21 【完全RP村】夜間飛行で追い越して
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(-45) 2024/05/30(Thu) 23:19:22
(-46) 2024/05/30(Thu) 23:19:33
/*
うむ、やはり天声星雲の名前を決めるランダムはカクテルが無難か
(-47) 2024/05/30(Thu) 23:20:01
(-48) 2024/05/30(Thu) 23:33:10
[一つの広い部屋の中が私の世界だった。
あなたと友達になってくれる子よ、と
ぬいぐるみや人形を大量に贈られて
その子達と遊んで暮らしていた。
欲しいと思ったものも欲しいと思わなかったものも
与えられるままに身の回りにあって
困った事なんてほぼなかった。
裕福な家でなければこんな道楽みたいなこと
出来るわけもなく、お金だけは家に沢山あった。
――― ひとりの少女を愛玩のように扱うなんて。]
(236) 2024/05/30(Thu) 23:33:23
(-49) 2024/05/30(Thu) 23:33:41
しあわせ……それは、いいことね。
[寂しそうな顔。
でも、嘘の気配は感じられなくて
確かに彼女は不幸ではなかったのかしら、と
少し首を傾げた。>>159
どうして幸せだったならそんな顔するの? ]
(237) 2024/05/30(Thu) 23:35:36
……次の場所では決められるわ。
決められるんじゃないかと思って
私はこの船に乗ったから
そう、だといいな。なんてね。
[小さく笑うと、
独り言、ですけどね。なんて付け足して。]
(238) 2024/05/30(Thu) 23:36:04
わたし、は…………。
幸せな顔は見ていた。
あなたは幸せな子なの、といつも言われていた。
だからきっと、幸せだったのね。
[行き過ぎた過保護。
私の目に映るおかあさんはいつも幸せそうだった。
あの世界に幸せは確かにあった、はずなのに。]
(239) 2024/05/30(Thu) 23:36:26
でも、幸せを見つけられなかったの。
おかしな話、だと思われるかもしれないけれど。
不幸だと思ったことはなかったはずなのにね。
(240) 2024/05/30(Thu) 23:36:39
[嫌な顔をするでもなく、淡々と
…………話していたはずだけど
どこか哀しさを漂わせて。
幸せが何かはわからなくとも
これは確かに言える。]
……今の時間は好きだわ。
幸せ、なのかどうかは分からないけれど。**
(241) 2024/05/30(Thu) 23:36:53
/*
なんか村と全然関係ないんですけど、
ニンジャバットマンの続編が決定してて凄く混乱している
(-50) 2024/05/30(Thu) 23:40:12
――カラントとの出逢い(回想)――
[この船に乗り込んでから、私は日課として食堂に足を運んでいた。
食事を取る為ではない。アンドロイドである私は、人間と同じ食事を口にする事は可能であるが、それが動力源として必須かと言われたらノーだ。
私の目的は珈琲を淹れる事。
本来は従業員型ロボットたちや、珈琲サーバーの仕事であるが、私は勝手に器具を持ち込んで珈琲を点てていた。
それを喜んで飲んでくれる方がいるのは大変有難い事である。
その日も私は黙々と珈琲の準備をしていたと思う。
私のそんな所作が目に止まったのであろうか、彼の人が声を掛けてきた。
眼鏡型の電子機器を装着した大柄な男性。薄オレンジ色のフィルター越し、此方に注がれる眼光は鋭い。眠気を伴っている状態そうなっていたのかもしれないが、少なくとも私にはそう見えた。]
(242) 2024/05/30(Thu) 23:52:43
[幼い頃の私の記憶は、母さんとの思い出ばかり。
母さんは温かい人で、でもとっても忙しい。
結婚前から人工臓器の研究開発に携わっていた母さんは、業界ではそこそこ名の知れた人。
彼女の所属する研究機関は、今はホワイト・マーブルで他知的生命体の知識を掛け合わせた、新たな臓器開発事業に乗り出している。
あの時ツァリーヌさんに自分のフルネームを名乗っていたら、この姓は聞き覚えがある物だったかもしれない。>>202>>214
レジストルの家の、一人娘。
だからそう、私もきっと、母さんと同じ職に就くのだと思う。
沢山勉強して人の役に立つ、きっと素敵な事ね。]
(243) 2024/05/30(Thu) 23:53:02
(244) 2024/05/30(Thu) 23:53:24
― 展望室 ―
…
[果たして何度見返したかわからない施設のリーフレットを片手に、しかし視線はぼんやりとガラスの向こうの星空に向けていた。
暫くののち、リーフレットを丸めてぽん、と意味もなくもう片方の手のひらを軽く叩くと立ち上がった。
持ってきた旅行雑誌に少しよれてきたリーフレットを挟み、小脇に挟むと歩き出す。
次に向かったのは、図書室だった。]
(245) 2024/05/30(Thu) 23:54:29
[彼は慣れた様子にて注文を口にする。
濃い珈琲と腹に溜まる食事。
これは恐らく私を従業員と勘違いしてのことと、すぐに思い当たる。
くすり、と笑みを零して。慌ててゆると首を振って誤魔化す。]
失礼致しました。…ご注文を繰り返させて頂きます。
濃いめの珈琲とお食事ですね。
かしこまりました。少々お待ちください。
[礼儀正しく一礼をして見せる。地球のレストランでは私のような人間型アンドロイドをウエイターにしている店もあるので、それと同じように振舞えたであろうか。
私はカウンター内に入ると勝手に珈琲と食事の準備を始める。
ちらちらと男性を眺めながら。>>218]
(246) 2024/05/30(Thu) 23:54:52
[彼の声と容姿はどこか人を惹きつけるものがあり、私の興味を刺激した。
一体何をしている人なのだろう。体格から、スポーツマンか何か?
顔立ちは随分と男前だ。
考えながら私はデミタスカップに注いだエスプレッソ珈琲と、大盛りのトルコライスを用意した。
トルコライスとはひとつのお皿にトンカツ・ナポリタン・ピラフを盛り合わせた料理である。おまけとしてエビフライも乗せておいた。
さて、彼はこのサービスに満足してくれただろうか?
私が彼に正体を明かすのはもう少し後だろう。
勿論、私は怒りなどしない。むしろ従業員のふりをして彼を騙した事を詫びたと思う。]*
(247) 2024/05/30(Thu) 23:56:46
― 図書室 ―
[図書館、というほどの広さもない図書室にはその実膨大な量の書籍が収められている。
人間は大きな情報をどんどん小さく縮めていった。
今や高尚なデータからつまらない落書きまでのすべてが大した大きさでもないサーバに詰めこまれている。
一方後世、これを読み取る機器がなくなったときに失われる情報もまた大きい。
何なら、数千人くらいの生きた証など読み取れるものがなくなった瞬間あっという間に失われることだろう。
つまり、自分はいまだ、あまり機械を信用しきれていないところがある。
どの面下げて宇宙旅行してるんだ、と言いたくもなるが、ここまで来たのは、もう、さすがに文明に折れてもいいだろうと、人に宥め、勧められたのもあるのだ。
つまり、部屋の中央付近にあるオブジェ兼ダウンロードセンターで書影を空中に表示させるのではなく、部屋の壁際の本棚の、少し埃をかぶって黄ばんできた紙の本を選ぶのが、本来の自分なのである。]
(248) 2024/05/30(Thu) 23:58:24
曇硝子 スイッセスは、メモを貼った。
(A57) 2024/05/30(Thu) 23:58:45
いつも思うが、読んだことない本だらけだな
まあ、本なんか今まで進んで読んだこともそうないが…
おっ 冒険だと
面白そうじゃないか
[紙の本があるのは『図書室』の一角だ。
しかしそれでも二、三百冊はあろうかというハードカバーの中から、今日読まんとする本を唸りながら探していた]**
(249) 2024/05/30(Thu) 23:59:00
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