…っ、ん、気持ちいいです…華蓮さん…。
華蓮さんの綺麗な唇が、私のを頬張って…。
す、すごく、えっち…♡」
凶暴な黒光するものを、その柔らかな唇に包んで。
唾液で滑らせ光らせて。その光景だけでも撮っておきたいくらいだった。
手を伸ばして頭を撫でる。労うつもりで髪を撫で、熱くて柔らかな口内の気持ちよさに腰を動かさないよう気をつけた。
気をつけた代わり、無意識下で動いてしまう肉杭がピクピクと震えて先走りを溢し始める。
【念】 杓谷 薫
「華蓮さんも、何回も何回もイってくれて…
私、とっても嬉しかったです。
もっと気持ち良くなってほしいし、
もっと幸せになってほしい。
幸せにしたい。
…ずっと一緒にいたいなと…。」
はふ…、と熱く息を吐いてしまう。
ん、んっ、と甘い声を漏らすのはまるでただの女の子のようなのに、愛されてる部分は圧倒的な雄の部分で、刹那げに眉を寄せて目を潤ませてしまった。*
【赤】 比嘉 志朗
［>>*17笑うたび指を食む感触を指で感じているのが勿体無くて
今すぐにも入れ変えてやろうかと半ば本気で思う。
……思うだけで実行する勇気はないけれど。
大事にしたいと思う気持ちが無い訳じゃないけれど
その内訳を突き詰めてしまえばなんとも不純な理由だ。
怒られるのが怖いとも、嫌われるのが怖いとも違う
少しくらい失敗したくらいで怒りはしないだろう。
そんな事で嫌われる位ならとっくに目の前から消えてる筈だ。
何を期待されている訳でも無いだろうに
何故だか落胆される事に怯えている。
それがくだらない見栄なのか
尽くし喜ばせたいが故なのかはわからない。］
【赤】 比嘉 志朗
わぁ……それはそれで大変興奮するので
是非次の機会におねがいします。
［しっかりはっきりここぞとばかりに強請るのは忘れずに。
始める前から『次』を匂わせるのは
『今』に幾許かの不安を感じている所為だろう。
わかったふりをしているだけで何もわからないし
そのくせ失敗したくないし。
技術も無いのに理想が高すぎる自覚があるせいだ。
雰囲気を盛り上げる為に、
「気持ち良くします」なんて言ったけれど
そもそも彼に出逢う前の有象無象を相手には殆ど
碌に味わいもせずただ尽くされる側だったから
方法なんか本当はなにひとつわからない。］
【赤】 比嘉 志朗
［もう殆ど滴り尽くした気がした水滴がまた流れるのは
汗の所為なのかなんなのか。
拭うのも億劫でそのままにしていたら睫毛を濡らして
鬱陶しさに顔を顰めて瞬きを。
見てろと、貴方が言うのなら。
目を反らすわけにはいかないのだから。
指示を出すその声色に滲む彼の興奮に、
もう上なんかないと思っていた興奮が跳ねあがる。
続く言葉を待って、まっすぐ彼を見詰めた。
呼吸が知らず浅くなる。
言葉を、待っているのに。
聞き逃すわけにはいかないのに。
早鐘を打つ心臓が耳の奥でうるさかった］
【赤】 比嘉 志朗
［不思議とその声ははっきりと聞こえた。
興奮しすぎて理性が飛ぶかと思いきや
一周回って却って案外冷静で。
乱暴に無体を強いる事無くゆっくりと
慎重すぎるくらい慎重に切っ先を埋めて行く自分が
自分でもすこし意外だった。
今度こそ汗と判る雫が顎の先に滴り溜まって、
彼の上に生温い雫を降らす。
敏感になり過ぎた膨れ上がった切っ先を包み込む
息苦しいくらいの心地好さに、唇から零す息が震えた。］
いちばんふといとこ、通すんで。
力抜けます？……そう、じょうず。
【赤】 比嘉 志朗
［彼が努力したか、呼吸に合わせて弛んだか
機会を逃さず押し込んだ。
きもちいい、けど足りなくて。
じれったくて、はやくだしたくて、くらくらする。
波が過ぎるのと馴染むのを、眉を顰め堪えながら待つ間も
ずっと彼を見ていた。
見て居ろと言われたから。
……だけじゃない。
眩しいものでもみるみたいにうっとりと目を細めて
は、と甘ったるく震えた吐息を零した。
快と不快が入り混じった生々しい彼の表情を
俺が作り出しているのだと思ったら、堪らなく愛おしくて
目を、離せる筈もなかった。］
【赤】 比嘉 志朗
［目を反らせないからだけじゃなく、可愛そうな声が可愛くて
キスをしたいのに唇を塞げなくて疼いた下唇を自分で食む。
推定前立腺。実際は知らない。
最初は微細な反応だった場所を丹念に開発したおかげで
随分過敏になった場所が擦れたのだろうと理解したのは
呻きに息を詰めた分だけ、喰い絞められたからだ。
思わず喉の奥で太く笑えば
ふてぶてしくも可愛い子ぶった普段とは
まるで似つかない、凶暴な男臭い声になったか。
よかった、辛いだけじゃなくちゃんと気持ち良くしてやれそうだ。
そんな期待が少しだけ持てたきがして、楽しくなってしまって］
【赤】 比嘉 志朗
［彼の指示は全部挿れることが前提だったけれど
指で届いていたであろう凡その長さで一度止める。
無理矢理押し入ってやりたい衝動をやり過ごすのに
少し苦労した所為で、声を掛けるのに少し不自然な間が開いた］
だいたい、はいりました…けど。
…つらくない、ですか？
［すっかり息が上がっている所為で途切れ途切れの声で問う。
表面上は気遣うみたいな言葉。
いっそこのまま無茶苦茶にされたほうが楽だろうに。
考える余裕もなさそうな彼にこの上赦しを求めて
何時も通り、選択する負荷を与えるのは
果たして本当に彼にとっての最善なのか
何時も悩んでた疑問が頭に過って……］
【赤】 比嘉 志朗
［……けれどもう、考えるのも億劫で、
感じた違和感に則って、普段とは違う選択を］
無理なら、早めに言って下さい。
途中でやめられるか、わりと、怪しいので。
［返事を待たずに浅く引き抜いて、
もう一度同じくらいまで押し込む。
隙間を埋める潤滑油が掻き雑ぜられてぐちゅりと、
本来濡れもしない場所に似つかわしくない音を立てた。
最初に挿れた時と変わらないゆったりとした動きから
始まった律動は緩やかに速度を増して行き
指で届かず触れた事のないその先を
切っ先で押し広げるみたいに、
抽挿を繰り返すうちに、少しずつ深くまで］
【赤】 比嘉 志朗
すっご……せんぱいと、セックスしてる。
［慣らす事だけが目的の単調で、まだ緩やかな動きでも
感じるそれらしい聴覚情報とそれらしい視覚情報と
足りな過ぎて気が狂いそうな温かで心地好い刺激。
頭が回らなくて、思わず呼び名が、昔に戻る。
もっと深くまで、ちゃんと根元まで味わいたくて
彼の脚を抱え上げるべく腿を握った握力の力加減が怪しい。
気を抜くと欲望の侭揺さぶってしまいそうで
時折耐える様に呻くような音で息を詰めて、
動きを止めては、また再開する。］
【赤】 比嘉 志朗
［きもちいい。
全然足りなくて、もどかしくて、苦しくて
なのに譫言みたいに、感じ入った声がぽつりと零れた。
単純な肉の快感でなくて
彼とひとつになっている今に、胸の内が暖かく満たされる様で。
全然足りなくて、もどかしくて、苦しくても
それは確かに、嘘偽りのない言葉だった。］
【赤】 比嘉 志朗
［膚と膚とが重なった感触で、深くまで繋がった事を理解しても
その時にはもう止まれなくなっていて
汗で湿った肌を打つ乾いた音が断続的に何度か響いて漸く
遅れて理解した頭で、ああ漸くキスが出来ると安堵して
覆い被さるようにして唇に噛み付いた。
それなりの速さで打ち付け動いているのと
ちっとも整わない呼吸に口が忙しいせいで
じっくり深く味わう事が出来なくて、
何度もじゃれ付くようにして、彼の吐息を食んだ。
腰骨が当たる振動が伝うのが心地良くて
切なげに目を細めた。
身体を折った分だけ意図せず中で角度を変えたものが
それまでと違う角度で容赦なく中を抉れば
彼が望む箇所も刺激することになったか。］
【赤】 比嘉 志朗
［心地好く絡み付く肉襞に扱かせるみたいに
遠慮も配慮もすっかり消え失せた腰使いで
蹂躙する無意識の自分の行動で
とうに通り過ぎて終わりの判らなくなっていた限界が
気付いた瞬間にはもう目と鼻の先に在った事を理解した］
っは……───、 せんぱい…
イきそう。
ぁ゛ っ、… イく…───ッ！
［一緒に、なんて。夢見がちな事を強請る隙もなく
言葉にして正しく自覚した途端、もうだめで。
酷く急いた声で連ねた宣言は普段通りの
許しを請うみたいに甘ったれた情けない声になった。］
【赤】 比嘉 志朗
［一気に押し寄せてきた大波に呑まれるみたいな錯覚。
込み上げてきた奔流は、もう、止める事はできなかった。
どくどくと、彼の中に埋めたものに
もうひとつ心臓があると錯覚しそうなほど
過敏に感じる脈動と、頭が真っ白に染まる程の強い絶頂の刺激。
情けない声が零れそうで奥歯を噛み締めて堪えながら
今日まで男を知らなかった奥深くを、迸る熱い飛沫で穢した*］
【念】 辺見 華蓮
薫さんの一物…というよりは肉棒と呼んだほうが今はしっくりくるだろうか？
咥えながら、上目に薫さんの感じてくれている顔を見つめつつ、みるみるうちに固く大きく元気を取り戻す様を間近に見つめながら、手の中にしたものを慈しみつつ、ちゅっとキス一つ、吸い上げる。
「んっ……薫さんのおちんちん、おいし♡」
ふふ、と笑いながら扱きあげる。バーでそうしていたのを思い出すのも当然だと思う。ちょっとわざとやってるようなところはあるから。美味しいと感じるのは本当だけどね。
「そうよ。薫さんのおちんちんは、私だけのもの。
薫さんのせーえきも、私だけ……」
【念】 辺見 華蓮
手の中で震えるものを唇で包み込んで、唾液をねっぷりと舌で撫でつけて、つやつやと光らせていく。
薫さんの手が頭を撫でてくれるのが嬉しくて、つい顔を綻ばせながら奉仕を続ける。
奉仕という言葉も正確じゃないかも。私が好きでやっているわけだから。
「あは、えっちになるわよ、薫さんのおちんちん好き、大好きぃ…
薫さんのこと、もちろん大好きで…… おちんちんも、好き……」
根元を軽く握って押さえつつ、太幹に何度もついばむようなキスをしたり、
裏筋を筆でなぞるみたいについっと舐め上げたり、
雁首をぺろぺろと掃き清めるみたいに丁寧に舐めとったり。
先走りが滲んできたのを指ですくって、鈴口を舌先で抉ってみたり。
【念】 辺見 華蓮
「うん、何回もイっちゃった。薫さんがいっぱいしてくれたから。
私も薫さんがいっぱい気持ちよくなって、
私の中で何回もいっぱい出してくれて… 幸せ。
気持ちいい事いっぱいできるから好き、ってのはあるんだけど……
でも、えっちな事なしでも、一緒にいられるだけで楽しくて、幸せって……
そんな気もしてきたかも。
好きよ、薫さん。」
その言葉を口にする時だけは唇を離して、顔を見つめながらにこりと微笑んで。
それから顔を戻して、大きく口を開けて、根元まで銜え込んで、
外なのも気にせずにじゅぷじゅぷ、ちゅぱちゅぱ、音を立てて上から下まで唇全体で扱き上げた*
比嘉 志朗
［結局カーテンを閉め忘れた窓に切り取られた景色は
まだ地平線に夕暮れの色を僅かに残しながらも
もうすっかり夜の色に染まっていた。
日常も、満天の星空も、なにもかも
今は、すっかり忘れられたまま
夜と共に、二人の時間は更けて行く───*］
【念】 杓谷 薫
私のものを美味しそうに、嬉しそうに頬張るその姿に眩暈がしそうなほどに興奮してしまう。
だって。そんな風にそこを愛してくれるなんて。
「うぁっ、それ、それやばいですっ！
あ、華蓮さ…んんっ！」
ビクッと体が跳ねる。膝を閉じ合わせたくても間に華蓮さんがいるから自然と内股みたいな姿勢になって。
裏筋を舐められると弱くて、腰が勝手に跳ねそうになる。ああ、情けないことにあんまり持たなそうな気がする。
だけど、悩ましくて眉を撓ませながら、涙を滲ませながらもなんとか耐えた。
快楽に震えて耐える肉杭は涙をこぼして、溢れる先端を舌先で柔らかに抉られると流石に腰が跳ねた。
裏筋とか先っぽとか、すごく弱いって伝わってしまう。それも恥ずかしいけど。
それよりも、嬉しかったこと。
エッチなことはもちろんしたいけど、それがなくても幸せかもしれない。
エッチなことは好きだけど、それがなくてもって。
そう言ってくれたから、じわ、と涙が溢れて溢れた。
だって、嬉しいじゃない？
エッチのことだけじゃなくて、存在そのものを受け入れてもらえる言葉が。
それだけの愛を齎してくれる言葉が。
【念】 杓谷 薫
「わ、私も…エッチなこと好きだし、
華蓮さんとエッチなことするの好きだけど、
それ以上に、一緒にいられて幸せ…！
ずっと一緒に…あっ、ああっ！
だ、め、で…いっちゃう…！！！」
激しい口淫に流石に耐えられなくて。
ふるふる震えながら腰を突き上げてしまったけど、大丈夫だったかな？
もう少し耐えたい、耐えて味わってたい。そう思うけど、一気に熱が膨らんで爆ぜてしまって、止めることもできずにびゅくくっ！と勢いよく吹き出させてしまう。
はあ、はあ、と荒く呼吸を繰り返してはくったりと天を仰いでその感覚に陶然とした後。
「…愛してる、愛してます、華蓮さん…。」
手を伸ばして華蓮さんの頭をまた撫でる。
顔を彼女に向けて、泣き笑いの顔を見せた。**
【赤】 阿部 悠輝
[拭きそびれた水滴は違う温い水が
肌の上を落ち滑って、俺の汗と混じって垂れる。
空調に冷やされた雫は体を冷やしているはずで、
そんなのを気にしていられないくらいに
内側からの熱で茹だっていた。
睫毛に溜っている雫に、
睫毛なっげ……っていう感想と
目に入る前に拭ってやりたい気持ちを抱える。
実際には両手はシーツから一切離せなくて
落ちた雫は俺の頬横を落ちていった。]
【赤】 阿部 悠輝
[体の反射にか、中の動きにか、声の調子にか。
拡げられていく感覚が止まって数秒。
まだ戻りきらない視界に
不意に、普段よりも低い声が差し込まれて。
男臭いその声を出したやつがどんな顔をしているのか
視界を戻そうと数度瞬きを繰り返した。]
はは、くるしいし、いわかんやべぇ。
けど、すげぇ気分いいよ。
[あれだけ蕩かしてもらっても
体は100％快感に浸かってるわけじゃない。
でも、なんかそれ以上に、キモチイイって思う。
人体の本来の用途を捻じ曲げてでも繋がりたいって、
なるほどこういう感覚なんだな。人の欲って凄い。]
【念】 辺見 華蓮
「これ…気持ちいいんだ？そっか。うん…覚えちゃった。
そういう薫さんもかわいくて…大好き。」
薫さんも私のいいところ、いっぱい覚えているわけだし、私も同じ。
内股になって気持ちよさそうな姿が、本当に可愛い。
戸籍は男性だし、きっと入籍は普通にできる。
子どもがもしできるなら、それこそ法律的には何の問題もないだろう。
でも、そうでなくても、こんな風にいっぱいかわいらしく、男性を責めても
女性らしさをどこかに感じさせながら感じてくれる薫さんが、私は好きなわけで。
裏筋、先端、気持ちよくなってくれる場所は全部覚えていく。
「やだ、泣いてるの？そんなに気持ちよかった？
それとも……嬉しかったかな？」
くすくすと笑いながらも、私も嬉しい。
薫さんが喜んでくれるのが。
私が好きと言っている言葉を、薫さんが嬉しいと思ってくれるのが嬉しい。
【赤】 阿部 悠輝
お、っ 、ア―――― ひ ぅ
[『お前、この状態で止められんの？』と>>*28。
ここに来てまだ優等生みたいな事を言ってくるのを
どうやって焚きつけるかを考えつくより先に、
内臓がひっくり返って押し戻されたかと思った。]
―――― 、 あ、 あ、あ っ ッ
[一度拡げた箇所は二度目からは問題なく。
ローションのぬめりで摩擦は心地よい熱になって
筒を押し広げては戻してを繰り返される感覚が
最初に示された、まだ指も知らないとこまで、あと少しで。
押し込まれる度、押し出されるような声は
取り繕う余裕がなくて可愛げのカケラもないけど、
……大丈夫そうだなって中で膨れてる熱に自解した。]
【赤】 阿部 悠輝
ん、ふ 、 脱童貞、おめでと。
[少しずつ動きに慣れて声が制御できるようになって、
なんか感動してる志朗に笑った。
どこかぼんやりとした顔をしたまま
自分の欲を追い詰めるために脚を抱え直される。
ぽつりと落ちた混じりけ無い本音に
満足そうに息を吐いて、揺さぶられるに身を任せた。
ここで声をかけて優等生になられても嫌なので。
躾のなってない犬みたいにがっついて、
馬鹿になって腰をふれば良い。]
【念】 辺見 華蓮
「よかった。ふふ。薫さんと私… やっぱり気が合うみたい、ね？」
出会ってまだ数か月だけど、ずっと前から知っていたみたいにしっくりくる。
自然な形で私の心に当てはまるピース、それが彼女なんだろう。
「うん、これからもずっと一緒にいようね。
一緒に暮らして、いっぱいえっちな事して、えっちじゃない事もいっぱいして…
でも、一緒に仲良くいられたらいいな。
…ずっと一緒に。
……………いいよ、イっちゃって……っ。」
一際感じたのか、腰が突きあがって喉奥に当たりそうになる。
ほんのちょっとだけえづいたけれどそれも関係ないぐらいに強く咥えついて、吸い上げて。
咥内で爆ぜた熱を全部喉で受け止めて、飲み込んでいった。
【念】 辺見 華蓮
「ん、ぐ、くう……… っ。
はあ、ぁ…… すごい濃いのいっぱい。 ……薫さんのもらっちゃった……♡」
ぐったりと天を仰ぐ薫さんに向けて微笑みながら、膝を立てて傍に寄りながら手を握りしめる。
「私も愛してるよ、薫さん。」
今度は私も薫さんの頭に手を伸ばして、泣き笑う彼女とは対照的、
心の底から、にっこりとした笑顔を送った**
【赤】 阿部 悠輝
[結構な無理を強いている股関節に一際力がかかって、
次いで内股に当たる感触で最後まで入ったらしいと知った。
その頃には余計な口をきいている暇はなくて、
開きっぱなしの唇からは浅い呼気と喘ぎが漏れるばかり。]
ア、 ア っ ひ ィ ……… ッ
[ただでさえ揺さぶられて上手く息が吸えないのに
体を折り曲げられて、口を塞がれると苦しい。
なのに、快楽に貪欲になった体は、
離れて行く唇を視線で追って、
歯形のついた唇を舐めては舌を絡め合う。
時々、がちがちになった昂ぶりの先端が
中の熟れきった箇所を強く擦り上げるから。
時々白む視界と、腰骨から這い上る強い震えに
たぶん何度かイっていた。]
【赤】 阿部 悠輝
[でも、まだ本当に欲しいものが届かないから。
早くってせがむように
シーツから離した手で志朗の腕を掴んだ。
そのうちに、奥を押し上げるように動きが止まって
体を震わせながらびくびくと腰を震わせる。
赤い顔で堪えるように目を瞑って声を漏らす様を
特等席で堪能させてもらう。
ゴム越しでも熱さを感じる気がして
受け入れている箇所がひくりと懲りずに疼くから。]
はー……… 癖になりそ。
[中でイくのも、それ以上に
こいつが俺の中でこうやって果てる瞬間を見るのが。]
阿部 悠輝
[眠っている隙に髪を弄るのが密かな楽しみだった。
いつもより跳ねの強い毛先を指で引っ張ってみたり
指を通してむずがる仕草に音もなく笑ったり。
起きている時だって、頼めば触れさせてくれるが、
無防備に寝ている様はまた違うんだよな。
今日もあわよくばと思っていたものの。
先に起きるのは無理だな、と諦念を抱いた頃、
カーテンの外の空は何色をしていただろう。*]
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