プラミア

少し前：民宿

プラミア

　

　し、死んだあとも一緒って…。
　あたしが幽霊か、精霊の一部になるってこと？
　その発想はなかった…第三の選択かぁ。
　…生きてるうちから、あんまり考えたくはないかも？


[ぶつぶつ言いながら、言われたことを反芻して。

…そっか、それならウィルも寂しくないよね。
また長い間魂をすり減らして
いつか妹の子孫に取り憑いたりする、
そんな心配も必要ないのかもしれない。

と思ったけど、それってやっぱり理不尽じゃない？]
　

プラミア

　
[…と考えたらちょっとすっきりしてきた。
発想が極端かな？…ま、先のことだから。
こんなこと考えて、誰かが羨むような
相棒ではなくなってしまったかもしれないけど。

でもウィルオウィスプが
どちらの門も通ることを許されていないなら、
天使か悪魔を説得できるくらいの
力を持った魔女にならないと。

やっぱり先は長そうだ。ね、ウィル。

言葉にしなかった想いを込めて目を細め。
ランタンの火に手をかざした。]
　

プラミア

　
[…なーんて遠大な夢を思い描いたって
現状、町の出入りもままならない
見習い程度の実力しかないんだけど。
まあ追々、追々ね。

そうだ、お言葉に甘えて
帰り道ご一緒するのも悪くないな。
と思考は次に移りつつ。

本当に行きたい場所は別にあるのを
自分自身、理解はしていた。]
　

プラミア

　
[とっくに姿の見えない相手に対し
ちいさく呟いた言葉には、
届くことをあまり期待していない。

ただ、あたしがそれを認めるための独り言だった。]**
　

ジョン

［オータムフィールドタウンを覆う
　漆黒の夜空に月が煌々と輝いている。
　それが仮に満月であったとしても、
　今の俺には関係ない。

　以前、アデルファに月夜での変身を乞われた時
　"満月の時以外"と言ったのは、>>1:73
　俺の意志に関係なく狼男に変化してしまうからだ。
　変化した後は自然に戻るまで解除は出来ないけど、
　今のように自我は普通にある。

　ただ、それを人前で見せるのには少し抵抗が
　あった。
　きっとそれは、長年人間界で生きてきたから
　なんじゃないかと誰かが言った。］
　

ジョン

［ざわざわとした雑踏の中。
　聞き馴染みがないはずなのに胸を打つような、
　そんな声が聴こえて思わず振り返る。

　でも、パレードを前にごった返した人波が、
　その声の主を攫って隠してしまった。
　残ったのは言いようのない、想いだけ。

　先ほどシフがキャンドルを作っていた
　ワークショップ>>2:167を見つければ、
　後ろ髪を引かれつつも、そちらに足を向けた。］
　

ジョン

ハロウィンワークショップ

ルーリ

Ber ハローハローナイトメア

ルーリ

　　お酒の一杯で酔ってるのか
　　このバーの雰囲気に酔ったかの
　　どちらかだろうが
　　雰囲気に呑まれるようじゃ……
　　まだまだ半人前だな

　　ダンピールというだけで
　　俺らの中では蔑む奴もいるはずだ

　　吸血鬼ってのはプライドが高くて
　　人を貶すことに優越感を抱き、
　　己の欲に忠実だからな

　

ルーリ

［　何？急に俺の自己紹介を始めるなって？
　　誰がプライドが高くて
　　人を貶すことに優越感を得て
　　己の欲に忠実だって？？？？

　　───────────その通りだな。　］

　

ルーリ

　　…………。

　
　　ごほん、
　　つまり俺が言いたいのは
　　そういうやつらになめられない様に
　　なってこそ大人になるということだ


　　ま、これは追々な
　　今はお前の話を聞くのが先だ

　

ルーリ

　　ん？　お前の血を舐めた奴が
　　どうかしたのか？

　　というか人間に舐めさせたのか？
　　それならば何かしら影響があっただろうな

　　勿論それは俺の血であっても同じだな
　　俺の血は吸血鬼の系統ならば
　　抗えないのは仕方がないからな
　
　
　

ルーリ

［　我々の赤い目は血に魅入られし者の証だ。
　　>>2:222
　　さてどんな面白い話が聞けるのやら。　］

　

ルーリ

　　答えは”どちらもごめんだ”
　　俺は王子や姫では役不足だ

　　賭けるのは俺の命とでもいうつもりか？
　　俺は高くつくぞ


［　絡み酒にあえて乗ってやろうか>>2:223
　　とはいえ情報が足りないな。

　　俺はリスクの多い賭けには乗らんぞ
　　そういうのは若い時に懲りたんだ。　］**

　

シフ ハロッド

一番星見つけられたい

シフ ハロッド

[暗がりの道沿いに並ぶ屋台で、
いい感じのものを見繕って身につける。

庭とかに飾るLEDのガーランドを首から身体に巻き付けて、
一番点滅を繰り返すパターンに設定した。]

　ヨシ。

[まあ多少派手でも今日なら許されるでしょう。
　ホントかな？]
　
　

シフ ハロッド

　
[ゴースト、トロール、吸血鬼、精霊。
　人魚、魔女、マミー、悪魔、骸骨。

怪物達の拠り所（パンプキンタウン）には、汎ゆるヤツがいる。
その中でも獣人族というのはかなりメジャーな存在で、
人狼と呼ぶにも多種多様だという印象がある。

怪物としての個を重んじている者。
どちらかといえば「ヒト」寄りな者。

記憶のない君は今はどちらとも言えなかった。

愛嬌ある性格は君本来の性質とも思うし
集団行動が本能として残る犬狼らしいとも思う。
君が孤独をそうやって避けるのも、本能の内なのかな。]
　
　

シフ ハロッド

　
[今から会う君の気持ちと比べれば
空気が読めて無いよとか、
大した浮かれ野郎が来たと思われても仕方ない。

明るい気持ちを魅せる為に
物理的に明るくなろうと思う位には、
地頭もよくないし。

君の心の空虚を埋めるには
僕が空虚そのものすぎているから。]

　

シフ ハロッド

　
[人混みの中から、
ひときわ目立つふわふわの毛玉を探す。
まだワークショップに居たのだろうか。
それならお互いの作品を見せ合ったりもいい。]

　いたいた。おーい。

[少しだけボリュームをあげた声で
片手をあげて振ってアピールする。

その手にビカビカに光るアメコミヒーローの
ライトニングレーザーガン（玩具）を握りながら。]*
　
　

ダアト

回想：プラミアと

ダアト

　　うちの家系は代々魔力が強いせいで、
　　普通の人間より皆、桁違いに長寿で。
　　大往生も大往生でしたから、然程。
　　

［文字通りの“桁違い”だ。
　里帰りすれば、未だ大伯父さん扱いで
　兄弟の子孫が迎えてくれもする。］


　　けれど、……血縁以外は。

　　どうしようもありませんからね。


［紅茶を注ぎ直したカップを両手で包む。
　秋の空の下でも、まだ充分に温かい。
　見上げる空は、澄み渡っていた。
　天の先までも、手が届きそうに。］　　

ダアト

　　コツは案外単純なんです。
　　来たるべきその時に、もうやりきった、と
　　思えることをしておくんです。

　　会いたいひとに会って、
　　話したいことを話して。
　　温かい肌に触れて。
　　長く覚えておけるように。
　　手紙でも、電話でも。贈り物でも。
　　何だって良いんです。

［それでも、別れの寂しさ自体に慣れるものでは
　ないから。
　短命種には深入りしない癖がついているし、
　この街に居る方がもう、楽になっていることを。
　彼女の前で今言うべきではない気がしたから。
　柔らかな丸みにまだ子供らしさを留めた
　彼女の背を、とんとんと掌で撫ぜた*］

ダアト

Spooky Nights

ダアト

　　このくらいで貴女方の笑顔が
　　見られるなら、安いものです。
　　いつでもどうぞ？

［プラミアが差し出したのは、可愛らしく
　リボンで飾られたフルーツケーキ。
　丁重に両手で受け取った。］

　　有難う、頂きます。
　　実は、普通のもあるんですよ。

［どこからともなく取り出したのは、
　透明な袋に包んだ南瓜顔のチョコレート
　クッキーに、オレンジ色のバニラクリームを
　挟んだもの。
　こちらは身内用のお手製だ。
　きっちり分量を計り手順を守れば
　美味しく出来上がるお菓子は、
　料理よりもとっつきやすい。］

ダアト

［See you later.と彼女を見送って。
　踵を返しかけた時、傍にいた子供に
　『今のどうやったの？おじちゃん、魔法使い？』
　と声をかけられた。
　小さな両手一杯に握りしめられた
　赤いキャンディ。
　少年に向き直り、少しだけ膝を屈めて］


　　そうですね、こういう特別な夜には───


　　魔法もお化けも、本当にあるんですよ。


［唇の前で人差し指を立てて、
　大人には内緒ですよ？と囁いた**］

ジョン

［思いのほか早かった返信に手短に返せば、
　シフが来る前に完成させてしまおうと
　再び手を動かした。

　出来上がったのは深夜を思わせるような青を
　基調にしたマーブル模様のキャンドル。
　その闇の中にパンプキンが浮かび上がって、
　ハロウィンらしい一品になったのでは
　ないだろうか。

　タイトルはハロウィンナイトで決まりだろう。
　俺のセンスも捨てたものではないな！
　と謎の自信をつけていれば、
　ちょうどシフの声が人ごみの向こうから
　聴こえた。>>19］
　

ジョン

［目を凝らさずともその姿は一目瞭然。>>16
　夜になってチカチカと光る小物やドリンクで
　形成された星屑の中でも、
　一際目立つ星が君だった。
　別れて行動していた間にいったい何があった
　というのか。］


　　ぶは。
　　何それ、どうしたの？
　　誰かの悪戯？ それともお土産？？


［それともプラミアのように仮装の第二形態
　だったりするのだろうか？
　まさかの登場に不意打ちを食らい噴き出せば、
　感じていた寂しさもどこかへ吹き飛んでしまった。］
　

ジョン

［挨拶をすればどこからともなく顔を出して
　返してくれる。>>65
　ふらっと帰って来てもずぶ濡れでも、
　嫌な顔をせずに迎え入れてくれる。
　腹を空せていれば魚だって取ってくれるし、
　取り留めのないメッセージだって、
　いつも返してくれる。
　
　君はパンプキンタウンに来た時から
　安らぎの場所を提供してくれた。
　安らぎの場所そのものだった。

　君はそこにいてくれるだけで十分
　俺を満たしてくれていたと思うけどね。
　ほら、今だって、そう。］
　

ジョン

　　そろそろ行こっか。


［お互いの作品を見せ合った後、
　パレードが見える場所へと移動する。

　予定されているパレードの順路脇は、
　すでに人で埋め尽くされていたけれど、
　俺は後ろでも見えるっちゃ見えるし。
　なんならこっそり屋根の上に登って
　見たって良い。

　君がまだ一番星のままだったなら、
　すぐに見つかってお咎めを食らいそうだけど。］
　

ジョン

［どこで見ることになったとしても、
　楽し気な音楽と共にパレードが始まれば、
　歓声が辺りを包み込んだ。

　吸血鬼、狼男、魔女にゴースト、ゾンビに
　スケルトンにジャック・オ・ランタン。

　パンプキタウンでもお馴染みの、
　怪物たちの行進に人々は見入っている。
　時には誘われて輪に入り、一緒に踊って。

　怪物と人間がこんな風に笑い合えたら……
　なんて、安住の地に住んでいる俺が思う
　ことはないけれど。
　少しだけ、不思議な光景だなとも思う。］
　

ジョン

　　シフは今日は楽しかった？
　　俺は楽しかったよ。
　　今年はシフがいたから余計かな。


［こうして肩を並べて、空でもなく海でもない
　いつもとは違う光景を見る。
　それだけで特別感があるからお祭りは好きだ。

　隣にいる君は空虚かもしれない。
　それでも、俺は君に笑顔を向ける。］**
　

シフ ハロッド

　えー。違うよぉ。
　自分で選んだし自分で着てる。
　よくない？

[>>27
悪戯で受動的に誰かに施された訳ではない。
お土産にするのも悪くないけど、
僕にとっては誰かの姿を借りるのと
なんら変わりない「ファッション」だ。

軽口を発して入るけども、
どうやらお気に召してもらったらしい。
僕としてはそれだけで十分だ。
オータムフィールドタウンだから、とか、
ハロウィンだから、なんて関係ない。
友達が笑っているなら、嬉しいことなんだよね？]
　
　

シフ ハロッド

　
[歩き出したもののずっと立ちん坊で見るわけでもない。
好きな仮装を見つければゆっくりついていってみたり、
>>29 ちゃんと光は消して
屋根の上に乗って全体を見下ろしたり。

>>30
列に紛れて誰かに誘われた事もあっただろう。
けど、それとは別に。]

　Shall We Dance?（僕とも踊ってよ）

[誰かの家の屋上を借りて。
月明かりの下、君に手を差し伸べてみたりもした。

僕達、社交ダンスが好きなヒトが多くって。
適当でもいいから、誘いを受けてくれたら嬉しいです。]
　
　

シフ ハロッド

　そ？　よかった。
　僕も楽しかったし……。

[>>31 こんなにはしゃいでおいて
『楽しくなかった』は逆にどんな嘘？とも
思いもして、クスクスとつい可笑しさに笑う。

それから一拍置いて、ふとじっと君の瞳の、
奥の奥を覗き込むように。]

　ある程度、今年もやりたいことは出来たな。

[僕にはここに参加する時、
　ある程度の意味を持って来る事が多い。
>>2:105>>2:106>>2:107>>2:108

僕は楽しかったし、満足したよ（・・・・・）。]
　
　

アデルファ

Don’t treat me like a child

アデルファ

　　ちげーよ。
　　このカクテル、きっと誰かがtrickをしかけたんだ。
　　俺、そんな酒弱くねーもん。

［注文時にゴッドファーザーなんて名が
　口をついて出たのからしておかしい。
　ア・ラー神様の悪ふざけだ。

　続いた言葉には、ふいと目を逸らし。>>9］

　　ああ、そういう奴らも一杯いたね。
　　親父の城（家）に来た奴らの中には。

　　そういうルーリはどうなのさ。
　　まあ、ダンピールだって馬鹿にされた記憶はないけど…。

［プライドは高そーだよなーと、ボソっと続けた。]

アデルファ

　[咳をする彼に
　若干話を逸らされた気もしなくもないが>>11]

　　“ナメんなよ”って、言ってみたくはあるよね、
　　そういう奴らには。

［そう言って、視線をルーリに戻す。

　やれやれだっていう雰囲気は感じなかったから
　ルーリは相談に乗ってくれるつもりなんだろう。

　…そう、解釈して、話し始めたのだ。
　>>2:221、>>2:222、>>12]

アデルファ

［我慢するのが大変だったが常用するのは踏み止まった。
　劇薬の扱いには慎重だからね。]


　　…じゃあ、賭けるのは、ジンライム（信頼）で　>>14　**

アイスポップ

カボチャ割り時空・wayy

アイスポップ

　
　　うむ。
　　Happy Halloween🎃だ！


［よし、偉そうに誤魔化しきれた。
　とはいえ、この調子なら本当に
　来年は80点を越えられるかもしれない。
　弟分が立派になっていく様を
　見守れるのは姐さん冥利に尽きるな。

　私が問題行動を起こして
　来年出禁になってないことを祈る。］
　

アイスポップ

　
［続けてwayy薬のおかわりを貰えれば
　これこれ、これが最高なんだよな……
　とだいぶ怪しいことを言ってしまった。
　念のため言っておくが合法だ。］


　　わはは、気前が良いな。
　　周りの皆にもトリートのお裾分けか。

　　……ん？　それは……
　

アイスポップ

　
［アデルファが放り投げた物達、
　のど飴では無さそうな？>>2:247］

　　おま、それはーーーー！！！
　

アイスポップ

　
［途中で気付いた私の動体視力は
　80点以上取れていたと誇れる。

　焦っていくつか回収したものの、
　Foooooo!Yeahhhhhh!Wayy!Wayy!Wayy!
　が若干聞こえたのはセーフだと思いたい。
　ハロウィンだから皆で浮かれてたんだよな！
　出禁まではいかないさ！］**
　

ルーリ

Ber ハローハローナイトメア

ルーリ

　　お愉しみ………、ではあったな
　　なんだ、魔法使い様は
　　俺の食事事情もわかるのか？

　　確かに自給自足では
　　満たされることはないな

　　気にしてくれるのなら
　　アンタのその血をもらいたいね

　

ルーリ

　　なあ、楽しんでるか？
　　ハロウィンをだよ

　　少しはこの空気に浮かれてるのかとは
　　思ったが、それは俺が楽しいから
　　そう見えるだけかもしれないだろ

　

ルーリ

　　人の道から外れれば
　　こうして人里に来て人間と交流できるのは稀だ
　　人間は理解できないものを拒む
　　お前も人間ではあったのだろう？
　　ならば完璧にはならないはずだ

　

ルーリ

［　甘く、心に入り込むように
　　本心を隠し、問いかける。

　　俺の本心は最初っから
　　刺激のある興味だけだ>>1:192
　　相手の恐怖を知ること
　　即ちそれは弱みを握ると言うことだ。　］

　

ルーリ

［　刺激のない生き方はつまらない。
　　寝てるだけの生活は最高だが。

　　俺も知ってるぞその口コミは>>2:235
　　いつ俺の元にくるかくるかと待っていたのだが
　　待てども終ぞ誰も現れず……。
　　まさかその口コミは俺のことではなかったと……？！
　　鏡に追及する質問がまたひとつ増えたな。

　　俺を心配するその裏の本心はなんだ？
　　俺で何を満たそうとしている？

　　酔いが足りないか？
　　ならばいっそ俺の血を飲ませて酔わせるか？
　　人間の体ならば刺激が強いはずだ。
　　なにも痛い思いをさせたいわけじゃないさ、
　　快楽には勝てないものだ。俺も、お前もな。　］
　

ルーリ

回想:そのスパイスの名は……。

ルーリ

［　これは戦争だ。
　　アイツの胃を陥落させる……、
　　それが俺に課せられた使命
　　と言っても過言ではない。　］


　　美味しいスープを定期的に食べさせて
　　俺のスープがないと物足りなくなるような
　　中毒者にしてやろう


［　ぐつぐつと煮えたぎる鍋を混ぜながら
　　じっくりコトコト煮込めば完成だ。

　　舌の肥えているであろう奴を
　　満足させる出来かは
　　俺の手腕にかかっている。　］

　

ルーリ

　　これでは刺激が足りないか？
　　ハバネロと激辛スパイスを最後に足そう
　　
　　


［　料理に大事な愛情のスパイス、

　　　　　　　　　　　　足しておいたぜ。　］**

　

ジョン

　　え〜、そうなんだ？
　　めちゃくちゃ目立ってて最高。


［世の中にこんなに存在を主張する
　幽霊が今までいただろうか。
　チカチカと忙しなく光るライトが
　さらに追い打ちをかけてくる。
　逆にTRICKをこちらが仕掛けられたような
　気持ちになりながら、ケラケラと笑った。

　同時に、そんなファッションを纏うくらいの
　気持ちでシフがいれているのなら、
　それ以上に嬉しいことはないとも思う。］
　

ジョン

［パレードを俺たちなりに一頻り楽しんだ後、
　人気のない屋上にて発生したダンスのお誘い
　イベントには眼を丸くさせた。>>33］


　　……！？
　　俺踊れないよ？


［君の誘うダンスがリズムに合わせて適当に
　身体を動かせばいいだけのものじゃないことは、
　その身のこなしを見ればすぐにわかる。
　ルーリやダアト辺りならしれっと踊れそうだけど、
　俺が上流階級が嗜むのようなダンスを踊れる
　わけがない。

　しかし、それをわかった上での誘いなのだろう。］
　

ジョン

　　〜〜〜〜〜〜…
　　足踏んでも怒らないでよ？


［君はきっとそんなことで怒らないだろうし、
　踏んだところで痛む足もないだろうけれど。
　高額な魔道具が壊れたって知らないよ。

　月に照らされた君があまりにも真摯だったから、
　照れ隠しにそう一言前置きしながら
　その手を取った。］
　

ジョン

［適当でたどたどしいステップだったろう。
　あまりの慣れなさに息を切らしながら、
　少し冷たくなった心地よい秋の夜風を受ければ、
　充足感で満たされるようだった。］


　　そっか、それなら良かった。


［シフの返答>>34には満足したように眼を細める。
　逆に問い返してきた君は、それでも俺の眼の
　奥深く、心までも見据えている気がした。］
　

ジョン

　　ん？ ん〜〜〜〜〜…


［俺はただハロウィンを楽しむためだけに
　ここへ来たわけじゃない。>>1:180
　今の今まで忘れてたとかそんなことは。

　この町でいくつか感じた違和感を思い返せど、
　どれもこれも決定打にかける。
　思い出すまでには至らなくてむずがゆい。
　何か大切なことを忘れていることは確かだろう。
　その点に関しては、満たされているといえば
　嘘になる。>>*5

　そんなことを吐露しながら月を見上げて、］
　

ジョン

　　ハロウィンの魔法はもうすぐ解けちゃうし、
　　今年もこのままで終わっちゃうかもねぇ。


［君が沢山の命や記憶を抱えているというのに、
　俺と来たら自分一人の記憶すら手放して。
　それでも思い出せないのなら仕方がないと
　諦観して、無知という罪を重ねている。
　それはそれで、なんだか申し訳ない気さえ
　してくるけれど。

　　　　　　それでももうすぐ町は眠りにつき、
　　　　　　夜が明けるのを待つばかりだ。］**
　

プラミア

　
[どうでしょう、と首を傾げるダアトさんに>>23
こちらも首を傾げつつ、つい付け加えてしまう。]


知らないところで自分の先生が
他の子相手に課外授業してたら、
むっとしちゃうタイプの子もいるじゃないですか。

アデルファさんは違うかもしれませんけど。
ついそんな心配したくなるくらい、
彼がお師匠様のこと好きなのは
話聞いてたらわかるから。


[こんな説明も野暮だっただろうか。
好きとか何とか、それこそ思春期に
言ってはいけないワードだったかもしれないので、
この話はこの辺にしておこう。]
　

プラミア

　
[ぼんやり思い浮かべたのは
お姉ちゃんずるい、と泣いていた妹の姿。
もちろんアデルファさんは妹と違うので、
そんな心配する必要もないんだろうけど…

いつでも、のお気持ちだけありがたく受け取って>>24
たまに、くらいにしておくのがちょうどいい。
そんなお姉ちゃん仕草（？）を思い出しつつ、
少し遠慮がちに礼を返した。

かわりに、というわけじゃないけれど
普通の方のお菓子もじっくり見せてもらって。
ダアトさんの手仕事は相変わらず丁寧ですごい。
形から色合いからしっかりハロウィン仕様のクッキーに
おいしそう、可愛い、と溜息交じりの感想を漏らしつつ
あたしも来年はもう少し工夫してみようかな…
と自分の適当さを恥ずかしく思うのだった。]
　

プラミア

　
[お別れを言ったあと、ふと振り向けば
ダアトさんと子供の姿が目に入る。>>25
いいな。魔法使いとの理想の出会いって感じ。
また一つ微笑みを浮かべて、背を向けた。

あたしも、初めて見た魔法があんなのだったら
もっと何か違っていたんだろうか。
わからないけど、多分考えても意味のないこと。

でも、どうせ魔女として生きて行くなら
あたしもいつかあんな風になれたらいいな、と。
夜の街を歩きながら、そんなことを考えた。]*
　

プラミア

　
[そう。
もうぼんやりとしか思い浮かべられないのだ。

あっという間に過ぎた五年の月日は
短いようで長かった。

きょうだいのように育った犬は
きっともう生きていない。
ご近所の老夫婦にも持病があった。
よくしてもらったのに、さようならも言えなかった。
あたしの祖父母はいつまで元気でいてくれるだろう。
両親はいつまで。
小さかった妹は、
あたしの顔をもう忘れてしまっただろうか。]
　

プラミア

回想：bittersweet

プラミア

　
[だから受け取った言葉だけ、よく噛みしめて。]


　やりきったと思えるように…ですか。
　……むずかしい、ですね。


[カップの中に視線を落とす。
会いに行くのは正直怖い。触れるのは尚更。
でも電話なら、話すことができるだろうか。
手紙なら、…何か贈るくらいなら。

…勇気の出ないあたしにも手の届きそうな
そんな選択肢を入れてくれるあたり、
やっぱりダアトさんは優しいし、大人だなと思った。]
　

プラミア

　

　難しいけど…そうですね。
　ひとつくらい、あたしにも何か…
　後悔しないように…何か、できたら……


[顔を上げてダアトさんの方をじっと見る。
後悔が残っても、残らなくても、
そうやって乗り越えてきた人がいるのだと思えば
これから生きて行くための道標になる。
そんな気がして。]
　

プラミア

　

　…お話、ありがとうございます。
　とても参考になりました。


[飲み干したホットチョコレートの
甘さの奥に、ほんの少しのほろ苦さを感じながら。
浮かべた笑みは頼りなかったかもしれないけれど、
きちんと相手の顔を見てお礼を言えた。

背を撫ぜてくれた手は大きくあたたかい。
大丈夫、と笑って言えるほどまだ大人にはなれないけど
あたしは、何かに応えるように頷いて見せた。]**
　

アデルファ

Survival of the fittest

アデルファ

　　俺を気遣う言葉を吐いた後

　　──……爛れて崩れた。

［眠り姫は俺の方だった。
　丘から転げ落ちた時、打ち所が悪く
　ほんの僅か気を失っていたのだ。
　目覚めて起きた時には手遅れだった。

　──後にソイツは親父に綺麗に治してもらえたけど
　それはまだルーリには言わないでおく。]

アデルファ

［さらに、こちら側の種を明かしてしまうなら
　実験させてもらった時、>>0:26
　ルーリの血は俺の血に負けないと
　検証済みなのだった。
　その上そもそも、万一何か変化が起きたとしても
　ヴァンパイアの再生能力はものすごく強いのだ。]

　　出血大サービスというなら
　　もらっちゃうよ？>>2:195

［口を開けばまだ未発達の
　それでもヒトとは思えない鋭い牙が覗くだろう？］

　　代わりに
　　この世に嫌われた俺の血を呑んでみて。

［ああ、酔いがどんどん回ってくる。
　ふらつく頭を一振りしてから
　ルーリの首筋に牙を立てようとする。**]

シフ ハロッド

　……。
　そっかあ。

[本当に乾きや餓えを満たしたいのなら、
今直ぐにでもこの屋根から飛び降りて、
魔法が解ける前に動くべきだ、と思う。

>>58 『本当にそれでいいの？』と、
背中を押すのは、簡単だ。無責任ともいう。

ただ聞いているだけ、に会話を収めたのは…。
僕にも少しは『寂しい』という気持ちがあるのかな。]
　
　

シフ ハロッド

　　
[文章でも僕はソレ以上に。
『帰れない寂しさ』を知りすぎてしまってるから。

>>1:-11
僕の演技とは比べ物にならない、
怨嗟にも似た孤独の悲鳴は、
むしろ、ハロウィンが終われば強くなる。

終わらないで、と悲しむ誰かの言葉が
右耳から左耳を通り抜けて。]
　
　終わっちゃうならしょうがないねえ。

[その声達を、敢えて『無視』する。
僕らの事は、ジョンには関係のないことだ。
君の背中を押す説得材料にすらならない。]
　
　

シフ ハロッド

　
　そろそろ宿に戻る？
　今ならまだ、宿のご飯も食べれるかもよ。

[言って、屋根の上で立ち上がる。

君がその少ない残り時間を過ごすのか。
やっぱり「どこか」に行くなら。
いつも通り『いってらっしゃい』と言うだけだし。

ここで『終わり』か、
『終わりまでの時間で期待を願う』のなら。

僕はまた君の手を少し取って。
一緒にかえろ？と誘ってみようかな。]**
　

ダアト

Hello Hello, Nightmare

ダアト

　　実は思わないではなかったんですよね。
　　血を摂られ過ぎても死にませんから、私。

　　私のこの身と魔力を以てして、
　　ヴァンパイアに変異するとも思いませんし。


［失血で死なないことは検証済だ。
　れっきとした魔法使いが吸血鬼になった、と
　いう類の話は聞かない。
　「あるんでしょうかね？そういうこと。」と
　率直な疑問で混ぜっ返しつつ、
　他の人間の血で赤く染まったのであろう
　今は真白い牙を、至近距離で見る。
　身を退けもせず、無防備を晒して。］

ダアト

［彼は話題を、思わぬ方向に進めた>>47］


　　完璧、ですか。

　　完璧なものに、あまり興味はそそられませんね。
　　手の施しようがないじゃありませんか？


　　……ああ、そういえば。
　　貴方には、私が『なんでも出来そうな顔』に
　　見えるのでしたっけ？


［いつぞやのカフェでの会話を>>1:184
　引き合いに出して、小さく笑う。］

ダアト

　　死が怖いとは思いませんね。
　　私はもう、人の何倍も生きましたから。
　　寧ろ、死ねば自分の魂がどうなるのか、
　　興味はありますが……


　　そうですね。
　　怖いものはありますよ。ごく人並みに。


［カウンターに頬杖を突き、
　すぐ隣に座る知りたがりの男を、
　眼鏡の奥で眇めた目で見遣る。>>*9］

ダアト

　　──… もし私が、そう言ったとして。

　
　　何かしてくれますか？ルーリ。
　　死にたがりの貴方が？


［干したグラスは、未だ二杯。
　愛弟子と祝杯を交わした分は、
　とうに醒めている。>>49
　それでも徒手を示し、無防備に“弱み”を
　晒してみせる意図が何処にあるのか。
　さて、彼は気づくだろうか。>>48
　グラスを縁取るチリソルトを一嘗めし、
　くつりと喉奥で笑った**］

ダアト

回想：実食

ダアト

　　ルーリ。

　　貴方、仕上げの味見はしましたか？
　　まだでしたら、是非シェフがお先にどうぞ。
　　画竜点睛を欠いてはなりませんから。


［「はい、あーん」と顔と声ばかりにこやかに、
　さあどうぞ、ほらどうぞ。と言わんばかりの
　圧をかける。差し出したスプーンは、　
　先にどちらの口にゴールしたのか。果たして**］

ワトル

　全員いるか？　いるよな
　忘れ物をしても戻ってこれないからな
　荷物は各自確認してくれ

　帰るぞ、パンプキンタウンにな
　
　

ワトル

枕投げ

ワトル

　　まあ、ざっとこんなもんよ
　

ジョン

［一番の手がかりと言えば、あの時聞こえた
　声なんだろう。>>*2
　思い出せば、胸がざわつくくらいだ。
　以前の俺の関係者であることは想像に難くない。

　けれどその姿も名前も、匂いすらもわからない
　相手をこの群衆の中で探し出すのは至難の業だ。
　無責任でも君が『本当にそれでいいの？』と
　言ったなら、僅かな奇跡にでもかけて探しに
　言ったかもしれないけれど。>>70

　しょうがないと片付けるのが一番楽な方法だから。
　それで君が呆れないでいてくれるなら、
　俺はずっと浸かっていたくなるくらい、
　今いる場所が心地いいと思っている。
　それは俺が、孤独じゃない証拠。>>71］
　

ジョン

［過去の俺は未だに迷子のままだけれど、
　一緒に帰ろうと言ってくれる人がいる。>>72
　それがどんなに幸せなことか、
　わからない程バカじゃない。］


　　まだやってるかな。
　　俺シチュー食べたい。


［笑って。手を取って、取られて。
　屋根から一緒に飛び降りたら、
　パレード終わりの寂しさを纏う、
　疎らになった群衆の中に溶け込んでいった。］
　

ジョン

［魔法が解けかけている町の中。
　皆一様に楽しかったねという感想を述べながら、
　笑顔を浮かべて歩いている。
　それぞれの家路に向かうのだろう。
　中には飲みなおして遅くまでお祭りを楽しむ
　人もいるかもしれない。

　そんな中、少しだけの期待を持って
　耳をそばだててはいるものの。
　やはりそう簡単に再会出来るような
　奇跡は起こらないようだ。］
　

ジョン

［そのまま宿に向かい歩いていれば。
　行きかう人々の中、水路にかかる橋の上に、
　誰かが静かに佇んでいた。

　アッシュグレーのロングヘアをなびかせて、
　兎のように赤い瞳が何か言いたげに
　真っすぐにこちらを見ている。］


　　あれ、は……


［間違いなく、今朝夢で見た女性（ひと）だった。］
　

ジョン

once upon a time

ジョン

［俺の一族は基本的に狼として
　森や山で生活し、人間とは距離をとっていた。
　大昔は人間も食糧として見ていたらしいが、
　目覚ましい近代化に伴って、狩るリスクの
　方が上回ると判断したのだと聞いた。

　それでも届け出がだされる行方不明者の中には、
　一族の者が関わっているという噂もあるが。

　それにも関わらずこの町で暮らしていたのは、
　俺の変身が下手すぎる故だった。
　人間の姿では狼の足についていけず、
　食事を獲る事さえままならない。

　それでも寂しくはなかった。
　人は好きだったし、親しい友人もいた。
　普通に働いて、地域のコミュニティにも
　溶け込んで。うまくやっていたと思う。］
　

ジョン

　
　　……そういえばまた被害が出たんだって。
　　今度はお隣の牛。怖いよねぇ。
　　野犬かなってみんな言ってるけど。
　　夜の見廻り強化するんだってさ。


［ただ一つだけ、問題があった。
　満月の夜になると狼男に変身して、
　自我をなくした怪物になってしまうことだ。
　その対処として、満月の日は山深くまで
　潜るようにしていた。

　けれど――人里には美味しいものがあると
　学んでしまったみたいだった。］
　

ジョン

［度胸のある人だった。
　よく笑って。怒って。世話焼きで。
　真が強くて。周りに慕われていた。
　俺なんかを、想ってくれた。］
　

　　……あぁ、そうだ。
　　いつも俺を引き戻してくれたのは、君だった。
　　

［頭の中の靄が晴れていくようだった。
　掴めないでいたものが、形をなして戻ってくる。
　そんな感覚を覚えると 同時に、］
　

ジョン

［咆哮にも似たような叫びが辺りに響く。
　絶望したような表情でシフに顔を向ければ、
　"ジョン"にしては珍しいか細い声で］


　　　　どうしよ……シフ、俺、おれ……
　　　　　　　　………………娘いたわ……


［全てを思い出した後に彼女の顔を見れば、
　微笑みながらも静かに怒っているように
　見えるから不思議なものだ。
　いや、これ怒ってるな？すみませんでした…］
　

ジョン

［二年も放置していた現状に打ちひしがれるように
　頭を抱えたかと思えば、またハッと顔をあげて］


　　あぁああぁぁ！そうだ、さっきの声！
　　ごめん、シフ！
　　俺ちょっと探してくる！！！！！！


［誰かに頼るより、自分で探した方がきっと早い。
　匂いも、名前も、その姿だって。
　ちゃんと思い出したから。

　多動癖がある君よりも余程落ち着かない様子で、
　来た道をくるりと引き返す。］
　

ジョン

［もしそれでも君が協力すると
　言ってくれたなら。
　他の知り合いとすれ違ったなら。
　特徴を手短に早口で並べたてる。］


　　ウェーブのかかった柔らかいブロンドの髪に
　　狼の耳と尻尾があって、小さくて、目は赤！
　　それから……とにかく可愛い！！！


［早速親バカらしい片鱗を見せてはいるが、
　その様子はどうみても、"ジョン"と遜色ない
　ものだっただろう。］*
　

アデルファ

What happens in AFT stays in AFT

アデルファ

［秋夜の程よい冷気とHalloweenの熱気が入り混じる。
　パレードは逢魔が時から丑三つ時まで続くのだろう。
　酒の入っていない者までほろ酔い気分で練り歩く。
　
　I'm gonna take a walk（ちょっとそこまで）と気軽に言って
　ほんの少しで抜けてゆく者。
　本気のコスでパレードコースを完走する者。
　踊りながら駆け抜けていく者もいて…器用だなぁ。

　雑踏の中に混じれば色んなことを忘れられる？
　ああ、そうだ。気分を上げるWeYY薬は
　間違って全部手放してしまったんだ。

　俺の背中は3WAYリュックのまま。
　大剣がなければあのパレードに混ざれない。

　魔法を叶えるその人は
　数時間前まで一緒にいたというのに。
　先生…先生……。]

アデルファ

［思念を飛ばすなんて高等魔法。
　俺、そんなのできたっけ？
　花丸をもらえるような優等生じゃないからな。　**］

ルーリ

［　おいおい俺の足は2ｍあるんだぜ？

　　そんなことを言おうものなら
　　鵜呑みにしそうだから言わないけどよ>>35

　　気になるなら背比べでもしてみるか？

　　でも、もし子供なら………
　　まだ成長の見込みがあるかもしれないなァ？　］

　

ルーリ

　　誰かのせいにして
　　喚くのは子供の特権だ


［　神も粋なことをするじゃないか。
　　ゴッドファーザーだなんてな>>2:151>>35　］


　　悪くない味ではあっただろう？
　　酒に罪はないさ
　　飲む側が酒を罪にするのさ