19 【R18】アッシャー村の春の祝祭3
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【秘】 錬金術師 ラヴェーナ > 菓子屋 コウセツ
―――……… うん………
[唇が触れるその手前、
ケーキよりも甘い囁きを耳にしながら
そっと目を閉じた。]
【秘】 錬金術師 ラヴェーナ > 菓子屋 コウセツ
ん……… ………
[ちゅ、と触れた唇からは
ふんわりとソーダの香りがした。
当たり前のようにファーストキスなわけだけど……
唇って温かくてやわらかいんだな、なんて
頭の悪い感想が脳裏に過る。]
………んっ、 う……
[触れ合っていたそれが離れたかと思えば
もう一回、もう一回、って繰り返し唇が重なって
縋るようにぎゅうっとコウにいの背に手を回した。
頭の中が煮詰めたジャムみたいに甘ったるくなって
幸福感でふわふわして、ぽーっとして、
君の事以外何にも考えられなくなっちゃってる。]
【秘】 錬金術師 ラヴェーナ > 菓子屋 コウセツ
……… こ、コウ、にい……… ってば
…も、何度も、しすぎ、…… ふぁ……
[憎まれ口とは裏腹に、
喉から出る甘ったれた声は、
むしろもっとってねだってるみたい。
頬を真っ赤に上気させて、
潤んだ瞳で熱っぽく彼を見つめて。
今のボクってきっと、恋する乙女の顔、とかしちゃってるんだろうな。
しすぎとか言いつつ
ボクから止めることは無くって、
コウにいがやめるまで彼に身を委ねていた。**]
【秘】 菓子屋 コウセツ > 錬金術師 ラヴェーナ
[ 漸く秘めた想いが通じ合い、
彼女を腕の中に閉じ込めてしまえば
もう自制なんてものはなかった。
初めて味わう彼女の唇は、
驚くほど柔らかくて。
本の中ではあれほど簡単に済ませられている口付けが、
こんなにも心地よいものだと初めて知った。
一度だけでは足りない。
君の唇の感触を、もっと知りたい。 ]
（可愛い……、
……もっと、君が欲しい）
[ 彼女の手が背に回され、
互いに抱き合うような姿勢で口付けを交わし。
しすぎだと言われてしまえば、小さく笑ってまた口付けた。 ]
【秘】 菓子屋 コウセツ > 錬金術師 ラヴェーナ
すまない…、
すればするほど、もっとしたくなるものだから。
[ 漸く顔を離せば、とろりと熱を孕んだ瞳と視線がかち合う。
ああ、こんな君を前にしてどうして我慢ができるというのか。
もう一度、名残惜しげに瞼の上にキスをして。
抱きしめた彼女の背を、柔らかく撫でた。 ]
どんどんエスカレートしていきそうな自分が怖いな…。
いくらここが周りから見えづらいとはいえ、
薄布一枚しか壁はないわけだし…
店員もきてしまう。
………惜しいな。
[ 何も今、ここで押し倒そうというわけではない。
けれどどうしても、この手を抑えねばならない環境が
少しだけ惜しかった。 ]
【秘】 菓子屋 コウセツ > 錬金術師 ラヴェーナ
…なぁラヴ。
今はこれで我慢をするから……
最後にココで一つだけ、君に強請ってもいいだろうか。
[ 自らのポケットに手を伸ばす。
首飾りとは別にもう一つ持ってきていたそれは、
昨日この村の飴職人に貰った特別な飴。>>0:351
包んでいた布の中には、
長いかりんとうを二分したような二つの黒い飴が入っている。]
シュクルに貰ったんだ。
勇気を出した後、二人で食べられるようにと。
[ そのうちの一本を手に取ると、
彼女の唇に先端をそっと当てがった。]
【秘】 菓子屋 コウセツ > 錬金術師 ラヴェーナ
本当は…
二人並んで長くこの味を楽しむ物だとは思うんだが…。
せっかくこんな形をしているんだ。
君に食べさせてほしいんだが…どうだろう。
[ 長い飴を、彼女の口で。
我ながら大胆なお願いをしてしまっているとは思えども、
せっかく結ばれたばかりの気分の高揚を、
このまますんなり収める事はできなかった。** ]
【独】 菓子屋 コウセツ
/*
可愛すぎていっぱいイチャつきたい…
いっぱいキスしたいと思ってしまい
ラヴちゃんいちいち反応が可愛いからさぁ…
どうしたらいっぱい可愛い反応見れるか考えちゃうな
研究者 シルヴァン
[ お酒の話。フローラはまだ飲んだことがないという。]
そうだね、強い人は水を飲むのと同じ、
なんていうくらいだけど、
合わない人は体調を崩すこともあるらしいから。
[ 案外フローラは強いかもしれないけれど、
どんな酒癖を発揮するかはわからないし。]
ああ、色々少しずつ試してみるといいよ。
一緒にホットワインを飲もう。
[ もう季節は春だけど、暖炉にあたりながら、
二人で一つの毛布に包まってワインを飲むのを
想像してしまって、にやけてしまった。
それはとても穏やかで、とても幸せなひとときだろう。
…それに。]
初めて…。
フローラの“初めて”に付き合えるのは光栄だ。
【削除】 研究者 シルヴァン
[ 髪飾りの話になると、彼女の笑みにさらに輝きが増した。
彼女が花屋さんになったことは
当然知っていたけれど、
皆が身につけている花飾りが、ほぼ彼女の作品、というのは、知らなくて。]
すごいな…。
フローラは頑張ってきたんだな。
[ 6年間という時の重みを改めて知るのだった。]
僕のおかげ…？
ああ、フローラなら、
綺麗な花を咲かすことができるって、信じてたから。
[ 夢を叶える力を持っている、と。
自分のしたことは些細なことだとは思うけれど、
こうして感謝してくれるのは、嬉しくて。]
どう、いたしまして。
フローラの役に立つことができて、嬉しいよ。
研究者 シルヴァン
[ 髪飾りの話になると、彼女の笑みにさらに輝きが増した。
彼女が花屋さんになったことは
当然知っていたけれど、
皆が身につけている花飾りが、ほぼ彼女の作品、というのは、知らなくて。]
すごいな…。
フローラは頑張ってきたんだな。
[ 6年間という時の重みを改めて知るのだった。]
僕のおかげ…？
ああ、フローラなら、
綺麗な花を咲かすことができるって、信じてたから。
[ 夢を叶える力を持っている、と。
自分のしたことは些細なことだとは思うけれど、
こうして感謝してくれるのは、嬉しくて。]
どう、いたしまして。
フローラの役に立つことができて、嬉しいよ。
研究者 シルヴァン
…ああ、うん。
[ それから、頬を膨らませて不在を責められれば、
ごめん、って繰り返すしかなくて。
過去の自分に助言することができるなら、
我慢しないで、フローラにも会いにいけって
言っているけれど、あいにくそんな魔法は、
自分の知る限り、存在していない。
変えることができるのは、
今の、そして未来の自分だから──]
研究者 シルヴァン
大丈夫。もう一人で遠くにいったりしないよ。
さみしい思いはさせない。
ああ、そうだね、二人で旅をするものいいね。
うちの両親みたいに。
[ 貿易商を営む父は、母とともに、年中旅をしている。
幼い頃から、両親不在が当たり前すぎて、
いなくて淋しい、という感情を抱いてこなかった。
両親はいなくても屋敷には
自分の面倒を見てくれる人がいたし、
病弱であまり活発でないながらも、友達はいた。
屋敷にある本を読んでいれば、時間が過ぎるのも早かった。]
研究者 シルヴァン
[ どんな勉強をしていたか、と問われば。]
…魔法学全般、かな。
魔法史とか、ルーツを辿るのも楽しいよ。
中でも、実践に役立ちそうな薬草学に惹かれて、
研究所もその関連の方に進んでね。
[ それもあって、
一人村に戻っても研究を進められるのだと。
定期的な報告等はしなければいけないけれど。
それに、屋敷には魔法関連の書物が沢山所蔵されていて、その整理もしなければならない。
見知らぬ国への憧れはある。
だから、コウセツの留学も羨ましいと思った。
でも、フローラなしで王都に行くことすら、
もうできないのではないか、と思うほど、
寄り添ってくれる君から、離れたくなくて。]
研究者 シルヴァン
たとえフローラが、もう飽きたっていっても、
君の側から離れないよ。
[ もちろんそんなことは言わないって信じているけどね**]
【秘】 錬金術師 ラヴェーナ > 菓子屋 コウセツ
[謝りつつもまた口づけが降って来る。
小さく笑う顔には何だか余裕が窺えて
何だかんだ言ってやっぱり
年上の男の人なんだなって、思って。
そんな所にもドキドキした。
ようやく唇が離れて行っても
まだ頬が余韻で火照ってるまま。]
お、惜しい、って… っ エスカレートって、なに…
…そ、そうだよ、…その幕、捲ったら見えちゃう、じゃん……
[さらっと何だか大胆発言された気がして
まごまごしてしまう。
いや、キスくらいなら…
店員さんも見て見ないふりしてくれるだろうけど、
こんなとこで変なことしちゃそりゃだめでしょう。うん、だめ。
……っていうか、その……]
【秘】 錬金術師 ラヴェーナ > 菓子屋 コウセツ
（こ、コウにい、って、ボクと、そういう……
"そういう"ことしたいって、思ってる…のかな）
[こんな…胸もないし…大した凹凸もない体型の、ボクだけど……
いや、でも、思ってる…んだよね？
平然としてるように見えなくもないけど…
女の子として好きって、お嫁さんになるって、そういうことだもんね。
うわ。うわ。うわ。
今までそんな素振り見てこなかっただけに。
なまじ生々しいキスの感触を知ってしまったから。
そんなこと、考えただけで、
想いが通じ合った甘ったるい幸福感とはまた別の、
じわわわ、と身体の芯が熱を帯びるような、
変な気持ちでもじもじしてしまう。]
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