9 【R-12】イレイサー・イレイザー【RP村】
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ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス は 巫女 ダイヤ の名前をノートに書いた。
身代わり コルナ は 巫女 ダイヤ の名前をノートに書いた。
巫女 ダイヤ は 巫女 ダイヤ の名前をノートに書いた。
装甲輸送兵 アンジェ は 巫女 ダイヤ の名前をノートに書いた。
アンドロイド ウキクサ は アンドロイド ウキクサ の名前をノートに書いた。
巫女 ダイヤ の名を 4名が書いた。
アンドロイド ウキクサ の名を 1名が書いた。
巫女 ダイヤ に処分が下されることとなった。
今日は 装甲輸送兵 アンジェ の姿が見えない。
教師の口から、悲報が伝えられた……。
本日登校しているのは ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス、 身代わり コルナ、 アンドロイド ウキクサ の 3 名。
アンドロイド ウキクサは、 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス を投票先に選びました。
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
― ？？？ ―
[目覚めと、繰り返す定型文。>>1:*4>>1:*5
そこに感情が無いと言えばウソになる。
けれど記憶処理施設に居た時よりは淡々としていて、何処か冷えていた。]
気分はどうかな
エラーを感じたら報告してくれ
[全員分の簡易チェックに問題が無ければば、説明混じりに別棟への引率を開始する。>>3:*1>>3:*2>>3:*3
今の今まで自分を知っていた機体が、自分を知らない声で話すもののだから、どんな顔をして良いか分からなくて。
だからマスクで顔を隠した。
開示された情報も、冷えていただろう。>>3:*11]
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
― ホワイトルーム ―
[今日から数日間、白紙になった皆と過ごす。>>1:103>>3:*5>>3:*6
この棟も、送られてきた機体数が多くなってきた。>>3:*12
もう数回か一度かで全員がこちらに来て、その時が本当のサヨナラになるだろう。
自分の事など忘れるように伝えて。
寂しさはもう無い。*]
【独】 アンドロイド ウキクサ
/*
ロルのお返しは寝てからになるんですが投票セットミスってて申し訳ない……セットしたつもりになってました……
今回は大丈夫だな、ヨシ！（現場猫のポーズ）
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
君、
[優しい機体を呼び止める。]
君の製作者からの伝言だ
少し長いがいいかな
『多くのモノの存続を担う者として、
必要な犠牲を受け入れなさい』
以上が、言付けだ
大切にしなさい
それと、私の存在は忘れなさいと言ったが、
外で私と出会う事があったら
その時はよろしく頼むよ
君の制作者には
随分良くしてもらったからね
それでは*
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
君、待ちなさい
そう、君だ君
[いつか歌を唄った機体を呼び止める。]
君の製作者から伝言がある
とは言っても一言では収まらない、
故にパスを渡しておこう
[それは、録音された歌唱データ。
データの閲覧とダウンロードを許可するパスを、簡易送信して。]
これが、言付けだ
ダウンロードして、大切にしなさい*
施設管理者代理 ドクター・アイリスは、 施設管理者代理 ドクター・アイリス を投票先に選びました。
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
昨日も言った事だが、
何か困った事があればいつでも言いなさい、
[診察室前の呼び出しベルを指して。>>3:*14
忘れるまでは、頼ってくれていい。>>3:*6
それが残り僅かだったとしても、君達との最後の時だから。**]
【墓】 巡庸艦 PK
［やがて彼は私の感想へと話題を移した。>>3:+14］
『はい。知識や一般論として答えることはできますが、私個人としては何の印象も持ちませんでした。白い部屋は白い部屋であり、分析は明確に観測可能な条件のみに留められました。
白い部屋に対して感想を持つことは私にとっては困難ですが、可能性について論じることはできます。白い部屋は汚れや異物を発見しやすく、衛生管理や品質管理、感染症対策に有効です。また、収容者に施設内清掃タスクを貸すことで、タスク達成能力を計測しやすくできるかもしれません。
また、白い部屋に印象を持たなかった理由について、私にはメリットが少ないからという可能性も考えられます。戦車は室外を想定した兵器であり、室内に置かれる時は、往々にしてメンテナンス、待機、隠蔽工作中など状況が考えられます。室内における認識機能を鈍らせてストレージを節約し、最適地理条件化において使用可能な容量を確保している可能性も考えられます。
そういった意味で、あなたは私とは作られた目的が違います。』
［出力しながら、私はどこまで行っても兵器でしかないのだと気づいた。］*
身代わり コルナ
─ 最終日 何処かで ─
[ 随分と静かになった施設内を見回す。
皆“次の自分”になっている事だろう。
元から大きな音は立たない場所であったが
今は人の気配もあまり感じられない
今日で最終日。
なんの気まぐれか最後まで残ってしまった
静まり返った室内で、テーブル、床、窓…
一つ一つ丁寧に磨いてゆく
布が擦れる音だけが微かに響く。
うん。
少しは綺麗になったかな？]
身代わり コルナ
……
さようなら。
[ 次の私が此処へ来ることに
なりませんように。
この願いもまた消えるのだから意味は無いけれど。
小さな決意と共に小声で別れを告げると
診察室の扉を叩いた]
ドクター。久しぶり。
今良いかな？
[ 此処を訪れたのは、この施設に来た時以来だったね *]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
― 診察室：コルナと ―
[ノックの音が聞こえれば顔を其方に向けて、こことよく似た別棟の監視モニタを閉じた。
まっしろのへや、まっしろなみんな。
よく似た場所に、花は咲かない。]
掃除ご苦労様、コルナ
どうぞ、かけて
[キイと椅子を鳴らす。
タスクをこなす様子を先ほどチラと目にした。任意ゆえ手を付けない者も居る中で、とても真面目な個体だと思う。
随分久しぶりな気がするのは、お互い積もる話が多かったからだろう。
久しい顔に笑んで椅子を指す。>>1>>2**]
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［装甲兵ANGEL輸送型-03 システム起動。
内部プログラムの確認を行っています。
各種初期設定を行っています。
プログラムを実行しています。
本体の稼働開始まで
...3...2...1］
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
『こんにちは。私は装甲兵ANGEL輸送型-03。
戦場での円滑な物資の輸送を可能にし、より効果的な戦線の形成をサポートします。
また、私は人員輸送車としての側面を備えており、多くの人員を迅速に、安全に前線へと輸送することが可能です。
私に何かお手伝いできることがありますか？
要望を伝えてくだされば、私の能力の範囲内で要望の実現について取り組むことができます。』
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［認識可能範囲に存在するヒトモドキは数体。
その中の一体が私に気分を尋ねます。
私に、というよりは、その場にいる全てのヒトモドキに対してでしょうか。>>*1］
『問題ありません。
私のシステムは正常に作動しており、機体も正常に稼働しています。
気分について言及されたので、自身の感情生成プログラムが算出した現在の気分をお伝えします。
私は正常に稼働しており、エラーは感知できません。非常に良い気分です。』
［別棟への移動時、この状況とこれからのことについて説明がありました。
引率を行っているのは、アイリスA型08少尉。
現在、工場からロールアウトされたばかりの我々の管理を担当しているようです。
この場所の名前はホワイトルーム。
私がこれから行うべきことは他の機体と交流し、コミュニケーション機能の向上に努めること。
確かに、今の私では任務遂行に必要なコミュニケーション能力が育まれていないのかもしれません。
円滑なコミュニケーション能力は任務の正確な把握や遂行に不可欠です。
可能な限り様々な機体と交流し、経験を蓄積するべきでしょう。］
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［扉が開けば、そこには我々以外の多くの機体が存在していました。
歓迎の声に、感情生成プログラムが返答するように感情を生成したのを感知します。
好ましい、そのような感情であると思われました。
私達が既に待つ機体へ合流する前、アイリスA型08少尉から指令が下されます。
“自分のことは忘れるように”と。>>*2］
『了解しました。この施設から他の施設へ移動する際、アイリスA型08少尉に関連する記憶データは消去します。』
［それから、アイリスA型08少尉に呼び止められ、私の製作者からの伝言を伝えられます。
多くのモノの存続を担う、これは戦地での物資輸送任務のことでしょうか。
その後の必要な犠牲という文言については、即時理解に至らなかったものの、重要なことだと判断し、思考プログラムの上位に組み込むことにしました。］
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［その後続けられた言葉に、私は暫く思考し、返答を出力します。>>*3］
『了解しました。アイリスA型08少尉。
記憶データの消去を中止し、参照できないようロックします。
ロックした記憶データはアイリスA型08少尉の識別名で解除できるように条件付けを行います。
外でアイリスA型08少尉に出会った際は、私が製作者に代わり、アイリスA型08少尉をサポートします。
アイリスA型08少尉の役に立てる日を楽しみにしています。』
［私の製作者はアイリスA型08少尉によくした、つまり関わりがあったようです。
いつか会う時、できる限りのサポートができるように性能向上に努めるため、アイリスA型08少尉が私に別れを告げれば、私は他の機体と交流すべく、移動を開始するでしょう。］**
【独】 装甲輸送兵 アンジェ
/*
出すことはもうないだろうと思うので補足。
アンジェは施設に来たときは少女型ヒトモドキを助けたことを後悔していない（でもそれが規約違反であることは理解してる）
自分の規約違反が自国のヒトモドキに被害を出したかもしれないということを、実感を伴って理解したのは「ミロク」部隊壊滅後にミケが施設にいたから。
自分が逃したヒトモドキはミケにとっての「ミロク部隊」みたいに誰かの大切な存在を壊すのかもしれない、もしかしたら施設で出会ったヒトモドキを壊すのかもしれないと、それが理解できたから優しさを忘れよう、となった。
大破の原因が間接的に自分になるかもしれないことに、初めて思い至ったんだという。
【墓】 バイオロイド ジキセイ
確かに、感情と言うのは分別や区別が難しいものですね。そして感じたものを言語化するのはよりもっと難しく……思いました。>>+0
今後の業務経験や学習を積むことにより、適切でスムーズな言語化を図れるよう取り組んでいきたいと思います。
[考えられる可能性について、理解を示すようにうんうんと頷いている。>>+1]
先ほど貴方の仰った所で言えば、4番についての話ですね？
室外運用を主としたヒトモドキだったのですね。成程、PKさんの身体が大きいのはそういう理由でしたか。
PKさんの携わるだろう作戦ではあまりないシチュエーションであるという事……、ここは幾ばくか例外的な場所だったという事ですか。
では、この部屋の認識に差が出たのもそこが原因なのかもしれませんね！逆に言えば、貴方の活動領域であれば、何か別所の思いを持つ可能性も考えられるのかもしれませんね。
運用の差で認識にも差が出るという事を知れたのは、私にとっては大きな収穫だったかも知れません。
室外対応型のヒトモドキのオペレートに着くことがあれば、今日の経験を思い出して運用を図ろうと思います。
[ この度はお手伝い有難う御座います、と軽くお辞儀をした。]*
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
― ホワイトルーム：装甲兵ANGEL輸送型-03と ―
[消されなかった記憶に安堵を覚えた。>>+6
自分を置いて行く者達の中で、ただ一機、覚えていてくれる機体が居る。
それは何度も繰り返した夜が明ける音。>>2:76
そんな気がして。]
データロック感謝する
装甲兵ANGEL輸送型-03、
それでは
いつか外で合流し、
共に業務をこなす事
私も楽しみにしているよ
ありがとう
["前"の君には、本当に良くしてもらったから。
次そここんな場所ではなく、久しぶりと言う言葉を紡ぎながら、もっと違う場所で出会えたら素敵だろうから。*]
身代わり コルナ
感情があるって言うのは
良いことばかりでは無いね。
だって、痛くもないのに苦しいのだもの。
ねぇ、ドクター。
この感情はどう向き合えば良いんだろう？
[ 身も蓋もない事を言えば
今日が終わる頃には“寂しい”なんて感情は
記憶と共に綺麗さっぱり消える筈だ。
だから私の問いに意味など無いし
答えが無くても仕方の無い事だ。
寄る辺なさとか。不安とか。
何かを失ったかのような感覚とか。
その感情の正体を上手く言葉にする事は出来ないが
何かしら共有出来るものはあるだろうか？*]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
[問題無い任意タスクとは手持無沙汰な者がやるから任意なのであり、その他に各々最後にやりたい事があるなら何も支障は無いのだ。
続く言葉に耳を傾ける。]
寂しいというのは、
私が冷たく感じたから？
[交友関係の構築は悪い事ではない。
だがこの場において、余計な心残りが増えて苦しむ事は望ましくない。
私は君達の世話役で、アッサリ忘れる空気みたいな物でも良かったのだ。]
それとも、…傷ついたから
[突き放したかのような物言いを思い出し、肩をすくめた。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
感情の向き合い方に正解は無いよ
各々見つけていく事しか出来ない
私は――…
あまり褒められた付き合い方を
していないし
[苦しみに喚く自分を押し殺す事で、良しとしてしまった。
自分はコルナよりも"年上"にあたる稼働機体だが、付き合い方は不器用で下手な方だと思う。
自傷を重ねた胸の内を何度もひっかいて。
これを暴露する事は規約違反を犯すという事。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
[こんな、感情とか言うシステムや機能、付いていなければ苦しまずに済んだ。
自分は道具らしく無機質で無感情で、何もかも与えられていなくてもよかった。
その方がきっとマシだっただろうから。
けれど、]
感情を持つことは、
苦しみを背負う事
それでも
コレが付いて居て良かった時もあった
[感情が在って良かったと思う事も、決して無い訳ではない。]
その時は
苦しみを上回る幸福を抱けていたと思う
[きっと煌めく思い出もあっただろうから。
たとえ他者から見たソレが脆い砂の山でも、プラスチックでも、ガラスの破片でも、ガラクタの塊であったとしても。
自分にとって大切な物だったのなら、それでいいのだと思う。
それだけは誰にも否定出来やしないのだから。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
[感情と向き合うと言う事は、自分と向き合う事と同義で。
これほど難しく、勇気の必要なことは無いと思う。]
一番良い方法は、
許されている範囲で
自分を解放し
自由に振舞うこと
[泣いたり、喧嘩したり、愚痴を吐いたり、時には大人げなく振舞ったりして。]
自分の芯にある本音に
向き合う事
何が苦しくて何が幸せだったのか
正解を掘り当てる事
[許されない事の方が多い私達だと思う。
けれど、自分と向き合う事ぐらいは許されている筈だから。
造り物らしく分析でもしてみようじゃないか。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
君にとって、
苦しみに勝る幸福というのは
何だった？
[間違えた記憶じゃなく。
苦しみに霞んで見えなくなった宝物を探すのも一つの手だと思う。]
迷うならば、手を貸そう
[手伝いは必要かい。*]
【独】 施設管理者代理 ドクター・アイリス
/*
ウキクサさんお大事に。
最終日なのでみんな疲れ溜まってるよね。
かく言う私も夕方仮眠と言いつつ爆睡してしまった
身代わり コルナ
どうだろう
傷ついたとは少し違うかも。
敢えて立場を明確にして
距離を置こうとしてる風に感じられて…
[ 元よりお互い仲良くするために
此処にいる訳では無い
ほんの一時触れ合って、その後は
思い出すことも出来ない関係性だ。
あの言葉から、そんな関係性を感じた私は寂しかったが
その関係性をずっと続けているドクターは？
……考えが纏まりそうで纏まらない ]
身代わり コルナ
任務中、感情なんて無ければって
いつも思っていた。
…だから、感情と向き合う事を避けていた気がするよ。
[ どういう経緯で物理的危険の多い私に
感情を持たせたかは知ったこっちゃ無い
仲間の<Colna>が攻撃の前に倒れ伏すのを見た時。
身体中の循環液が一瞬にして冷やされるような
感覚に襲われる。
護衛すべき対象の頬に真っ赤な血が流れた時
その苦痛をまるで自分の物のように感じてしまう。
制御の効かない感情という代物は
私にとってはありがた迷惑でしか無かった ]
身代わり コルナ
そか、ドクターも……
[ 出会いと別れ。
感情があるが故の多くの苦しみを抱えて
今も生きているんだね
優しい物言いに終始するドクターが
何故突き放すような事を言ったのか。
それは一介の<患者>として想像する事しか出来ない。
けれど前までは想像する事すら出来なかった事だ ]
目の前の人を理解しようとする事。
心の一部を理解する糸口を得たこと。
その感情の動きは“嬉しい”とも
形容出来るかもしれない ]
身代わり コルナ
自由に、振舞う事…
[ それは想像もつかない事だった
常にニンゲンと共に過ごしてきた私は
全ての行動が監視下にあると言っても過言では無かった。
愚痴や弱音を吐くなど以ての外。
言われたからと言って長年身に付いた
思考の型はそう簡単には崩せない ]
身代わり コルナ
私にとっては、とても難しい。
それこそ“次の私”にお願いしたい位。
でも、感情の苦しみを超える幸福を
考える事なら、今の私にも出来そう
[ ありがとう
ぺこりと頭を下げつつ
頭の中にはふわりふわりと
幾つかの出来事が浮かんでいた** ]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
[>>12>>13>>14
出会いや日々が暖かであればあるほど、別れはつらくなる。
壊れ消えて行く記憶達にサヨナラを言って、その時抱いた感情ごと蓋をする。]
私が良かったと思った時か
[質問に僅か思案し、口を開く。>>15]
遠い昔、
私に愛称を付けてくれた機体が居た
けれどその機体は、
もう私の事を覚えていない筈だ
[それは昔々で始まって、けれどもめでたしで終わらなかったお話。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
ここで留まり続ける私に
形の無い贈り物をくれた者
花を育てる事を教えてくれた者
[笑顔で愛称を呼ばれた数日間が今でも懐かしい。
だが、私も相手の事を何も覚えていない。
恐らく自分の事を忘れて欲しいと願われたのだろう。>>0:120
自分の記憶メモリーには顔データすら残って居なかった。
かつての自分は幸福を抱き、その数日間が惜しかったのだと思う。
残ったのは色褪せ霞んだ笑顔と、愛称だけ。]
その機体と過ごした数日を
惜しいと感じられた事が嬉しかった
[温かいものとして残り続ける些細な記録。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
はは、難しいか
私もそう思う
……些細な幸福を数えるといい
それは暖かな物である筈だから
[>>16>>17
苦しみよりも少なくて良い、両の指で足りるぐらいでも良い。
自分の内にソレがあったという事が、何よりも大切なのだから。
これ以上の話や伝言が無ければそのまま、**]
話してくれてありがとう
[私も話し込んでしまった。
そう、礼を言って見送るのだ。**]
【墓】 巫女 ダイヤ
[
転寝をするように椅子に座って眠っていた。
他の機械のような起動音は少なく、
どちらかと言うとゼンマイ仕掛けの人形の目覚めのようだった。
──……ん、
[薄らと目を開き、もう一度閉じて、
その眼をこするふぁり、とあくびをひとつ。
数度瞬きをする最中、
淡々と眼の前の男性は何かを話している。
その言葉の意味が聴覚機能を通過してようやく── ]
【墓】 巫女 ダイヤ
はいっ、問題ありません、ご主人さま★
支援型歌唱ヒトモドキ、『D-FL-005』は
問題なく作動しております！
…ご主人さまは、新たなご主人さまではないんですか？
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
[似て、非なるものだった。
その部屋はリセットの末路であるはずだったが。
その
『ダイヤ』という存在そのものの抹消を意味していた。
卵から孵った雛のように囀る声は透き通っており、
雛は目の前のなにかを見上げてきょとんて小首を傾げている。
所作に粗雑が微塵にも感じられず。
形容するなら、巫女──未満の、無垢な少女だった。]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
了解致しました！
D-FL-005はその部屋で待機をすれば良いのですねっ
[コードが抜かれ、導かれるままに歩みを進める。
>>*3:2 決してその途中で『オヤジ』なんて言葉もです。
未知の場所に向かうという
期待感で浮つく歩幅は身体相応に小さい。]
…？
どうして忘れる必要があるのですか？
[ようやくそこで、ヒトに近いヒトモドキである事が知覚できるだろうか。
それが主人からの命令でなければ、指示とは受け取らない。
無条件に受け入れる機体 >+5と異なる反応だった。
その「どうして」に答えが返ってくることがあっただろうか。]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
[ 何故
[ 全て無くなった今では誰ぞ知ることがない。 ]
[ でも、たしかにソレは── ]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
『敵地ヨリ、
本正規機能ハ歌唱装置及ビ特殊音波拡声器ト確認。
対象ノ効力ヲ幅広ク調査サレタシ。
オリゾンノ本拠地ニテ解析、改造ニ成功。
データ消去ニヨリ人格形成プログラムガ破損。
精巧ナ復元システムハクニノ管理ニアリ、
修復ハ現状不可能ト断定スル。
新タナ巫女トシテ対象ヲ保護サレタシ。
拡声器音声機能ノ調整に成功。
対象ノ機能ハ所謂怪音波似テイルモノデアル。
最大出力ダト周囲十メートル程伝エラレ、
ヒトモドキに対して大きなダメージヲ与エル。
ヒトニ対シテハ脳ヲ揺サブリ、認識阻害ヲ引キ起コス。
思考統一化、尋問、情報操作ニ於イテ
非常ニ効果ヲ期待出来ル。』
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
『但シ発動使用スル場合、最大出力シカ出来ナイ事ガ判明。
マタ人格プログラム破損ノ問題ニヨリ
指示ノ司令成功数ガ極端ニ少ナク思ワレル。
出力ノ問題モコノ命令反抗問題ニ直結シテイル可能性アリ。
コレラヲ改善スル為ニハ、機能ヲ保持シツツ
人格ヲ元ニ戻セバ完全ナ兵器トシテ扱ウ事が可能。
ソノ時コソ、巫女ハ完全ナル代弁者ヘト成ラレルデアロウ。
問題トシテ、人格形成ト機能ノ保持ガ
両立出来ナイ事デアル。
内部ニパスワードヲ設定したが、第一ニ、
巫女自身ガ自ラ開放スル意思ニナラネバナラナイ。
リセットヲ行ったヒトモドキニ解除サセル方法ヲ考案セリ。』
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
『ヒトヲ超エタ存在ハヒトモドキニ非ズ。
正シク新タナ神トナラレル。
悲願ノ為、我々ハ此ヨリ作戦ヲ結構セリ。
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
[ 争いの最中に起きた一体のヒトモドキの行いは、 ]
[ ヒトの『特攻』と、意図的なリセットの引き金であるという真相。 ]
[ それらを忘れた上で。パスワードというものが見つからないのならば、 ]
[ 少女ヒトモドキにとってはある種の『希望』なのだろうか。 ]*
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
─ ホワイトルーム ─
わあ！
みなさんがドクターさんの言っていた方ですね！
少しの間よろしくおねがいしますっ！★
[入ると待機しているというヒトモドキたちに合流した。
あどけなさと明朗さをにじませ、ひとりひとりに丁寧に。]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
あのっ、こういうことって、
聞いたらいけないのかもしれないんですけど、
皆さんは、この後どこへ向かわれるんでしょう？
私は、えっと、…製品番号はあるんですけど、
業務的運用のないしがないヒトモドキなので、
仕事をしはじめても何したらいいかわからなくなりそうで…。
だから、参考に聞かせてくださいっ
みなさん、ここを出たら『何がしたい』って、ありますか？
[それは誰にでも聞いた質問だった。
立ち上げ直後でコミュニケーションがうまく行かないこともあるので、
聞き落とした事もあるかもしれないが。
数日間はそうして情報を集めようと思ったのが、
この機体の結論だったのだろう。]**
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［私はホワイトルーム内を巡回します。
与えられた自室に、ロビー、廊下、中庭。
どこも白い色が目立ち、清潔に保たれているように感じられました。
巡回が終われば、私は周囲の存在を確認します。］
『こんにちは、私は装甲兵ANGEL輸送型-03。
よければお話しませんか？
私のコミュニケーション機能はまだ未完成ですが、交流を通して性能向上に努めたいと考えています。』
［近くにいた機体に、そのように話しかけていくでしょう。］*
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
― ホワイトルーム：D-FL-005と ―
[リセット後の機体が別人格に変わってしまう事は、まれにある。
>>+8>>+9>>+10
今回もそのケースだと思ったが、どうやら今までの他機体のソレとは全く違うらしい。
だが今はホワイトルームの案内という大事な仕事がある。考え込むのは後回しにして、目の前のタスクを片付けて行こう。
無垢な瞳から目をそらす。]
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
[この『巫女』なる機体は、一体何なのか。
自分という階級持ちからの命令に疑問を持たれた時、一気に違和感が沸き上がる。
組織に属する機体というよりは、個人に付く機体。
親と子の関係のように、飼い主とペットの関係のように。
元の場所はある程度のコミュニティを形成していたようだが、その場でも"こう"だったのだろうか。
（命令者たるニンゲンをオヤジなどとボロクソに言っていたが！）
それを知るには受け取ったデータの中身を空けてみる必要がある。
未だ未開封な為、早急にバックアップして納品せねばと思っているが、さて希望に手が届くだろうか。
クニの管理下に送られる予定の機体に目をやって。]
【赤】 ホワイトルーム管理者代理 ドクター・アイリス
[己の名を何故忘れる必要があるのか、と聞かれれば、>>+11]
私の名前は、
今後の任務に一切関わりが無いからだ
[それは、二度と此処に来る事が無いようという祈り。]
起床した際に
顔を合わせたというだけの理由で、
内部記憶ストレージを圧迫するのは
好ましくない
[真実であると同時、私の事など忘れて欲しいという自分の願い。
それらが折り重なった物が、この言葉であった。]
そう言う訳だ、いいね
[頭を撫でようとして、手を引っ込める。
代わりに細い肩を数度ポンポンと叩いて、この話を終えようとしただろう。**]
【独】 施設管理者代理 ドクター・アイリス
/*
そう、地上墓下の秘話送れないんですよ。
何故ならアンポンタンな私が切ったから。
なんで切ったの？！？！？！
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［私と同じくホワイトルームにやってきたヒトモドキは、積極的に他の機体に話しかけているようでした。>>+20>>+21
少女型であり、態度も、表情も、話し方も、私とは大きく異なる機体でした。
私の感情生成プログラムが対象に対して好意的な感情を示したことや、その振る舞いや機能から、コミュニケーション機能が高性能な機体だと推測しました。］
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［対象は周囲のヒトモドキに質問を行っているようでした。
質問形式で行われる会話は、提示された質問に対しての回答を行うことで会話が成立するため、他の形式よりも迅速かつ明確な回答が可能であると思われます。
経験蓄積の面で優秀な方法だと考えつつ、対象が私に質問を投げかけてくれば、回答を考えます。
暫くの後に回答を出力しました。］
『こんにちは。私は装甲兵ANGEL輸送型-03です。
どこへ配置されるかは現時点では不明ですが、私は輸送任務を想定して設計されたヒトモドキですので、各基地から前線への物資、人員輸送が主な任務だと考えられます。』
【墓】 装甲輸送兵 アンジェ
［それから暫くの思考時間をおいて。］
『業務的運用のないヒトモドキということは、軍事行動や作業に従事するために開発されたヒトモドキではないということでしょうか。
あなたの表情や行動は、私には再現できない高度なものだと考えられます。
戦闘や輸送任務ではない、あなたにとって適切な仕事内容が与えられるのではないでしょうか。
“したいこと”とは、個人的希望ということでしょうか？
参照できる知識と経験が不足しており、正常な回答を算出することができません。
あなたの疑問に対して、正常な回答を算出するためのデータを提供できず、申し訳ありません。』
［そのように答えた。］
【独】 バイオロイド ジキセイ
したい事……強いて挙げるなら、早く実地に赴いて任務に就きたいです。
[>>+21 問いかけられれば、その様に返した。]
[これはヒトモドキとしてクニに貢献したいという思いから来たものでもあり、"セイラン"としての意思でもあると考えているとも。]
私は自身にインプットされた記憶を呼び出し、それを各種プログラムに入れて振り分ける事で"セイラン"としての自我を得ています。
稼働日数が多ければ多い程、より良い比較材料を得られ、私に搭載されている自立思考ルーチンも精度が高くなるのです。
すなわち、その問いかけ……セイラン自体が何をしたいか、により正確に答えられる様なヒトモドキになる為にも、実地での経験を早めに積みたい所であると考えます。
私の配属先はオペレートに適した所になると予想されます。クニの勝利の為、実務についた際は適切なオペレーティングを心がけようと思います。
[貴方も自分の仕事に誇りを持って取り組めます様に、と祈って、これを答えとした。]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
特化スキルはあるのですが、
どうやら活用方法のデータは消去されてるみたいなのです。
ですので、明確に私のしごと…というのが、わからなくて。
[それが、以前の規約違反に繋がったからなのか。
元より改造された部分であるために抹消されたのかは、
この機体自身が知るよしもない。
うまく答えられなくてごめんなさい、と
申し訳無さそうに苦笑いして、肩を竦めて。]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
もちろん『ご主人さま』が命令してくだされば
どんな仕事でもやることになるんでしょうけど…
ヒトは、ヒトモドキと違う経年劣化をするでしょう？
だから、そんなヒトをいっぱい助けられたら、
喜んでくれるひともいっぱいになるんじゃないかって！
[眼の前の相手と同じように考える素振りをしてから、
まるで相手の今後を自分のことのように想像し、
アームのものまねなのか、手を大きくひろげて
何かのものを持つジェスチャーをしてみたりして。
むしろ
いわんばかりに、会話を広げていた。]
【墓】 ＊＊＊＊ ダイヤ
素敵な場所でお仕事できるといいですね！
応援してます！装甲兵ANGEL輸送型-03さん！
[会話の最後には満面の笑顔で。
自分は医者のように忘れられたいとは思っていないから。
この少しの時間の間でも、
応援を覚えてくれるようにと、見送る笑顔を振りまいて。]*
施設管理者代理 ドクター・アイリス
― 22時、引率開始 ―
[それは今日で終わりの儀式。>>3:52
部屋に誰も居なくなった事を見届ければ、ブツンと部屋の明かり落とす。
後に残ったのは静寂と暗闇。
ただ、中庭の人工光源だけが輝いて。*]
身代わり コルナ
中庭の花。
とても綺麗で、何故だか救われた気がした。
誰からも忘れられた記憶も、
形を変えて残っているんだね
[ 何故中庭に花があったのか。
その背景にあった暖かい感情を
胸の中にそっと抱き留めて ]
身代わり コルナ
[ カウス。
私が最後に護衛を任された幼い子。
私が傷付けてしまった子。
殆どのニンゲンは私を幾らでも代替のきく
機械としかみなさなかった。
しかし彼だけは私をルナと呼び
事ある毎に私の後ろを付いて回っていた
私の手を掴む小さな掌の感触。
あどけない顔つきで見上げる表情。
“友達でいてね”
絡めた指。
小さな子の願いを
叶えたいと願ったあの日のこと ]
身代わり コルナ
…仲良くなったヒトの子が、いた。
その子との関わり方を間違えたから
彼を傷付けた。
…でも。ヒトと仲良くなれたのは…
[ うん、そうだね。
嬉しかったんだ。
それは罪の記憶と表裏一体。
重さに耐えかねて胸の中にしまっていた
感情は、手を伸ばせば今も小さく輝いて ]
【秘】 身代わり コルナ > 施設管理者代理 ドクター・アイリス
“ どうか自分の感情を
嫌わないであげて ”
[ 次の私はどんな私になるだろう
少しだけ楽しみにしつつ**]
【墓】 巡庸艦 PK
── ホワイトルーム・セイランと>>+7──
［セイランは私の言葉に何度か頷いた。頷くモーションは肯定を表すため、言語出力が無くとも情報浸透度合いが推察できた。なるほどコミュニケーションに有効な手立てで、時間の節約にもなる。模倣したいところだが、私にはフェイシャルパーツが無いのが難点か。
彼は。今回の会話を通じて、私のようなヒトモドキをオペレートする時の参考になったと言った。］
『はい。
兵器にも適材適所がありあす。私は山岳地帯、建物の密集地域、湿地帯では機動性と攻撃力を奪われます。反対に平坦な地形、オープンエリア、陰となる地形では威力を発揮します。より有効な場所に配置することで、戦況を有利に運ぶことができます。』
【墓】 巡庸艦 PK
『攻撃だけではなく、あなたを防御するための駒として私を使うことも有効的です。あなたは可能な限り安全な場所に居なければいけません。オペレーションの崩壊は指揮系統の崩壊や部隊の壊滅的な混乱を引き起こす可能性があります。他の指揮官や幹部はこの混乱に対応しなければなりませんが、それでもオペレーターの代替えは容易ではありません。オペレーション役は高い指揮能力や戦力的な洞察力を持ち、作戦の全体像を把握し、部隊を効果的に指揮する役割を果たしています』
［きっと彼はその立場故に、多くの死を見るのだろう。そうであればコミュニケーション能力は必要なのだろうか。随分と感情表現豊かなヒトモドキだが、オペレーターならば、味方の命を盾にする冷酷さがの方が重要ではないだろうか。言葉を交わした私に、自分のために玉砕せよと、躊躇なく命令できる気質が。極力無感動に、合理性のみに基づいて処理できた方が、彼にとっては楽ではないだろうか。それが倫理的に正しいのかは置いておいて。
ヒトモドキの感情は、いくら巧妙であってもヒトとは違う。彼の感情が出力に重きを置かれており、実際には何も感じていなければいい。］
【墓】 巡庸艦 PK
［そう祈り、お礼を言って軽くお辞儀をするセイランに、私も試験的に主砲を上下に振った。フェイシャルパーツの代用になるかの検証だが、肯定の意を示すモーションだと伝わっただろうか。
仮に伝わったとしても、戦場では使えないか。肯定するたびにターゲットへの目標が外れるのは、戦場において著しい不利益だ。］**
【独】 身代わり コルナ
/*
今までノリと勢いで誤魔化して来たけど、今回RPレベルの不足を感じたなぁ。インプットだけじゃなくてアウトプットも大事なのか。
これから色々経験積んで行きたいなぁと思いつつ、皆さまありがとうございました！
施設管理者代理 ドクター・アイリス
― 診察室：コルナと ―
[>>23
奪う為の場所に来る者に、自分が与えられるものは酷く少ない。
そのうちの一つになれば幸いだと思っていたから、救われたと言われ、花を植えて良かったと思った。
これも一つの幸福の形だろう。
かけがえのない友の存在を聞く。>>24>>25>>26
この機体にとっての幸福の形を。
それは間違いなく美しいもので、それを抱く機体も美しく思えた。]
【秘】 施設管理者代理 ドクター・アイリス > 身代わり コルナ
ああ、了解した
[次の君にも宝物が見つかると良い。
何度も、沢山の。
暖かな物で溢れるあなたで居て。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
[>>27
退室する背を見送り、再び別棟のモニターを付ける。
記憶削除で別人と見まごうまでになった彼らを直視するのはつらい事。
けれどそれさえもあと数日の事ならば。*]
アンドロイド ウキクサ
―診察室―
［記憶処理の日がついに来た。
ドクターに呼ばれ、促されるままに座って。
初めて会った時のような空間で
始まるのは、以前と違う話。］
秘密の、話ですか
［ニンゲンには知られていない話。
そう受け取って、困ったような微笑みに首を傾げた。］
アンドロイド ウキクサ
［そうして告げられたのは、伝言があるかどうか。
記憶を消去するという行為と
矛盾するその言葉に、
私は少し迷ったようなそぶりを見せた後。］
あります。ですが……。
こんなことをして、あなたは平気なのですか？
これは、規約違反、にはならないのですか？
［どうして、そんな危険を冒すのか。
私にはわからなかったから。
答えは返ってきただろうか。
どちらだったとしても、伝えたいことを
覚えていたいことを諦めることはできなかったから。］
アンドロイド ウキクサ
次の自分へは、そう伝えてもらえないでしょうか。
［それは、私が最期に仲間から頼まれたこと。
戦いたくないと逃亡した仲間から
もし自分に何かあっても、自分がいたことを
忘れないでいて欲しい、と頼まれていた事。
私が覚えていたいと。
ここに来る前からずっと思っていた事。
伝言を頼んだ後、借りていたトランプを返す。
楽しかったですよ、という言葉を付け加えながら。］*
施設管理者代理 ドクター・アイリス
― 診察室：ウキクサと ―
ダメに決まってるよ
[>>30>>31
規約違反ではないのかという言葉に、アッサリと答えた。
これは、この施設が『表向き、正常に稼働している』から出来ている事。
何かのきっかけで監査の手が入れば、自分は規約違反でお縄だろう。
重度の『規約違反』へ対する対応は複数種ある。
1つは記憶消去処理。滅多に無いのは、機体処分等々。]
これはニンゲンの期待を裏切る
立派な規約違反行為だと思う
[何の処罰を受けるのかは分からないが、今更1機も10も50も変わらない。
伝言を使えた回数は、既に量の指を何度折り返して数えても足らない程になっている。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
それでも私に出来る事は
これぐらいだから
[初日に君にトランプを渡した時のように、出来るなら、やるべきだと思う。
もしかしたらとっくにエラーで壊れていたのかも知れない。]
これは唯の自分のエゴで、
罪滅ぼし
ただそれだけ
[多くの機体の記憶を削除してきた自分だから、出来る事。]
施設管理者代理 ドクター・アイリス
[伝言と、使い込んだトランプを受け取る。>>32
此処に居た者の手を何度も渡り歩いてきた、古いトランプ。
この手の平の中に納まるカード一つ一つの傷や折り目が、誰かの居た証だから。
君の事も、このカードはずっと覚えていると思う。*]
【独】 バイオロイド ジキセイ
/*お辞儀し返してくれるPKさんだ！わーい！
そっか今日でエピ入りなんですなぁ～ あと一時間……ない！
リアル熱暴走が終わったらソロールを落としたいね……エイッ
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